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shirogane no angel
金のエンジェルのスピンオフ作品。
初っ端から金の2人がちょこちょこ出てきます。普段は元ネタのカップルが出張ってくるの苦手なのですが、この2人は笑えるから全然邪魔に感じませんでした。
歯磨き粉とバターを間違えるのも衝撃ですが、それに対してパンを買ってくる思考が好きw
恋煩いでミスするバリエがさすが碗先生!傘とコロコロを間違えているのには爆笑しましたwそんな人見たら見ちゃいけないと思いながら絶対見ちゃうw
あのTシャツのキャラ他作でも見ますね。絶対販売促進に繋がらなそうなキャラw坂本とは繋げてくれたから良かったw
ねず講が伝わらないことに坂本を心配しちゃいます。ガランが勧誘したら入会しちゃいそうw
今回も細かい所のボケが秀逸でした。
「愛想笑い有料化」愛想笑い前提なのがまたw「種びっしりぶどう」とか商品名が一々笑えるw細かいところまで見て探しちゃいます。
私のお気に入りはリング設置してる司法書士事務所ですw拳でけりをつけるスタンスwww
アワードノミネート作品ということで、まず『金のエンジェル』を読んでからこちらも読んでみたところ…
もう、もう…!!癖に刺さりまくりーー!
「金の〜」も大好きですが、こちらの作品の方がより心をくすぐられた感じ…✨
攻めの坂本が、あの手この手…まさに手練手管を使って体から潔癖症のガランを籠絡していく様子に萌え転がりました。。
普段生真面目なガランの、ウブな反応にも坂本と一緒にドキドキさせられ。
潔癖なのになんだかんだ坂本には体(と心❤︎)を無意識で許しているガランが可愛くてたまらんよーー!と、昼間っから叫び出したくなるほどでした、、危ない。
プレイがですね、「金の〜」より多種多様、激しくなってる(気がする)のも個人的にグッときましたね。
尿道開発されて悶える姿なんて、ガランのあの涼しい顔からは想像できないじゃないかーー…!!もう、もう、壮絶に萌えました笑
ちょこちょこ挟まれる笑いも本当にセンスが良くてツボに入り…最高でした・:*+.
投票締め切りギリギリにこの作品を知ることが出来て、良かった〜〜!!
先生の『鳴けないトヒコ』を初めて読んで衝撃を受け、その後何作か拝読しました。前作『金のエンジェル』もだいぶ前に読みました。本作も試し読みで面白そうだったので読んでみました。
そして読み終わって、今更ですが、先生の作品、自分にはちょっと合わないのかもしれない、と思い至りました。
それはちょっと独特な人物描写とか、お話の流れとか、プレイ内容とか…なんですけど。
具体的には、まず本作の主人公二人に、あまり魅力を感じられませんでした。ストーリーも、長年の秘めた片思いとか大好物のはずなのに、なぜかはまりませんでした。
そしてプレイ内容なんですが、碗先生といえば、執拗に攻めが受けを責めて、アナ○のローションプレイとか尿系のプレイとかよくあるイメージなんですけど、その辺りも、どうも自分には合わないみたいです。
ストーリーはしっかりしていて、クスリと笑えるところも多くて、読んでいる最中はそれなりに楽しんだ気がするのですが、いざレビューを書こうと思ったら、あれ、ちょっと自分には合わなかったかも?という気持ちに…。
そもそもよく考えると、碗先生の絵が自分の好みとはずれている、というのも影響しているかもしれません。
こんな身も蓋もないレビューってどうなんだろう、と書いていて思うのですが…お好きな方、ごめんなさい…(T T)
ストーリーはよく練られており、エロもしっかりあってプレイ内容も豊富で、先生の作品がお好きな方は、きっと楽しめる作品ではないかと思います。皆さんの評価がそれを物語っているかと!
自分は、先生の作品を読むのは、少しお休みしてみようかと思います…。
電子(シーモア)購入 白抜き修正(かなりの白さ)
潔癖不感症塩塩ガランのスピンオフ~~~待ってました!!
こういう子には思いやりが斜めなグイグイいく子が合いますね!!!
あれよあれよと、どんどんガランが変わってくのが可愛いかった!
でもガランはガラン、崩れるようで崩れないとこはおかしくて可愛い。
かわいい~雰囲気をかもしながら容赦なく攻めるてくのもかっわいいくて、たまりませんでした!!!
書き下ろしがとてもよい攻めっぷりで!!
優しい顔して「気持ちいい?」て確認しながら攻め囲んでくの!!
島子先生といえば!のnyo!! もありました!!!
今回はソフト(?)だけど、そこに行きつくまでがえろかわ~~~お互い好きになる過程はほのぼのしてるのにえろかわ~~~感度上げてあげるのも上がるのも思いやりだなあとしみじみしちゃいました。
金のエンジェルがはちゃめちゃで、ガランだとどうなるんだろ?って期待しすぎたのもあって、すこしパンチが弱く感じちゃいましたが楽しかったです。
金のエンジェルのスピンオフ。今作もすっとぼけてて最高に面白かった。碗先生作品は面白い事言おうとしてないけど、ズレてて面白いキャラがいいのですよ。
今回の主人公ガランくんは潔癖症で不感症。不感症が原因でお付き合いが上手くいかず、もう人と付き合う事は諦めて日々淡々と過ごしてる。
11月のある日、夏物を全部洗濯して衣替えしようと洗濯したらまさかの夏日で汗だくに。着替えたいけど着られる半袖が8年前のいわくつきヘンテコキャラTシャツ。背に腹は変えられず着用して近所のスーパーに買い出しに。そこで8年前にそのTシャツをくれた男、坂本と再会してから始まるストーリー。
この始まり何じゃそれ?なのですがもうメチャおもろいし可愛いしエロいのです。
ガランが不感症なのは、あの8年前の自分の行いの所為だから自分の手で改善してあげたいと、何でそうなる?なのですが、射精のお手伝い。
性感開発どんどんされていくガランくん。
坂本めちゃテクニシャンなのかな?
そんな自分が信じられなくぼーっとして大ボケかましまくるのですが、それに対応する前作のカップルマオくん達も負けず劣らずボケをかぶせてくる。
何故か歯磨き粉と間違えてチューブバターで歯磨きしてしまったガランを見て食パンを用意して3人で食べ出す。口の中をパンで中和するんだって。
もうどこからツッコんだらいいかわかりませんw
ローター、尿道責め、コンドームの中に排尿とまぁまぁな事をさらりとしてきます。
碗先生絶対排尿性癖でしょw
ありがとうございます。楽しいです。
普段スンッとしてる、美人が乱れる姿やっぱ堪りませんね。
なんか伝えたい事が一部しか言えてない。要素モリモリで楽しい作品なのでとにかく読んでみてとしか言えない。読む場合は前作金のエンジェルから是非。
紙本で購入
引っ掻き修正
「金のエンジェル」のスピンオフ。
ビジネスパートナーのマウに恋人の西本ができて、お世話をしていた時間が暇になったガラン。そのタイミングで大学時代の同級生の坂本と再会します。
この坂本も暴走タイプのキャラで、初めて会った時からガランが気になっていました。坂本のお節介ぶりにガランはいい思い出はありませんでしたが、坂本は再会を運命だと信じます。
不感症で彼女がいないというガランになぜか俺のせいだからと不感症治療をはじめ、また遠慮なく距離を縮めてくる坂本と暇だからとガランは流されるまま一緒に過ごしていきます。
潔癖症のガランがけがれていくのを見て、坂本は舞い上がってふたりの不感症治療はエスカレートしていきます。ガランの無自覚にも素直に受け入れている姿はめちゃくちゃエロくてかわいいです。
いつも無表情でキッチリしているガラン乱れるが姿は坂本じゃなくても興奮しちゃいますね。
今作も思い込みが激しくて暴走する攻めと、よくわからないまま翻弄されて従順な受けという碗先生の作品ならではのおもしろさを堪能できます。
不器用で感情表現が乏しいガランが笑顔の練習をしている姿が個人的には好きなエピソードでした。
その笑顔のままで坂本にずっと愛されていてね!
スピン先のマウと西本だけでなく、所々に過去作のキャラが登場しています。メインキャラじゃないけどいつも出てくるお父さんなどの見つけるのも楽しみの一つです。
『金のエンジェル』スピンオフ作品です。
前作では西本とマウの恋を陰ながら
そっと応援してくれたガランでしたが、
まさかあのガランが恋をするとは!!!
潔癖症と不感症という二重苦を抱える投資家のガランは
ある日、大学時代の同級生の坂本と再会し…。
とりあえず、読み終えた今、まずは坂本に頑張ったで賞を差し上げたい。
ガランと恋愛なんて全く想定できなかったけれど、
坂本の手に掛かればロボットのようなガランが可愛く、
色っぽく変身を遂げてしまったことに驚きしかありません。
前作に劣らずコメディ要素もモリモリですが、
ちゃんと二人の関係が恋愛になってゆく過程が読み応えがありました。
ぜひ、『金のエンジェル』と並べて本棚に収めたいと思います。
前作の攻めの西本も癖強めでしたが、今作の坂本も強烈な個性の持ち主でした。
戸惑ったのはガランが前作よりソフトで可愛くなってた事でした。こんな面があったのかと新鮮になりました。
凄く面白かったのは学生時代のバーベキューで、再会した時にガランが着ていたTシャツにバスの中で皆が吹き出すのを堪えていたシーンでした。あの場で私も思い出を共有したかったです。www
それにしてもガランが性行為自体には潔癖でなかったのは良かったです。でなければマウを助け出したり出来ないですしね。それでも再会したばかりの同級生にチン◯握らせるってどういうコトって突っ込み入れてしまいました。
坂本に好意を抱く度にムズムズするガラン可愛かったです。調子が狂って雨の日にコロコロを傘の代わりにさしたり、バターで歯を磨いてしまったり、シャンプー3回とか小技が効いてて何度もクスッとしていました。あと電子レンジアイスも!
ちょっとした背景の文字にも遊び心満載でした。
そして前作「金のエンジェル」CPが幸せそうで馬鹿ップル具合が加速してたのが良かったですね。マウのお世話から解放されて寂しそうだったガランが幸せになって良かったです!
最高のスピンオフでした
ガラン!めっちゃ可愛いかったです
金のエンジェルの時から個性的なキャラクターで碗先生らしいなぁと気になってましたが、まるっと一冊彼のお話が読めるなんて
マウに恋人が出来て暇になったガランがまず可愛い
キッチリした性格も真面目なところも、ぼっちのようでちゃんとお友達がいるところも彼のらしさがたくさん描かれていてガランの人となりがすごく伝わってきました
お相手の坂本くんも可愛いかった
真っ直ぐ、猪突猛進タイプなのかと思いきや実は苦学生で優しくて一途でお似合いでした
そして、エッチシーンがめちゃめちゃ色っぽい
最高でした
金のエンジェルでマウさんのガーディアンだったニタアのガランがあんなことやこんなことに!こんなガランが見れるなんてスピンオフ万歳!
あのガランがニタア感は保持しつつもあられもない姿やあんな表情を見せてくれるんんて!スピンオフ万歳!
潔癖不感症のエンジェルガランが潔癖はそのままに超敏感になる様がねっちりみっちりぐちょぐちょに描かれていてすっごいえっちで面白い!潔癖の超敏感エンジェル爆誕!若かりし頃のガランも可愛くて潔癖で可愛い。好きの気持ちに戸惑って起こす行動もガランらしくて最高。主役の受けにここまでさせる碗島子先生に脱帽。さすが…
そして潔癖不感症エンジェルをひん剥いて開発したど天然いいやつ(ちょっと変、苦労人、話聞かない、思い込み激しい、いい奴)坂本!ガランにはこういう人が必要でしたな。すっげえいい奴だしガランの事大事にしているんだが、グイグイ度がすごい(西本に匹敵する)開発という名の元する事すごい…いい奴だがガランへの想い強すぎて人の話聞いてなくてすごい傷ついていてかわいそう…だけど報われる。いい奴。
碗島子先生ならではの小ネタもぶち撒かれていて楽しい!碗島子先生ならではのえげつないエチぶち撒かれていてOMG!マウさんと西本のほんわかポワポワも見れてポワポワ〜!最高傑作です!ピュアエロ純愛BLです!エンジェル!
修正はグシャ消し+αでした(紙)あんえっち♡ニュー君もふんだんに見れて満足!
スピン元で好きだったガランのお話、楽しみにしていました。
が、私の理解力と想像力不足からなんでそうなるの?となる点がいくつかあり、半ばモヤりながら読みました。
全体的には両思いになってらぶらぶエロエロになっていいお話だと思います。おもしろかった。読んでよかったと思いました。
私が気になったのは
・大学時代、潔癖症のガランに坂本は箸を忘れたからって素手で強引に肉を食べさせたり、服を着たままシャワーを浴びさせガランの体を触ったり、なんでそんなことするの?とモヤモヤ
→後半で明かされた理由は、ガランが自分に笑顔?を見せてくれたので自分なら友達になれると思ったから。だからってあんな普通の人でも嫌がることをするか〜?と
・体に触れられ涙目になったガランに欲情し、自分があげたTシャツを着てくれたから、これは恋?と思うのは性欲の勘違いでは?と思ったり
→でも潔癖なガランにはこれくらい思い込みの激しい性格でないと攻略できないということなんですよね
・ガランが不感症になったのは俺のせいだから責任とらせて、治した方がいいと説得され、いくら暇だからってガランがされるがままになるのがそんなにすぐ?と(碗先生にはよくある展開だと思うけど)
→ガランなりに坂本の言葉に納得したのと、清潔にしていたので断る理由がなかったということですかね
テーマが「ガランの体を育てたい」なので、潔癖症で不感症だったガランが開発されてどんどん感じてエロくなっていく。倒錯的なエロが存分に描かれていました。これを描かれたかったんですよね。
坂本は元々ガランが好きだったし、ああいう性格なので猪突猛進する。ガランは清潔さを示されるとそれを理由に拒絶できない。暇だし。
加えて、体は快楽を覚えていく。その筋道はうまく作られているなと思いました。
ガラン「人の話を聞け」
坂本「よく言われる」
がほんまそれ!となりました。
あえてそういうキャラにしている。
ガランの体を育てるためにw
ただエロシーンが多いのはいいんですが、お互いにキュンとしたり好きと思う描写が少なく感じてしまい。そこがあれば個人的にはもっと萌えられたかなと思います。
私はBLでは「好き」と感じられる場面が見たいので。
あと、ガランの変人ぽさも楽しみにしていたんですが、そうでもなかったですね。ただかわいかった。相手がそれを上回るキャラでしたw
終盤はらぶらぶエロエロでよかったです。
笑ったツボは
・感じるように→豚汁用に?
・呆然としたガランの変な行動。ズボンの裾にドングリ入ってたり
です。この辺も碗先生らしくて楽しめました。
「金のエンジェル」が大好きで、マウのビジネスパートナーのガランのスピンオフがまさか刊行されるなんて。あああ…嬉しい!
オリジナルの方は「聖水」というパワーワードに翻弄され爆笑必死のエロキュンでしたけど、こちらのスピンオフは潔癖エロキュン。
9年ぶりに運命の再会をした同級生の坂本との不感症克服レッスンから始まる恋が幕を開けました。
読み始めからずーっと面白いです。
作者さんのギャグセンスは言わずもがな。エロと切ない心の揺れ動きが巧みに描かれていて、最後まで楽しく賞味させてもらいました。
オリジナルは斜め方向からのぶっとび楽しい作品でしたけど、こちらはそれに比べるとやや堅実的かな。潔癖くんと、彼に長年片想いをこじらせた同級生のすれ違いの恋のお話です。
ガランの不感症は自分のせいだと責任を感じた坂本が、ガランの不感症を克服するべくエッチな身体の開発に着手します。坂本はガランに片想いしているので、もちのろんで下心あり。チャンスとばかりに、大好きなガランの身体の感度上げを楽しみます。
この坂本なんですけど、ガランに心底惚れてるのが分かります。ガランの潔癖症に合わせて自身も身の回りを清潔することに余念がありません。ターゲットを制するには環境から…といったところでしょうか。潔癖症のガランにとって清潔感は距離を縮める大事なステージなので、坂本はもちろんクリア。だから身体も触らせるのです。
物語の視点は主にガランではありますが、ガランの目線から見ても坂本の想いははダダ漏れです。そして坂本の視点もストーリーに交互に入り混じっているので、お互いの感情が手に取るように分かります。分かりすぎるから、すれ違いと勘違いが起きたときは切なくて悲しい気持ちも分かりすぎてしまいます。
表情筋がほぼ死んでるガランの表情が、坂本と会ってからどんどん変わっていくことにご注目下さい。身体が快楽を求めるときの顔だったり、好きと気付いたときの顔だったりと、感情と表情が紐づいてきます。不感症だったというのも、快感スイッチが入るほどの相手に出会ってなかっただけで、本当は不感症ではなかったのかも。
あのビミョーなTシャツが2人のキューピッド(神)ということになるわけですが、エンゼルは神の使いなので、あのTシャツにガランは見事に遣わされたわけですね(^ ^)♪
ああ。良かった、良かった〜
ガランのお話も面白かったです!冷静沈着なクールな男だと思っていたけど、別の顔が拝めて嬉しいです。
この作品単体でも十分楽しめますが、が、オリジナルの主人公カップルがちょこちょこ登場するので「金のエンジェル」を既読の方がより楽しめるかと思います。
エロとキュンを楽しみたい方はぜひ^ ^
作家買い。
椀さん作品の「金のエンジェル」のスピンオフ。「金の~」の受けちゃん・マウのよき仕事仲間のガランのお話です。前巻は「金」を「きん」ではなく「かね」と読むタイトルでしたが、さて今作品の「銀」は何て読むのか?と思っていたらですね、「ぎん」ではなく「しろがね」と読むのであります。
潔癖症かつ不感症という、恋人を作るにはなかなかハードな癖を持つガランは、ある日、9年前に人からもらったTシャツを「仕方なく」着てスーパーに赴くことに。が、そこで、彼はそのTシャツをくれた大学の友人・坂本に再会しー?
というお話。
「金の~」で独特な魅力を放っていたガランのお話ということで発売日を心待ちにしていましたが、その期待を裏切ることのない面白い作品でした。
大学の友人、というにはちょっと語弊があって、ガランからすると単なる知り合い、顔見知りくらいでしかない。が、坂本くんの方はというと、大学生の時からガランになぜか目を離せなくて…、という、坂本くん→→→→ガラン、という一方通行のベクトルの関係。潔癖症で不感症という、難攻不落なガランを坂本くんはどう攻めていくのか?という部分が軸になったお話でした。
この二人の掛け合いもさることながら、椀さんらしいコミカルさがたまらない。
西本くん×マウのバカップルぶりは健在。いちいち人差し指をくっつけあう二人が可愛いのなんのって。
と思ったら、まさかの『発情オオカミ君愛を叫ぶ』の彼らがドングリを拾ってたり。
彼らサブキャラが、意味なく、でも無理なくさらりと作中に描かれていてこれがまた良い。
そして、今作品の主人公たち、坂本くん×ガランの恋の行方も。
坂本くんのガランに向ける執着心が怒涛の勢いで描かれていて、でもオオカミのような怖い執着心ではなく、ガランが怖がらないように、逃げられないように、優しく、でも逃げることを許さない必死さが最高すぎる攻めさんでした。
お金がなかった学生時代も、そして社会人になった今も、彼のガランを求めて一心不乱になる様子が、さらりと、でも緻密に描かれていて思わず応援したくなる。
ガランは潔癖症だし、不感症だし、でもそれは彼の他人と自分への興味のなさの裏返しでもある。人にどう思われようと気にしないし、何なら自分も大切にしていない、ように見える。そんな彼が己の恋心に気づきかけ、そして気づいちゃったときの様が可愛いのなんのって。「あの」ガランも恋をするとこうなっちゃうんだなあ。とちょっと感慨深いものを覚えました。
ガランの不器用な笑顔とか、そういったちょっとした描写を挟むことでガランの心情の変化を端的に読ませるその手腕はさすが椀さんといったところか。笑顔がへたくそなガランが愛おしいです。笑顔の練習をするガランも、そしてニタァと笑うガランも、そのままの君が好き。と、丸山さん(本誌参照)とのやり取りを見てしみじみと思ってしまった。
セックスって、汚いじゃないですか。
いろいろなところからいろいろな汁も出るし、みっともないし、でも、そのすべてをさらけ出せる関係に、二人はなっていく。手づかみの料理も食べられるようになったしね。めっちゃ萌えた…。
描き下ろしからカバー下漫画まで、すべからく話がつながっていて、どこをどう読んでも萌えしかない。椀さんってエチシーンがとんでもなくエロいのですが、エロに特化しているというよりは温かい感じがします。
そこに、深い愛情があるからかなあ、と改めて感じた1冊でした。
作家買い。金のエンジェルのスピンオフで、優しい人たちが登場します。9年も会ってないのにお互いのことを忘れずにいた二人は運命といえば運命ですね。暖かい感じの作品でした。見ていれば私までぽかぽかになる、そんな感じです。あと描き下ろしがすごかった…作風は可愛いほうなのにいつもシーンがハードな感じで個人的には嬉しいです。