STAYGOLD それから。 1

STAYGOLD

STAYGOLD それから。 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神159
  • 萌×240
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
32
得点
987
評価数
212
平均
4.7 / 5
神率
75%
著者
秀良子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
STAYGOLD
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784396785451

あらすじ

BL史に残る「失恋」のその先ーー!
ファン待望のコウ×日高編、ついに始動!!


大学4年の夏。
10年近く親友だった日高とセフレになったコウは
卒業とともに「ごめん」と告げて、
日高の想いを受け取らなかった。

それから連絡ができないまま社会人になったが、
最近、偶然にも再会を果たした。
ガラにもなく数日考えぬいた文章で連絡して
やっと会えたと思ったのに、
突然「島で世話になった吉田さん」が現れ
そちらを優先されてしまう。

コウとは何もかも違う吉田さん。
大失恋をへた日高の心の内やいかに…?


「お前が生きてんのか死んでんのか
まったくわかんないのは、さみしい」


駿人×優士のオトナ?なその後を描く30pも収録!

表題作STAYGOLD それから。 1

イベント会社勤務
塾の講師

同時収録作品STAYGOLD それから。 1

プロテニスプレーヤー,優士の甥
駿人の叔父,翻訳家

レビュー投稿数32

ファンタジーに浸れない

STAYGOLDの優士と駿人の短編目当てにポチリ。本編はコウと日高のお話です。この二人は失恋エンドに納得してたので、そこまでくっついて欲しい~という思いもなく読み始めました。過去に囚われた人間を見るのはしんどいです。
再会して友人関係に戻りそうな日高とコウ。無表情な日高の心情は分かり辛く、激しい未練はなくとも吹っ切れたわけでもなさそうで、どうなの?と思ってるとぽろっと泣いちゃったりするのでグサっときます。
そしてコウと離れている間、日高のそばにいた吉田が二人をかき回すわけですが…これは吉田が善人であればあるほどしんどいなあと思いました。めちゃくちゃ癒されて居心地は良いけど、付き合っても穏やか過ぎてコウを忘れるとか無いなっていう絶妙なキャラ。都合の良い相手ともいう…。
もう日高には全てを投げて地球の裏側くらいに行って欲しい気持ちになりました。適度な刺激と新しい幸せが前進の近道な気が…。
コウの方はなんだかんだ吉田に心乱された感はあり、緩いけど決して上手く生きてるわけじゃないのが見えて良かったです。最後の問いの答えをどう描いていくのか気になります。
読みながらいろんなことを真剣に考えてしまい、彼らが二次元にしか存在しないのが不思議になってきました。良い意味でファンタジーに浸れない、心に刺さる作品です。

25

最高、それしか言葉がない

駿人×優士のお話は前巻までで一応の完結をみせ、今作品からは優士の異母弟・コウと、コウにずっと片想いしてきた日高くんのお話に突入。

日高くん、大好きなのですっごく楽しみにしていました。

んー。
ヤバいです。萌えがヤバいです。
秀さんの描かれる片想いものって個人的に萌えツボドストライクですが、もう言葉が出ないくらい萌えました。

ずっとずっとコウを想い続けて。
やっと身体を繋げた。でも、そのことがきっかけとなってコウにとって日高くんは恋愛相手としては見られないことを決定づけてしまう。

ここまでが『STAYGOLD』の既刊で描かれていたストーリー。

日高くんにとって「コウ」はいつも特別であり続けた。
セフレになった時も、そうでないときも、今ですらも。そんな日高くんの想いに萌え禿げ、個人的にはコウなんて忘れちゃえよ、と思っていたわけですが。

続編にあたる今作品で、日高くんに新たな人物の影がちらつき始めます。俗物的な言い方をしてしまえば「当て馬くん」の登場、といったところか。でも、この当て馬くんがまた良い…。BL作品において、これほど独創的な当て馬くんがかつていただろうか。

当て馬くんと言えば、ハイスペックでイケメンで。そう相場は決まってるじゃないですか。それが、この当て馬くん。良い。コウより全然いい。願わくば、彼の想いが勘違いではないことを願いたい。日高くんが傷つくのはもう見たくない。

当て馬くんの登場によって、このままコウと日高くんの関係があっさり好転してしまう、というありきたりなお話にはならないだろうなあ…。何しろ秀さん作品だからして。というか、コウにはこれから思う存分ヤキモキして欲しいし日高くんの長年の想いを身をもって知って欲しい。

序盤、駿人×優士のシーンから物語がスタートしますが、この二人にもニヨニヨが止まらない。何なの、この可愛いCPたちは…!けしからん可愛さ満載でめっちゃ萌えました。

『STAYGOLD』、大好きなシリーズなんですが、巻を追うごとに萌える作品であり続けるってすごい。萌えが留まるところを知らない。最高な1冊で、神どころか神×10くらい付けたい、そんな1冊でした。今から次巻が楽しみです。

24

思うこといっぱいありすぎる!

まさかの吉田さん。
存在すら忘れてたし、通りすがりのモブだと思ってた。

でも吉田さんは、STAYGOLD三巻でモブ女子が「世界には主人公のひとと そうではないひとがいて」と語ってたアレだと思うんですよね。
「そうではないひとにも たまに主人公になれる日がある」ということで、今、スポットライトが当たってるんだろうな。
五巻の干し柿の子と吉田さん、めっちゃ被るわ。

それにしても告白時にあんなキャップ被ってくる人、無理。
確かに善良かもしれないけど、あのセンスの悪さは無理。イラッとする。
早く島にお戻りください。

センス良くてシュッとしてるコウの対極として、吉田さんにわざわざあのシャツを着せちゃうなんて。
あの値段出してあんな趣味の悪いシャツしか買えない吉田さん……ってとこが秀良子さん容赦ねー!残酷!

・リスケされたコウ、ざまぁ。いつまでも日高が自分を最優先すると思うなよ!
「とりあえず」「なるようになる」「そつなく」で生きてきた流され侍で、人生イージーモードで生きてきたコウが、社会人としてそれなりに苦労してて「SEXよりも甘いもの」になってる姿にちょい驚き。
それと同僚がアプリで出会った子ととりあえずヤッたという話を聞いて、は〜〜?となってる姿にも驚き。
だってコウも同じ状況になったら、とりあえずSEXの人かなーって思ってたので。
コウもちょっと変わったのかな。

今回の新刊を読む前に、とりあえず六巻まで読み直してみた。
そういや日高に送るメールの文面に悩むシーン、六巻では「まるで初恋みたいに」ってあって、コウは初恋がまだだったという路線になるんだろうか?
日高は常に俺最優先だったのに、吉田さんが邪魔するようになって、いやいや邪魔ってなんだ?モヤモヤ……もしやこれが恋ってやつか?と気づいちゃうやつになるのかなー。

何巻か忘れたけど「魂のかけらをうしなった状態」みたいなこと、コウのエピローグであって、それが親友の喪失というだけなのか、親友と思っていたけどそれ以上に何かがあってもっと大きな存在だったから「魂のかけらをうしなった状態」というなかなか深刻な状態なのか……
気になるー!!
違和感の正体も気になるー!!まさか受けだったとかないですよね??
望む前から女の子が寄ってきて流されるまま女の子抱いてきたけど、実は抱かれたい願望があったとかないですよね?

それにしても、あの夏を「俺の人生の光」と思ってる日高に涙……。
だから、なにはともあれもし日高とくっつくなら、心の底から日高を欲した末であって欲しいと願っています。
ちなみにコウが光なら、吉田さんはせいぜい陽だまりだと思うな。
吉田さんは早くご退場願う!
(さすがに脱がせる展開にはならないとは思うんですよね。脱がせたらあのボディではBLじゃなくてゲイ漫画になってしまう!!)
で、コウにはめちゃくちゃ足掻いて欲しいと思う!


ぎゃー萌える!!神〜!!って感じではないのだけど、これだけ語りたくなるってことは、神作品なんだなって思います。







21

未完の2人のそれから

「STAYGOLD」で切なさの残る、完結されていない2人のコウと日高のその後。
完結されていないからこその美しさはもちろんあるのですが、見られるものなら見たかった!
はぁ、もう本当に見られて良かったです。

分かりやすい表現で想いを描かれていなくて、だけどそれがまだ迷いの中にいる状況を表しているようで。
またコウに会うと日高の傷が抉れるのでは…と心配でしたが
失恋した傷よりも、10年以上の片思いの方がずっと重いのだろうな、と感じました。
胸が締めつけられるのですが、まだちゃんと重みのある気持ちでいてくれて良かったとも思ってしまいました。
コウが結婚した時の事を想像した日髙の脳内、文字数多くて大変な事になっていたんだろうな。

吉田さんがとても良い人で、島での傷心の日高の支えになっていた部分もあるのだろうな、と思います。
とても好きです。きっと幸せになれる。
ですが、コウとのこれからの進展を望んでしまう気持ちもあり…。
飄々としているから、環境が変わってからもそれなりにやっているように見えるコウですが
何かが欠けたように無気力になってしまっているようで。コウにとっても家族だけでなく日高の存在は大きかったのだろうな、と思えてしまいます。

3人共好きなので、誰かが傷ついたり泣くのかと考えると少し辛いですが、続きが気になりまくりです。
早く続きが読みたくて仕方なくなりました。

コウと日高編ですが、1話目は駿人と優士の「STAYGOLD」本編で駿人が日本に帰国していた時のお話でした。
大人な優士と、変わらず真っ直ぐで輝いている駿人がほんと好き。
1話だけですが、めちゃくちゃ良かったです。この巻に入れてくれてありがとうございます。
やっぱり「STAYGOLD」は最高のシリーズですね。

18

待ってましたコウ×日高×吉田さん 編!!

まず、ステイゴールドサブカプのスピンに入る前に元々のメインだった駿人×優士の話から今回は始まります。ずーーーーっと駿人を家族としてみるように努めていた優士がなんとなく吹っ切れて、駿人にセックスを無言で迫るシーンめちゃくちゃ良かったです。でもでも、電車の中のあのシーンも最高ですね。いやあ駿人良かったね。一途に思い続けてきた分本当に祝福したいです、おめでとう。


そして今回のメインであるコウ×日高編。
もう既に関係の終わったふたりのところからスタート。日高は島勤務で教師をしてそこで吉田さんに出会います。

.....吉田さん。いや、吉田さん、お世辞にもイケメンとは言えません。島にいそうな小太りのおじさん(とはいえ30前半そう)というイメージ。え?まさかの日高のお相手が吉田さん?え?嘘でしょ?おいおいおい。一周して秀良子先生凄いよ!!さすが巨匠だぜ!と感動を覚えます。

でも、コウと別れて?人生のドン底までいた日高を癒して掬いあげてくれたのは吉田さんなんですよね。ずっとコウに尽くすことが幸せで、それが世界の全てだった日高は誰かに尽くされたり、愛される事に慣れてなかったんじゃ無いかな。だからこそ吉田さんの想いが嬉しいんだろうなと思います。

コウ視点の話もあるのですが、こっちも後の祭りな切なさがありました。

なんなんですかね、みんな幸せになって欲しいなって思うんですが話の終わり的に吉田さんは日高に振られる気がしています。(私の勘ですが)

でも、腐女子として眼福を望むならそりゃコウ×日高がいいに決まってるわけじゃ無いですか。でも、ここで吉田さんと日高がくっつけばそれはBLの歴史としても前代未聞(かはわからないですが)レベルで爪痕を残す作品になるんじゃ無いかなって思うんですよね。一周してみたくないですか?日高と吉田さんのエッチ、、。

いやーーー、凄い気になるところで終わったな。続編も楽しみにしてます。


追記
表紙みて思ったんですけど、日高の方の上に置いてある見切れた手、これコウだとおもうんですが(1、2でイラストがつながる感じかな)、だとしたらやっぱり日高が選ぶのはコウなんですかね、、。いや、表紙がそうってだけだから、まだわからんよ。(もう1人の自分)

17

今後どうなるかが気になりすぎる

秀良子先生の漫画やはりすごい。STAYGOLDを最初読んだ時の衝撃を今も忘れられません。空白が語る漫画。セリフたくさんなくても何が起こっているか、誰が何を考えているか真っ直ぐ伝わってきます。別次元の先生のお一人。

コウと日高にはビターな結末があってそのあとのことはもうどうにもならない、再会してももうどこにも行きようがないと思っていたのでその後が読めるとは感激。この続き書くのは難しいだろうに描いてくれるのが嬉しすぎます。
やはりどこにも行きようがないけど途切れないこの微妙さがいい。そして第3の男が島の垢抜けない男というのもめちゃくちゃいい、普通ならイケメンの第3の男が出てきそうなところに斜め上から日高っちに猛進する吉田さん。普通ならこれはないだろうと思うようなキャラなのに(容姿的にも)日高にはこういう人がいいのでは?と思えてくる。コウと真逆の男。もう続きが読みたくてたまらない。

コウと日高もいいけど1話だけの駿人と優士のそれからがもう胸が詰まってたまりませんでした。ついぞ見れなかった二人の大人の関係が・・。二人とも年をとっているのがまた感無量というか、STAYGOLDの一巻の時を思い出すとああ・・という気になります。この二人のその後もまた読めたら嬉しいです。

とにかく最高です。

11

始まってしまった…

STAY GOLD、とうとう続編が刊行されました。しかもメインはコウと日高なのです。いや、分かっていたけど改めて1巻となると……ツラい……(泣)

まずは優士と駿人のお話からだったので、ラブな導入で良かったです。最終話からどれくらいか分かりませんが、ちゃんと進んでる二人に安心しました。

それはそれとして優士よ、ネットがあればどこででも仕事できるんだからさっさとアメリカ行きなさい。それとも叔父と甥という関係への最後の抵抗なのか?
もうちょっと先の二人のことも気になりますね。

さて、本編のコウと日高。まずはSTAY GOLDを読み直して、と思ったんですけどね……できなかった。あの失恋シーンがあまりにツラくて、今二人が付き合っていない状態では読めませんでした。5巻と6巻だけ読み返しました。それでもジワリとツラかったです。

1巻は新たに登場人物も出てきて、二人だけで完結しないお話になるようです。日高がちょっとだけ、コウから解放されてるのは嬉しかったです。
そう、世界はコウだけじゃないから。自分を優先したっていいんだよ。

今回ギャグ味が薄く、どんな展開になるかとドキドキしながら読みました。心臓に悪いです(笑)
ここからは完結まで待ちます。どうか二人のラストを読める日が早く来ますように。

9

気になる〜

「STAYGOLD (6)」のレビューで日高を幸せにして下さいって書いたんですよ。
コウザマァな展開からの両思いでって、何となくそうなりそうな展開を見せてるんですが、エグい…エグすぎますよ、秀先生…。
吉田さんが良い人過ぎるから、これで日高が交際オッケーした後に「やっぱりコウが…」ってなったら凄く居た堪れないんですよ。

もしこのまま日高が吉田さんとハッピーエンドで終わったら、違う話になってしまうと思うんです。

コウが日高を抱いていた時の違和感って、異性愛者だからではなくてタチではなく、自分はネコだって違和感じゃないのかなぁって想像してしまいました。

駿人と優士の方はちゃんと最後まで行ってて良かった〜って思いました。ちゃんと優士は駿人のこと好きじゃないですか!読んでてこそばゆくなりました。
気になったのは同僚の横山さんの新しいドラマってトコでした。

妄想は膨らみますが、2巻を待ちたいと思います。

9

散りまくる恋の火花

お待ちしておりました、続編~⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
全6巻で素敵エンディングを迎えはしたものの、
やはりコウと日高がそのままでは夢見が悪すぎる!

カバー下の裏話でこの続編は担当様の私情によるものとありましたが、
寧ろ私情を持ち込んでくれてありがとうと思ったのは私だけではないはず!

一応アフターストーリー編と銘打たれてはいるけれど、
おまけどころかがっつり本編感が味わえてとても嬉しかったです。

さてさて、まずは駿人×優士編より。
てっきりまるごとコウ×日高編だと思っていたので、
恋人な二人が堪能できてしまい嬉しいサプライズでした!

内容は、本編の後日談。

晴れて恋人同士になって、身体を重ねた駿人と優士。

パッと見では以前とあまり変わらないようにも見えますが、
二人の関係は想像よりもずっと深く、熱っぽいものになっていました。

特に変わったのは優士。
初めての組み敷かれる側の感覚に戸惑いながらも、
駿人を想う気持ちに迷いはもう微塵もない。
自分から駿人を求め、寂しければ「さみしい」と言えて、
「お前のいない世界はもう想像もつかない」なんて
ドラマチックな台詞だって口にできてしまう。

いつの間にやらデレの域を遥かに超えて、愛が重い!
前は駿人の一方通行だったのに、あの優士がこんなにも溺れるなんて…。
愛の力は人をこんなにも変えてしまうのね。
短いながらも二人の愛を浴びる程に感じられ、感無量でした。

ああ、1話と言わず、もっとベタベタしている二人を見ていたい。
だけど、コウと日高のお話も捨てがたくて困っちゃいます。

続きまして、切ない失恋の「その先」を描いたコウ×日高編。
コウの視点がメインのお話になるかと思いきや、
今回の主役もといヒロインの座に君臨したのは日高でした。

本編後、離島での教職を辞めて東京に戻ってきた日高。
けれど、コウの隣にはもう日高はいない。

偶然再会したあの日、
日高から「連絡先はかわってない けど俺からは連絡しない」と
言われたコウは悩みに悩んだ末、ヘタれたメッセージを送ったきり。

けれど、ある日、日高からの連絡で再び会うことに。

久々のコウとの時間をやっぱり特別に感じる日高でしたが、
そんな二人の前に突然「島でお世話になった吉田さん」が現れて…。

当て馬というと大概読者の心を鷲掴みにする健気イケメンか、
毛嫌いされるような特大のクズと相場が決まっておりますが、
この「吉田さん」、見事にどちらも当てはまらないのです。

なんだこれ、モブか?(失礼)と見過ごしてしまいそうな
素朴な容姿に野暮ったい感じのお人好しな好青年。
なんて斬新な当て馬でしょう。

けれど、そんな優しげな見た目に反して日高にぐいぐいアプローチし、
コウを当て馬扱いして牽制までやってのける恋の暴走列車・吉田さん。
前言撤回、この上なく当て馬らしい当て馬でした!

二人の男に挟まれ、揺れ動く日高もすっかりヒロイン化しており、
恋の火花がバチバチ散る音が今にも聞こえてきそうでした。

今回は完全にやられっぱなしのコウでしたが、
日高の片想いの年月を思えばコウだってもっと
じれじれさせられてもいいのかもしれません。

当て馬って基本愛し合う二人の仲をお邪魔する厄介者で、
苦手な方もいるかもしれませんが、失恋した日高が涙を流していたあの頃、
彼の傍にいて、日高を笑顔にしてくれていた誰かがいたと思うとそれだけで
救われた気がしました。

ラストでは吉田さんの渾身の告白にとてもいい雰囲気を醸し出し、
このままくっついてしまうのもやぶさかではなさげな日高と吉田さん。
え、まさか…受け容れて…しまうの?いや、そんなばかな!

今回が吉田さんのターンであるならば、次巻はコウのターンのはずで、
カバー下までがっつり吉田さんに侵食されまくっているけれど(笑)、
きっとコウが巻き返して、日高を世界一幸せにしてくれますように(*˘ ˘人)

8

続きが気になるけど、とっても良かったです!

駿人と優士、甘かったですね〜(*^^*)
雄味の強い駿人はもちろん良いのだが
スイッチの入った優士が無言で事を進める様はなんともいえないエロさがあって良いっっ(*/ω\*)
え?え?え??と戸惑いながらもしっかり役割を果たす駿人、可愛いかった(*´`)

で、待ちに待ったコウ&日高編!
時間の経過と共に少しずつ心の整理をしてきた日高。
ただ、心の奥底にコウが好きな気持ちはまだ残ってる描写が見え隠れ…。
そして島でお世話になった吉田さんが絡んで来て…。
見た目は特定の方面から需要アリの吉田さん。
コウに対する言動は日高を想っての事だけど…。
読者的にはちょっと複雑…。

弱っている時に助けてくれたり、デートに行けばオモロい帽子を被り日高を笑わせる男。
可能性の低い(ほぼ0?)コウとの未来を考えるより、確実に好きでいてくれる吉田さんの方が日高は幸せになれるのでは?とも思えてくる。
最後に吉田さんが告白、ここでも日高は笑っている。
で、嬉しいです。と答えて終了。((゚m゚;)エェェ!?

吉田さんと付き合ったらコウと今まで通り会えない事を伝えないと…的な前フリもありましたし?
「お付き合いしましょう。」となっても仕方ない流れだけども
「でもコウが好きなんです。」と日高は答えるのか??
次巻が待ち遠し過ぎるっっ!!

4巻では一言しか発してないのに心の中の言葉でコマがビッシリ埋まってる日高が大好きでしたが
今回の日高はだいぶ大人になった印象。
状況次第ではコウが最優先事項ではない現実を目の当たりにしてあの低体温男・コウが混乱気味。
これを機に日高の事、もう少し真剣に(熱く)考えてもらいたいですね。

個人的にはコウ&日高が見たいのですが、日高が幸せだと思うなら吉田&日高でも…ゴニョゴニヨ。
とにかく日高には幸せになってもらいたいのです!!

7

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