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renai ruby no tadashii furikata
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
おげれつたなか先生大好きです。
電子書籍で読んでいてキャンペーンで紙も購入したのですが、細かい部分が(絵的にも)紙の方がさらに良かったです。人物の描きわけも上手ですごい。
改めて、読み返して奥付けで10年ちょい前の作品と再確認してびっくりしました。全然時代を感じさせなくて。(一瞬思ったのが、使い捨てカメラが値段も高くもうコンビニじゃ買えないことくらい。少し前に子供の体験旅行で使い捨てカメラのみ携帯可で買うの苦労した記憶があったので。それくらい些細なことです。)
そして、ここでちゃんと完結してるんだけれど、林としゅうなの話が「はだける怪物」へ続くのが、もう感動でした。
すごく胸が痛くなる、辛い部分があるのですが、ちゃんと納得させられて読後感も良いのでお気に入りです。
おバカでピュアな夏生が可愛い表題作と、前作スピンオフの「ほどける怪物」が収録。
どちらも良いお話ですが、"かんちゃん"こと林田のその後が描かれたスピンオフが好きです。
前作ではDV男として登場していた林田。
理不尽に殴られてツラかったのは弓なのに、実は誰よりも傷付いていたんだなぁ…というのがわかってきます。
DVの理由や林田自身の葛藤と苦悩が見えてきて、ただの"クズ男"ではなかったことに少しホッとしました。
弓との過去を心から悔いているのがわかるからこそ、秀那との出会いで彼の心が救われたことが嬉しかったです。
また笑えるようになって本当に良かったね。
痛いし苦しいし、でも絡みはめちゃくちゃエロいしで感情がめちゃくちゃ揺さぶられまくり…
でもそこがおげたな先生の作品の魅力だなと改めて感じました。
大好きなおげれつたなか先生を網羅する過程で購入しました。期待を裏切らないハズレなしの作品ではあるのですが、本編のボリュームが控えめでやや残念でしたので星4としました。
本編はボリュームがボリュームなので、他作品に比べストーリー厨にはやや薄味気味かもしれません。一方、流石と言いますかキャラクターの生きた描写と読者の萌のツボを確実に押さえて来ていますね。
個人的に一点、これはすごいな、と感じたのは、主人公の朝のシーンでは必ずじょりじょりの髭が生えているという部分。主人公は垢抜けたイケメンとして登場するにも関わらずここでも等身大の人間らしさがあるのか、とたなか先生に殴られた心地です。あえてこういったキャラクターの抜けたところを描くと言いますか、そういった手法は今までBL作品で出会わなかったように感じます。
そして大好評の怪物編は言わずもがなです。もう、すごかったんだから。
後半収録のほどける怪物が私は本当に好きです。
これの前作が暴力有りで辛い感じでしたが、まさかこの話しに続くとはとなんとも切なく胸が苦しい感じを味わいつつ、新しい相手との間で少しずつ怪物がほどけていく感じがとてもたまらないです。
電子書籍、紙の書籍と楽しみ、より楽しみたいとドラマCDも購入して何度も読んで、聴いてを繰り返し楽しんでいます。
この作品を皮切りに作者買いで集めて本棚をまで買うほどハマってしまっています。
「恋愛ルビの正しいふりかた」弘×夏生
「はだける怪物」秀那×林田
どちらも面白かったです。「恋愛ルビの正しいふりかた」はストーリーが私の好みでした。昔からかってきた奴を復讐するために付き合って、ひどい振り方をしてザマァするってヤツです。
あー…これは、振るけどその頃にはハマってるパターンかも?と思ったらその通りでした。期待通りの展開ですごく嬉しかったのと、作者さんの画力と、あと。登場人物たちの心理描写が私の期待以上でした。キレイな絵もキャラクターの魅力もすごかったー……。
2人のイチャイチャエッチシーン、リピートして何度も読んでしまいました…(笑)
「はだける怪物」は、関連作品を全部読んでるので、それを踏まえると1番胸を痛めずに読めた回でした。DVシーンがあると聞いていたから、気を張っていました。秀那と林田の出会いの部分は、DVをした過去があると林田が秀那に伝えるくらいで、痛々しいシーンはほとんどなく…どちらかと言えば秀那と林田の2人の関係に焦点を当てているのがメイン。
DVをした過去を引きずっている林田と、それを理解して愛を伝える秀那との恋愛ストーリーです。
林田が元カレにあんな酷いDVをしたと思えないくらいに、秀那の前では可愛らしいのが驚きでした。過去の自分の行動に悔いているのは結構伝わってきましたが、関連作品を読んでみると彼の心の重石に納得しました。すごく深い…深くて辛くて悲しい気持ちになりました。
正直BLでここまで描くかー?と思うほどです。
秀那と林田の2人の未来と、林田の過去に迫りたい方は、ぜひ「錆びた夜でも恋は囁く」「はだける怪物上下巻」を読んで下さい。
ズガーンと脳天に衝撃を受けますよ。
おげれつたなか先生の作品は毎回泣いてるんじゃないかっていうくらい泣いてしまいます。笑
恋愛ルビの正しいふりかたは2作品収録されています。恋愛ルビの正しいふりかたを読んだ時は、この作品を読んだら次の作品で泣けなくなりそうだな〜と思っていたのですが、ほどける怪物の林田さんのどことなく暗い過去とそれを支える秀那の優しさに号泣してしまいました。林田さんが秀那にDVを告白した時はどうしようもなく焦りましたが、全て受け入れ、それでもまだ好きでいる秀那が健気で可愛いかったです。林田もセックス中には素直になるのがめちゃくちゃ可愛いかったです。
「恋愛ルビの正しいふりかた」 5割
「ほどける怪物」 5割
今回は表題作と短編の2本が収録。
また「ほどける怪物」は続きが上下巻で発刊されています。
併せて読むと本当に最高なのでぜひおススメです。
しかしこちらの作品、2022年の今から7年前の漫画とは思えないくらいのクオリティにまず驚きます。
さすがは、おげれつたなか先生。
どうして、こんなに切なくけれど美しい漫画が描けるのか…。
構成、キャラ、絵どれを置いても本当にすごい。
レビューなんていいから読んでほしい!と推したいくらい好きです。
【恋愛ルビの正しいふりかた】
再会ものです。
明るくバカな健気な受けがとにかく可愛く愛らしい。
攻め視点で楽しめます。
【ほどける怪物】
リーマン同士です。
トラウマ受けを攻めが救います。
「恋愛ルビ~」に比べるとエロ多め。
前半も面白いけど、スピンオフのほうが、内容が濃い。
おげれつ先生、苦しむ人の葛藤する、心理描写が上手い。
「この泣き顔が見たかったんだ。」
・・鈴木弘x鷲沢夏生
復讐を果たしたかった弘は、夏生が好きで、振り回される。
結局鈴木はのほうが惚れている、純真な夏生には勝てない。
「ほどける怪物」
「どうせ、また殴って終わる。」
・・「錆びた夜でも恋は囁く」のスピンオフ
・・林田x 秀那・・弓と別れた後の林田は、秀那に助けて欲しかった。
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★怪物化した林田が人の心を取り戻すまでの物語、
読み順メモ(知る限りは以下、同人誌はわからない)
① 錆びた夜でも恋は囁く
② 恋愛ルビの正しいふりかた(後半の短編)
③ はだける怪物(上)
「薊」・・・オーディオドラマでは、薊は、この位置に入っている。
④ はだける怪物(下)
表題作は、
高校時代陰キャだったヒロ(攻)が、当時自分に付きまとってきていた夏生(受)と再会し、その挙句夏生(受)はヒロ(攻)だと気づかないまま告白してきます。
当時を黒歴史だと思うヒロ(攻)は当時の腹いせに付き合って惚れさせた挙句捨てて傷つけようとします。ま、惚れちゃうんですけどね〜〜
夏生がアホだけど健気で可愛いかったです。
2作目の「ほどける怪物」は「錆びた夜でも恋は囁く」で受けに暴力を振るいまくっていたDV男(当時は攻)が受けになっています。別れてから転職していたのですね。
DVしていた過去から笑えなくなったカンちゃん(受)が転職先で後輩の秀那(攻)と酔った勢いで関係を持ちます。
こっちを表題作にしても良かったのではと思ってしまったけど、ここはもうおげれつたなか先生の策略なんでしょうね〜〜
「錆びた夜でも恋は囁く」では暴力の限りを尽くしていたあのカンちゃんが.....また元のカンちゃんに戻りつつあって、安心しました......救われたね。。。
表題作は、高校時代にパシリにされていたヒロはイメチェンをし、偶然再会した黒歴史の現況夏生から告白された事で、復讐のために付き合い始める。一ヶ月してところで、傷付けて振る計画をたてたが。。。
全く意図していなかった所から、結局好きになっていた。好きな展開です!!
見た目とは違う純粋な夏生。腹黒さばかりだったはずなのに、ほだされてしまったヒロ。
何だか凄く良かったです。
『ほどける怪物』では、林田の闇が深過ぎて秀那の告白に反発しながらも手放す事が出来ず、お互いに本当に思っている事を言えないもどかしさ。だからこそ、林田からのキスの場面が凄く印象的でした。
なんせセフレですから、いたしている場面が多い!どの場面も、めっちゃエロいです!!