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絆され系の世話焼き美容師×奔放マイペースな小説家 別れを経て絆が深まった二人のアフターラブストーリー
loss time ni hanamuke wo Home and Away
エロス度★★★
おやおや。元サヤカップルのアフターストーリーを読めるとは・・・感無量です。
個人的な偏見で続編って喧嘩してすれ違ったり、横恋慕してくるライバルや以前関係のあった男が登場するイメージがあるのですが、こちらの作品にはそれが一切無い。
むしろ、別れを経験して絆がより一層深まっている姿やもう同じ過ちを繰り返さないようにお互いが一緒に居られる時間をすごく大切にしているのが伝わってきて尊さがMAXでした。
尽も桐生もお互いのことを〝すげー好き〟って顔を向けたり、相手の違和感を見逃さないようにしていたり、お互いの存在が支えになっている関係がすごく羨ましさを感じ、尽の家族と過ごす桐生や尽に支えられて自分の母親と向き合う桐生がもうたまらなかったです。
尽と桐生の穏やかで幸せに満ち溢れた日常を読めてとても心が浄化されました。
前作が大好きだったので続編も待ってました。
前回はちょっと切なかったり苦しかったりも多かったですが、元サヤに戻った二人なのでラブ多めで良かったです。
2人の家族との関係だったり、少し問題も出てくるけど、それでも以前大きな壁を乗り越えた二人だから大丈夫だと安心して読めました。
もう普通の日常が尊いです。眠って起きたときに隣に相手がいる幸せ。
何気ないことで笑い合ったりそんな日々の積み重ねが愛しいです。
これからも二人で一緒だとどんなことがあっても大丈夫だと安心できました。
まだまだずっと見てたい二人です。
もう、まず最初のSSがよかったです。
じーんとキました。
そして、レビュータイトルでも触れましたが、今巻では尽と桐生、それぞれお互いの家族に今の関係を伝えられるかという問題が。
尽は、すでに性嗜好のことを家族へカミアしていることもあり、即桐生を伴い、父と妹へ会いにいきました。
とても優しく温かいふたりは、さすが尽ファミリー。
けれど、桐生母は、、、
ひどく辛い展開になるのだろう。
そうどこかで桐生同様、ヒュっと息を呑む一触即発展開が訪れるのでは??
と、身構えていましたが、想像していたほどネガティブ展開になることはありませんでした。
かつて出ていってしまった元旦那の件があり、未だに受け入れられない面がありつつも、ちゃんと桐生の母なのだなあと。
子が幸せになることが嬉しくないわけがない、と。
母の葛藤からの、ふたりの家にお邪魔したあのくだりに、ほろりとさせられました。
読んでよかったし、ふたりがよりを戻し、こうして支え合って生きていっている今をまた読めて、とても多幸感に溢れた続編でした!
コミコミさんの有償特典小冊子は、尽ファミリーと、締め切りと、大人のキスと、、、♡?!!
という、お話でした!
元サヤカップルのその後のお話
前作がとても良かったので楽しみにしてました!
付き合ってくなかで次のステップとしては
自然な流れなんでしょうけど
家族関係の話が両家族分入ってるのはボリューム過多。
それぞれの新たな一面、こういうとこで育ってきたんだなということが知れるのは良かったけど
もっと2人だけの時間を見たかったです。
とはいえ絡みのシーンは前回より増えて
これまでのすれ違いも譲歩しあえてることが伺えたのは良かった!
ただ電子は白抜きになっちゃったんで……
素直に喜べません。R18で出直す作風でもなさそうてすし。
海王社、どうして白抜きにしちゃたんでしょうね。
意欲作だと思います。
別れからはじまる1巻がとても良かったので
楽しみにしておりました。
うーむ。とっても難しいカミングアウト問題。
2巻はそう来たかって感じでしたが
思ってたよりはマイルド?
つらい展開はあんまりなくてよかったのか
悪かったのかって感じでした。
男と浮気されて別れたというトラウマを
持つ母。浮気されたもそうだけど
性志向を隠されていたっていうのは本当に
プライドもへし折られ
裏切りを感じ絶望したと思う。
その母に対してカムアウトするってのは
リスクが高すぎる、
一歩間違えばカミングアウトしたい本人のエゴっていう。
そこらへんあんま突っ込みすぎなかったから
重い雰囲気にもならなったのかな。
現実はこうもいかなそう。
てかなんか1巻より性描写増えてませんでした?
必要以上のエロはいらないって感じちゃいました。
レーベルがレーベルだから仕方ないのか?
前作は別れから始まって再構築して強い恋人になるまでの優しくて素敵なお話でした。
続編の今作は、起承転結の物語ではなく、2人の日々が綴られています。
2人の出会いのお話が巻頭に入っていたのがよかったです。
読まなくても前後のお話を読むのに問題がないのですが、番外編や小冊子ではなく、1巻と続編の間に挟み込まれているのがいいと思いました。
再び同棲するようになった2人が、それぞれの親、家族と会う、というエピソード、それぞれの家族の想い、対応が深く胸に響きました。
親というものは、偏見とかそういうこと以前に、我が子には異性の恋人ができて、結婚して、子どもが生まれる、自分に孫ができると、思っている、期待しているものだと思います。
そういう、いわば無意識な期待、未来予想図と、我が子を大切に想い、我が子を尊重する気持ちと、我が子が同性愛者だと知ったときの気持ち、おそらくどの親もすっと受け入れて納得できないと思います。
偏見とか、孫が見たい欲とかそういうこととは別の問題だと思うのです。
尽の父親、妹、桐生の母親、それぞれの反応、言動は両極のようで根本は我が子を愛している、我が子の幸せを願っているとことは同じ、ということが、2人のそれぞれの家族と過ごすエピソードから伝わってきました。
巻頭の2人の出会いのエピソードもそうですが、1冊にまとめるうえでの構成が素晴らしいと思いました。
2人のがお互いをすごく大事に思いながら丁寧に毎日を紡いでいく様子が素敵でした。
そうして中年になった2人のお話も読んでみたくなりました。
まさしくこんな続編をお待ちしておりました…!
前作は一度は別れを決意した美容師の尽と小説家の桐生が
離れてみて改めてお互いなしには生きていけないと愛を確かめ合い
もう一度やり直す、というストーリーでした。
本作ではそんな二人の“その後”が描かれているとのことなので
それはそれは甘い蜜月を期待しておりました。
結果としては期待以上に甘ったるく、前作での失敗をちゃんと
生かしながら互いを尊重し合う二人の関係性に温かい気持ちで
いっぱいになりました。
特に尽の成長ぶりが著しくて包容力がすごかった…。
尽と距離の近い女性客に桐生が嫉妬したときには
愛情いっぱいに抱いてその不安を取り除いてくれたり、
母親に恋人が同性であることを打ち明けるも受け容れられなかった
桐生が一人思い悩んでいたときには何も言わずに黙って抱きしめて
その悲しみを掬い上げてくれたりと…彼氏力が爆上がりしておりました。
対して前作ではなかなか素直になれなかった桐生も、
今回はすっかり甘え上手になっていました♡
尽の家族との初対面では尽の妹ちゃん相手に堂々と惚気ちゃって
尽の好きなところを伝えるその表情が可愛いのなんのって…
妹ちゃんも思わず見惚れてしまう好きが好きがダダ漏れっぷりでした。
また、今作ではそれぞれの家族への紹介イベントが発生していますが、
尽の父親と妹は恋人が同性であることを打ち明けられてもあっさりで、
むしろイケメンのお兄ちゃんができた!と喜んでしまうくらいに
桐生の存在を自然に受け容れてくれていてほっこりさせられました。
反対に別れた父親との過去の出来事が原因で拒んでしまう桐生の母親。
けれど、彼女の身に起きたことを考えればなんとも責め難く。
母親としては息子とその恋人の幸せを願いたいと思いながらも、
夫に裏切られた女としての性がそれを受け容れられず、
桐生の母親の葛藤がわからなくもないのです。
ただ、最後は息子から目を背けずに向き合ってくれてよかった。
綺麗ごとではなく、正直に心の内を明かして精一杯母としての
願いを伝えてくれる彼女に救われた思いでした。
互いを慈しみあい、家族に幸せを願われ、
もうこれ以上ないくらいの大団円に多幸感が溢れるエンディングでした。
親に理解されたらそれは嬉しいだろうけれど、親の傷を逆なでしてまで迫るのもな…とか、ちょっと考えてしまった
桐生のしてることって、お父さんのしたこととは全く違うんだけど、お母さんが違うと解るには時間がいると思うんだよな
酷いのは結婚相手を裏切って出ていった部分で、桐生は尽に追い縋ってまで一途に愛しているんだから全然違うんだよな
元から愛していなくて、結婚自体が裏切りだったんだとしても、桐生はそれをしていない
全然、お母さんがショックを受けることをしていないこと、ちゃんと解ってくれたら良い
再婚して、自分と桐生の人生が別の人の、それぞれのものだとより実感して、無理やり関わる必要もないし、関わることもできるんだと解って、自然にやっていけるようになれば良いな
あまり普段は感情移入すると言うよりも、傍観者として読むスタイルの方が多いのですが、無印巻はそんな余裕もなく、すっかり巻き込まれて読み、しっかりと感情を乱されました
リアルさが響き過ぎる位に響き、先生の描写の手腕に驚かされました
その後電子の番外編を挟み、今回の続刊
無印巻よりも落ち着いて2人をしっかり見守れる距離感で楽しめました
時間を重ね、お話しを重ねてしっかりと2人が私の中で自分と分離出来、彼らのお話しとして読めるようになっていました
本当に読めて嬉しい続刊です
ほんの些細な事の積み重ねが招く後悔
計り知れない大きな後悔を知っている2人
そしてその苦さ、苦しさの深さが同じだからこそ「一緒に成長」しているのが感じられるのが凄く沁みました
お互いが心で想い合い、それだけでなく言葉にして態度にして伝え合う
想うだけではダメな事を知っているからこその2人が起こした次へのステップ
無印巻では彼らを囲む友人たちが居て、今回は家族の存在に支えられ、更に2人が家族の支えにもきっとなったと思います
親子の絆の深さにグッと来ました
続刊のサブタイトルも素敵でした
「Home and Away」
仕事に誇りを持って生きる顔も、リラックスして甘えて甘えられほっと一息つく顔も知っている
雨降って地固まる、ではないけれど色んな顔を知って全てをお互いが支え合って包み込んでいるように見える強い安心感を感じました
こんな2人に出会え、こんなに素敵な続刊を読めて、本当に感謝です(*´▽`*)
前作でヒリつく別れと復縁のドラマを見せてくれた尽と桐生のそれからのお話
もう一度向き合って、もう間違えないと誓った恋人たち
大きく成長したふたりの深まる関係が愛おしく描かれます
さまざまな愛の形を優しく包み込むココミせんせいの作品、大好きです
成熟した恋人関係になってゆく尽と桐生だけど、お互いを好きな気持ちは相変わらずつよつよで、まだまだ嫉妬もしちゃうしえっちもしっかり濃密(エロくてよきです)
ますます幸せでいて欲しいふたり…
これで完結と言わず、結婚式まで見せてほしいなあ…という気持ちもあります!