金銀ささめくひみつは夜

kin gin sasameku himitsu ha yoru

金銀ささめくひみつは夜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神185
  • 萌×269
  • 萌22
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

102

レビュー数
30
得点
1269
評価数
280
平均
4.5 / 5
神率
66.1%
著者
野白ぐり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344852808

あらすじ

魔術を用いて人々のライフラインに欠かせない鉱物を発掘する、通称《術部》のリーダーとして活躍するアロイ。 その華やかな美貌と、高貴な家柄を笠に着たりしない人当たりの好さで周囲の誰からも慕われている。 一方、眉間に皺を寄せた仕事人間で《主計局》の同僚に煙たがられるミカドは、“みんなの”アロイ様相手にも態度を崩さない。 傍から見れば何の接点もなく、反りも合わない二人。けれど本当は、誰にも内緒の関係で……?

表題作金銀ささめくひみつは夜

ミカド,主計局,アラム家で育った元孤児,22歳
アロイ,アラム家御曹司,鉱物局術部隊長,23歳

その他の収録作品

  • after world (描き下ろし)

レビュー投稿数30

一途で可愛い二人の美しい恋物語

先生の作品は、時々雑誌で連載されている(別作品)のを飛び飛びで読んだことがありますが、単行本は初めてです。
こちらはずっと気になっていて、アワードもランクインされたので読んでみました。
タイトルと表紙が美しくて素敵ですね。

絵柄がスッキリとしていて温かみもあって素敵ですよね。特に美人な受けさん好きです。ふとした表情に色気があります。美人でも体格はしっかりと描くところも良きです。

同じ職場で、傍から見ると反りの合わない二人が、実は隠れて…という秘密の関係、いいですよね〜。お互いメロメロのラブラブです。隠れて職場でもチュッチュしまくってますね、エロ〜w
しかも身分違いの恋のため偲んでいるとか…ロマンチックだなぁ。

少年時代からの二人の馴れ初めも丁寧に描かれています。少年二人が、どんどん惹かれあっていく様子が大変可愛らしくてキュンとします。

終盤、身分違いの恋だから、二人の将来はないものと諦めていたミカドが、怪我をしたアロイに会いに飛び出すシーン。
それまでずっと隠し通してきたのに、同僚の前でアロイを抱きしめる。
押し殺してきた感情が爆発した様子が情熱的で素敵ですね。

アロイの母の、若き日の実らなかった恋は切なかったな…。

とうとう体をつなげるという濡れ場は、上品だけどエロさもある描写がとてもいいなと思いました。修正不要な描き方も気が散らなくて好きです。(電子で真っ白に白抜きされると萎えるので…)

最後はほっこりなハピエンでめでたしめでたしでした。
激萌えするシーンはなかったのですが、一途で可愛い二人の美しいお話でした。
あと二人のキスシーンがたくさんあるのですが、官能的な描写が素敵で好きです。

シーモア 修正不要な描き方

1

ウブい2人だけどロマンチックで良い〜❤︎

pixivで殆ど読んでたので、コミックスは
まだ持っていなかったのですが
どうしても読みたい気分になって
遅ればせながら、読んでみました〜

一応、マイナスなレビューもチェックしたんですが、
ふわっとした終わり方、もう少しフラグをきちんと回収して欲しいなどなど
なるほどーと思いつつ、了解して読んだわけですが

個人的には、中途半端な感じはなく
余韻が残って素敵なラストだったと思いました。

2人は幼馴染ということで、
子どもの頃の思い出…2人だけで過ごした秘密の時間など
今の2人に繋がるような過去の出来事が
時々挟まれる夢のなかや、回想などで
自然でまたロマンチックに語られ
とっても良かったです❤︎

また、なんと言っても
ずっとキスと触れるだけのプラトニックに近い関係だった
2人が初めて結ばれるところは
はわ〜❤︎となりました。ウブな2人が尊いw
ここは確かにもっと読みたくなるかも…

や~でも読んで良かったです。
また、優しくてロマンチックな気分に浸りたくなったら読み返すと思います〜

1

人望厚い人間の隙は可愛いよね

 少しファンタジー要素もある、ふわふわと幻想的な空気が素敵でした。野白先生の柔らかいタッチがとても合っていますね。この世界でトップである母の息子として生まれ、誰にも甘えられない環境の下、期待を裏切らないようにと弱音を吐かず成長したアロイ。彼が唯一子供らしい一面を見せられるのは、ミカドの隣だけ。そんな2人には生まれの差があり、手を取って共に歩むことが許されない関係性に思われましたが、アロイの母は同じ経験をしていたため受け入れてくれました。息子を想う母親らしい所が残っていてほっとしました。波乱は少ないですが、幼少期から秘密の関係を続けてきた2人がずっと可愛くて癒される作品です。

2

秘密の恋の視線がたまらない

高貴な家柄に産まれたアロイと、その家に孤児として引き取られたミカド。2人には出会った時から混ざり合えない身分差がありました。国王よりも力のあると言われるアロイの母親、そして、その跡継ぎとして育てられているアロイは生まれながらにして指導者、みんなのリーダーとして振る舞っていました。しかし、ある時ミカドは、アロイが普通の子供の様に暗い部屋を怖がっているのを見て、ただ憧れて見ているだけだったアロイに庇護欲を出してしまいます。アロイにとっても、常にリーダーとして振る舞い、母親にすら甘えた事がなかった孤独をミカドに救われます。弱い所を見せられないアロイにとっても、身分差があるミカドにとっても接点を持った時点で「秘密の関係」そして、そこには淡い恋心がある事を2人とも理解していました。まだ子供なのに、なんとも出会いから切ない関係でした。
野白先生の描く顔の表情が美しい中にも秘めた情熱みたいな、そういう心が感じられてとても絵が素敵でした。みんなに囲まれている時のアロイはひたすら高貴なアイドル的な表情なのに、ミカドと2人きりになると、途端に甘くて、誘い上手な顔になるのがたまらなかったです。ミカドも職場では堅物で通っているのに、アロイに対しては、余裕無くなるところが良き良き。
子供の時の二人きりで逃避行に出るところは、子供ながらに、大切なものを無くしたくない必死さが伝わって、でも、お金も持たない子供ができることには直ぐに限界が来て。結局この逃避行をきっかけにしばらく離れ離れになる二人ですが、この時ミカドが選んだ耳飾りを、離れてもずっと付けていたアロイ。この耳飾りで絆を確認出来る所が良かったです。
最終的には二人の関係がある出来事で公になってしまうのですが、とても偉い立場にあるアロイのお母様は2人にどんな言葉をどんな理由で発したのか?これは、是非読んで見て欲しいです。

とにかく、子供の頃から孤独な心を満たし、少しづつ大人になるに連れてどんどん深みにハマっていく、ダメだと言われる関係だと余計に離れられなくなる、そんな禁断の恋心から、2人きりの時の背徳的な甘々な様子がとても癖に刺さりました!

3

2人だけの秘密の恋✨✨

周りには知られてはいけない秘密の恋がドキドキハラハラ最高でした‼︎2人の密会をこっそり覗いているようでこちらもドキドキ( p_q)
お互いにしか見せない表情、甘えた姿がたまりませんでした‼︎ミカドに甘えるアロイの可愛さはほんとにやばいっ‼︎‼︎ミカドの過保護な程の溺愛っぷりにも口角が上がって読みながらずっとにやにやしていました(笑)
身分差など切ない場面もありますがラストは本当に感動的で2人がこれからも一緒にいれる未来に涙しました。゚(゚´ω`゚)゚。マキト様も大好きです(´;ω;`)

4

ローブには萌が詰まっている

『くりかえしあいのおと』は響かなかったのですが、こちらは好きでした。空想現実が舞台ながらファンタジー要素は薄め。むしろこの薄さなら何故わざわざそういう舞台にしたんだろうな〜と思うほどに。とっかかりの興味を引く感じには役立ってるかな。そして単純にローブには萌えが詰まってる。あ〜むしろ舞台以外の筋書きや設定は捻りなく王道だからかも知れない。孤児が引き取られた家の子に恋をして、身分差に思い悩みながらひそひそと関係を育むと。

読み始めはミカドが受けだと思ってました。読み進めるうちにどうやら違うな〜と。ミカド受けの方が好みに近い…でも身分に差がある2人の場合、こういう受け攻めにしないと力関係がな…とかもね。アロイはどっちでもハマる。

諸々の設定、続編が作りやすそうだ。

萌〜萌2

2

身分差のある幼馴染との、秘密の恋。

ファンタジーは少し苦手意識があり、今まで読んでこなかったのですが。
もっと早く読んでおくべきだった〜!と読み始めてすぐ後悔しました;

あとがきによると、野白先生のご出身が製鋼の盛んな地域で、それが今回のお話のもとになったとのこと。なるほど〜それで採掘・錬成というちょっと特殊な?お仕事に関連した物語になっているのですね。

身分差のある幼馴染との、秘密の恋。
読みながらドキドキしたりときめいたり、心臓がちょっと忙しかったです笑

周囲には仲が悪いと思わせておいて、実は逢瀬を重ねている二人ですが、自分は身分・立場的にアロイに釣り合わない…と思っているミカドは、最後まで体を重ねることはしないのですね。焦ったくて悶々とするアロイが可愛かった…

やっと二人が繋がった時、顔を赤くしているミカドもとっても可愛い!!
アロイに「可愛い顔してる」と言われて照れてるのも可愛いw

互いを心から大事に想っていることが表情や仕草からものすごく伝わってきて、幸せ気分になりました。

野白先生の繊細で美麗な絵がファンタジーの世界にぴったりで、うっとりとその世界観に浸ることができました・:*+.

4

ああ…好き♡

幼なじみ×身分差×秘密の恋のお話。
毎月第2金曜日の連載追っていた大好きお話が、とうとう1冊に。
なぜか更新時いつも出先という呪いに、周囲を窺いながらこっそり萌え滾っていたのが懐かしいです(え、まさかの感想じゃなく作品との一方的な思い出話?? 笑)

改めて最初から読み返したのですが、お堅いミカドが裏で、みんなのアロイを独り占めし、でろっでろっに甘やかしてるの最高でした!

「ふたりだけが知っていればいい」っていう関係性に萌えを感じるので、本当に本当に性癖でした。


そして光り輝くようなタイトルにピッタリのお表紙もステキですよね!

ずっと眺めていられますし、インパクトが強い。
グッドデザイン賞(?)を授与したいくらいです。

それこら、個人的にいつかこの作品が音声化してほしいなあと願っている作品でもあります。

かわいい背徳感ファンタジーBLが好きな人は、ぜひ履修しましょう(握手するために片手を差し出しながら)!!


3

美しい美しい秘密の愛

ファンタジーな世界での秘密の愛。とっても素敵でした。身分差の知られてはいけない関係なので普段は仲が悪いように見えるんですが、夜は…。
普段無愛想なミカドが夜に会うアロイに見せる笑顔がとてもいいです。私、眼鏡をかけている方に全然ときめかないのですが、ミカドは素敵です!
2人の美しく繊細な愛にうっとりしました。
あまりに好きな作品なので特典買いまわりしてしまいました。電子のラストページが良かったです。幸せそうにしてて泣きました。
アクスタやキーホルダーなどのグッズも素敵で…最高でした!部屋に飾ってます。
欲を言えば一巻で終わってしまったのが残念。もう少しこの世界を見たいです!

4

慈愛の先にあるもの

心が穏やかになるような、そんな優しい愛のお話しが読みたいな~という時にとっても沁みる空気感のある作品でした

ぐり先生の描く繊細で美しい絵で描かれるこの世界の深い絆で結ばれている2人の愛
すごくピッタリですね
コミックスの良さがダイレクトに目に、脳に届きます

ミカドの自分を厳しく律しながらも、ずっとアロイを慈しんで来た深い深い愛にただただウットリしました
慈愛がカタチを変える事を許され、純粋な「愛」としてアロイへその熱を向けられる事が出来たあのシーン
今迄の理性の塊だった仕事のできる男感はすっかり鳴りを潜めて…なんとかわいらしいこと…(〃ω〃)
必要以上にこちらまで照れてしまいそうでしたw

とても癒されるお話しを読めました

ファンタジー設定に関しては確かに。。。(ㆀ˘・з・˘)ウーンと思わなくも無いです
なぜ?は分からなかった。。。
でも、すごくドライな言い方かも知れませんがあってもなくてもこの2人のお話しが変わる事はなかったな!という絶対的な安心感のある2人なので。。。
ぐり先生の想い入れがあった、という事を読者として受け取りたいな、と思えました
なので、この作品から得られたこの読後の気分の良さはそのまま評価したいです

ただ…「ファンタジーを求めている人には物足りなさがある設定」ではあると思いますのでそこは購入を迷われている方の判断材料としてお伝えしておきたいと思います

3

この作品が収納されている本棚

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