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otona ni nattara daku karana
大人になったら抱くからな!と、執事の待雪への想いを募りに募らせる坊ちゃんの一生懸命な一途さがとてもかわいらしい1冊でした。
待雪が考える大人とはなんだ?と問いかけながら、早く大人になりたいともがくその一生懸命さに、時に微笑ましくクスッと笑い、がんばれ!なんて応援をしたくなってしまう。
とってもピュアで真っ直ぐな坊ちゃんは、きっとこれから誠実で可愛げのある年下攻めに育つんだろうなあと想像をしながら読みました。
はじめてのおつかいがものすごくかわいかった。
全方位平和でやさしいピュアなお話が読みたい時にちょうど良い、軽めの読み口で楽しめる話運びでした。
ただ、そう思うと同時に、BL的な萌えを強く求めるとどうかな…といったところでしょうか。
個人的には萌えを感じるというよりも、終始坊ちゃんを見守りながらひたすらにほのぼのとした気持ちになれる作品だったかなと。
叶うならばその後の2人ももっと読んでみたかったですね。
坊っちゃんと執事もの数々ありますよね。
宝が待雪のために頑張ったり悩んだり傷ついたり泣いたりがもう…、なんというか子供なのにもっと健やかに過ごして!って思っちゃって。
待雪のキャラも良いんですがね…。本気にしてないけど大人の男とはって問答で、宝を結果的にスパダリに育ててる?
坊っちゃんを見守る待雪の気持ちもわかるんですけど、まあ仕方ないですよねえ…。
坊っちゃん✕執事なら、もしこんなに真っ直ぐじゃなくて虎視眈々と外堀を埋めたりとかも良さそう。相手を逃げられなくするとか、気がついたらそうなってたとか。
でもこのお話はぶつかって気がついて、大人になるまで待って、正面突破なルートが良いのでしょうね。
坊っちゃんと執事カップルは妄想がふくらみますね!
坊ちゃんが執事の芹沢さんに惚れてから、口説いて口説いて口説きまくる話。
芹沢さんは、坊ちゃんはまだ子供だから、と大人になったらね、とはぐらかすのですが。
坊ちゃんは真っ直ぐなので、どんな人なら大人なのか?とまっすぐな瞳で芹沢さんに尋ねます、
そこからのやりとりが、毎度毎度めちゃくちゃ可愛くて、面白いです。
坊ちゃんは基本世間知らずでわがままなのですが、芹沢さんへの愛と素直さは本物。
大きくなってからのふたりまで読むことができて大満足でした。
待望の!ショタおに~!
表紙から可愛さ満点♡プルプル背伸びして、少しでも大人に近づこうと奮闘する宝くんが可愛いすぎます!
可愛いんだけど、あくまで財閥の一人息子っていうプライド、気高さを併せ持っていて大人びた言動もたびたび……そのギャップに私達モブはツッコんだり笑ったりヒヤヒヤさせられたりで、一気に最後のページまで駆け抜けました。
特に好きだったのは500円までのおやつ!
あれは待雪さんもキュンってしちゃうし、うまい棒のオチが最高〜!
宝くんの、年相応に子どもらしいところと世間知らずわなところ、待雪さんの執事という越えられない立場の壁がお話の中に散りばめられていてふふって笑えたり、切なかったり。
読んでるこちらは感情が忙しなくさせられて2人のこれからを見守りながら読んでいました。
描き下ろしと、コミコミさんの小冊子はとにかく良かったです!
これからは身体も心も大きく成長した宝くんに翻弄され、溺愛される待雪さん、2人の幸せな未来しかなくてニマニマが止まらない最後でした♡♡
大人になってからも待雪さんの寝かしつけ絶対続いてそうだし朝待雪さんが起きる時まで見詰めてて背中に背負っておはようって笑いかける宝くんが見えるw(妄想)
冒頭からアクセル全開で執事の待雪を本気で口説きまくっている坊っちゃん。
でもそれを「大人になってから」とうまく躱す待雪のほうがいつも一枚上手で、毎回大人になるための条件を出されては頑張る日々。
それがすごく面白くてめちゃくちゃ笑わせてもらいました。
でもそんな中でしっかりと坊っちゃんが成長していく様子がわかるので、ギャグ寄りな展開なのに笑えるだけではなく胸がギュッとするような感動も味わえるのが素敵だったなと思います。
坊っちゃんの待雪に対する求愛は、最初はただ背伸びをしているだけのようにも見えたけれど
だんだんとそのブレない気持ちが"本物"なのがわかってきて、そうなると彼が子ども扱いされたくないと拗ねる姿すら切なくて。
なかなか気持ちが伝わらないもどかしさに苦しくなりましたが、最後には真っ直ぐな想いが届いてくれたので本当に良かったなと思いました。
坊っちゃんが大人になり約束が果たされる日を描いた描き下ろしも最高で、最後までものすごく楽しめた作品でした。
小学生の坊ちゃん×執事の松雪のラブコメ。
どことなくギャグ調で、ライトに読めるショタもの、という印象です。
最初からヘリが出てきたり、豪華な玉座のようなものが出てきたり…ふふ、と笑いながら楽しく読めます。
ストーリーの濃さでいえば、同じ沖田先生の新刊『PUNKS△TRIANGLE』が(だいぶ)勝るというのが正直な感想です。
でも『PUNKS〜』とはまったく違うカラーの作品として、特にショタ好きの方にはとても楽しめる内容だと思います。
坊ちゃんが大人になり、松雪と結ばれるシーンの「はしたない執事で申し訳ございません」のセリフでなぜか笑いが込み上げてきてしまった自分…
な、なんだろう。昼ドラっぽさを感じるというか、、
『PUNKS〜』のように何度も読み返すかと問われると、正直「うーん」というところですが、可愛さとほのぼのと笑いをしっかり堪能させていただきましたので、「萌」で◎
早く大人になろうと頑張るお坊ちゃんとそれを優しく見守りながら一途な求愛を受ける執事のお話。
とにかく宝くんが可愛いに尽きます(*^_^*)♡
恋愛小説を読んでから「好き=抱く」なんて少しませた思い込みをして待雪に必死なラブコールを送る宝くん。
その待雪の回答は大人になってからというもの。
一刻も早く大人になって待雪を抱くために苦手なものを克服したりわがままを我慢したりと、大胆な告白とは裏腹で年相応な頑張りを見せてくれる宝くんの健気さにギャップ萌えを感じます!
大半はコミカル調で進んで微笑ましいお話なのですが、やっぱりどんなに必死な猛アピールでも待雪にとっては「可愛らしい坊ちゃん」止まりでどこか本気で受け止めてもらえず切ないシーンもありました…。
でもいざという時に見せてくれるカリスマ性やいつも一生懸命な背中にはとても大きく感じました。
ショタの頑張る姿が可愛いだけでは終わらないんです…!!
紆余曲折ありましたが、最後の描き下ろしでは成長して男前に立派な“大人“になった宝くんは本当にかっこよかったです!
二人にとってそれまでの時間は長いものであったと思いますが、お互いが納得する形でそして堂々と隣にいられるような決定ができて良かったと思います(^^)宝くんの思いがようやく届いてすごく感動しました。
健気で一途なショタ、優勝すぎました♥
ショタおにものですが、ギャグテイストで暴走しまくりな攻めのおかげで、背徳感を感じず楽しく読めました。
ただ背徳感がなさすぎて、受け→攻めになる気持ちがほとんどわからず...
仕えてきた主人に対する恋愛感情を、未成年の小学生に抱けるものですか?
攻めの頑張りを理解して、向き合っていく。この過程はよくわかりますが...
どうやっても押し負けたようにしか見えず、成長を見守っている微笑ましさとの違いがわかりませんでした。
成長した後のシーンも少しだけで...もちろん描かれていない空白の期間でも、2人の間柄が変化するような出来事があったと思います。
そういう過程が描かれていたら、大人になった2人の盛り上がりにも説得力があったなと。
”大人になるまで待った”の過程をすっとばさずに描いてほしかったなと思いました。
ただショタおにものとしては仕方がないのかもしれません。
ギャグ性がかなり高くて、途中までゲラゲラ笑いながら読んでいて家族に心配されました。なんでこんなに面白いのでしょう…
攻め君のスペックは典型的なスーパー攻め様のそれなのに、どうしてこんなにも可愛くて愛おしいのでしょう…
受けさんのお顔もなんて美しいのでしょう…全てのコマが可愛すぎて、読みながら過呼吸でした✨
後半は泣きながら読み、またもや家族に心配されました。宝くーん!!頑張ってー!!!
年下攻めが成長していく話はみんな大好きですし、想いがなかなか伝わらないもどかしい話も大好きです。最高でした。これはレビューというより感想ですね。ありがとうございました。
このところ新刊が続いている沖田先生の作品。もちろん今作もすごく良いです。
宝お坊ちゃんは執事の待雪に恋人になってもらうため、日々成長中。
執事同伴のお坊ちゃんを受け入れてくれる公立学校の懐の深さもさることながら、遠足のおやつはやっぱり500円なんですね。このお買い物エピソードが面白かった。
恋愛要素は、書き下ろしの数年後しかありませんが、好きな人を振り向かせようと奮闘する坊ちゃんの尊さをニヤニヤして見守るお話だと思います。
次はどんな恋愛を読ませてくれるのか、沖田先生から目が離せません。
最近ブームな印象を受けるショタおに。どれもすごく好きだけど理想的ストーリーにはなかなか…と思っていたところ、きましたドンピシャ作品!!!
個人的ドンピシャ要素は年上がショタの気持ちを子供だと軽んじてショタを傷つけすれ違い…からのハッピーエンドなのですが、その要素大満足でした。もう少し拗れてもよかったですが、1巻でまとめるにはちょうどいいバランス!
何よりエンドがショタとおにのままではなく、当時のお互いの気持ちをちゃんと尊重しつつ大人になった2人が結ばれるの本当に理想的です!!!
また途中も坊ちゃんが無理に背伸びしすぎるのではなく、少しずつちゃんと成長して、でも時々魅せるかっこいい、色っぽい感じがたまらんですよね。
そして本当に2人のイラストが可愛くてカッコよくて、カッコよくて色っぽくて、、読んでてすごく萌えました…ショタが頑張る姿からしか得られない萌え、絶対あります!!展開も暗くなりすぎず読みやすいのでぜひ!!!
お金持ちのお坊ちゃんが大好きな執事と恋人になるため奮闘するお話。
可愛らしく楽しいけど、切なくて胸がきゅっとなる沖田先生ならでは、と感じられる作品です。
頭はいいけどまだまだ幼く小学生らしい宝坊っちゃん。
でも「大人になったら抱くからな」なんて、大人びたことを言うんだなぁと思っていましたが、実のところその本当の意味をいまいちわかっておらず、この気持ちは「抱きたい」って言うんだな!という解釈に落ち着いてるところがとてもかわいい。
この「わかっているようでわかっていない」のがショタの良さですよねー。
前半は面白おかしく、後半は坊っちゃんの真剣な気持ちが発揮されてほろりと来る展開。
体育祭のエピソードは坊っちゃんのポテンシャルが引き出され、それまでかわいい坊っちゃんを微笑ましく見守るという立場に甘んじていた待雪の気持ちにも変化が。
その後、テーマパークでのちょっと切ないすれ違いを乗り越えて、最後の最後で改めて「大人になったら抱くからな」と宣言する坊っちゃん。
ここの宝は、それまで同じことを言っていた宝とはまるで別人でとてもかっこよくて。そして本編はここで終了という潔さ。
描き下ろしで、満を持して高校を卒業した坊っちゃんと恋人同士になります。
私はショタおににおいては、子供のまま性的要素のないほのぼのでもいいし、こうして成長して肉体的にも結ばれてもいいしという考えですが、今回は坊っちゃんの終盤の成長ぶりからして、ちゃんと「抱く」が実現されてよかったと思います。
バスローブを着てワイングラスを傾ける(ちゃんとぶどうジュース)、どこまでも期待を裏切らないバブリーな雰囲気を醸し出す坊っちゃんです。
「ずっと待っていました」と言う待雪。待っていてくれたんだと感激する坊っちゃん。よかったね…!
待っている方もなかなかもどかしい日々だったろうと思います。涙ながらに抱き合う二人に感涙です!
しかしそうなると、やっぱり待っている待雪、成長していく坊っちゃんのお話が見たくなりますよね。
あと、健ちゃんでスピンオフお願いします。健ちゃん受け…見たい…健ちゃんもショタに出会っちゃえー。
ショタ受けの方が好きなんですが絵が可愛すぎて買って見たら、ショタ攻めの方が好きになるくらい面白いです。しかも大きくなってからもかっこいいし可愛いとかっこいいを両方味わえます!受けは赤面がとにかく可愛い!ほのぼのきゅんきゅんです!
宝×待雪
ハートを射止める可愛くて面白くて、
ほんわかなコミカルな笑いが満載の
小学生の坊ちゃんと大人な執事のラブコメ。
ちっちゃな体でも大っきな愛が詰まっていて、
その愛おしさにキュンキュンしちゃう!
小学4年生の主人公の
宝は立派な名家の御曹司。
彼には忠誠心あふれる大人の執事の待雪が付きまとっている。
宝は待雪に一途な恋をしていて、
「抱きたい」とアプローチしているだけど
なかなか本気に受け取ってもらえない。
待雪は「大人になってからです」とか言って・・・
だから宝は大人になったら絶対に待雪を抱くと決めて、
愛のために早く大人になるために必死で頑張っている。
そんな感じのキュートなお話。
宝は本当にすごい坊ちゃん。
学校まで待雪がぴったりにくっついてくるし、
ボディガードと専属医者までいるとか・・・。
どんだけ身を固めているの?
まだ小学生なのに美少年感が溢れている!
成績も超優勝で、頭脳もピカイチ!
スーパー小学生だね。
待雪は温和で優しい。
彼の宝への健気な守り一心の想いや、
愛護心がビンビン伝わってくる。
まるで保護者心理で、
宝を可愛い子供としか見てない。
この2人の関係の進展の中で、
ドキドキな一緒にお風呂に入るシーン、
熱血小学生運動会の盛り上がり、
可愛らしい坊ちゃんが初めての商店街巡り、
楽しくも悲しいテーマパークデート、
ロマンチックな大人みたいなデートなどを通じて、
必死に大人ぶったり、大人っぽい行動をする宝の姿には感心しちゃう!
宝の小さいな愛情表現には感動する!
2人の絆や愛しさにも胸キュンする!
世界を知らない坊ちゃんの無知さが拍車をかけて
面白さも倍増で笑い腹筋崩壊しちゃうくらい!
宝が当て馬の専属医者の前で、
年の差の悔しさがあっても揺るがない気持ちは、
彼の逞しさが輝いている証だ。
2人の出会いは感動がふんわり広がるエピソード。
運命の糸がからみついて、
孤独の坊ちゃんが待雪のような素敵な執事と出会って、
まさに運命のめぐり合わせ!
最初はわがまま全開なのに、
待雪の存在に触れるうちに
坊ちゃんは間接的に大人しくなっていったりするのだ!
9年後の2人が登場する
ハッピーな描き下ろしが、
宝の念願が叶うし、
読者の期待にも応えている!
もう愛しい愛しい!
大人になった宝のスパダリさや、
大人になっても変わらない気持ち・・・
そして2人が愛を育んでいる姿を見れるなんて、
胸が締め付けられちゃうくらい嬉しい!
小学生の宝の恋心と、
2人の身分差や年齢差が本当にリアルに描かれていて、
沖田有帆先生の個性的な表現が素晴らしい!
宝の坊ちゃんらしいお茶目さや、
小学生の純粋さがたっぷり感じられる。
そんな中で、
男としての宝の一途な恋心と
待雪の健気な庇護心が交錯して、
2人の絶妙な関係性が
可愛らしくて愛おしく、笑いあり、感動あり、
ほのぼのとした場面もあり、
最後にはちょっぴりエロさもちょい足しして、
心踊る至高の年の差主従ラブでした。