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little rose house e youkoso
幸田みう先生の作品大好きなんですが、その中でも『十年後にあがった、あの日の雨。』に次いで好きなのが、こちらの作品。
バラ咲き誇る庭が描かれた表紙からして、目を惹きつけられます・:*+.
なんといっても、ノアがリューイチへ注ぐ目線、その表情に、憧れや恋する気持ちが溢れていて、読んでいるこちらもたまらない気持ちになります。
海外(スコットランドとかかな?雰囲気的に…)が舞台の美しい短編映画を見ているような気分に浸れます。幻想的な雰囲気が流れているんですよね。
今でも時折読み返している、大好きな作品のうちの一つです。
日本での生活が何もかも嫌になり、大学時代に短期留学をした場所へふらりと訪れた隆一。
せっかく素敵な街にいるのに頭は固いししかめっ面のままな彼にちょっぴりイラっとしましたが。そんな彼がノアとの生活の中で少しずつ人間らしさを取り戻していく様子が良かったです。
いつもにこにこで明るいノアですが今も胸に刺さっている辛い過去があって。それは簡単には乗り越えられるものではないけれど、彼なりに前向きでいようというのが伝わってくるのが素敵でした。
ノアがノアらしくいようと思ったきっかけが隆一との最初の出会いだったところに繋がるのも面白かったです。
その街で暮らすふたりは本当に幸せそうで、とてもあたたかい気持ちになるお話でした。
仕事での結果を求めすぎた為に、仕事の仲間も恋人もいっぺんに失ったリューイチが、現実逃避したのは学生の時にホームステイした外国の街でした。
人懐っこい旅館の主ノアや近所の子供マシューと、のんびりした生活を送ります。
最初、積極的にリューイチに迫るノアに違和感ありましたが、ちゃんと理由がありました。
2人のキューピット役のマシューが可愛い!近所の子供って言う設定もよかった。
花が咲き誇る庭の風景や外国の田舎の雰囲気、背景の書き込みが美しいです。ただ、少し体の線がもう少し綺麗だと良いなぁ。と、感じてしまいました。
しかし、田舎の外国の雰囲気はとてもキレイな空気を吸ってる気分になりますよ。
「作画が楽しい連載でした」との先生のお言葉通り、ずっと絵が美しかったです。
漫画でも空が広いのいいですね。
風景は美しいし、建物や内装はかわいい。
ノアが隆一に花を渡しながら、キスするシーンはきゅん萌えでした。
いい雰囲気な流れでの2回目のキスは、隆一からも向かっていてきゅんきゅんでした。
で、いい感じだったのが、衝突してしまい。
2人が過去に出会っていたことは予想できてしまいましたが。
全裸で泳ぐ隆一がきれいだと見惚れるノアの場面は、おとぎ話か神話のようで美しい。
隆一が仕事に一生懸命で感情にフタをしてきたこと。
ノアがゲイであることを受け入れてもらえなかったこと。
過去の負の背景を最低限な描き方をされるのが、幸田先生の好きなところです。
そして、そんな過去があっての今の彼らがいる。説得力がある(重要)。
終盤は映画のようにドラマチックで。
車内で抱き合った後、照れる2人がかわいかったです。こういう緩急も好みです。
全編を通して、美しい背景に合ったストーリーで、読後感が最高ですね。
外国の片田舎にあるかわいいお家(ゲストハウス)を舞台に繰り広げられる物語です。
仕事にも人生にも失敗したリューイチが出会ったゲストハウス主人のノア。距離感が始めから近いノアに戸惑うリューイチだけど、この強引さがないとリューイチの眉間の皺はずっと取れないままだったと思います。
それにしても、みう先生の描かれる長髪男子はやっぱりめちゃくちゃかっこいいです!ノアのハーフアップ大好きです!根っからの天真爛漫かと思いきや、辛い過去があることも読み進めるうちにわかって...だからこそ、リューイチにも寄り添えたのかなと思いました。
近所に住む可愛い男の子マシューの存在にもたくさん癒されました。元気が欲しい時に繰り返し読みたくなる作品です。
一冊まるまる表題です。
絵柄は少し癖がある作者様なので好みは分かれると思います。
海外の小さな田舎町で民宿を営むイケメンなゲイの青年攻×恋人にも仕事仲間とも上手くいかず全てに疲れて逃避行しにきたノンケ受というカプです。
お話は起業失敗し仲間に見捨てられ恋人にもフラれたリュウイチ(受)
全てを投げ出したくなり思い付くまま昔語学留学したことのある海外の田舎町へと飛ぶ。
何の計画もしていなかった為宿を見付けられず途方に暮れていたリュウイチの前に現れたのがノア(攻)だった。
ノアがやっている民宿へと強引に連れられていき……という感じで始まります。
お話全体的には淡々と疲れた心を癒してきちんと自分と向き合うといった感じで進んでいきます。
ただこの話はリュウイチに対して共感や好感が持てるかで随分と変わってくると思います。
個人的にはリュウイチの無神経でキツい物言いや自分を省みない心情が受け入れられず共感が出来なかったので序盤からあ…コレ最後までは無理かも…となったのですがノアとマシューが本当にいい子で途中からはその二人に癒される方向にチェンジしたので最後まで読みきれました。
ノアの一途な思いや幼いながら周りの空気に敏感なマシューは読んでいて本当に好感ばかりでした。
なのでこのお話はリュウイチに対して辛いねと思ってあげられると楽しめると思います。
逆にリュウイチに対して対人で自分本意な考え方やキツい言い方をすれば周囲は疲れて見限られるよ。自業自得だということに気付きなよと思ってしまうと最後まではしんどいかなと感じました。
個人的にはリュウイチはもっと自分が言ってる言葉がどれだけ人を傷付けているかを考えて発言して欲しいと終始思っていました。
お話というよりもキャラで好き嫌いがかなり分かれる作品かなと思いました。
最近出た本の中では、エロさ皆無のカバーイラストで逆に断トツに目立っていたので思わず購入した本。
ストーリーも、エロのためのエロ要素はありません。
乾いた感じの、一歩引いたような絵柄で描かれる、戸惑いがちに進む二人の関係。
あれっと思ううちに雪崩込んだエチシーンも、生々しさをそんなに感じさせない割にはしれっと修正なしだったりするのですが、元々の絵の雰囲気と、むしろ目立つ修正をしないことでエロさを感じさせないという方向性なのでしょう。
このカバーデザインに萌プラスです。
起業したはいいが、うまくいかず仲間に逃げられ
恋人にも振られ……
学生時代来たことがある場所へやってきた主人公。
シーズン中ということもあり、宿が取れず途方にくれていたところに、
1人の青年が通りかかり、うちに泊まればいいとなかば強引に話をすすめられる。
ゆっくりしたくて海外までやってきたのに、
ペースは崩れっぱなし……
初めのほうのページと、終盤とまったく表情ががらっとかわります。
それが二人共!!(ちいさな子供をいれると3人かな!!)
お互いに、お互いが与えた影響が、まさに「人間関係」。
不思議ですよね、そういうしがらみから逃げたくて主人公は海外まできたのに。
とにかくお花など自然の素朴な雰囲気が続くのも魅力。
仕事に疲れたらまた読み返したいですね。
そりゃ今だな(笑)
成功や利益の為に感情を切り捨てて生きてきたリューイチ。
それだけ心が擦り切れて枯れてしまうような現代社会に生きる心苦しさにしんどさを感じます。
そんな生活の中何もかも無くしてしまったリューイチの向かった先は以前語学留学で訪れたことのある海外の田舎町。
そこでリトルローズハウスという宿を営む青年ノアと出会い…。
今までは目が向かなかった景色や感じなかった感情。
ゆったりとした環境の中、擦り減り疲れていた心が少しずつ充電され、ノアの存在や七年前の自身の言葉によって変わっていき、自分の直感に任せて生きていくことを決める。
ノアと過ごすことを選び満たされた生活を送るリューイチの笑顔は清々しくて羨ましいくらいの穏やかさです。
ノアがリューイチに向ける視線や表情も意味深で、もう一度読み返してみるとリューイチに対する気持ちが溢れているのがまたよくわかって、ノアもリューイチに出会ったことで自分の想いを貫く覚悟ができたんだなあ、と胸にグッとくるものがありました。
幸田先生の優しい絵とカントリーサイドなのんびりとした空気感が心地よい素敵なお話しでした。
まず、この作品の優しい空気感に癒されました。
外国の田舎町の時間がゆっくり流れているような雰囲気が、とても心地よくて、このご時世で閉塞感ばかりな日常なので、こんな所で暫く癒されたいと思いました。
隆一も何もかも上手くいかない時に過去の事を思い出して、無意識のうちに来てしまったんだろうと思いました。
そこで出会ったノアは結構強引に距離を詰めてくるのですが、それもすぐに絆されてしまいそうな優しい空気感が漂っていて、隆一の事を愛おしいと思っているのがありありと伝わりました。
ギスギスしていた隆一が、ここの暮らしで柔らかくなっていくのがまたいい。
ノアの過去や隆一と初めて出会ったシーンを見て、ノアがグイグイ距離を詰めていた理由も判明して、強烈な印象を残した過去の隆一カッコイイなと思いました。
全体的に優しくて癒しな話でした。意外に情熱的なノアも好きでした。