灰かぶりコンプレックス 6

haikaburi complex

灰かぶりコンプレックス 6
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×224
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
10
得点
342
評価数
79
平均
4.4 / 5
神率
55.7%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
灰かぶりコンプレックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033608

あらすじ

僕は君のものだよ 君は僕のものになってくれるかい?

恋人としての信頼も育ち、ラブラブハッピーな直純と智紀。
直純は智紀へのプロポーズの下準備のためNYの実家へ。
だけど、人生に試練はつきもので、
智紀の会社が倒産してしまう!
無職のままでプロポーズを受けることはできない…
奮起する智紀だったけれど、
直純も大きなトラブルに見舞われて!?
王子様と王子様のラブストーリー♥
灰かぶりコンプレックス、堂々の完結!!

表題作灰かぶりコンプレックス 6

ジェファーソン・直純、アメリカの大富豪一族でCEO
鹿原 智紀、SE

その他の収録作品

  • Lived Happily Ever After

レビュー投稿数10

逃げる王子様と追いかける王子様

ついに最終巻……っっ!!
リアル王子様と平凡BOYとの恋愛ストーリーが終わりのときを迎えることになりました。

表紙を見れば一目瞭然とはこのこと。
幸せに溢れた直純と智紀のツーショットが目頭も胸の奥も熱くさせました(*´︶`*)


この最終巻に至って無双状態の2人かと思いきや、何やら冒頭から不穏な状況のオンパレード。2人が結婚するに相応しいのかの最終試験のようです。
最終巻の段階でもまだまだ見せ場が盛りだくさんでした。

智紀の無職通告。直純の実家の不正疑惑。
彼らが何か悪いことをしたってわけじゃないのに、結婚へのステージに"待った"をかける状況はツラいものがありますね。しかも直純と智紀のダブルなので、悪い意味でのドキドキが止まりません。

言うても最終巻。
あの表紙と2人の表情。
冒頭から不穏であっても、幸せになるウイニングロードが用意されているのは間違いないので、事の次第を静かに眺めていくしかないです。このどん底からどうやって挽回していくのか気になると思いますが、期待して読み進めていって下さいね!


今巻で注目すべきは、常に自信たっぷりの直純の弱さが見えたところかなと思います。
彼の自信の裏付けになっていたのは、彼の実家の力や育った環境が多少なりとも関係していて、私が想像していた以上の大富豪一族にビックリしました。これは確かに王子様だし、俺様な態度にも納得です。

そんな直純なので、おそらく自信喪失なんてことは過去に経験してこなかったでしょう。家系にしても、強烈キャラの母親に育てられたことにしてもね。
この最終巻にして直純の弱さが見えたことは必要なことだったのかも知れません。

いつも自信家な直純に押されっぱなしの智紀が、今回は形勢逆転というべきか、弱る直純へのアタックが非常に前向きで頼もしかったです。
智紀は直純の顔がドタイプで…ってことから、2人の関係が始まりましたが、顔が好きなだけでここまで必死に直純を追いかけたりしないですよね。直純の中身にも惚れ込んでいる証拠です。
直純が智紀を誉めたり可愛がる言葉がね、これまではクサいセリフ〜なんて思っていけど、ここにきてジワジワパンチ効いてきます。智紀を勇気付ける言葉としても、直純の存在感を感じるアイテムとしても必要だったんだなと。


逃げる王子様と追いかける王子様。
この追いかけっこの先に見える景色は一体どんなものでしょう。全てを失ったところで見える愛ってものに、深層の王子様は気付いたんじゃないのかな。


物語の始まりからここに至るまで色んなことがあったけど、産まれも育ちも考え方もキャラクター性も全く違う2人が、ここまで惹かれ合い深く愛し合う姿は感動の領域です。
洗練された王子様も泥臭い王子様もどちらも素敵でした。 

続刊を心待ちにすることはなくなってしまいましたが、これからの2人の温かい幸せを祈っています。
いつかジェファーソン家に認められるといいな。

6

最高に甘〜〜い二人の王子…!眼福です

綿菓子のように甘くて甘くて甘くて甘い…二人の王子様のお話、完結編です・:*+.

表紙を見ているだけで、こんなに幸せな気持ちになれるなんて!

「大丈夫直純さん 俺がついてるべ」と独りごちる智紀……1巻の頃からは想像できない姿に、感無量です。

受けの智紀が「お姫様」扱いされるのではなく、しっかり攻めの直純さんの「王子様」になっているのが、個人的に最高に最高に好きな部分です◎

王子×王子の最高に甘くて微笑ましいラブコメ、これで完結だなんて寂しいですね。。

その後の二人の姿がまだまだ見たいです。(切に…!)

★コミコミさんで購入(有償特典の箔押しA5アクリルボード付き)
お値段がお値段で予約を一瞬迷ったのですが、届いた今、その決断に一切の悔いなし!!!です。☺︎


1

ほっこりした完結、感無量〜

直純×智紀

直純の会社や家族の間の厳しさの中で、
一生懸命に直純と対等になろうと頑張る智紀が健気で萌える。
直純も、愛しているからこそ!智紀と相応しくないと、
荒ぶってしまう様子に胸が苦しい。
結局、地位なんてどうでもいい、
2人はお互いの王子様って感じ、愛し合っているから、
強さと弱さも相互補完するのが世界で最も尊いことだよね!
ほっこりした完結、感無量の余韻が続けざまに、
幸せな2人に心がキュンと満たされた!

大切なのは、ただ愛している人がそばにいること。
それが人生で一番愛おしいことだ。
完結したとは言え、
2人にとって、これからが本当のスタートなのかもしれないですね。

0

もっと続けて!!!!

これで読み納めなんて悲しすぎる。もっともっと二人のその後を読み続けていたい。
続編希望です。

0

案外あっさりしてた

5巻で話していた「NYの妊魔共を退治」出来たってことなのかな?
もっとジェファーソン一族とのゴタゴタから2人に交際ピンチ→カナ、ミチルがバタバタっていう展開を期待していましたが案外あっさりカタついちゃった?!

スパダリ直純と庶民智紀。
守る、守られるの現状に甘んじることなく仕事に恋にとポジティブな智ちゃんが素敵、男前に見えました。

とにかく5巻までがめちゃくちゃ面白く、神だったので6巻はかけ足感が強くもったいない。
これで終わりとは残念です。

でも、カナちゃん、ミチルさん、百合子ママ、ルルゥと出演者大集合は嬉しかったです。

3

エバーアフター

ついに完結してしまった…
池上線のシンデレラボーイ・庶民の星、我らが智ちゃんがついに…(涙)
最後まで楽しくて読んでて元気になるラブコメでした。

格差CPのトンチキなすれ違いラブがこんなに長編で読めるとは思ってませんでしたがw、たしかにすでに他のレビュア様が指摘しているように、萌え度でいったら、2〜4巻くらいのほうが高かったかな〜と若干の物足りなさを感じなくはないのですけど、BL的大団円の6巻という意味では正解の内容なのではないかな〜と思ったり。なぜなら、物語って”これからどうなっていうの?”っていうところが個人的には一番面白く感じるところなんで、、”どんでん返し”を謳うような作品でもない限り、穏やかに収束していくもんなんじゃないのかしら〜と。。。

最初から最後まで直純の顔が好き!を貫く智ちゃんの圧勝に清々しさを覚えました。顔がいいは正義ですね。それぞれ突然無職になったりお家騒動があったりと波乱はあったものの、きちんと次のステージへ進んで(人生で落ちっぱなしはないという教訓が…)、困難があったからこそ愛が深まって、バカップル度もますます高まる…という淀みのない展開には心地よさしか感じませんでした。

最後に、木下先生の作品の優しさやあたたかさは、ひだまりの縁側で読みたくなるようなほっこり感(?)があるのですが、本作は特に善意にあふれていて前向きになれる…完全なるデトックス系BLだな〜と思いました。
完結おめでとうございます。

3

満足の最終巻

終わってしまった…。

思い返せば1巻の「むきーッ!直純許すまじ!」から始まり、北海道からの溺愛に戸惑いと驚きを感じつつも見守り続けた2人。
直純の実家も絡んできて、どうなるんだー!?と「待てない!次巻!!ふんがーッ!」と思っていたのは何ヶ月前だったか。
新刊リリース情報に「あ、出たんだ。え、最終巻なんだ」と割と冷静に、むしろ5巻までどんなだったかな?と思うくらいの時間が過ぎ去ったような。

巻頭から波乱のジェファーソン家。
石頭で選民思想な直純祖父にムカムカしつつも、ぎゃふんと言わせてやるんだから!智紀が!と思いつつ、ページをめくり、読み進め…。
まあ、そうですよね。
超大富豪にぎゃふんなんてそうそう起こらない。
スキャンダルが起ころうと、建国からの大富豪にはそんなのダメージでも何でもないってことかー。
直純実家は何というか、「金持ち喧嘩せず」ということなんだろうなあ、と思いました。
スカッとはしないけど、地位や名誉に固執して、家族ですら駒のようにしか思えない祖父が、自分が何より大切にしてきたものを1人の人を取るために簡単に捨てた孫の気持ちを理解するときは来ないんだろうなあ、と思った次第です。

最終巻の見どころはとにかく「智紀、強くなる」という一点でしょう。
王子様然として完璧で隙のなかった直純が、壁にぶち当たって、勝手に凹んで、勝手に離れて、勝手に身を潜めて。
タチがこうなると肝っ玉かあさん!という感じに頼り甲斐ある強さを見せてくれるのが、木下先生の作品の受けの醍醐味。
智紀もしっかり魅せてくれます。
強い、折れない、負けない。

そんな中で智紀が言う台詞で心に刺さったものがあるので、ご紹介させてください。

「直純さんは俺イチだから」

姿を消した直純を探す中で、力になってくれたミチルに「世界一イイ男」と言ったあとの台詞です。
No. 1じゃなくてオンリーワン。
こんな言い回しをさらっと真面目に、当然のように言ってのける智紀、やっぱり強い。

そんなこんなで読了。
新刊を待つ楽しみがなくなってしまったのが寂しいけれど、読み始める前に期待してしまった、無駄におじいちゃんぎゃふんとか、直純ママがパピーをがっつり認めるなんてシーンがなかったおかげで、これからもさまざまな困難があるだろうけど、この2人なら大丈夫、と思えて、しあわせな気持ちで終われました。
今から1巻を買おうかなと考えている人に勧めるかどうかと聞かれたら、「予算に余裕があるならば」と答えてしまうけれども…。

3

ど根性

最終巻。雑誌で読んでいたけど、1つにまとまって読むと印象変わってやっぱり面白かったわ!と思ったので萌2にしました。智紀頑張った!な最終巻、雑誌掲載分+描きおろし9P+カバー下漫画。

直純さんがアメリカに出かけている間に、なんと会社が倒産、無職になった智紀。なんとか仕事を!と頑張っている間に、直純さんは実家のゴタゴタに巻き込まれ・・と続きます。

当巻でのイチオシサブキャラは、
最後にもう一花、カナちゃん!
最高だべ?トモちゃんを助けて、一緒に飲んだくれて、超善人!

++好きだったところ

あれこれあってですね、直純さんがトモちゃんに別れを切り出すんですわ、なんとメールで。ああ合理的な奴。くそったれw
そしたら、トモちゃんったらちゃんとブチ切れるんですよ!えらい!
そのブチ切れた時に、カナちゃんにノンブレスで言い切る恨み辛みのセリフが最高。めっちゃ好きでした。

この巻は、直純さんのカッコよさより、圧倒的に智ちゃんのド根性、頑張り度合がカッコよかったでした!恋って偉大だわー。

2

もっと続いて欲しかった…

木下けい子先生史上1番の長編となったらしいですが、どうして6巻で終わったのかと残念でなりません。

直純が智紀へのプロポーズの下準備のためNYの実家に行った辺りまでは流れは良かったものの、その後の展開が駆け足過ぎるのとかなりアッサリと円満な最後を迎えていたと思いました。

勝手に智紀と直純の母親とがバトってギャフンと言わせて欲しいと思っていただけに、直接会わないまま終わってたので残念でした。

そして直純がどのようにして新たな地位に至ったのかも描かれてないし、状況から分かる程度でした。
この辺りを7巻まで続けてじっくり描いて欲しかったというのが本音です。

どんな直純だろうと智紀にとっては王子さまで大切な人だって事に揺るぎが無いという辺りが凄く良かったし、智紀という唯一無二を見つけた直純はきっとこれから成長して行くと思うだけにここで終わるのがとても残念でした。

直純の母親どころかジェファーソン一族にギャフンと言わせるところが見たかったです。
やはり私の中での名作はずっと「今宵おまえと」のままで終わりそうです…。

3

ここまできても浮世離れの王子さまなのね

好きなものは後で食べるタイプなんです

え?好きなものは1番に食べるでしょ って?
ないないないッ!なぜなら好きなものはどんなにお腹一杯でも食べるし すきだし 美味しいし

で このお話も同日発売の他を読んでから最後にって思ってたんですがあろうことか見ちゃったんです
ふと目が覚めた夜更けにチラッっと 記事だったのか幻だったのか不明だが はっきり見えた この目に ←老眼で乱視が酷いが

「完結」の文字

えーーーーッ!ネタバレや~んッ!
あたしはまだ本屋さんの袋から出してもいないのにぃ

そっから回想しました 3巻まで積んで4巻の発売で慌てて読んだあの日の感動 思い出す前に爆睡してたけど


かけられた魔法が歯の浮くようなものばかりで 何にどう自信をもてとッ?
トモちゃんがあたしなら喰い気味に被せましたよ みちるさんにッ!
当然 トモちゃんも突っ込んでたけど あたしの方が早かったッ ←なぜ闘う?

正直 急展開に次ぐ急転直下が駈け足過ぎて感動のフィナーレがあっけなかったな

うーーん

すべてを無くして愚図る攻めってのは見物だったけど 自分勝手に諦めようとしただけだし

てか 直純さんて最初から最後まで自分勝手でワガママ放題だったな
歯の浮くようなセリフ吐くくせに とんだお子さまで 周り振り回すくせに無自覚でへなちょこで独りよがりで

だからこそ の魅力的ではあったんだけど

最後が若干ケツカッチンに感じたのはあたしだけなんだろうか?
お話が面白いのは当然として ここまでふたりの歩み寄りがほんとに丁寧に描かれてきていた分まだまだ続きがありそうな終わりにどっか物足りなさが残っちゃったんだな

あれ? これって 

変にこねくり回して引っ張られるのは良しとしないけど あたしはまたなんか無駄に欲をかきすぎた感じなんですかね?

2

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