条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
鬼才の新人 初コミックス‼︎
ore to atashi no shinsekai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
オレとあたしと新世界というタイトルが好きです。
なぜかまだ読んでいなかった作品のひとつだったのですが、新刊発売を機に読んでみたところ…こ、こんなに面白いお話だったなんて…!
とにかく情報量は多いですし、画面も登場人物たちもかなり賑やかでクセが強めなので、慣れるまではちょっとだけ読みにくさを感じました。でもこれが良いんですよ。
なんだろうなあ。全体的にコミカルな雰囲気で読んでいて楽しいのだけれど、根っこの部分がとてもやさしいお話という印象です。誰も彼もがわざとらしくないやさしさを持っていて、なんだかこの世界に住んでみたいと思ってしまうようなあたたかさがありました。
ゲイバーで働くしのぶと土木作業員の誠の出会いから始まり、あたりを個性豊かな登場人物たちにがやがやと囲まれる中で、気が付けばあっという間にお話も2人の関係性も進んでいくのです。かなりのテンポの良さ。
笑えるような楽しさ、幸せからの急降下。怒涛の展開すぎて置いて行かれてしまうのかと思いきや、そんなことはなく…
むしろどんどん惹き込まれていくのが不思議で仕方がありませんでしたし、何より愛がすごい。
まだ始まったばかりのこの1冊に深い愛情がたっぷり詰まっていました。だからなのか、決して暗い空気のままにはならないんですよね。
誠の環境は変化していっても、しのぶへの想いだけは変わらない一途さに胸を思い切り掴まれました。
10年もの長すぎる歳月を経て、変化した者とそうではない者。
1巻では誠の新世界が。そして、果たして2巻ではしのぶの新世界がどんな景色に見えるのかを楽しみにしつつ、彼らの続きを追いたいです。
1-5巻、電子版で読了。
外観が日本人に見えないマコトは、ノンケ。
お人好しで濡れ衣を着せられても、言い訳や釈明が出来ず、黙って打たれる。
そんな不器用な建築現場で働く男、マコトと、
テンパると英語オンリーになるオネエのしのぶが出会って、
なんとなく一緒に暮らすようになる。
マコトにも、シノブにも、辛い生い立ちと寂しさがある。
しのぶは、恋人を包み込む母性的な包容力を持つ、優しい人。
シノブが昏睡したままになったり、
建築会社で働くマコトが沖縄に異動になったり、色々な事が起きる。
完結したら一気読みしようと思っていた作品だけど、
まだ完結していなかった。
かと思いきや、2話で早くも奈落に突き落とされた!?
嘘でしょ……まだ、既刊5巻の中の1巻目だょ……。
と、白目剥いた次第です。
冒頭の舞台はゲイバー。といっても、ゲイだけの為ではなく、ゲイ以外のお客さんも受け入れている観光ゲイバーです。そこの店員のしのぶが彼氏にフラれて傷心の時、ふらっと店に呑みに来た外国人のような風貌の若者・マコ。
しのぶの元カレの荷物を片付けるのをマコが手伝った事により、二人は友人に、そして恋人同士になります。
ところが、ある夏の日、ゲイバーの皆で毎年恒例の海遊びの帰り道、一行を乗せたバスが交通事故に巻き込まれてしまいます。
重軽傷を負った仲間たちの中で、しのぶだけが意識を取り戻さない。昏睡状態になった彼を、マコは支え続けます。
ゲイバーの人々の掛け合いが楽しいだけに、幸せが長くは続かなかった衝撃がすごい。いやいやまって、『タッチ』だってかっちゃんが死ぬまでもうちょっと長くあったでしょー。とか、嘆いている間もないくらい、しのぶさんが昏睡している間も店の皆がキャイキャイしてて面白いし、しのぶさんの母・百合子さんや、マコの勤め先の「外人部隊」の人達など、脇役が盛り上げてくれるので、そんなに悲愴感に打ちのめされる感じではなかったです。
でも、周りがにぎやかなだけに、ふとマコが独りきりでしのぶさんとの日々を回想してるシーンが切なかったです。
しのぶさんの担当理学療法士の東條さんがマコにアプローチして来た時には、これからしのぶさんが目覚めるまで長い間ドラマが展開していくのかなあ、と思ったらあっという間に約十年の月日が流れて、おおっ!? ってなりました。
目覚めてみたらすっかり大人になっていたマコに、どうするしのぶさん!
続きが気になるところで次巻に続く! となってしまいました。気になる……でもいいんだ、三巻までまとめて買ったから。
怒涛の1巻でしたが、読みごたえがありました。
1冊のうちにこんなに山あり谷ありな作品って少ないと思います。
割となんでもOKな雑食なので、ガチムチオネエも面白そうならドンと来い!と思いながら読んだあの日の衝撃。
あの頃はちるちるさんは見る専でだったので、今頃ですがそっとレビューしておきます。
画力が高いので、時間経過の重みが絵からのみでも伝わります。
骨太な内容で、愛しさがこみ上げる。
読み終わった瞬間、推しBLの中にズドン加わりました。
読後の衝撃と喜びが過ぎて快感を覚える本って稀にありますよね。
1巻は特に読んだ人に衝撃を与えると思います。
マコちゃんもしのぶも好きだけど、私はこの時点では分かりやすくしのぶに傾いてたんですよね。(過去形)
自分はこういうキャラに弱い!という傾向と癖を押しのける魅力を持ったキャラクターに出会える作品は傑作なことが多い気がします。
そういえば、この本を本屋さんで見て手に取った時に、なぜか少し懐かしさを感じたんですよね。
山田ユギ先生の推薦帯がついているのを見て、適任な人選…!成程これか……と思いました。同じ匂いがするというか。
私はユギ先生をデビュー時から読んできた人なのですが、通った人はハマるタイプの作家さんだろうと思います。
ユギ先生はオレあたが本当にお好きだろう…!というのが伝わってくる内容でした。
親近感を感じる熱量と質量をお持ちだと思った人は多いのでは。
ものすごーくテンポ良く進むお話です。
いきなりメインキャラが昏睡状態になってえーっ!となって。
その間に片方は別の男と付き合い始めてえーっ!となって。
別れたらもう片方が目覚めてえーっ!となって。
1巻で10年も時がすぎてるってびっくりだ~。
キャラもみんな賑やかだし展開も目まぐるしいんだけど、
時系列が一方向のみでまっすぐなので
淡々と進む日常も一緒に感じ取れる気がします。
恋人が10年も眠ったままなら
マコも東條にふらっといっちゃうの仕方ないとは思うんですが
しのぶが目覚めたからには、今後このことが影を落とすことになるのかなあと辛いです。
おまけの4コマのマコになんとなく癒されました。
以前、電子で読んでいたのですが、私には情報量が多くて咀嚼できずにいたもので、、最近書店で推されているのを見かけて、4巻までまとめて読んでみるか!と紙で読み返したら…なんちゅー凄い作品なんや!ということで…今に至りました。
BBAなんで、情報量が多い作品は紙じゃないとダメみたいですw
そして、読もうかどうしようか検討されている方は、4巻迄でけっこう物語がまとまっていたので、今は読むのにいいタイミングなんじゃないかなと思います。(完結したら~、とか考えていたのですが、今読んでよかったかもと思ったので。)
なんとなく、”ノ〇フィク〇ョン”という名前の某TV番組みたいだな、と思いました。ギャグ(笑い)あり、涙あり、ちょっとだけ社会派…でも概ね楽しく読めます。笑い飛ばせない事柄も楽しく読ませてくれます。んでもって、登場人物が全員!魅力的です。みんなそれぞれ個性と役割をもっているので面白いです。濃いキャラ多いけど胃もたれしません。
結末を急がせるような慌ただしい昨今の風潮に流れず、じっくりと人間ドラマを堪能できるので、スト重かつ骨太な作品を好む方に、めちゃおススメしたいです。
ちるちるさんの神率評価の高い作品を紹介していた記事にこちらの作品が挙がっていました。試し読みしたところ絵柄も綺麗で大変気になったので購入してみました。
読み終わり一言、、、、
「すごい作品だー!!!」
オネェのしのぶと外人ぽいけど純日本人のマコト2人の出会いから始まる物語。
テンポのよいギャグストーリーかと思えばシリアスになる展開もろもろ、、、全く違う色でも違和感なく引き込まれます。あの切り替えの見事さは本当にすごいです。
今まで読んだことのないBLというよりBLに留めるのが勿体ないくらい男2人の人生談が色濃く描かれています。
完結までじっくり楽しめることに感謝です。
まだ1巻を読んだとこなんですが、濃ゆい〜(オネエさま方の迫力だけでなくw)
1冊にいろんなものがぎゅうぎゅうに詰まってますね。
最初、2人が出会って、きゅんとか萌えとか、とりたてて説明的な描写なく自然につきあうようになるのがいい。
マコトは無愛想なのに、なぜか人に構われるタイプで。
意外とゲラで、かわいいと思われるのわかる。
人に興味がない、施設育ちで世間知らず…なんとなくどういう風に育ってきたのか想像してしまう。
そんなマコトがしのぶと一緒に過ごしたのが、何気ない日常のように描かれているけど、2人にとってかけがえのない日々だったんだなとおいおいよくわかってくる作りも好き。
で、10年ですよ。
10年は長い。
途中、3年、5年、8年と段階をおってはいたけれど、マコトは辛く苦しいながらもずっと尽くしてきたのがすごい。
しのぶのためではなく、自分のためにやっていたと気付いたと東條に話すマコト。
「あんたに変えてもらった自分を失いたくなかった」
はいいセリフだなぁ。
マコトが自分でも言っているように、しのぶが寝たままの状態が続くのは、いらいらするし、悲しくて恨めしい…そうなると思う。
でも、しのぶに変えてもらった自分としのぶを失うわけにはいかない、この一心で、また起きてくれることを信じてがんばっているんだなと。
投げ出してしまうと、今の自分を否定することになるもんね。
マコトは強い人だ。
や、強くやさしくなっていったのかな。
たぶん今までは考えられなかっただろうに、しのぶのリハビリのために会社勤めして、仕事を早くおわらせて、しのぶが眠っている間もマコトはしのぶによって変わっていっている。
ヒゲをそって、スーツが似合ういい大人の男になった。
しのぶが目を覚ました時、マコトがうれしさのあまり失神した絵がおもしろくて笑ってしまったけど、それだけの思いだというのがめちゃくちゃ伝わってくる。
そこをただ感動的に描かないのがとても好き。
自分が10年も眠っていたと信じられないしのぶが、マウンテンゴリラを10年間追ったドキュメンタリーを思い出してショック受けているとこも笑った。
お涙ちょうだいとか、フツーにいい話を描くのではなく、笑いにして感動させるのは相当、相当難しいと思うのに。
私は笑って感動させられるお話が大好きなので、大満足です。
(ちょっと羽生山へび子先生のテイストに似たものを感じる。好き)
2人のキャラや見せ方はもちろん、脇キャラがまあすごい。
もれなくキャラ立ちしている。
オネエさま方が濃ゆいし、みんなやさしい。
しのぶの主治医もいい味出している。おもしろくて好き。
百合子さんは最初、マコトを拒絶していたけど、マコトのことがわかったら受け入れて、数年後にはしばらくぶりに顔を見せるマコトに「息子より会いたいわ」とか、マコトの人生を親身に考える愛情深い人だと思う。
東條もマコトのしのぶに対する思いを否定せず、そんなマコトを支えたい、と言ってあげられるのがやさしい。
あの時のマコトは誰かの支えが必要だっただろうし。
あと、最初、絵が独特でラフな感じなのかなと思ったら、いやいやいやいや、艶っぽくてとてもいいですね。
2巻、ハラハラドキドキ、しんどい内容だったらどうしよう、ともちょっと思いますが、笑って感動できるお話だと思うので楽しみです。
ストーリーはすごく面白かったですし、メインキャラの2人も魅力的で、次巻もすぐ読みたくなりました。ただ、ドタバタなコメディ調のシーンがほとんどなので、ここは静かに余韻に浸りたい!というシーンでもすぐ笑いに持って行かれるのは、ちょっと合わないと感じたかも。ハイテンションにもずっと着いていける自信のある方はすごくハマると思いますが、私はメリハリがないと疲れてしまうので、せめて10年も寝たきりだったしのぶが起きた時ぐらいは、あとほんの少しでも長く感動に浸らせて欲しかったなぁと感じました。
それでも残念なところと言えばその1点のみで、ゲイバー仲間が皆キャラを確立させていてそれぞれ素敵なところや、しのぶの母があれだけゲイを嫌悪していたのに徐々に感化され、最終的にはマコトをもう1人の息子のように思いやるようになるところなど、2人の恋愛以外にもたくさん見所がありました。マコトとしのぶの瞳がきらきらしていて本当に綺麗で、古宇田先生のタッチも好みだなぁと思います。2人がこれからどんな風に話せなかった10年を取り戻していくのか、非常に楽しみです。
今年は4巻はもう出ないのかな…?古宇田先生はこの作品だけですし、この作品を大切に描いていただきたい気持ちでいっぱいではありますが。
◾︎マコト/マコちゃん(ノンケ 現場仕事)×しのぶ(ゲイバー)
しのぶがオネェ喋りで苦手な方も多いかもしれない。良い作品なので是非読んでほしい。
周囲のキャラはゲイバー(オカマバー?)らしい肉体とテンションの集まりで、前半はわちゃわちゃしてます。
後半から急展開。いや、最初の数ページできちんと予告はしているのですが、話の流れがわからなくなって困惑しました。
凄い勢いで時間が流れるけれど、マコトとしのぶの関係性が薄っぺらくなく、しっかりと思い合う時間を過ごしてきたことがわかります。
事故で意識不明が続くしのぶへの想いはあれど、マコトが拠り所を求めるのも分かります。別にマコトが誰かと付き合い出す展開でも受け入れられると思ったのですが、しゅんさん(しのぶの友人)と電話してる時に悲しくて泣けてきて、やはり新しい場所を選べなかったマコトにさらに泣きました。あぁ…愛…側から見守る看護師のともちゃんに一番感情移入しちゃう。
※電子書籍ひかり カバー裏あり
こんなに泣けるお話だったとは!
2巻を読むのが楽しみだけど怖い。二人がどうなるのか?
孤独なしのぶと恵まれない境遇で育ち不器用なマコト。
マコトの不器用さで本当に辛い目に会いますがそれはまだまだお話の入口。
しのぶとマコトがくっついてマコトに新しい世界を見せてくれて。しのぶが人の暖かさを教えてくれて。マコトは不器用だけど真面目で、愛を知って二人で幸せにひっそり生きていたのに。
事故でしのぶが目を覚まさず寝たきりになります。しのぶの母もかけつけマコトとゲイバーの仲間とみんなでしのぶが目を覚ますのを明るく待ってて。
マコトはしのぶの看病やリハビリ、お見舞いの為に仕事を変えてスーツで会社勤めしてまで毎日しのぶの世話を。
途中で一時他の人に寄りかかりそうになりますが、やっぱりしのぶの世話は自分の為にやってるからって別れて。
皆から自分の為に生きて、幸せになってと言われても、マコトはしのぶのことが諦められません。
もうここまでで泣けます。
約10年後なんと!しのぶが目を覚まして!
ちゃんとマコトのことを覚えてる?ここがしのぶがマコトとの事をどこまで覚えてるのかすっごく気になります。
マコト、しのぶ、百合子さん、ゲイバーのみんな、本当に良かったね。
マコトの献身にもう目がうるうるしてきます。
2巻ではどうなるのか。知りたいけど怖い。もしも二人に幸せじゃないことがあったら、辛いことがあったらどうしよう。
さっさと読め!という感じですが、ここまで先を知るのが怖いお話は初めてです。
古宇田エン 初読み
とても、とても、面白いです。
愛に満ち、笑い、泣いてしまった。
出てくる人々が、温かい。
ひたむきな誠の健気さにやられる。
マジ、マコちゃんのマッチョ感はド・ストライク
年月を重ね、ボロボロ→スパダリが如く、
美的変化にも驚いた。
日雇いで働くマコ(誠)は、先輩に連れられゲイバーの店に行く、
その店で、美人オネエの しのぶに出会う。
自分の勘は外れたことがない。
しのぶは外国人容姿のマコに英語で話かけたが、
マコは純粋な日本人であった。
施設で育ったマコは、小さな時から騙されることばかり、
便利に使われては、ひどい目にあってきた。
不器用でお人好し、優しい男。
ある日、血まみれで店に来たマコを、しのぶは問い詰める。
また、同僚にはめられたのだった、
行く先にも困るマコを、しのぶはほっておけず、
二人は次第に惹かれていき、互いに大切な存在となっていく。
楽しい日々が続き、恒例のバス旅行。
お店のみんなで、大騒ぎ、大爆笑のプールサイド。
しのぶの本名を教えてくれる。
マコはしのぶから聞きたいと、
そう約束した帰路のバス、事故は起こってしまうのです。
マコの献身生活が始まります。
疎遠だった、しのぶの実母 百合子さんとの確執と和解
一人抱えるマコに、サポートをする東條
変わらず見舞う、店の仲間たち
マコの努力、マコの愛、マコの変化に尽きるのです。
随分と、マコは待たされてしまいますが。
眠り姫(しのぶ)が目覚め、二人の人生が又、動き出します。
そして、いつの時も、アルパカちゃん。
エッチもキスもほぼないです。
ですが、
こんなに笑って、泣いてしまうとは、
読み始め全く思いませんでした。
おすすめしたい、とても良い作品です。
お話は次巻につづきます。
久しぶりに大ヒットの作品が来たなあ、と思いました。
こういう独特の絵に、背景が色々描き込まれているコミックがもともと好きなのですが、最初は包み込むようなおネエに甘えちゃう誠を愛でていたら、なんとお話が急展開して心をわしづかみにされました。
ゲイのコミュニティを軸にまわるのだけど、脇キャラたちが個性があって、でもいい人ばかりであったかい。
しのぶは記憶を失ってしまうけど、ひたすら信じて待つ誠の愛が深い。しがない土方から、ひたすらに努力してできるリーマンになり、しのぶを支えられるだけの社会的地位を得る誠。病院にかよってしのぶを見守り続ける誠。これを書いているだけでも涙腺が。。。
いつか目を覚まして欲しいとこぶしを握りしめながら読みました。続巻が待ち遠しい。
新刊で読んでいたのに今更ですがレビューします。
普段、ゲイバーやオネエものがあまり得意ではない私でしたが、あらすじや絵に惹かれて手に取りました。
最高です。泣きそうになりました。
主人公の2人だけでなく、周りのみんなが暖かく(キャラも濃く 笑)素敵な人たちばかりで、更に泣けてきます。感動だけでなく笑いも盛り込まれており、バランスも良く本当に濃い一冊だと思います。
電子で読んで、感動噛み締めたくてこちらのレビューを読みにきました。あくありむさんのレビューにひざうちまくり。山田ユギさんの帯コメント、本当に共感するし、この世界の住人になりたいというのが何より作品の魅力如実に伝えてますね。ハチクロっぽいというのも納得です。濃い、情報量が多いということばもよく見ます。ストーリーの濃さ、キャラの濃さ、これだけ登場人物が多くて本筋にがっつり絡みつつもどんどん読み進めてしまう展開は圧巻です。登場人物の背景をみっちりみっちり詰めつつ、説明しすぎないところが、パッと見はギャグテイストな中に深みを出しているにでは。いくらでもシリアスに鬱々としたお話にも出来る筋なのに、しっかり明るい方へ明るい方へ運んでくれるオネエ様方の力、絶大です。メロンパンを笑うものはメロンパンに泣くのよ、は至言です。
全くの事前情報無しに読みまして、この世界観の濃さに驚きました。
濃ゆい濃ゆい。そして騒がしいこと。
絵が上手い上にギッチリ書き込んであって目からの情報量がそれでなくとも多いのに、主人公であるオネエのしのぶの周辺のオカマたちの騒がしさ!
ワーワーキャーキャーと野太い賑わいが、声でも聞こえてきそうで。
そんなドタバタ劇のような感じで、日雇いのガチムチノンケが美形のオネエに絆されて甘々な展開なのかと思いきや。
第2話の終わりにいきなりとてつもなくシリアスな事件が起きる……
しかし状況は確かにシリアスなんだけどハイテンションの濃度はあまり変わらず、中心人物であるしのぶのある種の「不在」があって、疎遠だったしのぶの母親の登場、あのガチムチノンケ・マコトがダンディなリーマンになり、マコトとしのぶ母、マコトとオカマ友達、マコトと担当理学療法士といったように、彼の生活が主に描かれる展開になっていきます。
周囲は「同性婚」ができる世界になり、あのオカマたちもそれぞれ変化し、外側は変わっていくけれどマコトの心の中は変わらない。
この辺に来ると、この物語どうなんの?ドタバタありのバッドエンド?みたいな気持ちになってきますが、第5話でまた大きく大きく動きがあります。
そう、ここでまだ5話なんですよね…薄味のBLを2〜3冊読んだような気分。とにかく濃い。感情のジェットコースターです。
ここでシリアス展開はひとまず解決してまたハチャメチャになるのか?というところで2巻に続く。
また素晴らしい作者さんに出会えてしまいました…。
本当にBL畑は絵・ストーリー・画面構成と全ての技術を兼ねそろえた作家さんが沢山いますね…。
漫画って次々新刊が出ればいいってもんじゃなく、よく出来た一冊を繰り返し読む楽しみもあるのだと言うことがよくわかります。
主人公の2人がオネエと筋肉、ということで、腐女子の方々には抵抗のある方も多い設定ではあるかと思いますが、そんな方にも是非一読して頂きたい心温まる幸せな話です。
ストーリー自体はかなり辛いシリアスな部分もあるのですが、
とにかく登場人物全ての心の暖かさといったら…読んでいて本当にじんわり幸せになります。
誰もが大切な人に何かを与えて、無償の愛情でもって見返りを求めない。けれど、与えたぶんだけキチンと幸福は返ってくるのです。
まぁ、現実はそうはいかないし、そんな良い人ばかりじゃないし、自分もそんな良い人にはなれないし、御都合主義と言えばそうなのかもしれないけれど…
物語は読み手に希望を与えてなんぼじゃないですか!
帯にある山田ユギ先生のコメント「この世界の住人になりたいです!」の一文にこの漫画の全てが表されていると思います。
自分も他人の幸せを願える清い人間になりたい…と思わせる、
ちょっぴり「ハチミツとクローバー」に近いものを感じるお話です。
ちなみに、私は筋肉BLが大好きで、画力の高さからもその辺もちょっと期待していたのですが、エロティックな描写は無いですよ。お話を楽しむ系です。
蠱惑的な流し目の絵に惹きつけられて、完全な表紙買い。
でもキャラ集合の口絵はうるさい感じで、本編はデフォルメ絵も多いギャグテイストで、イメージ違ったと思いましたが…
ページを進めるごとに、キャラ達が愛おしくなり、独特な世界観にどんどん引きこまれていきました。
日雇いガテンで見た目は外人のマコと、ゲイバーで働くオネエのしのぶ。
ノンケのマコは気の合う友達として、しのぶの家に入り浸っていたのだけど、ゲイのしのぶは家族と疎遠でずっと一人だと思うと耐えきれず人肌を求めてしまう寂しい一面があり、マコも親を知らない孤児で人と関わることを避けてきた孤独な男で、寂しい二人は温もりを求めるようにお互いを受け入れる。
そこからの急展開…
マコが起きたら、しのぶは本名を教えてくれるはずだったのに…
こんなシリアスな話だなんて知らなくて泣きながら読みました。
薄いガラスを懐にしまっているような、それが壊れてしまうのが怖くて仕方がないマコ。
そんなマコの想いも苦しみも理解して支えてあげようとする東篠先生。
疎遠だったのに我が子のためならなんでもしようとするしのぶの母・百合子さん。
まるで家族のように騒がしくも心配してくれるゲイバーの仲間たち。
アクの強いキャラ達みんなが愛おしくて、みんなの幸せを祈りたくなる話でした。
絵が詰まったギャグテイストの作風、この画風だから、アクの強いキャラ達が生き生きして見えるし、それぞれが明るさの裏で背負ってる重い何かを感じさせられます。
人はどんなに明るく笑っていても、心では泣いてるのかもしれない。
1巻の終りで、いちばんの心配ごとは解決の光が見えてきます。
これからどんな展開になるのか、2巻が楽しみで仕方ありません。
帯は山田ユギ先生、アルパカを挟んだ二人の絵がかわいい。
表紙買いでした。話にはそんなに注目していなかったのですが読み進めていくうちにコメディとシリアスの調和や優しい世界観にのめりこんでいました!
今後もこの作家さんの作品を買い続けていこうと思えるほどの素晴らしい作品でした!
まさかそんな展開になろうとは!な最初の出だしです。
てっきり、ゆっくり時間をかけて恋に発展する内容かと思ってました。
コメディかと思えばシリアス。
その塩梅が絶妙です。
登場人物に悪い人なんて居ないんです。
ゲイバーの仲間たちも百合子さんも東條さんも。
みんな、あったかい人達。
優しい人達に囲まれて、しのぶもマコトも幸せだな…。
マコトが、しのぶの為に自分が尽くしている訳でなく自分の為にやってる、と東條の元から去りアルパカのキーホルダーを握りしめるシーンは胸がギュギュッとなりました。
しのぶが目覚めて自分の状況を知った所で次巻へ。
今後どんなトーンのお話になっていくか楽しみです。
素晴らしい!
2巻が待ち遠しいです!
レビューは読むばかりで、あまり書いたことがなかったのですが、これは初心者でもBL上級者でも皆さんに読んでほしいのでレビューしました。
タイトルからは、オネエにノンケがおちる話かぁって勝手にストーリーを想像していましたが、ストーリーの運び方に脱帽!!
うるさくワンヤワンヤしてると思ってたら、ホッとさせたり、クスッと笑わせると思ったら、切なくて涙したり。動と静の調和。
テンポも良いし、絵も綺麗だし、色々な感情が沢山詰まっていて叫びたいくらいです。リアリティがあるけど、BLのファンタジー部分もあって、切ないのに、面白くて、ラブいっぱいで。。。
羽生山へび子さんや雲田はるこさんの作品が好きな人はきっと好きだと思います。
お話はまだ続くので、一巻だけ読むのは考えちゃうかもしれませんが、いつも気長に完結するまで待って全巻読む私が、これは一巻読んで満足できたので(もちろん2巻が待ち遠しいですが)、すぐに読んでこのお話を味わってほしいです。リピして読みます!
評価が高かったので購入。
すごい。すごく面白かった。
内容はすでに書いてくださっているので感想を。
正直読み始めたとき、なぜこれほど評価が高いのかわからなかった。
日本人離れしたイケメンなのに、施設育ちで世間知らず、友だちもおらず孤独なマコト。
そんなマコトをほおっておけずに手を差し伸べてしまうオネエのしのぶ。
そんな彼らが出会い、そして恋人になる。
それだけの話なんだと思ったんです。
ちょっと天然の入ったマコトと、彼をぐっと受け入れるだけの包容力のあるしのぶ。
しのぶも孤独が苦手で常に人肌に触れていないとだめという側面を持ちながら、懐が広い優しいひと。
うんうん、面白いよ。
くっついて良かったね。
と思いつつ読んでましたが。
そこから事故にあったしのぶが昏睡状態になることで一気にシリアスな雰囲気に。
なるかと思いきやならない。
しのぶを取り巻く仲間たちが、底抜けに優しく、温かく、前向きだから。
そして、マコトをはじめとして、みんながしのぶが帰ってくることを信じているから。
話としてはシリアスに分類されると思うのだけれど、ギャグ要素あり、湿っぽくならない空気感有りで笑いもきちんと盛り込まれている。けれど、根っこのところではしのぶへの敬意を忘れていないので下品になり過ぎない。
出てくる登場人物たちの内面の描き方、ストーリー展開の仕方、そしてしのぶに対する信頼と愛情。
そういったものがきちんと描かれていて、しんみり、でも時々爆笑というさじ加減が絶妙でした。
しのぶの仲間たちもとっても良かったのだけれど、しのぶの母ちゃん・百合子さんと、マコトに想いを寄せる東條さん。
彼らもいい味出してました…。
しのぶの母ちゃんだけあって、百合子さんも懐の広い、あったかい人でした。
東條さんも、マコトのすべてを受け入れ、そして理解してくれている。
もしかして東條さんとマコトってこのままくっついちゃう…?とも思ったのだけれど。
そして最後で爆笑!
大丈夫、しのぶちゃん。
あなたは立派なゴリラよ!って違うか☆
絵柄も繊細な線の細い絵柄ではなく、アメコミチックというのかちょっとごつい感じの絵柄なのですが、それがまたこの作品にぴったり合っていてとても良かった。
BLという枠に収まらずまさにヒューマンドラマといった感じの作品でした。
まだまだ続きがあるようでとっても嬉しいです。
表紙の絵柄をみてどうかなー?と思いつつ、試し読みで画力に脱帽。
からの、ストーリーの素敵さに!!!
本当、読んでよかったです。本当に琴線に触れる作品で、1巻というのをみて、続きがあるのが嬉しすぎるというのが久々です!
内容は、明るく元気なゲイバーで働くしのぶと、身内的に孤独な土木作業員のマコトのお話。
軽めなオネエとかのガヤガヤな感じで楽しく話が進むことから、一転して、事故によるしのぶの昏睡。
マコトはしのぶと恋愛をしつつ、名前も知らない。次に起きたら名前を教えてあげると言われ、知る機会を得ないまま、昏睡のマコトをささえ続け、そのマコトをささえる周囲。
なんというか、私自身が二丁目に入り浸っていた時期がありますが、たしかにこういう感じあるよね!とか、しみじみしてしまったのもあり。
もちろんゲイは趣向で性癖なわけですが、一定数深刻な家庭環境の人もいたりして、でもそういい人に限って明るかったり優しかったりも多かったりで。
なんだか、色々考えてしまう漫画でした。
本当に続きが楽しみです。
二巻も、感動したとレビューが書きたいです!
マコトという土木作業員とゲイバーで働くしのぶというカップルを中心としてお話しが進みます。
そして二人と同じくらい登場するのがしのぶの働くゲイバーの常連達や同僚達。
彼らを絡めて、わいわいドタバタ、ガヤガヤ、その喧騒がこちらの鼓膜にもつんざくような勢いでテンポ良く進んでいきます。
施設育ちで人にいいように利用されてきたけれど世間知らずで純朴なマコトと、普段はそんな顔は全く見せないけれど、心の内に一生孤独と向き合わなくてはいけないマイノリティとしての不安を隠し持つしのぶ。
そんな二人が、湿っぽくなく距離を縮めていく様子が描かれています。
このままワイワイ進んでいくのかと思いきや途中、事故にあってしのぶが昏睡状態になってしまいます。
しのぶが昏睡状態という非常にシリアスな状況にも関わらず、読み手はそのシリアスさに浸らせてもらえません。
しのぶの部屋を整理しに訪れた同僚達がお宝ゲイポルノを発見してギャイギャイ騒いだりする様子が描かれていたりと、変わらず周りがギャーギャーワイワイしている。
しかし、事故後、二人きりで病室にいるシーンの圧倒的な静けさ、その落差といったら。
この静けさが否応なしに、失ったものの大きさ、喪失感を突きつけられるというんでしょうか、このコマで泣いてしまいました。動と静の対比というんでしょうか。
しのぶが昏睡状態に陥っていた期間、しのぶは変わらないけれど、周囲が様々に変化していきます。
そこの描きかたも照らし合わせて楽しめますし、マコトが無精髭目立つ作業員姿からスーツの似合う渋くてダンディな会社員へとなっていて、本当にカッコいい。
10年近くも眠り続けたしのぶが目覚めて、これから二人の関係がどのようになるのか、しのぶがどのようにその事実を受け入れるのか早く先を読みたいです。
私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのがこちらの一冊。
これが初コミックスだとは信じがたい程の個性があって本当に驚きです。
けっして読み手を泣かすつもりでは描かれていないのに、見事な手法(というんでしょうか)で自然と泣いてしまいました。
教えてくださり本当にありがとうございました。
表紙の絵が好みだったので手に取り、特典ペーパーが面白かったので購入しました。
読んでみて、衝撃。
ギャグもあるけど、全編に横たわってるのはギャグじゃない。キャラクターがわいわいしてるのは壮大な前フリだったんだなと思えるくらいの人間ドラマに突入していきます。
自分が同じ立場に立たされたらどうするだろう、と考えてみたり…。
映画のような演出と、非常に練られた描き方で惹き込まれ、読み終わってもう一度最初から読みたくなりました。
最初に戻ったらキャラクターの容姿が変わってることに改めて驚いて、また細かい小ネタが大好物なので、本の隅々まで何度も楽しめてしかも絵がものすごくうまい。
そして、改めて帯を描かれているユギ先生の言葉に目を向けると、自分の感想があるー!と興奮しました。
キャラクター達がすごくいいバランスで主役二人を取り巻いてくれているから読後感がスッキリしてる。哀しいばかりじゃない。希望を感じる。
東條先生と言う凄まじいスパイスもあり、胸が苦しくもなる…!
続きがどうしても気になって電子書籍のenigmaまでダウンロードして読んでしまいました。
更に続きが楽しみです。
こんなに先が気になるマンガ久しぶりかも。
ちなみにマコ×しのぶとちるちるさんには書かれてますが、個人的にはしのぶ×マコを想像したらわくわくしました。どっちかなあ。
どっちでもイケる!
シリアスかと思いきや、想像以上のドタバタハイテンションでした。
2人のらぶというよりは、2人を取り囲むゲイバーの仲間やら家族やらを巻き込んだ人情物といった印象です。
間違って先にネタバレを読んでしまったのですが、何も知らずに読んだ方が衝撃が大きいかもです。
個人的にバタバタしすぎているお話があまり好きではないので、ちょっと置いてきぼり感がありました。
好みは分かれると思いますが、非常にパワーを感じさせる作品でした。
書店で並んでいるこの本を見たとき、オビに山田ユギ先生推薦でコメントとイラストが書いてありました。
大好きな山田ユギ先生が推薦するなら買ってみよ。っとそんな期待はしていませんでしたが・・・・
ユギ先生ありがとう!超ビンゴです。作家買い決定です。
登場人物がみんな愛おしい、コミカルな中にも感情をグッと捕まえられるシーンが多々あって、1巻ってことは続きが読めるのね〜っとかなり2巻が楽しみです。
エロはほぼ無いに近いですが、主人公の二人のちょっとした仕草で十分満足です。
初読み作家さん。
綺麗な絵柄も、MLっぽい作風も、シリアスかつコミカルな世界観も大変好みな一冊でした。
2巻の発売が早くも楽しみです。
あらすじ:
ゲイバーで働くオネエ・しのぶ(表紙右)は、客として来店した日本人離れしたイケメン・マコト(表紙左)と友達に。
ある夜「男とヤるってどんな気分なんだ?」と尋ねられ…
オネエ口調のしのぶですが、包容力があって、結構力も強くて…となかなか男前。
常に男がいないとダメ、という一面もありますが、マコトに対しては姉さん女房のような態度で、かなり頼もしい感じです。
マコトは土木作業員で、見た目は大柄で強面、中身は素朴で純粋というギャップ持ちのキャラ。
世間知らずで不器用な性格故、何かと周囲に利用されてしまう損な性分です。
そんなマコトがしのぶやゲイバーの面々と仲良くなり、新しい世界や考え方を知り少しずつ変わっていくという展開。その成長していく姿にグッとくるものがあります。
ノンケとオネエという一見難しそうな組み合わせですが、マコトの素直な性格のせいか序盤ですんなりラブラブに。
男同士で入居できる物件を探したり、マコトが転職を考えたり…と、マイノリティとしてそれなりに苦労しながらも一緒に前に進もうとしている二人の姿に微笑ましい気持ちになります。
しかし何とこの後、しのぶが交通事故で昏睡状態に!
眠ったまま10年もの歳月が経過してしまいます。
しのぶを10年間欠かさず見舞い続けるマコトは、サラリーマンとなり、スーツの似合うダンディなイケメンに。
素敵な紳士がしのぶのことで泣いたり取り乱したり…というギャップにキュンときます。
本書ラストは、目を覚ましたしのぶの咆哮でギャグオチに終わりましたがw、10年のブランクが今後二人の関係にどう影響するのか大変気になります。
1巻ではマコトがしのぶに出会ったことで成長し「新世界」に羽ばたく姿が描かれていましたが、2巻は10年ぶりに目覚めたしのぶの様変わりした「新世界」に対する複雑な想いが描かれるのではないかなと思います。
ちなみに攻め受けは外見的にはマコト×しのぶに見えますが、今のところハッキリしません。
男同士に攻め受けの役割分担は必ずしも必要ではないと思うので、こういうぼかし方もアリかなと思えました。
コミカルで楽しい雰囲気ながら、人の成長や人生についても考えさせられ、予想以上に当たりの一冊でした。
なるべく早く次巻が読めることを祈りますv