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shintan kairou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
4巻の表紙も凄かったけれど、今回の表紙も…土砂降りの中を歩く渚…。
こんな鼠色の中で明るい表情の渚…もう表紙だけで悲しいです…。
今巻では、渚の口から渚の父親と母親との過去が語られました。
悲しくて苦しくて重いですね…。
与えたり与えられたりしたい…涙
渚から打ち明けられた後、覚悟を決めた柳田から一緒にいられる道を考えよう。
ありがとう。と言われた時の渚の表情がキラキラ…でも、でも…その後の展開がどうなるのかビクビクしてしまいました。
父親との対峙、柳田の聞いた音。
本当になんて夜…。
次巻が気になって仕方ありません…。
あ〜。今回も最後に大好きな夢野と三島がぁぁ〜。
嬉しい〜。
本編とのギャップよ。
ありがたや。
渚が父親にも頼れなかった理由が5巻で明らかになりました。そして山田(柳田先生)もまた渚にとって何が最善か考えるようになってました。ここが以前の山田との違う点です。渚の笑顔が眩しかった。
そんなタイミングで渚が恐れていた事が起こります。1番の恐怖が肉親であること…現実にもあるのでしょうね…。
そして渚を送った後に再び闇に囚われる山田と、命の危険が迫る渚。この世に救いは無いのかと絶望すら覚える5巻でした。
渚が父親と対峙した時に吐露した思いと、疑心に囚われた父親との思いの相違が凄く悲し過ぎました。
どうか渚を助けて欲しいと思いながら次巻を待ちたいと思います。カバー表紙の「ハッピーバースデー」の意味を考えるとゾッとしました。1年が長いです。泣
まさか渚が、売春していること以外にもこんなに大きな秘密を抱えていたとは……。幼い頃から今まで誰にも言わずによく生き抜いてこれたなと。五体満足とはいえど心の方はもうぼろぼろでしょうけれど。それでも柳田の言葉でまた希望を取り戻して、無邪気できらきらした瞳を見せる余地がまだある。そんな渚の強さ、というわけではないんだろうな、きっと。かろうじて壊れずに残っていたほんのわずかな子供らしい部分というべきか。私たち大人はその風前の灯火を何が何でも守ってあげなければならないと思います。
自分を振り返ってこちらもズタボロの柳田には辛い作業でしょうが、なんとかせめてもの償いとしてやりきって欲しいと願います。我が子が体を売っていたと聞いて、まずなぜなのか考えたり、乱暴されて傷付いていないか聞いたりする前に、「お前が誘ったのか」と聞く大人にはもう手の施しようがありませんね。この世にはけっして分かり合えない人間がいる、というのもどうしようもなく現実だなと思いました。
渚くんに癒されて甘えていた柳田が渚くんの為に行動を起こそうとする柳田が更なる秘密を打ち明けられる。
渚くん9歳の誕生日の最悪な思い出
そんな小さな頃から深い闇を抱えながら偽りの子どもらしさを纏って生きてきたんだ。
渚くんしんどいよ、柳田とは奪い合う関係ではなく与え合う関係だったから息が出来てたんだな。
せっかく2人の進む道が見えて明るい未来が開けそうに思えたのに大ピンチだよ!
柳田ーーー‼︎今すぐ渚くんちに行ってよ、胸騒ぎしてよ。井上父の時みたいに、ミロくん達に輪姦されそうになった時みたいに渚くん助けてよーーー!
重苦しい本編のあと描き下ろしの夢野と三島のおバカ話が収録されていてホッとします。
紙本で購入
修正が必要なシーン無し