ロマンティックでシビアな番うという重み――

愛だ、恋だの処方箋 2

aida koida no shohousen

愛だ、恋だの処方箋 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神106
  • 萌×232
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

8

レビュー数
15
得点
686
評価数
149
平均
4.6 / 5
神率
71.1%
著者
秋久テオ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758028929

あらすじ

◆紙電子共通 20P描き下ろし小冊子付き◆

薬剤師で調剤薬局を経営している桐矢凛人(β)は、人気沸騰中のバンドグループWeltのメンバーで運命の番である佐藤志郎(α)との出会いをきっかけに、突如Ωへと変異してしまう。
最初は志郎を拒絶していた凛人も、真っすぐな熱い想いをぶつけられ、今は良きパートナーとして共に歩んでいる。
そんな中、二人は初めてのヒートを迎える準備を進めていき――。

《収録内容》
◆『愛だ、恋だの処方箋』7~11話
◆小冊子20P

表題作愛だ、恋だの処方箋 2

人気バンドグループのメンバー、26歳、α
薬剤師、34歳、β⇒Ω

レビュー投稿数15

番にならなくても

 男性音楽バンドのα×薬剤師のΩ(βからの変異)の続編。
 今巻では二人とも運命の相手としてお互いを受け入れていて、特に当て馬なども出て来ず、終始関係性は安定していました。

 1巻で受けに暴言を吐いたバンドのメンバーが受けに謝罪して和解。他のバンドメンバーも受けの勤める薬局に来るようになりますが、攻めが現れた途端にヒートが誘発されて、受けは拉致されます。メンバーが言うように、確かに深夜に薬局を一人で店番するのは危険だし、Ωなら猶更なので、対策は必要と思われます。
 ちゃんとしたヒートは初めてで、ヒート中、攻めが仕事に出かける日に攻めの服を握りしめて離さない受けは可愛かったです。

 攻めは番になりたい気持ちはあるようですが、受けは運命を拒絶していたときと同様に、番に対しても、番になったことで不幸になった人を見てきたという理由で、消極的なようです。
 その不幸になった一人である、運命の相手に出会って受けをフッたΩの女性が会いに来て、そのせいで、受けはその番の相手であるDV男に襲われ、暴行を受けます。攻めが助けに来て、性的暴行は免れました。
 そういった経緯もあり、攻めが受けに一緒に住むことを提案し、それは特に拒絶されることなくあっさり受け入れられました。
 同棲生活がはじまり、受けが初めて「好き」とちゃんと言葉にできたところでエンディングでした。

 攻めは相変わらず一途だし、受けもΩの自分を受け入れられつつあり、気持ちを伝えようという意思も見られるようになっていて、この二人は番にならなくても大丈夫そうだなーという安心感がありました。

2

番だ、なんだの結局惹かれ合ってる最高のふたり!!

αで年下人気バンドのメンバー×βからΩに特別変異した薬剤師とのお話、続編です!!
攻めが、芸能人設定が大好物なまりあげさん。
この続編は、かなり期待大でした♡!



そんな今回は、受けの初ヒートを迎える準備をしていて、、、
という大きな局面が。

また、受けの元カノとその番が出てきて、誤解から受けに危害を加えられて、、、
という、危機的展開もありました。
結果、攻めがすぐに受けを助けに来てくれたのですが、、、

受けが薬剤師ということもあり、パートナーが定まっている場合によって効果が発揮する避妊薬が登場したり、
番になることが終着地点ではないなど、運命だけで結ばれたのではなく、きちんと心の繋がりと愛があっての行動など、
オメガバースという設定に引きずられすぎないふたりで考えて、ふたりで行動した恋人同士の選択がとても物語に深みを与えて良きでした。


途中、攻めである志郎のバンドメンバーが、受けの勤務先に訪れて、これは、、、一触即発?!!
大丈夫なの、、、??
と、不安しかない局面もありましたが、まったくネガティブな方面でのハプニングにはならず、むしろ初ヒートに誘発的場面になっていましたし、今後の付き合いも念頭において受けを気遣ったりしていて、悪い人たちではなかったことが判明しました。


ちなみに、受けの雄っぱいって、あんなに育っていましたっけ?? (嬉しい悲鳴)

いつだって受けのピンチに現れる攻めは、まさにスパダリで、溺愛が過ぎる、溺愛執着攻め好きさんには堪らない(つまりは、まりあげはのこと!)1冊でした♡

2

いい続編だぁ。

はぁぁ~~~~、すっかり甘々になってる!!!可愛い…。
この1冊で付き合いだしてからお互いをもっと知っていこうとする2人、そして信頼関係や絆が深まりつつある2人、好き幸せ愛してるって素直に言葉に出てくる2人…としっかり2人の関係の変化が読めて、幸せすぎる1冊でした~。
いい続編だぁ。

ヒートの時の受けが可愛すぎましたね。
攻めの服…ぎゅって抱え込んでるのもいいし、着てるのもいい。
すっかり甘えたで「しろぉ…」って舌っ足らずになってるのも可愛い。

え、1巻であんなに冷静で理性的だったリヒトさんですよね???その変化、最高か。
かと思えば元カノの登場に、きっぱりとした態度取っていたのもやっぱり大人の男って感じで良かったです。

受けのギャップ萌えばかりですが、志郎はイケメンで年下の誠実攻めで…自分のオメガ守ろうとするアルファの激しい一面見せてくれたんで大満足です。
ううむ、良い続編でした。(2回目)

2

No Title

受けのトロ顔がっ…!!
普段とのギャップがありすぎて萌え死にしましたっっ!

1

有難い薬事情

待望の愛だ、恋だの処方箋の続編、楽しみにしてました。

個人的、各項目5段階で
色気 4
エロ 3
オメガバース 2
な感じだと思います。

前作に引き続き、志郎さん×凛人さんのカプです。

運命の番であるアルファの志郎さんと出会ったことで、ベータからオメガに突然変異してしまった凛人さん。最初は志郎さんを拒絶していた凛人さんだったが、紆余曲折の末、恋人同士となる。そしてオメガとなってから凛人さんの初めての発情期が近づいてきて…。

初めての発情期が迫っている凛人さん。今は薬で発情期の衝動などをある程度の抑えられるが、凛人さんは突然変異でオメガになったこともあり少し不安が残ってしまう。更には、過去の恋人との関係から番になることが一概に良いことではないと思っている。

それもあってか、今作でも志郎さんと凛人さんは番にはなっていません。志郎さんも凛人さんの考えを尊重して番う必要性はない、アンタの項以外噛むことはない、と言い切っている志郎さんが男前ですね。

番にはなっていないので、オメガバース要素は少なめですが、凛人さんの発情期での絡みは激しめなのと、凛人さんの色気やオメガになったからか成長した雄っぱいがエロ過ぎですね。身体中に志郎さんの歯型やキスマーク、精液まみれの凛人さんの姿はほんとエロいです。
あと、今作は薬が色々と発達しているからか、「ほぼ確実に避妊ができる薬」を服用している志郎さんと凛人さん。そのお陰で発情期中の絡みでも中出しし放題ってのが有難いですね。溢れ出るまで中出しされてますよ。

番にはなっていないが、一緒に住むようになったり、少しずつ志郎さんと凛人さんの関係性や周りの環境が変化していくので、読み易く、逆に今後の展開がどう大きく変化するのかが楽しみなので、是非とも読んでほしいです。

1

No Title

βからΩに・・!
凛人さんの身体が段々と変わっていくのが顕著に表れて。お胸がえっちすぎる。

初めてのヒート、周りには複数のα…
よくあるαたちがΩの強い匂いにあてられる・・・展開にはならず
志郎がかっさらってくれて良かった。

とにかく凛人さんの変化が可愛かった2巻。
発情期で志郎の帰りを待つ様子とか甘えたで素直で
いつもが紳士だからそのギャップが最高でした。

番うことについて話すシーンも良かったです。
ますます一緒にいるのが自然になっていくふたり。
続きがまた読めたら嬉しいです。

2

No Title

待ちに待った続編です!

人気バンドのメンバーでαの志郎と出会ったことで
突然βからΩに変異してしまった薬剤師の凛人。

運命の番であることから出会った瞬間から強烈に惹かれ合い、
本能のままに身体を繋げてしまった二人でしたが、
紆余曲折を経てようやく気持ちを通じ合わせ…で終えてしまった前巻でした。

これからというところで終えてしまっていただけに
続編の報を知った時には歓喜に浸りました。

そして、実際読み始めてみたらもう期待以上に甘いのなんのって。
過保護で溺愛体質な志郎は言わずもがなですが、
凛人まで志郎に身も心も委ねちゃって、可愛い笑顔見せちゃって、
幸せしかねえ…!!

そして、そんなイチャ甘ムードの中迎えた凛人の初めてのヒート。
想像を遥かに超えて過激で濃密でした。
ヒート真っ只中の凛人がぐったりしてしまう程に激しい志郎の抱擁。
全身キスマと汗と何らかの汁だらけで息も絶え絶えになってしまう
凛人がエロすぎて鼻血不可避でした。

バンドで忙しいにもかかわらず、出来る限りで仕事の調整をしてくれて
改めて志郎のスパダリぶりにもキュンとさせられっぱなしでした。

2

No Title

待望の二巻です!!!
一巻が出た時もレビューランキングにかなりの長い期間トップ10入りしていて話題になっていた大人気の作品の二巻が出たということで。。。
当たりハズレなんていう心配はもちろん不要!!
私のような者のレビューなんてもっと不要!!
というレベルで間違いなく面白い続巻になっています。
先生、本当にありがとうございます。。。っ!

リヒトさん。。。女の子っぽいわけでもない、34歳の男性がなんでこんなに可愛いんだろうと本当に先生の才能に脱帽です。

2

「運命」や「番うこと」について

順調にお付き合いをしている二人のその後、「番うこと」に付いて考えるのと、リヒトに初めてのヒートが来ます。

バンドメンバーのエイジくんと話しているときの冷静でしっかりとしてかっこいい凛人が好きだなぁと思う一方、志郎のまえで甘えた表情をする凛人もえっちでとろとろになってる凛人もどれもとてもすき。
そして今回始めてのヒートが来るんだけど、その時の凛人のトロトロぐずぐず具合がめちゃくちゃかわいくてたまらないので必見です。

そして、「運命の番」にも「番うこと」にもいい印象を持ってない凛人が、志郎と過ごしたり経験したことのない感覚や怖い経験をする中で、それが変化していったりするのかなって考えながら読んでいったのですが、
二人らしく、自然と二人で過ごしていく未来へ進んでいく道を選んでいて、それがとても自然で幸せそうで、とても幸せな気持ちになりました。運命だから、アルファとかオメガだからじゃなくて、人として好きで大切に思っていて、それでつながっている二人を見れて、とても幸せです。

最後、凛人が本当に心から幸せそう笑うシーンが本当に素敵で泣けました。
願望が確実になるまで、ずっとずっと幸せであれ。

4

性別に囚われず心を寄せていく2人

恋人になってからの2人を見守ることができる続編でした。色々ありつつもひたすら甘やかで最高です!!

「運命」という強制力から始まった2人、歩み寄って恋人になったものの番とかまだまだ考えないといけないことはたくさんあって、それでも第2性に囚われすぎずに相手を見て惹かれあっていく2人が最高でした。

元々凛人を逃す気のない志郎は相変わらずなんですが、凛人の変化がたまりませんでした。オンオフの切り替えというか志郎に甘えを見せる時の可愛さ、破壊力がハンパないです!!ヒートの描写も可愛すぎましたし、ピンチに陥った時とか何かにつけて志郎を求めるようになった凛人さん愛おしい。

そしてストーリーがしっかりしている上にとんでもなくえちえちで、そこがまたたまらない作品だとしみじみ思いました。
守られて欲しい凛人さんの笑顔!!

4

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