酔うと記憶をなくす彼は俺を抱く。嬉しいなんて、好きなんて……絶対言えない。

足立と賢太郎のかくしごと。

adachi to kentarou no kakushigoto

足立と賢太郎のかくしごと。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神86
  • 萌×29
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

194

レビュー数
11
得点
472
評価数
98
平均
4.8 / 5
神率
87.8%
著者
おんせん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784781624136

あらすじ

人見知りで口下手な大学生の賢太郎は、
明るく人気者の同級生・足立に片想い中。

普段は猫しか話し相手がいない賢太郎だけど、
足立が気さくに接してくれるおかげで、
二人きりの宅飲みをするほど仲良くなった。

友人として、足立と一緒にいられるだけで嬉しい。
でも賢太郎には彼に言えない秘密がもう一つある。

「触ってもらえるのは嬉しい、だけど……」

自分を抱いていることを、酔うと記憶をなくす足立は知らない。

記憶のない彼を利用してエッチをしていることに、
罪悪感を覚える賢太郎だが――。


コミュ力高いおしゃれイケメン×人見知り口下手男子のじれキュン両片想いBL
その後の二人が見れる描き下ろしは19P収録!

表題作足立と賢太郎のかくしごと。

大学生
大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「恋人になった賢太郎」「恋人になった足立」「春翔に報告」「好きと好き」「デート中」「帰り道」「ほろ酔い…」、あとがき

レビュー投稿数11

昔の王道の良さがある?

なんて可愛いお話でしょう!

小中学生の頃に読んでた少女漫画を思い出します。
人見知りで口下手でうまく話せない主人公。
明るくて誰にでも話しかける人気者のヒーロー。

賢太郎が少しずつ少しずつ勇気を出して話すところをちゃんと足立がわかってくれてて。
コミュ障気味なところもわかってくれてて、フォローもしてくれて。

賢太郎が酔った足立が他の子とあんなことするの嫌だ!って葛藤して勇気を出して飲み会に参加して!頑張ったね!!
もう共感の嵐です。私には足立のような存在はいませんでしたがね。

賢太郎の口から聞きたい、もっと思ってること言ってほしい。待ってた足立。ええやつや〜。

こんなに純粋で俺が俺が!な出しゃばりじゃなくて一緒にいて落ち着く賢太郎の良さがみんなにバレちゃう〜と嫉妬する足立。

はぁ、やっぱり王道は良いですね。王道たるだけあります。

足立が飲みに来る日は実は賢太郎は…。ひゃ〜!頑張ったね!

大人しい子が勇気を出してヒーローとくっつくお話でした。

1

可愛い大学生たちのじれったい両片想いにキュン!

初読み作家様。ちるちるの評価ランキング急上昇で気になり、試し読みしたら二人ともすごく可愛くて、特装版を読んでみました♪
(前作「葵さんえっちしよ!」のスピンオフ(?)なんですね。でも未読でも大丈夫でした。)
電子特装版で213ページ。(以下ネタバレあります)

内気な大学生の賢太郎(受)は、友達で人気者の足立(攻)に片想い中。一緒に宅飲みすると酔った足立とエッチしてしまう。でも朝になると足立は忘れていて…というお話。

絵柄が可愛らしくてほっこりしますね〜。
ちびキャラがよく出てくるんだけど可愛い♡
賢太郎はそばかす&一重の平凡くんで、性格も内気でオドオドしてる。でも時々すごく可愛い表情になります。
足立は明るい人気者の長身イケメンくん。八重歯と笑顔が可愛い。ピアス多めで口ピもしてるけど、性格は普通にいい子。

受け視点と攻め視点で描かれて、読んですぐに両片想いなんだな〜ってわかる感じですね。
初めからゴールが見えてるストーリーなので、可愛い大学生のもだもだした両片想いを「も〜、どうなるのかしら、ドキドキ♡」と見守る気持ちで読みました。

序盤に、こんな陽キャそうな足立が内気な賢太郎のどの辺を好きになったんだろう?と思ったので、中盤攻め視点でその辺を丁寧に描いてくれて楽しかったです。
足立は明るくて人気者だけど、内面は結構素朴で可愛いワンコな性格なんですよね〜。
でも結構独占欲強くて嫉妬しちゃったり、賢太郎に何度も「かわいい」って言ったり、すごく好きなタイプの攻め君でキュンとしました♡

可愛い二人だけど、濡れ場やキスシーンもちょこちょこあって、足立は色っぽいし、賢太郎はえっちで可愛いくて良きでした♡
ラストの両想いエッチで、やっと名前呼べた後の二人の幸せそうな笑顔、可愛かったな〜♡

描き下ろしが19ページで、小さなエピソードから恋人エッチまで盛りだくさんなのも楽しかったです♪

「葵さん〜」の二人が結構出てきたので、既読の方がより楽しめそうですね。
(こちらは年上男前攻め×ワンコ受けの歳の差CPのようです)

特装版の小冊子は29ページ。
初期設定、イラストラフ、SNS公開済みイラスト(漫画もあり)、描き下ろし漫画(『今日は足立が準備してくれるみたいです』)10ページ、ペーパーなどなど、盛りだくさんで楽しいです♪
描き下ろし漫画は短いながらもえちえちでした♡

とっても可愛い大学生CPのじれもだな両片想いのお話でした。ずっと可愛いな〜って思いながら読みました。
描き下ろしや特装版小冊子も、内容盛りだくさんで、とっても楽しかったです♪

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白ですが、可愛いストーリーと絵柄なので、この修正でOKかなって感じました)

1

賢太郎が健気でキュンキュンします

おんせん先生の作品は毎日ほのぼの、ほわほわさせられるのですが、「足立と賢太郎のかくしごと。」はキュンキュンが強めに入っております。とにかく、2人が早く気付いてってなります。とても大好きな作品です。

1

可愛いすぎる隠しごとにキュン♡とするーー!!

読み終わって気付いたのですが、もしや「葵さんえっちしよ!」のスピンオフ的作品でしょうか??

そんな今作は、葵が叔父にあたる人気者な足立と人見知りで口下手な賢太郎との、とびきり可愛すぎる両片思いのお話でした!!


出逢いは、大学の授業。
シャーペンを忘れた賢太郎に、隣の席だった足立が貸すことから始まります。

派手な見た目と裏腹に、意外と静かな内面な足立。

賢太郎の隣は居心地が良くて。

で、わりとすぐに賢太郎のことを可愛い! 好き!と思うようになるのですが、二人でお酒を呑んだ席で致してしまって以降、賢太郎とは酔うと抱き、けれど目が覚めると覚えてないという流れになってしまうと誤解させてしまっています。(この辺が足立のかくしごと。賢太郎のかくしごとは、足立のことを好きなのに友達のフリしていること!)

もうね。
このモダモダが切なく、早くどうにか両想いになれーー!
足立、賢太郎のこと好きすぎて嫉妬しまくりじゃん!!
イケメンの執着、最高オ!!
と、ヲタ特有のクソデカひとりごとをぶつぶつ呟いてしまいました。

とにかくカワイイが詰まっているすれ違い両想いがBLなので、全腐の民は読んで、キュンと身悶えてほしい1冊です!

2

大・大・大好きな作品

Twitter(X)やpixiv FANBOXで掲載されていた『君の名前を呼びたい。』が少し生まれ変わって、商業化デビューの話が出た時は、嬉しくて嬉しくて出版社様やおんせん先生に感謝
でした。
コミュ障で大人しい賢太郎と、明るく周りに友人が多い足立。正反対の二人が共に恋に落ちたのに、伝えられない想いがたまらなく切なくて胸をざわつかせるのです。
その心の機微も繊細で、おんせん先生の描かれる両片思いが大好きです。
焦れ焦れモダモダとしたが故の、ハピエンがとても幸せに感じます。

酔った勢いにまかせて繋がって、その時の記憶がない足立。
好きだから繋がりたいという想いと、罪悪感に苛まれるその狭間で揺れる賢太郎の気持ちがひしひしと伝わって胸がぎゅっとなる…
呼びたくても呼べない名前…なんて秀逸なんだろう
足立目線から見た時も、何故伝えてあげないんだろと焦れ焦れするのだけど、足立の気持ちも分からないでもない
『君の名前を呼びたい。』は二人の想いにかかっているのかと気づいた時は、おんせん先生お見事でした(拍手)
商業化に向けてタイトルが『足立と賢太郎のかくしごと。』に決まった時はなるほどと思いました。
足立も、賢太郎も可愛いくて大好きです。
ぜひ、沢山の方に届いて欲しいと思います。

2

涙すら可愛い

控えめながらも柔らかく微笑みかける賢太郎と
そんな賢太郎への愛おしさがただ漏れな足立。
そんな構図(に見える)の表紙がめちゃくちゃ可愛くて、読む前からほんわかした気持ちに。
この癒される感じがおんせん先生の作品らしいなーと思いつつ、"じれキュン"な恋の行方をしっかりと見守らせてもらいました。

自分の思っていることを人に伝えるのが苦手で
頭の中でアレコレ考えているうちに微妙な空気になり、そして人付き合い自体が苦手になるというループから抜け出せずにいる賢太郎。
自分を変えたいと思いつつもなかなかうまくいかずにいるときに足立と知り合って、彼の優しさに救われてやがて惹かれていくわけです。
ここだけ見れば淡く可愛い恋心という感じですが
『かくしごと』部分はかなり大胆で、
好きという気持ちが人を動かすパワーってすごいなぁ。と、妙に感心してしまったのでした。

がっつりセックスしているのに酔っているから記憶が無いと信じ切っている、ちょっぴり抜けているところすらも賢太郎の魅力として映ったので、
足立が好きになったのも納得でした。

ふたりの仲を裂かない程度の当て馬的キャラがいたり、拗れすぎないすれ違いがあったりと
山場はしっかりあるけれどもふわっとした優しさがあふれる展開に癒されます。
ふたりの幸せいっぱいな笑顔がすっごく素敵で、
こちらまで温かい気持ちにさせてもらいました…!

3

とってもかわいい2人♡

おんせん先生の作品は全部好きですが、こちらの作品もけんちゃろが真面目で一生懸命でがんばれ〜って応援したくなる大好きな作品です。足立にいつもドキドキしてるけんちゃろがかわいい♡ほっこり優しい気持ちになります。pixivの時から読んでいた作品が単行本になり、嬉しいです!

3

応援したくなる受け(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

大好きなおんせん先生の創作時からずっと応援してた賢太郎と足立の物語╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯
賢太郎が本当に応援したくなる位に愛おしい!!
ふと見せる表情の可愛らしさにも悶絶♡
足立もイケメンで本当にけんちゃろのこと想ってて素敵です!!!けんちゃろと飲んでる時のふにゃふにゃは可愛いが溢れてます!!
中庭での2人と1匹が可愛くて癒しで永遠に続いて欲しい空間です\⁠(⁠^⁠o⁠^⁠)⁠/
最後けんちゃろが勇気を出した所が感動して、誰もがけんちゃろ頑張ったね(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)!!!ってギュンってきます!!!
本当に本当にけんちゃろが可愛いし、ちょろっと春翔や葵さんも出てきて嬉しさ倍増ニッコリです!!
可愛いけんちゃろが頑張る姿を応援したくなる、更に大好きが溢れ出る作品です!!

5

かわいい勘違いのすれ違い

おんせん先生お得意のかっこいい攻めとちょっと野暮ったいけどかわいい受けによる両片想いの物語です。今作は大学で出会った人気者の足立と猫しか話し相手のいない賢太郎がメインカプになります。実はこのふたりはおんせん先生の「葵さんえっちしよ!」のマインカプと関わりがあったりします。(その様子は後半にちょっと楽しめます)
大学の授業でたまたま隣になった足立にシャーペンを貸してもらってから、賢太郎は足立と仲良くなり彼の優しさに惹かれ好きになります。でも口下手でなにを考えているのかわからないと言われてきた賢太郎は自分に自信がなく、足立の友だちとして恥ずかしくないようにがんばる様子がとてもいじらしくてかわいいです。

ある日、勇気を出して足立の参加する飲み会に一緒に行くことにします。はじめての飲み会での賢太郎の様子に献身的な足立に読者は萌えること間違いなし!互いに別の相手に嫉妬したり、突然キスしたり、だってどう見たって足立は好きって伝えてるんですよ。
二次会を断って、ふたりだけで部屋飲みをすることにします。その後、いい雰囲気になってセックスしちゃうんですが、賢太郎は自分にかわいいという足立を信用できなくて翌朝も足立の記憶がないと信じてなにもなかったふりをしてしまいます。足立も賢太郎の本当の気持ちを言葉にしてもらえないから、そのままなかったことにします。そしてその後もふたりは足立が酔っぱらうとエッチをする関係になります。

ふたりとも好きなのに素直に好きだと言えないうちにだんだん拗れていくし、友人関係も変わってちょっとした当て馬くんも出てくるし・・・という割と定番の勘違いしたすれ違いによる両片想いBLですが、受けの賢太郎のかわいい泣き顔や攻めの足立の執着、そしてかわいいミニキャラなどを楽しみながらモダモダきゅんきゅんがとてもかわいく描かれていきます。

賢太郎ががんばって足立に相応しくなろうと、ちゃんと伝えなきゃと思い勇気を出す様子などとてもよかったです。少しずつ変わっていく賢太郎を一緒に応援したくなる作品になっています。

5

甘さと切なさの二重奏

甘いのに切ない
切ないのに甘い
好きだから言えない恋する相手との秘密のセックスは、嬉しい気持ちが半分…悲しい気持ちが半分で、あるはずの事実をないことにしてしまう賢太郎の臆病な恋心に胸がズキズキと痛みました。


陰キャな賢太郎と陽キャの足立はタイプが違う2人ですが、とても気の合う親しい友人関係です。その親しさは宅飲みしたときに最も顕著になり、足立が酔っているとき限定でセックスするような秘密の関係に。……好きな人を目の前にしても名前が呼べない、呼んでももらえない、、、行為自体は好きな人と肌を重ねていて幸せなはずなのに、心は満たされない不毛な関係がとても切なく映りました。

賢太郎視点でみると、足立との関係をハッキリさせようとしない不器用さにもどかしくなってしまうのですが、そんな賢太郎視点であっても足立の賢太郎への好意はビシビシと伝わってきます。それが賢太郎の切ない恋心をフォローする安心材料となっていて、足立の嫉妬やアプローチにはニヤリとさせられました( ̄∀ ̄)
ヤることはヤってるのに、どうして肝心の気持ちだけは伝え合わないのか。どうしてこんなにも近い距離にいながら、想う気持ちに距離があるのか。彼らの両片想いは焦ったさの塊です。

賢太郎視点がメインの物語ですが、足立視点もちゃんとあるので、足立が賢太郎に寄せる想いも、好きになった理由もちゃんと語られています。
足立も足立で、賢太郎との「かくしごと」にはモヤる気持ちを抱いていて、やはりこの関係に2人とも納得いっていないのだなと分かりはするものの、嫉妬や勘違いが拗れを増幅させる展開が余計にズキズキ感を煽りました。
それもこれもクライマックスの幸せラブラブのための足掛かりだと思えばこそ耐えられるんですけどね。


賢太郎の控えめで健気な恋とか、足立の見守りとか、そんなんひっくるめてこれまで物語を占めてきた切ない感情をゼロにするあまあまハッピーなエンディングは、めちゃくちゃ最高でした!もう賢太郎の悲し涙を見なくて良いんだなと思うだけで嬉しさいっぱいです( ´∀`)
描き下ろしでもセックスシーンがありますが、足立の名前を呼びながら好きだと言える幸せを噛み締める賢太郎にウルッときちゃいました。素直な賢太郎がとっても可愛かったです。

2

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