竜が求めたその男は、やがて不朽の愛となる。 不遜な竜神×天涯孤独の男 ドラマティック神婚奇譚

のけもの共に祝福を 上

nokemonodomo ni shukufuku wo

のけもの共に祝福を 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×27
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
248
評価数
56
平均
4.5 / 5
神率
73.2%
著者
冬房承 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784832292901

あらすじ

故郷の村を救うため、人間の願いを
叶えてくれるという竜神に助けを求めたヨナーク。
竜神・アダンはその対価としてヨナーク自身を要求してきた。
慈悲深い神の伝承とは違うアダンの尊大な態度に戸惑ったものの、
ヨナークは迷わず「竜の番」になることを了承して…!?

表題作のけもの共に祝福を 上

竜(鱗神)
人間、アダンの番

その他の収録作品

  • のけもの共に祝福を 番外編
  • 主なき家
  • 客人なき島
  • 各話雑感

レビュー投稿数12

どっぷりとファンタジーに沼れ

重厚なファンタジー世界にどっぷりと浸らせていただきました。

物語の舞台は竜を神として祀り、獣人、人間が共存する世界です。

故郷の村を救うべく“鱗神”を探す旅に出た青年・ヨナーク。
3年の年月を経て、ようやく竜神のアダンの元に辿り着いたヨナークでしたが、
村を助ける対価として“番”になるように求められ…。

“番”というのはもちろん伽の相手という意味合いも含まれているわけで、
初っ端からかなり強引に抱かれてしまうヨナークが不憫…。
しかも、彼には故郷にかつて結婚を誓い合った女性もいたのです。
それでも、村のために、想い人のために自分の命も貞操もアダンに捧げ、
苦しそうに呻きながら抱かれる初夜は切なさの塊でした…。

その後もヨナークにとっての辛い日々が続くのかと思いきや、
意外にも二人の距離は順調に近づいてゆきます。

その境遇からしてみれば属性的には“不憫受け”なのだろうけれど、
自分の幸せよりも愛する者の幸せを優先し、
そのためならば3年にわたる孤独な旅路も、
男に抱かれようとも自分の運命として受け容れる男前なヨナークなので、
そこまでの悲壮感はあまり感じられず、それだけが救いでした。

傲慢な竜神を相手にしても委縮することもなく、
どれだけ組み敷いても心折れることなく勇敢でひたむきな
ヨナークの人柄にアダンの方から絆されてゆきます。

はじめこそヨナークに冷酷な態度を見せていたアダンでしたが、
旅の道中ではヨナークに美味しい食事を用意したり、衣服を繕ったり、
自分のことに全く頓着しないヨナークを甲斐甲斐しく世話を焼くように。

故郷の村でヨナークの婚約者が他の男の子を宿していることを知ると、
アダンは殺意を滲ませて静かに怒り狂います。
そして、その夜はいつものように自分勝手に抱くでもなく、
ヨナークをただ抱きしめて添い寝をしてくれるアダンに優しさを感じました。

ここまでは屋内野外問わず、性欲の赴くままに盛ってきたアダンですが、
この辺りからヨナークをやたら愛でるようになり、元婚約者に嫉妬したりと
無自覚にデレ始めていて甘ったるい空気に表情筋が緩んでしまいました。

けれど、当のヨナークはというと甘やかされても執着されても気付いておらず、
恋愛感情にはあと一歩届きません…。
不器用なアダンの想いよ、届け…!

後半はアダンの弟の登場や敵対する村と絆を築こうとするヨナークの試みなど、
さらにストーリーはますます込み入ってきます。
これ、あと1冊で収拾就くのかな?とページを捲る手を早めつつ、下巻へ。

0

小説のような読み応え!竜×人、異種間ファンタジー

読みながら&読み終えて、なんでもっと早く読まなかったんだろう…!と後悔しました;

竜×人間、異種間ファンタジーBL。
アダン(攻め)・ヨナークそれぞれの事情、家族、村や魔獣、
社会の闇など様々な要素が絡み合った物語で、小説のような読み応えがありました。

”手軽に読めて萌えられる”というお話ではないけれど、
重厚なファンタジー要素と主役二人の見せるコミカルなやりとりとのバランスが、
自分はとてもとても好きでした✨


故郷の村で女たちが攫われる被害を受けていたヨナーク(受け)は、
人間の願いを叶えてくれるという竜神のもとへ3年かけて辿り着き、助けを求めます。

竜神であるアダン(攻め)は”村を守りたい”という願いを聞き入れると
約束しますが、その対価としてヨナークの身を番として差し出せと要求してきて、
激しくヨナークを抱きー

と始まる、中世ヨーロッパ風×人外(竜)ファンタジー。


まず、”強い受け”、”男前受け”が大好きな自分は、
ヨナークの精神的強さ(+なんかちょっと天然も入ってるところ❤︎)が
刺さって刺さって…!
あ、ヨナークの筋肉隆々の体、雄っぱいも大好きです..

3年ぶりにアダンと共に戻った村で、元婚約者が他の男と結婚し
身篭っていても、あえて”憎まれ役”を演じきる(その気持ちは婚約者に汲み取られていたけれど)ところ。

最高にカッコ良かったーー…!


で、男前だけど傲岸不遜な攻め・アダンが少しずつ少しずつ、
そんなヨナークに夢中になり、絆され、無意識で独占欲を撒き散らし(笑)
心を求めるようになっていく過程が、また最高に良いーーー…!

婚約者の話を自分から振っておきながら、
いざヨナークが彼女の話をしようとすると嫉妬して「名前を出すな」って
言っちゃうところ、可愛くてニヤニヤしてしまいました。( ̄∀ ̄)

あと、竜大好きな自分はアダンの竜姿にもうっっっとり!!!

角に翼、大きな体で悠々と大空を翔ぶ様子が最高に刺さりました。
途中で疲れて力尽きてるところが意外すぎて笑った〜!!!ꉂ(๑˃▽˂๑)


ヨナークの住んでいた村で次々と若い女が攫われることの謎、
アダンの弟と刑吏一家・シュルツ家との関係など、
物語を何層にも重厚にしているファンタジー要素にも、
最高にワクワクしながら読みました。

素直になれない攻め・アダンは、下巻で素直に愛を乞うことができるのか。
(もうヨナークはだいぶ絆されてると思いますが♡)

二人の恋愛模様の進捗も楽しみに、下巻に進みたいと思います!

★修正:tn白抜き(電子シーモア)

※巻末に「各話雑感」として先生の各話についてのコメントが
掲載されているのですが、なにせ文字が小さくて電子では
めちゃめちゃ読みにくかった、、(拡大すれば読めるのですが)
この部分は、紙本で読んだ方がストレスなく読めそうだなと感じました。

0

褐色受けの雄っぱいが気になる上巻!!

オルクスから故郷を守るために、人の願いを叶えてくれるという竜神に助けを求めに行き早三年。

ヨナークが目覚めるとそこにいたのは、竜神アダンでした。

無償では助けてくれないが、約束したことは違わずと話すアダンは、対価としてヨナークを番に要求してきた。

故郷に結婚相手を残してやってきたヨナーク。
戸惑いつつも、故郷を守るために番となります。

比較的えち描写が多く、至るところで致しております。

そして、ヨナークの故郷へ。
当然、ヨナークの結婚相手も出てくるわけで。
けれど、その彼女はすでに別の男と結婚しており、身重でもありました。

そんな彼女とその相手が幸せになってほしくて、わざとヒール役を演じるヨナークの優しさが切ないです。

そして、故郷へ降りたったときにヨナークがアダンへ、余計なことを喋られないよう伝えたその意味を、そのときに知るのでした。

うう、、
なぜ、いい人が報われないのか、、、

いや、アダンと出逢えたことで幸せになれたのか。

そういった点も含め、下巻を読むのが楽しみです。


ちなみに、後半はずっと行方不明だったアダン弟も登場。
なにやら異空間にいた模様。

言葉が不器用なアダンと、天涯孤独の褐色雄っぱい受けのヨナーク。
アダン弟の件も含め、番となったふたりがオルクスなどにどう立ち向かうのか。
下巻がとても楽しみです。

1

強さに惹かれる

竜神と人間とのお話。ということでファンタジー色は強めですが、
どのシーンを切り取っても細かなところまでしっかりと計算され、とても丁寧に練り上げられたストーリーだと感じ取れるので
違和感なく彼らの世界に入り込んでどっぷりと浸らせてくれるお話となっていました。

竜神であるアダンの纏う空気は神ゆえの重厚さがあって、悪い神ではないにしても決して優しさだけを持ち合わせているわけではないのが伝わります。
鋭い眼差しと大きな身体、淡々と対価を求めてくる冷徹さ。
もうそれだけで得体のしれない相手であることは明らかですが、ヨナークは怯むことなく、そして願いを叶えてもらうために下手に出ることもないのです。
それは大切な相手への想いが彼を支えているからで、その揺るぎない強さが本当に美しくて素敵でした。

海を渡ろうと決意した時点で、恐らくイルゼーとの未来は諦めていたのでしょう。
それなのに最後まで"悪者"を貫いたのもまた、彼女への愛でヨナーク自身の強さなのだな、と。
この別離を悲しみだけの感情で終わらせず、前に進むための糧にできるのが本当にすごい。
そしてすべてを理解したアダンがヨナークの隣にいてくれて本当に良かったなと思いました。

巻末の冬房先生による各話の雑感も本当に素晴らしかった…!
細かな設定を知れたのが嬉しすぎました。
「雑感」とはありますがとても丁寧な解説なので、文字としてそれを追えたのが本当にありがたかったです。
下巻も大切に読みたいと思います。

1

世界観がしっかりとしたファンタジー

冬房承先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 4
女性 3
エロ 2
肉感 2
竜 2
な感じだと思います。

アダンさん× ヨナークさんのカプです。

村を救う為、神の島へ渡ったヨナークさん。そこで出会った竜神のアダンさんに助けを求めると、対価として番になることを要求される。

ヨナークさんを番にしたアダンさんですが、物語り序盤では、何度も身体を重ねても、お互いに恋愛的な想いはあまり無い感じです。それどころか、ヨナークさんには婚約者が居る始末。
でも少しずつ、それぞれ言動に心が動かされたりしているので、嫉妬や独占欲、無自覚に惹かれている感じです。

しかし、冬房先生の各話についてのページで書いていたが、確かに男女のやり取りなどが多くて、絡みは無いですが、個人的にBL作品に於いての女性の介在があまり好きではないので、アダンさんの番になったとしてもヨナークさんの中で婚約者のイルゼーさんの存在の大きさやずっと気に掛けていることが、アダンさんとの絡みなどに水を差された気がして、ちょっと男女描写の多さに若干げんなりしてしまいました。

ヨナークさんの村を救う為に行動に移すアダンさんとヨナークさん。しかし村を救うだけでは、根本的な問題が解決していない。更なる問題の解決や、アダンさんとヨナークさんの恋愛模様など、ファンタジー要素としての読み応えはありますが、これからが本番の様な今後の展開に期待が高まるので、次巻も買わせて頂きます。

1

シンプルに面白い!

しっかりと作られたファンタジー世界で難しいかな?と思ったけど、読み進めるとそうでもなくほんのり漂うラブコメ要素にクスリと感じたりして…。
上巻読了後の感想「おもしろい!」と一言シンプルに呟いちゃった。あと絵が綺麗でうまい。

竜神の攻めアダンの言い回しが少しまどろっこしいような時もありますが、彼のキャラクターに合っているし丁寧に読めば理解できます。この言葉選びは小説を読むような感覚でもありました。
登場した頃は長い間生きてきたこともあり、なんだか掴み所がないようなキャラクターに感じたのですが、受けのヨナークとのコミカルなやり取りやヨナークへの恋情にまだ無自覚なのが可愛い!
おそらく最初からそういう気持ちがあったのだろうな~と思うけど、徐々に嫉妬やキュンが増えてきて大変良きです。

受けのヨナークは不憫受け…のはずなんだけど、身も心もタフで。なんだかとにかく男前。容姿も褐色で筋肉隆々でかっこいい。雄っぱいも最強です。生い立ちが不憫なようで色々達観しているのだけど、早々に肉体関係に持ち込まれても番にされても動じなさがすごい。

彼なりの事情で受け入れるしかないということだと思いますが、この2人が恋愛感情で結びついたら最強すぎてどうなっちゃうのか?そして、回数はあれど今はまだ気持ちのこもったえちとまではいかないですが(じわじわアダンの気持ちが入ってるのは分かる…)、そちらもどう変化するのか?
下巻が楽しみで仕方ありません。

絶対すごい包容力受けだと思うんだよな。

2

「そも」と「そもそも」言葉ひとつにも感じる追求された人物のキャラクター性

レビュータイトルは作品内容には全く関係ありません!!
だけど、私が今作を読んでとっても刺激された事のひとつでもあるので、
敢えてタイトルにさせて頂きました<(_ _)>

今回作品の特徴的な世界観を捉えるのにすごく重要な役割を果たしていたな、と思ったのが「言葉遣い」です

普段の生活もそうですし私が読むようなBL作品(コミックス)ではあまり耳にする事が多くはないような単語や言い回しがとってもたくさん出て来るのです
それらの選び抜かれて配置された言葉達によって厳かな雰囲気や神々しさを感じられて「異世界」っぽさが上品に描かれていたように思います
(単に私が無知なだけ説は多分にあります…が、そこは一旦置いておいて下さいw)

一歩間違えれば中二感が出そうな所を回避するようなワードチョイスが上手いな~って思ったりしました
そんな訳で色々刺激になる言い回しや単語が多かったのですが、レビュータイトルにしたのが作中でキャラも良く口にしたり、巻末の先生の雑感でも多用されていたように感じた「そも」という単語をピックアップしてみた次第です

普段私自身は「そもそも」って使う事が多いので「そも」と言う言い回しに耳慣れず何でかな?って思ったら、本来は「そも」だけで意味が成り立つ言葉なのだという事を知り大変勉強になりました

背景を知るとこの世界の原始としての存在を放つアダンが「そもそも」と話すよりも圧倒的に「そも」という言葉を選ぶ方が威厳もあってキャラに合ってるなって感じて来て、最初に感じた耳慣れ無さも一瞬で吹き飛んで、寧ろキャラの解像度が深まるような気さえしました

先生が敢えてそうされたのか?は正直分かりませんが、私的にはこういう細部への拘りがあってこそ浮き立ってくるキャラの威力があったな・・・と思いとても胸を掴まれました!!

世界観を壊すのではなく創り上げる為に配された作画や言葉達
見ても良し、読んでも良しで感じられる世界観ある作品です!!

ほぼストーリーについて言及してませんが上巻はネタバレなしで大きく感銘を受けた事を書き残させて頂きました
下巻にストーリー含めてもう少しレビューを書きたいと思います

4

どこか ぶつ切り なんだよな

作家さま買いなんですが 人外ものがくるとは思ってなくて
しかも 出だしからお話がズンズン進むんですよ

オルクスとはなんぞや?とか 婚約者があるのにヨナークに家名がないことも
魔導院の存在や害獣の発端も 呪いの海と呼ばれる海域にひとり放り出されどうやって生きていたのかも 神の島にたどり着いた時には何があって身一つになったのかもなく
追々その部分が語られ肉付けはされていくんだけど 如何せんヤるのが早くて出だし一瞬気後れしそうにはなったんだよな

いやまぁ ポツポツと語られていくそこにきちんと設定があって 謎だらけだった部分が埋まる頃には上巻が終わる仕組で さらっと語られはしてるけど込められた私利私欲や利権に絡む愚行に相変わらず興味のひき方も 見せ方もうーーん とこっそり唸りはしたんですが
ここもね 言い回しの小難しさがあるので丁寧に読まないと「めんどくせ」になりかねないかな


村のためと切り捨てられたほんとうなら恨んでやまない人間の為に怒る神
善悪のすべてが自分と自分の大切なもので決められていたり へんな情でほだされたりもしないところが男前にみえてくる不思議

正直 蛇舌(スプリットタン)がお好きだったり 体格よしな長髪褐色受けが好物なら読まなきゃそんそん って軽く囃そうかと思ってたんですが 簡単に裏切る人間と愛憎の面白さ
勢いよく読むことができないのと ところどころ躓く描写(魔法を使われるとちょっと)が個人的には辛いところなんだけど

とりあえず 故郷を離れたあとの急展開がどう語られていくのか チャラい弟を楽しめるのか下巻いってまいります

3

No Title

先生のファンで発売を楽しみにしておりました〜!
下巻を読んでからのレビューです。

あまり文章にして説明されないタイプの作家さんなので、さらっと流し読みでわかりやすいとは言えませんが、美しい絵で表現されています。見逃しても読み返したり、巻末の1話ごとの説明読むとなるほどが深まるので、そういうのお好きな方は是非。セリフで語るより表情で推察できるお話の進め方だと思います。

お話は 引きこもり竜×褐色タフ人間 ファンタジーです。
受けはとっても筋肉で、可哀想な設定ですが、精神的に卑屈でないため暗くなりません。太陽属性。肉体も精神も屈強な巨乳。傷があったりもしますが、そこも魅力的な褐色肌と筋肉、太ももにできる謎の模様が美しくてとってもセクシー。心が大人で達観しています。愛情深く、知識は乏しくとも生き物として賢いが暴力方面で手が早い。笑顔が可愛い。

攻めはとっても美しい、普段は人型の竜。西洋タイプの竜です。スプリットタンで下巻では4本腕も披露してくれます。知識豊富で本来優しいですが、どっちかといえば引きこもりのコミュ症気味で不器用、さらに言葉足らずなため、優しさが見えづらい。やや厭世的。そこが可愛い。たぶん初恋なのかな?恋愛はバブっぽいです。己の恋心に戸惑い気味。かわいい。

1巻では攻めが恋心を自覚しかけるくらいまで進みます。やることはやってますがお互いの心が伴ってない&受けの羞恥心があまりないためさほど色っぽい感じではありません。スポーツっぽい爽やかですらある。

下巻は進展しますので気になる方は、是非セット買いをお勧めします。

1

勘違いしてたーー(>ㅅ<) めちゃくちゃ贅沢なラブコメファンタジーだ!この作品‼注目は「宇宙ネコ」w

はぁぁぁーーー…!!!!!こりゃオモシロイ٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

大好きな作家さまです!
作画大好き♡作風の個性バッチリ♡
新刊は無条件で購入です(`・ω・´)ゞ

でも…あれ?今回すごいファンタジーっぽい?!
しかも美麗画に磨きがかかって神々しさがマシマシってる⤴⤴⤴
この作画でファンタジー、、、

何だか荘厳な感じなのかな?
大丈夫かな?
ついて行けるかな?

と、一抹の不安を感じページを進みます(´ 。•ω•。)ドキドキ…‼
上巻だけで230ページ超えです
巻末の先生による「各話雑感」は必見!そして驚きがいっぱいです‼

めちゃくちゃ緻密に練り上げられた世界観味を感じます
中世時代の話や、もっと太古の神と人間の共存と依存や、人の群集心理や浅慮、または真摯で敬虔な「人」故の救いなど、、、史実や伝統や心理学、行動学など挙げ出したらキリがない位に色んな所から着想を得たりインスパイアされたり調べられたりされたであろう「確立された作品の世界」がある事が伝わるし感じます

だけどこ私はこの上巻を読んで感じたのはこのド級のファンタジー世界そのものを味わう事がこの作品の「主」ではなく、むしろこのしっかりした贅沢な異世界ファンタジーの下地の上で繰り広げられてる、どこまでも人間味溢れるお茶目な2人の出会いを時にドキドキ(;◔ิд◔ิ)、時にウットリ(ღˇ◡ˇ*)、時にクスっと( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )wしながら上質なラブコメとして「エンジョイ」する事が主軸の楽しみ方な気がしているのです!(※下巻はまだ未読…!)

それは例えば…
超豪邸に住みながらもこたつで蜜柑を食べるような、めちゃくちゃ新鮮で脂が乗ったお刺身上等なクエを炙って食べちゃうような、真冬に暖房ガンガンにしてアイスを食べる(๑´ڡ`๑)みたいな……←全部食べてるw食い意地www
贅沢な無駄の先を味わっちゃえるのが最高に楽しい気がするんです(つ…伝われーーーぃwww)

正直最初は「ガッツリファンタジー」に対しての敷居の高さみたいなのを感じて、読み落とさないように肩に力が入りながら読んでいたのですが、、、

途中から、というか攻めのアダンを知れば知る程私が薄っすら感じていた緊張感はアラ…?不要なのかも知れない(๑ºдº๑)???
もっとリラックスして楽しんでいいのかも知れない?!って思い始める事が出来ました

そんな風に読み方を導いてくれたアダンをちょっとご紹介٩(๑´3`๑)۶
敵には絶対にしたくないけど味方ならこれ以上ない全能感!
見目は冷ややかなクールイケメンで舌は二股で竜の大きな尾を携えている雄々しさと神々しさ、、、‼
性格は気難しいのかと思いきやお茶目さ成分多めに繰り出すけれど切れ者なので甘くはない
そんな魅力しかない竜神・アダンの趣味は、、、
ナント‼刺繍~~~~~(๑ºдº๑)⁉……((*♡д♡*))カ…カワエェ~‼

そして、、、この作品をラブコメ認定した決定的な1コマが、、、
レビュータイトルにも忍ばせた「宇宙ネコ」の存在ですwφ(ФωФ=)ニャン
正確には宇宙ネコは出てこないのですが、、、宇宙ネコをパロッたアダンバージョンの「SPACE DRAGON」!!!!!
コレにはめっちゃ笑いましたーーー!
まさかの熱いまぐわい中に宇宙っちゃうとはwww
このコマ見て「贅沢なラブコメ」を確信した訳です♡(尚「SPACE DRAGON」は5話でお楽しみいただけますよ~( ´3`)~♪)

上巻はアダンについてめっちゃ書いちゃいましたが、、、受けのヨナークも最高に魅力的 .゚(→ε←*)゚ .゚
ビジュアルも性格もすっごいオトコマエさん!!
だけど彼にはまだ謎が多いんです、、、

なのでしっかり下巻でそこら辺が回収されるといいなぁ~と思っています
私が気になってるのは、、、
・ヨナークはなぜ村で疎まれていたのか?
・ヨナークのお顔の傷は何か関係あるのかな?(若かりし頃は無かったので狩りで出来ただけかな…?)
・村は農業を生業としてるのになんでヨナークは狩りなんだろう?
というヨナーク周りの事と、、、
あとは事の発端となった
・オルクスがなぜ害獣扱い?
っていう所と
・シュルツ家ルーツの魔導院の存在
など、、、
この辺りがストーリーが進む中で絡んで来るのを楽しみにしたいです(´ ˘ `*)

とにかく作画がヤバい位に美しくって視力が上がった気がします٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

濡れ場&修正|濡れ場は適量って感じです!まだ”まぐわい”って感じが強く、情交としての艶やかさには十分な余白を感じまています///(〃∇〃)///
修正は白抜きとたまにトーン?修正忘れもあったような…?←ずっとソレでいいのに~ッw(シーモア)

3

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