カーストヘヴン 3

caste heaven

カーストヘヴン 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神142
  • 萌×256
  • 萌26
  • 中立10
  • しゅみじゃない10

--

レビュー数
23
得点
1022
評価数
244
平均
4.3 / 5
神率
58.2%
著者
緒川千世 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
カーストヘヴン
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799733462

あらすじ

安心安全の僕の世界。
ぶっ壊してくれるのを待っていたのかもしれない。
それが救世主じゃなくても。悪魔でも。
刈野の異母兄・巽は、敷かれたレールを真っ当に歩んできた優等生。
エキセントリックな男・仙崎に出会ったことによって、「優等生」の枠を逸脱し始める。
仙崎は巽に激情をぶつけ、同じように全てを投げ出した本気の愛を求めるが…。刈野×梓編、八鳥×大須賀編も収録!

表題作カーストヘヴン 3

仙崎 鴨(高3・バッドボーイ,エキセントリックな男
巽 耀一郎(高3・バッドボーイ,刈野の異母兄)

同時収録作品カーストヘヴン

刈野 滉平(高2・キング・政治家の息子)
梓 裕也(高2・元キングで現ターゲット)

同時収録作品カーストヘヴン 番外編

八鳥 圭吾(高2・メッセンジャー)
大須賀ゆかり(高2・ワナビー)

その他の収録作品

  • behind the game
  • 電子限定 おまけイラスト2P

レビュー投稿数23

……・・・えっ?

衝撃のあとがき。。。
「仙崎×巽編はこれにて×××」(×部分は一応省略しますね)
そっかぁぁぁぁ…
そうだよね、この2人、まだ高校生なんだよね、、、
大人になればなるで不自由な事も多いケド、大人の世界も見えて来てしまっている多感な高校生の方が「物理的に出来ない」事がより多くて、残酷にも実は不自由なのかも知れない・・・

子供らしくただ周りを気にせずに自分の思うように居るだけで許され、愛された子供の時期ってやっぱり貴重な時間だよね…
早熟な仙崎と巽はそんな時期が自分の意志とは無関係に著しく少なかったのか、その記憶を凌駕してしまう位なリアルな日々があまりにも当たり前となってしまっていたのか……自分のココロを殺す事が容易に出来てしまう位には壊れていたんだろうな…胸が痛い
そしてそんな2人が得られた2人で居る事の意味と解放感、それはきっと彼らが本来得られたハズの自分らしく居れる時間そのものできっと物心がついた頃から求めてきていたもの、そのものの時間だったハズ…はず…なのに……そう、彼らはまだ高校生…切ないなぁ…

先生があとがきで残して下さった彼らのまだ見ぬ物語がいつか見れますように…
切に願って止みません

そして…
けいちゃん、、、怖ェょぉー…
ゆかりちゃん、、、チョレェょぉー…
(ノД`)・゜・。www

0

好きなカプが増えすぎて困る(最高)


同じ舞台で違うカプが3組収録されています。

「仙崎×巽」  6.5割
「刈野×梓」  1.5割
「八鳥×大須賀」 2割

【仙崎×巽】
前巻の終わりに少しだけ収録されていた のカプで本編です。
表紙にもなっていて、ページ数的にもこの3巻ではメインのお話でした。

バッドボーイ×バッドボーイの二人。
特に攻めがすごくぶっ飛んでいて最高でした!

巽も優等生な部分とぶっ飛んだ部分の二面性を持っていてとても魅力的な受けでした。
けれどそれを上回る攻めがすこぶる良かったです。
サイコ攻めが好きならオススメです!
あと受けの乳首ピアスもいい。

カーストヘヴンの中でも二人だけの独特な世界観があって、私は今のところ一番推しカプです。

ただ、作者さま曰く続きはあるけれどそれはカーストヘヴンが終わった時…とのことで…。
その後どうなったのか続きがと~~っても気になりますが、ずっと待ち続けたいと思えるカプでした。

【刈野×梓】
メインカプです。
相変わらず安定で良かったです。
今まで出てきたキャラが度々登場します。

【八鳥×大須賀】
わ~!!とんでもヤンデレ攻めがココに…!!

そして身長差が最高です!
190cm×154cmでその差36cm!

従順な下僕のフリをした大型ワンコ攻めがいつの間にか受けを依存させるくらいの策士で腹黒っぷりが本当に最高でした。
ページ数が少なく、これを本編でガッツリ読みたかったと思うくらい魅力的なカプでした。

1

苦手だけどついつい読んでしまう。。。3

苦手だけど・・・とか言いながら完全にカーストヘヴンの世界に引き込まれている主です。

今回は、仙崎×巽がメインの回。
主的には、あまり好印象ではなかったペア。
理由は単に痛いから。

でも、3巻にもなれば慣れてきて、見るとこは痛いとかでなかった。

話が重すぎて、文章が全く思い浮かばない。

ただ一つ、安全ピンは安全に使ってください。

冗談はさて置き、巽はまだすべてを捨てられる程大人じゃないって感じた。
育ってきた環境の違いがこんなにも愛情をこじらせていくんだね。

仙崎に至っては、裏切られたと感じたのに「まだ愛してる」って台詞が痺れた。
あと、「教室で待ってる。今度は君が来て」の台詞のコマ仙崎やばいイケメンじゃない?主だけかな?ここ好きすぎて眼福だったんだけど。主だけ?

この二人の関係、まだまだ見たい!!!!!って思い始めたら、当分はなさそう(´・ω・`)最後にはありそうだから楽しみに読み進めよう。

次は、刈野×梓。
ここ2人は安定かな。と思ったのもつかの間、刈野やるぅ。犬にするのはどうなん?って思ったけど、刈野やるぅ。
以上。

今回の巻お母さんめっちゃでできたな。
最後の最後で新キャラ登場。波乱の幕開け。最高。

最後、八鳥×大須賀。
まさかのここ2人モブじゃなかったんですね。失礼しました。
カーストヘヴンで4CP見てきたけど、一番タイプじゃなかったぁぁぁぁ。
ごめんなさい。
久世君の方がましだと思わせてくれてありがとう。
でも読む。それは揺るがない。

あとがきの作中のギスギスを和らげるコーナーがとてつもなく好きです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

2

巽の選択

カーストが無い普通の世界で巽みたいに突然"ああ"なったら、イキったダサいやつだろうなと思ったり。夏休み明けデビュー的なそれ。逃げ道作ってるところは賢いのかダサいのか。刈野の「酔ってんですか 自分に」は的を射まくってる。刈野もブーメランな気がしないでもない。と、散々言った後ですが、最後の最後で仙崎を追わなかった巽が好きです。母を捨てていってしまったら、それこそつまらない奴だなと。
八鳥あたりの生き方で卒業と同時にバックれが無難かもしれない。

1

なんかとてもギャグ…ですよね?

仙崎×巽はギャグ…ですよね?セリフも感情表現も大仰すぎて、何かの舞台が始まったのかと思いました。
巽の事情はいろいろあるみたいだったけど、仙崎が何者なのかは分からずじまい。あとがきによるとこれで仙崎×巽の話は終わりらしいのですが。え、これで終わり!?そんな~消化不良のまま次に行かれても~って感じでした。
ラストはまた新キャラが出張って戦争の予感で次巻へ。受験頑張ってね。
番外編はモブカプ。モブDKにまで二面性を持たせるの怖いです。
よく分かりませんでしたが、この巻では巽が解放されたようで。良い話風になってました、たぶん。

1

誰一人として自由でない彼ら

「誰か教えてくれ」
「演技はやがて本物に、理想が現実に勝つことなんてあるんだろうか」

センタツメインのおもーい3巻

センザキのようにサイコパス的なキャラクターがあまり得意でないので、この評価ですが、カーストヘヴンという話を進めるにあたっては、必要なのだろうし、ずしっとくる素晴らしいストーリーです

「お父さん、たった一度の過ちも僕は許されないんですか」

カリノ家の妾の子として産まれたタツミ。カリノと彼の境遇の差は凄まじい。それでも、それは生きる術であると自分に言い聞かせ、耐えてきた。比較すると一見奔放に見えるカリノやアズサも、実は親の影を背負っている。未熟で、だからこそ凶暴性を持つ彼らだが、その実、タツミの言うように決められた枠組みの中で、只々もがいているだけなのかもしれない

肩を震わす母の姿に、ギリギリのところでセンザキを選ばなかったタツミ。正しい、正しくないはどこまでいってもその時代の、その場面での“正しさ”でしかないが、個人的には、ホッとした

母親が呼び出された場面で、プライドを一旦横に置いて、彼女を悲しませまいとカリノに助けを求めるアズサは、切ないが美しい。これが彼の人間性であり、人を惹きつけるところだ。ポジションを失っても、本来持つ輝きは消えない

1

たしかなまんぞく

1巻からこの3巻まで一気に読みました。全体的に病んでてほんのり暗さが漂う作品ですが、個人的にこういうのすごく好きでした笑

ほんとうに好みの受けが登場したのでそこだけ、、、
軽いネタバレ含みます。

番外編で、いままでちょいちょい出てきたメッセンジャーのパシリくんとワナビーのゆかりちゃんのCPでした。ゆかりちゃんが心配になるくらいチョロすぎてすごく可愛かったです。梓くんもあつむもかわいいけど、やっぱりいじっぱりな男の子が犯されて素直になるの好き。攻めの方も愛情が他のCPに負けないくらい歪んでて良かった。

最後に新キャラも登場してましたし、続きが楽しみです。
早く本屋に行きたい。

3

八鳥にもってかれた!

3巻は仙崎と巽から始まります。

巽の背景の複雑さと逃げ場の無さにやるせなさを感じますね。家と外では優等生、学校でバットボーイ を演じて。同じ息子でも父からは刈野の監視役とサポートに徹する事を求められ何も期待されず。自分と母の生活は父の気分次第でどうなるかわかりません。

仙崎だけが巽を求めて愛してくれたのにコントロールしきれず、最後の約束も守れず。一生幸せにさせないって言われて喜んでます。救いなのか?
この物語が終わらないと続きは書けないと作者さんはあとがきに書いてますね。

刈野×梓編では刈野が梓の母親に言ったセリフが良かったです。ちゃんと梓を理解してくれてるんだ。普段は鬼畜の所業だけど。

久世×あつむは安定ですね。そこに巽も絡んできます。
色々同時進行で色んな人の視点から出来事が書かれて面白いですね。

そしてそして八鳥とゆかりまでか!しかも今のゆかりを八鳥が作ったなんて。残酷なことを。
しかもそそのかして欲望を遂げましたね。なんと恐ろしい子!八鳥が一番インパクトがありました。
ゲームの前からパシリしてたのかな?幼なじみだしゆかりがけいちゃんと呼んでたから昔は友達だったのかな?
しかし同性愛カップルばかりの学校ですね!

0

諸々無理は承知で、実写化希望‼︎

頭の中で、ニルヴァーナの “Smells Like Teen Spirit” が鳴り響く。もちろん私見だが、これほど相応しい曲は無いと思っている。
学校というものすごく狭いコミュニティの中で、踠いている彼等に相応しい曲だと思う。
それに、やっぱりスタイリッシュだ。
惚れ惚れするほどのカット割りや台詞も。そして、彼等の表情、仕草やその切り取られ方も。
私は特にグランジが好きなわけでは無い。ただただ相応しいと思う。
さて。冒頭から、お得意の仰向かせての背後からのキス。(先生、コレ好きな。)
私は痛いのは苦手だが、本当にこの「仙崎×巽」編は好きだ‼︎賛否あるようだけど、「そしてちょっと頭がおかしい(ちょっとどころの騒ぎでは無い‼︎)ところが、とってもキュートだ。」
本当にそう思う。
裏切られたと苦しみ、罵りながら「なのにまだ愛してる。」と激白する仙崎。
間髪入れずに「ぼくも」と、応える巽。
とてもとても痛くて苦しくて、それでいて愛おしいシーンだ。
独りになり、引き絞る様に慟哭する巽の様子は痛々しくて涙。
この2人には後にまた出会い、幸せになって欲しい。無理かな、巽はともかく、仙崎はそのままでは生きて行けない気がしてならない。

0

歪んでるけれど確かな愛

個人的にカーストヘヴンで一番好きな巻です。
本当の姿を見せ合える仙崎と巽
だけど巽には今の現状を捨てられなくて…

ハードSMプレイは苦手なのですが仙崎と巽は別物でした。本能的で官能的。惹かれあうのに、生きる世界が別物で…
巽、仙崎それぞれの葛藤とか心の中が描かれていたから作品に入り込めました。とても好きな作品の一つです。社会では歪んで受け入れられない仙崎の愛を受け入れられる巽…。だけどやっぱり巽は家族を、今の現状を捨てることができなかった、仙崎を受け入れられなかった…悲しいけどこの終わり方すごい好きでした。一般的には歪んだように見えるけれどそこには確かに愛があったと思います

3

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