ギヴン 9

given

ギヴン 9
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神118
  • 萌×241
  • 萌19
  • 中立38
  • しゅみじゃない32

161

レビュー数
52
得点
849
評価数
248
平均
3.7 / 5
神率
47.6%
著者
キヅナツキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
ギヴン
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668807

あらすじ

立夏からと柊からそれぞれ渡された2枚のチケットを握り、柊たちのバンド「syh」のライブ会場がある渋谷に降り立った真冬。立ち止まる真冬に声をかけたのは、東京にいるはずのない雨月だった。とある冬に始まった、真冬と彼を取り巻くひとたちの音楽と恋とのすべてがつめこまれた「ギヴン」いよいよ完結!!

表題作ギヴン 9

上ノ山立夏,高校3年生・ギター担当
佐藤真冬,高校3年生・ヴォーカル&ギター担当

その他の収録作品

  • Strawberry Swing 01〜04
  • カバー下 キャラクター紹介

レビュー投稿数52

ちゃんとした終わり

本誌で読んでいた時はこれで終わりということで凄く物足りなさを感じた。
9巻が出て改めて最初から読むと真冬と立夏から始まったお話しとしてはうまく最終回でまとめたんだなあと。
ただその肝心の二人の恋愛サイドが個人的に消化不良な感じがあって
そこがやっぱり物足りなかった。
けれども10年後の続編が始まったことでその部分が補完されるのかなと期待。

由紀と海に行った時、帰ったらセックスしようとの由紀の言葉に「やだ」と断った真冬が
今度は自分からそれを言うのがきれいな終わり方だなとも思った。
立夏の反応でちょっとコミカルにも感じるシーンだけど
もしかして真冬は由紀に「やだ」って言ったの後悔してるのかな…とチラッと思ったりして胸が痛んだ。

ところでギヴンの1巻が出た時のちるちるでの作者のインタビューを見つけたので読んでみたら
弟系童貞×不思議系非処女と言っていてなるほど!と。
そりゃ童貞攻めだったらエッチ描写しちゃったら非童貞になっちゃうから設定変わっちゃうよねと
いやそこ真面目にこだわってたと本当に思ってるわけではないですが(笑
10年後はどんな肩書き?になるか楽しみでもある。

0

出会えてよかった

この数ヶ月で、アニメから入って、原作読んで、映画観て、今頃ハマるなんて。。。ギヴンを読んでなかった過去の自分を蹴り飛ばしたい位ですが、こんな素晴らしい作品に出会えて本当に良かった!!

登場人物の気持ちになるということか苦手で、客観的に見て物語を楽しむタイプなのですが、ギヴンは真冬の空虚感が伝わり、何度も読み返していました。
この巻で、雨月と真冬が電話で話す場面で、記憶は音の中にというフレーズで、何だかすごくしっくりきました。色々な事に押しつぶされそうになっていた真冬が、歌いたいと思った理由が伝わりました。

そして、syhのライブが素晴らしい!!音が聞こえるかと思うくらい、勢いと眩さがあり「あぁ、いいなぁ。私もこの場に居たい」と思いました。
最終巻ですが、映画や続編など今後のギヴンも楽しみです。

2

ギヴンありがとう!

私がBLの沼に落ちたのは間違いなくギヴンに出会ったから。こんなに心を揺さぶられた作品にはなかなか出会えないと思う。読む度、涙が出てしまう。雨月推しなので、最後まで先生が雨月を書いてくれて嬉しかった。個々のキャラクターを丁寧に描いてくれる所がとても好きです。完結がとても寂しかったけど、続編が嬉しすぎて、映画もギヴン展も最高すぎて、まだまだギヴンへの想いはあふれてしまいそう。完全なる感想になってしまったけれど少しでもギヴン最高な気持ちが伝われば嬉しいです。

3

ずっとだいすきです

完結して3ヶ月経っちゃったけどやっぱレビュー書きたくなったので!

とりあえず繊細な絵と言葉がはちゃめちゃにすきだ〜
「ケガをしても全部元通りになると信じていた」のとことか特にぐわあああってなった
どきどきびくびくしながら読み進めたんですけど、あの曲のタイトルが出た時に泣いちゃった…BLで泣いたの初めてです…そこからはもうウワーンって言いながら読み進めて、最高だよぅなんでそんな素敵な言葉選びができるんだよぅ、ウワーン

で、卒業式の後のあれ、もう、こういうの見たかったです〜!!!すぎた
ずっと あ゙ー って言いながら読むしかなかった、尊い、尊すぎる

完結しちゃって寂しい気持ちもあるけどその何倍も、この作品に出会えてよかったって気持ちがでかいな〜!!一生、何回も読み返し続けようと思います

4

感涙

ギヴン最終巻

終わってしまって寂しい…
ラストまでギヴンに登場する全てのキャラ達が大きく成長していく様はもう切なさと甘さと萌えと胸熱がぎゅうぎゅうに詰まっていて言葉にするのは難し過ぎるのだけど、まだまだ皆のこの先をずっと見ていきたい気持ちでいっぱい…

ギヴンアニメのDVD・Blu-rayのブックレットに掲載されたものを加筆修正された「Strawberry Swing」も収録されてる

素敵な作品をありがとうございます…!

3

大好きです(´Д⊂

先日終わってしまったショックで買えなかった9巻ついに買いました。


話は物語が卒業へ…そして、デビュー
みたいな感じでもう本当に一ページ一ページが大切でした。泣きながらあぁ終わってしまうんだと最終話を読みきったあと、話をよめませんでした。凄く良い終わりかただったと思います

Strawberry swings
これを読んだら止まったはずの涙もボロボロとでて
本がビショビショ…ハンカチの準備おすすめです
また番外編が先日決まったので楽しみです!

3

ギヴンに出会えて良かった

ギヴン完結。めちゃくちゃ泣いた。
気持ちを言葉にすることが苦手な真冬が、しっかり気持ちを言い切れるように成長していく姿に涙が止まらん。
要所要所に今までのエピソードを彷彿とさせる表現があって、読めば読むほど良さがわかる。
ある意味人間の気持ちをリアルに描いていて、キャラクターが本当に今生きている感覚。

シェリプラスの最終話を読んだ時はちょっともやが残ったけど、描き下ろしで完全に昇華された。
ギヴンに出会えて本当に良かったです。

5

ありがとう。

大好きなギヴンがついに完結してしまうと分かった時正直泣いたのですが、単行本を読んでこれ以上の終わり方は無いと思うくらい素晴らしい作品になっていて笑顔(泣き笑い)で読み終えることができました。しかも昨日番外編の連載が決定して気分は最高潮です!!(テンションの高いオタクが失礼しました。)ライブでの「海」は涙無しには読むことができないくらい素晴らしかったです。楽屋で真冬がプロポーズするシーンは本当に笑いが止まらなかったです

3

秋春が幸せならOKです

アニメ化までしたシリーズ作品の完結巻とは思えない評価のされ方だなぁ。まぁ自分もこの評価なわけですが。

個人的には秋春が推しCPで、振り返れば彼らは起承転結スッキリ完結したので本当に良かったと思う。5巻までは自分にとって素晴らしい作品で間違いない。雨月さんは成就してないからスッキリとは言い難いかもしれないけれど、きちんと描いてもらえた人という印象。人気だから登場シーンも多かった。秋春は最終巻での登場シーン少なすぎて辛い。
で、問題は主役だと思われていた2人。そう、主役だと思ってたけど、掘り下げ方からいくと浅瀬で水掛け合ってたぐらいで終わったんじゃない?って気持ちでして。真冬はなにやら1人で深いこと考えたたみたいですが、漫画からはオシャレな雰囲気だけが伝わって、少なくとも自分は深く思いを寄せるまでに至らなかった。
最初からこれは真冬と由紀の物語ですよ〜って感じで始まってくれれば立夏の扱いに期待しなかったし、同じ展開でももっと響いただろうな。立夏と真冬の物語ですよ〜って始められたらそれを期待するじゃないか!

3

ぶれていたのは自分だったのかもしれない

最終話まで読みました。なかなか感想が書けなかった。色んな人の感想も読みました。キズナツキ先生は最後まで自分の描きたい様に描いたのだと思いました。もっとこうして欲しかったなどど言うのはおこがましいけど、感じた事書いておきます。

冬の話が1番描きたかった事だったのでしょうね。真冬を描いた扉絵がとても素敵なんですが、ずっと真冬を春の季節に連れていきたかったのだと思うと、その目的の為に10年もギヴンを描かれたのだと思うとお疲れ様でしたと、、言う言葉しか出てきません。海で笑う真冬と桜の花、これだけで泣けてきます。立夏と二人で見た海とは違う意味で笑う事できてる真冬です。成長しました。

登場人物で、真冬、ユキ、柊、玄純、幼馴染が全員冬の季節を意味する名前だったので、このお話が始まった時から、冬の物語を最後に描く予定だったのだとわかります。
多分長く執筆している中で、真冬よりも柊に対する愛着みたいなモノが出て柊としずずみの話が膨らんだのかな。とは思います。夏の話から、秋の話、春の話と、特に雨月と秋彦の別れからの春樹とくっつくまでの話が素晴らしく、何回でも泣ける!と思いながら読んだのもこの辺りでした。
そこから、テンポよく、真冬が音楽に進む事を悩みながら、過去も明らかになっていけば、多分、すんなり最終回を受け入れられたのだとおもいます。しかし、柊ミックスが長かった…これは、バンドの話はともかく、恋愛部分は外伝という形で後からでも良かったんじゃないかな?っておもいました。
ユキの想いや、将来の悩み、今まで言葉に出してなかった気持ちが、笠井さんやママ達に支えられて→ここも、何故か最後の頃になってあちこちの女性に支えられてた話が出てきましたね。最終的には立夏の演奏で気持ちが昇華されたけど、、
ギヴンて夜明けの話だったのか〜と、最終話で感じた方多かったと思います。どうしても、真冬のこれから進んでいく音楽の道や一巻からずっと支えてくれた立夏と恋愛のそれからとか、勝手に期待していたのが正直ありました。
ただ、雨月をはじめ、たくさんの人との会話で成長した真冬なんだから、立夏とも音楽だけでなく、ちゃんと言葉でも理解し合ってほしかったって気持ちがあります。多分、立夏とは音楽で心を響かせ合うという恋愛の形(パッション)に特化していたのかな?と、思うんですが。立夏とはそういう部分で他の人との違った恋人としての形はどういう物なのか?もっと知りたかったと思いました。二人の音楽だけじゃなくて、言葉でも、触れ合いでも、心が繋がっている瞬間を立夏と感じられる場面がほしかったなとおもいました。
あと、真冬とユキの二人の母親を知れたのはよかったけど、あまりにもハイクラスなお母様達だったので、、ギヴンは普通の高校生の青春群像劇だと思ったけど、やっぱり顔が良くてハイスペックな人達のキラキラなお話なんだと、、最後にキラキラ度を盛られた感じがして、、これが良い!って思う人もいるんでしょうが、あまりここの設定は受け入れられなかったです。普通のシングルマザーが仕事に追われて苦労しながら真冬育てているって感じでも充分良かったんじゃないかって思います。親が特殊な仕事だと興味なくても、何かしら子供に影響あると思うし。そういう母親の影響、真冬に見られたか?なかった気がします。
今後出るDVDや、映画などで、ギブンのメンバーの後日談などが少しずつ特典漫画としても公開される可能性もありますが、単行本としての終わった事は、充実感と寂しさが残ったなと。桜の季節とともにギヴンの卒業式を迎えた感じがしました。

2

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