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sajourihito no chichi to sono buka
いや~!
色々読んでびっくりな一冊でした。
でも、面白くて早く下巻読みたいです!!
そんなこちらのお話は、、、
タイトル通り、妻を亡くし、昭和の価値観で生きてきた佐条利人の父が主役。(まずそこにびっくり!)
そして利人父のお相手は、職場の若手。
トイレなどでよく会う、夏目寿一。
ゲイだ。
ゾーニングする利人の父に対して、苦言を呈する寿一に、だからそうやって分ける自分はどうなのかと返す父。
この辺のやり取りが深く、ちゃんと触れて描いてるところが明日美子先生だなあと、思ってみたり、、、
次第に、心の距離が縮まっていくふたり。
とくになんとなくゲイに対して、嫌ァな空気を醸し出していた父も、寿一と出逢ったことで難化していく様は、読んでいて大変興味深かったです。
そしてとうとう上巻の終盤では、寿一の性〇処理を手伝う父。
個人的には、寿一は冒頭でタチだったので、なんとなく父受けかと思っていたら、本命相手では受けになるとの情報あって、
なんだかびっくりしつつ、恋するとカワイイ面のある年下受けなんだなあと、、
夜中に読み始めて、最後までノンストップで読み耽り、その面白さの余韻からなかなか抜け出せなかった上巻でした。
早く下巻、読みたいです!!(二度目)
不器用ながらも分かろうとした今作の父、いい味出してる!!
ちなみにもちろん、利人たちふたりも脇役で登場します。
前作で告知されてた通り、佐条くん父のお話です。
えぇー!佐条ママが亡くなった後、1人残されたからってお父さんノンケでしょ?BLスピンオフって事は、バイになっちゃうの?どういう事??
と楽しみではあるけどちょっとモヤモヤしてました。メインカプの周りゲイカップルだらけってどうよ?と。
お父さんね、偏屈そうな顔してんの。海外赴任してて仕事ができる人みたいなんだけど、私からしたら怖い。
でも、作中かっこいいって言われてるからイメージ的にはドラマ相棒の紅茶の人みたいな感じなのかな?なんて思いながら読んでました。
息子が同性婚した事にショックを受けていて、世間の同性愛に対しての反応にも敏感になっていて、受け入れなければならないと頭では思いつつ心が拒否しているような状況。
部下の夏目くんが、実はゲイと知って息子達と重なる部分を感じてかとても気になる存在になっていく。
[受け入れなければ]と[考えられない]がどっちもあるからついゲイとノンケで一線を引くような差別的な発言をポロッと言ってしまって後から後悔。
20歳ほど年下の部下にちゃんと謝罪できる佐条パパ偉いな。
夏目くんとワンナイトしたマチアプおぢがストーカー化してきちゃってるけど、この先どうなりますか?
仕事辞めないといけなくなったりしませんか?大丈夫かな?心配。
夏目くんが好きな相手には抱かれたいと言いつつ、遊び相手ならタチもするところがなんだかリアルに感じました。リアルのゲイの人ってリバの人が多いって印象(知らんけど)
夏目くんって見た目が私好みなんだ〜。
それなりに遊んでるのに、佐条パパに手淫されてすぐ出ちゃったの可愛かった。戸惑う姿が堪らんかった。佐条パパお堅い真面目なだけのおじさんじゃなくて色気あるし耳元で囁かれたらうわぁ!!!ってなるのわかる。
メインカプの2人もちょこっと出てきてくれたの嬉しかったです。
紙本で購入
同級生シリーズのスピンオフです。
えっ?えっ?と戸惑い、振り回されました。
まず、寿一のことを受けだと思っていたので、モブ相手にタチをしていてびっくり、そしてギャップにやられました。
そうか…なら利人父は受けなのか…でもゲイがまだ理解できない面もある人は攻めるより受け身の方が自然なのかも?…と考えを改めていたら、後半で寿一が利人父にめちゃくちゃに抱かれたいと言っており、ん?!やっぱり受けなの?!と受け攻め天秤がグラングラン。笑
サイとの会話で寿一はリバで、基本攻めだけど本気のときは受けになると分かり、うわっっ何それいい…!明日美子先生さすがすぎる〜!と萌えました。
読みながら受け攻めが分からず振り回される経験が貴重で楽しかったです。
さすがといえば、明日美子先生って日本語としては正しくないけど発音すると今時でむしろ自然と思える稀有な描き方がお上手ですが、寿一の喋り方も特徴的で好みでした。
すっかり忘れていたけど、私の知り合いにも「〜ですか?」を「〜です?」と“か”を抜いて喋る人がいて、珍しかったしその人に似合っていてなんだか素敵でこっそり真似した時期があったのを思い出しました。
真似するくらい好きだったので、もれなく寿一の口癖も好きなわけで。
あと寿一がメガネをかけてくれるキャラだと思っていなくて、オフでオシャレメガネくんだったのが嬉しかったです。
また眼鏡姿見たいな!
ダブル眼鏡目の保養〜!
普段はコンタクトなのが分かったけど、眼鏡のときはコンタクトをした上で伊達眼鏡をかけているそうで、拘りを感じました。
「君ら」と「俺ら」。
寿一と利人父の無意識の線引きの描き方が好きです。
利人のこともあり、ゲイを差別することに過敏になっているけど、その一方で自分も線引きしていて理解できていないこと、ゲイにぞっとしてしまう感覚と葛藤している利人父が、差別主義から脱しようとしてる様子が見れます。
別に岡田みたいに声に出して言わなければそういう感覚を持っていること自体はおかしなことではないと思うし、この世代の人ならなおさらこういう人は一定数いると思うんだけど、息子のことがあるからなんとか変えたい気持ちがあるんだと思う。
寿一の言う通り、二つに分けて考えているうちはどうにもならないんだろうけど、分かろうと努力する限り希望があるし、ゲイである寿一と関わることでなかなか変えられなかった価値観が変化しだしていると思う。
こっち側に入ってくるなと言いつつ、震える手で引き止めた寿一に、彼の抱える苦労や本心が見えて、利人父が頭を撫でてあげているシーンにじわっときました。
下手な言葉よりこの温もりが嬉しいと思う。
しかも、「ありがとう」と言って撫でたそうで…!
利人父の進歩がすごい。
しかしまた私は戸惑うことに。
寿一のことを理解してきてゲイでも怖くなくなってきたとはいえまだ理解半ばだと思うのに、また他の男と会おうとする寿一を止めるために寿一を抱くと言いだすので、えっ…えっ…????と。
寿一は利人父のことをカッコいいと思っていて、自分がゲイなことを喋ってしまったのも知ってほしい気持ちがあったからだと思うし、ヤりたい気持ちは分かるんですが、利人父?!
急展開…!
そして「おいで」の威力がすごかった。
ドキッてしてしまった。
ストーカー男が粘着で、もはや嫌がらせ…。
どうなっちゃうんだろう…続きが気になる、でも来月発売なのでもうちょっとの辛抱。
2ヶ月連続刊行ありがとうございます。
とても嬉しい。
嬉しいけど、少し発売をずらして上下同時発売にするのもよかったんじゃないかと思ってしまう気持ちもあったり。
楽しみが長く続くと思えば少し焦らされるのも悪くないんですが、一気に読める贅沢は格別なもので…。
本作は利人父と寿一のお話ですが、光と利人とソラノとこまっちゃんも出てきます!
また会えて嬉しい!
光にヒゲ(原先生)は4年に1回くらいでいいって言われてたけど見たかったなぁ。
もうちょっと待っててくれたら会えたのに…とか思ってしまってごめん。
また会える機会がありますように。
ただただ、レビュータイトルを心の中で叫びまくった
ラスト...!
来月発売という下巻を、即予約しました。
小説を買いに赴いた書店で偶然見つけた
明日美子先生の一冊(見逃してました、、)。
『同級生』シリーズ受けの、利人父のお話!?
確か奥さん(利人母)は亡くなっていたよね?
表紙のクール男子と一体どうなるの!?と、
気になってたまらず、購入。
息子・利人の結婚を受け止めきれず、でも、
理解したいという複雑な思いで一人、
やもめ暮らしをする父。
(↑お父さんのお名前が気になるところ…!出てきてないですよね?;)
一人暮らしの家へ帰って、「ただいま」と呟き
遺影に手を合わせる姿が切なく、うるっときてしまいました( ; ; )
利人のことがあり、”ゲイ”という言葉に
敏感に反応するようになっていた父。
そんな経緯をぽろっと漏らしたところ、
部下・夏目が「俺もゲイなんですよ」と
突然カミングアウトしてきてー
と始まるストーリーです。
もーーー本当にびっくりしたのが、
勝手に「攻め」認定していた夏目が
どっちもこなす(本命にはネコ、それ以外にはタチ)ということ。
(※作中、佐条父以外の男性達と致す場面(攻めとして)が
あります。苦手な方、ご注意ください)
で、自分の中で勝手に”クーデレ攻め”一択だな!
と思っていた夏目が、
中盤〜終盤にかけてはもう、
佐条父に恋する「健気受け」にしか見えないこと。
(※こちらの上巻時点では、攻め受け確定していません。)
というのも、どんどんどんどん、
佐条父が「くたびれたおじさん」から
「イケオジ」へと印象が変化していくんですよね...
初対面の時から佐条父のカッコ良さに気付いていた夏目くん、
見る目がありすぎる。
そしてそんなふうに読者の見る目を変化させてくれる
明日美子先生マジックが素晴らしすぎて、もう。
そんな二人の関係性の変化にどぎまぎしつつ、
真剣に考えさせられるセリフ回しやシーンもあり、
ハッとさせられました。
佐条父に対し、夏目が放った言葉。
ー息子を理解したいんだか、
多様性を理解できる人間にレベルアップしたいんだか知らないが、
そんなクソみたいな理由でこっち入ってくんなー
そして、悪かった、と告げ立ち去ろうとした
父に対して、夏目が咄嗟にとった行動。
このシーン、込み上げてくるものに
とんでもなく胸が熱くなりました
強い言葉で拒絶しながら、
本音は佐条父を否定したり、傷つけたかったわけじゃない。
理解して欲しいという思いとか、
気を使って生きていることへの理不尽さや恐怖とか、
いろんなものが混ざった複雑な気持ち...
それが、あの仕草に繋がったんだな、と思うと
切なくて愛おしくてたまらない気持ちに。
そして確かに二人の関係が変わり始めた
その時、事態は思わぬ展開に…
レビュー最初にも書いたのですが、
下巻、待ちきれません。。
この上巻を大切に大切に読み返して、
正座して来月の発売を待ちたいと思います。
描き下ろしは、光×利人のなんともほのぼの、
暖かい結婚生活の一幕が覗けるもの。
描き下ろしまでひっくるめて、まるっと
星10だな、と思うほどの「神」作でした・:*+.
★修正:tnフチあり白抜き(紙本)
利人のお父さん、すごくいいキャラしてる!
えーーえぇー…なんか色々とビックリでした。もちろんいい意味で^ ^
『blanc #2』で、お母さんが亡くなったときに光を恋人だと告げたことで大喧嘩したあのお父さんで合ってますよね…?何だか人が変わったように丸くなっちゃって、素敵なイケオジ&素敵上司ではないですかぁぁぁ〜〜
そういえば、『blanc #2』の最後では、ちゃんと2人を祝福してくれたんだった。あのときの利人父の背中を見て涙が滝のように溢れた出たのを思い出しました。
そのときの利人父の姿からしても、今作のスピンオフはその続きとしてすごくしっくりときました。
利人たちの結婚を機に、LGBTが身近なトピックになったぶん、性の多様性について柔軟な理解を示すようになった父の置かれた状況がストーリーによく馴染んでいます。
ノンデリな部下の心無い言葉にビシッと言ってやったときの利人父、めちゃくちゃカッコ良かったです。部下への叱責は、昔の自分もゲイに対して同じように偏見を持っていたり、利人と光に酷い言葉をかけていたことから、過去の自分への戒めとして何か思うところがあったのかなって感じました。
いや、利人のお父さん、見た目はガチガチの昭和の親父ビジュですが、元々海外で仕事をしていたこともあってか、見た目よりかはかなり柔軟な対応をしてくれるシゴデキリーマンなんですよ。顔は怖い系だけど(笑)、性格はなかなかユーモアあるし、面白い。本人は面白くしようとしてないけど、彼の一挙手一投足から目が離せなくって魅了されっぱなしでした。
そんな利人父(以下佐条とします)のことが気になって仕方ない部下の夏目。表紙の色素薄めなイケメンがそうです。
夏目がカミングアウトしたことにより付き合いが深くなっていく上司と部下のやりとりには、ホンワカしたりヒリついたりするシーンもあって、佐条の色んな顔をたくさん垣間見ることができて、なんかもう…新たな発見ばかりでワクワクが止まりません♪
夏目がカミングアウトしてるからってのもあると思いますが、性指向についてオープンに話を交わしたり、夏目のプライベートな付き合いについて心配したりと、2人の距離がどんどん近くなっていくことへの期待感がどんどん増していく上巻ターン。佐条に振り回される夏目、可愛いです^ ^
読み終わった瞬間から下巻がソッコー読みたくなるムズムズソワソワにぜひ耐えるべし。1ヶ月後の発売には合掌でした。
佐条と夏目のレンアイ的な動きに注目しつつ、上巻終わりの一件がどう片付くのか見ものです。来月発売の下巻を心待ちにしながら、この1ヶ月を楽しみに過ごすことにします♪