二重螺旋 (1)

niju rasen

二重螺旋 (1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神97
  • 萌×227
  • 萌18
  • 中立9
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
18
得点
656
評価数
155
平均
4.3 / 5
神率
62.6%
著者
円陣闇丸 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

原作
吉原理恵子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
二重螺旋
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199607585

あらすじ

尚人の十歳の誕生日──。
祝いの席には、誰もが羨む自慢の兄・雅紀と優しい両親や姉弟たち。そんなありふれた家族の幸福な日常は、父の不倫と家出で一瞬にして崩壊する──。
笑い声が絶えた家で、中学生の尚人はある日、母と雅紀の情事を立ち聞きしてしまう。「ナオはいい子だから、誰にも言わないよな?」動揺する尚人を抱きしめた雅紀は、脅すように甘く囁いて!?
実の兄弟が紡ぐ禁忌と執着の絆──キャラ文庫の大人気シリーズ、完全コミカライズ!!

表題作二重螺旋 (1)

尚人の5歳年上,モデル
10歳~高校1年生,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数18

めっちゃ面白い。

もちろん『二重螺旋』のお名前は存じていました。吉原先生の傑作だということも。気にはなっていたものの、巻数が多く、さらに痛そうな話だなと思って手に取らずじまいだった作品。

が。

円陣さんの描かれた美麗表紙が…!
これはジャケ買いしちゃうでしょ。

ということでお買い上げ。

やばい。
めっちゃ面白いんですが。

内容は小説と変わらないと思うのですが、一応ざっくりと。




絵にかいたような幸せな家庭だった。
ずっと続くと思っていた、その幸せ。
ところが、父親が不倫し、家庭を捨てたところから一気に奈落の底へと堕ちていく。

視点は次男・尚人。

イケメンで、優しくて、完璧な長男・雅紀。
雅紀のことが大好きで、気が強い長女・沙也加。
末っ子気質で甘えん坊だけれど、憎めない三男・裕太。
優しい両親に囲まれ、時に兄弟げんかもするけれど、でも仲が良かった家族。

幸せは一瞬でなくなり、さらに夫に去られ精神を病んだ母親はよりにもよって雅紀と関係を持つに至る―。

と、さすが吉原先生という、かなりダークで痛いストーリーです。

が、何しろ円陣さんの絵柄が綺麗すぎて、うっとりと読めてしまう。
円陣マジック、恐るべし。
円陣さんがコミカライズした榎田作品の『きみがいなけりゃ息もできない』も非常に良かったし、コミカライズ化されるのがお上手なんだろうなと思います。

けれど、やっぱり原作も素晴らしいのでしょう。ストーリーに引き込まれてしまいます。原作未読ですが、原作も買いに行かねば!とひしひし感じます。

優しくて、家族を捨てきれない尚人がこれからたどる未来は。
そして、最後のページが、めっちゃ怖いんですが。

1巻ということもあって、兄弟の禁忌の関係、という点よりも、家族が崩壊したというその過程がメインになっているので、これから禁断愛に突入したらどれだけ萌え禿げるのかと、楽しみです。

もうすでに次巻の発売が待ち遠しすぎる。

が、そのまえに原作である小説を買ってこよう。

14

コミカライズ!

小説では既刊全て既読ですが、このコミカライズ超期待できます!
すごい!イラストや、ちょっとした漫画はありましたが、遂に本格的なコミカライズという事で1巻期待以上でした!!

ビジュアルが美麗なのは当然なのですが、雅紀の苦悩というか病んでる感が円陣闇丸先生の構成で更に際立ってて!ラストのあの雅紀の表情ったら!!!何とも言えない口元。目線。最高です!
もう次巻がすっごくすっごく楽しみです!!!

そして、このコミカライズで気になった方は、11巻と言っても会話や改行が多いのですぐ読めますので小説もぜひ~。

7

円陣先生の美しい雅紀

待ってました。大好きな二重螺旋シリーズのコミカライズ、単行本になるのが待ちきれなかったです。円陣先生も大好きなので、久しぶりに丸々一冊読めて嬉しいです。初めて小説を読んだ時の衝撃を読みながら思い出しました。あの原作のなんとも言えない閉塞感、雅紀の尚人を甘やかした呼び方にみられる執着など、うまく原作の味が出てました。早く続きが読みたいです。裕太の成長や沙也加の尚人に対する嫉妬や高校のクラスメイトとのやり取りが早く読みたいです。それから家に忍び込んだ父親が裕太に撃退されるシーンとか、これからが楽しみです。

6

抜きん出てすごいシリーズの、素晴らしいコミカライズ

芋づる式です
コミック版、続刊が出るまで我慢しようとしたのですが
『灼視線 二重螺旋外伝』が電子書籍サイトでずっと関連書籍にあがるので、つい休み前に読みはじめてしまい、読んだら我慢できなくなって
ポチッと

コミック独自の展開や台詞や違いにも興味がわき、あっという間に読了、
コミックってすごい。心が乱れ、動く
ナオがかわいそう
まーちゃん黒い…
ここで終わりなの~

すると危惧していたとおり、小説版を読まずにはいられなくなり
1巻から読みはじめ、ずるずると夜更かし…
眠いけど止まらない

やはり力のある作品です
コミックの続きがほんとうに楽しみ、首を長くして待ちます

それにしても、小説版のあとがきを読んで、今更ながら愕然
3巻で、2巻から四年ぶりと、
4巻では、3巻から三年ぶりとあります
そんなに待ったんだっけ~? と忘れていた自分に驚き、
そこ(1巻は2001年!)からずっとまだ続いていることにも驚き、
いままたコミカライズされていることにまた驚き、
やはりすごいとため息…

そういえば去年12巻は出なかった(『灼視線』文庫化はあり)から、2019年の6月かしらと思ったり

4

絵がやばい、内容は好みじゃないけど面白すぎ

実は近親相姦は大嫌い。信じて抜かす設定なのに、
絵が。。絵が綺麗すぎて読むのを止められなかった。攻めがイケメンすぎて怖い。。全体的に人物が美しい、受けも美形だけど、攻めがかなりヤバイ。身体の筋肉もバランスも綺麗で目が離せない。。もう近親とかいらない、別々だと考えるようになって最後には超面白い!!となった、早く2巻が読みたい!!

2

先が気になりすぎて発狂しそう

ストーリーが!すばらしい!先が気になって気になって仕方のない作品。

初めましての先生。2巻がセールになっていて、ガチ兄弟モノと知り、気になって購入。

父親が蒸発?(ただ女作って出て行っただけかも)し、母親+4人の子供たちでなんとか生活している家族。専業主婦だった母は仕事がうまくいかず、飲んだくれる日々。そんな中、次男のナオ(主人公。長男長女次男三男の4人きょうだい)が家に帰ると、母の部屋から父の名を呼ぶ声が。気になって近づくと、部屋から半裸の兄が出てきて、混乱するナオに優しい声で「誰にも言わないよな?わかるよな?」と…!!!!

ここまでも胃がキリキリ展開なんですが!この後必死に隠していたのも虚しく、姉が二人の情事を見てしまい、母が自殺し、弟が荒れに荒れ…ナオくんがグレないのが不思議。

そして、高校1年生になった夏、事件が起こる……_(:3 」∠)_

辛い辛すぎる。でもその一方でこの状況に、禁忌に萌える自分を感じています。ナオくんごめん、、でもこれが腐女子のサガ、、!

おそらく、1巻読んで2巻読まないなんて不可能なので、必ずセットで買ってください!

ガチ家族な地雷(特に兄×母)と、辛い本読むと戻って来れない方はご注意ください。

1

傷をなめ合う兄弟

この作品の元凶は父親で、父親を除く全員が被害者だと思う。

その中でも最もえぐいと思ったのは雅紀の話。
最初にこの話を読んだときは、尚人が一番つらい立場にいると思ったが、改めて読んでみると雅紀が一番最初に性的被害に遭ったことが分かり、描写はされてないがかなり堪えたのではないかと思う。

彼は長男として、父親の代わりとして家族を支えなければいけなかったので、誰にも何も言えなかったんだろうなと…。

一番お気に入りのカットは、弁当シーンで床に座り込んだ雅紀が遠くを見つめているカット。今にも消えてしまいそうな儚げな表情が、彼がそれまで抱えてきたものの重さを表しているよう。しかし、その表情すら美しくて見入ってしまう。

2巻がもうすぐ発売されるらしい。ついにあのシーンが来るか。
最近のラブラブな二人より、初期のギスギスしたした緊張感漂う関係の方が好きなので、どう描かれるか楽しみ。

0

目が離せない怒涛の展開にお手上げ

ずっと読みたかったけど、母親とのアレのシーンがあるとの噂にビビり倒してなかなか購入に踏み切れませんでした。怖いけど…見たい。。。でも止めよう…でも読んでみたい。。。そんな気持ちの応酬を抑えて、やっとこさ読むことができました。

わぁーーーおーーー…!!
本当にありました…あのシーン…
都市伝説じゃなかったんですね。

でも生々しい描写じゃなかったのが救い。…あったんだな、という確信を持つに留まるレベルだったので心臓が崩壊しなくて良かったです。


私は小説未読ですが、原作では二重螺旋の言葉の意味に言及されているのでしょうか?何で二重螺旋なんだろうなー…って気になりまして。
2人が"絡み合う"ってことなのか、遺伝子構造的な意味(例えば血縁や家族みたいな)なのか色々と考えてしまっています。

家族がいきなりバラバラになって、心の上でも体の上でも家族関係が崩壊してしまった最悪の状況のなか、1人健気に日々を過ごす尚の姿に神々しささえ覚えてしまいました。そんな尚に兄が……と言う展開は、殊更絶望感を与えるには十分すぎました。

兄・雅紀の態度が前半部からすごく気になっていましたが、最後のエンドの表情を見て訳が分からない。雅紀によって揺さぶられていたのはどこからなんでしょうか。…その答えによっては怖くて仕方ありません。

雅紀の仄暗い心の奥底にある、メラメラたぎる激情の存在を窺い知ることが出来ました。とにかく2人の関係に変化が生じたことは間違いないので、2巻への繋がりを早くも知りたい衝動に駆られます。

ストーリーはドロドロなのに、清潔感のある美しい絵柄に浄化作用があるのかドロさもグロさもあまり感じなかったです。清廉な尚を色んな意味で侵してしまった雅紀の今後の言動に注目して、2巻へGOしてきます。

0

ガチ兄弟

ガチ兄弟なので読む方は注意が必要なのと、受けの弟が不憫すぎます笑 元々小説で読んではいたのですが、コミックがあると知って即購入しました!本当に買ってよかったです!やはり小説のほうが心理描写が分かりやすい部分もありますが、独特な文章の書き方?をされているので読みづらいと感じる方もいるかもです。その点、漫画では感じないため良かったと思います!あと単純に好きな作品を絵で見れて嬉しいです。ただ漫画にするとかなりの巻数になりそうですが、気長に待とうと思います!

0

参りました。わたしの性癖やられました。

コミカライズされていることは存じておりましたが、
小説も巻数多いし読むと沼りそうだな〜なんて
思って中々手にしておりませんでした。
いやいや、早く手にしてろよ私。
なんじゃこのドロドロ家族(褒めてます。)
義兄弟設定はよくありますが、実の兄弟!?!
え、お兄ちゃんやばいよ、、、、
兄の執着度異常です。まさに執着攻の代表格の
お兄ちゃんですね。わたし大好きです(笑)

この兄弟の沼から抜け出せない。
これは原作小説の方も読まなければ!!!
そして何より円陣闇丸先生の絵がこの作品の良さを
さらに掻き立てていてうっとりしてしまいます。

0

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