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gunjyoiro no roru wo kette
みう先生のお話はとにかく絵柄が大好きで全部追ってます。
そして毎回、その繊細なリアルさに胸の奥がぎゅっと掴まれるのです。
今作も思春期のどうしょうもない気持ちの揺れと、少しのとっかかりで踏み外しちゃう瞬間をリアルに描いて下さって。
でも、きちんとそこから立ち戻る主人公にホットしながら、まるで知り合いの高校生をみている気分になりました。
ハッピーエンドで、良かった。
ああー...やっぱり、みう先生の作品が大好きです。
幼馴染で同級生の二人のすれ違い...そしてそこから見えた光に
涙する、夜明けの物語でした。
他の方もおっしゃっていますが、タイトルが本当に素晴らしいなあ...と。
「群青色の夜」から夜の闇がさあっとイメージされ、
そこに「蹴って」と続く言葉で、スケボーを通して固く繋がった二人の絆に
自然と思いを馳せてしまいます。
元太とユキ、すれ違う二人の姿に切なさが込み上げて
胸いっぱいになり、途中でいったん読むのをやめて
深呼吸してから読書を再開。。
気持ちを隠せなくなったユキが仕掛けたキス。(これだけでも切ない)
それを元太が咄嗟に避けてしまったことから、
疎遠になってしまった幼馴染の二人。
毎日一緒にスケボーを楽しんでいたのに、
すれ違いそうになれば目を逸らし、別々の高校に進むことになり…
ユキの母親に恋人ができ、家にも学校にも居場所の
なくなってしまったユキがたどり着いた場所がまた...!( ; ; )
なんだろうなあー...
「ニコイチ」でいることが当たり前、唯一無二の”親友”であるからこそ
縛られて言えずにいた想いとか、いろんなことのタイミングの悪さとか。
少しのひび割れがどうしても直せず、
そこから少しずつ少しずつ、ひびが大きくなり
悪化していく様がとてもリアルで心痛みました。
誰かが決定的に悪いわけではないのに、
掛け違えてしまったボタンが
いつまでもそのままになってしまうようなもどかしさ。
何やらよろしくないことに耽っている不良グループに
半ば無理やり加担させられ、女性トラブルがもとで暴力を振るわれたユキ。
もーーーーこのシーン、本当にハラハラしましたが、
そこでの元太の咄嗟の行動とセリフに胸撃ち抜かれました。
あの”キス(未遂)”は、まだきっと元太にとっては
タイミングが早すぎたんですよね。
二人が道を違える原因になってしまった、”キス”の思い出。
だからこそ、想いを確かめ合った後のキスシーンが沁みて沁みて
仕方なかったです。。
その後のお付き合い、また体を重ねるところまで
欲を言えばもっともっと見たかったけれど。
(抜き合い&描き下ろしで致す直前まで(未遂)の描写)
半年間離れてしまっていた分、じっくりゆっくり関係を進めていく
二人の描写が美しく愛おしく思えました・:*+.
切なげな表情や独白が本当に心に響く、みう先生の新作。
これでもかー...!と胸締め付けられた後に見える光に、
はあ...とため息の出てしまう、美しい物語でした。
★修正:tnライトセーバー(実際に致す描写はなし)電子シーモア
紙本が届き次第、紙本の修正についても追記します☺︎
もうとにかく切なかったです。
思春期の溢れる想いが止めらなくなって、気付いたら少しの過ちにより後戻りできないところまで転落しかけ、その好きな人を守るために離れなければならず、当の本人には誤解されてしまっているという、八方塞がり? 的な、展開でした。
中学時代から始まる、幼なじみのユキと元太。
クラスは違えど、スケボーで繋がっていたふたりでしたが、ある日、ユキが元太にふいにキスしようとして避けてしまったところから、ふたりの人生は大きく別れてしまい、、、
という冒頭。
それぞれの視点から、そのときの回想が語られるのですが、どれだけユキが元太を好きで。
また、距離ができてしまってから元太は、どれだけユキのことを大切に想っていたのか気付き、、、
思春期特有の逃げや、家庭事情などがリアルに感情剥き出しに描かれていて、ふたりがまた向き合うまでどちゃクソヒリヒリ、ズキズキしつつも、読んでよかったーー!
明るい兆しが見られてよかったーー!
と、思えるエンディングを迎えられ、大学生同棲編も読みたいなと思えました。
それから、スケボーがふたりの関係を繋いでいたこともあって、レビュータイトルでも触れましたが、ユキの元太への好きな想いを綴って隠したあの、板の裏とか、タイトルだとかが読み終えるとグッときて、
うん。めっちゃいい! って、この群青色のアオハルラブストーリーの余韻をじっくり反芻しました。
あと、実家でのえちがやはり果たせないお約束は、なんだか微笑ましくて、そのときが来るまでガンバレ!! と、ふたりを応援したくなりました笑
(それもあって後日談が読みたいのかもしれない、まりあげは)
こういう思春期の揺れやすい恋のお話が大好き! という方にオススメの一冊です!
幸田みう先生の作品に間違いはない!とうことで新作発売を知ってすぐに購入。
高校時代の淡い初恋・すれ違い・相手を想う青春の切なさが丁寧に描かれていました。あの時代って学校・友だち・恋愛がすべてで、どうしたりいいのかわからなくて冷静になれなくて逃げてしまう弱さ、そして懐かしい気持ちの幼さ・青さを読んで、胸が苦しくなります。大人になればいい思い出になっても、当時には戻りたくない苦しさでしたよね。
楽しくスケボーを楽しむ幼馴染の元太とユキが仲良く過ごしている様子から物語が始まります。でも一緒の高校に行こうと約束したのに、高校生活にはユキがいません。変わってしまったふたりとふたりの関係。ふたりの顔には作り笑いのみ。
びっくりしてよけてしまったユキからのキスに後悔する元太以上に、ユキには複雑な思いがありました。
恋心を元太のスケボーに隠すユキは、元太のピアスを開けてふたりだけの秘密に喜ぶかわいさもあれば、母親の交際相手への不満を伝えきれない苦しさや元太からの拒絶で自棄になってしまいます。ちょっとしたことでよくないことに加担してしまったり、好きでもないことをしなくてはいけなくなってします危うさを読んでいると切ないです。
お互いに思いやっているのに離れていく距離。好きだったスケボーもつまらない。
でも幼馴染だからこそできる仲直りもありました。目の前のことに必死で逃げてきたけれど、互いにも母親にも向き合って、ダメな付き合いとは縁を切って、ふたりの関係が元に戻るのはやっぱりスケボーでした。
ふたりの居場所と未来が明るいハピエンになっています。
キスと触りっこがありますが、ふたりはまだ童貞・処女です。その初々しさも高校生ならではのモダモダさで萌えました!読み終わってからタイトルの意味に対して、きっとこのことだろうなとぐっときます。
もし続編があるのなら、ふたりの初体験を読みたいですね!
表紙の折り返しの作者コメントに
”「あの頃のあの感じ」が描きたくて描いた漫画です。”
という幸田みう先生の言葉がありました。
青春には爽やかだったり甘酸っぱかったり元気だったり…なんだか眩しいイメージがあるのですが、ふと自分の「あの頃」を思い出すと、決して綺麗なことばかりではなかったことが思い起こされます。
そういう決して綺麗ではなかった思春期のあれこれを、鮮明に描かれた漫画だったなと思います。
悲劇じゃないし、2人の未来はきっと明るい方に向かっていくだろうという希望も見えるのですが、ままならぬ2人の切実さが胸に迫ってじんわり涙が浮かんでしまいした。
未熟ゆえに簡単に踏み間違えそうな危うさ、未熟ゆえに大事なものを大事にする方法がわからない歯がゆさがじくじく突き刺さる。
中学生ですれ違ってしまった2人だけれど、高校生になって誤解が解けて、お互いがかけがえのない存在だと言葉でも行動でも実感できたことで、2人でいればきっと最高になる、という若さと明るさが見える終わり方だったので、読後感は爽やかでとってもいい気分になれました。
群青色の夜にスケボー蹴って駆け抜けたら、きっと気持ちいいんだろうなぁ、2人がずっと幸せだったら良いなぁと、思う今日このごろです。
「群青色の夜を蹴って」もうこの作品タイトルが優勝だと思うのです
群青色・・・爽やかさ溢れる「青」でも、ダークさ感じる「漆黒の夜」でもない、そんなグラデーションを感じさせてくれる「群青色の夜」
そんなエモーショナルな時間帯ってきっと人それぞれあると思うんですよね
例えば放課後のオレンジ色に染められた教室や、夜通し遊んだ朝のファミレスとか、眠れない夜に何気なく見つめ続けた深夜のテレビ番組とか・・・
何かそんな「郷愁」を感じさせてくれる元太とユキのお話し
2人で過ごした大事な時間
その大事なハズの時間をそれぞれの未成熟さが招いてしまった消失
切なさがすごく胸に迫って来ます
後悔をしたまま終わらないでまた「あの時」に向かって地面を蹴り出す2人
正に「群青色の夜を蹴って」
暗い過去の時間を蹴り上げて、明るい時間に向かって蹴り出して行く
かなり好みのエモーショナルBL作品でした!!!
中学生のころ誰よりもなかのよかった親友と仲たがいをしてしまった。
そんなところから始まる物語です。
もちろん表紙の2人の恋愛マンガなのですが、それ以上に2人の少年の日記を読んでいるかのような作品でした。
恋心を伝えようとしたら拒絶された、そんな悲しみから道を踏み外したユキがどんどんどんどん悪い方へと向かってしまい、でもそこから逃れるすべも見つからないどうすればいいのかわからないというのがすごく伝わってきて読んでいるこちらも不安になってしまいました。だからこそそこに助けに現れた元太がどれだけ救いに見えたことか!
ラストはキラッキラでまぶしくて甘酸っぱくて青春で、また2人の人生が交わってくれてよかったと心から思えるお話でした。
横乗りボードスポーツ全般大好き♡
もう…表紙見て絶対に読むって決めてました٩(๑´3`๑)۶
スケボーがいっぱい出て来ます!
彼らとは時代こそ違いますが私も中学生でスケボーし始めたので、めちゃくちゃ初歩技を何度も練習したり、メイクした時のウェーーイ٩(⁎>ᴗ<⁎)۶ってなる気持ちを思い出せてしまってとてもエモかった…♡
それにしても今の子達はスマホで技を学べるのか、、、羨ましいぜwww
さて、そんな個人的なノスタルジックさをどっぷり感じさせて下さる今作は小学4年生で急速に仲良くなった元太とユキのお話し
仲良くなって以来放課後はいつも一緒で、2人で始めたスケボーに夢中になっていた2人の中3の時のお話しからスタートします
気持ち的にはユキ→元太なんですよね
でも、中学3年生
親友はあくまでも親友で、そこに違う感情がある事なんて怖くて言い出せない、、、
そんな秘めた気持ちを隠しながらも元太と一緒に居る時間が嬉しくて仕方ないユキ
一見切ない片想いなお話しなんですが、それだけではないのがユキの家庭事情
ユキの両親は離婚していてシンママ家庭
そんなママには最近彼氏が出来た様子
決していかがわしい感じとかではないんだけど、やっぱり中3という年齢もあるし、ユキ自身は恋に行き詰まりや不毛さを感じてる訳なのでどうしたって寂しさや苛立ちという負の気持ちが渦巻いちゃう、、、
モヤモヤする気持ちを払拭してくれる居心地の良い元太の側を離れたくないユキ
あくまでもスケボーの練習…!って言いながらも帰宅を先延ばしにして夜を過ごす2人、、、
ユキの家庭環境とは全然違うし私の場合は単なる好奇心からなんだけどw、、、でも、帰らなきゃいけない時間を過ぎても帰りたくない気持ち、コンビニで買った軽食を食べて過ごす時間、夜の空気、、、
すごいワカル……んだなぁーーー‼‼‼
なんて郷愁を誘われて読んでいたら、、、急に訪れる2人の分岐点
これもまた夜の時間の魔力と言うかイタズラと言うか、、、うん、ワカル‼
ユキはその一瞬の夜の空気に動かされたのか、元太にキスをしてしまうんです
当然驚く元太
多分元太は「驚いた」だけなんだと思う(そりゃそうだ…!驚くよね)
でも、ひた隠しにしていたユキからしたら「拒否された」と思ってしまうし当然すぐさま自分を襲う後悔や恐れ、、、元太の前から逃げ出してしまうんです
しかもそれはその場から逃げ出すだけではなく、文字通り元太の前から逃げ出してしまったユキ、、、
同じ高校にいくハズだったのに別々の高校に進学した2人
割と真っ当な等身大の高校生活を送る元太に対して、あの日を境にちょっと地元のやんちゃな先輩達とツルみ出して生活が荒れ始めるユキ、、、
この2人がまた一緒に走り出す時は来るのか?!っていうのを見守るお話し
ちゃんとスケボーがいいフックとして作中で活躍してくれるんです♡
ものすごいエモかった~~~(ღ˘͈︶˘͈ღ)
友達の先にある恋のお話し
未熟だったからこその揺らぎ、自信の無さ、相手を思いやる方法の失敗、、、
時を重ねて成長したら上手くやれる‼って事なのが分かる「今の自分」が読むから感じるジレンマ…⁄(/// ^///)
そんな「あの時代・あの時」だからこその焦れモダ…‼をホントに繊細さと自然さを織り交ぜてエモーショナルに魅せてくれる時間…
すごく好みな1冊でした(´ ˘ `*)
修正|本編では抜き合いっこのみで細目なライトセーバー、描き下ろしは直前で未遂w2人の大人になる瞬間も見れたら嬉しかったな~♪
でも、すごくリアリティあってコレはコレで良かったかな?とも思います(๑❛ᴗ❛๑)
⚠もしかしたら苦手な人居るかも??書いておきます
作中に女子キャラがちょっと厄介な感じで動きます
恋愛系で女子キャラが絡んで欲しくない人は要注意かもです⚠
あぁ!もう、胸がきゅぅぅぅっと締め付けられるシーンと、合間に挟まれる思春期のドキドキが詰まったお話にこちらまでハラハラ、キュンっとしながら一気読みしてしまいました。
幸田先生の柔らかな絵のタッチもあって、思春期独特のキラキラ眩しい友人関係と、ほんの紙一重の危うさを持った年代がなんとも見事に表現されていてただただ拍手しました。
幼なじみの元太とユキはいつも一緒で、スケボーをして遊んでは一緒の高校に行こう、という約束をします。(この辺りの無邪気な男の子を描くの上手すぎません???尊)
しかし実際は高校は離れ離れ、元太は高校で新しい友達もできるものの物足りない毎日。そんな中ユキには彼女?のような存在ができ、「もうスケボーは捨てた…」と言われ!?
最初は元太視点のため、何があってユキが疎遠になってしまったのか全く分からない状態です。そこからガラリとユキ視点に変わる事であんなに仲が良かった2人の間に何があったのか、そもそも、ユキが元太に感じていた思いが見えてきます。
ユキ視点での元太を守るためにユキが元太から離れようとする所が切ないし、なんて健気なんだ…と思いました。
そもそも、ユキが家にいたくないと思ったのは母親が原因なんですよね。中学の時も、高校に上がってからも、その事に機敏に気づいてあげられる元太の優しさが大きいですね。(カップラーメン食べて付き合ったり、母親に一言的を得た言葉を言ったり)
良くない友達との溜まり場、嫌だと言えない雰囲気、母親の彼氏…と思春期の男の子には精神的に危うい環境にいるユキが気の毒でした。
「特別」になりたかったのはどちらも一緒で、元太も無自覚ながらユキの特別さに気づけて良かったです泣
スケボーの裏の演出…とっても素敵でした!
ユキがあの文字を書いた時には、いつこのステッカーを剥がす日が来るのかな?とドキドキしたのですが(実際は物理的に痛い思い出になりましたが)、元太の返事もまた素敵でした♡
初めてのコンドームを2人で使ってみよ〜のノリ、高校1年生らしくて可愛い笑
描き下ろしの1年後…も、先に進むのはまだまだ遠くなりそうな2人でしたが、きっとこれからもずーっと一緒に過ごして行けるんじゃないかな?と思えるラストで良かったです!
10代の青臭さや未熟さ、危なっかしさや心の弱さが一気にぶわぁ〜と雪崩れ込んでくるストーリーが切なくてたまりません…。゚(゚´Д`゚)゚。
親友との関係、母親との関係、居場所を無くした"仲間"たちとの関係、……どれもが心の重石となって絡み合いながら、精神的にユキを追い詰めていく姿に胸が痛くなりました。
元太から逃げることを選択したことが結局ユキにとって良かったかと言えばそうじゃありません。逃げじゃなくて自立みたいに言っていたけど、どこが?って感じでした。
100歩譲って自立だとしても、色々と失っていることに気付かないし引き返さないところが、やっぱり10代の幼さなんですよね。まぁ、それがこの作品の味でもあるわけで、思春期のハートの脆さがよく描写されていたなぁと思いました。
元太にキスしようとして避けられたことがキッカケで離れることになった親友同士のラブストーリーは、全体的に後悔や悲壮感が漂うテイストです。明るい話になるのはずっと後半で、それまでは多くが過去回想となっており、その演出がよりユキの苦しみを煽っているように感じました。
仲が良かった頃の過去。
元太と拗れてしまった瞬間の過去。
別々の進路を進むことになった過去。
元太が自分の生活から消えてしまった過去。
年上のコたちとつるむようになった過去。……というように過去にも様々です。
いろんな時制の過去に触れていて、ユキと元太のバックボーンに相当に重きを置いた作品なのが分かるでしょう。
これらの過去からはユキにとって元太がどれだけ大事な存在だったのか、また元太にとってもユキがどれだけ大切な存在だったのかを知ることができると思います。
それ故に2人が離れ離れになったことがとても辛く感じたし、ユキのバカな行動にも怒りさえ感じました。
個人的には初キスを変な女に奪われたのが好かんでした。。。
ユキ何やってんのー!!って叫びたかったし、やるせなかったです。
過去描写が多かっただけに、2人の現在が圧倒的不足です。エチも不発で、ぬーーーん……( ̄^ ̄)でした。よし、お母さんが山崎さんとデートのときを狙おう(笑)
同じ大学を目指してルームシェアという楽しい未来予想図の話も出てましたし、幸せの足音を感じられてホッコリでした。
ときに遠回りするのも思春期の若者には必要な時間なのかもしれませんね。あるべき場所に戻った2人の明るい未来に幸あれ!