シュガーフリーク 下

sugar freak

シュガーフリーク 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

41

レビュー数
2
得点
55
評価数
11
平均
5 / 5
神率
100%
著者
久間よよよ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Canna Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784829687208

あらすじ

退魔できない退魔師が心を開いたのは…?

恋に憧れた淫魔のスズは、本当の恋を知った。
退魔師の透真に捕縛されたが、彼の無愛想ながら垣間見せる優しさに(すき…)が止まらない!
一生懸命に好意を伝えるスズに、透真もコンプレックスで強張っていた心が解けていき……。
「おれの憧れは隣にとーまいないと!」「素直に嬉しい、けど」
変化していくふたりの同居生活。

「好きになった人がとーまでよかった」
おれの欠けている部分は、大切なひとをつくるための場所なのかも。

表題作シュガーフリーク 下

高校生、退魔師
淫魔

その他の収録作品

  • くりすます

レビュー投稿数2

下巻、アオハル感な甘酸っぱいふたりが最高でした♡!

いやいや、まりあげはさんってば上巻読んで、「萌え」評価にしてたの意味分からないのですが、、、
というくらい、下巻はキュンが止まりませんでした。


上巻では、足りない同士の救済ストーリーだなあくらいの感覚でいたのですが、下巻でとうとう両想いとなったふたり。

互いの気持ちを確かめ合った告白シーンは、まるで朝日が部屋に差し込んでキラキラと輝くようなほどに素晴らしく(どんな例えだよ!)、それまでのスズの本音ダダ漏れな心の声(「すき」とか「しあわせ」とか)もカワイイすぎましたし、、

というか、スズが全方位にカワイイのです!

そのうえ、恋愛ドラマに憧れを抱くスズが、透真に理想のデートとか語るシーンに激萌えして、そのまま初めての制服デートとか、孤独同士だったふたりが「はじめて」を行うシーンは感慨深すぎて、最高すぎて、泣けてきました。

泣けてきたと言えば、このあとの展開も本当に涙なくしては読めないくらいでして、、、

なんと、スズが××ちゃうんですよ。(最大のネタバレなので伏字失礼!!)

もうすぐ××そうだとは口にしてましたけれど、、、

まさかね、って。
透真が起きたら、いるはずのスズが、、、涙涙
けれど、思い出してほしいのがメダマ様が、どうして透真をターゲットにしていたのか。
そして、両想いとなったふたりが致したことで、どのようなハピエンが待っていたのか。



最後まで波乱万丈展開でしたし、上巻の出逢いからこの先どうなるやら、、と不安しかありませんでしたが、お互いがお互い、出逢ったことで成長できたことや、ふたりでいることで幸せになれたことなど、、

とにかくふたりの(とくに、スズの)一言ひとことが泣けてくるので、ぜひ噛み締めて上下巻セットで一気読みしてほしいです!(とくにまりあげはみたいに、上がそこまでハマらなかったなあ、、という方は!)

ラストは、ちょうど今時期にぴったりのエピソードですね。
いつまでもふたりが幸せでいられるよう、願っております。(まりあげはより←手紙風に)


ああ!好き作品だった!!

0

青春っぽい甘酸っぱさと、切なさと、MAXの可愛さと。

個人的に大好きな神作品ではありますが、
まず最初にマイナスの感想をすみません。

前作『錆のゆめ』でもそうでしたが、
BL部分以外はフワッとしてるところがあるんですよね。
敢えてバックボーンの深掘りをしないのが作風なのかも。

襲ってくる黒い生き物(悪魔?)の目的ってなんだろ?
透真のお父さんの登場はアレだけ…?
その後、透真とスズの関係をどう思ってるの…?
反対してたっぽいしスズが力を取り戻したら…?

不安要素に触れないまま終わらせちゃうから、
ハピエンなのに少〜し不安が残るというか…。
それが持ち味でもあるし、それが苦手な方もいると思う。

そんなマイナス感想を持ってしても神にした理由。
シンプルにめっっっっっっちゃ萌えました!!!

切なキュンキュンだし、
めっちゃ甘酸っぱいし、
THE・青春の味わいもとても良いし、
スズも透真もピュアでとても可愛いし、
刹那の時間に恋し合う2人の姿に心打たれて……ううう。

まず下巻ではメダマ様の干渉がなくなって、
(透真父がチョロっと出る以外は)2人だけで物語が進みます。

上巻でスズは恋を自覚していますので、
透真と両想いになれるよう一生懸命アピールするのが
とにかく可愛くて可愛くて可愛くて∞…語彙が消える。

スズが全身で"透真大好き~~~!"を放っているのに、
透真本人は気付かない。勘違いする。すれ違う。

このもどかしさと切なさが甘酸っぱくて、
永遠にニヤニヤニヤニヤ∞が止まらなかった。
DKの甘酸っぱいの好きだからドストライクに好き!!!

そんなもどかしさを乗り越えたあとの告白は
完全に胸を撃たれて尊さにぶっ倒れました(;///;)
光の民の告白ってなぜこんなに目映いのでしょうか。
眩しすぎて目を細めちゃう…。

告白前の逡巡をたっぷり2P使うとこも大好き。
この《間》があるだけで萌えが底上げされて、
スズの可愛さも加わってめっっちゃ堪らんです!!!

可愛いがカンストして止まらん(ハァハァ)
可愛い…尊い…可愛い…好き…(ハァハァ)

ーーーと、可愛さに浸ってもいられないんですね。

透真は人間、スズは悪魔。
寿命も性質も生きる世界も全てが違う異種族恋愛。
とくにスズの場合は力が弱り切って消滅寸前です。

いつ消えてしまうかわからないスズと過ごす時間。
甘くて優しくて温かくて、少し淋しくて、
切なキュンが止まらずウルウルしながら読みました。

あとスズと出会う前の透真の環境も切ないですね。
家でも学校でもずっと1人、
退魔師としての血筋はあれど能力はなし、
(祖母の話を言い淀む辺りに察するものはある…)
でも"視える人"ではあるから周囲から浮くだろうし。

透真の孤独さが浮き彫りになってくるので、
読み手的にスズの天真爛漫さに救われるんですよね。
透真がスズに真っ直ぐ愛されてて嬉しくなっちゃう。

は~~~~~切なくて温かくて泣けました。
最初にマイナスな感想書いちゃったけど、
そんな部分もカバー出来ちゃうぐらい萌えて大満足。

(スズが力取り戻したら透真父に消されないかだけ心配)
(でも害意はないし、スズはとても愛らしいし、)
(透真も守ってくれるだろうし、いらん心配か…)

0

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