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ヤクザ×仕立て屋さんのドラマティックラブ
musunde hodoite kiss woshite
さびれかけた商店街の仕立て屋さん。
早くに父親を亡くした受は幼い頃からの夢であった
店を継ぎ、スーツを仕立てる仕事をしている。
そこに持ち上がったのが街の再開発。
指揮をとっていたのは、親友の男だった。
交渉にかかわってきたヤクザ。
そこにもまた懐かしい顔が・・・・
こっちとくっつくといいなぁ
と思てた方とうまくいった。
それだけでななかホット致しました(/ω\)
エロ読みの邪念たっぷりで読んだのに
ストーリーにガッツリ魅了されて読後の胸の高鳴りがおさまらん
なんだろうね、幼かったころの恋心を
未だに捨てきれてない攻が好きなんだよなぁ。
再開して、心を殺す覚悟をしたつもりだったのに
やっぱり顔を見ると本能に逆ら萎えないという感じがまた。イイ
「俺の事すきなの」
自分のほうなんて見てくれないと思ってた
そんな気持ちが滲んでここのセリフすごく好き。
もう少し先まで見たいカプでした。
(ネタバレ注意)
スリルもあってドキドキしながら読みました。
この作品を読むのは2回目ですが、なぜか○川とくっついてたような記憶があり、途中まで読み進めて○立とくっついてほしいと祈りながら読んでましたが、最後にホッとしました。
何で勘違いしたのかわからないですが。
(ネタバレしたら面白さ半減なので伏せ字にしました)
落とし前をつけに行った1年間、○立は何をやっていたのか、イタリアに行った2人の様子など、ぜひ続きが読みたいです。
お願いいたします。
最初、品川⇄板橋←足立の三角関係で、板橋と品川がくっつく話かと思ったんですよ(表紙をちゃんと見ていなかったw)
読んでいくうちどんどん足立に感情移入しちゃって。ああいう不器用でぶっきらぼうでそれでいて一途な奴に弱いんですよね。
不遇な境遇でつっぱっていた中学生の時の板橋との思い出、約束をずっと覚えていたなんて…悪ぶってるけど一途やん。と萌え〜です。
板橋も最初はそりゃ驚くし拒絶するけど、足立の気持ちが伝わって応えて、足立を好きになってよかった。
足立が「オレ 今 スゲー幸せ…」と言えてよかったよ〜。
正直、商店街の再開発とか品川の上司の不正とヤ○ザの関連はよくわからないところがあったけど、ま、そこはちゃんと理解しなくても、足立と板橋の気持ちと関係性がぐっときたのでそれで良し!です。
一点、気になったのは、病室でいきなり最後までするとは…ちょっとビックリ。誰か入ってくるかもなのに。そこは途中までで、退院後、自分たちの部屋でゆっくり…の流れの方が自然では?!と思いました。
ずっと気になっていた作品で、やっと読めました。
個人経営の仕立て屋設定って、職人気質だったり、ちょっとアンティークっぽいインテリアだったり、魅力が多いものです。
古い商店街に店を構える「板橋洋服店」。
祖父から店を受け継いだ父亡き後、自ら店を守ることに決めた板橋。
ある日、中学時代に片思いをしていた品川が店にやって来て…。
という再会ものかと思いきや、さらに次なる再会が。
同じく中学で同級生だった足立が店を訪れます。
中学時代から一方通行な2つの想いのベクトル。
さらにそれぞれが交わした2つの約束。
商店街のある土地で新規事業計画を進めたい品川。
地上げ担当の不動産コンサルとは名ばかりの893に属する足立。
商店街を、そして祖父から3代続く店を守りたい板橋。
相反する目的のために、計画と友情と恋心の板挟みになる3人が描かれていました。
とはいえ、何だろうか。
『僕らの七日間戦争』的なものを観たような気持ちになるのは…。
いや、そもそも『僕らの7日間戦争』、観たことがないのですが、子供たちがワー!ってやって、ヤー!ってなって、めでたしみたいな印象が拭えないんです。
新規事業計画を隠れ蓑に893が書いた絵というのが、そもそもちょっと無謀すぎると言うか、大手ゼネコンなんですよね、相手は。
三宅がそんな大手を食えるほどの大物に見えないんですよ。
商店街を潰して、ショッピングモールを作るという計画の扱いも軽い。
企画立案から検討に検討を重ね、ようやく着手された計画が、1日でひっくり返る。
1つのショッピングモールの総工費だけで数百億かかるのに、その計画が社内で通ったということはそれだけの利が見込めたからのはず。
こういう点が気になったせいで、ぐぬぬぬ?となってしまって。
さらに板橋の気持ちが分からない。
品川がずっと好きで、彼が転校してしまってからも好きで、約束を果たしに来てくれた!って喜んでいたのに、品川がだめだったから足立に…っていうのが、うーむ。
一途に思い続けた足立の気持ちが成就したのはいいんだけど、採寸で顔を赤らめた瞬間、「切り替え早っ!」と思ってしまった…。
その辺りの心理描写がもっと欲しかったです。
ついでに言うなら、「店がなくなったら…」という軽口を真に受けて、「お前のために店を潰しに来た!約束通り、一緒に遠くへ行こう!」って言う足立は若干病んでるの!?と思いましたが、この約束をサクッとないものにした板橋が直後に品川に「スーツを作る約束」を迫るのもどうかと思ってしまった。
足立に関しては15歳という幼さで直面せざるを得なかったつらい現実を生き抜くために、板橋との約束だけが心の支えだったのが分かるんです。
それだけに板橋が品川に取り付けた淡い初恋の約束と重みが違うのに…、とかなり切ない気持ちになったのも、板橋が分からなかった一因かも。
品川は中学時代は「公正な人」、社会人になってからは「父に認められたい人」という感じで、恋愛以前に友情自体が重く感じられず。
彼にとって板橋との約束が大きな意味を持っているように見えなかったのも寂しい。
あとがきを読んだらもともとは全く違う設定だったようで。
かなり切なくて、確実にときめける設定だったので、そっちを読んでみたかったなあ。
最後にアダチが幸せなになってほんとうに!よかった〜
序盤はイタバシくん、シナガワなの?そんな、スパダリ感満載なやつとくっつくよくあるエンドなの?嫌!と思って見守っていたところ、無事にアダチくんとくっついてくれました
布が買えなくてパジャマつくれない、なところは、自分の学生時代にも、そんな場面を見たことがあったので、ものすごく切ない気持ちになりました
あとは、、ミヤケさんがいいヤ〇〇さんで、よかったな〜あの人の匙加減で色々ちがったよネ
板橋・足立・品川…最初は名前が気になってあんまり内容が入ってこなくて…回想で白髪のどっちがどっちか分からなくなったところで最初から読み直しましたw
再開発のお話で、過疎商店街の店主と担当者とヤクザ不動産といういろんな意味での三角関係。正直最後まで板橋の気持ちは分かりませんでした。
ストーリーは三者三様で、それぞれが軸を持って進んでいき、絡み合って綺麗にまとまる感じ。恋愛のときめき成分は少なかったかな。
ちょっと変な見方かもしれないけど、品川が可哀想に見えちゃったのが気になりました。いや、足立はすごく魅力的だし板橋とくっつくのも嬉しいんですよ。全力で良かったと思える。…んだけど、足立も立場的に辛いところもいっぱいあったはずなんですよね。でもラブストーリー的に振られ役なせいか、ちょっと感情移入しにくいように描かれてるみたいに感じるというか。親に頼らないプライドとかも、さらっと言及するだけで深追いされずに終わってる。幸せ板橋足立カプより、品川の心情を勝手に考えちゃって辛くなってました。
品川のスピンオフがあればぜひ読みたいところです。
再開発絡みの話はさらっとよくある感じのやつですが、昔話を絡めた三人の関係はすごく好きでした。板橋の足立への感情の矢印がもっとたくさん見えると良かったな。
作家買いだったので、表紙含めあらすじも見ずに読み始めたことが功を奏したと思っていたら、他のレビューでも同じようなことが書いてあってやっぱり!と嬉しかったw
だれが相手なのかふわっとした状態で読み進めた作品がはじめてに近かったので、すごく新鮮にストーリーを楽しむことができました。
あからさまなライバル関係だと多少なりとも「そっちいくよね~」みたいに思っちゃうけど、この作品はどの相手でももうOK!みたいな状態でしたw
それぐらい出てくる人物たちが脇も含めて良きでした!
ほのぼの感も切なさもあり、とてもバランスの良い作品でした!
昔ながらの商店街にある仕立て屋さんの若い店主が主人公。
その商店街が再開発で狙われてしまうのですが、その開発を手がける大手ゼネコンの担当者が、学生時代友人で憧れていた優等生の同級生で、主人公は胸を痛めます。
さらには、地上げ攻撃をしてくるヤクザも、実は学生時代何となく気になっていた同級生で…、という。
子供の頃から住んでいる街が舞台だからか、地上げを扱っていても、作品の空気はどこか優しいです。
また仕立て屋という仕事も作品の空気作りに一役買っています。
小綺麗で柔らかな絵柄がぴったりくる感じ。
ストーリー展開についても、主人公サイドの人の描き方が柔らかく優しいので、読んでいて嫌な気持ちになりにくいし、恋愛模様についても、キツすぎる描写がなく、慈しまれ、労わられているのが良く伝わってきます。
総じて読後感が良かったので、この作者さんの別の作品も読みたいなと思いました。
テーラーものが読みたいなと、ふと手に取ってみたら、良い意味でカバーイラストのイメージと異なった作品。
ほのぼのさのある雰囲気ではなかった。
あらすじの「恋と人情が交錯するドラマティックラブ」がぴったりの内容だったように思います。面白かったです。
可愛らしい絵柄とは裏腹に骨太で、決してこじんまりとはしていないストーリー。読み込むタイプの社会派ドラマ作品かな。
さらっと読めるお話ではないと思う。
細かな内容に関しては既に素敵なレビューが沢山書かれていますので、個人的な感想を少しだけ。
同郷の同級生の再会もの。
この切り口は珍しいですし、題材もすごく面白いなと。きっと、作家様はストーリーを重視して描きたかったのではないかなというのが伝わって来る。
商店街の立ち退き問題をきっかけに、それぞれ異なる人生を歩んで来た同級生3人が再会する。
キャラクターの名前は区名から取ったのでしょうか。
とにかく内容が盛り沢山。なのにそこまでごちゃごちゃせずに読ませてくれる。
現在と過去、そして約束を絡めながら、ゆらゆらと揺れ動く三者三様のトライアングルの描き方が本当に上手いです。
なんというんだろうか。分かりやすく見える部分だけではなくて、あちこちに散りばめられた欠片や行間を読んで想像する面白さもあるのがすごく良かった。
カバー裏の描き下ろしも良いんだなあ。
BLだからこその良さがあるのだけれど、あまりBLを読んだ感覚にならないという不思議な作品でした。
登場人物の中では、私は足立がとても愛おしいな。
ラストが映画みたいでとても素敵。
キスシーンも好きでした。
ただちょっと、受けが攻めをいつ好きになったのかが気になってしまってもやもやする。
なので、お話は着地点も綺麗で面白かったけれど、恋愛面はというと…という感じ。
それから、登場人物の顔の描き分けが少し甘いように感じました。特に序盤は顔が似ていて慣れるまで混乱してしまった。
評価に悩みますが、ストーリーは萌萌。恋愛面に関しては萌。上記の気になる点に関しては中立。
今回は間を取ってこちらの評価で。
とはいえ、この読み応えのある内容をすっきりと1冊で描き切っているのがすごいです。
評価が高く、ずっと気になっていた作品です。
商店街を立ち退かせようとする品川。
商店街で洋服店を継ぐ板橋。
立ち退きを強行するヤクザの下っ端足立。
3人は中学3年の時の友だちで、品川と足立は、板橋にそれぞれの約束をしていた。
商店街の立ち退きや、ヤクザ関連など、かなり大きな展開で、徐々に増えていく登場人物や設定に頭が追いつく中盤で、一気に引き込まれていきました。
本当に先が読めない!
それぞれが友情なのか愛情なのかも読めない。
面白いです!
面白すぎて一気に読んでしまいました。
前半ではあまり見られなかった、主人公板橋の表情の変化が、中盤から見られるので、板橋の可愛さに途中から気づきました。
なので、個々の表情をじっくり見ながら、再読したいなと思いました。
作者さま買いです。
ほぼレビューもインタビュー記事も読まず、あらすじも流し読み程度で読んだので、お話の意外性にびっくりでした。
まず1話で土地買収うんぬんの話になったのは予想外でした。
ただの三角関係のお話にとどまらず、裏社会だったり会社の不正だったりが絡んでくるので頭空っぽにしてあまあまに浸るって感じではないです。
BL要素もあり、内容もある話が読みたい人向けですね。
それと板橋が最初好きだった品川とくっつかず、足立とくっついたのが私には意外でしたね!
終盤までなんやかんやいいながら品川とくっつくパターンでは?と思っていたので、まんまと騙されたというか良い意味で裏切ってくれました。
物騒な話になっちゃうけど足立、三宅に殺されると思ってたんです。
だって足立、板橋のためとはいえ三宅に背いちゃってるしさ。消される予感しかなかった笑
表紙のカップルは頭から抜けちゃってたんだと思う。
仕立て屋さんストーリーはスーツがたくさん見られるのが良いですね。
作者さまにはスーツ男子をもっともっと描いていただきたいです。
高評価なこの作品。あらすじから仕立て屋さんとヤクザとか面白そ〜と思って読みましたが、なんかすごいいろいろつまっていて読み込むタイプの作品でした…
面白かったけど、思っていた感じとはかなり違いました。
商店街が立ち退きになる理由とか、不正問題とか、ちょっといろいろ難しくてバカな私にはついてくのが大変でした。登場人物も結構いるし、主役の影があまり濃くないので、誰か目線でドキドキ…とかは出来なかったなぁ。
だからか、メインカプについても嫌いじゃないんだけど、どうしても品川が気になって…
それでも、幼い頃からの約束を守ろうとする絆みたいなのは良かったです。
いろいろ起きすぎてるのに1冊でまとまるのはすごい。
お話としてはとても面白かったです。なんか、映像化したら分かりやすくなるし面白くなりそうだと思いました。
不幸な生い立ちからヤクザになり、商店街の地上げ行為をする足立くんと下町の商店街で父親から受け継いだ洋品店を営む板橋くんのお話。
他には、
2人の中学の同級生で、大手ゼネコンに就職した品川くん
同じく2人の中学の同級生で商店街にある銭湯を継いだ墨田くん
も登場します。
今回は東京23区シリーズです。
ちなみに、品川くんの会社の上司は大田所長です。
杉並くんや中野くん、目黒くんもいいなと勝手に妄想しました(笑)
商店街を含む地域の再開発事業をめぐり、大手ゼネコンから品川くんが担当者として板橋くんに会いに来たところから物語が始まります。
その再開発事業に不動産コンサルタントとして関わる三宅。
だけど、三宅は不動産コンサルタントではなくてヤクザでした。
足立くんは中学の時に母親と夜逃げしたのですが、その母親は借金残して行方を晦まし、サラ金に飼われチンピラになったところを三宅に拾われました。
亡くなった父親の洋品店を潰したくない板橋くん。
恩がある三宅を裏切れない足立くん。
会社の担当者として開発事業を進めなければならない品川くん。
墨田くんはモブ的な位置にいます。
この作品は、商店街が再開発事業により存続の危機に瀕している裏で、悲しいラブストーリーが同時進行しています。
中学のころ、板橋くんを好きだった足立くん。
当時、板橋くんが話の流れで言った「うちの店がなくなったらオレのこと迎えに来てよ」という言葉をずっと覚えていて、再会した時に板橋くんに「テメエの願い叶えに来てやった」と言います。
もちろん、その約束のために商店街をなくしたいわけではありません。
足立くんは恩人の三宅と好きな相手(板橋くん)の間で、相当苦しんだと思います。
そして、困っている板橋くんに「何とかする」と言った時は、もう覚悟を決めていたんだと思います。
この後、足立くんは商店街を守るために動き出します。
後半は、ぜひ紙でも電子でも書籍で読んでください。
映画やドラマで観たいほどのドラマティックな展開です。
気になる点と言えば
他の方もレビューされていますが、板橋くんはいつから足立くんを好きになったのでしょうか?
イマイチわからなかった。
あと、病院でHをするのは難しいのでは?と思いました(汗)
いつ看護師さんが病室に入って来るかわからないし…ハラハラ。
最後は、冷酷無情だと思っていた三宅が足立くんに親心を見せたのには感動しました(涙)
空港で1年ぶりに再会した2人。
これからイタリアで再出発です。
足立くんのビザが気になるけど…。
描き下ろしの『最終回その後①』では、足立くんが板橋くんにキスしていたことを品川くんに聞いて驚く墨田くん。
そりゃ、ビックリだよね。
描き下ろし『最終回その後②』では、おそらく空港で2人が出発した飛行機を見届けた三宅。
なんだよぉ。超いい奴じゃん!
全てを捨てて純愛を貫いた足立くんにはエールを送りたい!
読み終わった後は、幸せな気持ちになれます。
ただ甘いBLに留まらず、ストーリー性重視がお好きな方にはおすすめの作品です
意外性が何より良かったです。受けの初恋の人で金持ちのハイスペック男が攻めだと思い込んで読んでいたら、途中で表紙と巻頭カラーの絵を見直し「ん…?そっちー?!」となりました。足立君、友人の墨田に「店番しててー」と言われた辺りは完全に脇役だと思ってたのに騙された!
中学時代の3人のエピソードが良い。板橋が授業の実習課題なのに「俺が全部作ってやる!」とはりきってるのが可愛い。足立の初恋は板橋だけど板橋の初恋は品川で、矢印の方向が別の片想い同士っていうのが切なくて萌える。だんだん品川より足立の方が魅力的になっていく過程も丁寧に描かれてました。金はなくても誠意のある方を受けが選んで良かった。品川はプライドの高い出来杉君のような人でした。
主要人物の同級生達の名前が全て東京23区の名前で庶民派っぽいイメージの足立区、板橋区、墨田区に対してお坊ちゃんっぽいイメージの品川区。もしやこれは壮大な擬人化BLでもある?と気づいて神評価にさせて頂きました。
この作家さんは初めてで、表紙やタイトルから可愛いほのぼのした仕立て屋さんの恋のお話かと思ったら、全然違ってびっくり。
さびれた商店街のテーラーの跡取りの主人公、商店街の再開発を目論む大手ゼネコンと立ち退きに絡むヤクザ、それぞれに幼馴染み二人がいて敵対したり寝返ったりとピリピリした雰囲気。
中学時代のエピソードは、品川と足立の見分けがつきにくく混乱。なんとか耐えて読み直すも、主人公の周辺がゴタゴタしていて、なかなかBL展開にならず、やっとラブっぽいものが…と思ったら主人公のお相手が優等生の品川ではなく、足立だったのにも混乱。
ヤクザになった攻めの背景もシリアスだし、ヤクザものっぽく本気の暴力シーンもあるので、こういう話だったのか…とずっと内容に入っていけないまま終わってしまった。もう一人の幼馴染みが二人に恋愛面で絡んで、三角関係になるのかと思ったけどそれもなく…。幼馴染みと協力して商店街を立て直すのかと思いきや、後半は攻めが組を抜けるかというシビアな話になってくるので、ほぼヤクザもの。主人公は攻めのスーツしか作ってないし…。
最初からこういう話だと思って読めば楽しめるのだろうけど、終始読みたいものとは違う方向に、話が転がっていくのがストレスだった。BL的な萌えや甘さがもっとほしかったし、この内容ならもっとハードめな表紙やタイトルにするべきなのでは…。
商店街の洋品店、ゼネコン、地上げヤクザ、幼馴染三角関係が絡むなかなかのシリアスストーリー
ストーリーに力を入れてるゆえに、キャラに惹かれたり、萌えポイントが挟まるところが少なめの気がします。一方で三月先生の絵柄は割と可愛い感じなので、ストーリーとのギャップが大きかったな。これで絵柄が違ったら印象も相当違うと思う。
優等生品川(幼馴染 ゼネコンマン)が中盤間抜けなので、最後の見せ場もうちょっと挽回させて欲しかった。
薬はやらないとか半端な注釈付いてるヤクザが出てくるBL漫画は苦手ですが、割と本気の犯罪者ヤクザなのが良かったです。最後の三宅(ヤクザ)が若干ぬるいけど。
萌2よりの萌
まず、絵がすごく丁寧で綺麗でした。個人的に好みの絵柄だし、表情の描き方がすごく素敵で、キスシーンなんか何度見返したことか…。
ストーリーも面白くて、どんどんページをめくってあっという間に読み終えました。こんなにワクワクしながら読んだの久々です!
足立は最初、あまり良い印象ではなかったのですが、板橋にスーツを仕立てて貰う時の笑顔にやられました。あと、あんなにボロボロになってるのに病院で目覚めたときの一言目が「おはよ」って可愛すぎか!と思わず笑ってしまいました。読み進めていく度に足立がカッコよくて好きになりました。
これハッピーエンド難しいかな?と思っていたのですが、しっかりとハッピーエンドで安心しました。二人が幸せになってくれて本当に嬉しいです。続きがあれば是非読んでみたいです。この作品に出会えて良かったです(*^^*)
これはきっと途中で好みが分かれやすい作品だろうなぁと思いました。昔同級生で仲良し組だった3人が、それぞれ大人になり今度はまったく違う立場の人間として再会します。親の跡を継いで仕立て屋として働く板橋、大手に就職し仕事で板橋の店もある商店街の立ち退きを進めることを任されてしまった品川、そして、いつの間にかヤクザに拾われて品川の会社と共同で立ち退きを促すよう命じられている足立。
攻めに関して、多分品川派と足立派に分かれると思うんですよね。最初は品川と板橋がくっつきそうで足立は切ないポジションになりそうな雰囲気があります。が、途中から足立の積極的な振る舞いが目立ち、段々足立と板橋の関係に引き込まれていきます。なので、序盤で品川派だった方はちょっとがっかりしてしまうかも。私はずっと足立を応援していたので、とても嬉しい展開でした。
三月先生の綺麗な絵でまさかヤクザや闇取引の話をこんなにがっつり読めるとは思わず、ストーリーが骨太なところにも驚かされました。各キャラの私情によって商店街側につくか立ち退きを進める側につくかというところも二転三転し、張り巡らされた裏事情も予想を超えるもので面白かったです。結局、品川と板橋の間には恋愛的な意味での好意までは存在しなかったんでしょうね。何度か困難な目に遭っても板橋への気持ちがまったくブレず、まっすぐに自分の想いを伝え続ける足立がすごく男前でした。足立のボスも冷たいようでちゃんと情があって、魅力的なキャラでしたね。一途で一生懸命な男が報われる作品が読みたい方にはオススメです。
数年前に読んでこの作者さんの他の作品も読んだのですがどれもあまり印象に残らず手放したものの、評価が意外に高くて、え!そんなにいいお話だったっけ?と再び購入。
足立が男ですね!
板橋と板橋の大事な物を守るために品川を味方につけボスを裏切り事態をひっくり返して。
再開発計画が実は大手ゼネコンをシノギにするためだけの茶番劇で。
そのからくりが難しくて恋愛面がぐっとこず。
足立が中学から板橋を好きで自由にしてやるって約束を果たしに来たのはわかった。
板橋が憧れてた品川が敵になり、しくまれて品川の上司の不正をわざと見つけさせて…とややこしくて。
いまだに結局三宅はどうしたかったんだっけ?と理解できず。
板橋は足立にいきなり乗っかっちゃって。いつの間にそこまで好きに?いや自分の為に犠牲を払って体を張ってくれたのはわかるけども。
足立が板橋を好きになるのはわかります。あれから変わらずずっと好きだったんですね。
中学の時は品川がいて切なかったですね。
最後に板橋が足立に中学の時に作ってあげたパジャマを着た板橋にムラっとする足立。
大事に取ってイタリアまで持って行ったんですね。
足立はイタリアで板橋が修業してる間に何をするのか気になります。
絵柄はまあまあ好みなんだけど、ヤクザ、暴力がでてくる話は好きじゃなくて、いまいちでした。カップルにならない、品川のほうがキャラとしては好みというのもあって。
お話的にどうこう文句をつけるつもりはなく、読んでみてやっぱりこういう、暴力がでてくるもの、全体的に暗い感じなものは、好みじゃないなぁーと思いました。
品川はノンケで友情以上のものは感じていなかったようなので、彼らがカップルになっても傷心ということはなかったと思いますが、さびれた商店街に残って立て直しに助力するっていうのは、なんかかわいそうな感じがしてしまいました。
それとマンガでよく出てくる親や他人の借金を背負わされてヤクザな人たちに囚われる展開ですが、遺産放棄とか破産すればそういう闇の世界に入る必要はないんじゃないのっていつも思います。でもそれを教えてくれる人がいないってことなんでしょうかね。
ピッコマにて。最後の3話は有料。
絵がとても可愛くて読みやすいです。
仕立て屋さんって…なんかえろいですよね。
主人公の板橋は童顔?な感じで可愛いのに色っぽいという不思議な人でした。
登場人物は主に四人なのですが、攻めの足立、受けの板橋、二人の友人の品川と大田。(改めて並べると23区の名前ばっかり笑)
この四人の立場やキャラクターのバランスがとても良いと感じました。
こういう人クラスに一人はいるよね〜ってタイプをそれぞれ一人ずつ作りました、って感じ。
話の内容は王道的な人情系で素敵でした。
こういう話ってあんまり種類がないというか、この設定で話を書くと他のルートがなさそうというか、そういう世界ですけど、その中でもとても上手にキャラクターを設置していると思います。
ただ、板橋が足立を好きになるまでの流れが少しわかりにくいかも…?
「え、あ、お前、お前好きだったんか!!」って心の中の陣内が叫ぶ、的な体験をしました。
私は置いてけぼりにされるの嫌じゃないタイプなので気になりませんでしたが、欲を言うならもっとじっくり描いて欲しかったです。
概ね素晴らしい作品でした!品川も幸せになれるといいな〜。
何気なくKindleアンリミテッドで読んだら面白かった一冊。
再開発計画に揺れる商店街を舞台に幼馴染が再会して展開するドラマティックなストーリーです。表紙の人物もあらすじもちゃんと見ずに読み始めたので、最初は仕立て屋さんと(敵対関係となる)ゼネコン社員のストーリーかと思いましたが、恋のお相手はその後に登場するチンピラ青年でした。(ちなみに皆幼馴染)
ヤクザも絡んでけっこう派手なストーリー。読みながら、「おお、こんな風に展開するか!?」という感じでした。
絵もキレイで脇役の人々の描写も魅力的。(幼馴染のうちのひとり、銭湯の兄ちゃんもいい味出してました)
結末は、ちょっとロマンティックすぎるキライもありますが、BLとしては夢があっていいですね。(実際のところは、"商店街のテーラー"がまとまった期間店を閉めて、海外で修行って現実的に難しいと思うのですけどね。)
このマンガ家さんを読むのは初めてです。
表紙がきれいだったので手に取りました。
でも、最初に出てきた幼なじみのほうが攻めかと思ったので、あとから出てきたヤクザの下っ端のほうが攻めで、びっくりしました。表紙の絵とは雰囲気が違うので、まるでわからなかった。三角関係になるわけでもなくて、なんだか散漫な印象・・・・・・・下手だとは思わないけれど、あんまりうまいとも思わなかったし、ちょっと簡素な絵柄が好みと違うし、ぴんと来ないかんじでした。
初読み作家さんです。
こんなに素晴らしい作品だとは思わなかった!出会えて良かった!!!
キュンキュンを超えてギュインギュイン来る絶品シーンが幾つかあって、もう息も絶え絶え。
文句なしの神です。
ただし、ラブラブ甘々の作品では決してありません。
それどころか、商店街の再開発に伴うヤクザ絡みの話だったりして流血シーンもあります。
が、受けに対する一途さがとにかくツボでして、たまりません。
amazonの電子書籍・読み放題にて粗筋は一切確認せず、ろくに表紙も見ない状態で読み始めたんだけど、それで正解だったなと思いました。
仕立て屋の息子が中学3年生のときに交わした二つの約束が下地となってお話が進んでいきます。
主人公は仕立て屋の息子であることは解るんだけど、相手が誰なのか定まらない。
だから相手がわかった時は、うわー!この人かぁ、という驚きと、この人かなぁ?と予想していた人物だと物足りなさを感じていたのも事実だったので、いっきょにテンションがアップして今後の展開への期待度が高まりました。
だから詳細なネタバレを読まずに、最後まで読まれることをおすすめします。
そしてスーツの素敵さをご堪能していただければと思います。
ネタばらしにならない程度に悶え死んだ箇所をあげておきます。
・緊張気味にスーツを頼みにくるところがとにかく絶品!採寸に伴う微妙な触れ合いが・・・!
・告白シーンの後、もう一度お互いに思いを確認しあうところから最後にかけて全て文句なし!!
大団円万歳!!
これはamazon kindle unlimitedで取り扱い終了したら、自分で買い直す予定です。
ちるちるのランキング外だし、自分で見つけ出すことの出来ない作品だったので、電子の読み放題って捨てたもんじゃないなぁと実感しました。(回し者じゃないですよ)
それにしてもスーツって素敵ね。
三人の青年が主要人物として登場するお話で、地味めながら秀作だと思いました。
好きなポイントはいくつかありますが、何より三人が三人ともカッコ良いのです。見た目のことじゃなくて…、自分の人生にちゃんと責任を持って生きているというのか、三人がそれぞれ悩み、足掻いて、前を向いているところがとても良かったです。
少年・足立が板橋を好きになって、その板橋は少年・品川に憧れて…。恋と呼ぶには未熟な感情の芽生えも無理のない展開で胸キュンでした。
非常に気持ちの良いエンディングも好きでした。一冊でたっぷりと読ませてくれる作品で、普段は小説作品を読んでいる私としては久しぶりに読み応えを感じたコミック作品となりました。
BLマンガが好きなのですが、BL小説を読むと「やっぱり文章だと細やかに表現できて読み応えあるな」と思います。ところが、このマンガはたった1冊という限られた尺の中で小説以上に物語が詰め込まれています。目まぐるしいほどです。とはいえ、BLはロマンス枠ですからカップル中心に展開していくことが大切ですが、残念ながらこの作品はそのルールから外れロマンス色が弱くBLとしては物足りなくもあります。その結果としていまひとつBLとしては地味めです。
しかし、お話としては構成も上手く面白い。脇役も魅力的です。犯罪関係のお話としてはその辺のBL小説よりずっと立派。そしてイマイチ主流にならずに終わった主役カップルのラブシーンは惹きつけられます。愛しさから湧き出る涙がいじらしい。体格差のあるカップルを狂いなく描く画力は安定していて、(華はないかもしれませんが)見やすい画風と単調でない構図はお話のテンポと相まってぐいぐいと読ませてくれました。萌や甘さやだけでは満足しないストーリー重視の方におすすめします。
電子で購入したので表紙もよく見ずに読み始めたのが正解でした!紙で買うと表紙から裏までまじまじ見てから読むのですが、電子のときはよく見ずに読みはじめてしまうのって私だけ!?そのおかげで余計に楽しめたと思います。より楽しみたい方はこれ以降のネタばれは読まないほうが良いですよ。
電子版にもカバー下が収録されているので、安心してください!
以下、ネタばれ。
『きみと見た ほうき星を探して』の時にも思ったのですが、三月先生は思い出を描くのがとてもお上手ですね。中学生の彼らと大人になった彼ら、変わったものと変わらないもの。約束を忘れて欲しいと言う品川と約束を果たしに来た足立。その二人の間で苦悩する板橋。商店街の立ち退きをめぐって揺れる人間関係が本当に絡んだ糸みたいで、それがどんな風にほどけるかが想像つかなくて惹きこまれて、その糸がとても素敵にほどけてゆく過程に何度も涙しました。
品川に思いを寄せていたはずの板橋ですが、いつ足立を好きになったのか?それは足立が商店街を守るという二度目の約束をしたときなんじゃないかなぁと思います。足立は板橋との約束は絶対に守るかっこいい男です。中学の時からずっと変わらず板橋を好きだった男。一途さに泣けます。
冷酷に見えて実は人情ヤクザの三宅や同級生の墨田もとてもいい奴でした。
表紙やあらすじを読んでいたら、足立×板橋ありきで読んでしまうので、絡んだ糸を楽しむには何も頭に入れずに読む方が楽しめます…と文末に書いても遅かったよね!?すみません(>_<)
見た目が可愛いのになよなよしてない真っ直ぐな受けがまず良い!
攻めの元同級生ヤクザの一途なところにもキュンキュンしました。
ところどころ攻めの作画が安定していない気もしましたが、強引に迫ってきたくせに、スーツの採寸されながらドキドキしちゃったり、小学生時代の約束を叶えようとしちゃう健気なところが可愛かったです。
受けではなくてもほだされてしまいますね。
通常であればこんなに簡単にヤクザから足抜けは出来ないと思いますが、上手くいって良かったです。
カバー下に気付かなかったので、ちるちるレビュワーさん、ありがとうございました!
本当によかったです…ずっとこういう作品を探していた気がします。(笑)足立の一途さにやられました。この作品の神なところは攻の笑顔だと思います。特に攻ってなかなか受の表情の変化に対してあまり描かれないことが多いと思う(個人的に)のですが、足立(攻)に関してはかっこいい笑顔、かわいい笑顔、切ない笑顔、幸せな笑顔と、笑顔一つ取ってもたくさんバリエーションがあって、読んだあとは全てのキャラのことを大好きになってしまう力がこの作品にはありました。この作品を読んですぐ三月先生を作家買いリストに追加しました(笑)攻の足立にかかわらず全てのキャラにおいて表情の変化が読んでいるこっちを惹きつけて離さない作品だなと思いました。
読んだあともう床に転がりまわりたいくらいかわいくて素敵なお話でした……三月えみ先生の他の作品もすごくよかったです。絵がきれい◎、ストーリーが丁寧◎、ほんと最高でした。特にテーラーの話なだけにスーツやばすぎ……もうスーツ好きにはうってつけだと思います!
私もすでに書かれている皆さまと同じように、途中まで板橋(受)は品川くんという同級生が好きなのかなと勘違いして読み進めてましたがまさかの足立だと……!?!と衝撃を受けました(笑)でも思い返して見ればああ、納得と思えました。
個人的なフェチですが、受けの顔が小さく、攻めの手が大きいので受けの顔を包み込むようにキスするのがもうたまらなかったです(興奮)
また脇役良すぎる……三宅!三宅あぁ、三宅!!もう三宅さんほんと大好き、きっと我が子のように足立を育ててきたんだろうなと感じました。
最後のおまけではもう二人あまあまな感じで幸せな終わりかたでした。
足立がカッコよくて。
板橋をずっと想い続けた一途さにグッときました。
板橋が品川とくっつかなくてよかった!
採寸シーンは萌えどころいっぱいで、
足立のスタイルの良さと板橋の表情のかわいさに
キュンキュンしました。
欲を言えば、二人のその後のイチャラブを
これでもか!という位、見たかったです。
(描き下ろしは美味しすぎます!もっと欲しい!)
カバー下について、
足立と板橋の関係をすんなり受け入れている
品川には笑いました。墨田の反応がフツーだよなと。
なんだかんだで、いい男ばかりのお話でした。
主人公を含めた幼馴染三人組が主な登場人物として話が進んでいくのですが、私はずっと主人公である板橋が不動産会社に勤めている品川を好きだと勘違いして読み進めてしまっていたので、ヤクザである足立を好きだと言うシーンで「ええええええそうだったの!?」と思わず声に出してしまったほど衝撃的でした。
「言われてみれば確かに足立が好きなのか……?いやでもどう考えてもこの流れ品川だったでしょ……」などと自分で考えすぎてしまったので、純粋に作品を楽しめなかった気がします笑
両想いと分かってからの展開は良かったので、私のように勘違いして読み進めなければ楽しむことができる作品だと思います!!
なんと言うか、BLって、そもそもこういうものから始まってるんじゃないかな?と思える作品でした。
中学生の頃の純粋な友情、社会人になって、ひさしぶりに会った親友はそれぞれ立場が違って、思いでも様々だったり、思惑もあったり。
主人公の仕立て屋、板橋くんが好きなのは大手ゼネコンに務めている品川なのかと思ったら、意外にもやくざの足立!って言う展開も良かったです。そして、やくざものだけどハッピーエンドと言うのが何より良かったですね。
読み進めながら、すごくドキドキしました。
主人公の板橋が周囲を気遣う優しい性格で、同時に感情を抑えるタイプなので最後に誰と結ばれるのか本当にわかりませんでした。
板橋の幸せを心から願って読んでいるのに、誰と結ばれることが板橋の幸せになるのかわからず、終始ハラハラ。
そして不遇な生い立ちからヤクザになってしまった元同級生の足立がまた、憎めない!!
なりふりかまわず板橋を求める足立が途中から大好きになってしまい、でも板橋の心の中には品川という、別の同級生への想い(思慕)があるんだろうなと思うと切なくてもどかしくて……。
紆余曲折のあと、二人が結ばれたときは足立気分でめちゃくちゃ嬉しかったです。二人のキスシーンとか、ホントに素敵です。
結局板橋がいつ、どの時点で足立を好きになったのかはわからず(読解力がなくて……)、もしかして足立を選んだのは同情に近い感情だったのかもとも思うのですが、たとえ同情だったとしても板橋は心根のまっすぐな決意を揺るがさない子で、一度足立を選んでおきながら足立を傷つけることは決してしない子だと思え、心から良かったと思うカップリングでした。こういう切なさやドキドキは大好きです。
二人の甘々な番外編がみたいです。
足立はイタリア行ったら言葉学んで板橋のお店のショップ店員になればいいと思います。(←勝手な妄想全開♪)
タッパもあって見た目もかっこいいので服のモデルにうってつけだし、言葉ができれば十分サポートできると思います。
うまく説明できませんが、この作品、大好きです。
なんというピュアラブ!!
とてもきれいで可愛い話だった。
このままキスしかしなくて終わっていいと思ったほど。
ラストシーンは月9かと思いましたね…w
稀に見る超ハピエン!!
丸ごと一冊がひとつのストーリー。
出てくる人みぃぃぃぃんなイイ人でした^^
これでもかっ!ってくらい、イイ人達で
まぁ~るくおさまってしまうんですけど、
それでも読んだ後に、あったか~い良い~気持ちになりました。
本当なら、「ザ☆怖い人達」があんなに
優しいわけないだろうし(^^; それにあんなにうまく
最後も治まれないだろうし・・・。
でも、悩ましいところや切ないところも
ちゃぁんと盛り込んでありました!
えっちぃシーン、ページ数としてはあまり無いのですが
ちょっとだけあるキスシーンが十分SEXYでした。
きっと、彼等の想いが溢れていたからかもですねw
三月さんの2冊めの単行本。前回のコミックがすごく良かったため今回も購入。
前の本とあまりに雰囲気の違う作品に驚きつつ、簡単に感想を並べ立てられない感慨深さを味わいました。
まずBLかというと若干趣旨がずれているお話です。
古いテーラーを1人営む板橋の前に持ち上がった商店街の立ち退き話。それらを巡って、不動産・地上げ屋など様々な人間が出入りし、板橋は中学校の同級生であった品川・足立と再会します。
大人になったらスーツを作ってあげると2人に約束した板橋ですが、大人になって敵対する相手として再会する。3人に友達を裏切れるか、という重い難題が突きつけられます。
3人それぞれの心理と、「大人になってどうしようもないもの」「仲がよかったあの頃とは違うもの」「でもやっぱり譲れないもの」が絡まりあっ
た、せつなくて複雑なお話で、最後までドキドキして読める非常に魅せてくれる作品でした。やっぱりこの作者さん、テーマは変われど作品は素晴らしいと思います。
神評価を付けたいところですが、恋愛要素としての萌えがあったかは微妙なところなのと、3人いるキャラのうち足立と板橋はともかく、品川が何だか消化不良で終わった気がしてならないので星4つで。
次回作にも期待大!です。
表紙の印象とは違ってハードな面もあり、人情モノで面白かった。苗字がそれぞれ地名なので、擬人化なのかと思ったけど関係なかったですね。板橋が中学の頃から憧れていた品川がまず登場するので、てっきりこの二人の話しかと思っていたのに、当て馬っぽくあとから出てきた足立との話だったのも意外。これは最初からのプロットなのかな。足立エンディングになって、これはこれでよかったけど、真のエンディングは品川だったんじゃ?と、分岐点までゲームやり直しにいきたい気持ち。その場合は、足立はヤクザの三宅のものになるんだろうな。
中学の同級生、板橋と足立と品川の三人の変わらない友情と
変わらざるをえなかったその後の三人のそれぞれの人生。
あの頃のお互いを想う気持ちや、記憶に残る思い出に偽りはなくても
それぞれが生きてきた環境の違いによって生まれた様々なすれ違いが
今回のストーリーに大きくかかわっています。
どんなにお互いのことを理解したくても、大切に思っていても
なかなか譲ることのできない事情がそれぞれにあった三人。
体を張って愛する板橋と板橋の大切なものを守り抜いた足立。
自分の力で仕事をやり遂げようと躍起になっていた品川も
最後には足立の熱意に負け、最悪だった現実がこの若者三人の力によって
少しづつ良い方向へ動き出していく・・・
少年時代の友情が、今はっきりと愛情へと変わっていき
お互いを認め合い、信じ合えるようになった板橋と足立。
時間はかかったけど最終的には足立も一緒にイタリアに行くことができ
空港でハグしたシーンにはグッときました。
三宅さん、ヤクザなので当然ですがかなり嫌な人だったのに
最後にはちゃんと足立を板橋の所に返してやったところは見直しました。
三人の友情が、壊れることなく
商店街と共に続くことを期待しています。
しかし・・・
板橋、足立、品川、墨田・・・と
ここの登場人物は東京23区の方ばかりですね・・・(笑)
続編が出たらもっといろんな人が出て来るのかなぁ・・・
初読み作家さん。
カバーイラストの印象からほのぼの系かと思いきや
かなりしっかりした筋立ての社会派作品で
非常に引き込まれました。
開発計画で潰されそうな商店街。
その商店街で洋品店を営む仕立て屋・板橋(受け)は
中学時代の友人二人と再会し、彼らと対峙する。
大手ゼネコンに就職した品川と、
ヤクザになった足立(攻め)。
彼らにスーツを仕立てる約束をした中学時代と
大人になった現在との対比が切ない。
三人の友情に変わりはないけれど
それぞれが自分の仕事、生き方について
譲れないものを持っていて
そのために対立してしまうのが哀しいです。
一番変わってしまったかに見えた足立が
実は板橋との約束を守るため動いている
誰より一途な人物で、
かつては学級委員として足立を叱る立場だった
品川が、大人になってからは足立に救われる側に
という展開にも意外性と感動が有りました。
組を裏切ろうとする足立と幹部らとの
バイオレンスな戦いを経ての、
ラストのイタリア渡航はややお洒落過ぎる気も。
日本でひっそり暮らす二人の方が
自分的にはしっくり来たかなと思います。
しかし全体としては大変引き込まれるお話でした。
萌え度は低めですが
ストーリーの面白さを評価して萌×2です。
ちるちるさんのインタビューで気になったのと絵が可愛くて買ってみました。
内容に少し触れてしまうのですが今回攻、受(受の初恋は別の人です)ともに長ーい初恋の約束を果たすため色々あるのですか2人して不器用で一生懸命な所に読んでいてぐいぐい惹かれました!
特にインタビューでは攻が受けに強引にちゅうしている感じに見えたので俺様的なのかな?と思っていたので・す・が!
受の嫌がる事はしないですし、受のために奔走している姿は見ていてきゅんきゅんとなりました!そんなんだから受はだんだんと惹かれていったのでしょうね!
あの強面が受に対して向ける優しい笑顔と不器用ながら初恋の約束を大切に真摯に行動する姿は一見の価値有りでした!(個人的意見として)
最後のシャツを着てからの続きがあれば間違いなく神評価だったのですが今回はこの評価にさせていただきました!
初読み作家さんです!
ヤクザさん攻めが好きな方や、ストーリー重視な方にお勧めだと思います
三月えみ先生の作品初読みなのですが、画の安定感と若い子から
年配の方まで違和感なく描かれていて
安心して読める作品でした
取り立て屋と取り立てられる店側という葛藤。
昔の約束、友情といろいろと出てくる人たちの葛藤が
凄く入り混じった作品でしっかりじっくり読めました
私的にはヤクザさんの攻め様がなんともはにかんだ顔が
萌えどころでしてw
スーツヤクザさんに楽しく燃える事が出来て
大満足な作品でした!
切ないながらもほのぼのさせられた作品