snowblack
watashi no shita nanika yoikoto
「愛の巣に落ちろ!」のスピンオフ同人誌、「愛の裁きを受けろ!」の番外編。
「愛の裁きを受けろ!」は、ホワイトニータランチュラの陶也がカイコガの郁と出逢い、
恋に堕ち、別れ、再会するまでの物語でしたが、
何故商業誌で出さなかったのか?と思わずにはいられない、号泣物の長編でした。
この「わたしのしたなにか善いこと」は、恋人同士になった二人のその後の短編が3つ。
『愛するために必要な、すべてのこと』
両親の了解も得て同棲することになった二人、
郁が陶也の家に引っ越しして来た当日の話が陶也の視点で語られます。
『それがわたしのお気に入り』
澄也&翼の家を訪れた陶也&郁。澄也達の息子の翔も一緒に祝う郁のバースディ。
この4者面談は、アンケートで最もリクエストが多かったとか。
郁を失い自分の罪に苦しんでいた陶也の様子や、
ようやく一緒に生きられるようになった喜びや不安が、翼の視点で語られます。
『愛の裁き』
最後は、陶也×郁のH。いきなり「セックスは月に6度ほど。」って…
郁の体への負担を慮ってということらしいけれど、ムシ設定ならではの濃厚触手プレイ(笑)
愛ならではということでしょうけれど、エロいというか可笑しいというか。
ところで、「愛の裁きを受けろ!」を読んだ時から思っていたんですが、
この陶也の家や住む街、二人の生活振りが、なんとも昭和の佇まい…
冊子のタイトルは、陶也が口ずさむ「The Sound of Music」の中のナンバー
「Something Good」より。
宗教的な感じすらする、二人の思いを象徴しています。
ファンにはたまらない、
「愛の巣へ落ちろ」のスピンオフ「愛の裁きを受けろ(同人誌)」陶也と郁
の番外編です。
「愛の裁きを受けろ」がとんでもなく好きな私にとっては、
再読がとまりません。
一緒に住めることになった2人のお話。
お鍋を2人で囲んでいる姿に、涙してしまいそうになります。
本編で辛い中を乗り越えた2人なので、幸せな姿に
胸が痛くなります。
そして、後半は、
同居すると知った澄也と翼が2人を招いて、ご飯会をするというもの。
澄也と陶也の確執も解け、ほんわかした姿をよむことができます。
やっぱり、好きな世界観だなと思わずにはいられません。
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