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Romantic lamento
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
左藤先生作品8冊まとめ読みしていて、その6冊目。
酔った勢いで一夜を共にした翌朝、学生証を落とす…またベタなw と笑ってしまいました。
懐かしいあるあるですが2020年発行という。
先生作品はベタと言いますかどこかで見たことあるシチュエーションが多いなと私は感じてしまいまして。
そして学生証を見せて「俺の学生証っ」とわざわざセリフにしたり、全体的に全て説明してくれて非常にわかりやすい。
水族館で濡れて笑っちゃうシーンはくさk…こそばくって小っ恥ずかしくなりました。
旭が健気ヒロインなのも先生作品でよく見る受け像だなと。
運命が全てではない。Ωが差別的に描かれない。
双子でもそれぞれ別の人間、価値観、好み、人生だとのテーマはよかったです。
ザ・オメガバース!と言いたくなるような切な系作品。
「運命」とどう向き合うのか、が大きなテーマとなっています。
αとΩの間にある「運命の番」という概念。
本能に勝つことはできないのか、それとも…
…というのは、「オメガバース」という概念が出てきた頃からの大命題。
この作品は、その問題を真正面から扱っています。
故に、せつない。
主人公は、大学生の旭。Ω。
過去、付き合っていたαの恋人に「運命の番」が現れてしまい、そのまま別れることになってしまった。
しかし、別れた彼と同じ声の男性に出会い…
…と始まるのだけど、これが元彼の双子の弟とは!
あっと驚くドラマチック展開。ご都合とも言える。
しかし、そうは思っても、ならこの後どうなる⁉︎という好奇心が勝ってグイグイ読んでしまいます。
新カレの煌臣は「運命よりも俺の気持ちを信じる」なんてさ。カッコいいのよ!
過去に囚われてる旭を包み込んでいくわけだけど。
なんと元彼(兄)とバッタリ!
それ以上にドラマチックなのが、兄の「運命」が煌臣の運命でもある!という展開。
これはびっくりした。
トラウマが蘇る旭。
運命よりも俺の気持ちだ、と言う強い煌臣。
そしてその強い気持ちのまま、その日に番になる2人。
元彼の誠臣x満留CPがどこか低温なのが気になるし、誠臣を奪ってしまった形の満留がずっと苦しんでるのがなんだか可哀想です。
攻めの煌臣は言うこと無しの男前。
しかし、旭は…
私は悲劇のヒロイン…てか?なのに、泥酔してたとはいえ煌臣とすぐ寝るような軽率さがあった。
この冒頭設定はイマイチだなぁ。
運命の番を理由に恋人だったαに捨てられてしまった過去のあるΩが、好きだった恋人にそっくりなαに出会うお話です。
ストーリーとしてはとてもよく、満足なのですが、個人的な意見として、「実は元恋人が双子のフリをしてまた会いに来てしまった展開」が頭をよぎっていたので、本当に別人だったことに驚いていました。笑 少し期待していたので、元恋人が本当にΩを捨てていたことが悔しくて悔しくて、こちらまでα嫌いになりそうでした。笑
ちるちるさんのニュースにて、こちらの続きの方の記事を読み、好きそう♡と思ってセットで購入しました。
オメガバースにおける『運命の番』っての、ロマンチックで大好きなのですが、そりゃー『じゃなかった方』って存在もいる訳ですよね。
切なさと萌えと、とても好きでした(≧∇≦)
受け様は大学生の旭。
大好きだった恋人の誠臣に『運命の番』が現れ、それまで築いてきた2人の気持ちや絆を全て失う。
そんな旭の前に現れたの攻め様が、誠臣そっくりの煌臣。
誠臣の双子で、顔は似てるけど、性格はだいぶ違う。
初めは虫除けの為の”恋人のフリ”の関係。
捨てられたショックを引きずったままの旭に、前を向け、と勇気づけて、なんだかんだと優しい煌臣に、惹かれていく旭。
やっと好きだと気持ちを固めた途端、現れる煌臣の『運命の番』
切ない展開に、きゅんきゅん(*´ω`*)
でもって、その時の煌臣に、そりゃもう、めっちゃ萌えた"(ノ*>∀<)ノ
こんな攻め様の、近寄るな!旭は俺のだ!的な独占欲や執着、大好きです。
『運命の番』の2人の方も、順風満帆とはいってない雰囲気だし。
それまで培ってきたものってのはやはり大事で、何より自分の心を見失っちゃ、そのまま進めない。
目の前で、運命なんて、と蹴散らして、自分の心で求め合う2人の姿を、誠臣はどんな気持ちで見てたんだか。
誠臣の気持ちを思っても、また萌えるわ~。
『運命の番』じゃない2人の恋心に、とっても萌えさせていただきました(ღ*ˇ ˇ*)
一卵性双生児だと運命も同じなんです、だって遺伝子的なものだから・・・というのはすごく納得しました(事実ではないのだけれど!)。であるから、運命=めちゃくちゃ幸せになるではない、というのも納得。
全体的なストーリーとしては、、あまり萌えませんでした。アサヒくんの魅力があまり入ってこず、バンくんがなぜアサヒくんを好きになったのかが『?』のまま進んでいき・・・。
個人的な話ですが、メソメソオメガちゃんはあんまり好みじゃないな、と改めて感じました。
元々オメガバース自体が特別好きなジャンルではないという事もあり、個人的にはあまり刺さりませんでした。
運命に振り回されながらも運命に逆らい番になる純愛。
良い話だと思うのですが何故か刺さらず・・・悔しいです!
以前、双子は好みが似てるので選ぶ相手が被りがち。という話を聞いた事があるので、設定に上手く取り入れてるな。と思いました
続編も購入済みなので続けて読んだら印象変わるかな?
オメガバースといえば、運命の番は気になる所です。
少女マンが好きな私としては、「運命の番」の設定、大好きです。
でも、煌臣が言う通り、この「好き」という気持ちが本能に負けたくない。
どんなに嫌な奴でも、本能には抗えないのか、と考えてしまう。
旭の元カレ。誠臣から旭に告白して、20歳になったら番になろうって約束して数年も付き合っていたのに、運命の番に抗えなかったなんて。
運命の番に出会ったら、暴力的な引力があるのかもしれないけど、納得できなかった。旭が可哀そうというか、なんというか。
旭も言っていたけれど、こんなに積み重ねて育んだ愛情が一瞬で消え失せるなんて、運命って暴力的です。
煌臣が運命に抗ってくれた姿に感激です。
愛情の強さを感じました。本当、かっこ良かったです。
運命に抗った二人、ずっと幸せでいてほしい。
兄カップルも気にはなりますが、今のところ、兄カップルを暖かく見れないので、まだ先でもいいかな。
続編が出たので慌てて読みましたが、滅茶苦茶良かったです。
一卵性双生児は運命の番は一緒かも説、アリだなと思いました。
オメガバースでいう「運命の番」の作品が陽の物語なら、こちらの作品は陰の物語。運命の番になり得なかった側のストーリーです。よくぞこの視点から描いたものだと心から感動しました。むしろ「運命の番」で結ばれる作品より、胸に響きました。すごくすごく良かった…
番になる約束をしていた相手に「運命の番」が現れ、それまでの幸せが奪われしまった…いわば「じゃない方」のお話です。選ばれなかったトラウマを持つ旭の前に現れたのが、かつての番約束をしていた相手の双子の兄・煌臣。
ひょんなことから偶然出会い、惹かれ合っていく2人の前にまたしても突きつけられる「運命の番」の壁。旭と煌臣はどう乗り越えていくのかを、これこそがドラマチックな展開で描かれています。
もうね…最高でした。
運命の番の良いところと嫌なところをまさに抽出した素晴らしい作品だと思います。オメガバースの「運命の番」の盲点をついていて、初めて読んだとき目から鱗でした。
運命を支配する者と支配される者の対比、これに尽きるストーリーです。
運命を支配する、つまり「運命の番」なんかクソっくらえと思っているのが煌臣で、そして「運命の番」に従い旭を捨てたのが誠臣です。双子の彼らは運命の番も同じ者なのに、とった行動が全然違います。それこそが、この作品のドラマチックで感動するべき大きな点。
好きな相手を自分の「運命の番」とする煌臣の行動は拍手もんです。本能に決められたものじゃなくて、好きだから自分で運命を作りにいく事はオメガバースの設定上難しいことらしいのに、耐えて旭に全てを捧げる煌臣がカッコよすぎて震えて痺れました…
よく考えると。全然知らん人が自分の運命の相手だから番ってね、と言われたらかなりビビるし抵抗する。でも本能がその相手を求めてるとなったら、気持ちと身体のギャップに精神崩壊しちゃうと思う、私ならですが…。
だからこそ誠臣と満留は幸せそうじゃ無かったんですよね。運命の番こそが幸せの象徴みたいに言われていても、単なる虚像なんだなと思わざるをえませんでした。
それにしても…満留は悪くないけどさ。
またしてもまたお前かーー!と思って嫌な感じを抱いたのは私だけでしょうか…( ˘ω˘ )
すごく面白くて、着眼点が本当に好きな作品。この作品きっかけに、私も色々と「運命の番」について考えるようになりました。
左藤先生の描く執着攻めが本当にパンチ効いていて素敵でした(≧∀≦)
作家様買いです。
さなゆき先生のオメガバースとのことで、
『インザケージ』も大好きだったので
わくわくしながら購入しました(*´ω`*)
3年前に別れた誠臣のことが忘れられない旭は
酔って違う男の人を誠臣だと勘違いします。
そしてフェロモンのせいでそのまま抱かれることに。
翌日、旭はそのホテルから逃げ出すのですが、
旭が抱かれた相手は誠臣の双子の弟の煌臣だとわかりー…。
旭と誠臣の過去が辛かったです。
誠臣の運命の番が旭の幼馴染みだというところに
より辛さを感じました。
そんな辛い過去を「その程度か」と言い放つ煌臣。
その後もかなり辛い言葉をかけてて
なんてひどい男なんだ!と思いました。
でも不器用な優しさが煌臣にはあって
そこに読んでてキュンとしました。
煌臣は旭のこと何も知らないと思ってたけど
誠臣から過去に旭の話聞いてたんだなぁ…。
旭の話をする誠臣からは独占欲も感じられて
旭のことほんとに好きだったなんだなぁって思って悲しくなりました。
旭はいつか現れるかもしれない運命の番に怯えてて
そんな旭に真摯に向き合ってくれる煌臣はほんとにかっこよかったです。
やっと二人が結ばれると思った矢先に
誠臣と誠臣の運命の番の満留に再会します。
そこでもまた旭にとって辛いことが起こるのですが
煌臣の言ったとおりでした。
煌臣はかっこいいなぁ…。
煌臣がお世話になったお医者さんの言葉も胸に響きました。
優しい人で良かった…。
いっぱいいっぱい悲しい思いをした旭だけど
煌臣と出会えてよかったです。
誠臣とのあいだにあった出来事は
煌臣と出会うためにあったのかな?とさえ思いました。
続編が決定しているお話なので、続編を読むのも楽しみです。
(既に連載中だったらすみません)
しっとりしたオメガバースを求めて購入致しました!
受けの子は健気だし、攻めも一途でしっかり受け だけ しか愛さないんだ!と言うことを身をもって証明してくれていて…とても感動しました。
めちゃくちゃ大好きなタイプのお話なのですが、どうしても兄弟(元カレ)にモヤモヤしてしまいます泣
あんなに受けちゃんがトラウマになってるのに、事件の後普通に会いに来るか…?しかも運命の番を選んだのは自分なのに本能のせいだなんて言い訳じみた発言を…!また書き下ろしでも受けの誕生日なんて気軽に今カレに言うなよ!おい!と受けモンペの私からは思えてしまいました。
けど不幸になるのを望んでる訳じゃないので、主役カプと関わらずどこかで幸せになっててほしいです…
そうか、双子かぁ。なるほどね。
こんな運命の書き方があるんだなぁって感心した。新しい扉が開かれたような感じ。
ただ…いくら運命だからとはいえ、友達の彼氏ぶんどりしておきながら、友達に恋人ができたからやっとごめんなさいってマジでどうなの…って思ってしまいました。主人公よく普通に話せたな。
元カレもさー、久しぶり、じゃないんだよなー!
主役カップルは頑張ってた、切なかった。けど元カレカップルがなんか腹立つ〜……でもどうすりゃよかったって聞かれたらなんとも言えないしな。
複雑な気持ちになってしまい萌えがついてこなかった。
先生の言葉が染み渡った。ありがたや。
大好きなオメガバースの世界で大喜びで読破しました!
運命の番ってめちゃくちゃ刺さるものだったけど、この作品では傷つけてしまうものになっていましたね。
双子で運命の番も同じって、もうドラマティックすぎる!
そもそも番になる約束してた人が目の前で本能にのまれ去っていくってツラすぎます。それも幼馴染みとって。誰かを責めたくも、誰も悪くないのがツラくて、苦しかったですね。悪者がいれば楽だったのに。
受け様、最後は幸せになれて良かった!
なんかセックス描写云々より、ストーリーが素晴らしかったから満足してしまいました。
双子の名前、全然覚えられなくて苦労しましたが(笑)、我慢する姿、必死に受け様を抱きしめて本能に抗う姿はめちゃくちゃ萌えました。
いや、やっぱり悪者は兄貴かな。
いやでも…なんて色々思いを巡らせることができるオメガバースの世界は深くてとてもおもしろい!
クールなイケメン大学生α×健気なかわいい系大学生Ωのお話です。
オメガバースです。
作者買いして出会った作品です。
オメガバースの重要な設定である【運命の番】がこんな風に働くとは・・・とまた一つオメガバースは深い。となりました。
二人の出会いからのお互いの正体を知るまでの流れが本当に好きで一度読み終わってからこの部分を繰り返し読みました。
キュンがきます。
オメガバースの攻(α)と受(Ω)の出会いっていいですよね。
まず攻の煌臣がカッコいいです。
クールにデレてくれますし見た目の男らしさがたまりません。
そうですね。CV.小野友樹さんですかね。
声を勝手に妄想してしまったのは初めてです。
受のΩである旭のトラウマを理解(謎)して隣にいてくれるクールなイケメンです。
ストーリーは受の旭の目線で進んでいきます。
彼はとても健気で一途で真面目で・・・
あ。すごくいい子やん。
この子にトラウマを植え付けてしまった出来事がオメガバースの重要設定なのですがこれを解決していく二人の姿が尊くて。
そこから見えてくる真実がまたキュンあり涙目ありで定期的に読みたくなる作品です。
エロは多くはないですが大満足でした。
オメガバースを読み慣れると疑問に思う事。
主人公達が「運命の番」なら問題なしですが、そうでない場合、もし運命の番に出会ってしまったらこのカっプルはどうなるんだろうか?という疑問の答えのような作品です。
恋人を運命の番である幼なじみのΩに奪われてしまった主人公。
その傷を癒してくれた恋人の弟に惹かれるものの、一卵性双生児の兄弟は運命の番も同じで…という切ない展開で、雑誌掲載時は続きが気になってたまりませんでした。
オメガバースは基本設定は同じでも、作品によって違いがあるのですが、この世界では「相性が非常に良い」というもので、抗難いパワーはあるものの100%ではないというのが救いでした。
それにしても、弟は主人公の兄との話を聞きながら、「俺だったらそんな思いさせないのに」と考えていたのかと考えると身悶えしてしまうくらい萌えが止まりません!
主人公も運命を恨んだけれど、運命の番(幼なじみ)を恨んだことはないという良い気質で、好感が持てる大好きなカップルです!
兄と幼なじみのカップルも、運命の番だと分かった後でも色々あったんだろうな…という描写が後半あって、いつもなら私はメインカップルよりスピンオフカップルの方を好むんですが、この作品は兄達の方はどうでもよいわぁと思ってしまうくらい二人が好きすぎてます。
ホントにタイトルも表紙も素敵で、私にはまさにこれですって内容でした。
巷で言われる「運命の番」は確かにそれで幸せになれたら素敵です。が、それにたずさわる人達は?もしもその幸せのために犠牲になる形になった人がいたら?って思いながらもいろんなお話をよませてもらってました。
このお話ではまさに自分と番の約束するくらい仲良かったαに運命の番のΩが現れて目の前でその「運命」とやらの光景をみてしまった受け君(Ω)と偶然自分から去っていったαと間違えて一夜を過ごしてしまった攻め君(α)とのお話。
この攻め君、双子ってのはできすぎかと一瞬思いましたがだからこそのお話で、とっても素敵でした。
元カレ(振ったα)とその運命の番(受け君の親友だったΩ)との関わりは私的には少しもやっとしてますが攻め君がとてもすてきなのでそちらを重点的に、細かくは述べませんが是非読んでみて楽しんでいただけたらなぁとおもいます。
あと、運命の番を化学的に、でもくだきながらお話をしてくださる病院の先生もとてもすてきな方でした。
最後の巣作りまでとってもかわいいです。
美しい表紙に魅せられて購入青と白のコントラストが素敵です!
オメガバース物ですね~今回のはちょっと読んでて辛かった
1番最初に思ったのが、誠臣と旭が早々と番契約してなくてよかったな~ともし番契約したあとで煌臣と知り合ってたら悲惨なことに…
でも噛まれた後でも旭にひかれて愛してくれる煌臣も見たかったかも…
この双子本当に対照的で、性格違うなと本能のままにいっちゃう誠臣本能に抗う煌臣
双子は運命の相手も一緒な設定は初めてです!
そして運命の相手である満留にあってしまって本能ではひかれても、自分が本当に好きな相手を分かっている煌臣!はカッコいい
運命なんてない!必然的にお互いを想い合う煌臣と旭に感動!
旭は1度煌臣を諦めようとしますが、誠臣の言葉で思い直します。誠臣も正気に戻って考えたらやっぱり旭が好きだったと思い直したのでしょうか?
でも触んなと旭を抱きしめる煌臣がまたカッコいい
本能なんて関係なく結ばれる二人の愛は深いですね。
立て続けに雰囲気の違うオメガバースものを読みました。タイトル通りのロマンチックさ。「インザケージ」も同じ左藤先生のオメガバースですけど、印象違うので驚きました。箱庭的恋愛なのは共通してるかしら。
旭の運命の番か現れちゃう可能性もあるんだな〜と思うと、運命の番制度(制度?)って残酷である。βにはそんなドラマも用意されてないわけだけど。
誠臣と満留が順風満帆って訳ではなさそうなのも、そうだよな…っていう。罪悪感に苛まれねばならない2人。誠臣…誠実の誠なのが皮肉な男である。
オメガバース作品は苦手だったはずなんだけど、読む頻度が増えつつあります。
面白いオメガバース作品が多くなって来てるからだと思うんですが、本作も非常に良かったです。
αである誠臣に捨てられたというΩの旭が何故誠臣に再会したのか、という始まりからグッと引き込まれる。
夢?他人の空似?とか考えさせられ、種明かしは1話のラストにありました。
お互いに好きになれる出会いこそ運命的だし、少しずつ惹かれて時間をかけて恋になったとしても、運命の番が他に居て出会ってしまったらそれが全く知らない相手だとしても惹かれ合ってしまいうんですよね…。
なんと残酷なお話なんだろう。
その悲しい設定を生かして、それでも運命に抗い真実の愛を貫き通すというドラマチックなストーリーで感動しました。
煌臣が素敵な攻めでしたね。
誠臣達はすれ違ってまだ番になってないという事なのでしょうか?
罪悪感や色々あるのかもしれませんね。
彼等もまた幸せになって欲しいです。
こちらの作品でΩの巣作りというものを初めて知ったのですが、可愛かったです。
以前、答えて姐さんのコーナーで「相手のことを大切にしたいがゆえに本能に必死で耐える攻めが見られる漫画を教えてください。」と質問したところ、こちらのロマンチック・ラメントを教えていただきました。
まさにそれです!
オメガバースということで運命の番が話題にあがりますが
双子ということでこれまた新しい発想が描かれています。
私的にはこれはこれで面白かったです。
読んでて思いましたが、運命って結局は人が”感じる”ものですから正しいも間違いもないですよね。
想う相手が運命かなんて、当事者が決めることです。
そうやって人を想えるってすごいなあ、なんて煌臣くんも見て思いました。
現実世界でも一般でいうと運命の出会いとかって憧れの対象ですから、そういったところでもオメガバースってなんとなく人間らしさとリンクしてて好きです。
とにかく私はロマンチック・ラメント、好きです。
【追記】
ちょっとひとつ付け足しいいですか?
漫画って読み返すうちに余裕が出てきて視野が広がるっていうか、この漫画なんかすごい切なく思えてきちゃって追記したくなりました。
煌臣くんの双子であり、旭くんの元彼である誠臣くん。
そして誠臣くんの運命の番であり、旭くんの親友だった満留くん。
このふたりのカップルがどれだけ悩んできたかを考えるといたたまれない
運命の番って本能が惹かれてしまうだけであって、恋に落ちるとは限らないし、誠臣くんも満留くんもたくさん後悔したし、2人が出会ってからどんな経緯で番になったかは知りませんが、要はみんな高校生のとき運命の番を抗うなんて無茶だしそんなの考えもしないことだったと思うんですよね。
なんだかそう考えると、もちろん旭くんを心から想う煌臣くんはすごいし、一方であのとき運命の番に会ってしまった誠臣くんと満留くんはまあ結果的に2人が幸せならいいんだけど、すごい切なかったな〜と思います。
あ〜切ねえな〜〜
切なくて甘い、ちょっぴり寂しさもある。そんなオメガバース作品でした。
運命に翻弄されたくはないのに、抗えないこともある。自分の意思だけでは動かせない衝動がある。
もどかしさ、虚しさをを感じていたのは旭だけではなかったでしょうね。
偶然再会したときの誠臣の表情は何とも言えないものだったので、そんな風に思いました。
本能に従った煌臣には本当に愛を感じたし、旭を安心させてくれたと思います。
でも煌臣の担当医の言うように、双子と言えど育った環境や性格を構成する部分までは同じではないし、運命に抗えなかった誠臣を悪者には出来ないからツラいところですね。
そんなシリアスなところからの甘い雰囲気のギャップがもうたまらんでした…!
私も一緒に心を揺さぶられながら、幸せになるまでを見守れて良かったです。
オメガバースの幅広い解釈についていけなくなりそうです。
運命の番も多種多様だなぁ。なんて思った。
私の中では誠臣こそ運命の番を捨てて本能の番に走ってしまった様に見えてしまった。
感覚的にそんな風に感じた。
誠臣と煌臣にとって運命の番は旭だったんじゃないかなと。
本能の番は満留だったって風に感じた。
煌臣は心から惹かれる相手を選べる人で良かった。理性的な人に愛される方が幸せに決まってます。
本能を選んでもいい事ばかりじゃないのは当たり前。
運命の解釈違いかなぁ?なんか今ひとつ楽しめなかった。
お医者さんがすごく良かった。
スピンならこの先生の話をお願いしたい。
いやぁ、これは買いでしたね!
もぉめちゃめちゃ感動しました!!
ついつい『運命のつがい』って聞くと、おとぎばなしのロマンチックストーリーを心に描いてしまうのですが、
そうなんですよ!
幾ら『運命のつがい』でも、それまでに育って来た環境、考え方、顔かたち、ひいては食べ物・好きな本に映画に・・と、枚挙に暇が無いくらいに、相違がありますもんね。
ついつい『つがい』なら、それを軽ぅくオールクリア出来ちゃう、なんて…それは本当に「めでたしめでたし」なおとぎばなしの世界ですよね。
世に離婚するカップルも『性格の不一致』ってのが圧倒的で。
いやぁぁー深いわぁぁぁ。
これ程にオメガバースが浸透して来たなら、オメガバース色々設定だけではなく、ここ!ここに注目っ!!ですよね。
『攻め』二人を《一卵性双生児》にし、運命のつがいを出し、『受け』を出して来たところ。いやぁ深いです。上手いです!
もう最後の最後までドキドキのしっぱなしで、途中なんて『受け』の傷付いた心の場面では、切な過ぎてこっちまで泣けて来ちゃいました。
でも安心してくださいね。
本当に本当に素晴らしい展開です。
この一人の方の『攻め』に、
「ブラボー♡」
「男前っ♡♡」
「惚れてまうやろっ♡♡♡」
な掛け声と共に紙テープも飛ばしたい♡〜٩( ˶´ᵕ`˶ )۶〜♡
いやぁお正月からえぇもんを読ませて頂きました。
オメガバース大好きで、オメガバースと聞くと飛び付きたくなるのでありますが、これは『攻め(黒髪)』『受け(茶髪)』共にどストライク(⸝⸝⸝•́ω•̀⸝⸝⸝)。
また描き下ろしもあなた、ハァハァなヨダレものが"♡"♡(*///ᴗ///*)♡"♡"
オメガバース好きの美魔女の皆さま、これは是非とも読まなければいけない一冊でございます!
偶然ではありますが、この本に出逢わせてくだった神さま、感謝いたします♡♡
運命の番をテーマにした作品はよく見ますが運命の番のせいで別れた方をテーマにした作品は私は見たことがなかったので新鮮でドキドキしながらページをめくりました。オメガバースの世界の裏側では運命でくっつくカップルの陰にはこういうことも割とあるんでしょうね…。
↓ネタバレ注意
攻めは最初クールドライな感じかと思ったのですが思っていた以上に早く受けへの気持ちを自覚し(受けには伝わっていませんでしたが)行動をしていたのが良かったです。受けも一途でいい子で読んでて幸せを切に願ってしまいました。旭が気持ち自覚してすぐの展開には「双子の設定がそこでも生きるか…!」と切なさと同時に驚きも得ました。ただあそこで誠臣と満留に会わなかったら旭は番になった後もいつか煌臣の前に運命の番が現れて番を解消されるんじゃないか、と一生不安を抱いていたと思うのでこの展開で良かったなぁと思います。誠臣と満留も本能に翻弄されただけで根は悪い人たちじゃないのでこれから改めて二人も幸せになって欲しいです。
誠臣と満留が二人でちゃんと幸せになるところや煌臣と旭のラブラブな後日談をもっと見たいのでスピンオフとか続編出ないかな〜と思うくらいにストーリーキャラクターともに素敵な話でした。
運命の番はロマンチックですよね…。
だけど、自分が運命の番じゃなければ…?
から始まるお話です。
煌臣の怪我をしてまで自分を抑える姿はキュンキュンです!
あとは、観覧車…定番ですがやっぱもうこれはキュンキュンでした!!
また、満留くんも良い子で…運命は残酷だな、と思った作品でした。
最後はハッピーエンドで良かったです。
描き下ろしの、ぐずぐずな旭の巣作り可愛かったです。
それにしても、一卵性双生児は大変ですね…。
紙本購入
修正は白短冊です。
久しぶりにオメガバもので自分好みの作品に出会えました。
運命の番も良いけど、それに抗って好きな人と結ばれるって尊いよね。
俺様に見えた煌臣の優しさに読んでて何度もキュンキュンさせられました。
一卵性双子兄の誠臣に無くて煌臣にあるものって、強引さと自分の気持ちを選び取る強さだと思いました。
煌臣に出会えて旭が前に進めて本当に良かったです。
煌臣と旭、誠臣と満留が出会ってしまった場面の運命に抗う煌臣がカッコよくて夢中になって読みました。
それから煌臣が運ばれた病院の医師の話がとても興味深かったです。運命の番と結ばれた筈の誠臣と満留がちっとも幸せそうじゃなかったのが気になりました。
彼等のその後と一緒に煌臣と旭の続編も描いていただきたいと思いました。
描き下ろしの煌臣と誠臣の電話の内容が、旭の為だったのも良かったです。そして巣作りする旭がめちゃくちゃ可愛かった。
過去に恋人が運命の番に出会う瞬間に立ち会って捨てられたことがトラウマになって臆病になってる旭。好きになりたい愛されたいのに踏み出せない、信じる勇気が持てない旭の苦しさを包み込む暁臣の真摯なこと!男前攻め!!甘えたがりの甘えベタな旭が気持ちをぶつけれるようになってくのも可愛くて、巣ごもりこんもりなのも可愛い!
運命の番が出会った瞬間は燃え上がる。けど、運命の番だから上手くいくことばかりじゃないって解釈も、一目惚れあるあるに近くて現実味を感じたり、オメガバの良いとこ切ないとこの使い方がお話盛り上げて最後まで一気に読んじゃいました。
α嫌いな旭(Ω)がbarで友人と飲んでいる所で出会った男……
自分と番の約束をして自分を捨てた誠臣(α)がいる……
α嫌いになった原因。
誠臣と思っていた旭だが実は一卵性双生児の弟、煌臣(α)だった。
この作品は
運命の番と出会い本能で惹かれてしまった兄の誠臣。
運命になんて、振り回されたくないと思っている弟の煌臣。
その二人に愛されたΩの旭の話である。
運命の番に出くわしてしまい、番の約束をしてた旭の手を離し本能に抗えなかった誠臣と旭のエピソードに胸が苦しくなる。
誠臣と間違えられ寝た関係の煌臣との出会い。
勿論、煌臣は旭の事を誠臣から聞いていたので知っていた。一卵性双生児の自分に会わせたくない程凄く大事にしてたのに運命の番に走ってしまった兄に驚きと同時に旭の事が気になって(旭に寝るという迷惑をかけられた詫びに恋人のフリとして)付き合う事になる。
一卵性双生児といえど、性格は違う煌臣に戸惑いながら誠臣と重ねてしまいそうになる旭にまた、胸が苦しくなる。
でも、煌臣の誠臣とまた違う優しさに徐々に惹かれていく過程が丁寧に描かれていて良かった。
ただ、一卵性双生児とは残酷なモノで、自分の手を離した誠臣と運命の番、満留に道端で出会ってしまう煌臣と旭。
既に番になっているのに反応するΩ満留。
それに反応する煌臣……
この反応してる顔が誠臣と全く同じで旭の絶望感が痛い程伝わってくる。
ただ、煌臣は手を離さなかった。
唇を噛み、自分の手を噛んで血だらけになってでも本能に抗い、旭の手を離さなかった。
もう感動のシーンです!
このシーンで神評価です!!
運命の番に勝てない、トラウマになってる旭は手を離さなかった煌臣でさえ、完全には信用できない。
でも、それを解いたのは誠臣なんですよね。
いかに、運命の番との出会いが衝撃的であり、抗えなくなるのか……
自分の本能を押さえるのがどれだけ大変なのか。誠臣の台詞で、より煌臣の本能を押さえるシーンが際立ったと思います。
運命の番とは、そこに何の想いもなく惹かれてしまう……
運命の番がいても、それに翻弄されず自分の想いを貫く…
どちらも乗り越える試練は同じで、その後に幸せが待ってるのか待ってないのか、それを形作るのも、その人それぞれだと。
誠臣に捨てられたが旭は煌臣と二人にとって最愛のΩだったんだなー♡と読んでて凄く幸せな気分でした。
番になってから煌臣と旭。
旭は最初から可愛かったのですが、煌臣の愛でパワーアップしてるのが読んでるこちらも幸せでした。
有償特典の小冊子も凄く良かったです。
久しぶりに内容も読後感も最高の作品に出会えて嬉しかったです!
王道オメガバース、しっとり系。
さなゆき先生のオメガバースですと、やはり「インザケージ」が思い出されます。
誠臣が「運命の番」を「見つけた。」と、カッと目を見開く瞬間なんて、廉司さんが陽を見つけた瞬間とソックリです。怖い。旭はその為に、アッサリ誠臣に捨てられてしまう。「運命」の前では、愛情なんて意味を持たない。現実を突きつけられた旭はもう恋なんて信じないと思っている。
そんな旭の前に現れたのは、誠臣とそっくりな顔と声を持つ煌臣だった…。
そんな残酷な事ってあります⁈ という冒頭なんだけど、煌臣は、クールだけど、直ぐに溺愛攻めに変貌する。運命の前に怖気付いて、前に進めなくなっていた旭の心を優しく解いて行く様に。愛は必ず運命に打ち克つ!勝てるという事を身を持って教えてくれる、煌臣。めっちゃ男前。
しかし。旭の愛した元カレ・誠臣は、煌臣の双子の兄弟。二度と会わない、なんて事は無く。煌臣は、誠臣と一緒に居る「運命の番」と出逢ってしまう。
双子の宿命。同じ成分である双子の「運命の番」は等しく同じ人を求めてしまうのだ。そんな…。旭の前にまたもや立ちはだかる「運命」。
もー!こういう場合の定番、唇を噛み、手を噛み切って。本能に負けずに、必死で抗う煌臣。彼は本能に打ち克つ。ただ、旭を守る為に。旭を決して手放さない為に。分かりきった結末なんだけど。やっぱりホロリとさせられます。
ちるちるのインタビューによると、さなゆき先生的には。結果的に旭を捨てる事になってしまった誠臣も。彼の運命の番である満留も。ただ運命の名の下に翻弄されて。誰もが苦しみ傷付いている事を描いていて。誰かが悪いという風にはならない様に、苦心されたとの事ですが。いくら本能に支配されて、衝動が止められなかったとしても。人には理性があると信じたいじゃないですか。これじゃあ、性衝動に駆られて、浮気をしたり、痴漢をしたりする人と同じなのでは⁈ という仄暗い疑念もあって。
「運命の番」と結ばれて、幸せな筈の誠臣は満留といるのに、抗フェロモン剤を打っているという。さなゆき先生は、誠臣と満留のその後を。多分救済を描くんだと想うのだけど。彼等についてはちょっぴり胸くそなので。(だって。誠臣は旭の手を振り払ったんだよ‼︎)いくら旭が赦しても。私は読みたくないなぁ。と、どうしても思ってしまう。心は、気持ちは。理性は。性衝動に勝ちたいと思うから。
誠臣のかつて、旭に感じていたという愛情は、所詮偽物だったのだと思いたいのだ。
「運命の番」というロマンティックな設定は、作中に登場する映画の様に。愛する者同士にとっては出逢えた幸せだけど。運命に選ばれなかった恋にとっては、試されるべき宿命なのかも。という真理に迫るストーリーでした。
ぎゅううと痛みを伴うお話の後で。描き下ろしには、Ωの巣作り。
旭の可愛らしさに煌臣もメロメロです♡
修正は太め短冊がいっぱい。
『プリフェクトの箱庭1』に続いて読んだ左藤さなゆき先生の作品です。
オメガバース設定です。
大学2年生 伴 煌臣(α)と大学1年生 藍沢 旭(Ω)のお話。
20歳の誕生日を迎えた旭は、お祝いしてもらっていたクラブで元カレそっくりな男性に出会いました。
初めてのお酒で泥酔したこともあり、その男性を元カレだと思って抱き付いてしまいます。
「た、誕生日の約束覚えてた?」
次に、旭が目を覚ましたのはホテルのベッドの上ででした。
今まで読んだオメガバースとは異なったストーリー展開でした。
こちらは「運命の番」に翻弄される2人が、本当の「運命」を手にするまでのお話です。
運命を信じない煌臣と運命に選ばれなかった旭のたどり着いた先は…。
左藤さなゆき先生の綺麗な絵柄と繊細な心理描写で冒頭から物語に入り込めます。
また、最愛の恋人に捨てられてしまった旭の悲痛な気持ちに感情移入して読み進められました。
20歳になったら恋人の雅臣と番になる約束をしていた旭。
しかし、2人で歩いていた時に雅臣が「運命の番」に出会ってしまいます。
激しい衝動に駆られ、運命の相手と抱き合う雅臣…その相手は、旭の幼馴染み 満留でした。
ここで、コミックスを閉じたヘタレな私…。
突然、恋人に「運命の番」が現れただけでも耐えられないのに、それが幼馴染みなんて…あまりにも辛すぎる(泣)
結局、「運命の番」を前に為す術もなく雅臣と別れた旭はα嫌いになりました。
αはいつか「運命の番」を見つけるかも知れない。
そして、旭がクラブで出会った煌臣は…雅臣の一卵性双生児の弟だったのです。
その煌臣は、自分の意思をきちんと持ち、運命をも振り切った芯の強いαです。
普段はクールなのに、旭にだけはさりげなく優しいのが良かった~。
きっと、2人だけの時は溺愛するタイプだな(笑)
この作品は「運命の番」を違う角度から言及しているところが興味深く、考えさせられました。
ほとんどの方は「運命の番」をドラマティックで奇跡の出会いだと感じると思いますが、じつは魔法や赤い糸ではないとしたら?
大学病院医師の説明にハッとさせられました。
「運命の番」とは言え、それは細胞や遺伝子の相性で惹かれ合うのであり、今まで生きてきた環境や価値観が違うのは当然です。
全ての「運命の番」が幸せになれるとは限りません。
そして、一卵性双生児の遺伝的規定性を活かしたエピソードも面白かったです。
考えてみれば、なるほど…と納得する内容でした。
しかし、現実になってしまうと恐ろしいですが…。
Hシーンは、本編1回と描き下ろしで1回あります。
オメガバースとしては、エロさが薄くあっさりしていました。
でも、煌臣に愛されている旭が幸せそうで良かった(泣)
描き下ろしは、本編のその後のお話。
煌臣と旭、雅臣と満留はそれぞれ前に進んでいるようです。
最初は恋人に捨てられた旭がかわいそうでしたが、後半は雅臣が不憫になってしまいました (๑•̥̥̥́ω•̀๑)
確かに「運命の番」と出会い、旭の手を離してしまったことはひどいと思います。
でも、雅臣は手を離したことを後悔し、苦しんだのではないでしょうか?
個人的には、ずっと旭のことを愛していたと思いたいです(泣)
そして、満留は旭に対して負い目を感じながら生きてきて、それはこれからも変わらないと思う…。
雅臣と満留も幸せになるといいな。
全体的に上手にまとまっており、それぞれのエピソードもハラハラドキドキ出来ました。
オメガバースとしてもラブストーリーとしても読み応えがあります。
気になっている方はぜひご覧ください。
お互いの手を離さずに、本当の「運命」を掴んだ2人。
これからは愛で溢れた人生を送って欲しい♡
運命の番って明るくてハッピーなイメージが強かったけどこの作品を読んで、いいことだけじゃないんだなとおもいました。
あれだけ好き同士で番になる約束までしていたのに突然運命の番が現れて、しかも幼馴染みとか残酷すぎて悲しくなりました。
旭と煌臣と誠臣と満留がばったり会って煌臣が発情した時は最悪だと思ったし旭が二度も傷つくのかと思うと切なすぎました。
元彼の双子の弟と恋するのはどうかと思っていましたが、まだ誠臣と旭が付き合っている頃に煌臣が誠臣からノロケ話を聞いていて、本当に一途で健気なΩが居るのか半信半疑だった様子でしたが、実際旭に会って誠臣が言っていたことが本当だとわかったのが余計に運命の番なんて関係ない、過去に囚われている旭を変えてあげたい、自分が幸せにしてあげたいと思わせたのかと思うと読み終わってからはいいなとおもいました!
旭だけじゃなく誠臣と満留もずっとモヤモヤしながら過ごしていたみたいで、この作品に関しては運命の番が迷惑でしかないなと思ってしまいましたが、ハッピーエンドでほっとしました!笑 苦しんだ分みんな幸せになってほしいです。
うー、運命って残酷だよ。
すごく切なくてロマンチックなオメガバースです。
運命よりも運命的な恋に感動してしまいました。
αはお断り──運命に恋人を奪われた旭(Ω)が出会ったのは、自分を捨てた恋人とそっくりの煌臣(α)で……と、いうお話。
番う約束をしていた恋人を目の前で運命に奪われた旭は、運命に怯え、αを遠ざける健気なΩ。
元カレ・誠臣を忘れられず、別れた後も心は誠臣を求め続けています。
そんな旭は、酔った勢いで誠臣にそっくりな煌臣に発情してしまい……と、展開していきます。
可愛くて健気で一途な旭に惹かれていく煌臣と、自分を大切にしてくれる煌臣に惹かれていく旭。
身体から始まった偽りの関係は、いつしか心を伴って──。
実は、誠臣とは一卵性の双子だった煌臣。
旭が煌臣に惹かれていることを自覚した矢先、またしても運命が旭を翻弄し……
二人の前に現れた誠臣と番の満留。
なんと、一卵性の双子は運命の番も一緒なんですよ!
ここがすごくドラマチックなんだけど辛いんです。
そんな中、運命に抗い、旭の手を離そうとしない煌臣が本当に素敵で。
運命の衝動を、自分の意思で振り払う煌臣の想いの強さに心打たれました。
「運命なんて関係ない 欲しいのは旭だ」
選ばれるなら本能よりも心がいい──旭の出した答えに納得。
答えは最初から胸の中にあるんです。
運命という一言で片付けられない、強く深い繋がりに胸アツ。
そして皮肉なのは、運命に従って結ばれた誠臣と満留が幸せではないこと。
運命だけを優先させた二人は、「初めまして」から始めなければならないんですよね。
〝運命〟と呼ばれるものはただの本能であって、それは本当に運命なんだろうか?
そんなことを考えさせられました。
機会があれば、誠臣と満留のその後も見てみたいなあ。
一卵性の双子の「運命の番」が同じという衝撃展開も、自由度の高いオメガバースならではだと思います。
運命を切り開くドラマチックなハッピーエンドに胸がいっぱいになる、スピード感ある爽快なオメガバースでした!
オメガバースにしてはHは多くありませんが、なかなか濃厚♡
シーモアの修正は短冊です。