ゆくえ萌葱が贈るヤンキー受、見参!ゆる系生徒会役員くん×硬派なヤンキー先輩の不器用な恋!

睨めば恋

nirameba koi

爱上你不屑的眼神

睨めば恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神80
  • 萌×253
  • 萌54
  • 中立10
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
33
得点
784
評価数
205
平均
3.9 / 5
神率
39%
著者
ゆくえ萌葱 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
睨めば恋
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784796404440

あらすじ

今日も感じる鋭い視線――突き刺すように俺を睨んでいるのはスポーツ科のヤンキーで名前は“竜之介”。
会う度に理由もなくガン飛ばしてくるけど、何故か気になる。だって、笑った顔がすごく可愛いから。道を歩けば喧嘩を売られる不良集団のボスのくせに、すごく優しく猫を触ったり、甘党だったり、料理がうまかったり、実は気遣いの人だったり…ヤバい、これは完全にハマる!
ゆくえ萌葱のヤンキーラブ見参!

睨めば恋/睨んだその先(描き下ろし)/思い出ドラゴン

表題作睨めば恋

志摩,高校2年生,普通科(生徒会)
梶本竜之介,高校3年生,スポーツ科

同時収録作品思い出ドラゴン

西田鉄朗,校務員
木崎英太,高校2年生

その他の収録作品

  • 睨んだその先(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数33

睨んでるのが受けくん

ヤンキー受け?でした。
受けの竜さんがとても男らしく不器用で眉間に皺寄せまくりな感じで。

主人公は攻めの志摩くんかな。
優しい感じの普通の学生くんです。

志摩くんからするとめっちゃ睨んでくるーってファーストインプレッション、竜さん側は猫を撫でてる志摩くんを見てキュン、みたいな

竜さんのキャラがとにかく男気?侠気?な感じで、でも押し倒されて受ける側というのが面白いですね。
お兄さんキャラもつよつよ&弟を溺愛していて、志摩くんがとてもよわよわ笑

でもしっかり押し倒す…そんな不思議なカップルで新鮮な感じでした。えちえちはうすうすっ
方向性は……のほほん、な感じかな…?なんだろう。うーん、ユニーク。猫とかも出てきますし、のほほんかな?

0

可もなく不可も…


年下平凡×オラオラ系ツンデレヤンキー

最初から攻め視点だったことや身長が受けの方がちょっと高い&ガタイが良かったこともあってか、途中までどっちが受けか分かりませんでした…。

可愛いヤンキーというよりは、違和感のない正統派(?)ヤンキーをお求めの方向き。
とはいえ、普段はオラオラなのにキスされたりすると照れたり甘党だったりとギャップが可愛らしかったです。
攻めもそんな受けを見ていてコロッと恋堕ち。

発刊が2013年なので今から9年前で絵柄がトーン少なめの合う合わないないがありそうなのでまずお試し読みをされるのをオススメします。

最後は飛ばし飛ばしでどうにか読了。
全四巻出ていますが、続編も特に気にならないので私は一巻でごちそうさまです。

0

ブサイク好きとヤンキー

ゆくえ先生初読みです。
目がスッキリした薄味顔で、コマも大きめで全体的に見やすいですね。

志摩がブサイク好き→美的感覚おかしい→竜さんの怖さの中のかわいらしさに気付きハマっていく、という流れがよくわかりました。
(あ、でも竜之介がブサイクだとは思いませんが。むしろかっこいい)

志摩が竜之介に睨まれるのをビビりながらもフツーにぐいぐい近づいていくのがおもしろかったです。
ヘタレっぽいけど、竜之介にたいていの人はビビるだろうし、志摩は好奇心の方が勝つタイプなのかなと。

竜之介が志摩を睨むのは好きだからというのはすぐにわかった。
ま、タイトルだから誰でもわかりますねw

不良にからまれた志摩を助けた時、初めて「志摩」と呼んだ竜之介がかっこよかった。

(初めて 一体どんな表情で あんたは俺の名を呼んだのさ)
もよかった。ホントその通り!と。

そこから距離を置かれるものの、再会してからは、え!もう?!そこまで?!というくらい展開が早く。

しかも、予想と攻め受けが逆だった〜w
先生がヤンキー受けがお好きなんですね。

2人とも好きだし、お付き合いしてからが読みたいタイプなので、2.3巻も楽しみに読みます〜。

0

猫を可愛がる甘党ヤンキー

少女漫画ヤンキーといえば猫を可愛がってギャップを見せる!っていうベタを見てしまいました。さらには甘党で、自分でお菓子作っちゃうヤンキー君。常にガン睨みしてるから、ちょっと笑っただけで一気に好感度が上がるお得なやつです。ケンカや痛いシーンはほぼ無いので読みやすいと思います。
主人公の志摩はブサイク猫が好きでつかみどころがないタイプ。明るく脳天気に見えても、途中からは竜に夢中で必死になってて微笑ましいです。
竜は恋した相手を睨みまくるほど超不器用。ヤンキーだけど自分からは手を出さないし、昔ヤンチャだった兄の代わりに襲われてるっていう、なんというか…悪者にしないよう、すごく設定に気を使われてるキャラに感じました。
で、まあ他高の不良に襲われたり避けられたりと定番の流れですったもんだしてくっつくんですが、竜の“睨み”をクセのある萌えアイテムにしてくれてて、じわじわ引き込まれていきました。
お気に入りはガン飛ばしながら友人に恋愛相談する竜。可愛くてちょっと笑えてめちゃくちゃ好きです!この二人で一冊読みたかったなあ…。
巻末短編はHへの流れが不自然で、あまり入り込んで読めませんでした。

0

表題作はテンプレ過ぎて

◆睨めば恋(表題作)
 ギャップのあるヤンキー受けの王道、を感じる作品でした。なんというか、王道過ぎて、気恥ずかしさすら感じるような…。あんなに睨みが凄くて喧嘩も強くて、なのに実は優しかったり少々抜けていたりするところもあって、そのギャップにやられる攻め。その描き方があまりにもテンプレートで、いまいち乗り切れなかったです。ただ、それはあくまで私がそういう作品をたくさん読んできたから感じることであって、発売当初の2013年に読んでいたら、もっと新鮮味を感じすごく萌えていたかもしれません。でも、受けの兄がブラコンだったり、やはり受けの可愛さを皆で称えよう!という感じが透けて見える気もしました。

◆思い出ドラゴン
 個人的には表題作よりこちらの方が好みでした。英太が小学生の頃不良に絡まれていたところを救ってくれた伝説の総長。高校生になって、校務員となった総長と再会。純粋な気持ちに溢れた出会いだったのが、ずっと憧れだった人に掘られる不純な関係になっていくのに萌えました。

0

睨めば睨むほど。そのギャップにただただ萌えるだけ。

ガンを飛ばす、その目付きの鋭さ。売られた喧嘩は買うけど、自分からは喧嘩を仕掛けない。
竜之介は硬派ヤンキーなのだ。その鋭い眼で睨まれ、志摩は最初こそ怯むものの、その睨みとのギャップ萌えの虜になって行く。という、とにかく竜之介の見かけにそぐわないギャップがこれでもか!と押し寄せる。この顔で甘党。自分でドーナツも作ってしまう。志摩の想像を軽く超えて行く割烹着姿。割烹着良いよね、禁欲的で。エプロンプレイ的なエロ妄想を許さない。
猫舌。小さくペロッと舌を出して熱がっている姿はまるで猫!その愛らしさ(⁈)に志摩はつい吹き出してしまう。子猫を可愛がる。そしてキョーレツなブラコン兄に愛されてもいる。
甘いもの好きの幼馴染の女の子に勉強を教わっていて、頭が上がらない。
…そして。睨みつけるしか出来なかったけど、志摩の事が好き。
竜之介のそのギャップ萌えを数え上げて行く楽しさがここにある。
逆に言うとただそれだけでもある。ドラマティックな事件は特には起こらない。まぁ、竜之介のせいで志摩は他校の不良に絡まれたりするものの、竜之介がめっちゃ強いので事なきを得る。
淡々と描かれて行く日常と二人の恋。
ちょっと甘いマスクの志摩は、竜之介が可愛いから、彼を抱く。竜之介はきっと嬉しいので、そこに攻め受け論争は無い。可愛いく抱かれるのみ。

同時収録は、学校の用務員さんが子供の頃憧れた総長だった、「思い出ドラゴン」
ひたすら憧れの対象だったのに、憧れの総長はアッサリ英太を抱く。そりゃもうアッサリと。
前から可愛いと思ってたのは、一体いつからなの⁈っていうのはちょっとばかり気になるけど、短編だから仕方ないって事で。

0

カッコよくて強くて可愛い

生徒会が出てくる漫画はヤクザものと同じぐらい苦手ですし、暴力振るうヤンキーが出てくるのも苦手で評価下げてしまいましたが、面白いです。

表紙のキャラ(竜之介)が受けなので、受け攻めに敏感な方はご注意を。赤面する竜さんが可愛いです。
主役2人以外のキャラも立ってて読みやすい!女の子も自然です。ちらっとしか出てきてない竜さんの同級生がカッコいいわ。

ゆくえ先生の絵、お上手なのですがどうしても目だけ怖い。出身二次創作が分かる絵柄の作家さん苦手…

0

睨みすぎ!

年下生徒会×ケンカガンつけ不良ですね。

いつもケンカしていて会うと睨んでくる竜さん。でも不細工ネコを可愛がったり笑った顔が超ギャップで!志摩は竜さんが気になって仕方ありません。

どうも竜さんは志摩に一目惚れしてたんですね。
孤独でこんな自分でも分け隔てなく付き合ってくれそうって。

ケンカのシーンが多いです。でも売られたケンカしか買わない男前です。
甘いものが大好きで猫舌で動物好きで家庭的で眉間のシワをなくせばなんて可愛いの!と志摩も竜さんにゾッコンに。

志摩が手を出すのがいきなりで、まさかの攻め!しかもいきなり最後まで!

ブラコンお兄さんが出てきて志摩を牽制しますが25歳で未だに昔のケンカ相手から恨みを買ってて弟に矛先が行くとか、弟に近づく志摩を警戒したりとかうーん、マンガならではかなあと。

こんな受けは初めてでした。強いし強面なのに好きな子には組しかれちゃう!
攻めも相手はヤンキーなのにグイグイ行って。

2巻の存在を知り1巻をまた買いました。どう続くのか気になります。

0

ヤバイ、可愛すぎる(泣)

挑むような強い目力の表紙に惹かれて購入したものの、ヤンキーだからって特別萌えたりしないんだよなぁ~などと思いつつ、すごい好きだな絵だなぁ~、導入もいいなぁ~と読み進めた結果、どっぷりとヤンキー受けに嵌まってしまいました(笑)

とにかくヤンキーの竜之介が、うぅ〰️っ、可愛すぎる!。
ただ歩いているだけでもケンカを引き寄せちゃうような強面だし、睨まれると縮み上がっちゃうような凄みはあるし、兄への腹いせで身代わりに襲われても返り討ちにしちゃうような腕っぷしも強いヤンキーなのに、猫を可愛がる姿だったり、割烹着でお菓子つくっちゃうようなお料理上手な甘党だったり、気配りのできるさりげない優しさを持っていたり、そしてなにより照れ屋さんで、睨むのは照れ隠しで沸点を越えると途端に赤面しちゃうって(泣)
こんなに見た目とのギャプを並べられたら、そりゃあ志摩だって「好きになっちゃったんだよ!!」って言っちゃうよね、すごいわかる、わかるよ、その気持ち。

一方の志摩の方はミスコン準優勝の女の子をあっさり振っちゃったり、内申をよくするために生徒会に入ってたり、飄々としてうまく世の中を渡っていくタイプかと思いきや、竜之介に関しては男前の発言してみたり、「好きな人には盲目なだけ」なんて強引に迫ってみたりと意外と情熱的な一面をみせちゃうあたりが、きゃ〰️っ、滾る〰️!こっちもイイ!

いろいろあっても、結局甘々な二人に、にやにやが止まらないおいしい一冊でした(笑)2巻も楽しみ!

2

ガチの漢の愛らしさ

ヤンキー受けが読みたくて手に取りましたが、すみません、絵が好みではありませんでした・・・。

ヤンキー受けでも、もうちょっと美人さん系が好きなんだなと己の好みを再認識。竜之介さんすみません・・。
ガチの漢でした。そこがいいんですけどね。
強いけど、優しくて、気遣いもできて、睨むのも志摩に対しては違う睨み方をする竜之介。

竜之介もいい男ですけど、志摩も己を持ったいい男だと思います。
怯えて泣いちゃう、逃げちゃうようなヘタレだったら、竜之介との距離は永遠に縮まりませんでしたから。
いい二人だと思います。

あと、ヤンキー=実は甘いもの好きって鉄板なんでしょうかね?



3

ギャップ萌えとはこのことかー!

読んでよかった!!物凄くおもしろかったです!

会うたびに睨んでくるヤンキー・竜之介。
志摩には睨まれる心当たりなんてない。
偶然(というか志摩の友人に謀られて)集った友人宅で、志摩は竜之介がみせる素顔に惹かれていって・・・

志摩と同様、竜之介のギャップにどんどん惹かれていきました!
もう、やばいやばい!竜之介が可愛すぎる!!!
竜之介の可愛さを語るだけでレヴューが埋まりそうです(笑)

でもね、この物語で本当に一番凄いのは、志摩だと私は思うんです。
実際、人から睨まれるのって超恐いんです。竜之介の鋭い眼光に怯えず、彼との距離を詰めていった志摩の漢気を賞賛したいです。

あとはもう竜之介の可愛さ、ギャップ萌え!
物語の後半には、竜之介の睨みが色ぽっく見えてきますよ!
竜之介は色っぽくて漢らしくて、本当に魅力的なキャラクターです。
その魅力が存分に活かされているストーリー展開といい、すごく楽しめる一冊です。オススメです!

7

や、これわw

表紙がイイ!
この表紙にひとめぼれであります(´艸`*)クフ
この表紙だけでも神評価つけちゃいたいくらいですが
中身も可愛かったです。

冒頭。不細工なネコを可愛い可愛いと
言ってる地点で、攻がひとめぼれしたんだと思ってた。
そうじゃなかったのが意外な一点。
睨まれて。ちょっぴり怯えていたものの
二人を繋ぐ人の存在から距離はだんだん近くなり~
睨めば睨むほど愛情が高まるとか。。。もゆw

怖い見た目と、喧嘩上等なところとは反対の
甘い物が好きで料理も得意で。
不細工なネコを可愛がってる姿をみて
ネコと自分を重ねて好きになっちゃうとか。
可愛いが止まらない。
ヤンキー受好きな私としてはおいしい一作でした。

2

The 漢 !!

これぞヤンキー受け!!これが漢受けですよー!!
ヤンキーだなんだと言っていても何となく美人さんだったり、なんちゃってヤンキーだったりに描かれる受けの作品が多い中、萌葱さんの受けは違います!!
ちゃんと男なんです!!漢なんです!!喧嘩で仕上がったごつい肉体を持ったカッコいい漢が受けになっちゃうんです!!
もう、本当にご馳走さまです。
私の中でナンバーワンヤンキー受けです!!最高です。

ヤンキーとはいえ、売られた喧嘩は買うけれど自分から喧嘩を吹っ掛けたことはなく
睨めば怖いけど
猫舌で、優しくて、甘党で、料理もできて、気遣いも細やかな竜之介。
そんな竜之介の突き刺す視線に気がついた志摩が、
竜之介の意外すぎて可愛い姿にハマっていく。
敵には何者も拒絶する冷ややかな目で見ているのに
自分への突き刺す視線とは違うことに気がつく志摩。
もう志摩も思いを止められず
竜之介も憧れていた志摩の温かい手に触れられて震える。

震えたー!!ぶわっ!って読んでるこっちが赤面しちゃうよー!!男が崩れ落ちるとき…うわー!!うひゃー!!
何度もいいますが、この漢受け本当にたまらん。
最高の一冊です!!

8

竜さん可愛いよぉぉぉ

ナニコレーーー!?(///Д///)
かーわーいーいーーーーー!!!(ゴロゴロ)

スピンオフを読む前に予習を・・・と何も考えずユルっと購入したのですが
想像以上に可愛くて萌えました(///∀///)〜3
表紙から漂うヤンキー受けに間違いはなかったです(・∀・)b
学ランDKヤンキー受けはやっぱいい♡癒されましたヾ(*´∀`*)ノ

実はやさしくて、気遣いできて、料理上手で、と沢山ギャップを見せてくれますが、一番ギュッとキタのは
攻めが猫を撫でてるのと自分を重ね合わせて「自分も触れられてみたい」って恋心に火がついたトコロ!!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
そんでエッチの時に頭撫でられてフルフルしてるとこなんて萌え禿げます!

あと、猫舌なとこも可愛い。。。
舌やけどして「ベっ」てしてるとこが最高に可愛い。
他にもいっぱい可愛いとこあるんだけど、攻めもイチイチ「可愛い!」「可愛い!」って反応してるので、攻めの心境に完全シンクロして恋に落ちる過程を楽しめましたw はー、もー、、、キュンキュンする〜〜〜〜!!!

ブラコンお兄ちゃんも良かった!
俄然スピンオフへの期待が高まりました(=´∀`)♪

1コ残念だったのが年下攻めに見えなかったトコロ…。
初対面からタメ口で話してるし教室にもシレッと会いに行くから同学年かと思ってました。年下攻めならもう少し年下らしさがあると良かったかな?と。

1

ついつい寄っちゃう眉間の皺♪♪

生徒会の2年生、志摩は校内でブサイク猫を可愛がっていた。
すると最近よく3年の不良、竜之介に睨まれる。
なんで?!と思いつつも、いつしか目で追っちゃう自分が…
よくよく竜之介を見てみると、不良のくせに喧嘩を売っているわけではない? ならなんで喧嘩をするのだろうか…

その理由が分かった時、志摩の心の中、何かがはじける!


こんな傑作があったなんて…!
偏見とか持たずに見てほしかった…なんて
やさしい心を持つ竜之介くんに言われたら…
イチコロデスヨ、まったく。
竜之介くんのお兄さんもいいキャラ出してました(笑)

7

萌えた!

元々強気受けや不良受けが好きで購入致しました。
まず話の内容が素晴らしくきゅんきゅんします…!
受けが不器用なのがとてもいい!
不器用な不良が好きな方には是非オススメしたい一冊です。
それと作中に登場する猫ブサメンがとても可愛かったです。

2

赤面の良さ

表紙が素敵だったので思わずサンプル、ポチり。1ページ目で即購入。ブサメンが可愛すぎる。


ツンデレヤンキー攻めかと思いきや、まさかの受けキャラでビックリ。しかしそれがいい。あんまり見た目だけで判断してやんな、生徒会長もよく言ったものです。普段は照れても眉間にシワを寄せてしまうだけだけど、沸点を通り越すと赤面してしまうとか可愛いすぎて悶えてしまいました。竜之介君のインパクトが強すぎるせいかあまり攻めキャラの志摩君の印象が薄いのがちょっとだけ残念でした。いやそれだけ竜之介君が可愛らし過ぎるんですが。


絵もスッキリしていて見やすく、読後感が爽やかです。

1

ギャップ萌にじわじわと


ゆくえ萌葱さんの作品初読みです。

この本実は前々から気になっており、意を決して今回買ってみました。

一コマ目からブサイク猫ちゃんが「ぶにゃあ」と鳴いて登場。
「やべ、可愛い」とそんな猫ちゃんをかいぐる主人公で生徒会役員の志摩(高二)

このやり取りですでにお話に引き込まれてしまいました。
この二コマがまるでお話の全体を物語っているような。

そんな志摩に最近、スポーツ科の不良集団の一人がものすごい形相で志摩を睨みつけてきます。ただ睨んでくるだけで何もしないのですが、理由もわからず気になる志摩。

ある日幼馴染で生徒会長の先輩から家で子猫が産まれたから見に来いと誘われます。
早速会長の家を訪ねると、玄関から出てきたのは件の不良男子。

彼の名前は梶本竜之助(高三)

会長の友達で、勉強会の名目で来ていました。
同じ部屋で竜之助を観察していると、実は猫舌だったり、優しかったり、甘党だったりと、意外な一面を知り、彼に対するイメージがどんどん変わっていきます。
竜之助の睨む以外の顔を見て可愛いと思い始める志摩に竜之助は「触るんじゃねぇ」と拒絶します。

その後も相変わらず学校で会えば彼から睨まれるだけ。しかし今度は自分から竜之助を知ろうとドーナツ屋さんに誘ったり、お家にお呼ばれしたり。実は優しくて、料理もできて、気遣いも細やかな人。竜之助に会う度に志摩は彼をもっと知りたいと思っていきます。

竜之助は見た目と言動の差がいちいち可愛すぎますね!本当にギャップ萌のオンパレードは読んでいてじわじわきます。特にエプロン(割烹着)姿は撃沈でした…っ。

一度は触るなと拒絶されだけれど話せば答えてくれるし、誘えば付き添ってくれる。嫌われている気はしないのに。竜之助が志摩を睨み、距離を保とうとする理由にも彼らしい、不器用の中に柔らかで健気な想いが込められいます。正直これはぐっときました。

両想いとなっても竜之助のギャップ萌は止まりません。四話からは竜之助のお兄さんの寅之助さんが登場。弟のことを可愛がるあまり、いつも一緒にいる志摩を若干目の敵にしていますが。そんなお兄さんに志摩と竜之助はどうするのか。

また後日談の「睨んだその先」も見逃せません。ベットの上で裸で大の字という漢寝している竜之助に笑ってしまいました。エロシーンもあるのにきっちり笑いとってきますね。

竜之助は受けなのですが発言はとっても男前です。単に可愛いだけではない竜之助と、どこか飄々とした部分もありながら実は色々必死な攻めの志摩。このコンビは見ていて飽きません。

最初は志摩は美人がそこまで好きでなくて、見向きもされないブサ猫を一人可愛がるような、美的感覚がズレている人と描かれていましたが、読んでいると外見より内面を見るタイプなのではとも思えてきます。竜之助の見た目と中身のギャップの違いに惚れていますけれど、中身の可愛さがあってこその惚れなのでは、と思っております。

とにもかくにも良いお話でした。ギャップ萌好きにはたまらない作品です!
とくに無骨キャラのギャップ萌好きな方にはおすすめです。
絵柄も好きです。目や色使いはシンプルですが線が太めなので顔立ちがはっきりしてます。

もう一つ収録されているお話「思い出ドラゴン」

喧嘩っ早い不良少年とどこかで会った気がする新任公務員のお話。
こちらは短いのがちょっともったいない気もします。(せっかくの年の差なのに…!)

カバー裏にはブサイク猫ちゃんことブサメンと、女子にモテまくるイケメン猫との出会いが描かれていて面白かったです。

4

激しくギャップ萌え───ッ!!!

ヤンキーものはそんなに惹かれないのですが
(というかヤンキーと不良の違いが不明確な自分…;;)
これはズルい!!なんかズルい!!!
『パラレルライン』で「どうしてくれよう!」と萌え、
違うコミックスではうーん、だったりな萌葱さんにも関わらず
攻め・受け両方のギャップって、ちよつと!!的に悶えましたw

自分からはケンカを売らないけどソッコーで買っちゃう
ブラックリストにも載ってる3年の梶本竜之介。
見掛けるたびに睨まれたその真意は…。

凄味のある目つきと見た目にも関わらず甘党、猫好き、猫舌ww
可愛らしいヤンキーじゃなく、相当怖そうなのに!ってところが
非常に萌え萌えしました!!
しかも、普通こういうタイプって攻めかと思うのに、
まさかの受け!!!
そしてHの甘いシーンにも関わらず睨みをきかせてるとか、たまんない!!
「俺のが先に好きだった」と首を引き寄せ囁くのが……ッんが────!!!
こんな竜之介は志摩しか知らない!!つか他で本当に見せないで!!!
(竜之介に限ってそれはないと思うけど…w)
不細工な猫を可愛がる志摩を見掛けて、
猫に自分を重ねて一目惚れだなんて…乙女じゃーん!!
恥ずかしすぎて睨むだけじゃなくて赤面するとか…可愛すぎ……!!

志摩の、穏やかで美的感覚皆無で少しズレてる性格、
「竜さん」なんて気軽に呼んじゃう大胆さと
竜之介にハマってどんどん押せ押せな若さが憎いね!!
でもちゃんと竜之介を思いやってるというか
気持ちを推し量っているあたりが非常に好感持てました!

ブラコンの竜之介の兄・虎之介に、怖い目にあいながらも
きっちり“お付き合い宣言”とかも男前!
優しさだけじゃない攻めって、ポイント高過ぎ☆
(虎之介が25歳にもなってピーマン食べられなくて
ピーマン抜きの分を怒った顔で作る竜之介がまた可愛いし!)


『思い出ドラゴン』は元暴走族の校務員ですか!w
設定に萌えなかったのですが、
小学校の頃からの憧れだった男に
手首をネクタイで縛られて組み敷かれる気持ちってどんなんだろうなぁと
ニヤニヤしてしまいましたww
ココアのシガレット、なんとなく誰しも通る道っぽいのですが
私には味の記憶がない…!(ガーン)
駄菓子屋で今度買ってみようかなーw

いやぁ、男らしいBLって本当にたまんないっスね!!!

5

学ラン最高

黒髪学ラン、これだけで
嬉しい。しかも、おしゃれとはほど遠いごっつい男子学生。
最高。

ヤンキーはそんなに好きじゃないけど、昔風味のヤンキーだったので、この彼は良かった。

不良だと思っていた彼が実は心優しい彼だったこと
一目惚れをしていたこと
猫をかわいがっていること
猫舌なこと。
どれもこれも、お約束だけど
心地よい。

ブサイクニャンコがこれまた
良い味を出している。
本当にブサイクなニャンコ。
猫の世界も大変だろう。

ヤンキーの彼は良かったけど、相手の志摩くんは全く良く見えなかった。

ブサイク猫にも優しく接していたから・・・だけなのか?
好きになったきっかけが
ちょっとピンとこなかったな。

3

ツンデレなヤンキー君の

思いの丈は、眉間の皺の深さなの。

カバーイラストでググッと睨んでいるヤンキー君の梶本が、実は甘党で猫舌で料理がうまくって、そして優しくて、笑うと可愛い。
生徒会役員志摩は、気が付くと自分に睨んでくる梶本に興味を持ちます。
生徒会長の家で梶本に引き合わされた志摩は、梶本のいろいろな面を知るごとに、梶本を好きになっていきます。
それにしても、ヤンキー君の方が受けるとはね。
受け入れてはいても、そこは結構男らしい。
そんなギャップに、志摩はますますベタ惚れなのね。

2

不敵萌!

ブサメン(猫♂)がぶっさいくでたまらんのぉ~!
何この不敵な顔!
表紙をめくるとブサメンの漫画があってキュンキュンしました!
ブサメンの敵、イケメンが女生徒になでられていました(笑)
イケメン×ブサメンで一冊お願いしたいです。
でもあれですよね、人間から見たらブサメンかもしれませんが、
動物界ではイケてる顔かもしれないですよね。
顔的に強そうですし。
弱肉強食の世界ではブサメンのほうがモテるんじゃないかとふと思ったのでした。

さて、ゆくえ萌葱さんの3作目は睨みのキツいヤンキー受けです。
ゆる系生徒会役員くん×硬派なヤンキー先輩で、
二人は共通の友人を介して知り合いになります。

その二人が、共通の友達の家に生まれたばかりの子猫たちを見に行くシーンですが、
小さい猫ちゃんたちに癒されました~はぁぁ子猫の方に意識が行ってしまう。
小さいよ可愛いよ!でもブサイクがいるw

今作は今までの作品に比べたら少しだけエロ場面やイチャラブ場面が多いです。
でもがっつり局部が描かれたりしていないので、それがまた良いんですよね。
だって少年誌風なのにがっつり入れたらその持ち味が消えてしまうような気がして。
できればこれぐらいの抑えた感じの方がゆくえさんの作風を壊さなくていいんじゃないかと思ってます。
かと言って、描かれたとしてもあぁそうかと思うだけで別段何とも思わないでしょうけれど(笑)

内容自体は萌萌くらいかなと感じましたが、+ブサメンの評価を入れて神です。
後書きにて、ブサメンがそんなに人気だったのかと驚きました。
ブサメンにキュンキュンする人なんて自分くらいのもんだと思っていたので、
他にブサメンファンがいるということが嬉しかったです!!
そして先生のリーゼントが伸びすぎです(笑)

同時収録作品が一作品だけ入っていますが、ほぼ一冊表題作なので、内容はそこそこ充実していると思います。

5

猫がいっぱい!

ぶさ猫がいっぱいでてきます。
1コマ目から。
いやぁ、やられた~と思いました。

志摩くんはどうやら、ぶさ面(眼つき悪いやつ?)が好きらしい。
外見は眼つき悪くてまさに竜、でも中身は優しくて小動物のように可愛い竜さんに、興味津々で。
興味だけで三年の教室まで行って、見た目おっかない竜さん訪ねるとか、かなり行動派ですね。
今こういう無鉄砲な?奴少ないので、なんて貴重な人でしょう。

竜さんみたいな硬派で照れ屋な方が、ある意味で普通に見えました。
いや、そんな竜さんのギャップ萌え、ものすごくハートの矢が飛んでくるんですが。
料理が得意とか、狂暴な兄貴に溺愛されているとか、面白いところがてんこ盛りです。
結局惚れた弱みで、志摩くんの行動に対してなんでも受け入れてしまうんですが。
だから受け、という、この強面で!

ちょっと残念だったのは、描き下ろしでリバを期待してしまって。
やはりそうはいかなかったので、リバ好きなもんで残念という。
ただそれだけが心残りです。
いや、このお話的にはこれでいいんですけど。
私が勝手に期待しただけで(>_<)
ツンデレヤンキー受けとドS(だよね)生徒会役員の恋。
とても面白い作品だと思います。

5

個人的に興味深い作者さんです。

この作者さんの絵とか話って、傾向としては自分好みなのに、ツメというかビミョーなところが合わないという、もどかしい作品だったりするんですよね。
前に読んだ「見栄張りあってすれ違い」がそんな感じで、手放すのは惜しいけど好きとはいえない…うーん困った…という印象深い作品でした。
(出来が良くてもすぐ内容を忘れてる作品も多いから、自分の心の琴線にひっかかってるのは間違いないのだけど)

でもヤンキーもの好きだし、ヤンキー上等!っーことで読んでみましたっ。
なぜか硬派ヤンキー竜之介にガン飛ばされてしまう志摩だが、竜之介と知り合ったのをきっかけに、意外な一面やガン見の意味を知って…
という内容で、ヤンキー受です。
竜之介が志摩に注目したきっかけとか、志摩の臨機応変設定とか、ちゃんと惹かれ合うフラグを置いてるのに、スッキリ納得できないのは何故だろう。
あと、どこがどうだからなのかわからないけど、見た目ヤンキーのカッコよさが感じられないです。ゴメンナサイ。
文句ばっかりでちゃんと説得力のある指摘ができないのが申し訳ない〜!!
でも、読んでて不思議とモヤモヤしてしまうんですよね。
なんにせよ、読むと色々引っかかてしまう作者さんではあるなぁ。
これも愛なのかしらん?

同時収録の「思い出ドラゴン」は、無理矢理に致すのが、自分的にはダメだったです(結局は合意になるから許せるけど)。

2

皆さんに感謝!!

お恥ずかしながら、
ゆくえ萌葱さんのお名前は全く知らずにいたのですが、
ちるちるでコチラの本の絶賛レビューが多かったのと、
腐友さんが「お気に入り作品」になった~とオススメしてくれたので、
興味がわいて読んでみました☆

かなりツボです!!
ああ~~もう、
オススメしてくれた腐友さんにも、
レビューを書いてくれた皆さんにも大大大感謝です!!

まず、
眼つきが悪い男!ってだけでもかなり好みなのですが、
(わたしの中では三白眼=イケメンに近いw)
描き込みすぎてない、線の存在感のある絵柄も好きだし、
(ちょっと昔の腰乃さんに似てる? 見ていて落ち着く)
ありそうな日常を上手に組み込んで、
ストーリーが自然に展開されていくのも非常~~に好みでした♪

猫のブサイク具合とか、
その猫のいじり方、抱き方とか、
食べてる時のハムスターの様な下膨れした顔とか、
チョットだけ出す火傷した舌とか、
いいタイミングで心をワシ掴みにしてくれちゃうカットが散りばめられてて、
堪らない!!

メインキャラが魅力的なのはもちろんのこと、脇キャラの女の子までがいい…
受けのヤンキーと、その幼なじみの強気の女の子とのやり取りとかすごく好き。


睨みが板についたケンカが強~いヤンキーが、
まったくもって普通~~の年下の男の子がブサ猫をいじっている姿に惹かれて、
漢らしさをしっかり残したままに、時々すっごく可愛くなって、受けに…
はい、もうノックアウトです♡

8

読み終えてタイトルを噛みしめてまた読み返す

表紙から漂う色気にあてられて…
受けの竜之介が初っ端から美人だしかわいくてすごいかっこいいなーという印象を予想以上に膨らませてくれた作品でした。

ヤンキー受という点にも最初から心惹かれていたのですが、笑顔が可愛いのは勿論のことギャップが沢山詰め込まれていてその差が終始可愛くてもだもだしました。
ギャップ萌えの良さをすごく可愛く心地良いテンポで描かれていて、何よりここぞという時の竜之介の赤面顔の強烈さにはどきどきせずにはいられませんでした。
何より攻めのことを「俺のだ」って言っちゃうしその後に赤面するのがほんともう…!
男前かわいいってこういうことなんだなあと実感しました。可愛いなあ。

6

漢気ありツンデレありギャップあり!

ただでさえコワイ顔なのに照れるとさらに目つきが悪くなって無意識に睨み顔になってしまう竜之介。
この竜さんが、とんでもないネコ系ツンデレヤンキーでして、漢気あり、ツンデレあり、ギャップありなとてもよいヤンキー受でした…!!

攻の志摩はそんな竜さんに、最初は睨みつけられておっかないだけだったのが、猫舌だったり甘党だったり、やたら割烹着のはまる料理上手だったりと意外な面をみつけるにつけ、物珍しさから興味をひかれて徐々にハマっていく…という過程がとても自然に感じられました。

竜さんはがっつりヤンキーでとても漢らしいのですが、だからこそカワイイ意外性が引き立つ…!

ブラコンな竜さんの兄や猫のブサメンをはじめとするふたりをとりまく人々もいい味出しまくっています…!
カバー下のブサメンミニマンガもおもしろかったw

8

表紙からして素敵

初読み作者さんなのですが、
表紙のインパクトにノックアウトされ、購入しました。
よくやるヤンキー受では、
結局、小柄で可愛かったり、キレイめだったりするのですが、
今回は、最後まで凶悪なにらむヤンキーだったことが、
とても楽しめた要因です。
受攻逆でも良かったようにも感じますが、
敢えて、イカツイヤンキーを受にしたところも、ニクイです。

正直言いまして、
あまり好みの絵の作者さんではないのですが、
今後の作品も楽しみです。

2

青筋に、新たな萌えを見出す!

フツーなら「ポッ」となるところを、
「キッ」と睨みつけてくるヤンキー受けに新たな萌えを見出しましたv
ツンデレなのに、デレるときもHのときも、めったに赤くならない
常に眉間?というか目と目の間に横線入っている顔がツボすぎwwカッコいいです。

そんな竜之介のお相手、「ゆる系生徒会役員」志摩(攻め)がまたいいキャラで、
ブサネコや竜之介を「可愛い」と思っちゃう不思議な美的センスの持ち主。
ヤンキーに囲まれても大してビビっていなかったり、
竜之介の内面のかわいさや情の深さに気づいたりと、
ただの優等生ではない度胸と洞察力があります。この人の生い立ちの方が気になるかも?

すごく両思いな2人ですが、
デレデレすぎないところが男同士って感じで好みでした♪
特に竜之介は、組み敷かれていても硬派な印象が変わらないところがいいです。

脇役MVPは、竜之介の兄(超ブラコン)。
新旧ヤンキー同士らしいやり取りのなかに垣間見える兄弟愛にギャップ萌えですv
この兄弟の、一歩外に出れば敵だらけなデンジャラスな日常がツボでしたw
また、「ブサメン」ことブサ猫も、本編やカバー下マンガでいい味出してます♪


読切【思い出ドラゴン】は、無精髭の校務員×ヤンキー学生
『伝説の総長』への片想い、『えーちゃん』、なつかしのココアシガレット・・・
すごくド真ん中って感じの甘酸っぱいヤンキーラブで、これまた素敵なお話でしたv

8

人の好みは色々で

初っ端からブサイクネコがバーンと登場、その猫を可愛すぎると思う志摩。
不細工猫を本心から可愛いと思える志摩さんの一般的には変わった好みが人間にも及ぶ
初めは単なる好奇心、いつも自分を見てはガンを飛ばしているような竜之介を
危ない奴に目をつけられたか、そんなくらいだったのに、生徒会の先輩の家に子猫を
見に行ってそこで竜之介と出会い、不細工猫に通じる志摩独特のツボを刺激する
竜之介を可愛いなんて思い始める、気が付けばいつも姿を探しているくらい。

一見すると不良でケンカ三昧で睨んでくる竜之介、誰もが怖いと感じる姿だけど、
志摩は相手の本質を知るうちにすっかり好きになっています。
竜之介の本当に不器用ね、って言いたくなるくらいの好意の表し方が意外に可愛くて
普段の姿が余計だから真っ赤にまる様子がギャップ萠しちゃいます。
鋭い視線は愛情の裏返し、きっとそれに気が付いたらあばたもえくぼで目が離せない。

この二人の抱き合う姿はどっちが受け攻めなのか分からなくなる雰囲気もあるのですが
受ける側がナヨナヨしていない姿は素敵かも。
それにとってもパワフルな竜之介のブラコン兄様もインパクトあり過ぎで素敵。
短編の思い出ドラゴンですらとっても楽しいストーリーで余すことなく楽しめました。

8

意外性にずっきゅん!

ゆくえ先生の待望の新刊!待ってました~!!表紙、インパクトありますね♪
前作「パラレルライン」が高評価な作品でしたが、今回の「睨めば恋」も個人的には大満足です!いや~ゆくえ先生いいですなー!!
ゆる系生徒会役員×硬派なヤンキー先輩(帯より)ということでしたが、このヤンキー先輩が可愛いんだこれが!見た目は全然可愛いとかじゃなく、目つきが悪くて見た目だけではまんま攻め、という感じなのですが!中身のギャップが!とっても可愛いのですー!
睨んでしまう意味、理由を知るとその睨みがとっても可愛く見えてしまいます♪

友人に美的感覚が皆無と言われる生徒会役員の2年生・〈攻め〉【志摩】
ミスコン準優勝の女子を振った、という情報からいけば、おそらくなかなかモテるイケメン?
志摩は3年の不良軍団と呼ばれるなかの1人、〈受け〉【梶本 竜之介】に以前から会うと睨まれるというのを疑問に思っていたものの、話したり絡まれたりすることはなく…しかしひょんなことから名前を知り、生徒会長の彼女の幼馴染だとわかり、梶本と接していくうちにいろんな面を発見して興味を持ち、梶本の見た目やイメージとのギャップに可愛さを感じる志摩だが………

梶本の怖そうな見た目に反して、猫舌だったり、甘党だったり、猫を可愛がったり、料理が上手かったり、決して自分からは喧嘩を売らなかったり、人を気遣える優しさだったり…
次々と出てくる意外性がとっても可愛い!割烹着姿には笑いました…
興味本位だった志摩も梶本にどんどんハマッてしまうのも納得です。
人は見た目で第一印象がほぼ決まってしまう、とよく言われますが見た目だけで判断してはいけない、その人のことをよく知ってまたその人の良さ・個性がわかってくるよなぁと改めて実感なのでした。
そして梶本の「睨み」の意味。その理由を知るとその睨みがすごく愛しく感じます。
志摩と結ばれたとき、『俺のが先に好きだった』という言葉にはもうずっきゅんと撃ち抜かれました!!可愛いー!かっこいいー!かっこ可愛いよ梶本―!!赤面姿も可愛いー!
…なんて萌え萌えしてしまいました(笑)

そして後半からいよいよ登場する梶本の兄・寅之介もブラコンでいいキャラしています。
志摩が『男兄弟ってある種の友情だな』と言っていましたが、竜之介と寅之介のお互いを想う家族愛はとっても素敵でした。男兄弟っていいな~!

いつもいろんなタイプの男子を描いてくれ魅せてくれるゆくえ先生♪
絵はさっぱりしていて見やすいですし、ギャグやシリアスや甘さがとってもバランスよく詰め込まれていて読みやすいです。
志摩たちのお話は今後もたまに描けるかもしれない、とのことだったのでぜひとも彼らの姿が見たいです♪

8

「ヤンキー(系)」じゃなくて「ヤンキー(漢)」

そこが良かった。

ヤンキー受け漫画は結構王道ですが、表紙を見てわかるとおり、
なっかなかのヤンキーヅラ!!!(笑)

ツンデレなヤンキー設定の中でも、かなり、硬派で「漢」らしさを崩さない
それなのにナチュラルに受けてくれちゃうところがギャップ萌でした!(笑)

ヤンキーはやっぱりみんな甘党設定なんですか?w
その設定だけちょっとありきたりすぎたなあww
決して自分から喧嘩は売らないが、売られた喧嘩は即買い。
兄貴の敵まで処理しちゃう。(てか弟の代にまで名残残してんじゃねーよ兄貴w)

生徒会長カップルと幼馴染で、好きな人ができた報告までしちゃってたところが
かわいい!!!www でも雄の表情を崩さず言っちゃうあたり、
ヤンキー受けの萌えポイントです。

ただのツンデレならヤンキー受けを名乗るな!
これくらい眉間にしわ寄せて情事のあとは筋肉ムキムキ全裸で大の字に寝っ転がれ!!!
(しかしなぜか受けであることには抵抗しない←)

大声でおすすめしたいです(*´∀`*)♥

9

究極のツンデレ?

ゆくえ萌葱さん、今回も大ヒットー!!!
好物のヤンキー受けなんですけど、このヤンキーが可愛くないところがかわいい♪
究極のツンデレじゃないか?と思うほどに、目付きが悪いのなんのって、意識してるから睨んじゃうっていうツボにはまるヤンキーでした。
余りに日頃が怖いから、チラっと見せる怖くない瞬間のギャップがまたいいのですよ。
対する攻めになる子はちょっとゆるキャラ系の感じの生徒会役員なんですが、気分は彼。
彼と同じ目線でヤンキーの逐一を一緒になって、萌え萌えしながら見てしまうという、この至福のひと時☆

生徒会役員の志摩は学校に住みついているブサイク猫がかわいいと思うんだけど、そういう感覚が人とちょっとズレていると言われている。(いや、猫はブサイクほどかわいいんだよ~♪本当は)
友人の会長の家の猫に子供が生まれたから見に行くと、そこに来ていたのは、彼と目がうとはガンを飛ばしてくる3年の不良の竜之介。
思ったより優しいところとか、甘いモノが好きとかそういうギャップの他にも志摩は何かかわいいと思ってしまいそれから竜之介に接近する。

竜之介は喧嘩はするけれど、売られたら買うだけで自分からは売らない。
目付が悪く睨むのも、これって照れ隠し?
甘いモノが好きで作るというから御相伴にあずかりに行くと、期待したエプロンは割烹着で尚かわいい♪
ものを食べる顔も、もしゃもしゃもしゃと、かわいい♪
絡んでくる不良から志摩を守る為に停学処分になったあと、志摩を避ける竜之介は、実は執着の裏返し。
そんな竜之介を好きになっていく志摩と、実は・・・だった竜之介と。
どっちが受け攻めするかはとても自然に竜之介の男前受けだったのですが、「俺のほうが先に好きだった」・・・ちくしょー!男前すぎるよ。
この男前は【睨んだその先】で全裸で大の字になっている姿からも(笑)
後半、竜之介が喧嘩を売られる原因のアニキが登場して、ブラコン見せていたりもしてました。
もう、とにかく「ギャップ・男前・健気」逐一をあげつらったらえらいことになりそうなほどに、萌えが落ちてていいのですよ☆
きっと志摩が天然ではないですが、ひょうひょうとしたでも真摯でまっすぐで女々しくなくて、優しくて、とてもいい人な感じのする男子だから、この組み合わせが生きるのかな?
ここがいいんだよ、と伝えられない、全部いいのです!
そして、カバー下にはブサメン(猫)の話が載ってますから忘れずにね♪

【思い出ドラゴン】もまたヤンキーものです。
授業はさぼるはの、突っ張ってる英太を構ってくる校務員に、どっかであったような気がしながらも気にかかるようになっていき。
実は子供の頃片思いの始まりだった伝説の総長で(驚!)
実は彼もというオチがついております♪
初恋成就のお話になっておりました。
大人はコレだぜ、とシガレットココアを渡す・・・ああー何か懐かしいデス(笑)

一冊まるごとヤンキーづくしで、もう、惜しみなく「神」をつけます!
ちょい、大判振る舞いデスv

6

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