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ore ga omae ni koi shite yanyo
結婚願望が強い会社員の蛍茶屋は合コンやマッチングアプリで
理想の結婚相手を探すもことごとく失敗してしまいます。
しまいには美人局に引っかかり、不幸のどん底にいたところを
同僚の刑部に助けられ…。
“不憫受け“という言葉がこんなにも似合ってしまう受けって
なかなかいないと思うんです。
心根は優しいのに、ちょっと天然で不器用で要領が悪いばかりに
常に向かう先は不幸が待ち受けているという感じ。
そんな蛍茶屋を放っておけず、いつも助けてくれる刑部は
まさに蛍茶屋にとってのヒーロー。
その上、蛍茶屋に一途に想いを寄せてくれているという
これ以上ない好物件なのに蛍茶屋はちっともなびいてくれません。
そんな蛍茶屋と刑部の恋の駆け引きから始まる本作。
途中までは刑部が猛アピールしてその度に蛍茶屋が絆されてという繰り返し。
最終的には刑部の純愛に絆されてようやく幸せを手にする蛍茶屋。
なのですが、物語はそこで終わってはくれませんでした。
ここでハッピーエンドであれば、
よくありがちな絆されラブということだったのでしょうけれど、
この後二人にさらなる試練が訪れます。
いつもまっすぐに蛍茶屋に向き合ってくれていた刑部に対して
選択を誤ってしまった蛍茶屋。
それまでは不幸の方から彼に寄ってくるのだと思っていたけれど、
よくよく見てみればいつも蛍茶屋自身が不幸になる道を
選択していたのかもしれないなぁと思えてなりません。
蛍茶屋が地元に帰ることが決まったとき、彼は刑部に縋るべきだったのに。
刑部を傷つけたのも蛍茶屋だし、避けられたからと言って
一方的に別れを告げたのはやっぱり蛍茶屋の逃げだったように思えるのです。
なにより、最後には刑部は見送りにやってきてくれたというのに。
どうしてその後に蛍茶屋の方から連絡を取らなかったのか…。
蛍茶屋からしたら刑部との縁は切れてしまったという
認識だったかもしれないけれど、刑部は違ったのだと思う。
その証拠に刑部はわざわざ地元に来てくれていたし、
それなのに勝手に諦めて彼女まで作ってしまって、
この辺りでは蛍茶屋よりも刑部の方に感情移入してしまっていました。
刑部が訪ねてきていたことを妹から知らされてようやく重い腰を上げた
蛍茶屋でしたが、それがなかったら二人はここで終わっていたんだろうか。
3年もの間待ち続けてくれていた刑部の愛が報われたのは心底よかった…。
対していつも自分のことばかりで刑部に愛されてきた蛍茶屋。
これからはずっと待たせていた分も刑部に愛を返していってほしいな。
ARUKU先生の描く絵がこれほど可愛く感じたのは今作が初めてかもしれません。刑部でなくても受けの蛍茶屋が段々と可愛く思えて来て、彼の可愛さに悶絶しました。ARUKU先生絵のキラキラ度が増してません?
今作の受けの蛍茶屋はやはり不憫な境遇でしたが、攻めの刑部はハイスペック攻めなのに一途でした。このままずっと2人で幸せになるのかと思っていた所にARUKU先生の罠があるんですよ。
残りページが少ないのに今さらなの!って驚愕してる所に、なんと受けに彼女が出来てるではありませんか!文句のつけようの無い女性でしたが、刑部を忘れられない蛍茶屋の出した答えには賛否両論だと思いました。そして詳しく描かれてない蛍茶屋妹の存在感が光ってました。
蛍茶屋のお母さんの病気や結婚相談所のリアリティの残酷さはありますが、やはりARUKU先生はお話の根底にあるファンタジーさを入れるのが上手いと思いました。今作は刑部と蛍茶屋にとってはめでたしめでたしで終わってますが、彼等がその後ちゃんと上手くやっていけるのかとかが描かれて無いところが想像力を掻き立てられました。ARUKU先生の描かれる世界観好きです。
ARUKU先生、今回はちょっとコミカル寄りです、悲壮感、悲劇風味はいつもより薄れているかと思います。(あくまで当社比です)
いつも、なんですが不幸で不憫で可哀想な受け。
対して攻めはほぼ陽キャで光り輝いています。
今回の刑部くん、ARUKU先生の光り輝く攻めの最終形態、TOPオブザトップスなんじゃなかろうかとワタシ的に思い込んでおります。
とにかくカッコいい、イケメン。
この表紙カバーの刑部くんを見て頂きたい!
もうそれだけで税抜770円の価値があります!
目の細めかた、口角の上げ方、額に垂れた髪の毛。
わたしはARUKU信者の中でも先生の描く攻めのイケメンぶりに特化した信者であります。
他に書くことあるだろうっ
コミックスの内容に触れてないなんておかしいだろ、内容が空虚みたいやんかとお怒りの皆さま、すみません、わたしは信者の中でも先生の描く攻めがとにかく大好物な信者でして、、以下ループ。
先生が繰り返し似たような攻めと受けを原稿の中で動かし生かしているのは意味があるはずです。
その意味をこちらが受け取れるか受け取れないか、で大きな違いが出てくるのだと思います。
わたしはきちんと受け取りたい。
だから毎回大切に繰り返し読みます。
今後も読んでいきたいです。
好きな作家さんの作品なので、よみました。
エース社員の刑部銀夜と、同僚の蛍茶屋冬生とのお話です。
この作家さんの作品によく出てくる「不憫な受」と、「スパダリな攻」という定番のお話ですが、こういう組み合わせが大好きなこともあり、夢中になってよみすすめることができました。
ときどき、つっこみどころもありましたが、そういう部分もふくめて、おもしろい作品だとおもいます。
家族の問題についても、かんがえさせられるような作品だとおもいました。
ARUKU先生の作品をほぼほぼ読んでいます
定番の薄幸な受けとパーフェクトな攻めです
それでもいろいろ表現があって
全く飽きなく
最後まで読みました
母子家庭で苦労して育った受けさまが
攻め様に釣り合うように
公認会計士の試験に挑戦したり
受けさまのお母さんが
認知症で長崎の実家に帰らなくてはならなくなり
別れてしまった
ところからの再会
私は結構好きですね
個人的には受けさまのお母様の認知症
自分の母も認知症になってしまったので
なんかリアルが迫ってきました
物語の中だけでもハピーエンドに
すごく救われます
蛍茶屋は、彼女を作ればすべてが上手くいくと思っていたが、美人局に遭いとんでもない目にあったところ、社内のエリート刑部に助けられる。
刑部へ苦手意識を持つ蛍茶屋だったが、彼に「俺がお前に恋してやろうか」と言われ、困惑するが、、、
という冒頭。
蛍茶屋は、ARUKU先生作品のデフォである不憫貧乏受け。
とにかく既視感を覚える痛々しさがあり、この先このふたりはどうなるんだろう、、
と、不安しかない始まりでした。
ですが、意外にも刑部の一途な愛に包まれ、幸せな雄鮭二匹(この比喩がまた、ARUKU先生でさすがだと思いました!)が川上に上ろうとせず、そこで静かに愛を育む場面は、甘々イチャイチャ最高すぎて、どこかでなにか落とし穴が絶対にあるだろうと勘ぐる始末でした。
で、やっぱりモノローグで落とし穴があることが判明して、、、
でも、どんな落とし穴?? と恐る恐るそのときを身構えていたら、蛍茶屋の認知症の母の行方不明事件が原因でした。
そこから一気に自体は急変。
あーーー!
やっぱりARUKU先生作品だぁ(泣)
辛すぎる、、
やっぱり受けが不憫すぎる、、、
と思っていましたが、蛍茶屋にとって刑部はいつまででも永遠のヒーローで。
そのヒーローぶりに蛍茶屋も読者も救われ、いつになく多幸感を得られたエンドマークを迎えられたように思いました。
よく4年も待ってたし、蛍茶屋のことを一途に想い、蛍茶屋の母を密かに見舞っていましたよね。(ということは、すれ違ったステンカラーの彼は、間違いなく刑部だったのですね!)
このエピソード、胸アツでした。
タイトルもいつになく不穏さがなく、ハッピー感漂ってるのが良きでした!
序盤、蛍茶屋のこれでもかの自己卑下と不憫さが先生らしさ全開だわねと思わせての~サメの着ぐるみなどド天然炸裂で超モテ刑部に愛される…これはギャグなのかなと思いながら読み進めまして。
ルッキズムや非モテなどの言葉に洗脳されなくていいのよ~というメッセージ?など思いつつ。
蛍茶屋の懐かしき少女漫画ノリはわざとですよねとツッコミを入れ。
2人仲良くいつも一緒にいたという場面が切なくノスタルジックで…これは盛大な振り…まさかの夢オチ?いやいやそれはさすがに…となってのラストですよ。全部持っていかれました。
シンデレラストーリー…や、ヒーローストーリーと言うのでしょうか。
彼女さえできればしあわせになれると思い込んでいた蛍茶屋を本当にしあわせにするのは刑部というヒーローでした。
ヒーローだけあってこんな人いる?ってくらい刑部はいいキャラでしたね。
いろんなハテナやツッコミをさせておいて、それらは全てラストへつなげるためだったという見事なオチ…ハピエンでした。
自分の容姿が劣っていると思っている蛍茶屋がかわいいお顔なのはルッキズムという言葉に踊らされて自信がないということですよねきっと。
リアリティを描きながら、白馬の王子様がヒーローでしたというファンタジーに何を感じればいいのだろう…としばし考えてしまいました。
ARUKU先生のこの生死の描写に関しては毎回泣いてしまう…
無自覚なあざとさを持ったほたるくんと何でも持っていて強引さもない優男の刑部くん。
こんなサラリーマンいるかーーーー!!!??
そんな疑問はナンセンスでとにかくとにかくいい…
ARUKU先生お得意の不憫に不憫を重ねた、めちゃくちゃかわいい受け…
エチがない!!!なかったことをこのレビュー書いてて気が付きました。
不思議な語尾は健在。あぁそうそう、不思議なセリフ回しが作品に良い違和感を添えているんだった…
と読みながら浸っていました。
ゲイではない蛍くんが、強引ではないやり方で寄り添ってくる刑部くんに惹かれるのは必然で、実家の問題を抱えながら離れる2人に、えーーー!ってなりました。ちょっと離れるキッカケが、そんなことで?感がありましたが。
サメの着ぐるみ、ダン箱に住んだり、スズメがとまったり、おにぎりの米粒がありえない量つくとか、リーマンものですがファンタジーに富みすぎてて、読んでて面白かったです。
お母さんは残念でしたが、妹さんマジでナイス…
ARUKU先生の作品では珍しい女性キャラのナイスアシストでした。よって顔は描かれないオマケ付き。
あー、もう一回最初から読もう…。
戦隊ヒーローの設定、最高でした。弥勒さまはやっぱりレッドですね!
相変わらず昼は菓子パン1個、女性にモテない不憫受け。
変な女に捕まって酷い目に遭う、しかも自分を病気とまで言って卑下する。
正直またか…という印象です。
今回は自分の求めるものとはかなり違った(そしてそれがあらすじを読むだけでは分からなかった)ので、読むのにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
攻めの告白の時点でまだ残り半分以上もあるのか…と確認したぐらい。
<モヤった点>
・受けがお人よしすぎ&危機管理能力が低すぎてキツい
サメの着ぐるみも可愛いけど、さすがにちょっとキャラ作りすぎかな…と。
・自分を「おじちゃん」、カメオを「ダサい」と言うのはマジでやめてほしかった
・詐欺女はさすがに通報してほしかった
<注意点>
・著作あるあるですが、すっげぇウザい女たちが受け攻め両方に関わってきます
・著作の中では受けがかなり、いや一番女の子っぽい部類に入ります
(ブリっ子にすら見えるかも)
<良かった点>
受けも攻めも内面的にすごく良い部分を持っていて、その描写がすごく良かった。
商業の著作は全部読破しており、ほとんど☆5や4にしてますが、☆2にしたのは本作が初めてです。しかも☆1とかなり迷いました。正直めちゃくちゃつまらなかったので。
1~5話はかなり少女マンガっぽくて、"可愛い受けに翻弄されまくる性格キツめの攻め" という、びっくりするぐらい普通のBLでした。
でも最終話(6話)は親の介護問題がしっかりと描かれていてすごく大事なことを考えさせられ、やはりARUKUさんだなぁと唸らされたのでこの評価としました。
刑部狸も初めて知ったし、ペアになれなかったオスの鮭が横から精子をぶちまけるのは知らなかったです。勉強なるわぁ~。
クセが強いものってなんか試したくなりませんか?
作中でも言われてましたが、臭いのに匂い嗅いじゃうとか。
私にとってのARUKU作品もそうです。
手放しで面白い!好き!ではないんです。
なんだこれは?!と戸惑いながら毎回読み進めます。で、どちらかと言うと苦手な方が勝る。
どこに引っ掛かってるんだろうか?と思ってたのですが、全体的にポエムっぽいんですわ。
昭和の時代の少女漫画みたいなテイストと言えばいいのか。時期で言えば1970年代かな?
大体の作品が、しみったれた設定でモブの女性が徹底的に悪人で登場する。
マッチングアプリで写真加工して実物はおばさんであげく美人局でお金巻き上げてくる女や酔った勢いで襲われた、妊娠したから20万寄越せと脅してくる女、合コンにくる女は性格が悪い奴ばかり…。
底辺の主人公が王子様に救われるキラキラ〜みたいな夢見がちで地に足が付いていないふわふわ感があって読者の私は置いてけぼりを食らうのです。
主人公が浸りすぎててなんだかなぁ…です。
結婚直前までいっていた彼女がかわいそうでした。いい人って報われないんだな。
中毒性があるのはわかるんですが、やっぱり好きではないんですよね…。
ファンの方すみません。
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修正が必要なシーンなし