オレたちの夏、夢はキラキラして、まぶしくて、切なかった。

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A

smells like green spirit

彷佛清新气息

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神378
  • 萌×254
  • 萌27
  • 中立13
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
40
得点
2200
評価数
483
平均
4.6 / 5
神率
78.3%
著者
永井三郎 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Be comic
シリーズ
スメルズライクグリーンスピリット
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784893937483

あらすじ

ド田舎に住む学生、三島はクラスメイトの男子から“ホモっぽい”とイジメを受けていた。実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。ある日、三島は屋上で自分が以前失くしてしまった口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまう。かれはこっそりと三島の使った口紅を自らの唇に塗ろうとしていたのだった……。

(出版社より)

表題作スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A

その他の収録作品

  • 第1話 グリーン・スーサイズ
  • 第2話 憂鬱な日曜日
  • 第3話 パンドラの箱
  • 第4話 2人のパラダイス
  • 第5話 セント・オブ・ウーマン
  • 第6話 Familly
  • 第7話 欲望のあしおと
  • 第8話 仮面
  • あとがき

レビュー投稿数40

下巻の方が400点も高い作品は、なかなかない

すんごくよく見る表紙だし、最近実写化で何かと話題になってたし…しかも仲良くさせていただいてるレビュワーさんが絶賛されてたので、触発されて読んでみました。
(某レビュワーさん、いつもありがとうございます!)

あぁ~これは神率高いの大いに納得です。
私もみなさんとほぼ同じ気持ちですが、一点だけモヤりました:
見た目も中身も中学生にしてはかなり大人びている印象を受けるので、高校生設定の方がしっくりくるのでは?

良かった点:
①BがLしてないというマイナスレビューも理解できますが、私個人の印象としては、あのキャラがちゃんとLしてたのでBLとしての違和感はあまりなかったです。
②シリアスな展開の真っ最中なのにギャグ絵が差し込まれる、そのバランス具合が絶妙で、ふっと印象が軽くなるのが良かった。
③とにかく絵が美しい!
④三島くんの母ちゃんが好き。美しく、カッコいい。
⑤自画像のクセつよっつよで草、否、森

冒頭からいきなり入るイジメ描写にはビックリしたけど、諸々のヤベェ描写は事前に自らネタバレ食らいに行ったので、心の準備ができて良かったです。
(ネタバレにチェック入れてレビューしてくださった皆さんに感謝)
そう、私 地雷がありそうな作品は特に、いろいろネタバレ読んで安心して読み始めるタイプなんです。
「その(ネタバレの)シーンに行きつくまでをどう巧みに描写してくださるんだろう?」
っていうワクワクを楽しめるので。
もちろんネタバレ絶対に入れないようにして読む作品もあります。

ウゼェ女の子がマッパで絡むのでそういうの苦手な人は注意です。

1

BLアワードを信頼するきっかけになった作品

新しくBL買おう、ってなる時、何を参考にされてますか?
私はTwitterでバズった試し読み(作家さん本人が載せているやつ)、お気に入りの作家さんの新刊、ちるちるで検索した好みのシチュエーション、そして、過去BLアワードに輝いた作品です。

甘ったるいイチャラブは正直ないです。
ちるちるのお姉様方のレビュー読んだときに、シリアス、重い、BLというより同性愛、みたいな、ちるちるらしからぬコメントが多かったため、気になってはいたものの、なかなか手にとっていませんでした。

しばらくして新刊を読み尽くしていた時に、過去のBLアワード作品を読み漁ろうと思い、この作品を購入しました。まっっじで読んでよかったです。高く評価されるのには理由がありました。お姉様方さすがですね。これ以降、BLアワード受賞作品は、好みのシチュじゃなくてもとりあえず読もう、となりました。
いろんな愛の形に号泣しながら読みました。今では何度も何度も読み返すお気に入りのひとつです。

腐女子周期的には名作が読みたい期、心にくる作品が読みたい期、感動したい期によく読みます。

sideAB、両方で一つの物語です。物語の終わり方、私はとっても好きです。

1

沢山の人に読んで貰いたい

以前ちるちるで紹介されていて、表紙が印象的だったので、先日書店で見つけ読んでみました。
一言で言うなら『惹き込まれる作品』。
SideAとBを購入したので、今日はまずは1冊目だけ。と、思って読み始めたら、ゔぁ〜!!!っと惹き込まれました。
最初は笑えるBLマンガのように感じなので、かなり主人公が辛い感じでも、そう見せない描き方でページをめくる手を止めさせない。
中盤あれ?こんな展開?!と、意外な方向に進み気になりだしたら止まらない。
そして、絵の美しさにより、キモコワキャラの異様さが際立つ。

これは話題にもなるわ。他と比べられない特殊で素晴らしい作品です。

2

キャラが濃ゆくて良きです

だいぶ前に読んだのですが、スピンオフが連載中なので再読しました。

田舎が舞台でいじめられっ子が主人公。
心理描写がえぐいですが読みやすいです。

初めて読んだ当時は表紙だけ見た印象と中身がだいぶちがって違って、良い意味で裏切られた記憶があります。

絵もキャラクターもとても好きです。ホモキャラが多くて私は誰と誰かくっつくのか最後の最後まで分からなくてドキドキしました。

1番びっくりしたのが桐野くんのキャラクター。本性を見せる前と後で全然見る目が変わってしまいます。ネタバレせずに読んでほしいです。

あとタイトルはニルヴァーナのあの名曲をからとってるんですかね。

0

漫画として面白い

スピンオフの深潭回廊買って積んでる。
いい加減読もうと復習がてら、
こちらを5年ぶりに読みました。
全然覚えてなくて新鮮な気持ちで読みました。
前回は、まだBL読み始めたばかりでしたが今読み返すと異色の作品だなって思える。
BL作品と言うより性と青春がテーマですよね。
LGBTQ的な。性的な魅力を感じるのは男性、女装をするのが好き、でも女性になりたいの?本当に自分はゲイなの?とぐるぐるしてる。三島くん美少年だなー。ロン毛だった頃も影のある美人さんだったけど、ボブヘアになってからは表情豊かで可愛い。
三島くんをホモ呼ばわりしてイジメてたグループの1人、桐野くん。サッカーしてるクールなイケメンくん。実は彼も三島くん側だったから同族嫌悪?可愛くて羨ましくて拒否してたとこからの急速に仲良しになっちゃってる。2人でお昼休憩過ごしてるの楽しそう。

隠れショタ趣味の柳田先生がSIDE Bでなんかあったような気がするけど記憶が曖昧。
先に進みまーす。

キュンキュンして読むというより、自分とはなんぞやと悩みながら過ごす青春時代のお話です。

1

セクシャリティについて

永井三郎先生、この作品が初読みでした。
1回目読んだ時と、2回〜3回読んだ後少し感想が変わるな、と思った作品。
喜怒哀楽を出すシーンが、ホラーテイストでかなり良き。途中に、面白くて笑ったwww

内容も、なかなか切実。
現在は、スマホ1つで情報も入りやすくなったりと〜セクシャリティも随分オープンになった世の中だけど、実際のこの年代の子供達は悩む時期ではあるよね。
しかも、閉鎖的な〜かなりの田舎。
作中で、三島母が20歳の時の子供、現在33歳とあるから、三島達は13歳なんだね。
そんな彼らが、本当の自分の姿(性)との目覚め〜葛藤〜大事にしている家族の為に、偽って生きる選択を〜彼らなりに選んで行く道が描かれている。

SIDE:Aを読みながら、ここから脱出出来ればいーのに、と思って読んだわ。

本番は、SIDE:Bよね!

1

最初はBL、途中から少女マンガジャンルへ変更

SIDE Aを読んだときはBLでした。でもSIDE Bのときにはジャンル変更されてて、しばらく続編出たことに気づかなかった。より多くの人に読んでもらいたいのかなと思ってそういうこともるかなと。
でも不朽の名作BL作品にエントリーされてたのを見てなんかモヤモヤしました。ちょっと玉虫色が過ぎるんじゃないかな。

0

BLではなくゲイの少年たちの友情物語

同性が恋愛対象の少年ふたりの友情物語
一口にゲイと言っても、一人は女装願望があるが、一人称は俺で女性になりたいわけではない、もう一人はオネエ言葉を用いる少年で画一的ではないです
自分と、自分の大切な人のためにどう生きるのか、選んだ道が美しく悲しいです

2

いい意味で「道徳の教科書」のような…。


一時話題にあったので、趣向とは違いましたが興味本位で購入しました。

A、Bともに購入し、本来なら後編Bにレビューをするのですが、初めて読まれる方向けにこちらにレビューを残します。

多くの神評価がつき、皆さんが絶賛される中、このような評価をつけてもいいものか恐縮で躊躇いました…。

一言でまとめてしまうと
「セクシャリティのお話」だったのではないのかな、と思います。

BLというよりは重く、ゲイやオカマ、そういった生き辛さ、性に苦しむ人達を物語にしたような作品でした。

私のようにキュンキュンする少女漫画のような作品や、萌える作品、ファンタジーのような非現実味のするBLを求めている方は、向いていないかもしれません。

また、賛否両論ありますが、
こういった作風もこの業界には必要だと感じています。

私は趣味に合わず手放してしまいましたが、読んでおいて良かったと思えました。
終わりも衝撃だったので、記憶に残ってます。

(読み終わった後は、思い切りハピエンの作品をあさって読みました。)

5

とりあえず読もう!

スピンオフの「深潭回廊」を購入したので改めて読み返す事にしました。
腐沼に入りたての頃、答姐の過去トピなどでオススメされていたこちらの作品を読んでみましたところ、雷に打たれたような衝撃が走りました。

シリアスだったりホラーだったりギャグだったり、テンションのギャップに序盤振り回されていましたが、3話目、パンドラの箱が開いた時からもうお話に飲み込まれちゃいましたね。
三島と桐野がLするストーリーだと思うやん、普通。
あーこういう裏切り大好きよ。

それからの三島と桐野の関係性もなんか良くて、ちょっとほんわかしかけたところに、柳田先生の恐怖ーーーー。
顔めっちゃコエーーー泣

BL読み始めて間もない方とかが迷ってらっしゃるようでしたら、是非一回読んで欲しい作品です。
もし趣味じゃなくても最後まで読めば、SIDE:Bまで読みたくなるハズです!

3

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