俺のボス、気安く齧ってんじゃねーぞ 年下βの忠犬×αをも支配できる最強Ωのバディラブ!!

特務刑事オメガパンチ

tokumudeka omega punch

特務刑事オメガパンチ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×218
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
11
得点
279
評価数
66
平均
4.3 / 5
神率
54.5%
著者
りーるー 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784815501662

あらすじ

24時間365日発情期(ヒート)の特殊オメガがフェロモンを利用して犯人逮捕!?

高森(たかもり)はアルファが殆どを占める県警で数少ないオメガ。
しかもその中でも更に希少な、フェロモン過剰の「異能オメガ」だった。
ある日突然、警部補への昇任を告げられ、
交番から異動したての熱血漢、ベータの三好(みよし)巡査をパートナーに
新設の「フェロモン対策特務課」を任せられることに。
そこで高森は「異能オメガ」としての能力を使って事件を解決するよう命ぜられるが…
サスペンスとラブが詰まった、新感覚オメガバースBL!


【収録作品】
特務刑事オメガパンチ case1.高森 誉
特務刑事オメガパンチ case2.三好 健太郎
特務刑事オメガパンチ case3.オメガ
特務刑事オメガパンチ case4.環
特務刑事オメガパンチ case5.オメガパンチ(前編)
特務刑事オメガパンチ case6.オメガパンチ(後編)

表題作特務刑事オメガパンチ

三好健太郎,β,巡査
高森誉,Ω,巡査部長

同時収録作品特務刑事オメガパンチ

嵯峨野,刑事部長,α,高森の上司
室生俊樹,警察医,Ω,嵯峨野の番

レビュー投稿数11

β×Ωだけど神展開!

りーるー先生のオメガバース。
大好きな作家さまなのですごくワクワクしながら読みました。
そして刑事でバディもの…その上部下×上司・忠犬ワンコ×クール黒髪眼鏡…こんなに私の性癖を刺していただいて、本当にありがとうございます!

オメガバですが設定や内容にかなり捻りを効かせていて、なんだかオメガバースを読んでる…というより、上質なサスペンスとかアクションを読んでいるような印象でした。

ふたりの刑事たちがともかくカッコいい!
なんなら登場人物、みんなカッコいい!
攻めがβなんですがこれにはちゃんと理由があるし、β部下くんが本当Ω上司大好きで…尊い(語彙消失)
上司を尊敬しているけどバディなので置いていかれると憤慨するし。
上司を守るためならば身を挺する。でもいつも前向きで、精神的に重くない。…素晴らしい攻めです。
頑なだった上司も次第にほだされる。
うん…そうだよねえ絆されちゃうよねえ。

このふたりでこれからたくさんの事件を解決していってほしいなあ…続編を読める日を強く希望します♥

6

ううう〰️、次は『オメガパンチ』か!

オメガバース物もずいぶん増えた分、発情期の激しい絡みや、妊娠・子育てを入れただけの「これってオメガバース設定いります?」って話も残念ながら多い中、しっかりオメガバース設定を落とし込んだうえで、バディ物のストーリーもガッツリ読ませるだけでなく、王道からは外してくるっていう、さすがりーるーさん、やるなぁ〰️っと唸らされる作品でした。


ネタばれになっちゃうと面白くないので、未読の方はご注意ください。


まず最初に特筆すべきは最強Ωという存在。Ωといえば、搾取されるとか、発情期のある最下層の存在とか、体力的にも社会的にも弱い立場がお決まりですが、そんな中、フェロモンでαを操るとか、さすが。
Ωもとうとうここまで進化したか〰️!応援したくなる。

しかしながら、最強Ωなんていうのは特別な存在なわけで、苦しい立場のΩも当然いるし、力があるからといって「幸せ」かといえば、むしろ苦しんでいたりする。一方、社会的地位の高いαとSランク(運命の番)で自らも確固たる地位にいるからといって、満たされているかといえば、そうではない。
3人のΩの苦悩がまさにそれをよく表していて、本当に面白かったです。

そしてなにより、タイトルにもなっているように『オメガパンチ』ですよ!愛情尺度の点数99以上って、なに〰️!『運命の番』ってワードを初めて目にしたときもかなり興奮したけど、ついに愛情も計測されちゃうとは、全く…。どんだけ好きなんだよってツッコミたくなる。

今回はメインカプの絡みはあんまりなかったのが残念ですが、続編が出るそうなので、そちらで目一杯楽しめたらいいなぁ~

でも…メインカプ以上に嵯峨野オジサマがあんまりにも素敵すぎて…めちゃくちゃ滾りました。むしろこっちの方が見たいかも。

3

強いΩは大好きです

単話の時から次は次は?とはぁはぁ言いながら追っていた作品です。メインはβΩ

刑事物で先生お得意の濃厚Hシーンは最後にちょろっとあるくらいですが、それがなくても中身が濃い。
ぐいぐい引き込まれていきます。

異能Ωの高森の時折見せる寂しげな表情もいいし、
ワンコな三好の一生懸命さ、βだからか素なのか少しズレてるところも可愛いです。

気になるのは嵯峨野と室生の大人CP。
彼らもいろいろあったんだろうなぁと思えるので、スピンオフででも読みたいですね。

2

こんなオメガバ見たことない!新感覚異能オメガバース!

面白い!ストーリーが面白い!このままテレビドラマ化してもいいんではないか?と思える骨太刑事ものストーリー!オメガバースはどうしても心の底で、うん?って思っている自分がいて、ヒートで発情して妊娠しちゃうねえ…だったのですが、オメガがフェロモンで戦うって設定が天才すぎる!これやろ〜きた〜でした。

いわゆる恋愛至上主義、キュん!ものではないと思うけど、BL的もえもガッツリ楽しめました。高森さんがオメガであることで傷つき、異能者であることで孤立して孤独に生きてきたのを猪突猛進まっすぐベータの三好が丸っと抱いて守る!強がっていた所を裸にされる感じ、ぎゅーんで下。それが絆されすぎじゃね?って全く思わせないのもすごいと思う。ただのおっさんのようで高森さんがなんとも色っぽいのも魅力的。絵が絶妙!

このメインCPと事件を追う楽しみのほかに、高森さんと縁の深い、嵯峨野さんと室生さん(この二人は運命の番)、この3人の何とも言えない三角関係がまたいい。単細胞読者ゆえちょっとちゃんと理解できてない気がするけど、何ともエモい。

ストーリー重視の人、刑事もの好きな方には特におすすめです。どっちでもない私もすっごく萌散らかしました♡

りーるー先生ちょっとカテゴライズできない特別な感じの先生。他の作品からは得られない特別な萌えがあるなって思います!好き♡

1

オメガバースだけど

ストーリーがしっかりしているので、一気に惹き込まれる感覚です。
オメガバースって、どうしてもオメガが弱い存在、我慢を強いられる、アルファとは同等じゃないというイメージがあり、苦手意識があるのですが、そこをぶち壊した作品だと思います。
Yシャツはだけてネクタイのみとか、裸に靴下とか、各所にりーるー先生らしさが散りばめられていますが、今までとは違う感じで、本当に面白かったです。
過去やスピンオフが出たら、また飛びついて読みたいと思う作品です。

0

ストーリーが本当に面白い

BLというよりバディ物です。この長さでこの結末にする為にはちょっと振り幅広めのキャラクターである必要があったと思いますが、全てにおいてグイグイ読者を引っ張りあっという間に読了・・となります。
特に室生という受けの親友が凄く良い。この室生はΩ仲間ですが、主人公の受けと異なり番がいます。ここが個人的にはポイントなんですが、一般的なオメガバースに出てくるΩとは異なり本当に実力も社会的地位も確立しているΩなのにΩの悩みを抱えている人です。Ωの底の深さを見せられました。
内容は本当に良かったんですが、最後突然BLに収まる窮屈感で神評価を控えました。

3

面白くて一気読みでした!

りーるーさん初読み。

バディもの好きなので読んでみました。

はい、バディものとしては当たりだと思いますv
BLとして萌えるかと言われると、
ちょっと首を傾げますが、
とにかく設定もストーリーも面白くて、
最後まで一気読みでした。

多分海外ドラマ好きな方なら
面白く読めるのでは!

クライムサスペンスであり
警察ものでもある感じなのてすが、
そこに上手くオメガバースが絡めてあって、
BLじゃなきゃ描けない所が面白い!

しかし、物語的には申し分ないのですけれども、
BL的には高森さんの心情とかちょっと分かり辛くて、
らぶらぶ大好き侍としては、
ちょっとだけらぶ不足かな。

でも三好くんがβ設定であることも、
その必然性も面白かったと思います!
なにより彼のわんこ具合が好きですv

今後の二人の進展具合も気になりますし、
何より嵯峨野刑事部長と室生先生の馴れ初めとかも
とてもとても気になるので、続編希望v

評価は面白かった!とお薦めできる「萌×2」で!

2

異能バトル

りーるー先生って、どエロいおじさまが繰り広げるキモいほどのいやらしいセックスシーン、のイメージがあるんだけど…
本作はなんと刑事もの。
しかもオメガバースとは。
読んでみると、いわゆるオメガバースものとは一味違う個性的な作品。
そして、それほどエロは無い。
なのに?
とても面白かった!

オメガバースって自由度の高い設定だと思うのだけれど、本作も独自の設定があります。
主人公は、Ωの刑事・高森。
Ωといってもいわゆる普通のΩじゃない。異能者。
αを破壊するほどの強大なフェロモンを持ち、常に発情をしながらもそのフェロモンは不顕性で。

さて、ある事件が起きます。
α連続不審死。
臨場した高森は、死体に残るΩのフェロモンを嗅ぎ分けます。つまり。
犯人は自分と同じ異能を持つ…

ここから事件は犯人と高森の頭脳と超能力の対決的な様相を呈して、私にとってはすごく面白かった。
「αをフェロモンで攻撃する」という犯罪ゆえに、並み居るエリートα刑事達は太刀打ちできず、高森と、バディを組んだβ警官の三好のコンビが立ち向かっていく、という展開。
Ωというバース性、強大すぎるフェロモンをコントロールするメンタル、心の大きな傷となっている過去…
おバカで猪突猛進なだけのような三好が、しっかり高森を護る守護神みたいに成長していく過程もいい。
これ、続きも読みたいなぁと思ってたら、続編ありなんですね!これから楽しみ楽しみ。

2

オメガパンチは最初に出ていた

りーるー先生2作目です。
読み応えありまくりでした。

まず、異能オメガ…こんな設定まであるんだなと感心しました。

そして、その2人の異能オメガを中心にオメバガの世界、複数の事件、三角関係?+三好の人間関係が絡み合い。
オメガバ刑事ミステリーとも言えるごりごりのストーリーに目が離せませんでした。

読んでいるうち、タイトルのオメガパンチって終盤に回収されるんだろう思ったんですが、それももちろんあるけど私は、最初に三好が高森を助けた
「俺のボス、気安く齧ってんじゃねーぞ」
の時が高森へのオメガパンチだったと感じました。

過去に嵯峨野に助けられたことだけが支えだった高森に、三好のパンチがじわじわ効いていて。

ラスト、高森のオメガフェロモンが爆発するの?!というところで、ああいう形で「オメガパンチ現象」が実現した。

正直、唐突な感じはしましたが。
しかも「偶然」「たまたま」条件が重なった、というのが申し訳ないですが詰めが甘いかなとw

でもここまで複雑に入り組んだお話をスリリングに引き込ませたのはすごいと思います。

嵯峨野が三好を高森の下につけたのは、嵯峨野だからこそ感じた、三好なら高森を守ってくれるだろうとの思いからだったんでしょうね。

しかし、三好がいいキャラでした。
天然であれくらいゴリラだからこそ、まっすぐ高森を守ったし、高森もそれに震えたし、実感できるのが伝わってきました。
ここ、大事なとこですもんね。

欲を言えば、もうちょっといちゃいちゃが見たかったですがw

あとがきの「アルファを…フルボッコにしたい…(わきわき)」に笑いましたw
そして本当にその通りになっていた。


完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆☆☆
面白い ☆☆☆☆
内容が好き ☆☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆☆☆
萌える ☆☆☆

0

オメガバース世界の被害者達

Ωのフェロモンを上手くコントロールすれば
αをおびき出すのに使えそうだと思ったし、
それを駆使して事件を解決していく内容を
想像していました。

ところがこのΩ高森は、異能でフェロモンも特殊!?
αを支配・洗脳するってもはや
催眠術っぽくてしっくり来ない…。
中和剤、強制発情剤、予防薬etc…薬で色々出来過ぎ。
恋愛尺度の点数が99以上の「オメガパンチ現象」って
いきなりチート過ぎないか?

…と「異能Ω」の意味をよく考えず読み始めた為、
型破りなオリジナル設定の数々と予想外な内容で、
オメガバースにおける地雷が多い私は
最初面食らってしまい中立にしようと思いましたが、
そういう世界観だと解った上で読み返すと、
オメガバース世界ならではの犯罪や
その社会が抱える問題が描かれているようで、
ストーリー重視で読み応えがあり楽しめました。

三好の裏表なくいつでも全力なキャラが好感!
思った事を真っ直ぐはっきり言うタイプで、
高森を護る忠犬であり騎士のようです。
元々優れたαが才能を発揮しスマートに活躍するより、
βが努力で頑張る方が絶対格好良いと私は思います。

二人はバディ感が強く、恋愛的な甘さは
正直あまり感じなかったのですが、
「オメガパンチ現象」が発動しているので
態度に出ないだけなのかもしれませんね。
高森の方はHの時もいつも通りの強気の態度で、
これからはもう少しデレてくれると良いなぁ。

シャルルのオメガバースの説明
「運命の番と出会ってしまうと
交際している相手がいても別れてしまうことも」
を見るたびにいや~な気持ちになる者ですが、
犯人の異能フェロモンの前では
運命の番の声すら届かない。
運命の力が発動して欲しい時に限ってしないとは!
これでは室生が可哀想なので、これこそ運命の力で
断ち切って欲しかったなぁと思いました嵯峨野さん。

その犯人も運命の番に酷い扱いを受けたようですし、
βとΩが主役のこの作品においては
「運命」がそんなに強い力を持たないのかもしれない、
良くも悪くもそう感じました。

犯人にも同情出来る部分はあると思います。
その背景にはΩの社会的扱い、
またオメガバース世界の設定そのものに
彼らの生き辛さがあるから…「異能」故の孤独も。

罪を犯す多くの人は不平不満や闇を抱えている、
差別、格差、不平等、孤立…
その社会の根本を変えて行かない限りは、
どんな思い罰を科しても犯罪は無くならないだろう。
オメガバース程極端で無いにしても、この辺りは
我々にも通じるものがあるのでは無いでしょうか?

α連中はフェロモンに支配、翻弄され情けない印象、
βやΩだからこそ出来る事もある。
オメガバースとしてはやや邪道に感じつつも、
この世界観でしか描けない話だとも思います。
β×Ωの作品自体あまり無いですし、
オメガバースと刑事モノのコラボも良かったです。

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