キャント・ヘルプ・フォーリンラブ

can't help falling love

キャント・ヘルプ・フォーリンラブ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神45
  • 萌×218
  • 萌15
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
343
評価数
81
平均
4.3 / 5
神率
55.6%
著者
kanipan 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866695587

あらすじ

「サキちゃんが俺の部屋にいると、もう絶対逃さないって思う」
橘嵐は家が隣の幼なじみで病弱な咲人のことが大好き。一番側で、何くれとなく世話を焼き、ひとりじゃ疲れて死んじゃうかもと、オナニーまで教えたほどだ。この先もずっと続くと思っていた濃厚な共依存関係はしかし、進路が分かれる高3の春を境に大きく変化していって…。依存系こじらせ攻め×世話焼かれ系病弱受け、みだらでアオハルな幼なじみラブ!


初版のみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

表題作キャント・ヘルプ・フォーリンラブ

橘 嵐、高校3年
江上 咲人、高校3年

その他の収録作品

  • 描き下ろし ふたり暮らし、ある日

レビュー投稿数15

爽やかすぎる共依存!

作家買いです。
おぉ!今回は共依存BLか!!何か粗筋からしてドロドロ系かなワクワク!とページを進めてびっくり。
驚くほど、爽やかで温かな気持ちで読み終えました!

粗筋通り、確かにお互いに依存しまくっているのにシッカリ青春していて、不思議と爽やか。
こんな爽やかな共依存BL、初めて読みました。

——咲ちゃんが俺なしで生きて行けなくなれば良いのに…
と常に考えている攻めの嵐。
帯にある〝こじらせ鬼執着攻め〟のキャッチコピーに偽り無しの、激重感情丸出しな執着攻め様でした。
激重執着攻めですが、激重感情を押し付けず受けの咲人の考えを尊重している点が良いですね!
〝咲ちゃんが居ないとダメなのは俺の方〟と心の中で縋る様子が情けなくて、鬼執着攻めでも何だか可愛く感じます

そして、受けの咲ちゃん。
病弱で守りたくなるタイプの受け様ですが、意外としっかり者で自分の考えをちゃんと持ってる所に好感が持てました!
「俺のせいで嵐の足を引っ張りたくない」と、一大決心して別の進路を選ぶのも良いですね。

嵐が告白しても咲ちゃんには「俺が病弱で心配だから…」と思われてしまう、コミカルなすれ違いにクスッとなりますが、本当の気持ちを分かって貰う為に奔走する嵐の姿は格好良く、とても健全に青春する2人を自然と応援していました!

ほわほわ癒し系の絵柄なのに、キスや濡れ場での艶かしいギャップが最高です♡
目隠れキャラな嵐のスダレ前髪からチラ見えする、余裕の無い必死な瞳がエロくて堪らん!
そして、優しく見守る瞳には咲ちゃんへの愛情が詰まっていてキュンとします。

お互いに離れられない2人ですが、最終的に自分の考えを持った上で支え合う、とても良い関係に収まりました。
共依存と言うより一途な〝純愛〟の様に感じて最後はほっこり温かみのある読後感◎ドロドロ系が苦手な方にも是非!

▶︎シーモア/白抜き
 ※描き下ろし…10P、電子・シーモア限定…各1P

9

関係変化に揺れる恋心

「幼馴染×共依存」

あまり見ない掛け合わせが興味深く、どんどん引き込まれました。すんごく面白かったです。特に後半戦はシビれました。
幼馴染の話が大好きで購入してみたのですが、実は最初好みじゃないかも…と思ってたんです。

共依存がメインだと、もしかしてハピエンじゃないかもって思ったり不安を感じつつでしたが、共依存は入りの部分だけ。依存関係を隠れ蓑にして「好き」の気持ちを抑える不器用な恋物語は、途中すれ違いもありますが、想いが通じ合うまでの軌跡が最高でした!



幼馴染の嵐と咲人はお隣さん同士で、体の弱い咲人を嵐がフォローするのが通常稼働といった2人の関係。共依存はまさにそれで、嵐は咲人に自分がいないと何も出来ないと思わせています。独占欲的な思惑もあるんですよね、自分が咲人のことを分かっていて自分だけが咲人の側にいれるんだー、みたいな。

しかし、そう考える嵐こそが咲人がいないとダメ人間。嵐の生活の中心が咲人で、咲人にエッチなことも教えたりするほど囲い込んでいます。
(うわー…粘着質ですね(^ ^))
俺がいないと何もできないと思わせるとか、嵐は洗脳に近いことやっちゃってるんですよね。


そんな嵐に逆風が吹きます。
咲人の自立、嵐離れです。

当然嵐はショック状態ですが、咲人は嵐に頼ってばかりの自分が嫌だからという理由で突き放します。
変化を恐れる嵐と変わりたい咲人の間に微妙な隙間風が吹くんですけど、その背景にある咲人の気持ちに、嵐ってヤツはヤンデレ過ぎて気付かないんですよね。
離れたくない気持ちが歪んだ独占欲に繋がり、それが咲人の重荷になっていたことにようやく気付かされた嵐。彼がとった行動とは…


咲人のために本気の想いを伝える為の彼のがむらしゃらな行動には胸を打たれました。(拍手!)
「好き」が霞むほどの依存関係が邪魔をして本来クリアにすべきことから逃げてきたけど、もう壁はナッシング。最もなりたかった関係になりました^ ^


咲人は身体は弱いのに精神力が強くてカッコ良かったです。ハートが強くて凛としていて男前です。嵐はそんな咲人にメロメロで、話を追うごとに咲人のかわいさやエロさにズッキュンされています。
確かに嵐の想いを受け入れた咲人は超可愛い!
それに嵐のお母さんへの熱いメッセージには感動しました。嵐が惚れないわけがないです。


依存関係が取り払われた2人の等身大の姿がめっちゃキュンときました。
嵐はカッコいいし(実はイケメン)、咲人はかわいい。特にエッチなことをしてるときにはそれが顕著でした。

ふんわりとほのぼの可愛らしい絵柄なのに、ストーリーは芯が通っていて力強さを感じる不思議な魅力のある作品です。心理描写がいい…!!

すごく素敵な作品だったので、作者さんの過去作を読んでみようと思います♪( ´▽`)

6

サキちゃんはお医者さんを目指します

作家様買いです。
私は可愛いというか女の子っぽい受けは苦手なんですよ。
幼なじみとか男子高校生の話とかもかなり苦手な方です。
でもね!
反則だ〜 ずるくない?
ってくらいサキちゃんはピュア可愛い!
庇護愛?ってゆうか小動物を思いっきし甘やかしたくなる衝動に駆られるんですよ、たぶん嵐くんじゃなくとも。
あー可愛い可愛い、なんてゆう生き物なんだ、サキちゃんは♡
取り乱してしまいましたがこのお話は幼なじみから始まるDK同士のかなり真面目なラブストーリーです。
丁寧に描かれていて安心出来るというか好感が持てます。
2人の気持ちがその時その時どうなのかを分かりやすく伝えてくれています。
周りの親友達もいい味出してる。
で、にもかかわらず?えっちなシーンはふんだんに惜しみなく、kanipan先生のシーンってこんなに色っぽかったっけとも思いました。
気づかなかっただけか。
ま、とにかくサキちゃんが可愛いくて色っぺーので甘いけど神評価であります!

5

好きな子をイジメるタイプではなかった

最初の部分が、サキに意地悪していたので、「素直になれないタイプ」の攻めなのかな、と思ってました。
思ったよりサキに優しくて溺愛してましたね。サキが好きで実はサキに依存しているのは嵐のほう。最後の方のエピソードですが、サキとの同居をお母さんに反対されたとき「咲人くんがいなくなった時、嵐は自分を見失わない?」というセリフ。お母さん、息子の事、よくわかってるなあと思いました。まさか恋人になってるとは最初は思っていなかったみたいですけれど。

サキが思ったより男らしかったです。さっぱりしていて、うじうじしていない。
うじうじしているのは嵐のほうでしたね。
応援していた嵐が出場する大会。そのために風邪をうつさないようにとか、気を付けていたのに、自分が入院したために、嵐が大会を辞退した。
それは嵐がダメですよ。面会の時間を遅くしても良かったんじゃないかな。
それも待てないくらい、サキが好きだったという事なんでしょうけれど。

弱々しい男子かなと思っていたけれど、心のしっかりした男の子でした。
嵐のお母さんを説得したところもかっこ良かったです。
体力なくても、男らしいです。これからも頑張ってほしい。

3

可愛い共依存

試し読みにて購入。初読み作家様。

咲人(受)と嵐(攻)は家が隣同士の幼なじみの高校生。
咲人は病弱で咲人のことをよく知っている嵐は昔から一緒にいることが多く咲人のことが好き。咲人に自分がいないとダメになって欲しい嵐だが、咲人に高校卒業後の進路を聞くと全く想像してない答えが返ってきて、咲人がいないとダメなのは自分の方で…という共依存のお話でした。
進路のことや、嵐がいなくても学校生活を送れるように咲人は前に進んでいるが嵐は咲人から距離を置かれ完全に抜け殻状態。受けがいないとダメになる攻めがタイプなのですごく面白かったです!!

距離を置いてもやっぱりお互いいないと無理で微笑ましかった…(*´˘`*)♡
嵐が告白しても最初は全然気にもしてなかったですがやっと恋人という選択肢を意識してくれた咲人がものすごく可愛くて(/ω\*)
元々自慰を手伝ってたのもあり、エロもたくさんあり読み応えバッチリです!!

こんなに可愛らしい共依存のお話を読めたのが初めてだったので読後の満腹感が大変良く…描き下ろしにその後の様子が少しあります(素晴らしい描き下ろしです)が是非とも続編が見たいです!!
素敵な作品をありがとうございました(〃´-`〃)♡

3

良質な依存BL

表紙から受けた可愛い印象とは違い、しっかりと感情を描いていて濃厚なBLでした。

攻め受けどちらも自分自身の感情だけではなく、相手のことを想いやっている部分が良い。
互いに依存し執着していますが、暴走しない点と思いやりがある点が良質なBLだと感じました。

攻めの依存執着レベルはなかなかですが、ちゃんと受けのことを考えられている。
もちろん自分自身の欲望にも忠実ですが、絶対に受けを傷つけないところが良いポイントでした。
度々出てくるほの暗い感情が、彼を表していて好きでした。

受けは可愛い見た目どおりの、ぽやぽやした性格。
けれど自分の意志はしっかりとあって、きちんと頭で考える強い男。
攻めから離れるという明後日な方向に向かった時は驚きでしたが、道が決まれば潔く行動してかっこよかったです。

お互いに相手のことを想って行動しているのですが、なぜかそれが悪い方向に向いてしまいながら話は進みます。
けれど結局両片想いなので、安心して読むことができました。

個人的に好きなシーンは、受けとのえっちを我慢している攻めが、最大限に煽られて鼻血を出すところ。
受けは無自覚なので、まったく手を出せないところが不憫でした。

共依存BLでありながら、相手のことをしっかりと想いやっていた今作。
依存系は話が暗くなりがちですが、こちらはそんなことがありません。
表紙のイメージそのままに読ませてくれるので、とても楽しく読むことができました。

初読み作家様でしたが、他の作品も読もうと思いました。

2

あまいあまい執着を。

好きだから片時も離れたくない。

好きだから甘やかしたい。

好きだから誰にも触れさせたくない。

好きだから笑っていてほしい。

そんな恋の甘みと重たい執着が入り交じった
“好きにならずにいられない”二人の甘く優しい
共依存関係を描いたお話です。

高校生の嵐は幼馴染みの咲人に対して過保護気味。
というのも咲人は子供の頃から体が弱く、
目を離すとすぐに無理をして倒れてしまうから。

ゆえに学校でも家でも咲人にべったりな嵐でしたが、
高校3年生の春、咲人とクラスが離れてしまうという大事件が!
その上、咲人からは「俺嵐から卒業する」と宣言されてしまい…。

ただの幼馴染みや親友というには親密すぎるけれど、
恋というには未熟で、幼馴染み以上恋人未満な二人。

病弱な咲人の体調管理をし、常にGPSで居場所も把握、
「練習」と称してキスもするし、オナニーだって手伝うし、
これでもかってくらいに咲人を溺愛し、独占欲を隠しもしない嵐。
その癖いざ恋人に、となるとあと一歩が踏み出せず…

そんな中、突然発令された咲人の嵐卒業宣言。
こんなにも一途に愛して尽くしているというのに、
一向に愛が伝わらず告白もスルーされてしまう嵐に
見ているこちらまで不憫になってきてしまいます。

愛は激重だし、強引なところもあるけれど、
基本的には世話焼きでいつも咲人の意思を尊重し、
大事に大事に慈しんできた嵐。

一見嵐がいないと生きていけなさそうな咲人ですが、
本当は咲人がいないとダメなのは嵐の方なんですよね。

だからといって咲人が嵐を蔑ろにしているわけではなく、
嵐が咲人を大切に想うように、咲人もまた嵐を想っているのです。

咲人のこととなると周りが見えなくなり、
自分のことよりもまず咲人を優先してしまう嵐。
そんな嵐の献身に自分が彼の足を引っ張ってしまうと
罪悪感を感じ、自立を決意する咲人。

依存されたい嵐と、依存したくない咲人のすれ違いがもどかしい…!

その後、咲人の気持ちを知った嵐は今度こそ想いを伝えるために
行動を起こすのですが…
この本気になった嵐がまたかっこよすぎる…!

そうして紆余曲折の末、晴れて恋人同士になった二人。
てっきり恋人解禁で嵐の咲人愛が暴走してしまうかと思いきや、
まさかの咲人のデレ甘ターンでした♡♡

自分からひっついて甘えたり、キスをせがんだり、
これまでの鈍感っぷりが嘘みたいに蜜月モード全開な咲人。
恋に無自覚だっただけで咲人も嵐が大好きだったのね♡

ああ…嵐に口を塞がれ返されて、真っ赤になって
ぷるぷる震えてしまう咲人が可愛すぎて心配になる…。
二人の「好き」が充満していて歓喜のニマニマが溢れてしまいました。

二人が同棲を計画するエピソードでは
母からの反対に落ち込む嵐に「大丈夫だよ、まかせて」と
守ろうとする咲人がいじらしくも頼もしくて、男前でした。

嵐の隣にいるために、守ってあげられるように、と
嵐と一緒にいることで強くあれる咲人。
どちらかの一方通行ではなく、互いの存在があってこそ
生きていける二人の関係性が尊みの極みでした。

言い換えれば“共依存”ともいうその関係は普通なら
ドロドロした情念や重苦しさを纏うのだろうけれど、
この二人の間に漂う空気は不思議とほんわか柔らかいのです。

たしかに閉鎖的で愛は深すぎるけれど、互いを想い合い、
共にあればこそ前に進んでゆけるハッピー共依存なんです。

子供の頃から何一つ変わらず、互いの唯一無二であり続ける二人が
微笑ましくて愛おしさが込み上げてくるのでした。

ちなみにぽわぽわと可愛らしい二人ですがエロもあります。
本編では嵐の過保護により途中までですが、描き下ろしでは最後まで。
華奢な身体で嵐の愛を受けとめる咲人も、辛抱たまらん状態なのに
暴走しないよう、壊れ物に触れるように優しく大切に咲人を抱く
嵐にもキュンが止まりません♥

1

ネガティブじゃない共依存、激推し作品です

はじめましての作家さんだったのですが、今後作者様漁りしてこようと思うほど心に刺さった1冊でした。

絵柄も雰囲気も独特で、全体的にはしんみりとした印象を受ける雰囲気なのですが、キャラそれぞれの表情を見るとすごく嬉しそうだったり感情豊かで終始甘々なのが伝わってきてほっこりします。

序盤は咲人が嵐の気持ちに全然気づかず、むしろ強くなって独り立ちしようとしているのが嵐を苦しめていることに自覚がないことが客観的に見ているこちらとしてはもどかしく悔しくて切なくなりっぱなしでしたが、気持ちが繋がってからは2人はそばにいて寄り添っているのが最上で絶好調になれるっているのがすごく伝わってきて、収まるところに収まったなとほっとしました。
とにかく気持ちが通じてからは1mmも一時も離れたくないという2人がすごくかわいくて、こういう共依存もめちゃめちゃありだな~と共依存への愛が深まりました。ポジティブでもネガティブでも共依存は至高ですね!

1

ほんわかしつつも激重感情

初めての作家様です。
表紙と帯の『閉じ込めて、離さない』と言うパワーワードにやられて購入しました(*´ω`*)

病弱な咲人と、そんな咲人の幼なじみの嵐のお話し。
ほのぼのとした感じのお話なのですが、
嵐の心の中は全然ほのぼのとしておらず、
むしろドロドロとしてて、そこに執着攻めを感じてたまらない気持ちになりました。

無理矢理囲い込むことも出来るだろうに
ちゃんと咲人の気持ちを尊重するので
とても良い子だなぁって思いました。

咲人は鈍感なので、嵐が勇気を出して告白しても
練習として受け止められたのは可哀想でした。
まぁ、それまでの嵐の行動が悪かったんですけどね(*´ω`*)
いわば自業自得ってやつです。


この二人ちゃんとエッチまで辿り着けるのか…?と
途中は少し不安になったものの
ちゃんとしてて安心しました(*´ω`*)
絵柄かわいいのにエッチな部分も多くて
でもほんわかして幸せな気持ちになれる作品でした。

二人の同棲がどうなるのかすごく気になります!(*´ω`*)

2

遠回りも必要な時間

閉じ込めておきたいほどサキを溺愛している嵐。
彼の重ためな独占欲が目立っていたしサキの反応は幼馴染のソレを越えたものではなくて、片想いのままなのかな?と思ったりもしたけれど。
距離はとっても近いのに気持ちだけが交わらないような、ちょっぴりもどかしい日々を過ごすうちに少しずつそのカタチを変えていって、やがて結ばれるまでを見守るような展開となっていました。

身体の弱いサキにとって嵐の存在はとても大きくて、幼い頃から側に居るのが当たり前になっていた部分もあって。
様々な環境の変化で嵐以外の友達と接する機会ができたとき、今のままでいいのか?と思ってしまうわけですね。
でもこれはいい意味での「嵐断ち」だったはずなのに、言葉でその気持ちを伝えていないことでどんどんすれ違ってしまうふたりにやきもき。
一見どストレートに感じる嵐の愛情表現もサキには簡単には届かないので、すごくもどかしい気持ちになりました。

でもサキがきちんと納得するまで急がずに彼への大きな愛があることを証明していった、嵐のその努力がふたりの幸せな結末へと繋がって。
無事に両想いになってくれて本当に嬉しかったです。

遠回りをしたようにも見えるけれど、ふたりにとってはそれも必要な時間だったのかもしれませんね。
これからも幸せでいてほしいなと思える素敵なふたりのお話でした。

2

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