オレとあたしと新世界 5

ore to atashi no shinsekai

オレとあたしと新世界 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×210
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
9
得点
178
評価数
40
平均
4.5 / 5
神率
60%
著者
古宇田エン 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
enigma COMICS
シリーズ
オレとあたしと新世界
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784775530009

あらすじ

10年の空白を埋めるべく、しのぶは自分の店を開店し、新たな同居生活を送っていたしのぶとマコト。
だがそんな中、マコトの沖縄長期出張が決まり、離れて暮らすことになり、
これまで気づかなかったそれぞれの本音が見え始め、一方はより愛情を深くし、一方はその愛情故に自分の心が見えなくなっていって……!?

表題作オレとあたしと新世界 5

しのぶ,バー経営者
マコト(小林誠),会社員

その他の収録作品

  • あとがき
  • 4コマ漫画
  • カバー下イラスト

レビュー投稿数9

まだまだ続く。

表紙を拝見して、「いよいよ完結か…?」と思いつつ手に取った『オレとあたしと新世界』の5巻目。

はい。
まだ完結しませんでしたー!
完結してから読む派の腐姐さま方、今しばらくお待ちを。




マコが沖縄に長期出張になってしまったことで遠恋状態になったしのぶとマコ。
この距離が、二人の心情にどう作用していくのか―。

東條先生。
遠距離恋愛。
しのぶとマコを割くであろう因子が次々と登場してきますが、5巻を読んで思ったのは、二人が向き合わないといけないのは自分自身なんだなあ、ってこと。お互いを想うがゆえにすれ違う部分はあれど、でも、彼らが対峙すべきなのはあくまで自分自身。

そこを乗り越えない限り、自分の過去や想いをしっかりと受け止めない限り、相手にも向き合えないんじゃないかな。

しのぶはマコが東條先生と関係を持っていたことを知っているけれど、でも、「そのこと」自体には嫉妬もしてないしマコのことをなじることもしていない。しのぶが不安になるのは、気持ちの面で自分よりも東條先生にマコが本音で話すこと。信頼していること。

大人の恋愛だな、としみじみ。
身体の関係でぐるぐるする若く青い恋との違いはこういう部分なのかもしれません。

マコの方は、というと、彼自身のトラウマが未だ彼の中でくすぶっていることか。

お互いに深く愛しているのに、それぞれが心のうちで思うことですれ違ってしまうさまに胸が痛くなる。二人がきちんと相手を尊重し愛していることがちょっとした仕草や表情で読み取れるだけに、いやだからこそか。

このすれ違いが今作品の真骨頂なんだろうな。
自分自身で嵌めた枷を、どうやって外すのか―。

彼らを取り巻く仲間たちとのコミカルなやり取りと、マコとしのぶの二人が抱えるもののシリアスさ。この絶妙なバランスに今巻もKOされました。特に松木さん。最高過ぎて悶絶しっぱなしでした。ハチマキが本体だったのか…。

ぼちぼち完結か?
しのぶとマコの二人には最高に幸せになって欲しい。
二人の心からの笑顔が見たくて。それはきっと二人を取り巻く仲間たちも同じ思いのはず。

次巻を正座して待っていようと思います。

9

もどかしくも深い領域へ

こんなにらぶらぶで思い合っているのに…もももももどかしい。

4巻から読み返して、しのぶってやっぱりエゴの塊よなぁ〜マコちゃん大好きなのはわかるけどめんどくさいわね〜なんて思っていたんですけど(私はマコちゃん大好き派)

マコちゃんの方が相当根深いんですね。
しのぶが眠っていた10年を待てたほどで。
愛とか恋とはまた別の…もっと貪欲で本能的な神を求めるような…と言われていたことがだんだんわかってきました。その見せ方もいい。

マコちゃんのスマホにヒビが入ったままなのが不穏で。マコちゃんの心情を表しているんですね。

でもやっと気持ちを口にできた。耳が遠いオバア相手に縁側で豆の筋をとりながら…というシチュエーションがいい演出だな〜と痺れました。
そうして重い気持ちを言葉にできたから、しのぶを失うことが怖いと気づけた。わかる。説得力がすばらしい。
舞台が沖縄なのも解放感と大らかさがありピッタリ。

お互いこれ以上ない、かけがえのない存在なのに、深〜い部分ですれ違っている。そこを具体的に5巻で明らかにされた。

自分にとっての相手の存在とは。
相手にとっての自分の存在とは。

重い難しいテーマを根気よく丁寧に描かれていて、古宇田先生気持ちとパワー入ってる〜と感動します。
こういう熱意を感じる漫画家さんにはリスペクトしかありません。すばらしい作品をありがとうございますという気持ちになる。読んでよかったと心から思える。

新たな脇キャラのリュージ、松木さんもこれまたユニークで濃くて。リアクションの表現力、ツッコミの間、ワードセンスが相変わらずキレッキレ(好き)
キャラ作りの上手さ、幅広さにも敬服します。

脇キャラが増え、やりとりがいちいちおもしろくて今回も何度も笑いました。
メイン2人のもやもやと並行してのことなので、複雑な心境になるのが自分でもおかしかったですw すごい話だわ全く(褒めてます)

正直、2人の進展が遅く、脇の話が多く感じるところはありますが、それもこの作品の魅力。
最後まで見届けたいと思います。
これだけ力入れてじっくり描かれているので、すんごいカタルシスがくるだろうと楽しみでなりません。

4

ありがとう続く、再び…!

初っ端の著者近影コメントに笑わせてもらいました。
嬉しいしかないのでもっと続いてくれていいんですよ先生!!!
不眠って本当に心の表れですよね…自分の把握以上にダイレクトに精神状態を訴えてくるので堪える。
知らされなくとも知ってるから追い討ちかけないでほしい。
人間って安心感がないと異常が出るし、逆にそれで回復する生き物だよねって感じさせられる5巻でした。

マコちゃんといいしのぶといい股間に災難がありましたが、笑わせてもらいました。
いさみくんからの天誅痛すぎる!!!!!
なのにごめんなさい、あのコマで特に笑った。
「先頭車両」も面白すぎた。笑
4巻といい、私はキバケンに向けたしのぶちゃん語録が特に刺さるのかもしれません。今回も冴え渡っていた!笑
小気味いい言葉の応酬に拍手です。

突っ込まずにいれないのが松木さんの面白さ。
しのぶがこうだからこんなにも個性的な人が集まるってくるのかな?
魅力的なキャラクターばかりで楽しいです。

神様とか信仰とか表現されていましたが、マコちゃんが今まで生きてきた中で初めて心を許せて、受け入れてもらえて、居場所になってくれた人がしのぶだったから、愛しい人の前にそれくらい大切な存在だというのは分かります。
寝ている姿を見ると1番好きだと安心できるのも安心感と愛が故だし、独占欲が湧くのも当たり前に思う。
だけど、マコちゃんはそんなの初めての経験なんですよね。
無償の愛の温かさに憧れて、比べて悲観して…そういうどうしようもない無い物ねだりって、苦しさと同じくらい寂しいはず。
そんな風に育たなかったにもかかわらず、しのぶやその周りの人達の影響でマコちゃんはもう無償の愛を知っている。自覚はないみたいだけど。
子供が可愛いのはマコちゃんの本質なのかもしれないけど、愛を知らない人は子供に溶けそうな顔なんてしない。
切ないけど救いが既にあって、次巻が待ち遠しい内容でした。

話が変わるんですが、会社勤務になってからのスーツマコちゃんの「~かい?」等の柔らかく上品な口調に、なんの心境の変化だろう?可愛いから好きだけど!なんて呑気に思っていたんですが、今頃ようやくその意味が理解出来ました。
笑顔だけでなく、物腰柔らかい感じや口調も影響を受けてたんですね。
みなさんは早々にお気づきだったのかなぁ。
なんでもう少し早く気づけなかったかな、お恥ずかしい…。

そして、カバー裏の市場がご馳走でした。
ありがとうございました。

本当にクライマックスに差し掛かっていて、次こそ終わってしまうようです…。
古宇田先生、次も終わせなくてもいいんですよ!!!!!(本音)

3

毎巻惹きつけられてしまう

3巻あたりからうっすらとすれ違いめいたものがずっとぐるぐるしているんです。
4巻では大きくなり、5巻ではどうか?と思うとまだ解決には至らず、焦れるだとかそういうレベルではないくらい根っこの辺りが静かにぐらぐら揺れている感じ。
通常であれば、2人ともまだすれ違ってるのかーと飽きてしまいそうなところなんですよ。けれどこちらの作品は全く飽きないのが不思議で。
むしろ、何巻かかっても良いから最後まで2人の心に寄り添ったものが読みたい気持ちでいっぱいになるんですよね。
惚れた腫れただけではない、相思相愛な2人だからこそのままらなさと人間味がリアルで好きです。
2人を助けるような気付きを周囲の人々がさり気なくぽろっと言うのがまた素敵。

言葉にして相手に伝える大切さと、不安の種類の違いが印象的な巻でした。
しのぶが目覚めてからというもの、マコトがなんともいえない表情をしていたことが何度もあったと思うんです。
思い返せば、今までの時間を取り戻すかのように動き回るしのぶを見守りながら、寂しそうでもあり切なそうにも見える表情をしていたマコト。
マコトはしのぶに店のことももっと頼ってほしかったのかもしれませんし、10年間必死に勉強し、しのぶの目覚めを待ちながら自分の手元で慈しんでいたところを、突然羽ばたいて行ってしまいそうに感じたのかななんて。だから自分なしでもきっと…と思ってしまったのかも。
本気で愛しているからこそしのぶたちから教えてもらったぬくもりと愛情を失った時が怖いだなんて、それこそあなただって愛を知っているじゃないかと。マコトが早くそれに気が付いてくれると良いのですが。

じっくり進む恋と愛を描いた読み応えのある作品も次巻で完結。先を読みたい気持ちと寂しい気持ちでいっぱいですが、最後まで2人の姿を追いかけたいです。

0

すんなりいかないおとなの事情

表紙がはぴえんフィナーレっぽいのに、まだまだ終わりません!
ますます拗らせる二人に、コミュニケーションって難しいな〜とつくづく思わされます。相変わらず肝心なことを言わないふたりに焦れったさを感じるのですが、本当は”伝えない”のではなくて、”どう伝えていいのかわからない”のかもなと思ったりして切なくなりました…。でもさ、みんな結構大事なことを抱えたまま、お墓まで持ってくことも多いと思うんですよね。話したからうまくまとまるとか、話してもらったらわかる、とかそんな簡単なことだけじゃないもんね。10年の現実を生きてきたひとと、10年がなかった人の溝はあと10年くらいかかるんじゃないかと思ってしまうのでしたw(それは困る)

んもーーー!!でも東條先生が好きなんですよ!!正直、東條マコの3ヶ月の小冊子かなんか出ないかな〜ってくらい。しかも、この人諦めてるんだかいないんだか、なにげにミステリアスでドキドキしちゃいます。ほんとに、マコちゃんみたいないい男はいないんだろうけどさ、でも今のマコちゃんがあるのはしのぶのおかげっていうところが、本当に難しい。しのぶとマコの関係性って、なかったことにできない縁の母親と息子みたいだから。

あとやはり、この作品の魅力は個性豊かなメンズですね!幼児から老人まで、クセ強いけどメインストーリーの邪魔にならず盛り上げる素敵なバイプレーヤーたちの存在に癒やされました。キバゲンジュニアが可愛いすぎ!H5系の場面は爆笑でした。

とりあえず、この作品は予定調和では終わってほしくないと思いながらも、予想内のはぴえんだとほっとするよなと期待する自分もいたりするわけで、次巻早めによろしくお願いします!

3

オレとあたしと新世界(5)

だんだんと二人の確信に迫ってきてます
もうすぐ終わってしまうのかしらと思うと寂しいですが、今の二人の関係はとても歯痒くて辛い

お互いがお互いを大切すぎて拗れているのは周りも分かっているのに、当人の問題としているところがリアルです

個性豊かなキャラクターとコメディ色全開のシーンもあるのに、現状がシリアス過ぎてそのギャップにやられます

良い男が揃いも揃って本気の恋愛に臆病になっている様がこれでもかというくらい描かれているのでとても読み応えがあります

早く心から笑った二人が見たいと思う反面、もっとこの世界のお話を読みたい気持ちがせめぎ合います

2

それは引け目ってやつ?

本の厚みからは想像できないくらい お話濃いです
主役の顔も濃いけど それ以上にでてくる奴らどいつもこいつもキャラ濃すぎて なんど読み返しても笑ってしまう

ほんとになんなんでしょうね?

何がそんなに面白いのか説明しろって言われても困るから このくらいで切り捨てますけどね


1巻の出だしのあの狂犬みたいなマコはどこにいっちゃったんですかね?ってくらい しのぶの知らない10年が彼にまとわりついているのはわかっても 何がそこまで?ってなってるんですよね


てか 今までの表紙とちがってずいぶんとメルヘンチックな顔になっちゃってません? 大丈夫ですか?


はいはいはい この巻もいろいろ愉快な仲間たちが入り乱れはしたけど 大きく進展したのは

松木さん の復活登場ッ!

二つ折のお辞儀が実に印象的な松木さん
ハチマキ1本で人格変わる松木さん ←どんだけ松木さん待ちしてた?

いや そこだけではなく東上先生との直接対決もあったけどさ そこじゃないんだな


最後の最後でやっと語られた あたしが知りたかった悪夢にまでみる過去と苦しい胸のうち

なんかね… マコが怯えるものがそこなのか って思った瞬間終わっちゃって せつねぇな ってなる前につい勢い余って4コマ読み出しちゃったんだよね

余韻って大事だよねッ!ほんとッ

順調に軌道に乗った新世界と逆行するように確実にその距離を広げる しのぶとマコ

んんんんん

なんでこの二人肝心なことを口にしないんだろうね?
じゃれあう時には言いたい放題なのに

すれ違う時ってさ たいてい言葉足らずが原因なのにさ

双方の日常が取っ替え引っ替えはいってて なかなか先に進んでるようには見えないんだけど 確実になにかは進んでて 

てか しのぶがね らしくないよね
もっとさ こう なんかさ ばばーーーんとさ

マコもさ ひとりじゃ癒せない傷背負って 向けられる愛情に戸惑って拒んで
いつになったらその愛に素直に甘えられるようになんだろうね....

ほんとこのふたり 想いあって求めあっってるのに 埋められない10年のお陰でどうしょうもないくらい 哀しい

ハァァァァ もう 早く続きこないかなぁ

6

求める愛のアンマッチ

(4)のレビューで、1巻のハイテンションなドタバタが懐かしい、と書きました。
巻を重ねるごとにシリアス度が深まり、重苦しいような空気感が強まって、おバカなやり取りが読みたいような気になってたけど。
この(5)では初期のワイワイな雰囲気が感じられる。
が、いざそんなうるささが入ってくると…
私には物語のシリアスな側面を邪魔しているように感じられてしまった…

マコは沖縄に長期出張。
一緒にいても話をしない2人が、離れたらなおさら。
心理的距離にプラスして物理的な距離ができて。
冷却期間といえば聞こえはいいけど…
これまでの巻で、大人のカップルであるしのぶとマコトが大人ゆえの思慮にとらわれて心を素直に表現できず、という状況を描き出していたと思う。
その進展はどうなる?と思いつつ待ち望んでいたこの(5)は、ますますこじれていく展開へ。
お互いがお互いを想うがゆえの、ますます遠ざかる状態。
東條先生って…こういう人だったの?引っ掻き回さないでほしいわ…
また、今回しのぶの店が大繁盛する展開は良かったと思う。
2人が向き合う時間が無いことの良い言い訳になると思う。
少し間を開けて…
なんでも言ってしまうことが正解でもないし。
ただ、別れてしまうのはダメよ!
上澄みだけ…傷つかない場所だけのなぁなぁな時間、そんな時期があってもいいんじゃない?
とはいえ、この先に何が待っているのかは霧がかかっているよう。
残酷エンドを読むくらいなら陳腐なハピエンのほうがいい。
それくらいにはしのぶとマコに肩入れしてる私。

5

最終巻既読

最終巻を読んだ上でのレビューです。最終巻のネタバレは無いように気をつけていますが、万一があるので気になる方はご注意ください。

さて、4巻まですんなりと神評価をつけていたこの作品。あれ…?っとなってしまってレビューをすぐに書けませんでした。これで5巻が助走で最終巻が文句なしの神評価だったら、こちらも必要な流れだな〜ってことで納得できたのだけれど…
とにかく主役2人がずっと同じところにいる。話が全然前に進んでいかない。現実ではこんなことザラにあるでしょうが、これは漫画なので、登場人物が数年悩んでるとしてもその数年を全部描くわけにはいかないはずなんです。これは編集部の責任な気がするなぁ。

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