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itsuka koi ni naru made
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
無事に恋心を伝えて、カップルとなった2人。
抜きあいっこから先に進むのがちょっと怖いような和馬と、そんな和馬を大切にしたいけど気持ちが溢れてくる千秋。
できたらできたで、今度は周りの人にカミングアウトするのも怖くて誤魔化してしまって、どうしたら良いのかわからない和馬と、そんな次元は通り越して、今後もずっと一生そばにいる事を当たり前のように感じている千秋の覚悟。
このカップルは、何かすれ違いそうなことがあっても、きっと今までの幼なじみの関係性のおかげなのか、性格なのか、ちゃんとお互いの気持ちを分かっていて尊重しているから、こじれずあまあまに過ぎてくのだなぁ。
それがすごく心地よくて、気持ちの動きとか2人にとっての大変なこととかがあるんだけど、辛いことにならなくてすごく私は好きです。
最後の屋上のシーンは、そんな2人のいいところがすごく良くて、めちゃくちゃ何回も見返しました♡
下巻まで読んで、さらにさらにだいすきな作品になりました♡
期待しすぎたかも。なんだろ。ストーリーがサラッとしてます。 特に劇的なことも起こらず終わりました。読み始めから終わりまで、ワクワクと期待しながら読んだら、普通でした。
上巻で不完全燃焼(不完全えっち?)だった二人がしっかり交います!
上巻では白抜きだった局部がうっすら見えるようになってます!(紙本)
でも何よりも、ア◯ル描写がリアル!!
あぁぁ、指突っ込まれてこんなに広げられちゃってー。
えちぃ面だけじゃなく、ストーリー的にも更なる進展が。
巴の二人を見守っている感、ハンパない。心配しているんだけど、あくまでも陰ながら、って感じ。
巴や先生のように丸ごと受け止めてくれる存在って、すごくありがたい。
作品の持つ温かみにも繋がっているのでしょう。
でもこの後には、その巴と先生が切なくも愛し合い別れる未来があると思うとやるせないです。
本巻では、先生の左手薬指の指輪が吹き出しが重なったりしてちょうど見えないようになっているんです。
「家族になろうよ」を既読だと気付くんですが。
千秋と和馬の間にあるのは結局「恋」ってことで終わるんだけど、私はやっぱり「友情」であり「愛情」でもあるんだと思います。
そこが生まれた時からの幼馴染みというもので。ある意味相手の全部であるって感じ。
そして将来的には、恋人同士の二人は結婚して夫夫になり、子育てをして家族になりながらも、恋情と友情と愛情を持ってお互いを慈しみ合っていくのだと思います。
付き合い始めの和馬と千秋の、とっても楽しい楽しい蜜月期から始まった下巻。
思わずフフフとなりました^ ^
家でも学校でこっそりイチャイチャ。そしてついに身体を繋げられました。もうこうなったら無敵の2人じゃん?って思っていたら、進路やこれからの2人の未来について考える千秋と、そこまでは考えていなかった和馬との気持ちのすれ違いが。
千秋の本気度は上巻でも思っていたけど、すごいですね。和馬との将来をちゃんと考えている。進路となったら、自分たちの問題だけじゃなくて親も巻き込んじゃうから難しいですね…ムムム。
和馬が最後はキッパリと自分たちの関係を宣言できたのはカッコ良かった^ ^
和馬の方も千秋とこれからの時間を過ごしていく強い覚悟を感じました。ていうか、高校生のお付き合いって異性でもそんなに深く考えないと思うのに、2人の真剣さはすごいと思う。
下巻は終わったのに、ここからまた2人の未来が始まるんだなって思わせる素敵な旅立ちでした(^ ^)
2人の高校卒業後の話も続編で読めるので、めちゃくちゃ嬉しい。千秋と和馬のイチャイチャと仲良しは最高です。
下巻ではいつ二人が結ばれるんだろう~って思いながら読んだんですけど
まさかの…!!!!大晦日!!!!!!!!
なんか一生『二人の初めて』を忘れることがなさそうな日だなぁって思いました(*´▽`*)
下巻では甘々だけじゃなくて様々な葛藤があります。
これからの進路はもちろんのこと
二人の関係もそうだし、大切にしたいものが多すぎてこわくなる和馬。
そんな時もまっすぐな千秋。
どうなっちゃうんだろうって思ったけど
ここで出てくるのが担任の先生なんですよね。
あっこの先生は…となりました。
すごく良い先生だったので、なんか複雑な気持ちになりました。
この二人に欠かせない存在はやっぱり巴だなぁと読んでいて思いました。
巴がいなかったらきっと千秋は気持ちを押し殺したままだったんじゃないかなって。
そして本條さんもいい子だなぁとこちらを読んで改めて思いました。
鈍感そうに見えて鋭いんですよね。
そしてとてつもなく良い子なんですよ。
個人的に本條さんにも幸せになって欲しいなぁと思いました。
卒業式で最後終わるのがエモくていいなぁと思いました。
はぁ…上下巻通して素晴らしいお話でした。
上は千秋視点で下は和馬視点かな?どっちかというと。
恋人らしくなって。千秋が甘くて。やっぱり攻めは君だ!
体の関係も進んで。千秋良かったね!
千秋はずっと一生和馬と離れる気ないって。すごい!
でも親にも周りにも言えない関係で幼なじみで家族ぐるみの付き合いの中、皆に隠して騙して付き合い続けるなんてと悩み。
進路も。このままでは自由にならない、就職して家を出て誰にも遠慮せずに二人で会いたい。
暴走しそうなところでもちゃんと乗り越えて。
二人とも進学でそれぞれ一人暮らしするようで。
夏祭りのシーンは特に素敵でした。
あの時千秋を追いかけなかったら…。追いかけたから今があって。こんなに大切な人を手に入れて。
卒業式の日。この後親へ二人のこと話すんですね。
絵もすごく素敵です。
なんとなく攻めが二人の主導権を握るイメージが勝手にあったのですが、思い込みでした。
確かにエッチでは千秋の方が積極的だけど、二人は対等というか、従ってるようで千秋は強い意思があるし、和馬も仕切ってるようで千秋にドキドキしてるし。
すごくいい関係ですね!新鮮でした。
表紙絵に惹かれて上巻のみ購入、即下巻、明けても暮れても、家族になろうよ全て購入しました!
幼馴染であまあまでとってもほのぼのしてるけど少しもどかしいところがあったりシリアスなところがあったりそこがまた良い。
特にいつか恋になるまでは千秋と和馬が幼馴染から恋人に変わるまでの話でほんっとに尊い。
あと巴や先生、本條さんなどの脇役もいい仕事してる。
あとものすごくリアリティがあると言うか今まで読んだBLの中ではトップレベルで本当にありそうな感じのお話だった。
そしてえっちもしっかりとあって特に学校の人気のないトイレのシーンとかやばかった。
BLに求めてる全てが一気に味わえるめっちゃ良い作品。
両想いになって付き合いはじめた千秋と和馬。
幼なじみとして一緒に居た日々とはまた違う関係になり、距離も近付き幸せを感じることも多くなったけど
親や周りに隠していることだったり、進路のことだったり
悩みも葛藤もまた新たに出てくるもの…
そんな日々を描いていた下巻。
高校生編の完結、という感じでした。
テンポ良くバランス良く展開していくので
上巻と同じく、彼らの悩みに引っ張られることもなく苦しさを感じずに読むことが出来ました。
ふたりの辿り着く先に光があることがわかるからなのかもしれませんが。
「家族になろうよ」に繋がるように巴と先生のエピソードも盛り込まれていたのは少し無理矢理な感じはありました。
何はともあれ…
前を向いて歩き出すふたりの背中を押したくなるようなラストで良かったなと思いました。
この二人の、未来編、「家族になろうよ」も良いですが、
やっぱり付き合うまで〜付き合いたてのこの上下巻が最高ですね!
幼馴染特有の悩み・不安。その全部が愛おしい!
個人的にはこちらの上下を読んだあとに未来編を読みました。
上巻で両想いとなり、付き合い始めた和馬と千秋。
だけど、キスや触れ合い以上のことはまだシておらず。
それでも千秋からの熱はひしひしと感じていて、
ある日、千秋の気持ちを知った和馬はついに抱かれる決意をします。
そして、迎えた二人の初めての夜。
下の階には家族がいる中、夢中で抱き合い、
初めてなのに千秋にお尻をいじられて早く早くと
千秋を欲しがってしまう和馬がどエロでした。
普段は可愛いの塊の千秋もいざ攻めスイッチが入ると
ワンコから狼の如く豹変し、雄み満点でした。
一度覚えてしまうと、あとは若さのままに家や学校、
色んなところで求め合ってしまう二人。
それも片思い時代を振り返れば幸せいっぱいの日々。
が、そんな中、和馬は千秋との関係にある思いを抱えていました。
いとおしくても誰にも言えず、悪いことなど
していないのに後ろめたさを感じてしまう恋。
千秋への想いと現実の狭間で思い悩む和馬でしたが、
そんな惑いも千秋の
「ここに誰が居ても俺は和馬のこと抱きしめたい」と
いう一途な愛が吹き飛ばしてくれます。
ただ、根本的な部分では解決しておらず、
将来の選択にさしかかると進路や二人の未来のこと、
考え方の違いからすれ違ってしまいます。
千秋との将来に向き合えず逃げてしまう和馬と
どこまでも自分の気持ちに正直な千秋。
気持ちは千秋と同じはずなのに、和馬さえ居ればいい、と
言う千秋に「自分も」と返すことのできないもどかしさ。
自分や周りに嘘をつき続ける罪悪感と真実を告げることで
全てを失うかもしれない恐怖が和馬を苦しめます。
けれど、そんな和馬を救うのもやっぱり千秋のまっすぐさでした。
純粋で、揺らぎない強い想い。
和馬だけを見つめ「一生手放すつもりはないよ」
と言いのけてしまえる千秋が本当に男前です。
千秋、いつの間にこんないい男に…
そして、二人を後押ししたのは「先生」との出会いでした。
『家族になろうよ』の亜弓の父である、あの先生です。
二人が巴以外に初めて自分たちの関係を打ち明け、
受け容れられたのが先生だったのです。
周囲に拒絶されることを恐れていた二人には何ともないこと
のように認めてくれた先生の存在は大きかったんだろうな…
巴だけではなく、和馬と千秋にとっても大切な人だったんですね。
その翌日は、高校最後の夏祭り。
花火を見上げながら、二人が想いを通わせた数年前の夏祭りを
思い返した和馬は今、千秋が隣にいる奇跡を噛み締めます。
人ごみに紛れて手を繋ぎ、将来を誓い、花火が上がる中、
唇を重ねる場面がとても素敵でした。
最後は卒業式で終わります。
かつて千秋に想いを寄せた本條さんは失恋後は
二人の関係をそっと応援してくれるいいお嬢さんでした。
巴と先生はBL作品で男女の恋が気になることはないけれど、
二人はなんだかいい雰囲気で、その後が気になってしまいます。
そして、和馬と千秋のラストシーンは
二人が親に自分たちの関係を告げるところでした。
これからずっと、二人で生きていくために。
甘酸っぱい青春ラブストーリーとしてだけで終えてしまわず、
家族との関係や現実の間で揺れ動く二人の葛藤なども描かれ、
読み応えがありました。
『家族になろうよ』を読了後にこちらを読むと、こうして
乗り越えて現在の二人があるんだなぁとしみじみ感じました。
付き合って数ヶ月。なかなか進展しない二人。ある日、カズマが偶然チアキのスマホで男同士のセックスのサイトを見つけてから、一気に二人の関係が加速する。1回シテしまえば、覚えて仕舞えば、もう欲がとめられない。チアキの部屋で家族に見つからないように、学校の人気のないトイレで、、
そんな最中、母親から彼女について聞かれたカズマは、急に不安になる。悪いことをしているわけではないけど、誰にも気軽に話せない自分たちの関係。世間体とか、将来とか、いろんなことがモヤモヤする
カズマがいれば、他のものはどうだって良いと言い切れてしまうチアキ。考えれば考えるほど、「これで良いのか?」と、迷いが深まるカズマ
二人のモヤモヤが最高潮に達したときに、偶然にも手を差し伸べてくれた先生。最高のオトナ!この本は、メインの二人以外も魅力的なキャラクターばっかりです
上巻に続き、素晴らしい一冊
幼なじみDK!!もうこれだけでかわいい!
ずっと秘めてた想いが溢れる千秋
とまどいながら受け入れる和馬
王道展開だけど、千秋の一生懸命でおおらかなところ、
和馬の男気があって、千秋を引っ張っていくところ、
幼なじみだからこその距離感、仲の深め方にキュンキュンしました。
いざ恋模様となると立場が逆転して、和馬が押されてるもの良い~
頼りない千秋の男前度がぐん!!と上がる!
腹をくくってからの和馬はカッコよくて、色気もましましで!!
情欲が溢れた表情や攻め方、ほんと~~~~にたまりません!!
と満足度が高いのですが、下巻の後半で尻すぼみ。
巴と先生の匂わせシーンいる?
これまで、二人の幼なじみとしてほどよく顔を出してたのに
出しゃばり度に、え?となりました。
それより、二人の仲睦まじい姿にページを割いてほしい・・・
とモヤモヤしてたんですけど、レビューを読んで納得。
本作が、「家族になろうよ」の前のお話で
後からの発売だから、種明かし的な意味合いがあったんですね。
にしても、いらんけど。
子捨て話を美談にした「家族になろうよ」に
げんなりしてるからだと思いますが。
あと、最後の
「友情とも愛情とも違う。」
「これは紛れもなく恋で。」
恋より愛の方が深いと思ってるんで、なんか軽く感じたというか、
すっと入ってこなくて、ハテナがいっぱい。
ということで、面白かったけど消化不良でした。
付き合って数ヶ月、まだ最後まではしていない2人でしたが、いよいよその時がっ!
幼なじみの良いところは、一緒にお風呂も一緒に寝るのも家族にあやしまれないことですね。
ねーちゃん来た時はヒヤヒヤしたけど。巴も、最中の2人もさぞかし笑
家でも学校でも仲良し(色んな意味で)な2人にどんな試練が?と思っていたのですが、和馬が自分たちの関係を後ろめたく思っている事でした。
彼らは家族ぐるみの付き合いだから、2人ともの家族を欺いているような気分になってしまうのでしょうか。
今までの大切な思い出や関係性が壊れてしまうのが怖い。
一方で千秋はどんな選択の際にも和馬と一緒にいる事を選びたいと揺らぎがありません。
これからもずっと和馬といたいから、家族にも隠してはおけないと。
まっすぐな千秋の気持ちに和馬も答えて、卒業式の日親にカミングアウトという所でエンディングを迎えています。
この卒業式の日のお話の流れが本当に素敵。
2人で手を繋いで駆け出す描写がキラキラで尊い。
この2人をずーっと見ていたい気持ちにさせられました。
この後の展開は「明けても暮れても」で描かれているのかな?と思いましたが、試し読みでは大学生になった所からでしたね。
すんなり受け入れてもらえたのかな?
「家族になろうよ」のレビューで、昔の話を先に出してほしかったと書きました。
出たー!出たね!出ましたね!!って、気付くの遅かったけど。
本当に「家族になろうよ」が完全に長年培ってきた前提ありきだったので、すっきりしました。すっきりどころか、この話を先に読めていたら「家族になろうよ」も中立なんて評価で、辛口全開レビューにはならなかったと思う。もったいない。
前作のあとがきで「学生時代も描きたい」とあったので、きっと倉橋先生的には「家族になろうよ」のプロットを考えた時点でもう構想が出来上がっていたと思うんですよね。
それが出版社とか編集の意向でこういう順番になってしまったのかな。何度も言うけど、本当にもったいない。
上下巻合わせてのレビューになります。
小さい頃から一緒だった和馬と千秋と巴。
その関係は幼馴染みの枠を超えて、家族と言っても過言ではないくらい一緒にいるのが自然だった。
高校に上がって、和馬に彼女ができたことで均衡が崩れて…。
彼女以前に中3でこすりっこデビューして、定期的に行ってます。
ただ動き始めるのは彼女ができてからで、成長期でどんどん背が高くなって、中学生で「ジミコ」と呼ばれていたのが嘘のようにモテ男に進化した千秋との距離が少しずつ開いていくのを感じた和馬がまず動きます。
夏祭りのあの場面で千秋を追いかけた時点で和馬の気持ちも察せるようなものですが、和馬自身がまだ気付かない。早く気付いておくれよ、と思いつつも、千秋の男らしい真っ直ぐな行動とか、その後の様子も萌えるのでこれはこれで良しです。
とにかく千秋が揺るぎない。男らしい。
小さい頃はぽわぽわしてかわいらしかったのに、自分が欲しいものが分かっていて、それに向かってやつべきことも分かっている。覚悟ができているので少しのことでは揺るぎません。この安定感と安心感。イケメンか。あ、イケメンでした。
千秋の懐の広さと深さのおかげで和馬も逃げずに向き合えたのだと思います。からかっているわけでもなく、思いつきでもない、長年ずっと想い続けてきた気持ちをぶつけられたからこそ真剣に受け止める。すてき。
本当にこの2人の関係、理想的ですね。悩んでもちゃんとお互いに気遣える。相手が悩んでることが空気で読み取れるくらい、長い間一緒にいるから、ちゃんと2人で話し合えるし分かり合える。
しみじみいい関係だなと思いました。
そして前作で不評すぎた巴も、こうやって2人を一番側で見守ってきたことが分かれば、子供を2人に任せようという流れも分かるのです。広い世界で驚くことをしてやろう!というのも先生との出会いがあったからで、そういうところが「家族にー」より先に読めてたらなあ。まあ、それでも1歳児を置いていく決断は支持できないけど。
ずっと好きで、やっと想いを告げて、相手にも返してもらって、結ばれて、しあわせなはずなのに、悪いことをしているわけではないのに、自分たちのことを誰にも言えないつらさも乗り越えて、それで「家族同然」の2人から本当の「家族」になっていく。
この過程をじっくりと見事に描かれたこの作品。
ぜひとも読んでほしい。
わたしのように「家族になろうよ」で不完全燃焼な気持ちを覚えた方には特に必読です。
読み終わってから「家族になろうよ」をもう一度読んでみましたが、レビューを書いたときとは全く印象が違って楽しめました。
ぜひ!
可愛い高校生ふたりが生々しくて青くて戸惑う、この時だけの(もちろん彼らはずっと一緒なのですが)相手しか見えない真っ直ぐな姿勢が眩しい。
和馬が普段は引っ張っているのに、性の面では千秋に怖気付くのも可愛い。
千秋のマスク姿と胸倉つかむ和馬がめちゃいい。。
行為シーンも「エロいだろー‼︎」っていう表現じゃなくて(かなりエロいけども)青くて綺麗なんだよなぁ。
その後のお話の方が先に出ていることを知り、今作のあまりの完璧な自然さに驚きました。
すごく完成度も何もかも素晴らしいのですが、いいなぁとか妬みの所為で良い作品に出会えたのに読後ハイテンションにならず少し落ち込んでしまう自分がいます。
ストーリーは王道なので最近の個性豊かな作品群の中では新鮮さがないような気がしますが、BL好きな人には必ず刺さるシーンがたくさん散りばめられていて良かったです。
ちなみに、私は上巻ではあまり和馬が好きじゃなかったのですが、この下巻では好きになりました。和馬はイマドキの男の子って感じで芯がないというか、周りに流されがちなところが好きじゃなかったのかもしれません。でも、千秋との恋愛で色んなことを乗り越えて成長して、自分はこうしたいと思えるものが見つかったんですよね。
というか、和馬にしても千秋にしても、お互いのことに関しては周りが見えないんですよ。二人とも「普通」に見せかけて、お互いにだけ本気を見せている。この関係性がすごく尊いものだと感じました。
「いつか恋になるまで」
表紙も中身も綺麗な作品です
千秋くんと和馬くんの初々しい感じが本当に尊いです、尊すぎます(*^^*)
私がいままで読んだ中で1番好きな作品です!!
巴ちゃんの立場素敵だなぁと思いました。2人の周りにいる人もとても素敵な方たちです
うまく言葉にできないけど、、本当に本当に素敵な作品です!
毎回読み終わったあととても幸せな気持ちになれます(*´꒳`*)是非読んでみてください…
未来編の「家族になろうよ」も読んでみようと思ってます
最後の方に出てきた担任の先生好き(o^^o)
レビュー初です…変な文章ですみませんm(_ _)m
上巻である程度綺麗に纏まっていたので下巻はどう続くんだろうと思いましたが、やはり進路や将来のことをどれくらい真剣に考えているか、親にはカミングアウトするのか、というところが主な課題となっていましたね。ただ、あまりにシリアスに描かれるということもなく、2人の関係性は安定した上に乗っかっているという感じ。悪意を持って2人を糾弾する人もいないし、悩んでいるのはあくまで2人だけ。多様性への理解が多少は深まった現代なら、割とこれがリアルな感じかもしれないなと思いました。
2人はお互いの真摯な気持ちは十分過ぎるほど理解していて、そこはやはり長年ほぼ家族のような距離感で接してきたからこそですよね。出会って僅かでここまで相手を信用するのは至難の技。家族のような関係だったからこそ恋人になるのに1つハードルが多かったけれど、いざ付き合ってしまえば相手の気持ちを疑う余地など微塵もないからか、抜群の安定感があるなぁと思いました。真剣だからこそ将来を不安に思った彼らだけど、巴の前向きさに感化されて、一歩踏み出して親に伝えよう、というシーンで終わります。実際カムアウトする場面まではないけれど、読者が希望を持って読み終えられる良いラストだったんじゃないでしょうか。青春の甘酸っぱさ、萌え、ストーリーがバランス良く詰まった素敵な作品でした。
上巻の感想で、ラストで若さ溢れてるはずの千秋がすっごいエロいことにブレーキかけられるのすごいな〜とかいってたら…のゲイ動画。いや〜リアルですね。ソシャゲからの、ありそうだものそんな事。千秋が涼しい顔してて、そんなのおくびにも出さない感じなのも逆にエロい。
上巻で付き合って、下巻はその先…どちらかを描いて1冊にする本は結構ありますけれど、こういう形で未来を先に見せて(「家族になろうよ」)、そのあと高校生の恋愛とその葛藤を描いてくれるのってあまり無い構成で満足度が高まる!
描かれなかった家族へのカムアウトが気になるところではありますが、この余韻を壊すのは無粋ですな。
読み終わったときのタイトルがいい!愛になることを讃えるのが常ですが、彼らの場合は家族愛に近いものが、恋となったことに意味があったのね。
千秋と付き合いはじめ、数ヶ月経って実感する和馬が可愛い!
ハジメテが実家で家族が別の部屋にいるなか中だしっていうのがすごいえっち…
隙あらばイチャイチャするふたりですが、付き合っていく中で問題に直面します。
和馬のためならすべてを捨てられる千秋と周りの人が大切で臆病になる和馬...
まわりの協力とふたりの絆で乗り越えました!
巴も先生もめちゃくちゃいい人!
これは家族になろうよ読まなきゃ.....!!!!
子どもの頃の秘密基地で致してるのがえっちすぎました!思い出のある場所で乱れるのっていいよね。
そして卒業式、巴から海外にいくことを伝えられた2人は1歩進むために母親に関係を話すところで終わります。
読み終わったあと暖かい気持ちになれる作品でした。
その時々で読んで思うことも変わりそうなので読み返してみようかな!!
恋人同士になってからが下巻でした。
若さって素晴らしいですね。至る所で隙を見つけてはエッチしちゃってます。
ファミレスで千秋のスマホでゲイ動画を見つけてしまった和馬の慌てぶりが最高でした。
2人の中が深まるほどに周りに言えない葛藤に苦しみます。なんたって2人はまだ親の保護下ですから。
ここで登場する理解ある先生が巴のお相手だったんだと思うと涙がでました。
お互いを大事にしながら前を向いて歩いて行こうとしている2人に感動しました。
そこから「家族になろうよ」に繋がるんですね。
また自分の中の尊い作品が出来ました。
自分語りすみませんが、
ちょっと待ってください、下巻を読み終え、レビューするか……と思ってこちらのページを見ましたら、
この いつか恋になるまで って、前作があったんですね???!??
恥ずかしながら、今知りました。
家族になろうよ 読みます。
付き合いはじめたふたり。
ふたりを邪魔するものは特になく順調に進んでいくのですが、
これからどうしていくか……という壁にぶち当たりました。
周りに隠して生きていくのか。間違ったことはしていないのに。
その葛藤を乗り越えられたのは、ふたりの思いと、それに周りの力もありましたね。
巴ちゃんや先生。とにかく、悪いやつがいないお話でした。
たった2巻で、幼馴染が恋人になり、その後を見据えていくのを見守れた……、とても尊いです。
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆
ていうか素敵作品を読み終え、すぐにこのふたりのその後(その後だが、その前の漫画……)を読めるの幸せすぎます。
ちなみに、とらのあなさんで購入したため、
4Pリーフレットが付いてきたのですが、すごかったです。
千秋がエロ動画を見てるのをばれたあとくらいで、どんなものを見ているのか知りたくて勝手に閲覧履歴を見た和馬です。
千秋が自分に似た属性の 金髪不良スリムやんちゃ を検索していたため照れます。
更に、サッカー部、サッカー青年、サッカーユニ等も検索していたことを知り……、千秋の前でサッカーユニホームを着て……。
みたいな感じでした。
「 家族になろうよ」のカプの高校時代のお話の下巻。電子配信した6話~10話で、描き下ろしがないんですね・・カバー下は上巻同様、表紙カラー絵の部分拡大単一カラー図でした。卒業する所で涙ぐんじゃったので神にしました。良かったわ。
上巻で想いが通じ合った二人のその後のぐるぐる~卒業までが下巻。
攻め受け以外の登場人物は
巴ちゃん、本條さんは上巻から継続、千秋と和馬の担任の先生(ええ先生や・・・)、との姉ちゃん、和馬のフットサル仲間のゲイ(神田さん)さん、高校のお友達少々ぐらい。先生には先生の人生があったんだね・・・と深く沁みました。
**好きだったところ
高校生だから、自活できるわけもなく、親の言う事を一応聞かなくちゃいけなく、進路だのこれからの二人の事だのでぐるぐるする二人(というか主に和馬)。
そんな中、こんな人生もある、こんな視点もあると教えてくれる神田さんやら先生やら本條ちゃんやら巴ちゃんの気持ちが、嬉しかったです。
多数派じゃない人生を選ぶって、色々ありすぎて想像つかなくて不安になるのは当たり前なんだけど、お互いがお互いを求める気持ちの強さで、それら全部と向き合えるようになるんだよね・・。これから人生の伴侶を探すかもしれない人たちに向けたエールのようなものを感じて、ほんわり幸せになれる終わり方でした。
単話配信のお話だったから色っぽいシーン多めなのはしょうがないのかもなと思うのですが、個人的にはもう少し色っぽいシーンより他の人たちとの関連を描いたシーンの方が良かったかな。神田さんとのエピはもう少し読みたかったです。
それから巴ちゃんと先生の関係についても、こちらでより少し知ることが出来て良かったです。巴ちゃん素敵。彼女の事が気になった方は8年後の彼らの事を描いた「家族になろうよ」を是非。
1巻では「付き合い始めたものの、先へ進めずにいた2人。」が、「思春期とは怖いもので、一度踏み越えてしまえばいくらでも求めずにはいられない。」って事で、1巻でも、挿入には至らないまでも、結構エッチぃ事してた二人、一度踏み越えてしまえば、もう、いつでもどこでも何度でも状態。
絵がきれいなのでスルッと読んじゃうけど、全体にエロ濃度はかなり濃い目です。
この先の二人の関係に悩んでいる和馬と、二人でいるために進路を選ぼうとして母と対立する千明。
ここで登場するモブ顔の担任教師が素敵です。
この二人の、その先の話みたいなので既刊の「家族になろうよ」も買ってきて読もうっと。
和馬と千秋。何気ない日常のやわらかさと少し親密な雰囲気を感じさせる表紙です。
上巻の続きです。ついに付き合い始めた2人ですが、誰にも言えない恋に悩む和馬。体は求め合っているのに気持ちが追いついていない感じです。
勘の良い千秋が和馬の態度に、焦りや戸惑いを感じますが、まっすぐに和馬との将来も見据えて告白する場面は素敵でした。和馬も千秋だからこそ信じられる、心に響いた言葉だったと思います。
2人だけの世界に閉じこまらず、家族も友達も大切で壊したくないというのが良いですね。本当に高校時代に想いを確認し合う事が出来て良かったです。
既刊の「家族になろうよ」未読なのですが2人の将来が今作を読んで気になりました。
上巻から本当に、息継ぎ忘れそう?な勢いで下巻を読み始めました。
「家族になろうよ」の前日譚。
2人の馴れ初めのお話です。
馴れ初めといっても、千秋と和馬は高校生に至るまで人生をずっと一緒に生きているわけです。
上巻では千秋が先行していた恋心に、和馬が近づいて、追い付いていくところで終わりました。
気持ちも身体も、身体に触れた反応も含めて互いに一杯になっていくんです!
2人きりでは満たされる気持ちも身体も、社会的な要素が入ると不安にもなるわけです。
男女の好き、と違って男同士、幼なじみ。
巴を含めて家族ぐるみで付き合ってきたのに、どんどん恋を自覚して変わっていくわけですから!
高校生の男の子が抱えるには、大きな大きな心理的な圧迫感ですよ…
ただ、千秋は真っ直ぐに自分の気持ちを和馬に向けていて。まず2人の関係性を未来まで繋げて考えている。
これって、千秋が凄い。
揺るがない気持ちを、和馬に恋した時に覚悟しているってこと。
対する和馬の、未来に向かう迄の不安も当たり前な心情だと思いました。大切にしている家族、幼なじみの関係、そして巴の存在。
幼なじみの巴が、また良いおんな!彼女も抱えるバックグラウンドは複雑。
小さな頃から、千秋と和馬と過ごしているからこそ2人の関係性の変化にも気がつく。
巴の存在は、2人の中でも大きいですよね~
あと、和馬がフットサルで出会う神田さん。
この頃から、未来に至るまで善き指南役だったのですね~
彼の体験も重いアドバイスでした。
千秋と和馬が、ちゃんと向き合って未来を考えて行く事が出来て良かった。
そして、身近な大人であり、社会と繋がる窓口の担任の先生が、ちゃんと2人の告白を受け止めてくれて。
この場面が有ってこそ、千秋と和馬は未来に向かう勇気を得たんじゃないでしょうか?
「家族になろうよ」の巴の未来に繋がるエピソードでも有りますよね。是非、こちらを未読ならばお読み頂くと良いと思います。
そして。
千秋と和馬の夢中になってするセックス❗️
これは、かなりすごい❗エロい。
2人の息づかいと熱がわかるんです!
2人のどちらかの部屋。学校のトイレ。
小さな頃からの秘密基地。
やばい…(語彙力低下します…❤️)
ご褒美が過ぎますよ…私に。
2人の恋物語を、じっくりと存分に楽しめる上下巻。なんて素晴らしい❗️
上下巻はノンストレスで大好きです。
紙で購入して、じっくり読み込めて幸せです…
付き合ってからの2人の甘あま後日談。
全く不穏な事が無かった上巻でしたが、付き合っているという事を周りに隠している2人。
もちろんデリケートな事実だから、おいそれとオープンには出来ない。
親がいるのに、2階の自室で。学校の別棟のトイレで。
初めてを受け入れてからは、積極的になって愛し合う2人。
こんなに好きだって事を言いたい。なぜ言えないの?
葛藤が重くこじらせていく展開なのか⁈ と、警戒したのですが。意外にもアッサリ。
幼馴染の巴ちゃんも居るし。良き理解者となってくれる先生も居るし。
周りの大切な人たちが温かくて。心配なんて、何も無いみたいな気持ちになる。
これから社会に出て行く事になって、乗り越えなくてはならない障壁が立ちはだかるのかもしれないけれど。
今は、今この瞬間だけは。キラキラとして、眩しい程に、「これは紛れもなく恋で。」
「友情とも愛情とも違う。」恋に思いっきり溺れていて欲しいと願ってしまう。
あまりに葛藤無き展開なので、ビックリもしましたが、これはこれで、一大ジャンル化した「幼馴染BL」の甘あま溢れる集大成なのだと思いました。
この破天荒でお転婆な巴ちゃんが子供産んじゃうんですね、きっと。というのが「家族になろうよ」なのかな? 子育てBL読み過ぎて食傷気味なんだけど、こうなったら読むしか無いかも〜。楽しみ〜。
恋にうつつを抜かしている2人だけど、卒業後の進路などに迷ったり、考え込んだりするものの、そこまで悩ましくならずにするりと終わります。唐突にも和馬には絵心有り有りっていう進路を決定付けるエピソードもありますし、そもそも脚の故障でサッカーを諦めていた和馬でしたが、そういう苦悩にもそこまで焦点を当てずに終わった感もあり。設定が盛り込み過ぎたのかも?な、感じもしました。
最初から最後まで、あっまあま♡
そう言えば上巻での夏祭りは、互いの気持ちを確かめ合うキッカケだったけど。
あの時と違う気持ちで連れ添う夏祭り。そんなモチーフの回収もニクい演出でした。
2人と仲良しの巴ちゃんが羨ましい! イケメン2人の腕を取って3人で繰り出すなんて。
こんな役得あります⁈ このポジに居たがる腐女子が全国に何人いることだろうか‼︎ なーんて、想いを馳せてしまいました。
『神』は、
上巻→下巻と読んで、その後「家族になろうよ」を読み返しての評価です。
上巻で「恋人」となった二人が、
自分達の関係を隠すことや、それによって嘘をつかなければいけない状況が増える事への不安やもどかしさが描かれている下巻。
上巻とはまた違った萌が詰まってました♡
そんな中で二人を見守る先生に心臓キューってなりました!
(「家族になろうよ」未読の方はぜひ読んでください。)
巴と先生の、二人を見守る愛にただただ心が熱くなります。
後に家族愛を育む二人の「恋」のお話に
終始癒されときめく作品でした。
上巻から止まらず一気読みしてしまいました。
お、終わらないで欲しいーー!と思いながらも下巻のレビューです。
下巻もたまらない甘酸っぱさでした!
親友から恋人へ。
恋人という関係になったものの、なかなかその先に進めずに居た2人ですが、千秋の携帯電話の中身を見てしまった事を機にぴょんと一歩踏み越えてしまえばもう後は性春。
下巻は若さあふれるベッドシーンが盛り沢山でした。
この「好き!」「抱き合いたい!」という気持ちでいっぱいの青臭い感じが良いですね。
千秋への想いを認めてからの和馬がとにかく可愛らしくて色っぽい。
そしてシリアスなパートもあり…
大好きで大切な人がいるけれど、家族にも友人にもなかなか言えない。
もっと沢山触れたいし触れられたい。
悪い事をしているわけではないのに堂々として居られない自分達。
そんなもどかしい気持ちが溢れていてたまらなくなりました。
高校生活も最後の年となり、2人の関係は勿論、進路や今後についての悩みや問題も山積みです。
この辺りの若者がぐるぐると悩むシーンがとても好きなのですが、先生と巴がこれまた良いバランサーになっていましたね。
和馬が先生に2人の関係を打ち明けるシーンも、花火のシーンも、この後に続く「家族になろうよ」を思わせる先生と巴のシーンも、読んでいて思わず胸がぎゅっとなりました。
先生に救われた生徒は沢山居たはず。
モヤモヤとする部分もなく、嫌なキャラクターも出て来ません。
若者が恋をしたり、悩んだり、信頼し合ったり…青春が詰まっています。
ラストも希望のあるハッピーエンドで、読後感の良い作品でした!
欲を言うのであれば、2人の親御さんからの反応や、先生と巴のエピソードももうちょっと読みたかったかなと思いました。
メイン2人のお話ももっと読みたい…!
倉橋先生は登場人物たちの繊細な感情の動きや、幼馴染という特別な関係性を描くのが本当にお上手で、今作も本当に素晴らしい作品でした!
和馬はどんどん可愛く素直に、特に千秋はただ柔らかいだけではなく、和馬とのもっと先の事を考えようとしていて、上巻の序盤からの成長が感じられたのも良かったです。
一貫して和馬一筋な千秋、とても良いですね。
「家族になろうよ」が大好きで手に取った今作ですが、こちらの上下巻も間違いなく何度も読み返す作品になると思います。
倉橋先生作品の魅力がぎゅぎゅっと詰まった今作、本当におすすめです!
ぜひ前作と併せて読んで下さい…!
倉橋先生の持ち味である、焦れや萌えのキュン度の高さや、
キュンキュンしつつしっかりエロ萌えさせる上手さが、ギュッと詰まった上下巻。
この作品を読んだら、そのまま「家族になろうよ」へなだれ込んでしまいたくなります。
恋人になった二人の蜜月から、子どものままでいられない高3、
それぞれの考えの違いや想い、将来について向き合いぶつかりながらも、
周囲に支えられながら前進する二人が、等身大で繊細に描かれています。
上巻の余韻たっぷりに始まる下巻。
恋人になって数か月経った千秋と和馬、高1の冬休み。
すっかり恋人っぽい雰囲気の二人に、見てるこちらはニヤケてしまうんですが、
心は繋がっても、まだカラダは最後まで繋がっていない二人…。
千秋は今までと変わらない表情の裏で、スマフォにはゲイビ動画…見つけて動揺する和馬。
先に進めない状態で和馬に合わせて、我慢している千秋が時折り見せるアツい視線にキュン。
カラダを繋げるまでの経緯が、しっかり段階を踏んでいて心情描写も丁寧です。
千秋贔屓な私は、どうしても千秋目線でみてしまい、終わった時には和馬を抱いた気分でした。
初エッチで年越しなんて…家族大集合の家でよくやったな…若くないとできないわ。
恋人になって2年後の高3夏休み、すっかり慣れ性春を満喫する二人ですが、
進路を切っ掛けに、お互いの気持ちや考えのズレを突き付けられる。
誰にも言えない関係だと思っている和馬と、和馬だけいればいいと思っている千秋。
二人の想いの熱量が違うわけではないんですが、
やっぱり千秋の方が先に色々考えて来たんだなぁと感じます。
頼りなかった千秋が、和馬への想いでどんどん先に大人になっているのが解るんですよね。
周囲に知られることで、二人の関係が壊れるのが怖いと言っていた、和馬の想いもリアル。
覚悟の決まっている千秋の強さに、不安な気持ちが少しずつかき消されていく和馬の心情がいい。
花火大会の人込みで手を繋ぐ千秋に、人目を気にしていた和馬、
打ちあがった花火が全ての不安を消したように、和馬から千秋にキス…このシーン最高。
この見開きの打ち上げ花火のツーショットがすばらしい。
本当に魅せる描写の上手い作家さんだと実感する、間合いとカット割りです。
2年前は花火大会を抜け出した秘密基地で、千秋の想いを受け止められなかった和馬が、
自分からキスして千秋を誘う、濃厚なエッチ…和馬もエロくなりました。
本当に想い出の詰まった二人だけの秘密基地というのが、幼馴染みBLの醍醐味です。
ラスト数ぺージはアオハルです。
高校卒業後、自宅に向かい手を繋いで走る二人の姿に未来が見える。
ものすごいキュン度でした。
ここから、社会人になるまでが空白なので、まだ続刊が期待できるかな?
この作品で驚いたのが、巴の描写です。
先生との恋を匂わせているだけで、先生の描写もサラッとしているんですよね…
しっかりと、千秋和馬に焦点を合わせた二人を邪魔しない分量なのがスゴイ。
キャラ立ちしている分、もっと描きたくなるのによく抑えましたね。
それが、しっかりと生きているからこそ、この作品のキュン度が上がっていると感じます。
それにしても、千秋が本当にいい男に育ちました。
一途なおっとりワンコ攻めで一番ハマったキャラかもしれない…キュ~~~ン。
※Renta:修正は白抜きです。
上巻は幼なじみから恋人へと関係が変わりました。
さて下巻ですが、
想像してたよりツッコんだ内容じゃかったというのは少々あったかな。
(上下のボリュームなら親とイザコザしたエピソードも描かれると思い込んでたもので;)
あと先生と巴が気になって気になって;
(「家族になろうよ」のアレコレが頭を過ぎってしまう;)
と、どうも余計な思考が混ざっちゃいましたが
幼なじみ高校生の恋物語は純粋でとても良かったです…!
恋をして未来に向かって走る描写に尊さを感じました。
キラキラしてて眩しくてキュンキュンします+゚。*(∩´///`∩)*。゚+
内容はあらすじが全てを物語ってます。
一度自覚してしまえば、
一度一線を越えてしまえば、
抱き合いたい欲を我慢出来ない千秋と和馬。
学校のトイレ・家族がいない隙を狙って。
声を殺して求め合って。
青春で性春が大好きなのでめちゃくちゃ萌えました(∩´///`∩)
好きな子と抱き合いたい欲求がストレートな高校生好きだ~!
(特に家族が1階に居る中で、2階で致しちゃってるシチュが良かった///)
ポジション揉めは特にないのですが、
和馬が自然と抱かれたいと思うようになるほど、千秋の攻め力が強いの良き。
んで抱かれたいって思っちゃってる和馬がすごく可愛い…!!
気持ちが深まれば深まるほど、今度は別の悩みが浮上します。
幼なじみで家族関係が近いのもまた悩みの重さに繋がるのですね。
家が遠かったり、互いの家族が関わることのない関係なら、
裏切ってる罪悪感も少なかった気がします。
和馬よりずっと早くに自覚して恋してた千秋は既に腹をくくってたけれど、
高校に入ってようやく自覚した和馬はまだ心が追いつかなくて。
先の不安や罪悪感にいっぱいいっぱいになってた時、
初めて巴以外の他人である先生に恋人関係を打ち明けたシーンはグッときます。
悪いことしてるわけじゃないので誰にも言えない苦しみを
ごく自然と受け止めてくれた先生は2人の救いになりました。
ずっと先の未来まで隣に一緒に。
2人の気持ちが重なって不安が払拭されるところはジーンと熱く。
そのまま盛り上がって思い出の場所でエッチしちゃうところも
青春の青々しさに、はぁ~~~堪らん~~~!です。
汗でドロドロに溶け合いながら愛しさが溢れるエッチなのですよ(∩;///;∩)
最終話は2人ともスッキリ晴れ晴れした表情で
恋がもたらした幸せがいっぱいでとても良かったです…!!!
元々「家族に~」は好きな作品でしたが更に好きになりました。
上にも書いたけれどもう少しツッコんだ内容も見たかった気がしますが…。
けれど千秋と和馬の恋の始まりを読むことができてとても嬉しかったです。
うわー、読み足りない!
余韻を残した納得のラストでしたが、
もっともっと二人を見守りたかった…というのが、
率直な感想です。
恋人になった千秋と和馬がプレゼントを贈り合ったり、
イチャイチャしている姿にニヤニヤが止まらない冒頭。
大晦日に和馬の家で初めてHするのですが、
まず実家!
そして、みんなが居間にいるのに!
しかも、我慢できない和馬が生でいいと言い出し!!
最終的には中出しまで!!!
とにかく、エロくて和馬がすっかり色っぽくなっていて、
興奮気味に読み進めました。
そこからは歯止めが効かないのか、学校でもHな事をしてしまったり、思春期の若さを感じました(笑)
誰もいない駅のホームで抱きしめる千秋に焦る和馬。
「ここに誰が居ても 俺は和馬のこと抱きしめたい」と、
言い切って真っ直ぐ和馬を見つめる千秋がカッコいい!
とにかく、千秋の思いや態度が全く揺らぐ事がなく、
そこが本作のとでも好きなところでした。
和馬が進路や今後の二人のことを考えてしまう時も、
「一生 和馬のこと手放すつもりないよ」と言い切る千秋。
ここも萌えました!
そして、この言葉が和馬の心を動かし、
お互いの結びつきを強めたと思います。
本作は、二人の味方になってくれる人々がとても多いのですが、
特に学校の先生が素敵でしたね。
二人のその後は想像でしかないけど、
きっとご両親も分かってくれる時がくるよね?
と、そう思えるラストシーンに胸が熱くなりました。
思春期の恋、葛藤、男同士だからこその悩み、
色々なものが詰め込まれていたけど全然無理がなくて、
とてもストレートないい作品だったと思います。
幼馴染の女の子・巴は最後までとても良い子で、
女子が出てくるBLとして、
最高の立ち位置だったのではないでしょうか?
本作において、とても好きなキャラクターの一人でした!
※『家族になろうよ』の二人の物語でしたね。
他の方のレビューで気付きました。
すでに既読でしたがすっかり忘れていたため、
再読してみます。
ちなみに、私のように完全に忘れていても楽しめたので、
未読でも全然問題なしです!