イエスかノーか半分か 2

yes ka no ka hanbunka

イエスかノーか半分か 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神40
  • 萌×217
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
8
得点
285
評価数
65
平均
4.4 / 5
神率
61.5%
著者
ユキムラ 

作家さんの新作発表
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原作
一穂ミチ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
イエスかノーか半分か
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403669101

あらすじ

世界中でお前にだけは分かってほしい。でもお前にだけはばれたくない。アナウンサー・国江田計は、「オワリ」という別人を装(よそお)いながらアニメーション作家・都築潮と関わるうちに複雑な想いを抱えるようになり、マスク越しにキスしてきた彼を思いきり拒絶してしまう。追い打ちをかけるように、夜ニュースのピンチヒッターMCに抜擢され、踏んだり蹴ったりな状態に。迎えた本番直前、重圧に潰されそうな計の携帯に、潮から突然の着信が……。本篇クライマックス、そして計の天敵(!?)アナウンサー・皆川登場の「両方フォーユー」篇が開幕。一穂ミチの大人気BL小説コミック版、待望の第二弾!!

表題作イエスかノーか半分か 2

アニメーション作家,27歳
ニュースキャスター,27歳

その他の収録作品

  • ボーナストラック
  • うしけいおまけ2

レビュー投稿数8

唯一無二の存在

人気小説コミカライズ2巻。
気になるところで終わってて3巻に続きます♪

本の半分ぐらいのところで原作本編が終わり、
残り半分は原作書き下ろし部分に突入してます。
(分量的には3巻で原作1冊分になるのかな?)

ちなみに一穂さんの書き下ろしはナシ・あとがきはアリでした。

さてさて。さて。

めーーーーーーちゃくちゃ良かったです…!
コミカライズの良さが出てるというのかな?
セリフで想像しか出来なかった表情が、
思ってた以上に!あまりにも!あまりにも!可愛くてッッッッッ!!!!
ひとつひとつのセリフに表情が乗る効果でめッちゃ萌えました(∩´///`∩)

(1巻は原作未読で読みましたが、)
(2巻は原作既読で読んだので違う角度で楽しむ)

2巻は本編の後半、
計と潮が精神的に支え合って関係が変化する様子や
恋人になった2人の間に新キャラが割り込んだりと
見所モリモリで進みます。

プレッシャーに押しつぶされそうな計の叫び。
何も言わず黙って計を信じる潮の穏やかな笑み。

ずっと一人で何でも乗り越えてきた計。
初めて他人を頼り、
ひとりじゃないことが力になって、
潮の存在が支えで唯一無二となる。

計の「ひとりじゃなかった」の一言で涙腺が崩壊しました(;///;)

(今まで見たことないような顔しててね、)
(心が素っ裸になった計が見えた気がした)

難局を乗り越えた後の「国江田計」と「オワリ」
半分と半分が溶け合っていくようでグッときました。

潮の表情も良きですね~!
茶化すようなセリフでも表情は愛おしさがあって。
ベタ惚れっぷりにニヤニヤニヤニヤが止まらない。
初エッチはキュンキュンします/////

あと個人的大好きポイントで、
「ヨシヨシ」
「イイ子イイ子」
「かわいいかわいい」の下り。

コミカライズは潮の手が優しくて…!!!
計がほんのり可愛く喜んでて…!!!
めっっっっちゃくちゃキュンキュンした!!!

甘々好きには堪らんほどスイートな空気で
ジタバタと悶えながら萌えちゃいました/////

計はヨシヨシしてもらうの初めてだろうなー。
全てを曝け出した相手が包み込んでくれるって
ビッグラブが過ぎるぜ♡♡♡

分厚い仮面を被った国江田計のカタルシスがあり
心がとっても満たされた2巻で大満足です…!!

後輩アナ・皆川が加わったことで
2人関係が更に深くなっていくのが楽しみだー!

5

表情が良い

原作が好きでコミカライズの2巻目待ってました!原作で言うと、1巻目の1つめのお話+2つめのお話の途中まで。

今巻ではメインキャスターのピンチヒッターとしての大仕事に、計と潮との恋の行方。そして皆川くんという後輩の存在に計も潮も心を乱されて…そして気になるところで次巻に続きます。

原作の疾走感が大好きなのですが、コミカライズは表情がひとつひとつ見えるのが良いですね。このシーンは原作が楽しい、このシーンはコミカライズが楽しい等色々考えながら読んでました。
うっきうっきしながら電話する計のドヤ顔や、国江田さんに見惚れる潮の表情などなど、イキイキした表情がとっても素敵!
あとやっぱり覚悟を決めた計の後ろ姿はカッコいい。原作読み返したくなりましたので、これから読まれる方はご用意した方が良いかもです笑

原作好きな方も、コミックスで初読な方も楽しめるのではないでしょうか。1巻がまだの方は1巻からぜひ!

2

1巻よりラブたくさん♡次章に進んでますます面白く♪

原作は大好きな作品。
本作も絵柄が素敵で、小説を上手にコミカライズされていてとても好きな作品です。
1巻を再読して読んでみました。

2巻は、半分が1巻の続きで、ちょうど真ん中くらいから「両方フォーユー」編になります。
かなりテンポ良く進んだので嬉しい驚きでした。

1巻でも感じたのですが、ユキムラ先生がすごく上手く読みやすく、時にはコミカルに、時には迫力ある感じにコミカライズしてくれていて、原作ファンとして大満足な作品です。原作未読の方も充分楽しめるのではと思います。

前半では、夜のニュースに抜擢されてしまった計が、プレッシャーに苦しむ様子が描かれますが、それを見守る潮の優しい眼差しにキュンとします。好きなキャラが素敵な絵柄で読めるとトキメキます♡

計が見事に党首討論を取り仕切り、成功させるシーンは痛快で、それを見つめる潮のキラキラした表情にまたまたキュンとしました。

前半最後、二人が結ばれるシーン。原作と比較したらセリフや流れが少し変更されてるけど、それが全然不自然でなく、これは!というセリフはきちんと使われていて、ラブラブでとても良き濡れ場でした♡

後半は「両方フォーユー」編開始。
こちらもすごく好きなお話なので嬉しい♪
当て馬の後輩アナ皆川が出てきます。キャラデザは小説挿絵より短髪で、やんちゃな雰囲気のちょっと可愛いワンコなイケメンです。ここぞって時の表情が男前でドキッとします。

お付き合い編なので、計が潮の家でジャージ着て素でクダ巻いてるの可愛いし、潮が計を「かわいいかわいい」って溺愛するのがもう最高♡
「やきもちはもっとかわいく焼け」の二人も可愛いな〜。

皆川の登場で、二人の間がちょっぴりギクシャク。やきもち焼く潮が可愛いです。
終盤のテレセクは、潮がエッチで計が可愛く描かれていて良きでした。

2巻は、潮との電話を皆川に聞かれてしまったところまで。ここからがまた面白いので、3巻も楽しみです♪

巻末のユキムラ先生と一穂先生の後書きで、お二人がコミカライズを心から楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなります。

3巻も楽しみに待ってます。

シーモア 白抜き修正(ほぼ修正不要な描き方なので、修正はごくわずか)

0

原作の魅力がビジュアルに

都築×計

コミカライズ2巻。


さらに感じたのは、

原作の魅力を活かしつつ、
ユキムラ先生の個性的な絵の力が、
2人のひとつずつの表情筋の動きや、
その心情がパンパンで伝わってくるのが素晴らしい!
ページの構成やシーンの切り分けもバランスが良くて、
ストーリーに浸りやすい、
原作ファンでも、原作未読の方でも、面白く楽しめるコミカライズだと思います。


2巻のハイライトは、
計のザ・ニュースデビューと、
2人の初エッチという印象的なシーンだ。

計の緊張しまくり、焦りや不安の顔がリアルで、
そっと寄り添って支えてくれる都築の優しさに包まれる姿が甘酸っぱくて、
その心地良さが絵から伝われるのが絶妙で刺さる!

3巻が待ち遠しい、期待します。

0

2巻も素晴らしい

ついに計の正体がバレてしまう2巻。
計が潮に自分の正体がバレていることに気づくシーン大好きです!!
ここで1巻のパラパラ漫画のシーンやアクセント辞典のシーンを絡めてくるなんて演出がニクイ!!
キスした後に潮が計に「きれーな歯並びでよかった」って言うシーン天才だなと思いました。
こうやって1巻に散りばめた色んなシーンを2巻に絡めてくる演出がほんと素晴らしかったです!
後半は計と潮のお付き合い編で、エッチの時の計のギャップがめちゃくちゃ可愛いです。
3巻もほんと楽しみ。

0

コミック特性の良さを発揮

「イエスかノーか半分か」のコミカライズ2巻目。
1巻のときはおそるおそるページをめくったものの、想像以上に原作のテンポ感が生きていて、コミカライズの成功を感じ安心したものでした。
ただ原作の内容的に、てっきり全2巻だと思っていたのに完結巻ではないようなのが不思議だったのですが、今回読んでみて納得しました。
原作1巻に収録の続きのお話「両方フォーユー」もコミカライズしているのでした。こちらも途中までとなっていて、3巻へと続きます(のはず。現時点では未刊)

1巻のときのレビューにも書いたのですが、内容が同じでも、小説とアニメとコミックでは編集点が異なると感じます。
この作品では特にそれぞれの良さを感じられます。絵が先に立つので、コミックの場合、アニメ寄りかと思っていたのですが、1巻もそうでしたが小説に近いと思いました。それは原作のテンポ感に近いことと、こちらが読む速度の調整ができることによります。
一方で、絵が先に立つことでしか味わえないこともありました。たとえば、夜のニュース番組の1回目放送で、吹っ切って番組に臨むときの計の後ろ姿。あの背中に全部が現れていて、こういうのは絵でないと表せないと。小説だと言葉で描写をしますが、コミックの描写は絵だけで充分なんだと思いました(それだけの表現力が必要とも思いますが)。
2巻の目玉はあのニュース番組と私は思っているので、アニメでは端折られていた計の戦いを、コミックでは充分見せてもらえて嬉しかった。
毒舌を吐く裏で、計がどれほど努力しているか、自分の高いプライドに見合った精神力を保てているか、本人そこに全力だから意外な抜けがあったりとか、そういうものをコミックではきちんと描かれていたので、安心して読めました。「全力フォーユー」も同じです。
でも計の可愛さは、小説が一番伝わるなと改めて思いました。
出番は少ないですが、設楽Pと麻生さんのイケオジ2人も良かったです。

1巻では一穂先生のSSが載っていましたが、2巻は無しです。あとがきはありました。あとがきによると、巻末のおまけ2pマンガ「うしけいおまけ2」は、一穂先生がネームを切ったとあり感慨深かったです。

0

活字好きさんがうらやましい

小説のコミカライズは見つけ次第すべからく読む
をモットー(小説読めない呪いにかかってる)に日々徘徊しておりますが

この巻 タイトル回収巻だったんですね

前巻 好青年の皮を着る暴君・内弁慶な彼より 地味で無愛想な彼が時折みせる人当たりのよさや男前さを楽しんでおりましたが 男前というより気配りの達人 だったんですね
ちょっと自己中なところはあるみたいですけど

まぁ 暴君の子ともっぽさあってなんでしょうけど お似合いなのかな と

ただ このお話に限ったことではないんですが コミカライズって活字を追わなくていい楽さもそうだけど 妄想力も想像力もないあたしには視覚で補っていただけるっていう願ってもない代物 ほんとありがたやなんですが一方で コミカライズされたから面白味にかけちゃったのかな?と思える部分もあったりするのかな なんて

例えば 国江田を心配して掛けた電話の辺りはすんごいよかったんです
そこからエロに持っていくところがなんとも雑と言うか その言葉のやり取りでなんでそうなる?ってなっちゃったんですよね
これって小説だったらもっとゆっくり気持ちを擦り合わせていってたんじゃないのかな~ って

いやいや お話はよかったですよ 意地っ張りが意地張りすぎて潰れる寸前救われて 自覚してって


んんんん 
これで終わりかと思えばワンコ系引っ掻き回し屋さん登場でまだまだ続くようで

交わる視線にこもる熱とか ちょっとした仕草に照れて拗ねて ってのがいまいち読みきれないあたしッ! もっとガンバれよ((怒))
はじめましての作家さまだからって慣れるのに時間かかりすぎ((怒))

てか いろいろごしゃって申し訳ございまん 今回もあたしの至らぬアレが
ちょっと周回して次までに表情から心情をちゃんと読み取れるようにしておきます

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いい感じに壊れてきた国江田の先が楽しみ

両想いになった2人ですが、国江田の口の悪さは相変わらず。
都築に少し甘えることができるようになりつつ、会うたびに後輩の愚痴を言い続けるのはわがまますぎる気がしました。
1巻でも感じましたが、都築の懐の深さったらとんでもないです。
もっと素直にならないと、その恋、いつか失ってしまうかも、とハラハラしながら読み進めました。

都築とは違うタイプの、国江田と真逆のキャラクター、皆川が登場。
はつらつとしていて、明るくて、ほどよく要領がよくて、かわいいやつです。

本人が意図せず、イメージ三角関係のような、感じになるのは、恋愛モノのエッセンスのひとつですが、やっぱりハラハラひりひりしてしまいます。
1巻でも思いましたが、ほのぼのが好きな人は本作はあまりあわないと思います。

国江田の暴言、無礼、八つ当たりをかわいいと思えるかどうか、が好みのわかれるところだと思います。
1巻では何を言われてもそのめちゃくちゃ広い懐で受け入れてきた都築が、ついに、国江田の言葉にカチンと来て言い返し、それで逆切れして、さらに暴言を吐きまくる国江田。
ハッピーエンドになるに違いないとわかっていつつも、めちゃくちゃハラハラしました。

やきもちだと気づいて国際電話で文句を言う国江田。
やっと気づいたか、と返す都築。
一安心するやりとりでした。
やっぱり都築の懐の広さは半端ないです。

都築との付き合いで、国江田のいろんなことが崩れたり、壊れたりしていく様は、はらはらしつつもかわいいです。
テレホンセックスで素直なセリフを言えたり、休日とは言え、職場で恋人に電話しちゃったり。
皆川にばれてしまったところで、2巻は終了しますが、相手が皆川だし、かえっていい方向に壊れて行ってほしいと思わされるラストでした。

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