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bokura no gunjo
担任の先生(ノンケ)×生徒(ゲイ)
男との出会いがほしくて写メありの投稿をしてる過疎ブログが担任に見つかり、削除を求められるがそれを逆手にとって、消す代わりにお試しカレシになって! と恋人の真似事スタート。
門限あり、キスやエッチは駄目でハグまで、と制限はあれど夢だった「彼氏」を味わえて幸せな受け。
もともと受けのブログを見つけたのは、別のクラスの女教師。
受けが攻めの家でシャワー借りてる時に、女教師がアポ無し訪問してきて好きだと告白。(個人情報とは)
今攻めの家に受けがいることに気づいた女教師が、The女のイジメみたいな教師失格な行動とったことにドン引き。
攻めも、受けの友人も、受け本人も、周りの人間が良い人だらけだったから胸糞にはならなくてホッとしました。
案の定、先生と生徒だから〜成人と未成年だから〜ってことでエッチしません!
受けが攻めを縛って「俺から襲えば問題ない!」って服をぬがし始めたから、逆レ展開が見れるかと思いきや……ありませんでした。
最後まで、成人×未成年のエッチは見れなかった……。
受けも言ってたけど、相思相愛ならいいじゃないか……。
高校生の木ノ下は恋人欲しさにゲイブログに投稿していたのを、担任の青木に見つかり呼び出される。削除する代わりに形だけでいいから恋人になって!と頼み込みOKを貰い、そこから青木の家に通うように。お互いの素の姿を知るうちに本気で好きになっていってしまう2人…。
若者らしいピュアでHで真っ直ぐな感情をぶつけてくる佑真と、その勢いに押されながらもしっかり教師として大人としてけじめをつける青木先生。2人の大切に想いを育んでいくところがとても良い。優しくてキラキラ。愛おしくてたまらない。願わくば卒業後に体でもしっかり繋がったところを見たかった~。
そして青木先生の同僚の女教師伊藤のクズっぷりがすごい。佑真のブログを見つけてきたのは伊藤なんだけど、マイナーなゲイブログを偶然ノンケ女が見るか?佑真が削除した後もスクショしてて学校に掲示しちゃう嫌がらせもヒドイ。青木先生の自宅に押しかけてきて一方的に告白するところも怖すぎる〜!
2015年の刊行。
「どうして俺ホ〇なんだろう」のセリフに、涙しました。
2015年の記憶は朧気ですが、そこまで多様性が受け入れられてない時代のお話だったっけ?? と切なくなりました。
令和、そういう方面にはだいぶ良き時代となってきましたね。
しかし男子校だったからとか、主人公が木ノ下だったからこそとか。様々な要因が重なってゲイであることが、周囲にも受けいれられていた、木ノ下自身が思うよりも温かい世界だったんだなあと分かるお話でした。(唐突に物語の終盤展開に触れるまりあげは)
先生と生徒。
秋平先生が描くと、やはりエモい。
そして、妙なえちさとかはなく瑞々しい。
ことの始まりは、刺激的な姿をアップしたブログサイトを担任に削除するように指摘されたことから。
だったら先生が俺の恋人になってよ、と取り引きをし、条件付きで承諾される。
健全なるお付き合いが始まったわけですが、そこに年の離れた先生の妹が絡んできたり、先生の同僚で付き合っているんじゃないかと噂の女教師が絡んできたり、、、
1つひとつのエピソードを経るたびに、2人の心の距離が近づき、お互いが言葉には現せないけれど、なんとなくなくてはならない存在となっていく過程に胸の奥のほうがキュっとなるエモさを感じました。
最後の最後まで、一応一線越えずに終了したのに、それでも満足感がある読了感を得られたのは、ストーリーがしっかりしているからでしょうか。
個人的に秋平先生の作品は、どの作品を読んでも心がグッと惹き付けられています。
好き!
秋平先生の新刊「巣箱の王子様」がとてもとてもとても!良くて既刊をおさらいしたくなり、こちらを再読。先生2冊目のコミックスです。
秋平先生の作品の中では『青とジェント』が一番好きなんですが、こちらも大好きな作品の一つです◎
先生×生徒。高校生の木ノ下は、エッチな写真をブログにアップしていたことが担任の青木にバレ、呼び出されてしまいます。
そこでブログをやめる代わりに、ゲイで出会いが求めにくい自分の恋人になるよう条件を出してー
というお話です。
真面目な担任教師・青木先生が、もうめちゃめちゃいい!
”形だけのカレシ”になってよ、と頼んでくる木ノ下に、最初に「デートをしたり 性的なことも絶対にしないということですか?」って確認して、ちゃんと先生としての節度をわきまえてるところが◎
結局木ノ下に押し切られて「部屋デートのみ、週3回までOK」になるのですが…家に上げちゃだめじゃないか、と思うんだけど、なぜかこの作品は許せる。なぜなのかは自分でも分かりません;なんか、全然嫌な気分にならないんですよね。
顔は綺麗だけど筋肉はない、さほど興味もなかった青木先生の私的な面が見えて来るにつれ、木ノ下くんがどんどん惹かれていくのが分かってキュンとします。
先生の妹がいいキャラしてて好き!なんだかんだ木ノ下と相性良さようでキャピキャピ(に見える)してるのも可愛い。
そしてブログがバレる事件(犯人許すまじ)の際、親友が木ノ下くんにかけた言葉がまた良くて。刺さりました。
「女が好きか男が好きかで 今までの全部(の思い出とかが) 覆ったりすんの?」って。
青春の甘酸っぱさ(だけでなく、苦さも)感じさせてくれる可愛くて素敵なお話でした✨
あったかい〜…沁みるぅ…。
素敵な物語に多幸感で満たされています。
キス止まりだとしても、その愛情表現こそが今の2人にとって最上で最高であることは、読めば分かります。とても美しく幸せなキスに、胸の高鳴りが止みません。
高校生の木下は自分のゲイバレブログが担任の青木に知れることになり、青木に期間限定のカレシになって欲しいとお願いすることから物語がスタートします。
木之下にとっては青木が初めての「カレシ」。嬉しくて何度も青木の家に遊びに行ったりと、秘密の恋人関係を楽しんでいます。
舞い上がる木之下が可愛い(^ ^)
青木をタイプじゃないと言っていたけど、毎日・毎度青木にキュンとし好き度が増していくのが萌えも萌えです。今まで先生としてしか見ていなかった相手が「カレシ」となると、そりゃ意識するようになっていきますよね^ ^
学校での知らなかった先生。
家での知らない先生。
青木と共有する時間のどれもこれもが木之下の淡い恋心をくすぐるのです。まさにアオハル…青春!
作者さんがなぜ「群青」と付けたのか考えてみたんです。
木之下の恋の相手が同級生だったら、アオハルのイメージで「青」としたと思うんですよね。教師と生徒の秘密の恋物語だったから、群青にしたのかなと考えてしまいました。淡い恋のイメージには群青の方がしっくりくるし、青木との秘めた関係と、しっとりとした大人の雰囲気が合わさって「群青」なのかなと。
季節は夏。青空の下で虹のシャワーを作る青木先生が素敵でした。青木の名前にも「青」の文字が入っていて、何かと青に繋がるメッセージを付けているのも、群青の理由かも知れませんね。
2人の想いが通じ合うまでに問題もあったけど、その切なさや悲しさを混ぜるとやっぱり晴れやかな青よりは、深みのある群青にした方がこの作品には似合います。
どこまでも深い深海の色。2人の想いの深さを表しているようでピッタリ。青木の心の変化も、木之下の心の変化も、すごく魅力的に描かれていました。お互いに惹かれあっていく過程が大好きです。
青木が木之下の気持ちにちゃんと向き合っていたのが良かった。木之下のゲイバレしたときもそうだけどら茶化さずにきちんと正面から受け止めている青木が最高にカッコいい。先生としても、1人の人間としてもイケメンな人柄に私も惚れそう。
欲を言えば、卒業後も見てみたかったな。多分卒業後は今よりもっと堂々と付き合って、手とか繋ぎ合ったりしてデートしている2人の姿が思い浮かびます(´∀`)
はぁーーー…幸せな物語に癒されました♡
彼氏欲しさに危ういことをしてしまった木ノ下。好奇心旺盛なお年頃だしブログを消すのももっとゴネるかと思いきや、青木とちゃっかり「仮彼氏」の約束を取り付けたあとはきちんと約束を守る。そんな風にきちんと線引きが出来るところがすごく良いなと思いました。
何にでも一生懸命だけどある部分では一歩引いてそれを見ている、大人な一面が見えるのも良かったです。
青木はいつも変わらぬテンションなのだけど、無愛想なわけでも関心がないわけでもなく。静かだけどきちんと木ノ下のことを考えてくれていて、こんな先生いたら最高だなとしみじみ思いました。
禁断の関係なのに背徳感はなく、むしろ爽やかなお話なのです。そんなところに秋平先生らしさを感じることができました。
何度読んでも新鮮に面白いなと感じる作品でした。
高校教師と生徒モノだけど、禁断的だったりモヤるところがなく、ぴゅあ〜に駆け抜けた感がすごい。良かったです。
木ノ下が素直でかわいらしい所があり、青木先生をだんだん好きになって自覚する場面に萌え〜。
青木先生も真面目でお堅いけど、嫌な感じではなく、オフは素だし、木ノ下とちゃんと向き合いながらも、教師としての一線は崩さない。好感持てるし、木ノ下が好きになるのがわかる。
ま、木ノ下が青木先生に懐いて、あんだけハグしたら、そりゃ好きになっちゃうよね、と思うわけですがw
でも、告白したり、応えたりは本気で好きにならないとできない2人だから、それまでのやりとり、距離の縮まり方が自然で引き込まれました。
DKの青春とかキラキラって、私はたまに作品によっては不自然に感じたり、小っ恥ずかしくなることがあるのですが、本作はそういうの一切なかった。
木ノ下の素直さまっすぐさがかわいかったし、青木先生のテンション低いながらも誠実で木ノ下を好きになる気持ちが伝わってきたので。
いや〜みずみずしい心洗われる読後感で満足でございます。ありがとうございます。
「トワイライトアンダーグラウンド」や「青とジェント」に大いに萌えさせていただいた秋平しろ先生の既刊を漁っています。
こちらも非常〜に萌えました!
先生×生徒のお話で、攻めの青木先生がっ!
素敵過ぎてっ!
「青とジェント」のレビューにも書いた気がしますが、歳の差のある年上攻めは紳士が良いですね。
こちらの青木先生もとても紳士。
ちょっと影もあり、素敵さを際立たせているのです。
こんな先生が担任なら学校行くのがサイコーに楽しみだろうな〜。
青木先生と形だけとは言え付き合う事になって、学校以外の顔を知ってどんどんハマっていく木ノ下。
共感しかない。
今まであまり気にも留めてなかったのに、キラキラして見えちゃう…それが恋なんだなぁ。
物語内ではまだ高校生なので、お預けで終わってます。
先生と生徒じゃなくなった2人が見たいなぁ。
木ノ下がイケイケで襲う感じ?いや案外先生が…妄想が捗ります。
好きな作家さんですが何か足りないという印象。
少女漫画ぽい展開の中にあるリアリティが先生の良さだと思うのですが、
DKがこういう事言って教師がこう答えたら萌えるよね?的な大ざっぱさを感じました。
ただ佑真と学友のエピソードは良かったです、ある事情から学校を抜け出して途方に暮れていた佑真に「お前が男が好きかどうかで俺に親切にしてくれた事実が変わるのか?」と電話で言う場面が。
後女教師の行動が理解出来ません。
良い!!すごく良い話だった!!!
秋平先生は心情描写というか、人物の感情に引き込むのが上手いですよね。
木ノ下の性格や先生の話し方、あと絵柄も相まって全体がほんわかした雰囲気なんだけど、
所々で苦しくなったり感情を揺さぶられます。
特に先生の告白シーンなんかは木ノ下くんの強がり?がもう心に染みて。。思わず涙です。
エロ描写はないんだけど、作品のタイプ的になくて正解◎
先生が木ノ下くんの誘惑にも負けず、モラルを守り通すのも好印象でした!
個人的には伊藤が直接木ノ下くんに謝ってないことがモヤモヤしてますけど、ずるい大人ってこうよねってリアルに描かれてて良かったかも。学校辞めたしね。
作中で描写されていなかった心配事としては、先生の妹ちゃんのことがあるんだけど…
でも木ノ下くんとも仲良くなってたし、心広そうだし、きっと分かり合えるでしょう。
清々しい気持ちになりました。幸せ感じます。
これは文句なしで神です!!