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collar ni kuchiduke
作品名は知っていたけれど、初めて読んだこちらの作品。
SMっぽさや無理矢理感のない、温かなコマンドがとても心地よい作品でした。
元々Dom/Subが少し苦手であまり多くの作品は読んでこなかったんですが、
開拓したくて最近は積極的に手に取るようにしています。
すごく良かったのが、受けの美樹(ミキ)に無理矢理カラーをつけ、
縛り付けていた存在・羽賀にも、忘れることのできない辛い過去がありーという設定。
彼の過去が描かれるまで、完全に”憎むべき悪役!”としてしか見ていなかったのですが…
この羽賀の凄惨な過去を理解することで、彼のキャラと現在の行動への理解が深まり、より重みや深みを感じるストーリーになっていたなあ、と。
”嫌な奴”としてしか捉えていなかった羽賀の過去を知ってすっかりそちらに共感してしまった。。仁川×羽賀の関係性がものすごく気になります。
スピンオフとか、ないのかな…?あったらぜひ読みたい!!
と、すっかりサブキャラの感想になってしまいましたが;
メインカプ、年上新米Domの森屋の包容力たるや…!これぞスパダリ。
”年上おじさま攻め”大好きな自分にはたまらなかったです。
ストーリーとしては、不憫受けSubの救済という王道ものですが、Dom/Subが得意ではない自分のような人にも優しい作品だと思います。
攻めの娘・しおりちゃんも、優しい世界観の一つ(一人)になっていて癒された…
あと、自分がDom/Sub苦手な理由の一つである「カラー(首輪)」。
こちら、この作品では森屋がミキに贈るのがネックレスなんですよね。
もーなんだかこのシーンにも胸がきゅーっとして、甘い気持ちでいっぱいになりました。
元パートナーから無理矢理つけさせられた首を締め付けるカラーではない、
パートナーとしての証である優しいネックレス。はあ…素敵。。
甘い森屋の愛し方と二人の未来に希望の持てる、素敵なDom/Subのお話でした・:*+.
着眼点が新鮮でした。
無理矢理カラーを着けられてしまったサブ。
その相手のドムは勘違い最低野郎で…。
こんなサブならウェルカムだよ〜な攻め。
そんな設定もありなの?なサブ。
大人で優しくて知性があって、こんな人が僕のドムなら…。
しかも実は大好きな官能小説の作家だと!
カラーは着けたサブと距離を置いても外せないものなんですね。そこまで縛られるなんて(泣)
セーフワードや触れ合いで助けに来てくれて。
こんなサブなら!よろしくお願いしますですよ!!
あの勘違い最低野郎なサブもお気の毒ですが、だからといって許せませんよ。ぜひ調教してやってください。
Domの森谷の家にSubのミキがベビーシッターにやってくるところから始まります。
子どもと遊ぶ程度なので子育てBL感はないです。
森谷がなぜ父子家庭なのか、母親はどうしたのかについては一切言及されていません。
当て馬の羽賀はSwitchで過去に教師に強姦されている描写があるので苦手な方はご注意下さい。
Domに対してトラウマがあるミキが森谷のことをすぐに受け入れているのが謎でした。
ミキと羽賀の関係もよく分からず全体的に説明不足な印象です。
シーモアは白抜き修正でした。
ほぼコマンドを使わない甘々セックスでした。
Dom・Subを初めて読んだ作品で、すごく良いお話だなーとジンワリしたのを覚えています。
Dom・Sub設定はそんなに得意な設定じゃないのですが、この作品は好きです。痛くて切ないシーンもあるけど、優しさが見え隠れしていたからかな、Domの森屋の包容力と理解力に惚れ惚れしました。
支配と従属がテーマのDom・Sub作品に、どちらかといえば私はギラギラした印象を持っていましたが、森屋とミキの関わりには美しさを感じました。森屋が支配でどうこうすることなく、トラウマを抱えたミキを慮って見守っているのがすごく良かったです。
ミキに"カラー"を着けた羽賀のやり方の方が、Dom・Subぽいんですよね(私の勝手なイメージです)。無理やりだし、自分勝手で嫌悪感しかなかったですが…。
この作品は、DomとSubの関係の良いところを見させてくれました。
「首輪(カラー)は Subを縛る道具じゃない」
「愛していると誓い合って贈るものだろう」
の言葉には胸を打たれました。Dom・Subの支配と従属関係って嫌な感じだなと思っていたけど、本当はそんな意味じゃないし、一方的な歪んだ関係を求めるものではなかったんですよね。
「支配」は「言うことを聞かせる」という意味じゃなく、愛のある「お願い」や「自分だけのあなたでいて欲しい」って意味なのかな…なんて思ってしまいました(〃ω〃)
愛する人のお願いなら、Subだって喜んで受け入れますものね。
なかなかに深いストーリーで面白かったです。
森屋みたいな、クマさんみたいだけど穏やかで包み込むような雰囲気の人…好きだな〜(´∀`)
娘ちゃんも可愛いくて2人の仲を認めてるみたいだし、幸せいっぱいな結末でした。
読後感も良く満足な一冊です。
こわーいDomの支配から抜け出て、あまあまDomに愛される話。DomSubが、パートナーを持つ代わりに小説を読んだり、書いたりすることで欲望を満たす、というのは新しい解釈。
女の子にも見えてしまう受ちゃんと、ちょっとモサい攻くん、というビジュアルは好みではないですが、北風と太陽的な話の流れは好きです。
潮先生の小説もあまあまな感じなので難しそうですが、もう少し強めの森屋さんも見たかった・・・!痛いのとか怖いのは可哀想でみてられないけど、受ちゃんが恥ずかしいのはひたすら可愛いです。あとこちらのDomちゃんは、結構強引なのも好きそう・・・。
攻くんはシングルファーザーなのですが、そこに関する詳しい言及は特にないです。子供がキーになっているというよりは、受ちゃんが家に来るためのベビーシッター設定なのかな?と思いました。
SMが苦手で、それと似た感じのSubとdomもあまり好きではなかったし、その世界観がよく分からなかった。
SMとオメガバの合わせた感じなのかな、と思ってました。
今でも、よく理解しきれてないです。
このカップルに限るのかもしれないけど、甘やかして褒めるのがdomの役目なのかなと思いました。
コマンドして上手くできたら褒め、そして癒しの時間を与えるみたいな。SMもそうなのかな?Sは指示を与えるけどその分ちゃんと褒めるという。
主人公さんがカラーを外せなかった理由がちょっとわからなかった。カラーを自分で外せないのもSubの特性なのかな?
結局Switchというのはどちらでもなり得る存在という事なのかな。
ちゃんとした相棒に恵まれなかったミキは辛い日々を送ってたんだね。
これからは甘〜く甘やかしてくれる森屋さんに甘えましょう。
伏線が回収されていないイメージがあるので、多分続編があるはず。
正直Dom/Sub設定って萌えてなかったんですけど、この作品読んであー…こういう感じでストーリー展開するとすっと入るなぁと思いました。
わたしが特に違和感を感じるのはコマンドで、なんといっていいのか、急に技名がはいってくるような感じがして作品の世界観ぶちこわしてるような気がしてました。
でもこちらのストーリーのコマンドの出し方は自然でコマンドだけじゃなくて、多少不自然ながらもせりふの中にあることでコマンドだけのときの違和感はなかったです。
受けの相手が胸くそだったのですが、彼も被害者でどっちつかずのSwitchとして苦しんでいたんだなと思うと同情します。
一番の悪はレイプしたあの先生だな。くそすぎる。
不幸になっていてほしいレベル。
編集者の仁川さんがナイスアシストすぎてこれはスパダリ候補なのではないでしょうか…
Dom/Subはpixivでもしっくりせず、商業既読でもしっくりこなかったですが、こちらの作品を最初に読んでいればよかったなと思いました。
おすすめです。
以前dom/subのお話読んだことがあってそのエロさにすっかりはまってしまいました。今回はSwitchという特殊な性が出てき興味深かったです
しかしdom/subとはなんというエロい関係でしょう
今回は特にエロい受のミキが唇ポッテリ感がエロい
攻の森谷はもっさり眼鏡で大型犬というか森の熊さんというか髭剃ったらイケメン紳士に…この2人の年齢差とか体格差がまた良い!
森谷の胸のなかにミキがちょうどすっぽりは萌えます
好きなシーンはミキがセーフワードの愛してッと言うのですがその後横抱きで素股してるとこですかね~はわわわっえっろーとなってしまいました
森谷には1人娘のしーちゃんがいるのですが、バツイチなのか死別なのか奥さんの話がいっさいなかったので、そこがもやつきましたが、シーちゃんは可愛かったです
ミキも優しい森谷にどんどんひかれていくのですが森谷もミキが愛しくて可愛くて自分のものにしたいというシーンがあったのでそこもきゅんきゅんでした
ミキは確かに色っぽいし可愛いです2人のdomに愛されているけど同級生の羽賀は実はSwitchで過去にレイプされててトラウマになっててつらかった
もっと嫌なやつだったら良かったけど、これはね~かわいそうです
でも仁川と羽賀はなんだかんだでうまくいきそうですね
今回のdom/sub物は優しく癒される作品だったと思います
メイン2人のエピソードから、脇キャラのエピソードまで、何重にも楽しむことができました。
大型熊なDom攻めは、包容力があって臆病な受けを包み込むような優しさが良い。
そんな彼に、臆病だけど大胆な受けが、イイコイイコされてるの最高に萌えました。
Subとしての特性ゆえか、自分ではなかなか現状を打破できない受け。
少しもやっとするところもありますが、優しいプレイで愛されてるのが似合っていました。
メイン2人の話よりも、目がいってしまうのが脇キャラ。
こちらのほうがインパクトが強くて、びっくりしました。
その割にはあまり描かれていないので、余計に気になってしまいます。
メインと脇でDom/Subの印象が全く違うので、個人的には優しい物語の方が安心して読めて良いなあと、再確認させてもらえるお話でした。
あたしが読んでいいのか毎度悩む特殊設定
基本節操なしなのでなんにでも手は出すんですよ ただ上手く落としこめない
Dom/Sub読むの2冊目です
本能があるのはいいんです
そこに抗って苦しんでくれるのは個人的には惹かれるんです
でもなんかこう って思ってたんですよね
使い方上手いな
抗ってきたもの 拒んできたもの
否定したかったものを難なく砕いていく
これたぶん この設定がなくてもいけるんだろうな
あの 大人の優しさってところがメインみたいなお話だから
例えば 家庭崩壊で大人を信じられない子が 優しい家族の疑似体験で癒されてくって話でもいけちゃう感じ?
いやまぁ 設定あるのでそうはイカのきん……下品なので止めときますw
あたしこれキライじゃないわ
誰が苦しいんじゃなくて みんな苦しんでるもの
その性に振り回されることに苦しんで
差し伸べる手も 救済の手もあって 特殊設定気にならないくらい優しいお話
ただね 詰め込みすぎたかな?
んんん 優しい話ではあるんだけど 苦しんだ過去が その恐怖に見合わないくらい軽いんだよね
そこが物足りないと思うか 否か
いや よかったんですよ ほんとに
なにより子どもが邪魔しないのがいいッ!
はじめての作家さんだったし 地味に馴染めない特殊設定で身構えたけど
ほんとに読みやすくて 良かった