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不器用な元ノンケ×ロマンチストのゲイカップル4年目の日々。
1095nichi no hanataba dozen rose

前巻ではすれ違いから別れ、そして復縁してのハピエンでした。続編の今巻では、ふたりの幸せと成長した姿が見られます。
独立してレストランのオーナーシェフの遥とサラリーマンの晃成は、仕事の忙しさでなかなか一緒の時間を取れません。それでも幸せに過ごしていましたが、遥は物わかりのいい晃成を見て、自分の口下手さにロマンチストの晃成は不満がないかと不安になります。
前巻読んでる人は知っていると思いますが、晃成がめんどくさい性格なんです。察して欲しい感じが多々あるのにノンケの遥に対してゲイである自分と付き合ってくれているという思い込みもあるし。そんな晃成の想いをなんとか汲み取ろうとする遥は、それだけでめちゃくちゃ晃成を好きじゃん!って読者は思うんですが……。ふたりの凸凹な想いがなかなかピッタリハマらないのがこの作品のおもしろさでもあります。
今作では、遥の中学時代の元カノの登場や晃成の同僚との仲良しさ、晃成のいとこの結婚式などによりまた相手の気持ちを疑ったり嫉妬したり、自分の想いを押し付けすぎているのではと、互いに疑います。ただ互いに相手のためを思って、負担にならないようにがんばっているだけなんですけどね。
晃成としてはちょっと強引に抱かれるのも喜んでいますが、それを遥は無理やりやってしまったと思ってしまいます。ふたりとも傷つきやすいのに自分が発する言葉遣いや行為がそっけないので、無自覚に相手を傷つけてないか悩んでしまいます。それですれ違って別れてしまった前巻ですが、今巻はちゃんと話をします。またそんなこと考えて!言っちゃって!と読者は保護者な思いで読みむことも、惚気ちゃって!と友人気分で読むこともできます。ケンカップルではないけれど、拗らせカップルのふたりを読むのが好きな人は楽しめると思います。
もちろんハピエンです。家族はどう思っているのか不明ですが、友人に自分の恋人が同性だと話せるようにもなったので、ふたりの関係を秘密にしなくてもいい友人ができてよかったなと思いました。談したり惚気たりする相手ができたて、ふたりとも自分の中だけで悩みこまなくなりそうですね。
タイトルの「dozen rose」は「1ダース」のバラの花束のことで、12本のバラには1本1本「感謝」「誠実」「幸福」「信頼」「希望」「愛情」「情熱」「真実」「尊敬」「栄光」「努力」「永遠」と意味があります。パートナーへ想いを伝える贈り物として、ふたりのハピエンにぴったりな演出がありました。
ふたりがこのまま幸せに暮らしていきますように!
前巻、とっても高評価でしたよね!
私の場合はちょっと展開が個人的に響く内容でして、、、(。・_・。)
ソワソワしてしまった読み心地と描き下ろしで少しスン…ってなってしまった後味が気になった1冊でした
なんで私にはこの作品に共感し切れないのか…(,,•﹏•,,)???
たまにある自分自身の読書筋力の弱さを感じていたので、続編を読む事で読み取れなかった「ナニカ」が見えて来るかも知れない‼と思い、今作も読んでみました
実際1巻で合わなくても2巻でお釣りが出る以上…何なら元値に倍以上の価値を感じる位巻き返して来る作品にも出会ってますしね✧
という事で、1巻で合わなかったのに何で2巻読んだのか?の私なりの期待値や経緯を書かせていただいたのですが、、、わざわざここを書いた理由はやはり評価結果にありまして。。。要は悪戯に評価を落としたくて読んだ訳ではない!んですよ、、、という事だけはしっかり伝えておきたいな、と思いました(。-人-。)
あくまでも「自分に取って」の作品への評価ですので、どうぞご理解下さいませ
長々と失礼しました
さて、実際この評価になった点を書いて行こうと思います
先ず良かった点は2人の恋の行く末に前巻の読み終わり時よりも大分前向きな気持ちを以て読了出来た事!
ここは続編を読み終えられて良かったです(ღˇ◡ˇ*)♪
逆に評価の際に1番の引っ掛かりになったのは、、、
上記の良かった点に辿り着く迄の作品の約2/3に当たる中盤~終盤差し掛かりまでのやり取りが、、、前巻の焼き増し再現を見てるかのような気持ちになってしまい、、、
盛り上がりに行き着く迄のストロークの長さでちょっと心が何度か離れかけた所がありました。。。
特に前巻では受けの晃成が、、、そして今回は攻めの遥が、、、
それぞれ自己完結して堂々巡り暴走してしまってるのを見ているのはとてもやるせなかったです(*´д`)Oh…No…
とは言え、晃成には成長の跡がシッカリ目に見て取れたのは良かったです!
あと、もう1点はカミングアウト関連ですね。。。
ここはもっとこの2人であるなら話しておくべきだったのではないのかな・・・?と思えてならなかったです
せめて、佐野くんにバレた時点でいい機会だから、と今後の話をしておけば良かったのに、、、と(´◔_◔)ウーーン…
結果、結構場当たり的に感情に任せてカムアウトしてる感じがしてちょっとヒヤヒヤしてしまいました。。。
特に晃成の実家は言いっ放しのままになってしまったし、、、(あそこで遥が実家に凸ってなくて良かったょ。。。)
裏表紙の作品紹介文の〆で「大人のためのビタースイートラブストーリー」と称されていますが、個人的には”大人のため”にしては少し青さを感じてしまう2人に感じました
4年目のCPでその上大きな危機を乗り越えた2人という設定で読むには少し「2人の恋」に向き合ってる想いよりもまだ「恋そのもの」に気持ちが向かってしまっているような拙さをどうしても払拭できなかったのです。。。
ちょっとこの辺の受け取り方が私には合わなかったのかも知れません
私には合わなかっただけで、この2人なりのスピードでじっくり進む繊細さが響く続刊である事や、嫌なキャラが居る訳ではない読み易さなどは広く支持され愛される作品だという事も納得出来ます.゚ .(´∀`*). ゚.
あくまでも…!私の場合の読んだ感想ですので、、、_(._.)_
きっと前巻が響いた読者さまにはこの続刊も響く良作だと思います!!
修正|白抜き、、、やっぱり前巻の高修正があるのでだいぶ萎え感がデカいっすね。。。
1巻はクライマックスで目頭が熱くなり、神作認定しました。
この2巻では晃成が成長したなぁって嬉しくなり。
一方、遥の性格はもうこういうものなんだと割り切ることにw
この評価にしたのは…
同僚や家族へのカムアウト問題、多忙ですれ違い、当て馬か?って人が登場
BL続編あるあるがこれだけ出揃ってて、ついついそれ以上のものを求めてしまった私は期待しすぎたのかな…と反省しています。
<その他 モヤった点>
・会社のパソコンを休憩時間にチラシ&クーポン作りで使うこと→就業規則に違反する可能性アリ
休憩時間中であっても一応避けるべきなので、そこはせめて家で自分のパソコンでー!w
・ほぼ全キャラの顔の描き分けに対するモヤモヤ→特に受けの同僚(広田)と攻めがほぼ同じ
女性も、頬骨の位置を変えたり、眉間を広く取るだけで全然違うのに…
・ガッツリ寄り目のコマが結構あったり、片方(手前)の目の位置が下過ぎたり、顔自体の作画の粗さも今回はかなり気になった(今までは全く思わなかった)
☆1と2でかなり迷ったんですが、タイトル「(a) dozen roses=1ダース(12本)の薔薇」(←複数形にしないと文法的におかしいので…細かくてスミマセン)、つまりあの "買ってきた" 花束で、1巻で回収しきれなかったタイトルを回収してたので、上手いなぁと思い中立としました。
佐野くんは良いキャラだし、最後のセリフ「俺たちのことなんて、誰も見てないよ」もかなり!良かったし、読んで良かったと思います。
<注意点>
攻めの元カノが登場しますが、ご安心ください
まさか続きがくるとわ
確かに晃成が欲しがった花束とは違い遥の店舗裏でバラを育ててる ってので終わっちゃったので続きがあって然るべき なのかもですが
あたしとしてはいまひとつノリきれていなかったので あそこで終わりでも問題はなかったような ←ダマレ((怒))
晃成 ちょっとは年上らしくなったのかしら
お話の内容は諸先輩にお任せして
前巻から思ってるんだけど 遥が口下手すぎて なに考えてるかよくわかんない子にしたいんだろうけど なんですかね グダグダしすぎ というか
自分の中でなんでも完結しちゃうし 嫌われたくない カッコつけていたいってのはすんごいわかるんだけど ジメジメしすぎなのよね
お陰でせっかくの年下攻めなのに男らしさは行方不明だわ 年上受けもどこか受け身で頼りないし男らしくないときてるから もぉさ
んんん せっかくの続編だったんですが酸いも甘いも中途半端でウハウハできなかったな
いや お話が正直よくわかんなかったのが1番よろしくなかったな
とくに 最後の枯れちゃったバラを持ち帰って晃成が見つけたシーンの会話
あれが理解できなくて なん十回も読み返したのにそれでもわかんない
Σ バラを誰に渡したかったのよッ!
あったこともない晃成のいとこにあげたかった?
あんなに花束欲しがってる晃成が 代わり ってどぉゆうこと?
とどめは 晃成がいとこの結婚式で実家に帰ってるのわかってるはずなのになんで今バラとケーキ用意した?
※ その後ことの顛末を仲良くしてくださってるレビュアーさまに聞くも納得できず 謀反おこして候w
本気でダメでした ごめんなさい
長かったぐずつきがあたしの理解力をもっとダメにした のかも?
いつもなら ギュっ とくるものを見つけられるはずなんですが 今回中のふたりが合わなさすぎた Orz
みつこさんの社会人同士設定に浮かれすぎたんですかね なんかほんとごめんなさい
とりあえず 今回ダメだったところを猛省しながら 次にくるお話に備えて
なんか 特訓しておきます あしからずッ!
相手を不快にしたらどうしようとか、好きだからこそ考え込んでしまってうまく言葉にできなかったり、選ぶ言葉を間違えてしまってすれ違いもあった不器用な二人の続編!
今作では、遥が無事に独立してお店がオープンしているところからスタートします。おめでたい!しかし、やはりオープン直後なのでまだまだ順調とはいかず、晃成との時間がなかなかなくて‥‥けれども前作よりも成長した二人は言葉選びが下手なりにフォローしあって乗り切っていきます。
ところが、遙の元カノが登場し、動揺が走る晃成!
ネタバレしてしまうと何も心配することがないんですが、やはり成長しているものの口下手な二人は健在で危なっかしいところがありました(笑)
二人の関係を隠しているせいもあってしどろもどろになってしまうことも多々あったので、友人や同僚には正直に言えてよかったのかなと思います。
ラストシーンはタイトル通り、ついに晃成が花束をもらいます。
ちゃんとした花束ではないけれど、すごくうれしそうでほっこりしました。
そして前作で晃成がまだ一度も花束を貰えてないことがすごく気がかりだったので回収できてよかったです!
はーーーー...心が満たされて、胸いっぱい。。
みつこ先生のこちらの続編、最高オブ最高に沁みました。
(※修正だけは、前巻のtnトーン+白短冊のあまあま修正から
完全な白抜きに変わってしまったのがちょっと残念ではあります。。)
『dozen rose』=12本(1ダース)のバラの花束、
ヨーロッパでは古くから「真の愛の証」として
1本ずつ意味を持つ12本のバラの花束を恋人に贈る習わしがあるとのこと。
(素敵すぎる)
その由来に違わず、二人の”深まる愛”のお話、
表紙の薔薇が1巻と違い薄ピンク色(オレンジ?)になっているのも良い〜!✨
1巻のブルーローズも美しかったけれど、
どこか切なさが先に立っていたような気がします。
続編は二人の傾けた顔から互いを見つめている感じがより出ているし、
遥(攻)がちゃんと笑顔なのが嬉しい!(*´◒`*)
と、2冊並んだ書影を眺め、あれこれ考えるのも楽しいです。
お互い本音が言えず、拗れに拗れてすれ違い、
どうにかやっと復縁してホッとした前巻。
続編はそんな二人の穏やかで温かい日常から始まるのですが、
今度は遥の方が悶々と思い悩んでしまいー
という続編です。
レストランのオーナーシェフとして独立を果たした遥と、
リーマンの晃成(受)。
デートの時間もなかなか取れないほど多忙の中、
中学時代の元カノと再会し、晃成が気にしないかと気を揉んだり、
ロマンチストの晃成が今の生活に満足できていないのでは、と
不安になったりする遥。
またここでドカン!とぶつかったりするのか…と
緊張が走りましたが、、
晃成ーーーーー!!!
器が…器がおっきくなって…余裕ができて…!感涙。。
「俺は遥とずっといっしょにいるつもりだから
無理しないでいい」
こんな言葉が晃成の口から出てくるようになるなんて。
前巻のあの余裕の無い姿からは考えられない…!
互いに忙しくてなかなか一緒の時間が取れなくても、
愛し愛され、それを実感できていること、
今の幸せを見出していることがダイレクトに伝わってきます。
もう…読んでいて胸がいっぱいになってしまった...
胸打たれる、序盤のシーンでした。
晃成が「したい」と言っていた”会社帰りのデート”を
実現させようと、店を一日休みにして叶えてくれる遥、
物陰へと誘導して手を繋いでくる遥。
たとえ顔はクールでも、その言動から
「晃成のために何かしたい」と思い実行してくれていることが
ちゃんと分かる幸せ…・:*+.
両視点で進む物語の中、攻め・遥の心情が
前巻よりさらに深く見えてくるのがとても良かった…
晃成の同僚に嫉妬したり、自分が元カノと再会したことで
晃成を不安にさせていないか、とやきもきしたり。
晃成も遥のお店のSNSアカウントを動かしてお店運営に協力したり、
「寂しくないのか」と余裕をなくした遥に詰め寄られた際に
きちんと「寂しいよ」と口に出したり、
ニコイチで共に歩もうとする姿が良い!!
(↑顔を赤らめながらの「寂しいよ」が刺さります)
そして、晃成にとってかなりの勇気と決心が必要であっただろう、
同僚と両親へのカミングアウト。
遥への想いを、言葉にして遥にちゃんと伝えたい。
祝福されないかもしれないけれど、大好きな人と幸せであることを、
大切な人たちに知ってもらいたい。
(両親の反応は詳しく描かれてはいないけれど、
おそらく祝福はされなかったんだろうな、と思うと切なさもあります;)
そんな思いを抱いた晃成が踏み出した大きな一歩。
一読者である私も震えるほどグッときましたが、
遥に刺さらないわけがなく…!
そして描き下ろしのお話で、さらに萌えが加速しました。
休日デート、あの晃成が自分から遥の手を握り、
「誰も見てないよ」とサラッと言うなんてー…!感涙。。
水をあげすぎて、ちょっと枯れてしまった庭の薔薇で
作った花束、受け取る晃成のはにかんだ笑顔が印象的でした。
幼い頃からずっと憧れていた、愛の花束(←このエピソードは前巻に出てきます)。
薔薇がちょっと枯れていること、遥は申し訳なさそうだったけど、
”何でもない日”に花束をプレゼントされることが
晃成にとってどれだけ嬉しいことだったか!
(庭に薔薇を咲かせる遥の心遣い、前巻ラストで感動したところでした)
枯らしてしまった薔薇も、丁寧に向き合い世話をすることで
きっと元気になる。
"dozen rose"=「真の愛の証」を二人で見つめて信じられる幸せを、
お裾分けしてもらったような素敵なお話でした(*´˘`*)
はーーー...余韻...!
電子限定かきおろし漫画は3Pもあり、
”ハリウッド俳優みたい”に感情表現豊かになった遥が見られます。
好きー…!(*´艸`)
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
前作はtnトーン+細白短冊のかなり嬉しい修正だっただけに
ちょっと残念ですが;
濡れ場描写はそれほど多くなく、心情描写メインなので
個人的にはそこまで気になりませんでした☺︎