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yukuefumei.
殺人云々のところで、おおーっとなってたんですけど確かに読み進めていたら、内容的に弁護士も挟むし出てくるのがめっちゃ先というわけでもなく出会いから数年にかけてようやっと平和に結ばれたことに最後は拍手喝采でした笑
受けが好みなうえに攻めも受けに執着しまくってて尚大好きすぎる設定も実に大好きで、お互いがお互いに救われたというところも大変良かったです☺️✨
この感じだと続編はなさそうですがこの先生の次回作がとても楽しみになりました♪
題材、ストーリー展開はとても良かったです。誰かに理不尽に苦しめられた時、暴行や刃傷沙汰に遭った時、苦痛を受けている人を助けたい一心で犯す罪というのは、私はけっして軽くはないけれど、人間らしい感情を持つが故のごくごく誰にでも起こり得るものだと思っています。亮の行動も楓の行動も、十分に理解の余地があるものでした。
一方で、2人の互いへの執着というか強い結び付きの基盤となる、事件が起こる前の関係性の描写は私には短く感じられ、相手のためにここまで行動できる理由にすんなり納得するには、もう少し時間をかけて辿ることが必要でした。また、濡れ場が多いのも刹那的な今を表現するには効果的でしたが、毎回とろとろにされる楓はエロ重視ではないこの作品の中では少し滑稽に見えたので、もう少し抑えめの方が良かったかなと。ただ、ちゃんと自首するのもそこに2人で向かうのも、この世界でこれからも長く相手と一緒にいるために下した決断であり、この若さでそれを選択できた2人に尊敬の念を抱きました。
最初あらすじとか試し読みみた感じバッドエンドだと思ってのですごく不安な気持ちだったんですけど、最後2人が幸せな感じで終わってくれて良かったです。(最後どっちかが片方殺すか心しちゃうかと思ってた…)
kanipan先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
執着 3
サスペンス 2
ヤンデレ 2
な感じだと思います。
亮さん×楓さんのカプです。
中学生時代、ある秘密を抱えたまま8年ぶりに再会した、清掃員として働いていた楓さんと女性のヒモとして生活を送っていた亮さん。そして、2人はまた新たな秘密を抱えて逃避行を…。
あらすじや帯に書いてあるので、隠しようもないですが、亮さんも楓さんも殺人犯です。
他の作品で、誰かを殺したメインキャラだが、結局その誰かは死んでなかったパターンを何度か読んだことがあるのですが、今作はちゃんとお亡くなりになっております。因みに、殺人犯の2人ですが、一応相手の為の末の殺人なので、殺し屋や殺人鬼のような積極的に人を殺めようとしている人達ではありません。
人を殺め、逃避行をした亮さんと楓さん。逃避行をしてはいますが、警察の捜査から身を隠すとか正体がバレそうになる様な描写はほとんど無いで、サスペンス要素は少なめかなと思いました。
中学生の時から8年ぶりの再会。何故そうなってしまったのか、そのことも描かれていますが、亮さんのほんのりヤンデレ具合とかなりの執着心が良くてゾクゾクしますね。
お互い想い合っているからこその言動にしんみりはしますが、悲愴感や重くシリアスになり過ぎてはいないので、読み易いと思います。そしてハッピーエンドにはなっているので、是非とも読んでほしいです。
逃避行BL
過去に数冊拝読した事のある設定です
そんなに多くはないですがやはりセンセーショナルなのでどの作品も印象深く残っています
そして、また新たに忘れられない「逃避行BL」がココに生まれましたね
(ちるちるさんで「逃避行BL特集」とかやりそう?…やって欲しい…!)
既読の作品の感覚で言うと「ダブルミンツ」程退廃的過ぎず「真夜中ドライバーズハイ」程フィクションのカッコ良さが前面ではない
(尚、「ダブルミンツ」はその退廃的な刺さるヒリヒリ感がカッコ良いですし、「真夜中ドライバーズハイ」はフィクションのカッコ良さがロードムービーのようなエンタメ性を魅せ付けてくれる秀作だと思います)
他作引用はあんまりレビューでしないのですが題材が題材なだけに極力ネタバレしないで読んだ方が楽しめると思っているので今回は他作の力をお借りしました
「行方不明。」はこのドロヒリ感とドキドキ疾走感の間に位置する作品かな?と思います
逃避行となってしまった経緯は重い、でもそこに凄く比重がある訳ではなくその事実よりもそこに至る迄の2人の「想い」自体が激烈に重い
その重い想いを描きながらも熱量と深い愛を感じる絆も十分示されるので激重感情に支配され過ぎるような読みながら苦しくなるような読み心地ではない
疾走感がカッコイイというよりしっかり2人を見守りたくなるようなラブストーリーなのです
何度も何度も読み返したくなるお話しでしたし、何度でも読める面白さを感じられるお話しでした!!
コミックスの表紙、めちゃくちゃカッコいいですね!!
単話の表紙だったらきっとビビッて購入をためらったかも知れないのでこの素敵な表紙にも☆評価をしたいです(*'▽')~☆
秘密の共有、共犯関係、共依存あたりド性癖なので手叩いて大喜びしたしエロいシーンは背徳感が相乗効果になってドエロでしたなんやこれ最高かあ?
歪んだド執着愛サイコパス攻めがずっと怖くて見てはいけないものを見てる感じと終始ずっと付きまとう不穏さがもうほんとツボで良すぎた。後半泣いてもうたし抱えきれなくなって無意味に家の中うろついちゃったし。ラストもハピエンにするとしたら妥当な締めくくり方。メリバ好きとしてはいっそもっと攻めたオチでも良かったけど。
読み手側の不穏を静かに煽ってくるような構図やセリフ、間の取り方余白の取り方のエモーショナル表現がすごいというか漫画が上手い。初めて読んだ作家さんだけど他の作品も読んでみたい。
面白かった…!ダークすぎず、でも仄暗い…そんな雰囲気がとても好きでした。
罪を犯した二人の、逃避行ストーリー。
攻め受け二人の関係性や詳しいことが分からず、不穏な空気の再会シーンから始まる本作。
どういうこと??と首を傾げながら、いつの間にか物語に引き込まれていました。
逃避行の中には、ちょっと都合のいい展開があるかなとは思いつつも。
決して互いに離れられない二人の関係、共依存的な関係にゾクっときました。
エッチがまた良くて…!攻めが決して意地悪じゃないんだけど、優しく受けを追い込む感じが最高✨執着攻めの良さを堪能しました。
最高です。この一言につきます。
kanipan先生の執着ものは健康に良い。
殺人犯×殺人犯というインパクトある関係性に、ハッピーエンドなのかわからずどきどきしていました。逃避行はあまり明るい未来が想像できなかったもので...
けれどハッピーエンドだったので、そこは本当に良かったと思います。
1話からぐっと引き込まれたのは、明らかに不穏な空気が漂う中、受けの名前をほんとうに幸せそうに笑顔で呼ぶ攻めを見たとき。
物語の序盤からこの雰囲気を見せられたので、今作も最高だと確信しました。
暗さと明るさの絶妙なバランスで描かれている執着は、人間的な部分がきちんと見えるので安心します。
行き過ぎた執着ものだと、ヒトコワ的な恐怖を感じることがあるので。
少しネジが外れて受けしか見えない攻めは、不安定さが見え隠れするものの、基本的に受けさえいれば良い。
まだ良識的な受けは、自分のせいで攻めがこうなったと思ってしまうけれど、傍にいることで安心を得ている。
お互いがお互いをお求めて愛しているのに、逃避行のために不安定でどこか暗い。
どうなるんだろう、とハラハラどきどきな展開は、罪を償えば後は一緒にいるだけ、という2人にとって最大の幸福のために進んでいきます。
攻めに手を引かれれば、受けはついていってしまう。物語の終盤、2人の未来のために、攻めがぐっとこらえるシーンは切なかったです。
最後がハッピーエンドで本当に良かったです。
本編その後の、2人だけの幸せな時間をずっと読んでいたいと思いました。
個人的に初版ペーパーの言葉のやりとりが、攻めの歪み具合を感じられてお気に入りです。ぜひ読んでみてください。
単話から追ってました。
単行本の表紙イラストがハイセンスで改めて電子と紙書籍どちらも買っちゃいました。
この作者さん、人間の光と闇の部分を描き出すのが相変わらず上手いですね。
攻め受けどちらのビジュアルも個人的な癖ドンピシャでえち中の二人の表情を眺めるだけでも眼福でした。
ちょこちょこ挟まるギャグパートが束の間の安らぎ感ありバランスいい。
難しい題材ですが二人の過去がしっかり描かれてるので物語に没入できました。
もはや恋と呼んでいいのか怪しくなるようなじっとり湿り気を感じる攻めの執着心にゾクゾク。
受けは健気で可哀そうなのが可愛くて、離れがたくなる攻めの気持ちも分かる…となりました。
ダークに始まり不思議と穏やかな結末。
バドエン苦手な方でも安心して読めると思います。
二人が海で遊んでるシーンはモノクロのページから色を感じるほど美しかったです。エモいってこういうこと。
追記…作者さんの個人通販でこの二人のパラレルえっちとコスプレえっちが読めるので大人な方はぜひ購入してみてください。トべます。
シンプルながら何やら不穏な空気を感じるタイトルに惹かれ購入。
あらすじにも帯にも"殺人犯"という言葉があったので、ドロドロな愛憎劇やメリバも覚悟で読み進めたけれど。
ふたりの言動は変に計算しているようなところがなく、重たすぎるくらいの執着を形成する感情は想像以上に純粋な愛だったので、精神的な苦しさを感じずに読むことができました。
正当防衛とはいえふたりが犯した罪は軽いモノではないし、もしかしたら最悪の事態は避けられたかもしれない。
でも亮も椿もその時の最善を"相手のために"選んでいるというところにこそ、ふたりが一緒にいる理由があったのかなと感じました。
椿を追い求める亮の執着にはゾクっとする部分はいくつもあり、真っ暗闇みたいな瞳で椿を見る眼差しが恐ろしく感じるところもありましたが。
どこまでも真っ直ぐに相手を想うことができるのが眩しくもあって、彼の不思議な魅力にずーっと惹きつけられっぱなしでした。
何があったのかわからない状態からはじまるので最初は戸惑ったけれど、色々なことが明かされて繋がっていくたびにお話も深くなっていって。
たくさん身体を重ねた逃避行劇の終わりにもドラマがあり、切なくて苦しいのに光が射すような…
様々な表情を見せてくれた作品だったな、と。
読み応え抜群、大満足でした。