恋をするなら二度目が上等(1)

koi wo surunara nidome ga joto

恋をするなら二度目が上等(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神61
  • 萌×241
  • 萌18
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
24
得点
525
評価数
122
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
恋をするなら二度目が上等
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784199607967

あらすじ

木下けい子が贈る、クセ者大学准教授×ビジネス書編集者の、再会ドラマティックLOVE♡

執筆を依頼した相手は、黒歴史と化した元恋人──!?
ビジネス書の編集者となってはや十年目の宮田。新しいコラム原稿の依頼で、
売れっ子の大学准教授を訪ねるけれど、その男・岩永はなんと、
宮田が高校時代に駆け落ちを約束しながら、揶揄われたと知って逃げた相手だった……!!
「昔みたいに先輩って呼んでよ」──昔と変わらず食えない笑顔を向けてくる岩永に、
今度は仕事相手として振り回されることになり…!?

表題作恋をするなら二度目が上等(1)

岩永崇,くわせ者の大学准教授で元恋人
宮田晃啓,ビジネス書の編集者

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)

レビュー投稿数24

過去のキラキラ

「昔の男」との再会もの。
共に30代、経済誌の編集者と大学准教授、かつて高校の先輩後輩で駆け落ちを誓った恋人同士…と。

先輩が准教授の岩永(星澤)、後輩が編集者宮田。
過去を黒歴史と言う宮田と懐かしむ岩永。
逃げる宮田追う岩永。そして横から宮田を牽制する白石。

昔の恋の顛末がちょっとずつ見えてくるの面白い。
恋人同士だったと言っても「たった一度キスしただけ」か。でもピュアな高一の同性とのキスが一大事なのもわかる。
先輩サイドの振り返りもいいな。キラキラしている。
二人とも心の奥に引きずってきたんだろうな。

「駆け落ち」の約束の日のこと、もう少し詳しく知りたいな。そこで拗れたから今こんなにうまくいかないのだもの。

白石くんも気になる。

0

こじれた初恋をやり直す?30代、大人の恋愛

実写ドラマ化決定とのこと。
おめでとうございます・:*+.

(木下けい子先生の作品大大大好き人間としては、色々胸に込み上げてくる気持ちはありつつ…!原作の素晴らしい雰囲気を、ぜひドラマでも再現していただけたら、と思います)

ちょっと久しぶりに読み返してみました。
やっぱり木下けい子先生は(私にとって)神✨だな、と再認識。

キャラクターとか、有無を言わさず引き込まれるストーリーとか。

こちら、高校時代の先輩×後輩の再会ストーリーです。

ビジネス書の編集担当になって10年の宮田。
彼には高校時代の淡く苦い初恋の思い出がありました。
先輩に恋をし、駆け落ちの約束をするも、先輩が友人と「(駆け落ちに)来るか、来ないか」を賭けていたことを知り、揶揄われたと知り逃げてしまったのです。

30代となった宮田は、新しいコラムの原稿依頼で売れっ子准教授の元を訪れるのですが、なんとその教授が高校時代のあの彼、宮永で。
養子に出され名字が変わっていたため、会うまで気付かなかった宮田ですが、会うたびにあの手この手の言動で振り回されてしまいー

というストーリー。

宮永という先輩が、本当に手練手管にたけていて、自分でも覚えていなかったような宮田の淡い初恋の記憶をいちいち抉ってくるんですよね…

正直自分の好きな攻めではない…んですが、見た目とか見た目とか見た目とか←表情とか仕草とか、魅力的なことは認めざるを得ない!!

なんとかビジネス上の関係でいようと振る舞う宮田を翻弄する様子が、それはもう見事で。
「振り回されたくない!」と言う宮田に「でも僕は君に振り回されたい」とか…
不覚にも刺さってしまった。。くう!

でもでも、最後の最後、これは落ちるか!?というところで踏みとどまる宮田。
30代の俺は学生の頃とは違うんだ!と精一杯意地を張ってるけれど、陥落寸前だなあと見てとれます(笑)

3巻完結のこのシリーズ、忘れている部分も多いので、じっくりシリーズ通して読み返してみるつもりです。

2巻で宮田くんは陥落してることだろうなあ〜( ̄∀ ̄)

0

二人の攻防が楽しい♪

先生の「灰かぶりコンプレックス」が好きな作品。先生の描くイケメン攻めが色気があって好きです♪
こちらは以前より気になっていて、試し読みも面白かったので読んでみました。

高校時代の恋人同士が、10年以上立って再会。ちょっと因縁のある離れ方をした二人が仕事相手として再会して、攻めは再び受けに迫るけど…というお話。

攻めの岩永が美しいイケメンで、色気もあってカッコいいです♡
受けの宮田は、ツンツンしている意地っ張りさんで、お顔も可愛くて好きです(特に高校時代がとっても可愛い♡)。

イケメンの岩永が、あの手この手で宮田に迫るのが、色っぽくてドキドキするんですけど、一方の宮田がちょっとよろめきながらも、なかなかなびかない、というのが良いです。

とはいえ宮田の本心としては、岩永に惹かれていて、そんな自分の気持ちに抗おうとするけど、抗いきれない。
流されてベッドを共にしてしまう濡れ場(挿入は無し)は、エロチックで素敵です♡

岩永は飄々としながらも、実は真剣な気持ちで口説いてるのに、宮田は過去がトラウマとなり信じられず、なかなか受け入れられない。そんな二人がちょっと焦ったくも、読んでいて楽しいです。

そして岩永も楽しそうですね。ラストの「燃える」が、獲物を追うハンターみたいw 次はどんな手を打ってくるのか、楽しみだな〜。

1巻は、もうちょっとだったのに!というところで終わったので、2巻の展開が楽しみです♪

シーモア購入 白抜き修正(かな?描写は少ない)

1

楽しいっ!二度目…♡

3巻を読もう‼と思ったら、、、何となく忘れている箇所もあったので1巻からおさらいを兼ねて読み返しです
記憶のキャパが少なくなっているんでしょうねぇw(要らぬ所の皺は増える兆しなのに脳の皺は確実に減っているジレンマをこんな所で実感…)

期せずして薄れた記憶のお陰で新鮮な気持ちで読めた1巻
新鮮な気持ちで読んでもやっぱりよぎる先輩(先生)のあのミステリアスに見えちゃう色気が好きだわぁ~という感覚は鮮明に蘇ってきます♪
クズ男も好きなのですがクズ男に見えて実は…ってタイプも萌え所を突かれてしまうんですよね~(1巻なので実は…の先はここでは書けない…‼)

そして拗らせMaxな黒髪ツンデレ宮田くん
もぉ典型的過ぎて愛おしい~‼
大人としてやって来たハズなのに、、、先輩との再会でアッと言う間にアノ時の自分に戻ってしまう。。。
大人で居たいし大人なハズなのに…囚われたままだからこそ一瞬で引き戻される
あの若い時代の自分を抱えたまま大人になった宮田くん
素直になれない事こそが大人じゃないのだよ?と教えてあげたい( ´3`)~♪

再会と駆け引きが楽しい1巻
こんな楽しい物語を一気に読めるなんてそれこそ「二度目が上等」ですね♡

3

恋の再燃 30代

木下先生が書く絵は、
線描が細くて、
えらが張った顔に、柔らかみのない肢体
淡い色調の色絵
・・と、最初観たとき、とっつきにくかったんだけど 慣れてくると味わい深い。

木下先生が書く「先生の萌」は、ややコメディ。そこ拘るのか・・と笑ってしまう。

--
宮田の初恋は、高校の美貌で有名な同性の上級生

先輩から駆け落ちに誘われて、主人公は約束を守れなかった
・・・・からかわれていると思って、転校を隠して去る。
先輩は雪が降る約束の日、入場券を買ってホームで一日、宮田を待っていた。

30代になった宮田は、編集者。
恋人のアコもいる。

仕事で再会した先輩は姓が「岩永」に変わっていた。
やたらと宮田と接触したがる先輩の本意が掴み切れない宮田。

この巻、生真面目な宮田が、岩永に翻弄される様子が面白い。

0

ひょうひょうと進みますね

岩永が食わせ者、タヌキ、キツネ等と言われていたので、もっと変人、わがまま、毒舌だったりするのかと思ったら、人の話を聞かない、何を考えているかよくわからない、といった程度の人でしたね。

逆に、おとなしそうな宮田が怒ったら結構毒吐いたり、言いたいことを言うのがおもしろかったです。

ストーリーとしては、高校生の時の淡い初恋相手との再会モノ。
でも、お互い30代だし、そうすぐには進展しないのはわかる。
ただ、お互い惹かれあっていた気持ちは今も残っているようで…だからおもしろいし、この先が楽しみです。

そんな2人の周辺や現状をストーリーの中で自然に説明されるのが木下先生作品の好きなところです。

少し気になったのは、唐突に感じる場面転換があったこと。
と、少し盛り上がりに欠けるかな、と思ったこと。これは好みの問題だと思いますが。

どちらにしろ、続きを楽しみに読みます〜。

1

大切な初恋を黒歴史にさせられたら?

絵がきれいですね。
木下先生の描くモブの子達の頬が下ぶくれなのが好きです。可愛いですよね。

お話は高校時代の先輩後輩が東京で十数年後三十路で再会ものです。

高校時代に何があったのかは少しずつ小出しで、巻末に明らかになるのですが、これは2巻にもっと描写があるんでしょうか?先輩が養子になったことも気になります。

どうも最近の木下先生のお話はなぜか読んでて上滑り?するというか。
想像通りの展開というか、受けにうまく行き過ぎというか。
攻めが変人?なのも、また…?な感じで。

先輩の助手が後輩君にあんなこと言うのもありえないし、後輩君が大して好きでもない彼女にあんなことしようとしたのもありえないし。
32歳くらいですよね?東京暮らしで若くてまだまだこれからなのに、なぜそんなに一生の問題にするのかな?

後輩にとってはいつまでも忘れられない初恋の人なんですね。初恋の重さをからかわれてそれはこじらせますよ。
先輩も酷いです。しかしその結果が今につながるのかな?

0

悪いオトコと全面戦争

顔の良い男は、顔が良いことを前提にした人生を送ってきているわけで。
『人は見た目が9割』という本が話題になって久しいですが、イケメンや美人は失敗しても「意外とおっちょこちょいなところがあるんだ」っていう人間性的にプラス評価になり、そうでもない人は「顔がソレなんだから、仕事くらいはちゃんとやれよ」とマイナス評価につながる。
そういう世の中ですよ。
そんな場面を目撃したとき、人間って怖いな!と思いました。
さらに若い頃、超が何個もつくほど面食いだったわたしですが、彼氏が地下鉄のホームでわたしを見ている風を装って、後ろの鏡に映る自分を見ているのに気付いたときに、面食い、やめました。
イケメンは遠くにありて思うもの。

そんなわけで顔面で得をしてきたであろう大学准教授の岩永(元・星澤)と、高校時代の後輩で、現在はビジネス系出版社の編集として働く宮田の話です。
ビジネス誌の連載を依頼した側と、された側。
その昔、顔にポーッとなって初恋を捧げた側と、弄んだ側。
表面上のビジネスパートナーを貫きたい側と、何かを企んでいる側。
忘れたいのに忘れられなかった側と、忘れなかった(らしい)側。
いろいろと思惑が対立する2人が、面白おかしく、ときに切なく描かれています。

基本的に宮田目線、ときどき岩永目線です。
なのでどちらの思惑も分かるけど、岩永はタヌキ!という先入観を植え付ける手法のせいで、読者からしてもどうにも岩永を信じきれない。
ゲームのつもり?それとも本気?
ついつい岩永の顔色を伺ってしまうけれど、余裕ある表情しか見せない!タヌキ!

高校時代の駆け落ちエピソードが出てくるのですが、今のところ、岩永目線でしか出てきません。
雪の降りしきるホームで、初乗り料金の切符を持って宮田を待つ岩永。
そのときから再会するまで、一度も会わなかった2人。
キスしかしていないから引きずるのか、約束に現れなかったから傷付いたのか、それとも本当に恋の芽が岩永の胸に芽生えていたのか。
ガンガン攻めてくる岩永の攻撃をかわしつつ、岩永の助手の嫉妬を買いつつ、うっかり流されつつ、何とか防戦する宮田。
なぜか「がんばれ!宮田!」と、手に力が入る。

木下先生の作品の不思議なところは、ここです。
ふつうなら「結ばれる」ことを願いながら読み進めるのに、「負けるな!落ちるな!」と反対の方向に応援したくなってしまう。
それもこれも人物設定の妙。
岩永が上手すぎて、いいように転がされている宮田を応援したくなってしまう。
それでいて、結ばれると嬉しくなる。
クセになるんですよね、この不思議な魅力が。

さて、岩永は本当に悪いオトコなのか。
今回も宮田をおもちゃにして遊んでいるだけなのか。
2巻で真相を確認してまいります!

1

はまりませんでした

①とあるからこれは続きモノですよね?
再会初恋こじらせラブ。
「今宵おまえと」も「17」もつぼらない私ですが
絵は結構すきで次はどうかなと読んでしまいました。
しかしやっぱり木下先生は好みじゃないんだなって
感想。。
先輩と酔ってベッドにいってしまい
その後忘れたいからか女の恋人に
給料の3ヶ月分、ビジョンがないゆうてたのに
プロポーズしようと考えた後輩くんが
なんか全くあかんと思いました。

4

火がついた

(1)て書いてあるよね?続くよね?て何度も確認してしまいました。
「燃える」て言い切った岩永先輩の顔つき、さいっこーーーーでした。さあこれから本気で攻略来て!!!てとこで終わり。数字はついてても続刊あるものなんでしょうか、すぐ読みたい…!番外編が平和過ぎて、終わっちゃうの!?て心配になりました。

すごくすごく傷ついた宮田くんが、今でもまだ先輩の言葉に真新しく傷ついていく場面が切ない。
でも逞しく育った宮田くんの暴言…というか啖呵というか、どんどん喧嘩ふっかけてるとこが可愛すぎて大好きです。
ものともしない先輩の、話聞かないとこがまだうわ手かな?
流されないぞと踏ん張ってる宮田くんを、本気の先輩がどう落としていくのか、今いちばん続刊を待っている作品です。

木下先生の描かれる涼しい目元や頑固な鼻筋、カサついた身体はいつまでも眺めてしまいます。

6

この作品が収納されている本棚

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