どうせ掘るなら深い穴。

douse horunara fukai ana

どうせ掘るなら深い穴。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神70
  • 萌×261
  • 萌24
  • 中立11
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
24
得点
677
評価数
170
平均
4.1 / 5
神率
41.2%
著者
りーるー 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784801954137

あらすじ

都会から出戻った大樹は実家でレンコン作りを学び始めたばかり。

姉の夫であり幼なじみの豪を思いながらトラックの中で耽る自慰を、自己嫌悪しながらも止められずにいる。

そんな秘め事を見ていたのは、農家の若手支援のため東京から出向してきたという男・岩清水。
そのやさしい顔に似合わない強引さで、大樹の体は翻弄されてしまう。

岩清水の存在は、しだいに大樹の心にも変化をもたらして――。


本編に大幅加筆修正&描き下ろし漫画13ページ収録!!

表題作どうせ掘るなら深い穴。

農業支援の公務員
レンコン農家の息子

その他の収録作品

  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:相互紹介

レビュー投稿数24

エロ先行+過多

先生の作品読むの4作目です。こちらが初単行本なんですね。
オメガパンチ、プリンスノワールが好きだったので楽しみにしていたのですが、ちょっと苦手な面がありまして。
いい話ではあると思うんです。
傷心の大樹が複雑な心境から抜け出せないのはわかる。そんな大樹をかわいいと思った岩清水もわかる。
隠れゲイなので家業を継ぐとは言えないけどレンコン農業が好きで、その仕事ぶりやゲイであることも岩清水や姉や周囲に認められて、大樹が明るくなっていく。父親や豪の描き方もよかったです。

ただ、最初からエロ全開で、岩清水が大樹と会えばエロいことをする、無理矢理する。
大樹は怒りはするものの流されて結局岩清水を好きになる。
会えばエロ、どこでもエロ、性欲先行すぎん? エロマンガを読んでいるつもりはないんだけどなぁとあまりの回数の多さに途中から気持ち悪くなってしまいました。BのLなお話が読みたいものですか
ら。

0

この作家さんとの出会いの一冊

タイトルからして内容のうすいエロ漫画かなーと思って敬遠してたけど、レビュー評価の高さが気になって試しに読んでみたらすごく面白かったです。
田舎でゲイってだけでもつらいのに、実家住まいで、長年片思いしてきた相手が実の姉と結婚してひとつ屋根の下で一緒に暮らしているとか…どんだけ拷問なのかと。
そこへ外部からやってきた攻めと体の関係を持つようになり、行き場のなかったストレスを徐々に解消できるようになり、やがて恋人に。
農業に対する真剣さもうかがえて、まじめで一生懸命な受けが幸せになれてよかった(しみじみ)。
そしてなんといってもどエロいです。蒸れた感じまで伝わってきます。

0

お尻の形が良い

久々に読み返したので、レビューを書こうと思います。
やっぱりりーるー先生の作品に出てくるお尻は、最高な形だなぁと思いながら読みました。
想いを寄せていた幼馴染が自分の姉と結婚したのをきっかけに、家を出ていた大樹が、1年後戻って実家の家業であるレンコン農家を手伝うように。
そこへ、農家若手支援のため東京からきた岩清水に、トラックの中で自慰をしていたのをみられ、あれよあれよと言う間に掘られる大樹。
田舎、同居、農家。ゲイにはきつい環境ですが、岩清水の破天荒さが大樹を救っており、すべて円満に解決する流れが良かったです。
岩清水が色々な所で大樹に手を出してくるのですが、結構ヒヤヒヤな場面もあります。
私的には岩清水の方が受顔な気がしていましたが、読んでみると攻めで有!
悩んでいるときに、気付いてフォローしたり、将来の為にサラりと準備していたりと、スパダリな岩清水が格好良く、後半株が上がりました。

1つ残念なことが。。。
あんなに素晴らしいお尻を描くりーるー先生なのに、局部が白光りモザイクで消えてしまっている。悲しいです。

1

家族と愛と仕事とエロといろんなものがたっぷり詰まった最高の作品

Ebookさんで紹介されていて試しに1作購入し、衝撃を受けて残り全部もまとめて購入しました。

まず絵柄が綺麗。出てくる人がそれぞれ人間味が深くていい。
書き文字が生きている、というか文字であり絵であり感情表現のひとつなのもいいです。作家さんがそこまで意図されているかどうかはわかりませんが、文字の形や動きからも伝わるものが多くて楽しいです。

エロもエッチもあるのですが、物語がとにかくよかったです。
どっちもこんなに味わえるBL作品には今まで出会ったことがありません。
物語しっかりエロ少し、またはエロたっぷり中身薄、が多いように感じていたので。

主人公のお姉さんもかなり物語りに関わってきます。
親友に恋をしていて、身内になってしまう、という展開は珍しくないと思いますが、その結婚相手の女性がこれほど魅力的なBLは珍しいかと。
主人公とお姉さんが抱き合って気持ちを伝え合うシーン、読んでて涙が出ました。

メインカップルの2人の関係は突拍子もない出会いから始まり、エロエロあり、感傷的になったり、計算や躊躇あり、と進んで行くのも魅力です。
読み終えてタイトルを見返して、思わずひざを叩いてしまう爽快さも味わえました。

なぜ今までこの作家さんに出会っていなかったのか!!
自分にばかもの!と言いたい気持ちと、だからこそ今たくさん読める喜びとと、読み終えてしまったらしばらく次が出るまで身悶えしながら待つ羽目になるのかという切なさと、いろんな感情が一挙に到来して複雑な心境です。
それくらい衝撃的な出会いでした。

2

タイトルが好きで

タイトルのインパクトで読むものを選びがちなのですが、とてもよかったです。
まず、えっちが多い!終わり方がハッピー!!
家族、地域社会、周りの目があるから田舎でゲイとして生きるのはあまりに息苦しいというのが伝わってくる描写。想い人が自分の姉と結婚したらそりゃあきつ過ぎますよね。何事もない顔して一緒に暮らすとか無理すぎるので、大樹が一度出て行った理由もよくわかります。家業のことも嫌いじゃないのに自分の気持ちを持て余している大樹の心情が良く描かれていると感じましたし、岩清水と出会って大樹はちゃんと自分らしく生きられるようになれるのだろうなと思えました。
家族があの程度の騒ぎで落ち着いてくれるのはあまりに理解がありすぎるとも思いますが、私はそのくらいのやさしい世界のほうが好きなので心に刺さりました。
ラブラブえっちがたくさん見れますし、筋肉のある受けが大好きなのでたまらなかったです。
えっちでハッピーが作品で大好きです。

3

「掘るの得意です」

一見するとポップな農業漫画の表紙。線引きは人それぞれだとは思いますが、個人的にはゲイ漫画だと思います。ガチムチ感のあるガタイとか、ゲイであることの葛藤とか、キラキラ系ではない絵柄から。

以下ネタバレ含みます。自分は事前に知っておきたいNG事項ですが、知らずに読みたい方もいると思うのでご注意を。

好きだった幼馴染が自分の姉と結婚し一度は田舎を出たものの、出戻りする大樹(黒髪 受け)。民間企業から県庁に出向し農家の若手支援を担当する岩清水(メガネ 攻め)と出会い…というストーリー

岩清水の仕事をしっかり理解せずに読み進めたせいで途中気が削がれました。後半「公務員試験は初」とのセリフもある通り、岩清水は民間からの出向者です。

幼馴染である豪は大樹に恋心を抱く事はありません!これで豪→大樹の展開だったら無理でした。生来のもので男性が好きな男性と、女性が好きな男性がきっちり分かれているところもゲイ漫画と感じた要因かも。

かなり濃厚なエロですが、話がしっかりしていてとても良かったです!

※電子書籍
限定おまけ漫画1枚

4

エロの必然性を考えさせられる

タイトルがいいですね!そう、レンコンは深い穴を掘らないと?

包容力絶倫年上エロ攻めに捕まっちゃいましたね。

好きだった幼なじみ豪が姉と結婚し入り婿で実家で二世帯同居されちゃったら、そりゃあ大樹は居たたまれないし居場所も無いですよね。
それでも諦め切れずに大樹は豪の汗の臭いでオナニーするのですが、田んぼの中の軽トラの中でしたのに攻めの岩清水に見られてて。

この岩清水というのが飄々としてて、エロくて。エロの必然性を二回読み返して考えてみました。
エロエロですがそこにエロの必要はあるのか?
考えた結果、8割くらいは必要なエロかな?との結論でした。

岩清水の愛に包まれて大樹ももう豪の事で苦しむこともなく、二人で同居し岩清水は東京の仕事を辞めてこちらに就職を決めて。
素直になった大樹も可愛いですね。

岩清水、大樹をありがとう。

大樹の居場所のなさ、レンコン作りの必死さ、焦り焦燥がとても伝わってきました。
豪も何も相談してくれなくてもどかしかったんですね。でも岩清水と大樹の仲を知っても悪いことにはならず良かったです。

田舎のゲイカップルに幸あれ。

1

ガチムチとエロが満載です

表紙はポップな感じですが、中身はガチムチとエロが満載でした。

岩清水が大樹をホテルに誘う場面が好きです。
あたふたしてる大樹がかわいい…

田舎においてゲイという自分を隠さないといけない悩みだったり、親友(大樹の姉と結婚)への想いを抱えないといけない苦しみだったり、シリアスなシーンもあったので、読みごたえがありました。

二人の周りが優しく温かい人ばかりだったので、最後まで安心して読むことができました。
大満足の一冊です。

3

めちゃくちゃ好き!

可愛い表紙にちょっと惑わされそうですが(笑)、中身はやっぱりりーるーさんらしくむちむちボディ祭りでした!
筋肉大好き、ガチムチ大歓迎の私には、お尻のエクボとか、太ももにかけてのラインとか、(執拗な乳首攻めもめちゃくちゃ萌えるのですが)乳首だけじゃなくて全体を包み込んで揉み揉みしちゃいたくなるような、ちょっぴり柔らかさのあるようなボリューミーな雄っぱいとか、エロい身体を堪能できるおいし〰️い1冊でした。エロいのはもちろん身体だけじゃなく、濃厚なキスも、あんなとこや、こんなとこでの絡みもすごいよかった〰️!!

そんな悩殺ボディの持ち主もめっちゃいい!姉の夫となった幼なじみへの恋心を拗らせつつも家業のレンコン農家に戻ってきて黙々と働く大樹と、東京から派遣されてきた岩清水。

不器用に生きているタイプが大好物の私としては、悩める大樹ははまるだろうなと思っていたのですが、柔らかさを全面出しで、掴みどころがないようにも見える岩清水がめっちゃツボでした。

やり場のない想い抱える大樹を、時に柔らかく包み込むように受け入れてみたり、時に強引に快楽を与えてみたりと、どんどん自分にのめり込ませてしまうところは笑顔に隠されてはいるもののかなり強かでドキドキさせられるし、いざというときは自分が盾になって恋人を守る強さを持っているし、声を荒げたり、手を上げたりするのではなく笑顔でかわしていくところがめちゃくちゃスマートで、さらにきゅんきゅんしてしまいました。

そんな頭の良さを笑顔で隠してる岩清水が、大樹にはベタ惚れで、溢れんばかりの愛情と性欲を惜しげもなく注いでいるところがたまらない〰️(泣)それを戸惑いながらも受け入れていく大樹もめちゃくちゃ可愛い!身悶えしちゃうくらいはまりまくって何回も読みかえしてしまった1冊、すごいよかったです!

5

なんか暖かい

初読み作家さんです。
電子書籍で『電子限定描き下ろしつき』版で読みました。
表紙の絵からは割とスッキリした絵なのかな?と思ったのですが、中身の絵は服を脱ぐと結構すごかったです(笑)。
いわゆるイケメンはいないのですが(すみません、私個人の好みではという意味で^^;)、男性的な体つきのちょっと垢抜けしていない男性たちがいました。
主人公達が農業関係のお仕事をしていることもあってか、筋肉もガッチリついています。
実は眼鏡の一見おっとりしてそうな攻め様の体格良すぎなのがギャップでした(笑)。
実家はレンコン農家をしていて、姉が自分の幼馴染と結婚するのを機に上京した大樹が失業し、また実家に戻ってくるのですが、彼には隠し通してきた秘密があって…。
その秘密がとても切ないのですが、岩清水と出逢ったことで癒されることになります。
岩清水がなかなかクセ者です。当初は体目的の油断のならない奴という印象だったので、外見に似合わず強引でいつも自分の思い通りにしてしまうのですが、後半は男前に見えてきました。
大樹の家族、特に姉や親友の豪もいいキャラです。家族愛、いいな~と思いました。
色々な愛があって暖かい作品だと思います。

2

期待外れが…(;;)

りーるーさんのもう一つの作品「夜明けを待つ君のために」が大変良かったので、この作品もいいものになるかな~と思って買ってみました。

ですが、いくら好きな元幼馴染現義理の兄貴のことを忘れられないレンコン農家の息子を助けるためだからと言って、ゴリゴリとプライベートに入って強姦に近い形でセフレ関係に近いものを作ったうえでっていう展開に「おい!!?こいつ(岩清水)正気か???!!!」と思いました。

なので、元幼馴染現義理の兄貴のこと豪君の気持ちはわかるな~~~としみじみと思いました☆☆☆なので、結果論として2人がくっついたことには豪君と同じ気持ちになりました。

期待外れが大きい作品ではありましたが、豪君とゆかりちゃんが大変いいキャラだったので、「中立」という評価にしました。

2

最高です!

最高です!
もちろんエロもですが、それだけではない
人間関係の深さもあってとっても良かったです。

絵はどっちかというとガチムチよりな感じです。
だからこそよりエロかったです。
まあ農業やってる話でひょろひょろに描かれてもガッカリですしね。笑


最初の絡み、軽トラの中でのシーンからもう良かったです。
くわえたいけど狭いから手で→受け様自分で乳首いじりだす→後ろがうずく→攻め様すかさず指で!!
という流れが個人的に萌えでした。

そのあともお決まりの受け様の敏感さで
エロ盛りだくさんです。

受け様の親友でお姉さんと結婚したキャラも、
なんかリアル?で実際にこんな家族あったら幸せ一家だな~とほのぼのとした気持ちで読むことができました。
流れはある意味、王道ですが、
だからこそ安心して読め、繰り返し読みたいと思う作品です!

8

カラダ先行。でも結果オーライ

BLというよりはゲイっぽい印象を受けました。
それは肉体の描き方ということもあるけれど、女性が想像し、腐女子がある意味憧れる男性の性を、美化せず飾らず、よりリアルに表現しているからだと感じました。
また、誰にも言えず一生背負っていくつもりの親友への想い、その親友が自分の姉さんと結婚するという失恋の痛みの描き方という王道からの、モダモダと悩みつつ、家業のレンコン農家の仕事に打ち込もうとするけど全然昇華もせず、というアプローチは新鮮です。
ただ、実家に戻って悶々とするごく初期に攻めに出会う展開なので、親友(=義兄)への恋心と同居の残酷さは薄れて、めっちゃ強引な攻めとのやりとりが笑えます。これがなかったら読むのもキツイ設定でしょう。
はじめは攻めの岩清水がデリカシーのないエロ野郎に思えて好きになれなかったけど、苦しんでる大樹の縮こまった心・感情を解放し、カラダの渇きも満足させてくれて、こういう奴だから良かったのかも、という感想に変わっていきました。

3

BL越えてゲイ漫画じゃないの!?

電子書籍でおにショタのBLパターンは作品は拝見したのですが、その頃から「りーるー先生の書く身体つきが、BLの範疇を越えているのでは」と思っていました。
というのも、顔はデフォルメされていて、むしろ可愛めにも見えるのに、身体の肉感・筋肉が妙にリアルでエロいエロい!
正直、先生こっちの人なの?と感じてしまうくらいには(ごめんなさい)

今作は大人同士のBLのため、エロシーンが超絶エロいのなんの!
線の細い男しかいないそんじょそこらのBLなんて吹っ飛んでしまうくらいエロい!としか言えない!
特にエロいと思ったのは、ラブホに行った時に岩清水さんが風呂場に現れた時の全身姿……「良い身体」と大樹さんが評するのも納得のエロい身体つきで。これだけ見ても、BL以上ゲイ漫画でございます、ほんとエロいですありがとうございます。

さて、肝心の話の中身ですが、コミカル・エロ・シリアスの配分が非常にバランスが良いと感じました。絵柄の関係上エロ成分多めではありますが、非常に読みやすく、飽きが来ない。
精神的部分によるBLを重視した作品で、BLの面白さに気付いた初心者の方に対して、次のステップへ進むのにお勧めしたい作品ですね。
先述の通り、身体はエロいですが、顔がデフォルメというかコミカル寄りの絵柄なので、リアル過ぎないです(ヤってることは超どエロですが)

シリアス面について。先に書きますと、精神面に関してもかなりリアルに描写されているように感じます。
閉鎖的な田舎に暮らし、ゲイの仲間もおらず、好きな相手は身内と結婚し「ほぼ」一つ屋根の下で暮らし、確実にノンケ+義兄という圧倒的に叶わない愛情を抱いた大樹さんの心苦しさに、ものすごく共感と寂しさを覚えました。
そこに現れた「同種」で「最大の共感者」である岩清水さん。おそらく最初にゲイだとわかった時点で、わりとすぐ身体を許してしまうくらいには大樹さんは救われていたのかもしれませんね。
快感に委ねてしまうのもあるのでしょうが、「肌を重ねてもいい相手に巡り合える」というのは、田舎ではなかなか無い、奇跡のような救いなんです。
ましてや先述のような心苦しい状況の中でのタイミングだから、余計に大樹さんが救われているように思えるのです。読み進めるごとに彼が多幸感に溢れ、余裕のなかった表情も次第に柔らかく溶けていく変化を見ると、本当に「良かったね」と言葉を投げかけたくなるのです。
その過程を楽しめるのも、飽きが来ない理由の一つではないかと思います。

まあ、何を言っても、とにかくエロい!!という言葉が似合う作品ではありますねwww

※このコメントで何回「エロ」と書いたか数えてみよう!

8

隠し方の秀逸さ!

レンコン農家というところの着眼点は面白かった。
農業の大変さも描かれているし、そういった内容もさることながら、白抜きにしないで、擬音で隠す技術に感動した。すばらしい!
同人誌ではけっこうしっかり描かれてたので、こんなに美しいフォルムなのに、隠さねばならんのはもったいないなあと思うばかり。
でも私にはこのエロエロ濃厚さが、ちょっともういいよってなってしまったな~。
なんというか、てんこ盛り過ぎると胸焼けするというか。年かな。

4

レンコン挿入はなかった

レンコン農家である実家に出戻ってきた大樹(受け)。片思いしていた幼なじみ・豪が実姉と結婚し、義兄になった傷心を隠して野良仕事に励んでいる。そんなある日、父の用命で若手農家育成のための研修を受けることに。その指導担当者である岩清水(攻め)は、何かと大樹にちょっかいをかけてきて、からかわれながらなし崩しに身体の関係を持ってしまう。岩清水の意図がつかめないまま悩む大樹だったが…。


恋愛的にもお仕事的にもたいへん読みごたえのある農業BLでした。
メガネスーツの公務員、攻めがなかなか掴めないキャラで、受けと一緒に振り回される感じが楽しかったです。強引で手が早いけど、うさんくさい笑顔でニコニコーとごまかしちゃうかんじ。
受けのほうも良かった。色々悩みながらも単純な子で、割とがっしりした細マッチョ系。腹筋にモエモエしました。さすが農業従事者。

受けが育ててるのがレンコンだったので、レンコン挿入とか、節がいくつ挿るかな…? 的な展開もあるかと想像したけどなかったです。自分の汚れを思い知りました。

途中から、受けが片思いしていた幼なじみが、仲の良い受けと攻めを見てヤキモチ妬いて機嫌が悪くなったりして、それはそれでちょっと萌えました。お姉ちゃんと結婚するまでに受けが告白したら案外そのまま成就してたのかも、と思ったり。
でも三角関係展開にならなくてよかった。不必要に不幸な人はできないほうがいいですもんね。終わり方もハッピーでほのぼのした気分になれました。

5

ショタっ子はやっぱり紙媒体無理か〜(苦笑

りーるーさんといえばショタっ子で、しかもBLというよりは男性向けの印象。
今まで同人誌を中心に読んできましたが、今回紙媒体ということで楽しみにしておりました。
ただやはりショタ物はだめなんですね(苦笑
りーるーさんの電子でも珍しい大人物でしたが、まさかこれが紙になるとはー。
そうなると今後も大人物を描かれるのかな。
今は学生の年の差というと男性向けにしか存在しないとも言えるので、この路線へ変更だとちょっと残念な気持ちも。

レンコン農家の実家へまさしくIターンした受けの大樹。
会社が潰れたゆえ仕方ないのだけれど、実家には想いを寄せていた義兄(姉の夫)が。
どうにもならない気持ちを抱え思わず一人でいてしていたのを、攻めとなる出向公務員の岩清水に見られてしまい…というお話です。

メガネでにこやかな岩清水ですが笑顔の裏には色々ありそうなタイプで、人が良いだけでないところがなんともりーるーさんの描かれるキャラですね。
電子で一話ずつ配信の作品なので、こまめにエロ要素が織り込まれ(笑)ておりますが、やはり修正がねー。
もともと18禁の作家さんなので、そういう方向で出していただければ良かったのになというのが残念なところでした。

4

エロ最高。

じわじわじわじわと、攻め入ってくるというか浸食してきて
農家のこの世界にどっぷりとのめり込んでしまったという感じです。

凄いエロいんです。

びっくりしちゃった。
男の欲情というか、ここまで描かれちゃうと
見てて恥ずかしかったけど
なんとなく共感できてしまうんです。


腐女子の方も共感なのかは分かりませんが
俺は世界をよく上から空の上から見てる感じで読む事が多いです。
腐女子の方も俯瞰して読まれるという方も多いと思います。

ただこれは、こう、俯瞰してる自分と
共感してる自分と、追体験というか疑似体験のような錯覚になってくるというか感情移入してしまうというか
切ない恋心と、男って面倒くさいところは面倒くさいので
凄い分かるんです。

こういう誤解されてしまうような心情と態度は
男特有のものだと思うので
凄いリアルだなと思いながら
とてもエロい、とにかくエロくてびっくりしました。


最高です。

12

男っぽさがとても良い♪

何が良かったって、肉体描写がバッチリです。肉の付き方がリアル。
そして、受けが何一つ女性的に描かれることなく、これぞ男と男。男のプライドをたてている攻めの描写とか、女性なら口に出しそうなことをあえて言わない描写とか、本当男同士の愛の姿、楽しめました。

実家へ戻る事で、男が好きだという事実を隠していかなければならないプレッシャー。
大好きな仕事(蓮根作り)に夢中になる事で、自分の性癖をさらけ出してしまうのではないか、という恐怖。
これらが原因で自分を押し殺し、人間関係も仕事も中々うまくいかない。
そんな中 現れた『ゲイ』である岩清水。
こんな田舎で、同類で。
体の関係を持つことで少しずつ自分の隠していたものをさらけ出せた唯一の相手。
それがどれだけ心を満たした事だろう。頑なな大樹の心をゆっくりゆっくりほどいていく。そんな描写もしっかりあり、読んでいるこちらの心も緩んでく。
大樹の仕事に対する陰の努力もしっかり見ていて、それでいて余計な一言を言わない。大樹の男のプライドを守りつつ、うまくいかない原因をしっかり伝え、改めてアプローチする大人の岩清水の姿。
何一つ無駄のないエピソード、展開、描写で面白かったです☆そしてエロがエロいです。生々しかったです。(笑)

電子限定オマケページは1ページで、すっかり大樹の胃袋をつかんだ岩清水の ほのぼのピクニック姿でした☆

7

ほほえましくてタマランのです

楽しみにしてました!( *´艸`)ぐふふv
電子で既読な作品でしたが、コミカライズと聞きまして
買ってしまいました。
エロカワ万歳な作品。
ストーリー的にもちゃんとしてるのがいい!
電子ではあんまり思わなかった、視線の持って生き方が
好きだなーと今回思いました。
片思いの親友を見る目、その見ている受を見ている攻の目。
視線が好き。
そしてなによりエロがエロエロしくてよかったです。
溶けた受の顔が可愛くていいよね!
イヤヨイヤヨも。。。とは言いますが
口ではなんだかんだいっても結局抵抗少なく受け入れてしまうところが
可愛いと思うのです。
ほだされた感じかなーとも見えるのですが
ちゃんと好きになって、大切な相手として~な巻末も好き。
電子~だから仕方ないのかなとも思うのですが
ちょっと結合部分が見えないのだけが残念だったかな。

7

レンコン、是非食べましょう!!!ww

りーるーさん、初BL単行本おめでとうございます‼‼
同人誌ではショタ攻めなど描いていらして
カラダつきとかえっちぃな…と思っておりました♪

農業BLと言えば米や果物等ありますけど
今回はレンコン農家が舞台です。

一度実家を出て上京・就職したはずの大樹は
会社が潰れレンコン農家へ出戻る事となりました。
そこには姉のゆかと、
自分にとっても幼馴染でありながらずっと想いを寄せていて
義理の兄となった豪が同居しているのです。
二世帯住宅にも関わらず
毎日母屋に来てご飯を食べたり風呂に入る豪を
意識せざるを得ない苦しい大樹。
ある朝爽やかな笑顔で話しかけてきた
農家の若者支援を行う県庁の岩清水という男に
誰もいないはずの軽トラ内での自慰行為を目撃されていて
挙句には誰にも言えない性癖と豪への気持ちを見抜かれますが…。

農家って本当に厳しい仕事だと思います。
天候によってすべての努力が流されてしまったり
容赦の無い世界にも関わらず
手をかけた分応えてくれる成長を愛しんで
花を一眼レフで撮る大樹の気持ちに共感出来ました。
おまけにやはり肉体労働キツそうです…。

自分の好きな人が義理の兄になって更に同居とか
欲望も含めてやりきれなさが伝わって来るのですよ…!!
更にはまだまだ未熟だと自覚している自分の仕事ぶりも相まっている中、
愛想が良くてマメに声がけしてくれる岩清水には
なかなか素直になれないながらも
カラダはどんどん溶かされるとか…エロい…!!!!

岩清水は狡いですww
大樹につけこんでるといっても過言ではないかも。
でも決して大樹を弄んでいるとかではなく
幸せになれる方法を選んでくれる包容力が
大樹の長年の片想いに終止符を打たせてくれたので
とても良い攻めだと思います!!!ww

義理兄の豪は勿論ドノンケなのですが
自分が岩清水よりも大樹と付き合いが長くて仲も良いのにと
嫉妬を露わにする姿が萌えました!!!w
なんというか……男同士の度を超しそうな友情的な……!!
その後も岩清水の電話に勝手に出て
「俺はこれからも大樹の親友で義兄ちゃんだ」と宣言しちゃって
そういう愛も美味しかったです御馳走様……。

好きな人が自分の姉にプロポーズした夜のことを
繰り返し夢に見るくらいツラかったのに
岩清水と愛を確かめあってからはただ懐かしく思う大樹に
「お幸せに‼‼」とエールを送りたくなりました!!!

岩清水……絶倫敬語眼鏡素敵でしたよ……!!
ほんの少し強引に見えても優しさでしかないというか!!
これだもの、大樹も普段ツンでもデレちゃって当然デショ♪

男くさくてエロくて、だけど切ないお話、
とても楽しませていただきました!!!!!
初めてりーるーさんをお読みになる方にも
絵柄にクセがないのでおススメです!!!

6

あなん所や、こんな場所で!

私は大好きです!

攻が、攻めなんです!
まさに、ドンドンと受クンを攻めます!
ラストまで!!

また、受を取り巻く家族の様子がしっかり書かれていたと思います。
こういうの、初めて読みました。

受の苦悩や、何となく気付いた姉のようす・・・
そして、そして、受クンは農家さんなのです。
軽トラも、描かれてます。
雨合羽も、描かれてます。
BL 本 では、初めてです!

ラストは、しっかり安心なラストでした。
H も、「あわ、あわわわ~!」な場所で有ったりしてドキドキでした。
美尻ですよ~~(///∇///)

素敵な、作品でした!
また次回作が、楽しみです。


5

美味しい瞬間

電子方面からこの御仁の作品にじわじわとはまった
評者でございます。
本作は電子で読み通してから「ああ、紙で読みたい」と
しみじみ思った一作でしたのでその欲が叶った事も
含めた満腹の溜息をついております。

で、まあ、話のネタバレをできるだけ回避して、
と言ういつもの流儀で進めますと。

この方の描く老若不問の殿方に完璧な人物は
評者の知る限り一人もいません。
皆何処か陰陽の気配のある残念さを抱えています。
その残念さがぶつかり合ったり惹かれ合ったり
する様を描くのがこの方は巧みなのですね。
評者の見聞した限りの作品から考えると、この方は
むしろ心理戦を描く方が得意な方ではないのかと
言う気が致します。

皮一枚の下にどれだけの想いが渦巻いているか、
そこを勘案しつつ読み解くのも一興かと。
カバー下を先に見てから本編を推理してみるのも
また面白かろうと思われます。

4

面白かったー!ヾ(*´∀`*)ノ

「成年誌界から黒船来航!!」と帯にあり、単行本は成年向けで2冊・同人誌はショタを描いてる作家さんらしいです。
りーるーさん初めてでしたが、あとがきで経歴を知って納得でした。
さすがエロの魅せ方が上手い。キスだけでも舌がエロい。
挿入部のアップ画(といってもtnkが真っ白で書いてないタイプなので、音と雰囲気ですが)が多く、擬音も多め。
ムッチリ雄っぱいに引き締まった男尻など、可愛らしい表紙とは裏腹に受けも攻めもガッチリ体型で、筋肉萌えの方には要チェックです♪

エロぶっこむには無理があるんじゃない?って部分もあったのですが、
1話1エロでエロシーンが多いのにストーリー部分も楽しめて、ニヤニヤ萌えたりホロっと涙腺が緩んだり。
とっても面白かったです+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 大満足!


レンコン農家の息子・大樹は、長年片思いしてた幼馴染・豪が姉と結婚をして義兄になったうえ二世帯同居中という、中々ツライ状況に居ます。
家では落ち着かず、夕暮れの畑の中、軽トラの中で自慰をしているところを
双眼鏡で見てる人物が。。。
ある日 家に農業教育をしているという人物(岩清水)が挨拶にきます。
その時初めて若手育成メンバーに名を連ねてることを知った大樹は突っぱねるのですが、コソッと軽トラでシテる事を遠回しに伝えられショック。
夕暮れに1人畑に残ってたら岩清水が現れ、最後までヤッちゃいます。

そこから何かと岩清水が現れエッチして現れエッチして。
切ない片思いや仕事のことでガッチガチになってた大樹は少しずつ絆され、表情が明るくなっていくのですが、2人が仲良くなればなるほど不機嫌を増す豪。親友ポジを奪われた気分でイライラしてます。
その間に立つお姉ちゃんはオロオロ。

岩清水の家に出掛けたっきり帰らない大樹にシビレを切らし、豪が迎えに出向いたところ、玄関先でキスをしてる岩清水と大樹を見てしまいます。
キレる豪・止めるお姉ちゃん・固まって俯く大樹・大樹を守るように前に立つ岩清水。初めて知る2人の関係に姉夫婦はーーー。


この四角関係?が面白い!!
てゆうかお姉ちゃんがメッチャいい人。
弟の性癖知った後の姉弟の会話に泣いたーーー(つД`)ノ
豪は、大樹のとこと幼馴染としても義兄としても純粋に大切に思ってて。
大樹は、切ない片思いはしてても豪とお姉ちゃんには幸せになってもらいたくて。その中での自分の立ち位置やゲイである葛藤もあって。
岩清水は、大樹の片思いやレンコン農家としてやってく本音とか、誰にも言えないことを全て受け止めてて。

あー!萌えたぁぁぁぁ+゚。*(*´∀`*)*。゚+
面白かったぁぁぁぁ+゚。*(*´∀`*)*。゚+

大樹が泣きながら自分の気持ちを口にする良いシーンが
受けと攻めの尻が2つ並ぶ図という斬新さに笑ったwww
(膝まで下ろしてるズボンというオプション付き)
あと、お風呂のシーンが男2人で入る窮屈っぷりが、リアルだなーと。
肩まで浸かりきらずギュウギュウになって入ってるのが良かったです♪

神よりの萌え×2評価です(=´∀`)

7

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