竜が求めたその男は、やがて不朽の愛となる。 不遜な竜神×天涯孤独の男 ドラマティック神婚奇譚

のけもの共に祝福を 下

nokemonodomo ni shukufuku wo

のけもの共に祝福を 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神39
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
249
評価数
58
平均
4.4 / 5
神率
67.2%
著者
冬房承 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784832292918

あらすじ

願いの対価としてヨナークを番にしたアダンだが、
いつしか彼の心まで欲するようになっていた。
ある日苦しみ出したアダンは、ヨナークを遠ざけ納屋に閉じこもった。
それは「竜の発情期」で、果てのない欲求に幾日も苦しむのだという。
アダンが人間の自分を傷つけないようにひとりで耐えていると
知ったヨナークは、身ひとつで彼の元に向かい…!?

表題作のけもの共に祝福を 下

竜(鱗神)
人間、アダンの番

その他の収録作品

  • 希う窮鼠
  • 柔らかな月の夜
  • 各話雑感

レビュー投稿数15

No Title

下巻は弟のエピソードがどのように絡んでくるのか、裏切りモノだったりするのかしら、とか思いつつ読んだら、全然違いました。
すごく切ないエピソードだった。
歳月が過ぎていて、当人たちは見た目が全然変わらないけれど、イルゼーの孫がちらっと出てきたりして、そこの部分のエピソードは胸がキュッとしました。根底に優しさが流れていて。
やきもちを焼くアダンもかわいい。
番になるところも好きです。ヨナークが無理をするけれどそこに愛があって。アダン本当に良かったね。
細かいところもあるので、じっくり読み返してます。

0

No Title

下巻も面白かったです!
ヨナークに恋したアダンに訪れた発情期〜!
ルキウスの助言を聞いて挑みましたが、聞いてた話しと違う展開になるのにはにやにやが止まりませんでした。

下巻もアダン→ヨナークの思いが強いなぁと感じました。
ヨナークがかなりの男前受けでアダンはヨナークの言動に一喜一憂するのかわいいです。
時間が経ってもイルゼーの存在はやっぱり大きくて、、そんなイルゼーが老衰という展開に驚きました。ヨナークも不老不死になっていたんですね。

ルキウスとアンヌの話しやオルクスの謎も下巻で解けてすっきりしました。
そして下巻も描き下ろしの番外編が良かった!もっと読んでいたかったです。
1話ごとの先生の解説も興味深く読みました。

0

永久に続く物語

上巻から引き続きー

故郷を救うために竜のアダンの番となったヨナーク。

敵対する部族・オルクスの討伐や婚約者との別離を経て、
アダンとの穏やかな日常に戻りつつあるヨナークでしたが、
ある日、アダンが発情期を迎え…。

ヨナークを傷つけないよう遠ざけようとするアダン。
けれど、一人で苦しみに耐え続けるアダンを放っておくこともできず、
ヨナークは覚悟を決めて彼の元へ向かいます。

「日数×24時間の営みが必要」ということからもわかるように
竜の発情期というのは性欲がそれはそれは尋常ではないらしいのです。
人間の身体では耐え切れるものではないとアダンの弟・ルキウスからも
逃げるよう忠告を受けるヨナークですが、それでもアダンの苦しみを
和らげようと迷うことなく自らの身体を差し出してしまう辺りに
ヨナークという男の情の深さを感じました。
どんなに他者からひどく扱われようと、自身はどこまでも他者に優しい。
そんなヨナークだからこそ、アダンも大切にするのだろうなぁ、と。

対して最初こそ強引に抱き潰したり、と傲慢俺様野郎だったアダンですが、
同じ時を過ごした分だけヨナークへの愛もどんどん深まってゆき、
ヨナークが喜ぶような美味しい料理を作り、温かい衣服を仕立ててやり、
世話焼きなスパダリムーブが炸裂しちゃっております♥

明確な数字では記されてはいませんが、おそらく二人が番となって
既に半世紀以上は経っているのではなかろうかと想定されるのですが、
それだけの時を経ても未だにヨナークの元婚約者に嫉妬丸出しで
独占欲の強さも健在です。

色恋には鈍感なヨナークもアダンに大切にされていることを自覚し、
アダンと共寝できないことに寂しさを感じたり…、
いつの間にかヨナークに芽生えていた感情は紛れもなく愛でした。

そんな二人の甘やかな日々が微笑ましい一方、
ヨナークとアダンの出会いのきっかけでもある敵対部族のオルクスとの調和や
ルキウスを討滅した国家の影で暗躍する一族シュルツ家の罪が明かされるなど、
上巻で張られてきた伏線が回収されてゆきます。
あらゆる事象が複雑に絡み合っていて、その分文字数も増えてくるので
うっかり読み飛ばしてしまうとわからなくなってしまう部分もありますが、
緻密に作り込まれたストーリーは読めば読むほどに読者を引きこんでゆきます。

ルキウスとシュルツ家に纏わる一件で
一旦お預けになってしまうアダンとヨナークの物語でしたが、
最終話では数十年越しの両想いにぐっときてしまいました。
ずっと口にすることのできなかった互いへの罪の意識、
それを許し合うことでようやく想いを通わせられた二人。

二人の口からは最後まで「好き」なんて言葉は一つもなかったけれど、
これはもうそんなのとっくに通り越して“愛”なんだろうな。
ラスト1ページで見せるアダンの無邪気な笑顔に
胸が多幸感で満たされました。

人間嫌いな竜と、故郷で嫌われ者だった青年、
二人ののけものたちの物語は極上のハッピーエンドを迎えますが、
不死身な二人なのでこのイチャ甘ライフがこの先も続くのかと思うと、
二人のその後も永久に眺めていたくなってしまいました…!

1

いつの間にか、時は経ち、、、

読了後、今さらながらタイトルの「のけもの共」の意味を噛み締め、震えたまりあげはです。



ということで、下巻です。

アダンが納屋に閉じこもり、発情を迎えるエピソードから始まります。

それからとうとうオルクスが登場し、人間の女性連れ去られ事件の真相にも迫ります。
悪いヤツらかと思いきや、助けてくれたヨナークに恩を覚え、親切に家へ招いてくれました。
(むしろ愛おしささえ覚えたまりあげは)
ではどうして、彼らの母親たちが身ごもったときにその肉体におかしな現象が起きてしまうのか。
その裏に仕組まれていたものをアダンが暴いていきます。

あと、かつてヨナークが将来を共にするはずだった女性、イルゼーがいつの間にか人としての人生を全うしてたこと。
タイトルでも触れましたが、世間の時間がだいぶ過ぎていたようです。
イルゼーは老衰で亡くなり、かつてヨナークのことをライバル視していた彼女の夫が、墓のありかを知らせてくれ、ふたりで参ります。

そして何十年も経ったというのに、いまだにイルゼーへ嫉妬するアダンに萌えた、まりあげは。
攻めはずっと危機感を覚えて、受けのことを執着していてほしい性癖です笑

また、アンヌとルキウスのお話もありました。

結果、もともとそれぞれの場所で「のけもの」同士だった孤独なふたりが番となり、長い年月をかけてともに過ごしたことでようやく幸せを得る。

壮大なるファンタジー(えち多め)の果てに見たラストに、ふたりがこれからも離れ離れになることなく、永遠に祝福を受けられますように、とそっと願いました。


0

時間の経過がちょっと分かりにくいような…;玉を掴まれると反射で◯◯してしまうヨナークに笑った

うーーーん、自分の読み込みが足りないのかな?理解力の問題かな、と思うのですが。。
上巻に比べ、正直理解が難しくい部分があり、何度も読み返しました。

とても重厚な物語、好きな世界観なのですが100%理解しきれたのか
読み返した後でもちょっと自信がなく、その点が★一つ引いて「萌2」の理由です。

一番「えっ?」と戸惑ったのは、アダン×ヨナークの間に流れる時間の経過。
知らない間に何十年も経っていて、ヨナークの元婚約者の死の知らせが届きー

というのが展開的に唐突感があり、「えっ」「いつの間にそんなに時間が?」と
混乱しました。
そこの”時間の経過”と共にオルクスとの関係が変わり、人間世界でアンヌが裁かれ…と
物語の重要部分が変化していくため、この「時間の経過と変化」を
もう少しじっくりと読みたかったかな…?

オルクス達が急に人間の女性を攫い始め、代理母のような形で
孕ませ出産させていた理由、
そこにルキウス(攻めの弟)の盟友/親友、刑吏のアンヌの血を引く一族が
関わっていることまでは理解できたのですが、

”番”ではないのに
互いが共に生きることを望んでいた”ため長い時を生きる体になった、という
アンヌについてはやや強引さも感じたかな。。?


ただ!

主役二人、アダン×ヨナークの関係性、
アダンの数十年経っても消えることないヨナークの元婚約者への嫉妬や独占欲、
アダンの発情期を受け止める絆されヨナークの愛の深さなどには
本当に激しく、激しく萌えた…!

タマを掴まれて咄嗟に殴ってしまうヨナーク、気絶するアダンの描写には
笑った〜!ꉂ(๑˃▽˂๑)

あと個人的に、二人のデフォルメされたミニキャラが大好きです。
アダンの飛び出た尻尾に萌える・:*+

傲岸不遜なように見えて臆病なアダンを、広い心で受け止める
男前受け・ヨナーク。
アダン、共寝ができるようになって良かったね。。( ̄∀ ̄)

上下巻通して、受けのヨナークに惚れ惚れとする重厚なファンタジー物語でした✨
(もちろんアダンも大好き!♡)


★修正:tnトーン(一部白抜き)電子シーモア

0

スト重作品に浸りたい又はゆっくり時間がとれるときにオススメしたい

面白い!と唸った上巻。
下巻は攻めアダンの「恋心ってなんだ?」から始まります。え、可愛い…。
長く長く生きているけど、自ら人と関わることを排除してきたから恋心については全く知らない神さま(萌え)

2人の関係は上巻よりも確実に深まっていくのですが、正直思ったほどラブラブー!って雰囲気にはならなかったです(笑)
でも確実に番として悠久の時を2人で過ごしていく様子が見られて。それがとても自然で2人でいることが当たり前で、どんなに時間が経っても2人はこうやって情を交わし合って共にいるんだなと分かってとても良かったです。
恋愛とかラブラブとか、もはやそういう域ではなかった。

ヨナークの髪型やヒゲなどのビジュアル、周りの景色や文明などで時の経過が表されているのがすごいと思いました。
ただ、どれくらいの時間が経過しているのか…を、読者がそうした描写から感じ取っていかないといけないので、粋な演出とも言えるしちょっと分かりにくいとも言えるかなと。

個人的にはアダンがヨナークと寝室を分けた辺りが少し分かりづらく…。
薄らと分かってるんだけど言葉にできない咀嚼しきれてないもどかしさを感じました。再読して噛み砕いて丁寧に読めば分かるんだろうけど…とそれに取り組むのも少し時間が掛かりました。

しかし、解釈が自分の中に収まってからは、アダンの超絶不器用さ、そしてヨナークといることをかけがえのないものとして感じている純粋な喜びが胸を打ちました。

全体的に世界観がしっかり作り込まれているし、細かいところまでこだわりがあって、確実に面白いんだけど、読み手の状況や心境にも左右されてしまう気がします。
個人的意見ですが、ゆっくり時間がとれて物語を丁寧に読めるときに読むことをオススメしたいです。
または、ストーリー重視でその世界観に没入したい方には是非…と差し出したい。

2

愛を知って、

一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、気持ちも関係性も変化させていくふたりを追いながら
長い年月の中で絡まっていった魔導士や人間たちとの確執の糸を解いていくことになった下巻。
お話が深くなっていく分複雑さも増していきますが、その一つひとつを噛み砕きながら読み進めていくことにのめり込ませてくれるようなストーリーでした。

恋という感情を知っても尚、それを伝える術を知らないアダン。
そんな彼の不器用すぎる愛情表現は微笑ましくも痛々しくもあって、上手く伝わらないこともしばしば…。
ですが、発情期の後からはヨナーク自身の考え方やアダンに対する想い自体も変わって、
その関係が少しずつカタチを変えていくのを実感できて嬉しかったです。

彼らがより深い関係になっていくまでには
ルキウスとアンヌのことだったりそれぞれの遠い過去のことだったりと様々なエピソードが挟み込まれていて、それをすべて繋ぎ合わせるのは難しく思うところもありますが。
それは人間とは違う時間を生きている彼らの道のりを知るための大切な鍵で、
これからも続いていく日々の1ページなので
複雑な部分までも愛おしく眺めることができました。

そんな風にふたりの恋"だけ"を描いたお話ではないからこそ、アダンとヨナークの気持ちがしっかり伝わる部分もあって、
たくさんのエピソードの中からそれを拾い集めるのも楽しかったです。

上巻同様、巻末の解説も本当に素晴らしくて、
最後の最後までどっぷり世界観に浸ることができた作品でした。

1

読み応え充分な、過ちと祝福

冬房承先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作は上巻併せて作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 4
エロ 2
女性 2
肉感 2
竜 1
な感じだと思います。

上巻に引き続き、アダンさん× ヨナークさんのカプです。

ヨナークさんを番としたアダンさんだったが、竜の発情期が来たことで、ヨナークさんを傷付けないように納屋に閉じ篭ってしまうが…。

発情期で苦しんでいるアダンさんを助ける為、身体を差し出すヨナークさん。少しずつ心が惹かれていくアダンさんとヨナークさん。

因みに竜神のアダンさんと人間のヨナークさん。番ではあるが、寿命問題は?となるかもしれませんが、上巻では分かり辛かったですが、番になった時点で、ヨナークさんも不老不死になっているようです。
なので、物語りではさらっと数年が経っているような描写があるので、その辺の注釈があまり無かったので少し驚きました。

アダンさんとヨナークさんの恋愛模様もですが、周りの環境や人々が起こす問題などを解決する描写も多く、ファンタジー要素や人間模様も読み応え充分なので、是非とも読んでほしいです。

0

悠久の時を過ごし番になって行く

異種間の番婚、しかも神との半ば強制的で「対価」という始まりの「番」だったアダンとヨナークのお話し

2人のビジュアルが全く変化がないから一瞬忘れそうになるけれど、彼らが共に過ごした時とこれから過ごしていく時は人知の及ばぬ悠久
時間の概念はこの作品ならではです

例えばアダンには発情期があるのですが、BL読んでいて発情期と聞けば結構頻繁にあるようなルーティンイベント感があったりもするのですがこの世界では違います
竜神の発情周期は何と15年!
時間経過の感覚は手放して読んだ方がいいですねw

気付けばそんな人が一生を終える時をゆっくりじっくっり過ごして来た2人
2人の寝台上での情景変化がすごく良かったです
初期の頃はほんとに性処理というか、行為中の会話も業務連絡をするかのような艶感の無い絡み

それが徐々に相手を気遣うようになり、発情期では身を挺してアダンと共に過ごすヨナーク
発情期の昂ぶりで鼻血は出るし、性衝動でヨナークを噛んで口元には血は滴ってるしで、、、まさに本能を曝け出すような絡み
本能ではあるけれどそれを曝け出し受け入れるという「熱」を感じます

そしてイルゼーの墓参りを共にし、ルキウスとアンヌの途切れぬ友情を目の当たりにし、ありえなかったオルクスと人間が共生している時間を目にして「孤独が当然」だったアダンとヨナークは共に変化をしていきます
そんな2人の本編最後の寝台上時間ではアダンはヨナークの名を何度も呼びながら求め、ヨナークはアダンの名を呼び抱きしめる
その激しさにヨナークは発情期と勘違いしてしまう程なので本能を超え、「情」が沸いた故のまさに「情交」…♡

この変化を感じる2人の濡れ場、すごく心象描写とリンクしていて素敵だな~と思いました
しかも作画が美しいので何度でも見たくなってしまう///

更に本編終了後の最後の寝台上時間では、また業務連絡をするかのように会話をしながら致してはおりますが、その会話の内容は「村の惨状や身の上話」ではなく、まさに「番」としての会話です(≧▽≦)

2人に大きな祝福があらんことを…♡
と心から思うラストでした

なかなか難しい所もありましたが、その分読み込む事が楽しい作品でした!!
時間をかけて読む価値のあった作品でした

3

わかりにくかったな

引きこもりの孤独な竜の番問題 ←問題?
魔導院と弟竜の因縁と真実 独身の女ばかりをさらうオルクスの謎

お話だけをみれば少々詰め込みすぎで見せたいところが絞りきれていないようなぶつ切り感が否めなかった上巻
鍛えられた褐色の身体に煌めく長い髪 たわわな雄パイ 正常位が多かったけど男前な竜とのエッチは官能的 美しい男がまぐわってるだけで神ッ! と叫べはするんだけど そうじゃないんだよな

んんん 設定は面白いと思います
村を救うために婚約者を残し向かった先でであった孤独な竜に娶られ 運よく村に連れ帰れば愛だ恋だとまとわりついていた婚約者は他の男とあっさり腹ボテ
元々多頭竜だった兄弟がその身を裂き自由奔放に自分の思いを全うする弟と ばらまかれた呪いで孤立した兄 なんてのもほんとワクワクする

でも 地味に置き去りにされてるのが オルクスもそうなんだけど ヨナークとアダン
彼らに焦点が当たりそうになると余計な話が入ってくるというか 孤独を嘆いてもいなかったアダンが急に番だなんだと騒いだところから ヨナークに対して芽生える思いはあるんだけど これを孤独を微睡んだための知り得なかった 自覚のない恋心 だとしてもヨナークにはそれがない
人身御供で放たれ 流れ着いた先で突きつけられた交換条件に流されてるだけって状態が結構長く続くので置き去りと感じてしまったんだろうけど あたし的に


発情期に絡めた交尾に魅せる流血 放尿
激しさ過ぎればどこか甘味が増した元の男前に戻るアダン

あぁ ダメかも
交尾が頻繁にはいるせいかほんとにお話が飛ぶんですが 後半で語られる ヨナークの読み書きができない行から人間の愚かさや醜さ ここを読ませヨナークがいかに自分にとって大切でかけがえのないものかを こう見せにきてくださるんですが 唐突に脇道にはいってぐるっと回ってるうちにその考えにいたる部分がよくわからなくなっちゃって

ほんっと 見所が盛りだくさんで困っちゃう


個人的に読みたかったのがオルクスだったので ぺらっとしてはいたけど語られたところで感無量
なんかいい感じの雰囲気に流されそうになるんだけど 自分が関わることで変わってしまう他人の幸せを憂う部分や いいように利用されてきたわりに嫌うことはできなかった優しい部分 ここをもっと読みたかったかな
魔導だ害獣だと積み上げた所業がふたりの生活に上手く織り込めてなくて 深い悲しみも哀れさもないまま そのせいなのか なんかいろいろ中途半端というか

うん あたしにはあわなかった それだけです
すんごいこったお話しで 作家さまの独創性は感じるんですがそもそも 祝福が 読めなかったのが最大の原因で敗因だとおもいます アクトアウトくらいミセバガシボラレテイレバ…
孤独からふたりで過ごす喜びをしったまではわかったので 今回どうぞご勘弁を

3

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