条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
切なく心揺さぶる「永遠の愛」のおとぎ話。
pino to kare no hatsukoi
『嫌われ魔物の大好きな人』にはまりまして伊勢原先生二作品目です。
健気元気な受けちゃんが大好物な方々、必読です。
どこまでも尽くすどこまでも朗らかな受けちゃん、主要キャラそれぞれが心の成長をして、救いもある。
エロは途中ありませんが、物足りなくないです。心揺さぶられ方が大きくてそれどころじゃない。
不憫から前向き強気まで、健気受けちゃん作品は相当読んできたつもりですが、ここまで優しく前向きなキャラは初でした。
周りの狡さに疲れたとき、どん詰まり感で苦しいとき、思い出すと癒されます。
ビタミンBLの中で最高峰。
こんな世界を文字で綴る伊勢原先生と、キャラを描いてしまうyoko先生、素敵なお話をありがとうございます。伊勢原先生のあとがきまで、じっくり拝読しました。
すごく良いよ!上質なお伽話を読んでるみたい!と腐友よりおすすめの本作。
でもエロエロじゃないよ!ということで積んでたんだけど、ちょうどそういう気分になって。
はぁ〜〜、もうエロなんてなくてもいいよ!!と思ってしまう良き作品でございました。
ピノはもっとやさしいほんわかタイプだと想像していたんだけど、めちゃくちゃ明るくて楽しくて純真で。
「ほほう、そうですか」とラウルとのやりとりについ笑ってしまい、ふたりが想いを寄せ合う姿にきゅんとなり。
だんだん雲行きが怪しくなって、先を想像して涙が出たりもしたけど最後は文句なしのハピエンですから、未読の方はぜひ♡
BLアワードランクイン作品からきました。
正直これはBLですか?と聞かれればうーんとはなります。そもそもピノは木の人形だし、ピノはお姫様に憧れアンジェロのこともお姫様みたい!と嬉しそうにしてますし。むしろ姿形とか性別なんて通り越して心と心で繋がる優しい愛の物語だと思います。
ジャンルにとらわれず読んでほしい、そんな1冊です。
この作品の特徴は間違いなくピノです。
明るくて優しくて文字で読んでいても目の前に感じられるほど生き生きしていて可愛いピノ。自己犠牲的な面もあるけどとにかく優しくて、その原動力は全部周りの人には笑顔でいてもらいたいというものです。自分が動かなくなってしまうことをラウルに告げないのはある意味自分勝手というか、ラウルの辛そうな姿をピノが見たくなかったからなんだろうとは思いましたがそれすらも許せるそんなものすごく愛らしい子です。
ピノが眠ってから長い年月をかけなんとかピノを取り戻そうと1人で奮闘したラウル、そして眼を入れてあげることで昔のようなピノが戻ってくる、なんてなんてドールらしい素敵な童話のような夢のハッピーエンドで本当に幸せな気持ちになりました。
柔らかくて優しくて温かい物語、まさに疲れてる時にこそ読んでほしい1冊でした。
魔法の力を借りて、心を持って動く人形のピノが、人間のラウルに恋をする物語。
人形のピノが歌ったり踊ったり、そして童話で読んだお姫様と王子様の恋の物語に憧れ、人間のラウルを好きになって行く様子が、とても初々しい気持ちで、読むことが出来ました。ピノがラウルと出会う前は、ピノを作った製作者であるパオロとずっと一緒に暮らしていましたが、パオロの教育というか、ピノに対する接し方?どうやったらこんな風に美しい気持ちの人形が産まれるんだろう?と、ずっと思いながら読んでいました。
ピノは行方不明になったパオロを探すためにラウルと旅をする過程で、ラウルをどんどん好きになっていきます。そして、病気がちなアンジェロと体を交換する事が出来るようになると、木の人形では出来なかった、ラウルとの交流、普通に会話して街を歩いてみんなの前でダンスして、そういう初めての経験がとてもキラキラとピノを輝かせていました。しかし一方で、身体はアンジェロのものという所で、とっても楽しい場面なのに、心のどこかでチクッとする痛みを伴う恋心が続きます。
このお話を読んだ人はピノとラウルの初戀の初々しさにも惹かれるでしょうが、私は若くないせいか、アンジェロとパオロの関係にも注目してしまいます。必ず誰もに訪れる最期の時をどのように迎えたいか?2人の人生は過酷なものでしたが、人生の終焉はとても理想的な終わりを迎えたのではないかと思います。とても美しい場面なので、是非、本を読んで欲しいです。そして木の人形ピノの体も、、魔力が少なくなっていき、、
ラウルにも辛い時期が来るけれど、辛抱強く眠りに入ったピノを再生させるまで、長い年月努力したラウルの愛情もとても深いと思いました。それくらい、ピノは誰にも変え難い心を持っていたのだと思います。ここはドキドキハラハラしながら、そして泣きながら読みました。
ピノはどうしてこんなにも心が美しい人形で居られたのか?それは、パオロがある願いを込めて、作った為でした。どのような願いなのかまでは書きませんが、そんな美しい心を持ったお人形が経験した初戀のお話。とても素敵な物語でした。
木の人形であるピノが、自身を作ったパオロを探して旅をする話。
パオロを訪ねてきたラウル、旅の途中で知り合ったアンジェロとピノの3人の旅です。
ピノは天真爛漫で元気印の魔法人形。沈み込むラウルを笑顔にし、病弱のアンジェロに活力を与え、いろいろな人を明るい気持ちにしていきます。
設定は寓話的で可愛らしく、イラストもほのぼの。BLであることを忘れるほどでした。
むしろBLであることを最後まで忘れていたかったです。
ピノがラウルを好きになる気持ちも、ラウルが自分を救ってくれたピノを大切に思う気持ちもどちらも分かる。でも、ラウル×ピノは受け入れられない。
なぜならピノが子供らしい人形だからです。
指輪のプレゼントや、手をつないでどきどきしたり、ライトなキスはいいです。でもセックスは厳しかった。
それはピノに限らずアンジェロもそうなのですが、ラウルやパオロが、自分の作った人形であるピノやアンジェロとそういう行為をするというのが、可愛らしかった童話の世界からいきなり現実に引き戻され、しかも冷水を思い切り浴びせられた感じがすごくて、作中しんみりしていた自分の感情にすら泥を塗られたような気になりました。
可愛いお話のままだったらよかったのにと思いました。
ラウルが自分のアイデンティティに苦しんでいるところや、ピノが自分を犠牲にして皆を助けるところ、弱っているところを誰にも気付かれないように振る舞うところは好きでした。
数ページ読んで、ああこれは神作だと確信する作品に久しぶりに出会った。ちゃんと最後まで最高な物語でした。
とにかくピノが優しくていい子で健気で…人間の男の子じゃないからわざとらしさがないというか、人形だからこそスッと入り込んできて、こんなにも人を思いやれる彼の優しさにこちらの心が救われたような洗われたような、とにかくあたたかい気持ちになりました。
ラウルはもうね、最初に黙ったピノにすぐ不安になっちゃったシーンで、もう愛しさが止まらなかった。あとから送りびとだから不安になっちゃったのかと気づいて余計に。
わかってたけどどっちも優しい心の持ち主すぎて童話のような物語だったけど、今までになかったストーリーで、ものすごく惹き込まれました。
最後のラブラブなシーンもとにかくピノが可愛くて、ラウルこんなん毎秒可愛いって心の中で思いながら生きてくしかないじゃん…と思うと、読了後も幸せな気持ちになれる終わり方でした。
そして挿絵を担当されたyoco先生。どこでお目にかかっても最高のイラストで作品を彩っておられて……今回も素晴らしかったです。木のピノ人形もめちゃくちゃ可愛かった。yoco先生ほど信頼できる絵師様はいません。
表紙とタイトルが美しいので思わず買ってみました。
人間と人形の恋だと、寿命の違いなど色々障害あって切ない系かなと覚悟して読み始めたけど、哀しく辛い感じにならないよう、うまく練られて纏まっていると思いました。
無愛想陰キャ攻めがだんだん絆されるの好きです。
この作品に出会ったのは、ちるちるさんのレビューがきっかけでした。
伊勢原先生の作品は今まで読んだことがなく、レーベルも存じ上げていなかったのですが、偶然ちるちるさんでこちらの作品が上位にランクインしているのを見かけて、yoco先生の素敵な表紙にも惹かれて読んでみようと思いました。
今までこんなに涙したBL作品はないのではないかと思うくらい泣きました。
号泣です。
でも、その涙は辛いばかりではなく、登場人物達の心の綺麗さに感動したり、嬉しい涙も多かったです。
ピノもラウルもアンジェロもパウロも…それぞれが皆優しくて綺麗な心を持っていて…
本当に心を洗われるような気持ちになりました。
人よりも人らしく、相手を思いやることの出来る人形・ピノ。
本当に本当にこの作品に出会えて良かったです。
レビューでオススメして下さった皆様に感謝を伝えたくて私もレビューを書きました。
1人でも多くの方に読んで頂きたい素晴らしい作品です!
ピノの笑顔と真っ直ぐな想いが自然と心を癒してくれる。隣でいつも「大丈夫だよ」って言って手を繋いでくれる気がする。ずっとずっと待っててくれるような、そんな優しさに包まれるような物語。yoco先生の描くどのピノも心のまま、表情豊かでめっちゃかわいい。つらいときもピノといれば「大丈夫」って思える勇気をくれる。
伊勢原先生の作品はとても切なく、可愛く、キュンとするので大好き
今回もピノの純粋さと、流れる温かいストーリー展開に大満足だった!
特に後半は、ピノが可哀想で、切なくて、そして、ラウルのその後の想いに号泣で、涙が止まらなかった。
ピノが本当に可愛い!可愛くてたまらない!
1点だけ、強いて言うなら、パオロがいなくなった原因の病気がイマイチ理解出来なくて、そこをもう少し無理矢理感(認知設定)ではなく、自然な感じにして欲しかったかな。
でも間違いなく神作品✨
先生の作品は電子が多いので、もっと紙出版を出して欲しい。
出版社様本当に素晴らしい先生の作品を出版してくださってありがとうございます!
そして、yaco先生の素敵なイラストにも感謝
面白かった。たくさん泣いちゃった。
受けのピノは魂を持った魔法人形。ピノを作ったパオロと楽しく毎日を暮らしていたけれど、ある日家にパオロが帰ってこなくなる。そして1年ほどたった日にパオロの弟子の攻めラウルが訪れて、パオロを探す旅が始まる。おしゃべりで賑やかなピノと無口で不器用なラウルとの旅路が楽しい。
二人の出会いのシーン。ただの人形の振りをしているピノがラウルに「今喋ったのはお前か?」と聞かれて、うっかり「ううん、おれじゃないよ」って答えちゃうのが可愛かった。ピノが「ほほう、そうですか」とパオロの口癖を真似ているのも可愛くて好き。ラウルに貰ったものを宝物として大事にしているのも可愛い。ピノの純粋さや心優しさにとても胸が熱くなって泣けちゃう。
ラウルは基本ピノに塩対応なんだけど、口を閉じろと言ってピノが本当に黙ると、急に黙りこむな心配になるだろと言ったりツンデレな不器用さが面白かった。お祭りで人前で踊るのを嫌がったくせに、ピノが他の人達と楽しそうに踊っていると「俺以外のヤツと踊っていいなんて言ってないだろうが」って結局一緒に踊ってくれるシーンも笑った。
じんわり、ぽかぽかにこにこ。
笑って元気をもらえて、涙もこぼれて。
とても素敵なお話に出会えました。
受け様になる魔法人形のピノ。
この子が明るくて無邪気で優しい。
人形なんだけど、生き生きと生命力に溢れていて、一緒いると元気をもらえますね(*^^*)
そして人の気持ちに敏感で、優先しちゃう。
本当に可愛くて愛おしい子でした。
ぎゅっとしたくなっちゃう。
攻め様のラウルは、人形の魂を天へ送ることが出来るおくりびと。
ピノの生みの親である人形師のパオロを、彼の弟子であったラウルが訪ねた事で始まる。
同じくパオロを探しているアンジェロと一緒に3人で旅をして。
最初は、無愛想で笑うこともなかったラウルが、ピノと一緒の時間を過ごす内に、どんどん感情を引き出され、救われて。
パオロとの再会、そして別れ。
もう、随所に胸を打つシーンがありました。
何度涙を流したことか( つω;`)
特にピノが眠りにつく時はちょっと言葉にならない。
ラウルが希望を手放さず、頑張ってくれてよかった。
ありがとう。
この目覚めで終わっても充分満足だったのですが、嬉し恥ずかしな特別な夜まであって。
よかったねぇ、とにこにこしてたら、あとがきの後のお話ですよ。
最後まで泣かせてくれました(> <。)
はぁ、とっても素敵で大好きな1冊になりました。
先生、ありがとうございます。
yoco先生のイラストがまたぴったり。
とても愛らしく可愛いピノとかっこいいラウルでした。
早朝目覚めて寝直せなくて(歳のせい)
前の日に購入したこの作品を読み始めたら止まらない止まらない…
朝から涙ポロポロ流しながら最後まで一気に読み通しました。
とにかくピノが可愛い。
素直で明るくて優しくて。今生は今更すぎてこんなにいい子にはなれないけど…次生まれ変わったらこんな心優しい人になりたいと思う。
とても優しいお話で、情景や登場人物の動きが目に浮かぶように描かれているので、普段は小説読まない派の人たちにもぜひ読んでほしい素敵なお話です。
ピノが「エヘヘ」っとおでこを叩く仕草が何回か描かれています。これが可愛くて!このシーンが大好きです。
まるで童話のようなとても可愛らしいおとぎ話のような物語です。
伊勢原ささら先生の作品を読むといつも心が洗われます。
木の人形と言えばピノキオが連想されますが、鼻は伸びません!(笑)
とても思いやり深く、心優しく夢見がちで、太陽の様に明るく愛らしい木の人形、ピノが主人公です。
ピノの行動やとても優しい心持ちや気持ちひとつひとつにとってもほっこりします。
ページをめくるたびに、ピノの可愛らしい仕草や元気な声が聞こえてくるようでした。
攻のラウルの閉じていた心がピノとの交流で少しずつ開かれていくのも納得です。
出会いと旅の道中での悲しい別れもあるのですが、そのすべてが優しい気持ちで包まれているように感じられます。
そしてちゃんとエッチもあるのですが、でもその表現は凄くチャーミングで、素敵な言葉で表現されてました。
ぜひ本編を読んでキュンとして下さい!
帯の先生のコメントもとっても可愛らしいので是非帯があるうちに♪
コミコミさんの特典小冊子は物語のその後なので読めたら読んだ方が良いと思います!
また、素敵な番外編をサイトに上げて下さってるので、気になられたら是非!
(本編を読んだ後の方が良いかなと思います)
https://fujossy.jp/books/27688
ピノは無垢で負の感情も知らない明るくて前向きな子。それが木で作られた人形だからこそ、このストーリーになじんだと思いました。
これが貧しい村の少年とかだったらその性格が嘘臭く感じただろうなと思います。
木の人形のピノだからこそ何の違和感もなく読めました。
又、ピノとラウルがお互い引かれていく過程やスピードも何の違和感もなかったのが良き。
後半はもう涙が止まらなくなりました。お別れシーンは悲しいけど美しくてすごく羨ましかったです。
ピノキオみたいに最後は人間にもどるんじゃないところも良き。
すべてにおいてのバランスがパーフェクトな作品でした。
ピノの明るさに私も救われました。
そして最後にyoco先生が挿し絵を担当してくれてありがとうとお礼を言いたい。yoco先生だからこそこの作品に価値が出ました。
もうピノが可愛すぎます!
いやー。。途中涙で目を赤くしながら夜を徹して読んでしまいました…
電子で読んだのですが、コミコミさんのSSが読みたくて読後に紙でも購入。箔押しアクリルボード付き…高いけどそこに悔いなし。届いたら飾ろう。
物語自体はもちろん、yoco先生のイラストも本当に素晴らしくて。
特に最後の挿絵!!目に涙を浮かべて幸せそうに指を見つめるピノ、穏やかに微笑むラウル。もうずーーーっと見ていられます。
タイトルも素敵ですよね。「初恋」ではなく、「初戀」。旧字体になってる。それだけでこの恋がピノとラウルにとって特別なものなんだ、って伝わってくるような気がします。
「ピノの初戀」じゃなくて「ピノと、彼の初戀」っていうのもいい。
常に笑顔を忘れない人形・ピノの描写が切なさを和らげてくれたり、余計に切ない気分にさせられたり…
自分を”忌まわしい存在”なのだと思い込んでいたラウルが、徐々に自身を肯定できるようになり、変わっていく様子に心揺さぶられました…
そしてもうピノがいい子すぎて泣ける。語彙力がないのでこれ以上言えないですが、、可愛いよ可愛すぎるよピノ。
ファンタジーはそろそろ飽きてきちゃったかな〜なんて思っていた自分の頬をはたきたい。
素晴らしく読み応えのあるファンタジーでした。
寝る前に何気なく手にした一冊でしたが、純粋で心優しい小さな木の人形・ピノの初恋がとても可愛く、そして切なく…「彼の初恋を見届けるまでは眠れない!」と気づけば朝になっていました。
と言うか、泣き過ぎて眠るどころじゃ無かったですね
もう、中盤以降から涙が止まらない、止まらない……
人の心を持ち、歌ったり踊ったりできる〝魔法人形〟のピノ。
人間が大好きで、周りの人にはいつも笑顔でいて欲しい。困ってる人がいたら力になりたい。純粋で心優しく、人々がすっかり忘れてしまった〝大切な事〟を思い出させてくれるような、素敵なキャラクターでした*
小さな幸せを見つけて常に前を向くピノの明るさに、じんわりと癒されます。
そして、ピノの小さな幸せが多くの人に伝播する……
人形の魂を抜く「送り人」であるラウルもピノとの旅の中で、すっかり忘れていた〝大切な事〟を思い出して行きます。
孤独で寂しく、傷ついたラウルの心にそっと寄り添い続けるピノ。その小さな温もりにより、自らの運命を呪い、否定し続けていた「自分自身」を受け入れるラウルの変化に、胸がいっぱいになりました。
冷たく無愛想だったラウルとも次第に心を通わせていき、旅の中で「トキメキ」や「嫉妬」などの人間らしい感情を知っていくピノは、まるで初めての恋に戸惑う少年のよう!
しかし、〝本物の恋〟を知れば知るほど「木の人形」である事実が、ピノの心を蝕んでいき……
大好きなラウル、そして大切なパオロとアンジェロ。
大切な人々の幸せを1番に願う、小さな木の人形ピノの初戀が、どうか幸せなものでありますように……と願いながら結末を見守りました。
正直ラストは予想外でしたが、ピノとラウルの〝心の交流〟を大切に描いてきた作品だからこそ、見た目や形に囚われず〝心〟で惹かれ合う2人にピッタリのエンディングだったように思います。
本当に、素晴らしい作品をありがとうございました!
忘れかけていた〝ピノの心〟を無くさない為にも、何度も読み返したい、大切な一冊になりました。
伊勢原ささら先生の作品を読むのは「獣人王子のいとしい人 ~奇跡の観覧車は愛を運ぶ~」以来になります。実はあらすじとレビューを読んでなかなか読む勇気が無くて、やっと昨晩読んだのですが心配した通り号泣でした。www
ちゃんとハピエンだと分かっていても泣けてしまって、明日体調が悪くなったりしたらどうしようと読みながら不安になったりしました。結果無事でしたが。
伊勢原ささら先生のクライマックスへの持って行き方がとても見事な作品だと思いました。特にピノがラウルと出会い旅を続けるうちに育つ感情の描写が見事なんです。ピノだけじゃありません。ピノと出会って救われて行くラウルの変化も目を見張るものがありました。
アンジェロの正体は想像通りでしたが、彼とパオロの絆と最後の贈り物には涙が止まりませんでした。
そして2人の想いを受け取ったラウルのその後が淡々と書かれていたのがまた秀逸でした。
ピノがとても良い子で皆を元気にしてくれる稀有な存在で、パオロがピノを最高傑作だと言った意味がとても分かる作品でした。
何度も登場する歌がキーワードとなっていて、この曲が幼い男の子の姿をした木の人形の可愛いピノの声で脳内再生されるんですよ。とても不思議で魅力的な作品でした。
すごく、すごく愛おしいお話でした。
とても素朴なのだけれど、ランタンがぽっと灯るようなあたたかさが広がるやさしさが詰まっています。
極上のお伽話を読んだ。そんな感覚です。
伊勢原ささら先生の書かれるお話って、ベースにあるものが非常に柔らかいんですよね。
その中でも、木製人形であるピノが主人公のこちらの作品は1,2を争うくらいやさしさ成分で出来ているのではないかなと思います。
どこまでもやさしい物語と、あまりにも純粋できらきらとした混じり気のないうつくしい心を持ったピノ。
けれど不思議なことに、ピノが明るく純粋でやさしい子であればあるほど読み手側は切なくなってしまうのです。
このやさしさと切なさとあたたかさが交わって、夢中になって読み終えたあとには胸がじわりとする素敵なものに包まれていく。心地良い読了感でした。
人と人ならざるもののお話ですが、もしかしたら人間以上なのではと思えるほどの深い愛情に満ちた愛おしい作品です。
ラウルとピノ、パオロとアンジェロ。
どちらの歩みも未来も私にはとても魅力的に見えました。
yoco先生の挿画も引きの画が本当にうつくしくて、物語をより引き立たせる素晴らしい構図センスにため息が出ます。
虹の色文庫という新規レーベルから出版されたのもうれしいですね。
大好きな作品がまたひとつ増えてしあわせです。
ワケあり人形の送りびと×健気で明るい木の人形(いい子)、ところどころ切なさのスパイスが効いてはおりますが、最後には童話のような心温まるお話。
読み終わる頃には、無意識に作中の歌を勝手にメロディライン作って口ずさんでいる自分がいました~♪ (読了した方の中で、絶対にお仲間いらっしゃいますよね?? 申告してみましょうか 笑)
そして物語の感想。
ミケーレのエピから、パオロとアンジェロのエピ、そして最後に主役cpの2人のエピ、とまるでディ○二ーのスプラ○シュ○ウンテンのメイン落下までの行程かのように、3段階クレッシェンドで泣かせてくるのが(泣きすぎて、いい意味で)辛かった…!
お表紙も読了後に見返すと木の人形バージョンのピノの表情を見て泣けてくるし(これもいい意味で)、涙枯れるかと思った1冊でした。
2人が本当に結ばれるのが(身体)本編後っていうのもまた、無理やり詰め込んだ感がなくてとても好感度が高かったです!
それから明るく前向きで優しいピノはもちろん、主要登場人物がみんないい人たちだった。(ピノが口ずさむあの曲を歌いながら♪)
作者買い
伊勢原ささら先生の本はいつも切なさと温かさとミックスで優しいお話しが多いですが
こちらの作品、まるで童話を読んだ後のように心がホワホワになりました。
ささら先生の代表作になるのではないでしょうか?
本編にエチがなくて、むむ!?と思ったらしっかりSSという形でございました。
この2人ならこういうえちになるだろうという予想を裏切らないエチシーンで感無量です(⁎˃ᴗ˂⁎)
とにかく全員に是非一度お手に取っていただきたい。
SS除いたら、子供にも抜粋して読み聞かせたいくらい良作品です!!
今回は人形師の元弟子と魔法人形のお話です。
攻様と共に行方の知れない人形師を探しに出た受様が
頑なだった攻様の心を解いて彼の大切な人になるまでと
本編後の短編、あとがき内にSSを収録。
受様は天才人形師が作った魔法人形で
3才児ほどのサイズの木の素朴な人形ですが
18才の知能と感情を持つ人形として作られ
人形師とともに楽しい日々を送っていました。
しかしながら1年と少し前から
人形師は頭痛に悩まされるようになり
受様の名前を忘れたり、帰り道がわからなくなり
ついには家をでたきり戻らなくなってしまいます。
受様は普通の人形然として出窓に座り
人形師の帰りを待って380日が過ぎた日、
受様が大好きな物語に出てくる王子様に似た男性が
人形師を訪ねてやってきました。
彼が今回の攻様です♪
攻様を見た受様は思わずおしゃべりだしてしまい
攻様に魔法人形だとばれますが
受様も攻様が人形師が気にかけていた弟子
その人だと気づきます。
攻様は魔法人形の魂を抜いて天に送る送りびとで
人形師の手を離れた魔法人形の後を任されており
受様にも「楽になって天国に行きたいか」と訊ねます。
受様が人形師を待つ日々も楽しかったと言うと
攻様は呆れて人形師を探しに出ていこうとしますが
受様は2人で探しに行こうと提案します。
人形師のお人形のことを任されているってことは
俺の面倒を見てくれるっていうことでしょ?
おれも攻様のことを任されているよ。
果たして2人は人形師を見つけることができるのか!?
人形ながら優しく無垢な心を持つ受様と
人形師になれず送りびととなった攻様の
ハートウォーミングファンタジーです♪
2人は受様が持っていた人形師が会いたがっていたという
青年の絵を手掛かりとして旅に出て絵の青年と出会い
人形師が昔暮らしていた村を目指すことになります。
青年はもともと病弱な上に旅をしてきたことで
かなり体調を崩しているのですが
受様が手を握って元気になれと思うと
少し体調が回復するのです。
3人の旅は受様に新たな人たちとの出会いを与え、
送りびという生業を辛いものととらえていた攻様に
笑顔を与える旅となり
人形師の愛をいっぱいを開けて育った受様は
人形師の与えてくれるのやさしさと温かさを受けて
純粋でまっすぐな笑顔で同行者ばかりか
出会う人々をも魅了していきます。
人形師が家を出た段階で悲しい別れは度予想できますが
別れはそれだけではありません。
別れを乗り越えた先の未来を信じる姿が読者の胸を打ち
未来に必ず幸せが訪れるだろうことを信じて頁を繰り続け
攻様と受様が掴んだ未来にさらに涙を誘われました。
涙は悲しみだけで流れるものではないですよね。
受様の人を信じる優しさと強さが
出会った人達を幸せにするとても素敵な物語でした。
yoco先生のイラストも物語世界にマッチしていて
最高です (^-^)/
これはまいった。
ファンタジー作品ですが、よく見かける壮大な舞台じゃなくて、ほっこりと心が温かくなるハートウォーミング系のファンタジー作品です。
おとぎ話調で優しい調べの筆致。内容も分かりやすく、誰にでもウェルカムな感じが非常に好感が持てました。また、主人公・ピノの明るくて前向きな性格と言動が、読む者の気持ちを明るく朗らかにそして元気にさせてくれます^ ^
木の魔法人形・ピノの初恋を主軸に進むお話です。ピノを作ったパオロを探すため、その弟子・ラウルと共に旅に出る物語。途中、パオロと親交があったというアンジェロも合流し、3人のパオロを探す旅がスタートします。
ピノは王子様とお姫様のハッピーストーリーが大好きな夢見がちな木の人形。
ラウルはクールで陰のある人形のおくり人。
ラウルが冷たくぶっきらぼうな性格であるのに対し、ピノは明るく前向きな性格ですので、2人の性格のコントラストが映えますね。
旅の初めはそこまで心通ってない2人が(特にラウル側)、旅を進めるうちに信頼できるパートナーとして、また心の拠り所として関係を築いていきます。
ピノの感情は分かりやすく、恋心にも素直に反応するのでとっても可愛いです。アンジェロとの恋バナ雑談は普通の年頃の男の子。ピノが木の人形ということをすっかり忘れてしまうくらいです。
旅を通してラウルに恋をしていくピノの心が非常にピュアでクリアに描かれていますが、それだけじゃないんです。
パオロに対する師匠愛やアンジェロに対する親友愛の気持ちも曇りなく美しく描かれていて、ピノはこの物語での太陽みたいな存在です。
ラウルもパオロもアンジェロも、ピノに心から救われているし、救われてきたといっても過言じゃありません。
一番の見どころはラウルの気持ちの変化でしょう。彼のピノに対する冷ややかな態度が、この旅を経て変化していく過程に注目下さい。
ピノが彼の閉ざされた心を開き、浄化していく様が、旅の流れに沿うように自然に進んでいきます。ラウルの変化が、ピノの初恋のドキドキに拍車をかけることになるのですが、ラウルの軟化(デレ)の高低差がありすぎて萌えが止まらない……。
ピノの初恋の物語であると同時に、きっとラウルの恋物語のお話でもあるんですよね。
初恋をこんなにも美しく感動的に描いた作品はそう簡単に見かけることはありません。いま、私の心は満たされています。
嬉しく楽しいシーンもあります。
悲しい別れのシーンもあります。
切なくて胸が痛いシーンもあります。
でもどうか…胸に湧き上がる色んな感情を深く味わいながら読んで欲しい。ピノの初恋の行方を最後まで見届けて欲しいです。
ピノの愛の深さは果てしなく深く、そしてピノを愛する者の愛も深い。"感動"のひと事では済まされない素晴らしい一冊でした。
おとぎ話なストーリーが元々大好きな私にとって好みドンピシャ。間違いなく神作です。
ストーリー、キャラクター、イラスト、設定、なにもかもが最高でした。
この作品に出会えて良かった。大事に何度も読み返していきます。
★電子版購入。
挿絵画は、yoco先生。いつものように表紙は全体の要約。
「ピノキオ」や既刊「嫌われ魔物の大好きなひと」と通じる、「かけがいないもの」がテーマ。ほんわか・じんわり
★三人でパオロを探す旅で夫々が大事なものを見つける物語。パオロが籠めたピノの純粋さが切ない。
ピノ:三歳児大の木製 パオロが作った最後の魔法人形。健やかな18才の心を宿す
造られて8年一緒に暮したパオロを窓辺で待つ
不在380日目に来たのがラウル。ピノは「パオロが選んでくれた友達だ」と、喜ぶ
パオロ:ピノを作った人形師。42才
頭痛と物忘れの病気、外出したまま1年以上帰宅しない。口癖は「ホホウ」
ラウル:パオロと同郷の弟子 25才 パオロの魔法人形の魂を抜く「送りびと」
絵本の「カラスの王子様」に似る 黒髪、黒瞳 パオロが言う「寂しい人」
アンジェロ:パオロにとって大事な人。美貌 病弱
パオロを探す旅の途中、森でピノに助けられる。記憶が一部無い。
---メモ---
★名前
ピノ:イタリア語で「松、松ぼっくり」“Pino”
パオロ;ラテン語で「慎み深い」の”Paulus”が語源
ラウル:古ノルド語の「Raðulfr」(助言・相談の「rað」と、狼の「ulfr」)に由来
アンジェロ :(Angelo) イタリア語で天使
★ほんわかじんわり
先生の2020年5月16日あたりのtwを読み、努力の人だと思った。
作家買い。
作家買いですが、yocoさんの描かれた優しい表紙に思わずうっとりしながら手に取りました。伊勢原先生と言えば健気受けのイメージが個人的に強いのですが、今作品の受けちゃんも超絶に可愛かったです。
ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
木でつくられた人形のピノ。
彼を作ったのはパオロという男性。優しく穏やかで、ピノにいろいろなことを教えてくれた人物だ。パオロに心を入れられたピノは、人形でありながら人の様に考え、感じることができるのだった。
が、1年ほど前のある日、パオロは家を出て行ったまま帰ってこなくなってしまった。体調不良を訴えていたパオロがどこかで倒れているのではないかと気をもむピノではあったが、パオロに言われた「人形のふりをして動いたり話したりしてはいけないよ」という言葉を忠実に守り、今日も一人でパオロの帰りを待っている。
そして、果たして一人の人物がパオロとピノの住む家にやってくる。けれどそれは待ち焦がれていたパオロではなくー?
というお話。
人形を作り、その人形に命を吹き込むというファンタジー要素たっぷりのストーリー。ピノがとにかく可愛い。パオロを信じ、ずっと孤独に耐え、彼の帰りを待ち続けている。もうこれだけで涙が止まらない。
けれど、薄幸展開かと言われるとそうでもない。
ピノはとても朗らかな男の子だから。パオロから与えられた知識や感情をフルに生かして、彼は決してネガティブな感情にとらわれないからなのです。
そしてピノのもとにやってきた男性・ラウル。
パオロの元弟子で、人形を作っていた男性。彼もまた、パオロを探して彼の家に訪れるのだけれど。いなくなってしまったパオロを探して二人で旅に出るところから、二人の交流が始まっていきます。
寡黙で、笑うことをせず、ピノにも素っ気ない言葉しかかけないラウル。けれど、ラウルが「そう」なってしまったのにも理由がある。この理由が、きちんとこの作品の軸になっていてそこがまた良い。
ピノとラウル、二人でパオロを探す旅に出るが、また一人の美しい少年と出会います。彼の名はアンジェロ。アンジェロもまた、パオロを探していて…。ピノとラウル、そしてアンジェロも加わり、パオロを共に探すようになるけれど。
パオロが帰ってこなくなってしまった理由。
ラウルが寡黙で、「死神」と人から呼ばれている、その理由。
そして、ピノとアンジェロのつながり。
読み進めるうちにすべてがつながり、もう涙腺崩壊。パオロがピノとアンジェロを自分の意志で放置したのではないとわかって安心しつつ、彼らのすぐそこにやってくるであろう未来がなんとも切なかった。でも、パオロとアンジェロの深い深い愛情がめっちゃ良い。何ならこの二人だけで1冊の作品が作れるんじゃないかと思う、そんな二人なのです。
ラウルは寡黙青年ではありますが、ピノと出会い、そして過去の出来事から蓋をしてしまった心の扉が再び開いていく。人形として、人との関わりを持ってこなかったまっさらなピノが、人を疑うことを知らないピノが、ほかの人とかかわることに悋気を抱くシーンは思わず爆笑してしまいました。
人形のピノと人間のラウル。
2人の未来がどうなってしまうのか気になって気になってページをめくる手が止められませんでしたが、最後は大団円。心底ほっとしました。
切ないけれど、温かさや人を思ういろいろな形の愛情に満ち溢れた作品で、めっちゃ良かった。yocoさんの描かれた挿絵がまた良い…!この作品の持つ世界観にぴったりとはまっていて、萌え度は確実に上がりました。
キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良しの文句なしの神作品。
読後、心がほっこりと温かくなる、そんな素敵な1冊でした。
木人形のピノがとっても純粋で明るくて可愛い。
突然消えた父親代わりのパオロをいつかいつかと心待ちにしながら一年以上も孤独に帰りを待っているピノがすでに可哀想でのっけから切なくなります。
そこに現れる絵本にでてくる王子様みたいなラウルが登場し二人のパオロ捜索の旅が始まります。
木人形のピノに対して冷ややかなラウルの態度にピノが全然へこたれないのでピノの心の強さを感じました。
見た目は子供のようなピノだけど、ラウルが秘めている心の薄暗い部分には触れないように気を遣ったりするなど、精神的には見た目以上にずっと大人な部分が魅力的です。
パオロと縁のあるアンジェロと出会ってからは3人でのパオロ捜索が始まりますが、ピノがなぜかアンジェロの体に入れることがわかり、ピノは体調が不安定なアンジェロの代わりに体を借りて旅を進めていくことになります。
最初はピノに対してつれない態度だったラウルも、旅を進めていくなかでピノの優しさや素直な感情に救われ少しずつ心を許していきます。
好きなエピソードはたくさんあるのですが、集落のパオロの家を捜索して魔法人形のミケーレに出会うシーンは、ラウルが今まで忌々しく感じていた自分の能力が人形たちにとって救いになっていたとわかり、これからもおくりびとを続けていこうと決心する素敵な場面でとても感動しました。
必死にパオロの日記を見つけてきてくれて優しい言葉をかけてくれるピノに対して愛おしい気持ちが溢れラウルから抱きしめるシーンもとてもキュンキュンしてしまいました。
ラウル、ミケーレ、アンジェロと、つらい話が結構あるのですが、そのたびにピノの美しい心と言葉、その行動に救われるので、心があたたかくなります。
そんな優しいピノに対して、特別な感情が芽生えていくラウルの変化も微笑ましいですし、自分たちの気持ちにとまどいつつも関係を深めていく二人が尊いです。
お祭りのシーンはもう大変萌え散らかしてしまい、きゅんが止まりませんでした!
ピノが抱える切ない苦しみも相まって胸が締め付けられますが、二人の気持ちが重なりあい、とても幸せな気持ちになりました。
でも、そんな幸せな時間もつかの間、集落から見つけ出したパオロの日記をヒントに海辺の療養所に向かいそこでパオロと3人が感動の再会を果たすのですが、ここからが本当に切ない…。
パオロがピノを置いて家をでた理由、アンジェロが隠していたこと、パオロとアンジェロの深い絆、二人で過ごす最後の時間、パオロから知らされるピノの不穏な変化の事実。
いろんなことが明らかになり、悲しい現実もたちはだかって、それでもいつも通り明るく元気にふるまおうとするピノの健気さにもう涙が止まりませんでした。
ラウルを笑顔にしたいという、この世で一番優しい人形のささやかであたたかい願いが叶うのかどうか、ピノとラウルがどうなっていくのか、これから読む人には是非最後まで見届けてほしいです。
そしてピノによって救われたラウル、パオロ、アンジェロが生み出すピノの奇跡を見守ってください!
伊勢原先生が書かれた素敵な結末に心打たれること間違いなしです!