恋をするなら二度目が上等 3

koi wo surunara nidome ga joto

恋をするなら二度目が上等 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×219
  • 萌12
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
297
評価数
68
平均
4.4 / 5
神率
54.4%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
恋をするなら二度目が上等
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609435

あらすじ

高校時代にかけおちした元恋人・岩永と仕事で再会し、二度目の恋人同士になった宮田。ある日、取材先で同郷の男・椙本と出会う。岩永の過去をよく知っているらしい椙本に心穏やかじゃない宮田。しかも「岩永のことはあきらめろ」と告げられて!? クセ者大学准教授×ビジネス書編集者の再会ドラマティックLOVE、つにクライマックス!!

表題作恋をするなら二度目が上等 3

岩永 崇,クセ者大学准教授
宮田 晃啓,ビジネス書編集者

その他の収録作品

  • 恋をするなら二度目が上等 番外編:東京23時月が綺麗

レビュー投稿数10

二度目の恋の結末は…

シリーズ再読です。

高校生時代の、すぐ真っ赤になっちゃうウブウブな宮田君と、三十路になって言葉の駆け引きもできるようになった宮田君のギャップがね、もう!…たまらないです。

正直岩永は大好き!ってタイプの攻めではないんですが(ごめんなさい;)、二人のやりとりにはキュンキュンさせられる…

「本当は焼きもち焼いてくれてたの」
「それは先輩ちょっとうぬぼれすぎでは?」「…確かめてみます? ベッドで」

とかね!!!もうね!最高に萌える✨

そして、駆け落ち事件直後、実は宮田の知らぬところで岩永によって守られていた、っていう事実がね。決して好きとはいえないキャラの岩永なんですが、これには本当、心の底からグッと来ました。かっこいいじゃんか…

ストーリー展開的には、岩永の実家のお母さん、抵抗はみせるものの案外あっさりふたりの関係を認めたな、、と、ちょっと拍子抜けしちゃったんです。
田舎の名家のしがらみとか面倒くささって、そんなもんじゃなさそうな…;

…なんて言いつつも、巡ってきた「二度目の恋」のチャンスと、紆余曲折を経ての大団円どに、心ハッピー、大満足でした✨

0

インテリ同士のケンカップル

2巻ラストでようやくくっつき、3巻ではらぶらぶが見られたらいいなぁと思いましたがそうはいかないですよね。
やっぱり出た〜な〜BL続編あるある新キャラ当て馬。しかもやらしい性悪。
でも椙本に負けない宮田。いいぞ。
ただ1巻から読み返したんですが、どうも宮田を好きになれなくて。
そりゃあんなトラウマ、強烈な恥辱を味わったらしょうがないのはわかるけどほぼほぼ素直じゃない。
自分のことばっかり(自分のことは棚に上げてます)
2巻ラストと、3巻で男前な部分とラストくらいですかね素直でいいなと思ったのは。

インテリ大人同士のケンカップルは語彙力と表現力が豊かでおもしろいですが。
それもかわいげあってのことですもんね。

カケオチの時、椙本が宮田にあんな手紙を送ったのは岩永の実家を守るためだったんでしょうか。
ひいては岩永を守るため?
今は岩永が宮田としあわせそうだとわかったので邪魔することはやめたということなんですかね。

0

深まる愛に最後はほっこり♡

先日やっと1.2巻を読んで、その後の二人が気になって、読んでみました。今年発売の続編ですね。
2巻でとうとう結ばれた二人のその後のお話。

今作では、岩永の教育係だった男、椙本が登場し、二人の間をかき乱していきます。
長身のイケメンとして登場したのに、オネエだったw
この男が、初めは宮田に嫌味を言って嫌ってそうだったのが、後半では二人を手助けして、本心のよくわからない男で難しかったです。前半は宮田を試していたのかな?私の読解力が追いつかないキャラでした…w

これまで詳しくは語られなかった、過去の駆け落ちについて、宮田の回想が出てきました。ウブな高校生にこれはツラい!1巻の宮田の怒りも納得でした。10代の宮田が可哀想…クスン

岩永の実家の騒動に巻き込まれる宮田。
岩永の母と話す宮田は、堂々として男前でした!結果はちょっと呆気ない印象ですが、ドロドロは求めてないのでオーライです。

この騒動を乗り越えて、さらに二人の仲が深まって、良きお話でした。ラストの電車の中のやり取りが素敵♡
最後はいい雰囲気だったのに、相変わらずの宮田なのでしたw

書き下ろしは、二人の初めてのケンカ。ほっこりする内容で、愛が感じられてよかったです♡

3冊通して読んでみて、すごく胸が高鳴るということはないんですが、人物の会話やモノローグが洒落ているというか、サラッとしつつも楽しめる作品だな〜と思いました。
先生の作品、他にも気になる未読作あるので、読んでみたいと思いました。

シーモア購入 濡れ場は数回。修正不要な描き方

3

大人の悲哀を楽しめる余裕

やっと落ち着いて3巻を読み込めました!
そもそも1巻から読み返すきっかけになった椙本兄やん…
この人、私が忘れていたんではなくってこの巻から登場だった…w
そしてだいぶ3巻では良くも悪くも強烈な存在感を放ってましたね(¯―¯٥)
流石あの食わせ者の先輩の教育係だっただけの事はありますね…納得www

でも先輩と宮本はこんなストロングスタイルの揺さぶりにもしっかり耐えれるだけの関係性になっていたようでとっても良かったです
特に宮田くん、大人になりましたね~
相変わらずお金にシビアな現実主義者ですが(笑)拗らせキャラからは脱却していてすっごくオトコマエに成長です♡

椙本兄やんが宮田少年に送った写真の真相やそもそも送った真意が謎だったり、先輩のお母さんキャラの情緒の不安定さとか気になる所も正直ありましたが、それでも何か「2人の物語としての強さ」は十分味わえた3巻(最終巻???)だったな~♡って楽しめました

何よりも苦い記憶でしかなかったあの頃のお話しの裏事情が分かった事はとても良かったです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
先輩が今、宮田を愛してるって思う気持ちを心から信じれる、そんな先輩の誠実さを知れた気がします
後から分かる事実って過ぎた時間の分だけ重みが増すように感じます

椙本兄やんを通して語られた流れはチョットだけ私的には不本意ですがまぁ彼の存在の功罪の内の褒めるべきひとつかな?と思う事とします♪

やっと2人共過去への拘りへケリがついたというか向き合えた感じがしました
その事が2人を、というか特に宮田を大人にしたのかな?って思えた終わりでした

苦くても楽しくてもいい、同じ思い出を振り返りながらまた時を重ねていけるっていいですよね♡

4

2度目の正直!末長くお幸せに!!

2巻で恋人になった2人。
付き合えたね!よかったね!...で終わらないのが大人の恋です。親のこと、家族のこと、仕事のこと、好きだけじゃどうにもならないことが山積みです。
しかも、実家が太い岩永は、跡継ぎを期待され、刺客として教育係(色々な教育をされた模様)の椙本が2人の前に現れます。
この椙本、宮田くんが駆け落ちを諦めた元凶を作った男。高校時代の宮田くんなら怯んでしまっていたかもですが、伊達に年を重ねたわけではありません。
椙本にも食ってかかる宮田くん。スパダリすぎるー!
1巻で先輩との交際を拒んでいた彼はどこへやら。
まさしく、囚われた姫を助ける王子様でした。
この2人なら、これからもずっと支え合い、愛し合い年を重ねていくんだなーと幸せいっぱいの気持ちになりました。
やはり、木下先生の描く大人な恋が大好きです!
2人の物語がもう見られないのが残念ですが、2人の二度目の恋を応援できて幸せでした!!!

4

キリリと力強い大人の恋

岩永×宮田


岩永と宮田の、
大人の再会ハラハラドキドキのラブが、
一層のドラマが加わってついにクライマックスへ!
2人の熱い想いと強い意志が光り輝いて、
モダモダと一気に加速して、
グイグイと心を掴んできて、
見事に愛のゴールへ突き進んでいくのです!


3巻は、
新キャラの椙本が絡んできて、
その椙本と岩永の過去が明らかに。
さらには、岩永の弟と母も登場し、
家族関係が波乱の渦に巻き込まれて、
いろいろと複雑になってしまう。
岩永と宮田のラブにも大きな揺さぶりがかかってしまう。
という内容。

宮田は、先輩である岩永に対して尊敬や憧れなど、
なんとも言えないドキドキした気持ちを抱いている。
岩永が弟と椙本の前では「愛してる」と言ってくれないのはイライラするよね。
岩永が抱える人生や未来を背負う重圧にも気づいている。
そういう気持ちが分かる!
きっと岩永も宮田の想いに気付いてくれるはずだ。
岩永は人前で言葉よりも行動で愛情を示しているし、
最後にはちゃんと「愛してる」と言ってくれた。
2人のラブがだんだんエモくなってる感じしますね。

さらに、

宮田が椙本や岩永の母親の前でも、
超勇気ある熱い想いを持って挑んで、
もう感服するしかない!
岩永も宮田と新しいスタートを切る決意を見せて、
見直しの余地なんてない、2人は完璧なんだから!
岩永の緩めない信念と
宮田の堅い決心が合わさって、
最強のカップルになってると感じ!
2人でいるとどんな困難も乗り越えられそうな気がします!

大人の恋はもどかしさがつきものだね。
2人はお互いに複雑な気持ちで拗れまくりで
岩永が宮田をゲットしたくて、
引っ張ったり押したりと絶妙なバランスでズルい。
宮田は岩永にとにかくのことが好きすぎて、
彼のことが気になって流されてしまうこともしばしば。

だけど、過去あるから、今があるのだ。
当時駆け落ちしたらまだ未熟で、
悪未来になる可能性だってあるわけで、
大人になってから再会して、
まだまだ好きな気持ちが残ってるって最高に素晴らしいです!

木下けい子先生の緻密なタッチで、
2人の成長と変化が詰まっていて、
本来の純粋さが時間と共にキリリと力強さを増して、
宮田の本音にズバッと向き合うタフさが
めちゃかっこよくて可愛すぎる!
岩永も宮田に全身全霊で一途で、
もはや最高に頼もしい男で超カッコいい!
終盤は人生5:5でシェアして、
胸キュンがふんわりと広がる
ハイクオリティな大人の恋愛ストーリーでした。 

1

終わりでいいの?

帯には大円満とあるし、あらすじにクライマックスってことはここで完結という認識は間違いでないですよね。

正直言ってこの作品と並行して描かれてたお話が多くて、申し訳ないですが今までの内容を薄らとしか覚えていませんでした。「灰かぶりコンプレックス」辺りと混同してました。
先生の過去作の「今宵おまえと」とか「幾千の夜」とかは読んでた時の切なさとかを鮮やかに思い出せるのに、最近の作品は軽妙で面白いんですが魂を揺さぶられるようなのは少なくなって来たように思いました。これも時代の変化なのでしょうか?

さて今作の感想ですが椙本が良い人で終わってるのが解せなかったです。宮田が過去に貰った手紙とか、仕事で出会ってからの態度とか最後にザマァ展開を期待してました。宮田くん強くなってましたね。

更に今回は岩永の実家に行ったことで、実は岩永に守られていた事を宮田が知ります。このエピが凄く良かった。
お互いに大人になって相手が大事だからこそ、簡単に口に出来ないことも譲れないこともあると知った2人が素敵でした。

今回は岩永の母親と対峙した宮田くんが素敵だったなぁ。相変わらずの白石とのキャットファイトにクスッとしてしまいました。

4

法人にしよう!

けい子先生なのでマストバイ。ふふっと笑いつつ陰でupdownを吐き出す大人な恋、さらっと読んじゃうけど、こういう関係がいいですよね。どっかに落っこちてないかしらと思えるイケメン二人の恋話、雑誌掲載分+描き下ろし10P、カバー下無し。

スライド式で副編集長になった宮田、夜景が美しいテラス席でイケメン二人で乾杯なんてしている時に、岩永さんから「将来はどんなビジョンもってるの」なんて聞かれて・・・と続きます。聞き方っちゅうもんがあるやろうのに・・・と笑い転げ。

攻め受け以外の登場人物は
攻め弟(なんとまあええ子で!)、攻め母(すまんのう)に、椙本。ああ胡散臭いやつ。わかりやすく胡散臭いw

++ 好きだったところ

にっこり笑顔に恫喝をちょっぴり乗せながら握手なんか出来る宮田さんが良いですねえ。そう、大人ってこうじゃなきゃ。好かない相手でもビジネス相手なら微笑むしかないじゃん!弱みなんて見せないし、マウント獲れるところはきっちり獲らないとね!自分の男、掻っ攫われちゃう!

と頑張る宮田さんが良かったんです。

最後の最後に、「なんで愛してますって言えなかったんだろう」と悩む宮田さんも可愛かったなあ。そんなもん簡単に言えるわけないじゃん、言える方がおかしいよーって思ってですね、久しぶりに「愛してる」という言葉について考えましたよ(笑)推しにはさっくり言えるんで、その言葉の与える影響を知っているからこそ言えないってことなんでしょうね。推しにはなんぼ言っても害無いですからね♡

攻めの云々より、この巻は受けである宮田さんの男前っぷりがよろしかった一冊でした!二人でマンション買って、ラブラブな雰囲気の時に「そうだ、法人にしましょう!」って思いつく宮田さん、可愛い!老後資金、頑張って稼ごうね♡

3

宮田くんの男気

子猫ちゃんの見た目なのに男気満載でリアリストな受けと、めっちゃ王子で気障な台詞を素面でぶちかますけど、いざとなるとちょっと煮えきらないタイプの攻め…というある意味木下先生の十八番なんですけど、これはなんぼ見ても好きなんですよね。なんだかほのぼのするっていうか、落ち着くんです。アロマ的な…。

というわけで、大人の二度目の恋、堂々完結でした。
実らなかった初恋の最高の復活戦になりましたね。お互いいい歳をした大人なんだから、それぞれが構いきれないこじれた部分もあるけど、そこも財産も権利もwひっくるめてイーブンに抱えて、一緒に楽しく歳を重ねようね〜なふたりが素敵でした。程よくビターなのが、とてもよくって…
宮田くんが、岩永弟に問われてすっと”愛してます”と言い切れなかったあとのモノローグが心に沁みました。軽々しく言えない大人のリアル!!それを経て、岩永母に対しての発言の尊みが重くて、、決めるところはバシっと決める男気満載な子猫ちゃん・宮田の株が爆上がりする大団円でした。

描き下ろしは同棲後の痴話喧嘩(という体のイチャコラ)。相手の好きなアイスを買って仲直り!なんぼみても萌えるのはなんででしょうね。にしても、仲直りアイテム=ダッツって多いですよねw確かに嬉しいもんな!と甘い余韻が残りました。

8

人でなしと意気地なしの恋 では終われない

こぶた がなかったんですよ 子豚が

なんで? なんで子豚いないの?

こぶたッ! たぬきッ! きつねッ! ねーこッ!
ぶぶぶ ぽんぽこぽん こんこん にゃ~お

だよ? なのに こぶたとばす? どこやったの子豚ッ!

えぇ あの頃のあたしはきっとそんなつまらない事でハマれなかったんだと思う
絶対そう だいたいそんな感じだものなんでもかんでも

ヤダヤダ ( ´Д`)=3 ハァ

1巻出だしに個人的不満を感じ? てかどうかは確かじゃないけど サラッと読み流してたんですよね

そもそも 最近まで読み方がわからなかったってのもあるんですけど


とびきりの美形で金持ちの もの凄い秀才で 変人

ふむ 初恋こじらせすぎた大人って厄介ですよね こんな年にもなって
いや こんな年になったからかなのか 二人とも大概なくせ者でひねくれ者


あの 細かいことぐちゃぐちゃ吐かすの止めますが ここまで拗ねてひねくれてた宮田が先輩の実家黙らせたのが おッとこ前すぎて

受け身だっじゃないですかずっと
それがね 攻めてた 先生もびっくりの攻め具合


やっと自分たちの中で方をつけた駆け落ち未遂を今更蒸し返す輩


愛し愛されて弱くなるお話が多いなか 珍しく愛されて しぶとく 強く 図太くなる(若干スレてるけど)お話が読めたのほんとよかった

ずっと ぐずぐずもたもた してたらどうしよって思ってたから
ただ 素直になったようでまだどこか素直にはなりきれない この焦れったさも健在で

降って湧いた弟絡む家督問題 与える重みに言えなかった言葉

あんな子供じみた嫌がらせしてた白石も改心こそしてないけど 邪魔しなくなってて イヤなヤツで終わりじゃなくてよかった


正直 萌です きゅんです かわゆすです は 個人的になかったし 実家の騒動も何だったの?って拍子抜けするくらいあっさり終結したんだけど 最後まで甘やかし強めで ぎっくり腰でへっぴり腰で ちょっと強欲で

って

Σ 油断したあたしがバカだったぁぁん((怒))

番外編ッ! 番外編ヤバい  まぢ読んでッ! 番外編だけでもッ!
いやぁぁ そうきたか  Orz  ここまで若干の物足りなさがあったんだけど

あたしこうゆう甘ったるいシチュだいッ すき
何せ じゃれあってる大人な二人 を随時please欲しているので

いや もうこの瞬間の衝撃ったら 大動脈解離かと思ったわ 

ドーーーンって

3

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