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こないだ俺 面白いAV見たんですよね、上司喰っちゃうやつ
gaps
まさに元腐を引き戻してくれた作品。
初レビューはこれ!と決めておりました。
電子書籍では何度も見かけてたんですよ…
表紙もタイトルもあまり惹かれなかったのが、正直な感想です。
そんな浅はかな自分が悔やまれますが、出会えたから無問題w
このサイトではあらすじから人物まで親切な説明ありますので、個人的萌えポイントと、見せ場を書かせていただきます。
5冊まで出ているシリーズの1、まさに受けのED発覚から攻めとの攻防戦の序章といった1冊。
以下、ネタバレあります。
萌えポイント
①片桐(攻)の裏と表の顔
あれ、これBLだっけ?と言うような見事な裏の顔の数々。喧嘩にギャンブル、女癖の悪さとコンプリート。
②長谷川(受)の蒼白顔
片桐の裏の顔を知るたびに見せる長谷川さんの反応、大好きです。もうツボ。
ちょっとドキドキ…とかではなく、本気でドン引いてます。この1冊では、いずれラブになるとは思えないほど(大丈夫です、なりますよ!)
③攻防戦
本性を知られ、あるきっかけあたりから、片桐の押しがはじまります。そして長谷川さんが王道通りにはいかない。まさにノーマルのリアルな反応。
このやり取りが絶妙です。
作品中見せ場
①片桐の裏の顔遭遇シーン
片桐のランニング姿に刺激され、ED改善に夜中ランニングする長谷川さん。
そこで偶然遭遇する片桐。
表紙にもありますね、振り向いた片桐の表情。絡まれた喧嘩を返り討ち中だけあり、荒んだ目よ…会社での笑顔とはまるで別人。まさにGAP!
何周読んでも好きですね、この場面。
②ラブホでの初攻防戦
「こないだ俺、面白いAV見たんですよね」
見出しに出た名台詞シーンです。
彼女の浮気現場を追い、ラブホに2人。
浮気確定とED暴露…からの片桐の行動w
股間に手をやる流れからのキス。この時の長谷川さん、終始ひいてます。
片桐はシーズン通して読んだ感じだとバイで、男性経験もありなんでしょうね。百戦錬磨で生きてきたのでしょう。でも長谷川さんは尊敬する上司として、今まではあえて除外してたのが、指いれて上顎刺激した時の長谷川さんの反応におや?ってなったのだと思います。
それが片桐の目のアップでさらっと描かれてますが
、大事なポイントですよね。
①性的な興味②それまでの人としての尊敬も含め、性的対象としてもストライクにはまった…
読み手によって意見は様々でしょうが、私は②だと思います。本能的になにかを感じ取った片桐さすがw読み返すたびににやにやしちゃいます。
何度も読み返した身としては、いつそのAV見たのか、もうその時すでに長谷川さん頭によぎってない?と深読みしてしまう。
③強引なドライブからの攻防戦
ここでも片桐はぐいぐいくるんですが、やり取りが笑えます。
長谷川さんはきっぱり好きじゃない、と伝えます。それに対する返しが…!最高!
片桐の感情入ったときだけ敬語抜けるシーン大好物。
他にも片桐の「ね」って言い方、とはは!って笑う場面ツボです。里先生わかってるな!
直幸さん呼びも、急に呼び始めたようであれ、彼女さんとのやり取り後なんですよね。
自分も呼びたかったんだよね…と解釈。
ああ、伝えたりない…
読めば読むほど考察したくなる!
まだはじまり、といった1冊ですが、読み終えた時にはもう私は沼に入る予感がしました。
同じように予感した方はできれば、5冊揃えて読んでほしいです。
しなかった方、せめて2冊目をぜひ!
大好きな作品です!まだそんなにBL読んで無い時に読んで、え?え?これ続く、よね?!エロなかった!でもすっごく引き込まれちゃう!作風も雰囲気があって素敵だし、絵もしっかり強い線じゃないけどきちっと訴えてくるし、作品が忘れられなくて何回も思い出しては読み返しました。
今読んでも時間(古さ?)を感じさせないお気に入りの作品です。
最初長谷川さんはちょっと弛んできたおじさん?!と思ったけど、めちゃくちゃかわいいし性格も良い!真面目で最後までは流されずにふっと我にかえっちゃうところとか、思い通りにはならない自立した大人の部分が表現されていて好き。片桐なんて性格クズすぎですけど他のスペックが良すぎてギャップにやれます。好きにならずにいられないキャラです。長谷川さんを愛しちゃうとこも好感度上がるしかないです。続編も面白いので、ずーっと続いてほしいくらい!
片桐がイカレてて良かったです。
ストーリーはわりと淡々としているというか静かな雰囲気なのに片桐の行動だけが完全におかしいので片桐がひたすら際立っていました。
恋愛面でサイコパスという訳では無く、シンプルに行動が突飛で怖い。急に車の窓ガラス割った時は本当にビックリしました(笑)
しかし恋愛面では押せ押せで長谷川に手を出そうとするものの、引かれたらある程度引き下がるという絶妙なバランスのキャラでした。
対する長谷川さんはめちゃくちゃ普通の人で良かったです。
付き合うなら仕事時の片桐だけど、結婚するなら長谷川(安牌)とか言われてそうな感じのキャラでした。
片桐のキャラが強すぎてパッとしない感じがしますが、ただの流されキャラではなく最後綺麗にお断りした所が良かった。
片桐みたいな男どう考えてもやめた方が良いので頑張って逃げて欲しいです(笑)
そしてこんな二人なのに、長谷川が彼女に浮気された時の反応だけ片桐がマトモでジワりました。
「それとこれとは別だと思いますけどね俺は」
それな! と思いました。
長谷川の反応もThe小心者といった感じで良かったです。
攻めがサイコすぎると怖いし、受けが可哀想になっちゃう。だけど優しいだけじゃ刺激が足りない。持ち前の計算高さで受けをオトしてほしいけど、内心では「受けを失う恐怖」に怯えててほしいし、受けにめちゃくちゃ依存しててほしい。
…上記に共感してくださった方、ぜひとも読んでください!!絶対に後悔はさせません!!!
上司と部下の社内恋愛もので、片桐の激しすぎる二面性と話の通じなさがめちゃくちゃツボ!お相手になる長谷川が全然流されないのもすっごく良くて、身悶えるほど萌えまくりました!
37歳EDの長谷川は、ちょっとだけ人生の分岐点に立ってるような印象です。家族との話し合いに妙な現実感が伴っていて、一歩間違えたら追い込まれそうな雰囲気。仕事は順調だけどプライベートは…って隙があるってことですね。
片桐はメンタルが強すぎる。ついでにフィジカルも強い。思考回路が振り切れてるんだけど、そのイカれた思い付きを即実行できるところが最高です。ぐいぐい迫りまくって「嫌よ嫌よも好きのうち」って本気で思ってそうな人なんて、リアルにいたら不快でしかないのに、片桐にはもっとやれって思っちゃいます。不思議な魅力~。
でもここまでハマったのは、相手が思い通りにならない長谷川だからこそ!きっぱり断ってもただの上司と部下以上の情は見え隠れしてるので、片桐が付け込みたくなるのも当然です笑。二人の行く末がとても気になります。
外では完璧、家の中ではだらしない攻めとその上司が受けのお話。
大人な二人の魅力がたっぷり詰まってます。
酒、煙草、ギャンブル大好き汚部屋に住んでるダメダメな攻めのお世話を、文句を言いながらもなんだかんだしちゃうノンケ年上受け。
展開はゆっくりめで、受けがジワジワ絆されていくのを楽しめます。
逆をいうと日常テイストな単調でちょっと物足りなかった感があります。
分かりやすいBLとは異なり、二人の間にどれだけの愛情を探せるかでこの作品が
また攻めの友人として出てきた矢島のカプも気になるのでスピンオフ「DOGS」を購入しようか検討中です。
そして評価もかなり高いのと、二人の甘々がもっと読みたいので次巻を購入してから、今後買い続けるか見定めたいです…。
これも長い間人気ある作品ですよね。とうとう購入しましたGAPS、オフィスラブ最高です。
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やっぱり私は極端な二重人格攻めに萌えてしまうんだなぁと再認識。表の顔は王子、裏の顔はクズ、うーーーーん、満点( ◜ω◝ )b
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この作品は最初から糖度の高いモノが見たいって人よりも、ゆっくりだけど少しずつ2人の関係性が変化していく過程を楽しみたい人にお薦め!
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素の片桐(攻)はまじモンにウケるから..(笑)オッサンの友達とかいそうだし、てかいるだろ。笑
片桐が長谷川を落とそうとキザな口説き文句言ってくるのが冗談と見せかけた本気で良い。長谷川も片桐の愛の言葉にドンドン気持ちがグラグラしていくのが見ていて可愛かった❤︎
ちなみに順番は【GAPS→ GAPS RISKY DAYS→ GAPS apples and oranges→ GAPS hanker】。これは多分続く...と思います
スピンオフのDOGS→ DOGS infightも一緒に読むと◎
サブタイトルにも意味がしっかりあるそうですね( ˘ω˘ )
有名作品で名前は知っていたのですが、今まで読む機会がなく、今回電子書籍がたまたまキャンペーンで一巻無料になっていたので読んでみました。片桐も長谷川もどちらも私の好みのキャラクターではないけれど、片桐にグイグイ迫られて戸惑い、翻弄されるノンケの上司長谷川の姿には萌えました。話の展開はゆっくりで、長谷川の戸惑いや葛藤を丁寧に描いていて良いです。焦らすのが上手い作者だなと思いました。焦らされると萌えます。
ストーリーはありきたりなリーマンBLなのに、攻めのキャラがめちゃくちゃユニークだから作品自体が個性的になっている。
優等生キャラの本当の姿は…‥っていうのもよくあるけど、ここまで割り切って破綻した性格をしているところが漫画として面白い。どのコマを読んでも「片桐こえー!」って言ってしまう。
エロはほぼなし。というか、攻めの片桐が怖すぎてそこまでいかない、笑。とはいえ、書き下ろしページの受けの長されやすさを見ると早くエロが見たくなってくる。
ずっと前から読みたくて、やっとシリーズ揃えて読みます。
片桐がうさんくせぇ〜けど、ぐいぐいいきますね。そんなに長谷川が好きなのか。尊敬する上司なのはわかるけど、オフの姿を見られてドン引きされているのに長谷川なら自分をまるっと受け入れてくれると思う、てことなんですよね。彼の言い分によると。
片桐はバイてこと?なのかしらん。男との経験もある?気に入ったら性別とか気にしなさそうではある。
長谷川はどノンケで、すごく常識的で真面目で、片桐みたいなタイプは、というかまず男相手が考えられないんでしょうけど。
37歳で、家族から結婚や将来のことを言われ、EDになり、彼女には浮気され…順調にきていた人生に暗雲たれこめ…へこみがちなところへ片桐から猛プッシュされ、流されてますよね完全にw
そりゃ頭では拒否るけど、片桐の言うようにもう好きになってるでしょ、と。だってちゅうされても本気で抵抗してないしw
里先生作品「俺が好きなら跪け」「俺が好きなど嗤わせる」を先に読んで、その時に気になったんですけど、ちゅうの時、目を開けているコマが多いのが気になって。
相手を探ったり、受け入れていない描写なのかもですが、ちょっと多いなと。
それが本作でも散見されまして、ああ、やっぱりと。
個人的には、目を開けるのは1コマ2コマくらいであとは拒絶するか、受け入れるなら目を閉じてほしいなと思ったものですから。
あと、長谷川が片桐のマンションに行く流れがよくわからなかった。
前日、片桐が車のフロントガラスを割ったことを会社では聞きにくいからと自宅まで行ったってことなんですよね。しかも初めて。事前連絡なしに。着いてから連絡しようとしていたみたいだけど。と、ちょっと気になりました。
ロンドンにいる神谷というのは、俺嗤の神谷のことでしょうか。
あと、矢島が好みのタイプだなと思ったら、彼がDOGSの主人公なんですね!それは楽しみ。2巻しか出ていないのが残念だけど。
俺嗤の梶に似て切れ長目のキャラが好きです。
あちこちの評価がめちゃくちゃよかったので
いつか読もうと思っていた本作。
ようやくまとめて読ませていただきました。
お世辞なしに面白い((ノェ`*)っ))タシタシ
あらすじから面白いというより、可笑しいなと思っていたんですが
想像をはるかに超えた、斜め上のキャラクターに魅了されました。
社内では誰もが見惚れる王子さま。
爽やかで仕事ができて誰にも優しく親切。
そんな紳士な男(攻)の本性がヤバイw
そうぞうをはるかに超えた斜め上の言動にちょっと引いたw
それに相まっての受がこれまたドがつく真面目。
絵にかいたような普通の人。
可愛い彼女もいて、仕事もそこそこ。
本来なら引き合うはずのない二人がどう引き合うのかというところが
面白いのです。
振り回されてちょっとかわいそうなところも好ましい。
斜め上に見せかけて、うまいこと取り入ってやろう
スキをついてやろう、懐にはいってやろうという
攻のグイグイ加減も楽しい1冊。
食わず嫌いはするもんじゃないですね。
画が好みじゃなーいって、読まないでいたんですけどね……。
お も し ろ か っ た!!!
200ページくらいしか実際にはないんだけど、500ページくらい読んだような重厚感。
キャラクター性、ストーリーともに最高で、受がなかなか落ちないところもいい。しかも、男だから軽蔑とかじゃなく、お前には惹かれないっていうスタンスが人間として攻を見ていて高評価。
二面性のあるキャラって結構いるけど、ここまで仕事のときの王子面とプライベートの悪人面とはっきりしてるキャラって珍しいな。
もう表情の書き込みで全然別人に見えるぜ。ギャップ激しすぎじゃね……え?ギャップ……ギャップ……「GAPS!!!」って、読後に気づいた。
アホの子かな。
でも、まあなかなか受が落ちないんで、これ一巻だけなら私は萌って評価です。
なんていうか、熱量がないと申しますか、私少年漫画みたいなノリが好きなんで、別マガみたいなこういう大人な漫画があまり好みではないのかも。
ただ、冒頭に書いたとおり、漫画としては優秀。大人は好みの内容なんだろうな。
シリーズ新巻購入したので、また始めから読み返しています。
BLにハマりたて当初に買って読んだ時とまた感じ方が変わってきています。
初めて読んだ時は、引き込まれてあっという間に読了してしまった作品です。
片桐の裏の顔に驚いたり、グイグイ押す様にドキドキしたり、長谷川さんがなかなか絆されないのに焦らされたり…。
改めて読み返してみてもやっぱり面白いです。
前半ほぼBL要素無しでも、片桐と長谷川さんの掛け合いが楽しいし、片桐が巻き起こすアレコレに巻き込まれる長谷川さんが気の毒でいて、ちょっと萌える。
ただ、片桐がいつ長谷川さんの事を好きになったのか、なんでノンケだったのに長谷川さんに言い寄るようになったのかが曖昧なことに気付いてしまった(遅!)
何回かは読んでるのにあまり深く考えてなかった自分。普段からぼんやりしすぎてるだろ…。
私の解釈ですが、前々から上司として憧れていた長谷川が彼女に浮気され、オマケにEDだと知り、男と試したらどうかとちょっかいを出す→長谷川さんの反応が可愛く、気になり始める→長谷川さんには裏の顔も知られたことだし、全てを受け入れられて甘やかされたい→Hもしたい!→グイグイ押す…という流れなのかなと考察しました。
長谷川さん目線の話で、片桐の言動ほとんどが突拍子もないので、もう少し分かりやすい片桐の心理描写があればなぁと今更ながら思いました。
レビューを書く時期によって評価はかなり変わってきますね。いつ書くのが良いのか悩むところです。
ぽんぽんと飛び交うテンポのいい会話。
相手がどんなにイケメンだろうと簡単に流されない上司。
最高です。
37才。仕事は充実しているもののメタボにED。
そんな長谷川がひょんなことから会社の完璧すぎる後輩・片桐のもうひとつの顔を知ってしまって…。
登場人物がとにかく魅力的なんですよ!
長谷川は外見は平均的で冴えない感じだけど、仕事では有能な雰囲気が漂ってます。感覚まともで、イケメン後輩にどんなに迫られようともそうそう簡単には流されません。BLのキャラクターではなくて、等身大で生きているヘテロの37才そのもの。通勤ラッシュのホームに30人くらいはいそうなリーマン。
逆に片桐は現実離れしていて、長身イケメン、仕事ができて性格良し。困っているひとにはすぐ手を差し伸べる、男女ともにモテモテくんです。
ただ、これだけじゃない片桐。暴力的で、自分が気に食わない相手にはとことんやってしまう。女性にもだらしなくて、彼女はいるけど自分にケンカをふっかけてきた大学生の彼女をサクッと寝取ったりしちゃう。ギャンブル大好き、汚部屋の住人。
この片桐の素の顔を偶然知ってしまったことから、やたらと絡まれるようになる長谷川ですが、いちいちビクついたりするけど、そういう気持ちを全部素直に片桐に伝えちゃう。ふつうなら避けたり、距離を置いたりしそうなのに、「こえーよ」とかふつうに言える。破天荒な片桐に振り回されても、その都度言いたいことは言う。
会社の上司で7才年上という立場的に言えるという面もあるとは思うけど、たいていのひとはおそらく言えない。怖いから触らぬ神に祟りなし状態になるところ、ずばずば言ってくる長谷川の存在は片桐にとって新鮮だったんじゃないかと思うのです。
職場での完璧な片桐も、プライベートの荒ぶった片桐も、どっちも「片桐」で受け入れてしまう懐の広さも、片桐が興味を持つには十分な要素なんだと思います。
そんな2人が掛け合い漫才よろしく、言いたいことを言い合うこの作品。
片桐がどこまで本気で言ってるのか、面白がってからかってるのか。流されない長谷川は、どこまで踏ん張れるか。
BLによくある設定や流れを全無視したストーリー展開に興味が尽きません。
攻めは漫画でよく見るタイプの二面性腹黒イケメンなんですが、アメリカンサイコ野郎的な行動があり、
受けは仕事も人間関係も結構上手くいっている「オジサン」です。
そんな「オジサン」にイケメンの攻めがグイグイ迫っていくーーーというお話なんですが、
この「オジサン」な受けがなんだか好感が持てるんですよね。
小心、というか人並みに恐怖心とか劣等感とかあって、彼女への躊躇いだとか、攻めへの「理解不能でコワイ…」って躊躇いだとか、そういう普通の人っぽさが良い。
攻めへの恐怖心もあるのに、今までの攻めの外面も忘れられなくて何だかんだ攻めと一緒にいるのも危機感がガバな感じも読み手として「ソイツはマジで貴方を狙ってるんだから逃げなよ…」と突っ込みつつ笑ってしまいます。
また、攻めが現実にいたらあまり関わり合いになりたくないクズなのも面白いです。外面が完璧で、中身はやべぇ奴って結構漫画でよくあるタイプですが、
やべぇと言っても、暗黒微笑を浮かべながら受けを監禁したり、他者を洗脳したり、殺人も辞さないタイプのヤバさでもなく、
過剰暴行とか器物破損とかレベルの犯罪は犯しちゃう系の身内にいたらドン引きレベルのヤバさ、という感じ。
なのに受けはそんな攻めに羨望を頂いているのもおかしくて笑います。
攻めがまた謎多き男で、こちらがシリーズモノの1巻であるために「続きで他のネタバラシとかあるんだろうか…?」って感じで続刊にもつい手が伸びます。
なので、短巻がお好きな方や長編モノへの体力に不安がある方にはあまり向かないかもしれません。あとお財布がイマイチ厳しい方。
(私は後者なので現在少しだけ反省してます)
派手な事件が起きる割に、攻め受け二人とも日常生活を過ごしているので「攻めが受けを監禁」「受けが攻めの浮気を知って号泣しながら失踪」みたいな劇的な展開を期待される方にも向かないかもしれないです。
逆に「好感の持てる普通の人が受け」「そんな受けに執着してるイケメン」「現実にいたらあまり関わりたくないクズ攻め」がお好きな方にはおすすめです。
はじめ読んだときは、ぴーんと来なかったのですが、長谷川さんいつ插入されるの…!?と、最近読んでたチョロチョロなほだされ受けに飽きてきてたときだったので(もちろん、それはそれでとても可愛いですが…)
気になって、全部集めてしまいました。
結果、あぁ、好き……。
この二人、好き………。
わたしは少女漫画育ちなので、やっぱり片桐の実はクズだけど、本当は嫉妬深くて…みたいなところにどうしてもキュンキュンきてしまうのですが、
長谷川さんは、多分キュンキュンしつつも、片桐のペースに一見乗せられてそうだけど、実は対等な感じも好きです。
簡単に落ちたりもしないし、やっぱり上司だから、なんだかんだ片桐の面倒みもいいですよね!!
うまくまとめれないのですが、買おうか悩んでいる方は、とりあえず一巻だけでもお買いになられることをおすすめします!
里つばめ先生のエリートシリーズ。
同じ会社の上司と部下が繰り広げる恋愛攻防戦!
仕事は充実しているけれど他がいろいろ気になるお年頃の上司 長谷川 と 仕事では憧れの王子様でもプライベートはクズの部下 片桐のお話。
片桐は会社で顔よし、頭よし、性格よし、おまけに若くて身長も高く、運動神経もいい王子。
しかし、プライベートは汚部屋に住み、暴力的で口も悪く、ギャンブル狂いのクズ王子。
片桐のクズっぷりは半端じゃありません。もはや二重人格をも超えている気がします。
一方、長谷川は会社で仕事が出来て優しくて尊敬される上司。
でも、プライベートではメタボや体力の衰えを気にしていて、じつはEDにも悩んでいました。
上司と部下で良好な関係だった2人ですが、ある夜の公園で社会性欠如した暴力的な片桐に遭遇してしまった長谷川。
この時点で長谷川の運命の歯車は狂いだしてしまったのでしょう(笑)
その後、長谷川は片桐と一緒にいる時に彼女の浮気現場を目撃してしまいます。
その流れで片桐が長谷川のEDを知ると、長谷川に猛アプローチするようになり…。
長谷川がガンガン攻めてくるキラキラ王子のロクデナシ片桐に絆されず、いつまで貞操を守れるか?!
ちなみに、片桐はクズだけど、好きになったら一途なんですよ!
支配欲と独占欲があるので、とことん「受け」を守ります。もちろん「受け」は長谷川です~。
ストーリーも面白く、絵もスッキリしているので、とても読みやすいです。
片桐の本当の「良さ」を知るためには、ぜひシリーズで読んでください。
読んだら絶対にハマるおすすめの作品です♡
至高のクズ攻め・・・、いや、もう最高すぎんだろ・・・!!!
攻めの片桐の昼間の姿は見た目がよくて、仕事もできて、性格もいい社内の王子様、だけどその夜の姿は、実は中身がとんでもないクズ!
片桐の上司である長谷川はひょんなことから彼の裏の顔を知ってしまい・・・!?
と、どこかで聞いたことありそうな設定ではあるのですが、実際の片桐はそんじょそこらのものとはレベルが違うくらいえげつねえ!!!
だって、裏の顔がちょっとワルい男とかチャラいとかそんな生易しいものではなくて、真面目に生きている人間にしたらこんな奴近くにいたらちょっと怖いよなってくらいのヤバめなクズなんです!
喧嘩で返り討ちにした相手の財布から現金抜き取っちゃうわ、彼女以外に何又かけてるんだかわからない上に痴情のもつれの末に刃傷沙汰まで起こすし、ギャンブルはお遊び程度を越してガチでのめり込んでるし、好きな相手が彼女の浮気で凹んでるときに手出そうとしちゃうし、本気でフラれてんのに、でも、ホントは自分のこと好きでしょ?とか自信過剰も甚だしく酒で酔わせて上司に迫り続け・・・とクズエピソードも尽きることなく。
個人的にはこんな非の打ち所のない理想のクズいます?てくらいにグッときちゃいました。
だって、これだけクズのくせにかっこいいんですもの・・・。
周囲の女の子たちが片桐の二面性にすっかり騙されてキャーキャー言っちゃうのはわかるのですが、これはノンケのおじさんであろうともぐいぐい攻め続ければいつかは陥落しちゃうのだろうなあ、と今からその瞬間が楽しみでたまりません。
まだまだ難攻不落の様相を呈している長谷川ですが、読みながら脳内では常に早くほだされろ~ほだされてしまえ~と念仏を唱えまくっております。
ずっと気になってはいたものの、年下攻めやシリーズであることなど、いくつか個人的警戒ポイントがあり、手を出せずにいたのですが・・・、どうしてもっと早く一歩を踏み出さなかった自分!!と悔やまれました。
現時点であと3冊も続きが読めるという幸せを噛み締めながら、次巻へいこうと思います!
今年のマイベスト1と書きましたがも、腐女子歴四半世紀の中でもベスト3に食い込んできてます。
それくらい好きです。
つい最近ハマったばかりなのですが、電子で1話を試し読みして、気になって1巻を購入。
ほだされそうでほだされないノンケの上司の長谷川さんと、隙あらば襲おうとする後輩クズ王子の片桐との攻防が3巻まで続くので、エロさを求める人には物足りないかも?と一瞬思ったのですが、だんだんと受けの長谷川さんが攻めの片桐を好きになっていく心理描写がめちゃくちゃうまく、一気に4巻まで手を出して、紙のコミックスもコンプリート。それくらい大好きな作品になってしまいました!!
あと、直接的でなくこんなにエロスを描けるってすごいなと。長谷川さんにじりじりと迫ってく片桐のセリフがねー、もう名言だらけで萌えまくりです!
4巻まで待ったかいあって、ふたりが初めて結ばれる回ではセリフほとんどないのに感動しちゃいます。。
ほんと、迷ってる人はすぐ読んでほしい!近くにいる人ならコミック貸して布教したい!!
現在季刊誌で続きの連載スタートしたので、当分萌え続けられるのがほんとに嬉しいです!
里先生素敵な作品をほんとうにありがとうございます!!
わぁ!気になっていた漫画でした!
やっぱり購入します(*^^*)
GAPSシリーズを語り合える友達が欲しい!
新規ファンだからこそ分かりあえるテンションってありますよね!
4巻イッキ読みして語りたい事が次から次へと溢れてくるのです!
人気シリーズは敷居が高い
気にはなっているけどきっかけがない
そんなBLファンの方に伝えたい!
新規ファンによる未読な方のための全力プレゼンでございます!
※こちらのレビューはGAPS hankerの発売をきっかけにGAPSシリーズに出会い
シリーズ4巻をイッキ読みしたファンの新規ハイなレビューとなっております。
新規ファンが勝手に提案する「GAPSシリーズの楽しみ方」になっておりますので
4巻までシリーズ通してのネタバレがあります。ご了承ください。
GAPS hankerのレビューにも書いたのですが長いシリーズに手を伸ばすのってちょっと躊躇いますよね。
しかもGAPSシリーズは攻めの片桐がクズクズ言われている…。
ここでまず一途攻め、執着攻めが好きなBLファンはちょっと引きます。
なのに「GAPSマニア」「GAPSジャンキー」と呼ばれる熱狂的なファンが多い。
そして4巻発売時の帯や公式ツイッターでも散々煽っていたので有名だと思いますが
2人の初エッチまで3巻かけている…!
珍しいですよね!!これ!!
二人の恋の攻防戦がいいんですよ~~~♡
シリーズものだと「とりあえず1巻だけ読んでみようかな」となると思うのですが
そこはぜひ2巻のRISKY DAYSを一緒に買っていただきたい!!
新米GAPSマニアから言わせてもらうと1巻だけだと片桐の魅力は伝わりにくいです。
伝わりにくいっていうか…1巻だけだと「メチャクチャな男だな片桐」しか感想が出て来ない。
長谷川さんにちょっかい出してるのも真意が見えてこないし、
里先生の絵柄のおかげで「カッコイイ」と思えるシーンもあるのですが
全てにおいて「本心が見えてこない」ので妙なモヤモヤ感とかザワザワ感が残るんです。
「あんたは俺の事好きなんですよ」
「だって長谷川さん俺の事好きでしょ」って言う前に
自分が相手をどう思っているのか伝えるのが先でしょ!?
この相手の気持ちを勝手に決めつけてる感じが最初好きになれなかったんですよね~。
でも、これも2巻以降読むと印象が変わってきますので1巻でイマイチはまりきれなくても
2巻に行って欲しい!2巻を読んでほしい!!
なぜRISKY DAYSをセットで買って欲しいと書いたかと言いますと
2巻で話が大きく動くからです。恋愛的な意味で。
私は4巻の中で2巻のRISKY DAYSが一番好きです♡
読んでいて一番ハラハラドキドキします♡♡
シリーズ4巻を強引にまとめるなら1巻2巻が「第一部」、
3巻4巻で第二部という流れになっていますので
RISKY DAYSまでをまとめて読んで面白さにハマって下さい!
二人が結ばれるのは4巻ですが恋人同士になる前から全編にわたってキスの嵐です。
部屋でも会社でも道端でもありとあらゆる場所でチューチューチューチュー♡しまくってます。
私は里先生の描くキスシーンが大好きです…!!!
キスシーンが好きな方にもおススメの作品です♡
GAPSシリーズにハマったら、ぜひぜひマイページからメールください!!
絶対お返事書きます!!!
お友達になってください♡
(↑これが一番言いたかった…!)
前々から気になっており、最近特にクズ攻めがマイブームなので全巻購入しました。
何度か試し読みもして結構期待していたのですが、逆に期待しすぎたのか、想像以上の面白さではなかったです。多分私好みドンピシャのクズ攻めとかちょっとズレていたんだと思います。
話としてはいつHができるのかという点に置いてワクワクできたので、萌評価で( ^_^ ;)ただやはり攻めが想像以上のクズで、この攻めと恋愛できる受けにイマイチ共感ができなかったです。
精神病んでるキャラ、ちょっとズレてるキャラを今まで何度か見てきましたが片桐は全く新しいタイプで笑いました。これは長谷川さんすごい人惚れられましたね。考えてることが全く読めませんでした(褒めてる)笑笑見た目王子で仕事できるしモテるのに休日とか結構ヒゲ生やしてる率高いし部屋汚いしやることクズすぎ人生舐めてます的な所がすごく良かったです。そんな片桐が長谷川さんに惚れてどうにか好きになって貰おうと(ヤらせて貰おうと?笑)必死になってるのがもう最高に可愛かった。賭け事するときに馬鹿でかい声出す所とか若干引きつつ本気で笑ってしまいました。色々書きましたが片桐最高です。長谷川さんは良い人すぎて少し気の毒に思えましたが、これから(片桐と)幸せになって欲しいです。
シリーズ最新刊が発売され、ちるちるが沸いている。
あぁ…一緒になって熱狂したい!
でも出来ない!
何故ならシリーズを読んでいないから!(泣)
ってことで、多大なる期待を寄せて、読み始めたこの1巻。はい、これ好きなやつ〜〜\(//∇//)\
でもこれ、続刊が既に出ているからこその評価かも知れません。
かなり続きの気になる煮え切らない終わり方をしているんですが、発売当初は続刊が決定していなかったようなので。
シリーズ化している今だからこそ、導入巻として迷いなく最高の評価がつけられます。
会社の上司部下である、片桐(部下)×長谷川(上司)。
仕事が出来る爽やか長身イケメンの片桐の二面性がすごい!この攻めいかれてます。
上司の長谷川が、この二重人格の部下の本性を偶然にも知ってしまったことから始まるストーリー。
この巻では片桐→長谷川への謎の猛烈アピールはあるものの、決定的なラブにもエロにも至っていません。
長谷川のガードは固いし、ヤバイ本性を隠し持つ片桐も、長谷川に対して無理矢理強引に体の関係を結ぼうとまではしない。
強気でイケイケなのに、じっくり攻略する気を感じさせるしぶとさもあって、なんかじわじわ来るんですよね。
長谷川は絆されていってるのかな?と思う瞬間もあるんだけど、求められれば身も心も拒絶をするし、まだまだ全然BLじゃないこの1巻。
だからこそ、何にも致さないからこそ、最高に萌える、いや萌えを期待させる1巻でした!
長谷川が落とされていく様が見た〜〜い。
あーもう。
読みたい新刊たくさんあるけど、とりあえずしばし『GAPS』祭決定です。
今まで読んだBL漫画の中でもかなりタチの悪い攻めの片桐(表紙右上=左下) × 身持ち固い受けの長谷川
ヤクザやヤンキー物のBLはザラにありますが、社会に溶け込んでて仕事のできる会社員なのに倫理観がぶっ壊れている片桐が普通に怖いです。
そしてBL界の37歳にしては流されなさの相当高い受け長谷川。最初の方のくたびれ感が絶妙です。後半片桐のおかげか(?)表情が豊かになり出します。
ラブが薄いにも関わらず、キャラクターの個性とテンポの良さ、仕事シーンの上手さで読み応えがあります。続きが読みたくなる。
以下もやっと点
片桐があまりに畜生で読んでて引く…ヤクザ物ほどファンタジーでもないのでより一層
※電子書籍
カバー裏有り
バナー広告に一時期毎回見かけたり大人気作なので読んでみました。
片桐の本気度がまだ謎です。きっと後から長谷川を好きになったエピソードが出てくるのかな?
片桐のイケメン長身仕事出来て人望ありなパーフェクトな表の顔と、破綻した裏の顔。面白いですね。
長谷川にグイグイ行くようでちゃんと逃げ道用意したり、見透かしたような事を言ったり。
簡単になびかない長谷川もいいです。
超ノンケだからなのか?仕事と元カノで頭がいっぱいな上にEDだからなのか?
自信家の片桐をスッパリ振るところは爽快でした。
この先まだまだ落ちないような気がするのですがどうでしょうか。
表紙のデザインが独特ですよね。
絵柄も相まって普通の青年コミックっぽいです。
『GAPS』ではじめて里つばめ先生の作品を読んだのですが、絵柄が落ち着いていて線がカサカサ?してる感じが新鮮でした。
裏表の激しい性格破綻イケメン×EDとお腹ポッコリに悩む苦労性上司というカップリング。
攻めの片桐のクズっぷりを受け入れられるかどうかがポイントかなと思います。
私は片桐大好きですが、やることなすこと無茶苦茶(喧嘩売られて返り討ちにボコボコにしたり車のフロントガラス割ったり)なのでダメな人はダメかもしれません。
シリーズ第一弾の今作は、長谷川さんが片桐の裏の顔を知る→プライベートで関わるうちに片桐が長谷川さんを気に入り始める→肉体的なアプローチをかけて長谷川さんを困らせるという流れなんですが、お仕事描写が多めなのもありラブ度は低いです。
甘いの求めてる時だと物足りないと思います。
『GAPS』にハマるかは片桐が自分の好みに刺さるかどうかってところが大きい気がします。
絵柄や雰囲気も独特なので、好き嫌いが分かれる作品かもしれません。
私も最初ピンとこなかったんですが、数回読み返すうちにだんだん片桐と長谷川さんのやりとりがクセになり始め、いつのまにか中毒のようになってしまいました。
ハマる人はハマると思います。
攻めの片桐の属性が鬼畜となっていますが、一般的な人間よりも特に怒りや苛立ちのような負の感情を(一部に対して)思いのままに吐き出すことができる人間、その中には暴力的行為も含まれるという感じで、鬼畜とはちょっと違うような気がしました。明るく軽いサイコパスとでも言うべきでしょうか(サイコパスに明るいなんてありえないでしょうけど)。会社ではもちろんそんな裏の性格をおくびにも出しませんが、普段から激情を押し留めて生きているというよりは、別に会社などではそんな自分を見せる必要性もないので穏やかに振舞っているように思えました。自分を偽った仮面を被っているわけではなく、どちらも本当の片桐に感じます。
片桐が裏の性格を出しているところをたまたま上司の長谷川が見てしまい、そこから2人の歯車が動き出します。片桐は自分の裏の性格を知っても長谷川は甘やかしてくれそうだから、という理由でアプローチするようになったと言っていますが、どうやら他にも過去の長谷川とのやりとりが関係しているようです。まだまだ序盤なので、今後ガードの堅い長谷川がどう片桐に切り崩されていくのかワクワクする作品となっていました。
わぁ〜新作が出るとのことで、久しぶりに手に取ってみました。
ご都合主義で(ページの関係?とか大人の事情?)即日合体ものが多い中、じわじわと進行するそのノロノロさ。毎日仕事して。休んで、また仕事して。ご飯食べたり。人に会ったり。出喰わしたり。
考えたり。思い悩んだり…ものすごく丁寧に描かれていて、好感が持てます‼︎長谷川の心情の揺れ、片桐の変さ(相当ですが。)も、受け入れ易いというか。本来なら受け入れ難い設定なんですが…なんだかいつの間にか魅力的にも見えてきて。もぅ長谷川も落ちるだろうと思いきや、長谷川、常識人ですからね、中々落ちて来ない。そこもいい!片桐のめげない押せ押せなのもいい!
変な情動も片桐なりに理由があるのもいい。そして何より2人の掛け合い(?)がウィットに富んでいて素晴らしいです。何だろう、オシャレ!そう、お洒落なんです。これドラマ化したら間合いがものすごく肝なんじゃないかと思いながら読んでいました。
普段きちんとしている長谷川さんの普段、前髪下ろしているさまに萌えます。カジュアルだと若見えしてる?そういうのもGAPSです♡
後一歩!足りないのは次作に期待!ですかね?その焦ったさで星一個引いただけです。面白い。表の顔は人気者の真面目で好青年の王子様。裏の顔は元ヤン?かと思わせる素行付きのだらしのないヤバイ系。裏の顔を見てしまった長谷川さんの動揺ぶりが可愛い。裏の顔って893じゃないですよ。なかなか前へ進めない二人ですが、片桐さんが頑張って口説き中。長谷川さんは明らかに押しに弱い模様なので押しの一手ですね。
なかなか魅力的な長谷川さんと片桐さんのもどかしい恋模様?さあ、どうなるこの二人?続きがきになる本作です。
独特の雰囲気を持った作家さん。
画面的にも、ストーリー的にも。
だから、ちょっと難解なところもあって、評価が分かれるところ。
私は二回読んで面白いと思えたけど、なんだかまだ本質を理解しきれてない感じ。
そんなに難しく読むものでもないのだろうけど、
それだけ、つい読み返してしまう魅力を持ってる。
あの衝撃的な二面性を持つ片桐に目が行きがちだけれど、
悩み多き長谷川が、可愛くて仕方ない!
流されそうになっては踏みとどまり、
自分の中で答えを出しては、それがまたうやむやにされて、
ある意味優柔不断なのだけれど、相手があの片桐なら仕方ないかと。
強いていうなら、何故片桐があんなに長谷川に執着するのか、
その根本が早く知りたい気がします。
本当に尊敬してただけ?
甘々ラブラブはないはずなのに、完全にそれを否定できないところもあって、
BLという枠には収まらない、不思議な魅力的な作品。
BL的萌評価としては萌×1位だけれど、どうしても魅力的で「萌×2」で!
これだけでは完結していないので、是非続きも。
職場のプリンス片桐の若さや強靭さを目の当たりにして、
長谷川はメタボ、ED等、老いに悩む自分を自覚せざるを得ない。
しかし、片桐のダークサイドを知り、老いの悩みが吹っ飛ぶほどドン引き。
恐喝、暴行、器物損壊、危険運転、汚部屋、無精髭、ギャンブル狂い…
片桐の外道ぶりがリアルなのと、そこに一切罪悪感がないのが清々しい。
最初は「長谷川さんには知られたくなかった」と片桐は言っていたが
明らかになったことで2人の距離が縮まり、片桐の破天荒さに振り回される日々が始まる。
振り回されてる時点で、長谷川はもう片桐と向き合ってしまってるし、
片桐の下衆発言に毎回ツッコミ入れてる時点で、長谷川は片桐を許容してしまっている。
そういう長谷川の無意識の寛容さを、真性ドSの片桐は敏感に嗅ぎ分けていてそういう相手を決して見逃さない。長谷川の極限まで自分を受け容れさせたくなるんだろう。
実際、長谷川から断られ諭されても片桐は諦める気配さえない。
それどころかケロッと「めんどくせーこと抜きに一回やらせてください」
片桐の切りかえしの言葉がいつも端的なので、下衆が際立ってとにかく清々しい。
長谷川は人間関係に穏やかさを求める一方で
深層心理では片桐の凶行から目が離せないでいる。
仕事でもプライベートでも、持てる包容力を最大限発揮してしまう長谷川は
我慢したり、無理したり、迎合することに慣れ過ぎている。
最終話で片桐に対して怒りの感情を発露してみる長谷川。
片桐の若さや外見だけでなく、その言動、行動は長谷川にとって羨ましくもあるからだ。
ほだされそうで、ほだされない。
なかなか成立せずもどかしいとの意見もあるけれども、
私は狼狽する長谷川さんが愛おしいのでまだまだ見ていられる。
お堅いセックスしかしたことない長谷川さんが前立腺の性感とアナルセックス覚えちゃったらどうなっちゃうんだろー。
ひとたまりもないだろうな。
怖い怖い怖い!
片桐の二面性が怖い!
二面性ってのはそれ自体は誰でもあるよ?長谷川の彼女の真希だって、平気な顔して浮気してた。
でも一般的に表を良い面、裏を隠す面に自覚的に使い分ける。
しかし、片桐。
彼は王子的な会社員の顔が表とも思ってなく、人の車を破壊するようなはっきり犯罪でも隠す意図もなく、サイコパス的でもある。
そんな片桐がなんで長谷川に執着するようになった?
会社で尊敬してましたっていうのは嘘ではないと思う。けど。
長谷川が片桐に押されて、崖っぷちで流されそうで、でもフラフラとどまる所がツボでした。
普通人の普通の反応なのに、片桐の異常性のために長谷川がヘタレに見えてくるところも。
いや、これほんとこの巻だけでは本気で「ここで終わり?!?!?!」感がハンパないです。
ぜひとも2冊揃えた上でお手に取ることをオススメします。
2冊揃えた上で読んでも「ここで終わり?」感は残りますが、〈?!?!?!〉が〈?〉くらいにはなりますので。
スピンオフの「DOGS」からこのシリーズに入った読者です。
あちらの斉藤さん(攻)があまりにも好みの攻めキャラだったもんで萌えに萌えまくって、そのテンションと勢いで本編にあたるこちらも購入しましたが、萌え度は「DOGS」の方が高かった。
ただ、こちらのクズ攻め〔片桐〕が本当に清々しいクズ!萌えはしないが、嫌いじゃない!
読み物としては非常に楽しく読めました。
ギャップ萌え属性ですが、こんなギャップはいらないなとしみじみ思いましたw
【電子】レンタ版:修正-、カバー下○、裏表紙×、レンタ限定特典あり(1p/4コマ漫画)
里先生の作品は独特の雰囲気や間、ちょっとビターな感じがあって、毎回新鮮な気持ちになりながら読んでいます。
でも今回は、なかなか慣れるのにちょっと時間がかかりました。お話自体は面白かったのですが、私的にはどうにもトキメキやドキドキするような萌えが感じられない作品で・・・
まだ続編のRISKY DAYSを読んでいないので、もしかしたら読んだら今後萌える方向に行くかもしれませんが、この巻はダメでした・・・というのも、攻め様がクズ過ぎて、そしてなんかもうちょっと理解に苦しむ性質で・・・個人的に思いっきり苦手なタイプだということと、あと結構もうそれは犯罪・・・ということが平然と繰り広げられていて、戸惑いが・・・
いやーすごかった。やられた。
これを初めて読んだ時は、あれ?私BL読んでたよね…?って確認したほど、今までに読んだことのない初めての感覚が押し寄せました。
まず突き抜けていたのが、片桐のクズぶり。
みなさま既に書かれておりますが、カツアゲしてきた相手を返り討ちにすることから始まり、理不尽な理由で夜中に友達を家に呼びつけた挙句もうお前いーわ、と切り捨てる、姉の不倫相手の車を破壊する、…と一冊にクズネタが盛りに盛ってます。(ネタが多すぎて全て書ききれません)
そして、女癖は悪いわ部屋は汚いわギャンブル好きだわと思い出すだけて笑えてくる程に、人間性は崩壊しています。
現実に片桐がいたら絶対近づきたくない。怖すぎる。
が、しかし。
そんな片桐ですが、仕事はちゃんとするんです。上司である長谷川を尊敬し、徹夜続きでも文句一つ言わずきちっとやる。資料作りもプレゼンも完璧。仕事仲間からの信頼も厚く憧れの存在である片桐。
この片桐の仕事中の態度が一貫していて気持ちよかった。私はこの仕事をしてる描写が好きでした。
そして受け?である上司の長谷川に対する態度もよかった。ぐいぐい攻める割には嫌なことはしないし、色々やらかすけども結局は長谷川の意思をちゃんと尊重してるんです。
あんなにクズなのに!!!
クズなのに仕事はちゃんとやるとか、あんなにクズなのに長谷川さんに対する態度は憎めないとか、このさじ加減が絶妙すぎて、この作品に入り込んでしまいました。
受けの長谷川さんも仕事のできる上司ではあるけど、お腹が出てきたりEDになってしまったりとちょっと残念な感じになってはいますが、一貫して常識人であり一貫して片桐を拒否し続けます。
この長谷川さんのブレなさも好き。
こんな2人の物語がどうやって終わるの?と不思議でなりませんでしたが、さくっとくっついて終わるよりよっぽど潔い終わり方で私は好感が持てました。
もうね、片桐のキャラクター設定が秀逸すぎてそれに全部持ってかれました。
こんな作品は読んだことないなぁ。
そして、この続編が出るって聞いて心が踊らないわけがない。
片桐のクズっぷりにまた会えると思うと楽しみでなりません(笑)
表紙買いでした
初めて読んだマンガ家さんになります
絵柄は好きなタイプ
ちょっと白すぎるとも思いましたが、タッチも悪くなかったです
このお話に似合ってたし
年下攻め、下克上の部下攻め?は好きなので、楽しく読めました
一癖あるつーか、裏表のある腹黒部下がよかったです
ただし、中年受けというツボが自分にはなかったので、そこが残念だったかもしれませんが、こちらの都合なので・・・・・また好みのツボが合えば、このマンガ家さんのコミックスを読みたいです
表紙だけ見ると3人のキャラがいる様に見えるけど、
実は上と下の2人は雰囲気全然違うけど同一人物です
タイトル通りそんなギャップのお話
ただ、勿体ないなと思うのがこの作家さんの持ち味の絵かもしれませんが、表紙からはこんな面白い物描いてるとは伝わりづらい落ち着き過ぎている、着色も薄めでインパクトに欠けるかなと思います、そんな所もギャップの1つかも(上手い事言ったつもりはない)
初めは甘く見てましたよ
「どうせBLでのギャップなんて仕事出来るイケメン面が、プライベートだと部屋がグチャグチャで髪ボサボサで、女性関係は断れなくて曖昧なダラしなさ、言葉が粗野になるとか、美味しいギャップなんでしょ」(そういうのも大好きなくせに穿った言い方してみる)
と思ったら、女性関係がダラしないとか、外見気にしないとか、言葉使いが良くないとかそういうレベルじゃなかった。
普通に警察にお世話になるレベルの事が多々あり、友達にこんなの居ても絶対フォロー出来ない所まで来てる人、とりあえず人は殺してない、、、かな?って所でギリギリのボーダーラインの悪さが見えるので、倫理観強めの方にはオススメ出来ないかもしれませんが
逆に考えれば、こんなBL中々ないです。
あと相手の上司が歳の割にスタイル良くてオシャレで色気があって魅力的みたいなそこら辺にいない所謂イケてる中年キャラではなく、体型も油断しがち、ぶっちゃけどこにでも居そうな中年という設定が面白いなと思いました。そこまで中年属性ないのでそこはこだわりませんし、中身はすごくマトモで良い人なのでイケメンの方よりは好感度ある筈。
しかも最近、夜の方も元気じゃない系、、、リアルで考えたらかなり寂しい独り身男性、これと社内じゃキラキラのイケメン(表面のみ)の2人の対比を、オフのイケメンの本性を見た事から始まる話で面白く調理してくれた先生のセンス、すごく好きです。
普通のBLには飽きてしまっている方必見です。
ただし、今までのところ、ほぼ恋愛系の進展がなく、イケメンの方が積極的なのでホテル行ったり、BL業界的なフラグは何度か立つものの、上司の方の感覚が「本当に真っ当な一般男性の感覚」を持っている為、落ちそうで全く落ちないというツンデレでもない、リアルに近いリアクションにやっぱり面白いなと思いました。
その積極的なイケメンの方も行動の割に、中身は変わってないので軽い感じでまだ自覚もない感じなので、すごいかみ合わなそうな二人が最後は幸せに結ばれましたまでを期待してると肩透かし感がすごいです。
でも、二人の掛け合いが特に楽しくて、これは続巻とかあってちょっとでもいいからLOVEの方が発展すれば、評価が上がったり興味持つ方が増えるのかなと思います。
濡れ場は勿論ないのですが、気持ちの部分でもLOVEまでいってない所もあり、この辺の変化を自然に、でもこの二人の面白さを残したまま書いてくれたら最高だなぁ、是非お願いしたいなぁなんて思いながら期待を込めてこの評価にしました(LOVEまで描いてくれたら神付けてるだろうなぁ)
『GAPS』のGAPはもしかしたら、先のレビューで江名さんが書かれているように隙間とか抜けている部分のことを指しているかもしれませんね。もちろん作者の心はわかりませんが。私は今回あらすじも読まずに本を開いたので、3人の男が出てくる、ちょっと推理チックで雑味たっぷり系の話かな?と思っていました。そしたら違ったわけだけれど...こちらの表紙、真ん中に立つ男をはさんで残りふたつの顔は、同じ人なんですね。ふたつの顔を持つ男(片桐)、でもそのふたつの顔を、先輩の長谷川(中央)にだけは隠さないという。
作者のコミックスは先の2作品とも既読です。私は作者にエロやハートマークが躍るような恋愛描写は求めておらず、細かな出来事描写とか、キャラの内面や相手への気持ちをじっくり細かく探っていくのがおもしろいな~と読めるところが気に入っています。実は今作、発売直後に読んで評価のみ付けていたのですがレビューにはいま一歩気が向かなかったんですよね。おもしろいんだけど、終始ドキドキとか"きゅん"は足らないので、それならばもう少しだけ突き抜けた何かがほしいとも思ってしまう。作者のエレガントな作風やよい意味で地味な感じというのは、お気に入りなんですけどね。勝手な希望ですが、イギリス人などの洋キャラ、ぜひ描いてほしいなぁ、きっとこの方が描かれる絵柄はフィットすると思うんです。となると、エロやハートマークも、見てみたいかも!?
変わった感じの表紙に惹かれて購入。
リーマンもの、大好き!
何やらあらすじによると、オンとオフのギャップが激しい部下を持つ上司の話のようで。
いきなり役に立たなかったり、散々な上司さんですが、私こういう人大好きです。
問題の部下も、思ったよりもクズではなかったのでサクサク読めました。
上司さんがいい!
全くなびかない!(笑)
BLならば、簡単にほだされそうなシチュエーションでも全く動じない。ああ、この人、ガチでノンケだ。素晴らしい。
クズの部下くんも、クズの割には無理矢理どうこうすることもなく、結局最後まで………何もなかった!すごい!(笑)
結局、部下は本気なのかからかってるだけなのか分からず、なんとなく距離は縮まったけれど特にそれ以上はなく………果たしてBLなのか?
こういう話も嫌いではないですが、L(ラブ)要素がもう少し欲しかったです。
せめて部下がガチゲイで上司大好きだったらよかったのに。
次回作の警察ものに期待。
おおおお面白かったです…!
攻めがク○なのに、ここまで不快感なく楽しめたBL作品は初めてかも!?
二面性のある腹黒攻めに受けのおじさんがいつヤられてしまうのか、終始ハラハラしていたのですが、このおじさんが意外にも手強い。
口説かれても基本そっけないし、
フェラされそうになったら吐くし、
最後には、お前の顔は好きだがそれ以外は全部嫌い、と一刀両断。
攻めにちょっと惹かれてる部分もあるけど、基本的には攻めのDQNな言動にドン引きで、最後まで常識人に徹しているところが読んでいて気持ち良かったです。
また、攻めがただのヤリ○ンで腹黒いギャンブル狂の二重人格者ではなく、わりと長所もある人物として描かれている点も良かったです。
仕事に真剣なところや、周囲に気配りできるところも良いですが、何より、受けを狙いつつも無理やりヤっちゃったりはしない点が一番意外でした。
(吐かれようが握り潰されようが、無理やりコトに及ぶくらいのク○かと思っていたのでw)
受けばかりが攻めに振り回されるのではなく、上記のような反撃(?)シーンもいくつかあることで、攻めに対する悪感情を読者に抱かせない作りが、上手いな〜と感じました。
そして、正反対の攻めと受けを拮抗させることで、双方のキャラクターとしての魅力も伝わってきて、最終的にはどちらも応援したくなってきましたw
最後の最後まで、愛が芽生えているのかいないのか微妙な関係の二人。
受けが絆されて付き合い始めるのも時間の問題かもしれませんが、個人的にはこの相容れない関係がずっと続いていてほしいです。
攻めが良い人になっちゃったら、或いは受けが大人しく抱かれちゃったら、この緊張感ある関係の魅力は失われてしまう気がするので。
あらすじから想像したようなダークな話ではなく、ほのぼのコミカル寄りの社会人モノという感じで、そういう意味でもギャップを楽しめる一冊でした。
本作に登場した攻めの同級生(刑事さん)を主人公にしたスピンオフ「DOGS」が出るとのことで、そちらも楽しみです。
EDに悩み、恋人と微妙な感じになっている長谷川さん、37歳。
部下の片桐は、会社ではハイスペックで好感度高しの王子様、
しかし一度会社を離れた私生活では、犯罪者レベルのロクデナシ。
ある日偶然片桐のオフ仕様を知ってしまった長谷川さん、
戸惑いながらなんだかんだと片桐に流されていくが……。
え?ここでおしまい?
この二人の関係って、結局なんなの?うーん。
長谷川さん、まだ間に合う(多分……)、
逃げたほうがいいよ!
と、
なかなか面白い一冊だったのだが、個人的には萌えはないです。
長谷川さんのちょっとくたびれてきた諦念や、会社の場面など
それなりリアリティを感じるので、興味はそそられ一息に読んだが
LOVEはおいておいたとしても、好みかと言われるとちょっと違うし。
里さんの絵は嫌いじゃないが、この題材には面白みがないかも。
『未熟な僕らの卒業論文』の時にも臭いそうな工学系研究室が
やけにスッキリ見えて、それはそれで悪くなかったのだけれど
今回はもっとダイナミズムのある個性的な絵だったら
また印象が違ったのでは?と思わずにはいられない。
お行儀の良さそうなスタティックな絵柄と
描かれていることも、またGAP哉。
脇役だった強面警察官が次回の主役とか。
きっとこちらの二人も出てくるでしょうし、
今後次第で評価が変わるかもですが、現状では「中立」です。
引き込まれて読みました、よ。
けど、これはBLなのか!!!! ボーイズではないし、ラブは……あったのか!!!
なんと言ったらいいんだろうか……。
面白かったのは、面白かった。読み終わって速攻レビューを書くほどに。
けど、萌えたかって言えば違うよねーと。
王子様も、絵柄が地味なのであまり王子様には見えず。まぁそこは別にいいんだけど。ギャップがありすぎるから、あまり綺麗な絵柄でも引くかも。
この人達、この先ほんとにラブになるのかなぁ。
タイトルの「GAPS」って何だ?と思って読んでみたら、
ギャップの複数形ってことなのかな?
確かに、ここまでギャップの激しい攻めは珍しいかも。
でも、
英和辞典を見ると、gapって欠陥とか不足って意味もあるんですね、
それも当てはまるかも?
このふたり、それぞれに足りない部分が明確で、
それを持っている相手だからこそ惹かれ合ってるんだろうな。
表紙真ん中の人は先輩リーマン(挿入シーンはないけど多分受け)、
普通に真面目で人当りがよくて、仕事ができるけど、
EDになっちゃって、衰えてきている自分をすごく実感してる37歳。
そんな彼が、
会社では表紙左下の紳士的で格好いい誰からも好かれるリーマン、
外では表紙右上の無精ひげで眼鏡で、やることが凶暴でクズ、
というギャップありまくりの後輩にロックオンされちゃうお話です。
コミカルテイストなんですが、
すごく具体的でリアリティーのある会社での日常風景が土台なので、
読み応えがあるし、キャラの人となりが立体的に見えてよかったです。
絡まれたら、暴力でやり返して踏みつけて財布から現金を抜くとか、
気に入らない相手の車のフロントガラスをレンガで割るとか、
人としてありえない!と思うし、
そんな攻めより、受けの方がまだ自分に近いはずなのに、
読み進めるにつれて、なぜかわたしは攻めの視点になっていました。
攻めの性格は好きではないけど、
攻めの様に自分の素を解放して、好きに振る舞えたら楽かも…
ちょっと羨ましいなぁ…って思ってるのかな。
そして、こういう受けの様な、
ダメなことはダメ!と言いつつ口煩くなくて心配してくれて、
一緒にいて楽で、仕事ができてキチンとしてて尊敬できる、
でもちょっと隙があって可愛くてそそられる…
そんな人は、攻めの様な好き放題野郎の行き着く場所かもですね。
きっと最初は攻めは全然本気じゃなかっただろうし、
最後でもどこまで本気か怪しいけど、
(受けに好きっていいながら、女の子に手を出し過ぎだよ!!)
徐々に受けへの想いが右肩上がりになっているのは窺えます。
だからこそ、
攻めに受けが全然なびかなくて、フェラしてキスしようとしたら、
吐かれちゃった~なんて、ざまぁ!と思えて爽快☆
わたしは、ちゃんとくっつかない、この終わりでよかったな。
いや、続きがあるなら是非見たいですけどね。
(でももう少し攻めに改善がみられないとなぁ、
今のままではあんまり幸せになってほしくないなーー)
体の動きに躍動感が感じられなかったのがちょっと残念で、
神評価にはしなかったですが、
引き込まれてとても楽しく読みました、好きです☆
結論からさきにいいますと、次回作『DOGS』まで評価保留というのが正直なところ。
「最近、BL飽きちゃったんだよね」という、腐女子にぜひ読んでもらいたい、そして感想を聞きたい!
"ニュータイプ”クズ攻めの登場する作品です。
主人公は37歳、お腹の贅肉が気になるお年頃の長谷川。
その部下の片桐30歳は、社員みんなが憧れる王子様。
一番の注目は、攻めの片桐のキャラクター、いわゆる「クズ」具合なのです。
ギャンブル好きで、女にだらしなく、暴力に慣れており、顔色かえず凶行におよぶ。笑顔であっても目が笑っておらず、ギリギリな感じとネジの飛び具合、結構、怖いです。それなのに仕事はソツなく、責任をもってこなし、さらりと気遣いもみせる。
かたや、主人公の長谷川は常識人。なぜか ED真っ最中。
片桐の二重人格ぶりにビクビクおびえながらも、なんだかんだと付き合う巻き込まれ型。
そのうえ、長谷川を口説いているのに、片桐がちょいちょい入れてくる底意地の悪い軽口。それがプライドを傷つけるような言葉で、じわじわとボディブローのようにきかせてきますね。
口説き口説かれの攻防戦が、従来のBL作品とはちょっと違った均衡のうえに展開されいます。
また、彼らの本音や理由、事情は語られません。
なんで、片桐は表裏が激しいのか?
どこに片桐の本音はあるのか?
どんな気持ちで片桐は長谷川を好きになったのか?
長谷川はどうしてEDなのか?
読み手としては、ついつい理由や本音を求めてしまいますが、もしかしたら、そんなものもないんじゃないかと思う次第です。
(作中でも、片桐が長谷川にエセ事情を話しますが、あのシーンは読者を手玉にとってますよね?)
そう、いままでに触れたことがないタイプの作品で興味深いのですが、萌えとは離れたところにあり、次作までこの作家さんについては評価保留という私的には珍しいパターンとあいなりました。
ちなみに、その片桐の二面性やクズ具合に理由がないところを、”ニュータイプ”と表したいわけです。
読み心地が悪く、でも新鮮な感じもあって侮れない作品といったところでしょうか。
里つばめ先生は個人的には初めましてなんですが、やー!良かったです!
帯が惹かれずにはいられなくて。
『昼は、社員憧れの王子様
夜は、社会性欠如のクズ 狙われたお姫さま(37才.不能)は……!?』
という煽り。
これは手に取っちゃいますよね(笑)
中身も面白く、攻めの会社後輩が本所クズ野郎でした(笑)喧嘩吹っ掛けられた相手の財布取っちゃったり、姉の別れた不倫相手の車をボコボコにしちゃったり!
周りに居たら正直関わりたくないタイプなんですが、でも会社では王子様なんですよね。
受けの先輩は不能が原因で彼女と別れちゃい最後後輩に堕ちるのかと思いきや、グラグラしている攻防で終わってしまいました。次回作は今作に出てくる攻めの後輩の幼なじみ(警察署) が主人公みたいなので、そこで二人のその後が見られれば良いなと思います!
過去作品もチェックしてみます。
別レーベルの2作目で大学生カプのまさかのナチュラルリバーシボーエロで驚かせてくれた里つばめ先生。
今回もある意味おったまげ!!な一冊だったと思います。
おもしろかったんです。おもしろかっただけに、
えっっっっっこれで完結⁈⁈⁈
な終わり方だったのです。
続きもんか?と思い、あとがきを血まなこで探しましたが、スピンオフ現在連載中のお知らせはあれど、このカプの続刊については情報ナシ…
マジか…おもしろかっただけにこのふたりのもっと先が見たかった…
内容は…
仕事は充実だけど私生活はED•彼女の浮気•老化と散々な上司が、
表は会社の王子様、裏は社会性欠如のクズの二面性を持つ部下の秘密を知ってしまったことにより、いろいろ振り回されたり口説かれたりするお話です。
まず片桐(暫定攻。30歳)のキャラがすごい。
普段は、顔良し身体良し頭よし性格良しの男女問わず社内の憧れの王子様なんですが、それ以外では口悪い凶暴図々しいだらしない汚部屋住人。
ほんとに悪びれもせず暴力ふるったり、嫌いな奴の車破壊したりとトンデモキャラですが、本人曰く、オンオフの差が激しいだけらしいです。
長谷川(暫定受。37歳)は、仕事は出来るし部下からの信頼も厚いですが、プライベートがさっぱりなフツーのリーマン。
たまたま片桐の本性を知ることになりますが、本来の性格が平和主義なので、ビクビクしながらも片桐の二面性を受け入れ、まんまと片桐に振り回されてしまってます。
長谷川の恋人の浮気とEDの事実を片桐に知られ、それをきっかけに片桐は長谷川にちょっかいをかけ、口説いてくるようになります。
ここで長谷川が流されてエロ突入!…と簡単にならないとこが里先生ニクイですね。
片桐に迫られ、照れたり気にしたりはしてますが、長谷川は最後まで抵抗するし、あげく真剣に「お前が嫌いだ、普通の上司と部下の関係になろう」とキッパリお断りします。
片桐が長谷川のことが好きなのは本当なんだろうけど、いかんせんオフの性格がクズなので、本気感が伝わってこないんですよね。
片桐はもともと長谷川を尊敬していたのもあり、その長谷川なら自分の二面性も受け入れて理解してくれるのではないかっていうのが本心だと思いますが。
というわけで、ボーイズラブのラブが全く成立しておりません。
エロは当然なし。キスはありますが、フェラも未遂?な感じで、里先生の数少ないエロがけっこう好きな者としては残念。
こういう終わり方もアリっちゃアリだとは思いますが、
せめて長谷川の中にほんの少しでも恋の芽生えがあればなぁ。それか2巻まで続けて欲しかったなぁ。
ストーリーもテンポ良く進み、キャラが非常に魅力的でだったので、もうちょっとふたりの絡みが見たかったです。
おもしろかったんだけどなぁホントに。
なんか惜しいなぁ。
長谷川のtnkも勃たないままだったしなぁ。
EDキャラがEDのまま終わるBL作品もあんまないよなぁ。
でも里先生コメディも描くんだなということが分かって良かったです。
スピンオフは、片桐の友人の警察官のお話だそうです。
どうかこっちではエロをおねがいします!
味わい&深みのあるお話を作る里先生の最新刊
あああ、いいですね、このキャラ。振り回されたい。
需要ありすぎてバカ売れしてしまうんじゃないかと心配になるほど面白かったです。帯の文句でも、デザインでも、絵でも、なにかしらちょっとでも気になっている人ははやめに買ったほうが吉です。
台詞のひとつひとつが心臓を狙い打ちしてくるかのような。
自分のどストライクでした。
続刊を切に希望します!