俺は陸のYESしか聞く気がないよ

何でもいいから消えてくれ 3

nandemoiikara kietekure

何でもいいから消えてくれ 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神100
  • 萌×228
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

7

レビュー数
22
得点
631
評価数
137
平均
4.6 / 5
神率
73%
著者
ひなこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
シリーズ
何かいいの見つけた!
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033790

あらすじ

傷つけたのは洋二で 傷ついたのは俺だ──

高校で再会してから頑なに鴫原洋二を拒んでいた八度陸。
友達の小春を盾にとられ、とうとう鴫原とセックスしてしまう。
拒まなければ、優しくて甘い鴫原に戸惑う陸。
裏切られたことも忘れられない。だけど、どうしても嫌いになれない。
そんな中、鴫原の過去を知っているという男が現れて……

黒歴史×トラウマ×執着超ド級・絶頂第3巻!

表題作何でもいいから消えてくれ 3

鴫原洋二、高校3年生、陸の元彼
八度陸、高校2年生

同時収録作品何でもいいから消えてくれ 3

北白河史也、鴫原の過去を知っている男
八度陸、高校2年

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P):小休止
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数22

待ってましたアアア

ずっと待ってた3巻!!
ようやく読めました〜!
鴫原の生い立ちがわかってきた陸。
ここまではひたすら鴫原キモすぎるー!でしたがここにきてこれは純愛なのかも…?な展開に。
表紙の陸の表情も柔らかく…。まっすぐな陸だからこそ鴫原がどうしようもなくハマっちゃうものがあるんだよね。
めちゃくちゃいいところでまた次回で…次巻の発売までまた耐えねばなりません…つらい。。

ちなみに12話の扉絵がメッセージ性を感じてすごく好きでした。
囚われてがんじがらめの陸、それも深い深いところに仕舞われてるって感じで…性癖です!

1

この歳でこんな目をしているのは哀しいから

 今の鴫原が形成された背景が見えてくる3巻。彼が自分で語らないから、知り合ったばかりの第三者から情報を引き出そうとした陸の行動力はもちろん向こう見ずな勢い任せなものではあるけれど、北白河の言う通り特別な情がなければできることではないし、嫌いじゃないと思いました。流されたり萎縮し過ぎたりせずちゃんと自分で抜け出して、その足で鴫原の家へと向かう芯のぶれなさも受けとしてはとても好みです。

 鴫原は父親と同じ行動をすることで自分も彼と同類の人間なのか知りたかったのでしょうか。不快に感じるものにあえて突っ込んで、そこから見える世界を自分の目で確かめたかったのかもしれない、なんて思いました。大丈夫、あなたは人をまともに愛せる人。次巻以降は陸が光の方向へ導いてくれそうですね。その過程で、陸が受けた傷の深さにも鴫原がちゃんと向き合ってくれるといいな、と思います。

2

背後に注意!

家族公認でいつも堂々と目の前で読んでますが、今回は冒頭から慌ててそっと本を閉じて読む角度を調節しました。www 何人かの方のレビューを読む前に拝見したのですが、この事なのねと妙に納得してしまいました。凄かったです。特にカラーページ。

お話的には洋二と陸の仲が進んだように思いました。陸が洋二の事を見限ることが出来ないのも何となく理解できました。

そして今巻で初登場した人物ですが、彼も闇が深そうでした。妹も碌なもんじゃないんだろうなと勝手に想像しました。こんな兄妹を産み出した家業が恐ろしいです。

この人物を洋二が社会的に抹殺して、復讐したら面白いのではと思わず妄想してしまいました。

本家の「何かいいの見つけた!」よりかなりダークですが嫌いじゃないです。あのお話の裏でこんなことが起きてたのね?と新たな発見をした気分です。

次巻こそはDKらしさに近づいて陸に笑顔が増えますように!

2

抑えられない気持ちが高まる。

「なんかいいもの見つけた」から全て読破しておりますが、ますます話が盛り上がってきて沼から抜けられません。元ネタのむろまち君たちの3巻分をスピンオフの「なんでもいいから消えてくれ」が巻数を超えていきましたね。4巻目の続きが早く読みたくて身悶えしています。このご時世にR指定ではなくここまではっきりと男の子の大事なところが描写されていてひなこ先生、大洋図書様本当にありがとうございます。これぞBLを嗜んでいる者たちが待ち望んでいた傑作なのではないでしょうか?

5

自分の感情がわからなくなります

普段はあんまり感情移入しないように読んでいるつもりなのですが、この作品を読んでいる時は多分時に陸、時に洋二の視点で入り込んでしまっている気がします。
なので、絶対に許せない…!って洋二の事を思いながらも陸に縋りたくなったりして自分の気持ちが定まりません。
定まらないのに、凄い没入感で読み耽ってしまいます。

そしてこの3巻はそんな没入感が1,2巻とは比にならない位の引力を放っていました。
とうとう明かされる洋二の歪みの始まり…「奪われる」事への幼少期のトラウマが強い執着を生み、同時に「奪われない」為に虚無を同時誘発させて自ら手放せるよう来るもの拒まずというガードを築いてしまう…
こんな洋二を知ってしまったら……
やり切れない……。

中学生の時の陸の気持ちなら絶対に洋二は許せなかったのに、この3巻を読んでしまうと陸に洋二を救ってあげて欲しい…!と心から願ってしまう。
そして陸も洋二を救う事で救われる気がしてならないのです。
それが正しいのかどうか…
良く分からない……。
分からないからこそ、最後までこの2人を見届けたい!!

次巻、お待ちしています…!

5

お願いだから陸に救いを...!

ずっと読むのが怖かったので、ある程度話が進んでいるだろうこのタイミングで一気読みしました。
1~3巻まで通して読んだので、身構えていたほどの恐怖は感じませんでしたが...

終始思うのは、洋二の話が通じないところが怖すぎる。
そして陸があまりに可哀想。

3巻にしてようやく、洋二がなぜ今のような性格になったのか片鱗が見えてくるようになりました。
ここまでくると、彼にも事情があったのだと同情してしまいそうになります。
けれど今まで陸にしてきたことを見たら、全然そんな気持ちにはなれない。

陸がほんとうに可哀想。心を傷つけられて、身体を蹂躙されて。
でも根底に洋二への気持ちがあるので、どんなに捨てようと思っても捨てきることができない。
身体の関係はあっても圧倒的に対話が少ない2人なので、なかなか明るい方向に進むことがありません。

洋二はきっと自分の手のひらで陸が踊っていると思っているでしょうが、これは陸の優しさがあるからこそ。
自分自身の欲望を、陸に責任転嫁しないでほしいですね。

3巻終盤では、ほんの少しだけ洋二の変化が見られたと思って良いでしょうか...
これがきっかけとなって、陸にとって最大の幸せが訪れることを祈っています。

あと「何かいいの見つけた!」との物語的繋がりがしっかりと感じられて良かったです。
ここまで違和感なく繋がっているのは、すごいなあと思いました。
続きも楽しみにしています。

4

この作品からしか得られぬ感情がここにあります

ひなこ先生、、、一生付いて行きたい…!
多種多様なBL作品が生まれ、愛され楽しまれる時代の中にあっても常に「ひなこ先生の作品らしさ」の輝きが失われないなんてレベルではなく、その鋭い光の光度が高まっていくばかりで目が眩む程の眩さ…!

何て書いてこの自分が昂揚する気持ちを伝えたらいいのだろう
優しいBLや丁寧なBLから得られる感情も、ちょっとえっちなBLから得られるドキドキ感も大好きですが、ヒリヒリするような抉って来るドロっとした感情に包まれるような、、、鋭利な角度から切り込んで来る作品からしか得られない感情があります
決して全部に共感は出来ないし、しちゃいけないって思いながら読んでいるのですが、それでも片時も目が離せないし洋二の一挙手一投足に心が奪われて囚われてしまう

そんな洋二の過去が明かされていく今巻、、、
堪らなかった
陸の行ったり来たりしてしまう感情がそのまま自分の感情のようで、異常なほどの没入感を全身で感じながら読み耽りました

この先に救いはあるのだろうか
例えどんな結末でもいい
ひなこ先生が描き切って下さる洋二と陸の結末をただじっと待つ事しか出来ない
そしてリアタイで待っていられる幸せを噛みしめています

5

この歪さと病みと執着が堪らない

何時間ヤってたんだろう?
暑さなんて麻痺しちゃうくらい陸と行為に夢中な洋二好き。
私はひなこ先生の揺れるちん...が大好きなんですが、今回も拝見できて嬉しかったです。

洋二の抜毛症は相変わらずで、彼が抱える病みとストレスの重さを垣間見ます。
クズだけど、彼は彼なりに抱えたものと闘っているんですよね。
洋二の家族の話、特に父親についてが今巻で登場した北白河から明かされました。
そんなことを知っても可哀想だと思えない陸の気持ちも分かる。
傷つけられた側は嫌いになっていって当然だし。
だけど、私は病んだ人というのは最初は被害者だって思う気持ちがあって、洋二のことは他人事に思えなくて嫌いになれないし、キャラクターとしてはひなこ先生史上好きです。
可哀想だとは思えなくても、陸だって嫌いになりきれていないし、惹かれてしまうのが伝わってくる。

「...洋二しか思い浮かばなかった」と言われた洋二の驚きと、頬を染める嬉しそうな表情が可愛くて。
「俺以外の人見ないで...」と初めて本心が零れたような言葉が聞けて、もっと洋二の心に触れたいと思いました。
洋二を救ってあげられるのは陸しかいない。
頼む陸……!

描き下ろしの小休止で出てきたモブの女子2人ーーーーー!
羨ましいぞー!!!
ビックリしてるんじゃなくて頬染めてテンション高いあたり、あなたも腐女子だな?!
場所変わってくれーーー!!(私は騒がずに心の中で大興奮します)

4巻くらいで終わりかな?と予想していたんですが、次が最終巻ではなさそうなので5巻は出そう?
楽しみにしています。


修正→eBookJapanもシーモアと同じ修正だと思います。
3巻は白短冊(他の巻は黒短冊の時もある)で、カラーページのちん...も見れます。

4

少しの光を見た

小春を盾に取る洋二のズルさに陸が諦めざるを得なくなったところで終わっていた2巻。
陸を強く求める洋二の執着に恐怖して、先を知るのもコワいような感覚になりましたが…
ここまできたら洋二の気持ちをどうしても知りたくて、苦しみが待っているのも覚悟で読み始めた3巻でした。

たとえふたりの関係が元に戻ったとしても明るさなんて見えっこないだろうし、冷めた陸の心が解れるわけないと思っていました。
でも。相変わらず激しすぎる歪んだ執着に縛られ、そこに愛はあるのか?と問いたくなるくらい痛々しいセックスを重ねていくうちに、少しずつ陸の気持ちが変化していくわけです。
変化していく、というよりはまた芽を出したというほうが正しいかも。
いくら拒絶していても心の奥底にある洋二への想いを捨て切れずにいるのは明らかで、本人もそれを認めた感じでしょうか。

今の洋二の言葉と態度を見ればとても真っ直ぐに陸だけを想っているように見えて、陸としてもそれをそのままに受け取ることができたら一番幸せなことなのでしょう。
ただ、上辺だけの言葉なのではないか?とか、やっぱり何も変わっていないのではないか?と疑わずにはいられないほど心に傷を負っているのもまた事実なので、その辺がどうやっても噛み合わないふたりの現実と繋がってなんだかやるせない気持ちになったのでした。

これまでと違って闇が広がっていただけのふたりの世界にほんのり光が射すようなところが見えはじめていたので、もしかしたら元通りの関係になるのもありえるか…?なんて思っていたら、新たな人物の登場によりまたかき乱されることに。
でもきっとこの出来事が洋二の心の闇を解き放つキッカケになって、苦しみを乗り越えたらまた一歩光へ近づけるのではないかなという希望を持てました。

まだまだどうなるかわからないふたりの日々。次に待っているのは闇なのか光なのか…?
楽しみに次巻を待ちたいと思います。

4

【要注意!】外では読むな! 修正甘いぞ!!(爆)

ということで、メイトで購入してから、居てもたっても居られなくなってしまい、その後病院の待合室で(周囲に囲いのあった席)こっそり読み始めてしまった、どうもまりあげは腐女おばさんです。(某料理研究家のリュ○ジさんの虚無オジサンの動画風に)


いつもだったら家までガマンするのですよ。
マンガに関しては。
周囲と背後が気になるので。

ですが、ひなこ先生のこちらの作品はド執着攻め好きにはとにかく堪らない。
(な、執着) が、終始描かれているのだから、そりゃ読みますよね? ね? ね!!!!(自分の行為を肯定する)
お表紙から漂う、不穏なほどの重い愛も3巻となれば、購入するほうも馴れたものです。
メイトで陳列されているド執着を、いの一番に発見し、マスク(まりあげはには必須アイテム)の下でニヤニヤしてしまうのも3回目ですから!


ということで、前置きはこの辺にして今回のお話。
異常なほどの洋二の執着は加速します。

相変わらず笑ってない目がいいですし、個人的にはその目でどんどん陸を追い詰めていってほしいのですよ。
わけのわからない激重愛で。

ていうか、今回。
開いて扉表紙の次にカラーマンガがあるんですけど、洋二のかなりえちすぎるアレが描かれているので、まずそこご注意を!

そして事後のシーツの染みも生々しくていいですね♡

それから室襠くんと大杉先輩の関係は、なんだかよい方向へ行きそうな予感です。

で、2人は?? ってなりますよね。


洋二の父をNTRった男が出てきます。
北白河です。

そうそう。
この洋二と北白河の過去回想シーンを読んで、2巻のP.46はこれだったんだ!! ってなるんですよね。

その北白河に、洋二のことを聞きたくて陸は会いに行くのですが、薬を盛られて身体を触られてしまいます。
北白河はバリネコなので、タチを呼んでこようとしてその隙に逃げて、洋二の家の前に来てしまいます。

当然様子がおかしい陸に気がつく洋二。
誰にあったのか問い詰める、その顔と目が、ド執着攻め好きには、ひどくた”〜ま”〜ら”〜な”〜い”ッッ!!
これぞ執着攻めの至高の目付きよ!!

その後の、陸の「俺以外の人見ないで…」は最高のえちでしたね♡(途中、だいぶ感想はしょったね。すみません)

早急に4巻の供給をちょうだいしたいラストでしたね。(生殺しだわ泣)


個人的には、メイトのリーフレットも好きだったです!




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