それは春の終わりに

sore wa haru no owari ni

それは春の終わりに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神93
  • 萌×256
  • 萌34
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
796
評価数
189
平均
4.2 / 5
神率
49.2%
著者
野白ぐり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
¥690(税抜)  
ISBN
9784813032793

あらすじ

入社2年目の天川春が異動初日に出会ったのは、先輩社員の中原青嗣。 それまで特別なにかに心を動かされることのなかった天川は、初めて恋を知った。
姿を見ただけで苦しくなるようなこんな気持ちが・・・
自分の気持ちに戸惑う天川に、中原は「遊んでみる」?とキスをするのだった。
追いかける天川とあしらう中原。2人の攻防戦の行方は──?

表題作それは春の終わりに

天川春,入社2年目
中原青嗣,先輩社員

レビュー投稿数17

これがデビュー作とは…

デビューコミックスフェアを見て購入しました。

絵柄は線が細く下書き感?えんぴつで描いた様なタッチなんですがそれがまた登場人物やストーリーとマッチしています。

社会人が初恋をするお話。
誰に対しても優しくいつもニコニコしていて穏やかな性格の攻め
人当たりがいいのは他人に関心がないから

波風立てず気楽に遊ぶのがモットー
『俺は悪い大人だからね。少し遊んでみる?俺と』キスする受け…
『だめだよ、そんな寂しそうな顔したら。罪悪感で俺帰れないだろ』
んんっ…!!!!オトナの男…!!!!

真面目でいい子ほわほわ攻めを本当は計算高いと言う受けの
『きみは悪いこ』
それに対して攻めが
『はい。どうすれば一緒にいてもらえるか必死に考えてるんです』
…これはずるい!!!!!

無害そうな顔してちゃんと攻めしてる攻め最高か…?

お互いの本当の気持ちを知ってからのえっちが甘いしかわいいし本当…なんて言うか、ムリぃ…最高ぅ(誉め言葉)

他人に関心がないからやきもちなんて妬いたことない攻めがしっかり先輩の同僚にやきもち妬いてるのしんどい(*´Д`)

後日談の休日の朝は激甘で本当この空間の空気になりたい。
観葉植物になって2人の吐いた二酸化炭素吸いたいし壁か天井になって2人の生(性)活を見守りたい…あぁ~想像するだけでご馳走さまです^^

これがデビュー作とは…素晴らしい。
この作品を世に出してくれてありがとうございます。
続編もみたいしほかの作品もみてみたいので今後もこの作家さんはチェックして応援したいと思います

8

初々しい

pixivで絵が綺麗だな〜と気になってて本屋に行ったらあったので購入しました!

最初は大人の余裕全開だった中原さんが天川くんと関わるうちに余裕をなくしていく姿が可愛かったです!

少し遊んでみる?という受けの誘い文句から2人の関係が始まるのですが、攻めが一途で健気で忠犬のようでかわいい!受けも最初はなにも始まらないようにと自分から距離を置いていたのに、攻めからの連絡が来ないことに落ち込んでいたりする姿にきゅんきゅんしました⸝⸝⸝⸝♡

子供だと思っていた天川くんが実は計算高い男だったのは最高にギャップ萌えでした!中原さんは甘え上手だと思ってたら意外と甘えベタで付き合ってから天川くんに甘えている姿がすごく可愛かったです!

中原さんの同僚の松田さんが当て馬ではなくキューピットだったのが良かったです。

今までの生活で一喜一憂することの無かった2人がお互いのことで一喜一憂するのが見ていておもしろかったです!

6

絵も可愛くて甘々で最高!

あまり大きな障害があるお話では無いのですが、表紙の雰囲気通りほわっと優しいお話でした!

絵も繊細で凄く綺麗で感情表現が丁寧に描かれていて、キャラクターが凄く立っていて魅力的でした。

落ち着いた雰囲気が大人っぽくムーディーなのに天川君の子供っぽさが混ざってニヤニヤしちゃいますね。
大好きです。

5

天川覚醒!

絵もストーリーもしっかりしてて、
これが初コミックスだなんて、
実力派作家さんのデビューが嬉しいです。
いい人だけど他人に興味のない天川が、
恋に目覚めて成長していく姿は、
もうスパダリになること決定ですね。
本気の恋愛にウブな中原が、
翻弄されてるのを見るとニタニタしちゃいます。
続編を期待しています。

1

こーいう仄暗ホラーラブ(独断偏見)趣味です

こーいうの趣味です。
独断偏見で、仄暗ホラー(読んだ後時間差で追ってくるゾクゾク)ラブ。ダークジャンルです。判り難いサイコ、鬼畜Sの予感攻め(大好物)です。

素晴らしく、侮っています、攻めを、皆が。
受も、紙の世界の住人も、攻めを中学生、お子様、いいこ、おだやか、ぼんやり、ちりばめて言われ(思われ)まくってます。

素晴らしいです。これがあるから読者が攻めのヤバさを肌で感じ始め、終わりに向けてゾクゾク上がって期待したまま読み終えるというw

世間様には"何ていい人"と思われているのが本物のサイコパスですよね(幸せ)

読者の為に攻めヤバい(思う存分萌えてくれ)、の手掛かりをいろんな所に置いてくれているので(親切)、
攻めのエロが控えめにガッツリwだし、目は狂気孕んでw前戯しつこいw(いい子でお子様がする事じゃないw)
言葉では、紙の世界でも気付かれつつあるよ、表現…「あれっこの子…」あたりで確定出来るのではないでしょうか。
まあ、受けが、本性、わざと、見せかけて、本当は、そっちだろ?
思ってるんですけどw

多分、受けが思ってるよりそいつ(攻め)ヤバい奴ですよ。

受け!逃げて!今スグ逃げて!な状況なのに、ゆったり描かれているのが、もう、攻めの思う壺、になってしまっている世界のようで、最高です。

表紙もタイトルも、落ちていく(素敵闇に)、感じがして、好きです。

エロで攻め鬼畜Sの片鱗見えますが、彼の全力を見てみたい。
妄想で応援してます。


1

求めていた!胸がギュッとなるこの感じ!!

好きを意識しジリジリじわじわ胸が締め付けられるこの感じっっ!!読んでいて「(恋してるっ!)」が伝わってくる苦しくて甘酸っぱいこの感情!

とっっっっても探し求めていました...!!!!

社会人になってから誰かに素直になる事、甘える事ってとても難しいですよね;;甘える事により幻滅されるんじゃないか不安になりますよね;;

ありきたりな物語ではあるのですが、いざBLコミックスで探そうと思うと中々探すのが難しいタイプの純愛ピュアかわ作品!(The王道)(社会人甘酸っぱいオフィスラブ)(年下攻め×甘え下手上司)

社会人・日常・ピュアラブで胸を鷲掴まれるようなBLコミックスを探していたので大当たりでした!
そして個人的にぐりさん作品の中で一番性癖に刺さりました。。

0

春風みたいな恋

初作家様です。
しかし…4月に出会った初作家様は…うまい。
色々と上手すぎる。
優しい桜色を基調としたふわっとした表紙絵から目を引く。
表紙をめくると扉絵ではなく、満開の桜のような薄紙。
そこらからしても…上手いね!って思いました。

二年目で部署移動したリーマン。
誰にでも優しいし、心穏やかでおよそ欲などもなさそうな。
ふわふわした容姿も、先生のタッチとお話の柔らかさと相まってます。
素敵な攻めでした。

そんな彼に恋心を抱かせた年上の人。
少しズルくて、臆病で…そんな彼に振り合わされつつ、思いを募らせる攻めと、攻めの変化に引きずられていく受けと。

終始ふわふわした、優しいエピソードの恋のお話でした。
激しい描写もなくて、ただただ綺麗で優しい。
なのに少しスパイス効いていて、甘さに飽きることもなく。

上手いなあ…ホント最近の作家さまは素晴らしいなあ。
読み終わったあとにニッコリしてしまうような、あったかい作品です。

5

こういう作品待ってました!

初コミックスらしいですが、とても実力のある作家様のデビューを嬉しく思います。

じっくりと読ませてくれる作品でした。
素直になれない年上の中原のジレンマと、無害な良い人キャラだったのに中原との恋で強かに変化して行く春から目が離せませんでした。

中原の色っぽい眼差しと子犬みたいな春の表情に、何度かドキッとして2人の醸し出す空気感がとても魅力的なんです。

エロだけに特化していなくて、ちゃんと意味のあるセックスにも好感が持てました。

初めてのコミックスでこれだけ萌とキュンを頂けるとは思っていませんでした。

これから応援して行きたいと思える作家様でした。

3

春の嵐みたいな恋。

野白ぐり先生の表現の仕方がすごくすごく大好きで、1話目のラストから心をガッツリと掴まれてしまいました…。

天川くんの穏やかだった日常にザワザワとモヤモヤが入り交じる、春の嵐。初めての感情に戸惑う姿がとても可愛かったです。「恋」を春の嵐と表現するところが本当にツボです!天川くんが春の陽気に包まれた穏やかで春みたいな人だからこそ、春の嵐という言葉のざわつきが際立って「恋って明るくて楽しいだけじゃないよな。分かる。」と共感。

そして「俺のせい」だし「きみのせい」と初めての感情に戸惑う姿がすごく良いです。相手のことを振り回しているのはどっちなんでしょう?と読んでいて楽しかったです。また「俺のこと好きだからでしょ?」ってちょいちょい自己肯定感高めのお2人もお気に入りです。余裕のある2人のべた惚れ&甘えたモードは最高なので、ぜひ最後までお楽しみください!

2

雰囲気にハマれたら神になるやつ

独特のふわっとした雰囲気が漂う世界観で、キャラの性格の柔らかさと、絵柄と線の繊細さが綺麗にマッチして、すごく良かったです。ワンコっぽい後輩攻め視点で、美人な先輩に翻弄される恋を楽しめました。
ストーリーと呼べるものは無くて、二人が関わっていく中での気持ちの流れを追う感じになってます。社会人設定だけど恋愛してるとこしか描かれてないので、作品の空気にどっぷり浸かっていきました。
最初は春が一方的に中原に振り回されてましたが、途中からはお互いに振り回し合って振り回され合ってるみたいになってて、それがすごくナチュラル。たぶんある意味でお互いに相性が悪すぎる(良すぎて悪いみたいな?)相手で、だからこそ恋愛的な凸凹がぴったりな二人に見えました。
ハマったらたまらない作風だと思うんですが、私にはほんの少しふわふわし過ぎてたみたいで…。読み終わってから、決定的な転機はどこだったんだろう?と読み直してしまいました。でも何度読んでも楽しめるタイプの作品だと思います。

2

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