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noppiki naranu
美しいです。
それはもう特上。
寅次は奉公人として千枝屋に入り、他の者たちとも勿論お天とも馴染んで、夜は八重辰としっぽり…?の充実した日々。
…のはずが、とんでもない「招かれざる客」が⁉︎というのがこの2巻。
贔屓客の孫が絵描きとなり、八重辰の困った顔を描きたいとわがまま三昧。
千枝屋の中も勝手に歩き回り、偶然寅次と八重辰が「口吸い」してる現場を見てしまい、その時の八重辰の顔だ‼︎となって、千枝屋に泊まり込む。
正にお邪魔虫!
寅次も八重辰もいちゃいちゃ不足でお疲れ感倍増。
この辺、読んでて超〜イラッときたわ…なにこのお邪魔虫!
こいつのせいで八重辰の後妻騒動が起きて寅次が不安定になるし。
そこからの流れで寅次の過去、7年間の生業と苦しみの日々がここで明かされる。
なるほど〜。
お天は明るく育ち、寅次との関係性も明かし(みんな知ってるけど!)、とりあえず引っ掻き回された事でまた一段と結びついた寅次と八重辰。八重辰も強くなりました。
予告を見ると、次もな〜んか波乱がありそうでとても心配です。
描き下ろしは、江戸の腐女子が現場を覗いて卒倒というお話。
寅次の全身の彫り物がカッコいい〜!そこは星x5。総合「萌x2」。
1巻から続いて奉公人達がみんな二人に優しい!見た目に反して真面目で骨惜しみなく働く寅次と、自ら率先して動く八重辰に皆が一目置いておりこのまま平穏な日々が送れたら良いのになぁと思っていると、猿北という知り合いの孫である若い絵師が千枝屋にしばらく住み込み、八重辰を描きたいという2巻。
猿北の登場で出番は少し減りますが奉公人の忠太、娘お天も元気にしている様子をしっかり楽しめます。
こふで先生の絵がさらにさらに素晴らしくて全ページ、全コマ堪能しました!
料亭のお部屋内部やお庭の景観、池の鯉。
二人の地位や性格に合った着物や手拭いの柄。
小さなコマですが欄間や衣桁、見事な細工の料理など丁寧に描写されています。
奉公人として同じ屋根の下に暮らし時々逢瀬を重ねられ十分に幸せな寅次。八重辰が大切にしている千枝屋とお天を自分も一緒に守り支えていけたらば、という気持ちのはずが…という心の内の変化に悩む姿が見れます。
虎の寅次の健気さを後半に沢山感じ泣きながら読みました。
桜で始まり夏までの物語。それも言葉ではなく絵で表す辺り、やっぱりこふで先生のセンスってすごいなぁと思いました。
絵が最高にきれいで、一番推してる先生の作品です。
今回はブルーを基調とした表紙で、
表紙だけで本代の元はとれたと思う。
ストーリーとしては当て馬役の絵師さんが出てきて物語を進めていきますが、当て馬らしくないのが良い。(八重辰に惚れていて、物語をかきまわしはしますが、とられちゃうとかそういう感情はわかないので、安心して読めるし、受け入れられるキャラクターです。こふで先生の書く当て馬はそういう感じなので安心できる)
あっという間に読み終わってしまったのが寂しい、3巻がもう待ち遠しいです。
コミックスは1冊2、30分で読んでしまうこともありますが、
こちらの1冊はじっくりじっくり、1時間ぐらい(それ以上?)かけて読み込みました。
耽美で、暖かいのだけど切なく、読後は余韻でしばらく惚けてしまった。。
大好きなシリーズの、待望の2巻です。
しかも巻末には第3巻のお知らせが…!(歓喜)来年の秋頃出版予定だそうです。
生きる目標ができたー…!
なんとも耽美な世界観、江戸時代の店の主人×奉公人。
1巻ラストで千枝屋を出ていくと決めた寅次(攻め)を、必死の思いで追いかけてきた八重辰(受け)。
二人+お天ちゃん、三人で一緒に生きていく決断が胸熱だった1巻ですが、
2巻は新キャラ(当て馬…と言えるかな?)が出てきてワチャワチャ。
その上雲行きの怪しい噂(これも新キャラが関係)に寅次の心が掻き乱されて…という波乱展開のあるお話でした。
心から愛し合う二人だけど、約束事として決めた”けじめ”を守り抜く姿が
本当に潔くて、強くて、カッコ良い。。輝いてます。
昼は「主従」の関係を忘れないこと、そして何をおいてもまず「天」のことが
第一であること。
お互いじっくりゆっくり体を重ねたくともなかなかその願いが叶わぬ環境で、
それでもそんな「今」を幸せだと噛み締めるー
そんな健気な姿、特に攻めである寅次の心情に共感しグッときて、
1巻以上に胸が熱くなる2巻でした・:*+.
男同士で、身分や立場やその他もろもろ一筋縄ではいかない関係だけれど、
愛する男が背負っている大事なものを任される。
それをきっぱりと「幸せ」と忠太に言い切る寅次の愛の大きさ、深さよ…!
多幸感と感動で、なんだか泣けてきてしまうシーンでした。。
今回二人の仲を引っ掻き回す猿北(えんぼく)も、クセは強いけれど全く憎めない、愛すべきキャラでした。
意地っ張りでウブで天真爛漫で二人をかなり振り回すんですが、
天ちゃんと一緒に蟻の行列を見て遊んでいたり、自分が噂の出どころになり
二人に迷惑をかけたことを素直に謝り、店を出ていくなど、その潔さが心地よく
そして面白く、可愛がりたくなる不思議な魅力に溢れたキャラです。
八重辰への無自覚な恋情を拗らせた結果の…というオチ(なのかな?)にも
クスッと笑ってしまいました(*´艸`)
大きな不安を乗り越え、並んで共に”この先”の夢を見ることができるようになった
二人。
待ち受ける先にまだまだ見えぬ不安はあるけれど、”決して離れない”という思いを
さらに強くした二人の絆は堅い…!
なにせ会えずにいた7年間、”擦り切れ足の生霊(いきすだま)”という名前がつくほど
八重辰のことを追い求め続けていた…という、今回明かされた寅次の過去。
一途すぎる(”執着”でもあるけれど、あえて一途と言いたい)寅次の姿、
こんなの胸熱すぎて泣ける…!!( ; ; )
そして。
そんな寅次の想いに応えるように、寅次の不安をまるごと取り除こうとする八重辰(受け)、その男気と覚悟に「あっぱれ!」としか言葉が出ません。
店の者にも二人の仲を正直に話し(その前にみんな気付いていただろうけども)、
二人の時間を取って不安を吐き出させようと努める姿が美しくて眩しかった…✨
とても綺麗で美しい形で終わったこの2巻。
3巻に続くということはまた何か新たな波に襲われるのか、、?と少し心配になりますが…
揺るぎない二人の絆は、ちょっとやそっとのことではダメージを受けないぞ!と
信じて、楽しみに続刊を待ちたいと思います。
耽美で熱い熱い美丈夫たちの物語、本当に最高に最高の続刊でした・:*+.
何一つとして文句なし!の、「神」評価です。
何から書いたらいいのか、、、
恋焦がれた寅次と八重辰の第二章
先ずは手元にお迎え出来た事で天にも昇る気持ちとはこの事か、、、と感無量
そしてページをめくり、クライマックスから始まるような展開に夢か現か…夢見心地の無我夢中
はぁぁぁーーー・・・…‼
感嘆の声が止まる所知らずの天井知らず!!
天にも昇る気持ちでお迎えした私の天井は際限なしの限界突破
何と‼愛して止まぬこのお江戸の活気と情に彩られたノっぴきならねぇ世界はまだまだ続くってぇ話しじゃねぃかいお前さん⁉って事で…!第3巻は2025年秋頃発売ってェ話しです٩(ˊᗜˋ*)و
これはまたまた生きる活力、頂きました!!
っと…!その前にこの2巻‼
前回の劇的な再会からの新たな仕切り直しを始めた寅次と八重辰さん
千枝屋で主と奉公人として働き出した2人には掟がある───。
と始まります
予想以上の幸せモードに始まりから心が騒めきます
目の前の穏やかさに心満たされながらも読み手として頭を過るこの先の事、、、
そうです、人生山ありゃ谷あるさ、、、と
序盤で山を迎える事をそのままに受け入れられない読者の性www
そして迎える2巻の嵐
さてさて嵐の中の台風の目となる千枝屋事情
常連客、絵師の猿北が大暴れ
彼の存在は吉と出るのか凶と出るのか⁈
とくとその目でご覧あれ!!!!!
そして引き続き見逃し厳禁なこふで先生の高い画力(えぢから)
私なんぞが語るのもおこがましい、、、
とにかく見て欲しい、そして愛でて欲しい、、、
心が躍って仕方のない【芸術】が其処にあります
寝起きの寅次の六尺姿の艶めかしさよ、、、
漫画を好きで良かった、、、と手を合わせずには居られぬ瞬間が絶え間なく続きます
読書中に去来する様々な感情すら宝物
この作品を読める幸せに歓びしか感じません
最後まで寅次と八重辰2人が抱え拗らせ膨らませたノっぴきならぬ想いの先を見届けたい
この2巻はそんな想いを更に強くさせて下さる位に2人の剥き出しの感情が垣間見えます
傍から見たら揺るぎの無い大人の男の、ホントの所の胸の内…
知れば知る程愛おしい…‼
賛辞の言葉しか出て来ません
どうぞ皆さんお迎えください
3巻へ続きますが気を揉む終わりではありません
在る意味揉むけど良い年越しは出来そうです♡
画で魅せ、笑わせ、話しで惹き付け、言葉を尽くす
至高の作品、再び!
最高でした、、、っ!!!!!!!!!!
修正|描写力の賜物 何も気にならない‼ひとつのケチも付けられぬ仕上がりです