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「初めて出会った日から俺はこの手が――」
aijitsu to hanayome
1巻から最終巻まで中弛みすることなく、
読み応えがっつりな作品でした。
この3巻ではクロとの子供を授かったルカが遂に出産を迎えます。
今までは寡黙で対人においても不器用で何かとルカに救われることが
多かったクロでしたが、今回は妊娠を経て自らの身体が変化していくことに
怯えるルカを包み込んでくれるクロが頼もしかった…!
自分の村人に対する悪感情よりも、なによりルカのために
村での暮らしを受け容れてくれたクロ、男前すぎました。
そして、驚いたのは出産シーンが生々しい程にしっかり描かれていたこと。
これまでも男性妊娠が可能なオメガバース作品では
受けの懐妊という展開はあれど大抵は妊娠→産後と省略されていて、
子供を宿してから産むまでの葛藤だったり、実際に痛みや苦しみを
伴う出産描写が細やかに描かれる事ってほぼなかったように思えます。
産気づき痛みに呻くルカを必死に支えるクロやノア。
文字通り、みんなが一心同体で新たな命を迎えた出産シーンは
安っぽい言葉になってしまうけれど、本当に感動的でした。
産後は予想通りの親バカになってしまっていたクロの
子育て風景にもニヤニヤが溢れました♪
また、今巻ではノアの過去についても明かされていました。
はじめはなんでここにきて突然ノアの過去語りに…?と思いましたが、
彼の過去こそこの物語の根幹ともいえる大切なものでした。
世界のあらゆることを知っていて飄々としていたノアですが、
その過去はとてつもなく切なく号泣必至でした。
まさかノアとヴェレにこんな絆があったとは…
クロにとって母のような存在で大切なヴェレでしたが、
ノアにとっても友人であり、恋人でもあり、家族だったんですね。
クロがヴェレについて語っていたときですらも
感情を露わにすることのなかったノアですが、
心の中では悟られることなく涙していたのかもしれません。
今巻で終えてしまう本作ですが、どうやら番外編が決定したようです。
ルカとクロとの物語がもう読めないなんて…とページをめくるたび
寂しさが増していたので、最後の最後の朗報で歓喜してしまいました♪
愛日と花嫁最終巻!めちゃくちゃ楽しみにしててやっと読みました(●︎´▽︎`●︎)
出産にあたり、ルカの不安が大きくなる中クロもルカの為にいろいろ頑張ってくれてます!
ノアの過去も出てきて切なくなりました。
だけど、クロとルカのお陰で気持ちが前向きになれて良かったです( ᵒ̴̶̷᷄-ᵒ̴̶̷᷅ )
後はルカの出産シーン!!
好き嫌いあるかもだけど、私はオメガバだからこそ子供の出産シーンかは割と好きなので嬉しかったです(*^^*)
感動したぁ〜!
オメガバって子供妊娠出来るのにそうゆうシーンが無くて残念だなと思う事があるのですが、ちゃんとありました!ルカが頑張ってました!おめでとう!!
後は、アニメイト小冊子のクロの500年童貞のパワーワードにクスッとしました!
続編も決まっていますし、まだまだ応援し続けます!楽しみ(*>ω<*)♡
3巻で完結したとは思えない壮大な物語でした。
読む前に1、2巻を読み返して準備、3巻読んで泣いて笑ってまた1.2巻を読み返す
のループ。
こんなに読み返すほど深くなっていくお話はわたしの中で初めてでした。
2巻最後でのルカの不安と涙の真相から始まります。
クロが身を呈してその不安を削ぎとる過程は頼もしく、ここからの妊娠生活にもいい影響を与えていきます。
ノアが自分が死ぬことよって悪役なろうとするところからのノアウェレの過去編。
これで1冊あってもおかしくないくらいの内容です。
この世界の全てはノアから始まった経緯が丁寧に、切なく描かれています。ここはもう、言葉にできない、、。感情移入できる範疇ではないのにノアのことを思うと今も引きずってしまっています。
「どこで間違えた」と悲痛なノアの表情。どんな思いで何百年も過ごしてきたのだろうと思うと涙が止まらない。
でも凄いんです、やっぱルカ凄い。
塔の上でルカがノアに伝えるシーンは圧巻。
ジーンと来るけど最後にルカがシンプルに「寂しい」と言えるところ
ウェレから生まれたクロだから伝えられること。
この2人だから出来た大事な説得でした。
あぁすれば良かった、こうすれば良かったは生きてれば出てくると思うけど「間違い」じゃないよな、と。
ふたりが去って、ノアがウェレに語りかけるシーン。たまらない。後悔ばかりかもしれない、でも風や実になってウェレが伝えてくれた、そんなウェレを生み出したノア、ありがとう、もっともっと幸せを感じて生きて言って欲しい。
生活の拠点を村に戻す為にクロが頑張ってるところ、
ケイが出向いてでもトトに提案を持ちかけたところ、
身篭っているルカの周りが良い方向へ変わっていく様子も、決して簡単ではないことでありながらも着実に進められていきます。
村に戻ってからのルカの笑顔ったらもう、、可愛いねわかる、分かるよクロぉ、、。
ノアの計画によって分娩のタイミングが決まり、いよいよその時。
オメガバースで出産シーンが描かれているものを初めて読み、体の仕組みやΩ、男性の出産の大変さがリアルで緊迫感もあり、、でもファンタジーな要素(トトの内診)もしっかりあって非常に読み応えがあるシーンでした。
心が折れそうになるルカに、クロの「毎年 毎日 ぜんぶやる!」で涙腺崩壊。クロの与えるという表現はいつも真っ直ぐで愛が籠っていて、とにかく響きます。
1巻ラストで家族3人で手を繋いでいる描写があったので、これは想像では無い風景だとは察していましたが、無事に産まれてくれて本当に良かったです。ルカの笑顔は世界を救うと割と本気で思っています。
助産師(医師?)として髪を結んだレアなノア、出産経験もあり「何があっても大丈夫だよって笑う役!」と頼もしく言うユナ、戸惑いながらも的確な内診をするトト、そしてずっとずっと兄を想い寄り添い続けた理想の弟すぎるケイくん。みんなが居て成り立つ。それはきっとルカとクロの今までがあったからなのでしょう。
多分ここは定期的に読んでは泣くと思います。
この物語は「してやる」「あげる」「貰う」など、与えることと受け取ることに対する描写がわたしの中でかなり大事な要素になっていました。
その言動たちにネガティブな感情がなく、お互いがお互いのためであり、自分のためにもなっていってるようで、それが成長であったり、愛情表現であったり、様々な変化をクロとルカだけでなく周りにももたらしていました。
それを愛と勝手にまとめますが、愛の連鎖が止まらないのです。
あと腐女子からしてたまらない、エロと笑いのバランスも最高過ぎます(笑)産後にルカが着てた項を隠すためのお洋服からもうエロカワでニヤニヤが隠せません。ほんとよく耐えたなクロ!(特典でのお話も良かったです)
書き下ろしも毎回笑わせていただいておりましたが今回も例に漏れず!オチが完璧なんすよいつも、、ありがとうございます!
番外編「四季折々」の制作も決定とのことで、まだまだみんなの幸せが覗き見できると思うだけでワクワクが止まりません。
クロルカが家族になっていくまでの過程にはノアウェレの存在があったからこそなんだな…とじんわりした3巻。ノアから始まった歴史の繋がりに感動しました。
古巣に戻り村のみんなと臨んだ出産の一体感もすごかった…!!強い決意が揺らぎそうになる痛み、周りの支え家族になるとは…とても考えさせられる1冊でした。
弱い部分も見せ合えるのってすてきなこと。2巻からクロがストレートに言葉にしてくれるのでもうずっとときめきの嵐でしたが3巻もっと逞しくかっこよかったです。でもばぶちゃんなところもあって最高…
また短編などで読めると知ってとても嬉しくなりました。大好きな作品です。
クロとルカの子供が無事に産まれるのかとハラハラした3巻でした。
子供が無事に産まれるのか、産まれた時に自分は無事でいられるのかとあらゆる不安に苛まれるルカをクロが支え、二人で寄り添い合いながら歩んでいく姿に胸が熱くなります。
出産のときはかなりハラハラしましたが、無事に子供が産まれてホッとしました。
これから3人で暮らしていく様子が短編集で描かれるようで、とても楽しみです!
シーモアは白抜き修正でした。
ルカの身体を気遣うクロに好感が持てます。
クロの乱されるルカがとても可愛かったです!
とにかく圧巻の最終巻でした!!!!
命の尊さや愛など、もう言葉がうまく出てこないのですが、本当に1巻から始り2巻あってこそのこの3巻なんだなって思います!!
ノアウェレの所もずっと涙でした(´;ω;`)
本当何回読んでも胸がギュッてきます!!
クロルカも生まれてくる命(ハル)も本当に頑張ってて支えてくれた周りの皆も頑張ってて、出産って凄いなと改めて思いました!!
そしてハルがとにかく可愛い(◍•ᴗ•◍)
メロメロになってるクロも可愛い!!!
久しぶりの仲良しも相変わらずのえちえちで最高すぎました!!
個人的にケイがとても好きなので、たくさん出てきて嬉しかったです!!!
本当に1巻から3巻まで何回も読み直したくなる素敵な作品です!!!
神様であるクロと番になったルカが子どもを授かり、いよいよラストである今巻では壮絶……いや、壮大なる愛の出産シーンもありました。
クロがルカの項を噛むなどというオリジナル設定に、出産とは独りよがりではなく(それでもクロができることは少ないけれど)、二人で迎えるものなのだという令和的展開に、胸アツとなりました。
あと、産まれた子どもハルに対しても、名前を呼ぶよう伝えるルカも、当たり前のことで大切のことだけど、意外とできてなかったりするよねえ?? などと思わされました。(BL視点じゃなくてすみません)
そんな大円団な3巻ですが、個人的には中盤で綴られたノアとウェレのエピソードに泣きました。
切ないですね、、、
でも、ウェレがいて。
クロがいて。
ルカがいて。
巡り巡ってこうして叶わなかった夢を、あの二人とともに生きようと思えるようになったノアにひたすら涙。
いいんだよ、
それでいいんだよ、、
幸せになろうよ
もう十分だよ
と、声を掛けてあげたくなったまりあげはでした。
このシーン、本当に胸アツでした。
本編は完結とのことですが、オムニバス短編集が読めるとのことで、ハルも登場しつつのお話も読めるのでしょうか。
今からとても楽しみです!
ちなみに、クロの精通タイミングが具体的ページで明かされたので、こちらの情報を念頭に再度1巻を読み返そうと思いました笑
……マジか(しみじみと)
あのとき、、だったんですねえ!!(興味深く読み返すまりあげはでした!)
堂々完結!おめでとうございます!
3巻、頁数多いのにあっという間でした...。
譲ってばかりだったルカが自分の気持ちと願いを口に出すことはどんなに勇気がいっただろう...。
クロの不器用なりにルカ第一に考えて寄り添うその姿に泣いてしまった...。
そしてクロルカ2人が成長していく過程だけではなくて
クロの始まりでもあった、
ノアウェレの深掘り回収があって、素晴らしい構成でした...!!!
孤独な神様も救ってしまう、クロルカ(そしてケイ一家も)が凄い。愛おしい...
そして多くのオメガバ作品ではあまり描かれない
分娩シーンも描かれていて、
どういうメカニズムで男性が分娩をするのか
きっと沢山考えて設定や構成を組んだのだなとわかる
素晴らしいシーンでした。
ルカのマタニティーブルー具合やお産中は本当に共感でした。
何なら私の初産のがめっちゃ取り乱してたし、
クロはきっと私の夫より100万倍役に立ってたと思います。笑
ONE TEAMでのお産、生命の神秘を目の当たりにしたし
感極まるクロの涙にまた涙でした。
完結おめでとうございます!
そして番外編決定おめでとうございます!!
まず表紙のクロとルカの満面の笑顔が素晴らしい。この笑顔が全てを物語っているといってもいい、読んでいて何度も心が震えてくる作品でした。紙本は200pを超える分厚さでとても読み応えのある内容です。
物語は大きく2つにわかれています。
ノアの過去編、ルカの出産編。
どちらも心揺さぶられました泣
もし今から読まれるのであれば、1巻2巻を読んでから読んで欲しいです。
自分が産まれた事自体が間違いだと思っていたノア。彼の過去も壮絶で一言では語れない物語がありました。全てが解る存在だったが故に味わう寂しさ、寂しさを埋める目的だったウェレの創造、初めての恋、大切な人の喪失。ウェレが居なくなってしまった事実は変わらないけれど、今たくさんの人々が笑って暮らしているのは全てノアとウェレがいたからで…。それに気づかせてくれたルカの言葉一つ一つが胸に沁みて涙が流れました。痛みは神も人も同じように感じると言えて、自分自身も同じように「正解」であろうとしたルカだからこそわかってあげられるノアの寂しさ、苦しみ、悲しみだったと思います。ノアとウェレから始まった人の連鎖が温かい光をと笑顔をうみだしている事が、ノア自身にもようやく伝わって良かったです泣
また、ルカの出産はとてもリアリティがあって…。人を産むという事は決して簡単な事ではなく、命懸けの大仕事で、そしてたくさんの人に支えられて行われる事なんだなと思いました。クロはもちろん、ノア、トト、ケイ、ユナ…神と人が手を取り合い次の新しい命へ繋げていく事の素晴らしさを感じました。
ルカを支えるクロが、ハルが産まれる前からちゃんと父親の顔でとてもかっこよかったです!
お話全体にウェレを感じる思い出や1巻、2巻でクロがルカに対して感じていた歯がゆさがあちらこちらに散りばめられていて、そのどれもが無駄じゃなく今の彼らを象っていて……。個人的にはルカが大きなパンを選ぶ事ができた所グッときました。
彼らのお話はここで終わりですが、遠い遠い昔、神さまと人間が一緒に暮らしていた頃にもしかしたらこんな2人がいて脈々と命が受け継がれて今があるのかも……と思いを馳せたくなる、そんな作品でした。
全3巻を通して『命』『愛』を伝えてくれる壮大な物語でした!!
わー。泣いた。感動で泣いた。
BLではかなりかなーーり珍しい描写の多い3巻でした。でも、壮大な愛の物語というか、成長というか、とにかく世界が開けるような清々しいお話でこれは新しいジャンルだなと思いました。
健気なルカがたまに言うワガママが果てしなくかわいい。
屈強なαなクロがルカのことになると日和るところも果てしなくかわいい。
幸せのお裾分けな結末でした!!大!満!足!!
オメガバースというと、ヒートでエチエチになる受ちゃんや、ロマンあふれる運命の番という設定を美味しくいただくもの。そんな認識でおりました。
なんと浅い考えだったのでしょう。「愛日と花嫁」はそんな表層的な萌えにとどまる物語ではありませんでした。
誰かを愛し、命を授かるということ。
そして命を育み、慈しむということ。
読了後、すべての生命への畏敬の念をずしんと感じました。
読書を通して、自分の世界観まで塗り替えられる経験はなかなか味わえるものではありません。
説教くさいお話ではないです。
クロもルカも不器用なところがあって、完璧ではない。愛すべき存在なんです。そんなふたりが力を合わせて生きていく姿が、ただただ尊いのです。
セリフにしても絵にしても、画面から伝わってくる情報量が多いので、じっくり腰を据えて読みたい作品です。
今日、1巻から読み始めてこの3巻に辿り着きました
一気読みしたので冒頭の始まりへの入り込み方は異次元の吸引力!
数時間前の出来事なのにすごい年月を過ごして来たかのような懐かしさも入り混じって、始まりからこみ上げるものが早々に・・・(´;ω;`)ウッ…
医療なんてものが発達した時代ではなく、その上突然変異のような男性のΩで、人では既になくなって・・・と、ルカの出産は前例もないから不安でしかない
不安でもその想いを簡単に口に出せるような性格をしていないルカ
子供を産むのは命がけ
生命を繋いで行く、来た、というのは凄い事なんだなぁと漠然とした畏怖の念を抱いてしまう描写でした
クロとルカのお話しは1巻、2巻とじっくり深めてくれていたので大きな波乱というよりも来るべき1巻終わりのあの1コマのクライマックスに向けて走っていく展開を見守りながら堪能しました
そこに加えて3巻は彼らを包んで来た過去と、彼らがこれから歩んでいく未来を大局として捉えるようなお話しがとても深く、知に富んだお話しとなっていて読み応えがありました
無秩序な世界に知が富をもたらし、富が心の余裕を生み、世界が優しくなる
神様と言われた、なった者が乞い願った「愛」が始まりのこの世界
どうぞ長く想いが繋がり、多くの者が手を繋げる時間が続きますように.。:*
読み始めて数ページで、ティッシュを大量消費してしまいました。
自分の嫌いな部分を許せず、たとえ大切な人の為でも、できない事もある。それが人間ですよね。
でもそんな自分と向き合い、周りの人と話し合い、理解できなくても否定をせず、寄り添い合い、嫌いな自分を許し、相手を受け入れ、怖いことをちゃんと怖いと、嬉しい、寂しいと言い合える人達がいる事は、なんと幸せな事か。
神様だしオメガバースだし普通の人間の話ではないけれど、小さな普通の人間にとっても大切なことをたくさん教えてくれる、素敵な作品でした。
優しい世界にも嫌なことや辛い事はあるだろうけど、ルカやクロや仲間達が仲間でいられれば、泣いちゃうかもしれないけど大丈夫だと思うし、自分にもこんなコミュニティが欲しい(すごく大変でしょうが)
番外編、たのしみにしています。
あの可愛い子が活躍してくれるのかな?
完結、ということで
序盤は2巻の終わり方を忘れていたのでなんか詩的表現というか心情を言葉で語っている感じがして1回置きました。
2巻を読み直して再読すると全然違います。
2巻で梟のトトのところにいってノアとともに出産準備をします。3巻序盤はマタニティブルーのような話でした。衝撃だったのがノアの自分語り。
まさかまさかのウェレとの関係で、泣きました。
これは泣く。
とても感想を一言では言えないです。
その話があってからの神と人との共生へ。
そしてルカの出産ハウツーに関して、いわゆる無痛分娩とオメガバースの融合がすごい。
ルカの妊娠中のシーンもあってこの一冊の中によくこの時間経過がはいったなぁと。
生活、命が続いていくこと、文化が発展することなども描かれているので完結だけど登場人物たちがこれからも生きていくんだなぁと感じます。
オムニバスで続編がでるみたいでとても嬉しいです。
クロがノアとウェレのこと、親って言ってるシーン、すごくよかった…。ノアちょっと不穏な感じがしましたけど、ウェレがしっかりノアを生かしますのでご安心を。
いきなり3巻から読み始めたら、あれ?2巻ってどんな終わりだっけ?ってなって、2巻読んでいたら、そーいや1巻ってどんな感じだっけ?ってなって、結局1巻から通して読み直すことになりました^ ^
でも1巻から読み直して結果良かった。
今巻ではウェレのことについて詳しく追っているので、1巻に出てきたクロとウェレとの関係性とも照らし合わせながら読むと、より3巻のストーリーがスッと入ってくると思います。
ウェレはこの作品で結構重要なキーパーソンです。彼を知るはこの世界の幸せを知ることに繋がります。ウェレとノアとの繋がりは深く、ミステリアスなノアのバックボーンも露わになる今巻は、めっちゃくちゃ内容が濃いぃぃです!
基本的にはこの3巻はルカの妊娠から出産、子育てのお話ですが、そんなことも忘れてしまうほど、ノアのエピソードの読み応えはすごかった。アダムとイブのような神話的な趣きも含んだ世界観の演出が非常に独創的で、ノアの話だけで別立ての作品が一本できるのでは?と思うくらい面白かったです。
そんなノアのサイドストーリー的な話に惹き込まれながらも、やっぱりメインはルカの赤ちゃんのことでしょう。さすが完結巻って感じで、全部の不安要素がうまく回収されていくことの安心感はハンパなかったです( ´∀`)
ひと言で言うと、ザ・大円団!!
これ以上のハッピーエンドはないのでは、というくらいの幸せエッセンスがたっぷりです。ルカが安心して出産と子育てができることを最優先に考えた定住の選択は正直なところ意外でしたが(1巻の最後ではそんな風に見えなかったので)、人間と神が共存しているコミュニティって何だか面白い。ていうか馴染みすぎてて笑っちゃう^ ^
しかも神が3人も(笑)
たくさん家族が増えて、随分と賑やかになりました。
出産シーンは凄かった……クロの涙にもらい泣きしちゃったよー
血は繋がらずとも皆ファミリーで、和気藹々と仲良く馴染んでいる姿にホッコリ。親になっても相変わらずラブラブなクロとルカにもいっぱい癒されました♪
ラブのモードのとき、クロが途端にコメディアンになるのが最高ですね!
子どもを産んでからの久しぶりエッチは濃厚で、キャーでした(〃∀〃)
描き下ろしの精通エピソードのブッ込み方も最高!
完結巻に相応しい素晴らしいエンディングに読後感の余韻がいつまでも消えません。
クロとルカたちのその後の短編集が制作中とのニュースを聞いて、楽しみがまた1つ増えました^ ^
壮大なスケールのお話でした。
もちろんBLでありますが、それ以上に愛すること、寄り添うこと、命を始めることへの責任と尊さが詰まった作品でした。
完結ということもあり、全ての始まりから丁寧に描かれておりました。
特にノアの過去ウェレとの出来事についての回想は涙無しでは読めなかった。
ノアが過去を思い涙する姿を見て、今までのお話では落ち着きのある穏やかなキャラクターで感情の見えにくいキャラクターではあったが、いくら年月を重ねても心があるものはみんな同じく悲しい気持ちも苦しい気持ちも感じるんだなと、当たり前のことを実感させられました。
上手く言葉で表せないのですが、読んでもらえば分かると思います。
でもサラッと読まずに美しい言葉で紡がれた台詞一つ一つをしっかり読んで欲しいなと思います。
神様でありαであるクロと、突然変異でΩになり、生贄としてクロの花嫁になったルカのお話。
ルカは伝承・しきたりによってクロの花嫁になったけれど、一緒の時を重ねるに連れて2人は惹かれ合い、本当の夫婦・家族になっていく。
やがてルカがお腹に新しい命を宿し、お腹の子の様子を見てもらいに他の神様のもとを訪ねた・・・というところまでが2巻でした。
神様のいる時代とオメガバースの創世をベースに、壮大なスケールで描かれた作品だったので、果たして3巻で完結するのか半信半疑でしたが、よくぞ描ききったなと感じました。
世界観がやや抽象的で、セリフやモノローグによる説明も多く、正直に言えば分かりにくいです。
何度も読み返さないと理解が追いつかない。
多分、このレビューを書いている今もしっかりとは理解できていないと思います。
でも、感覚的には理解出来ていると思うのです。
核心を突くネタバレは避けたいので明記しませんが、この世界に絶対的な「神様」などというものは存在せず、動物もヒトもみな孤独や寂しさを抱えながら生きていて、そんな中でも前を向いて生き、大切にしたい・守りたいと思える相手を得て強くなっていくのだという事が一貫して描かれていたなぁーと。
Ωだからといって、弱く可哀想な存在とは描かれておらず、全身全霊で命を生み出す事の出来る逞しい存在として描かれていたのも印象的でした。
「神様」とされているノアとウェレについてのエピソードも描かれており、この二人の存在が世界に大きな影響を与えていた事も判明します。
みんな、愛し愛されたかっただけなんです。
弱くても情けなくってもいい、愛し愛され、子どものように泣き・笑い、次の世代にバトンタッチしていけたらそれでいい。
そんな作品でした。
今後オムニバス短編集は発売されるそうですが、シリーズとしては最終巻。
デビューコミックスとは思えない、素晴らしい全3巻でした!
うわーーーーーー…!!!
2巻がちょっと自分には色々難しくて、正直頭の中が「?」となっていた部分。
それがこの3巻をじっくり読み込んで、パッとクリアになりました…
息を呑むような、素晴らしい完結巻だった。。
より深く理解したいので、また後ほど1巻から読み返すつもりです。
ノアの過去、オメガバースのこの世界の始まり(ウェレの生まれた経緯と、辿った道に涙)、
そして特筆すべきはなんといっても、ルカの出産!!
出産シーンがこんなに詳細に描かれたBL漫画、初めて読みました。
クロが項を噛む刺激によって、子宮の収縮・陣痛を促して…
まるで映画を見ているかのような臨場感溢れる出産シーン、
私もいつの間にか息を殺すように、手に汗握って見守っていました。
命をこの世に送り出すって、本当に尊くてすごいことなんだなあ……と、
あらためて深く深く噛み締めるシーンでした。
ハルはどんなふうに育っていくのかな。
この先、番外編で成長した姿が見られるのが本当に本当に楽しみ(*´˘`*)
自分の中で引っかかっていた、2巻ラストのルカのセリフ、
「同じでいられるのかな」
体が神へと変貌を遂げている最中、そして子どもの妊娠…と、
見た目も感覚も変わっていく中でルカが抱える恐怖と不安、
この3巻でやっとやっと、理解することができた気がします(遅いけど、、)。
誰にも虐げられたりすることのない神の世界ではなく、
人間の世界、村で生きていくことを決断したクロの判断の勇気と男気、
何よりもルカのことを一番に思う優しさと愛が、深すぎて涙( ; ; )
そして、オメガバースの始まりに遡るノア&ウェレのお話もまた、
切なかった。。
自分のしたことを「罪」だと思い責めるノアに、人々の暮らす灯り、
その明るさを見せて”違う”と伝えたルカ。
このシーンを読んでいる時、自分の目の前がパッと弾けて
明るくなったような気がしました。
ノアにとって、ルカが見せてくれたこの景色がどれほど救いになっただろうー
と思うと、ぐーっと胸に想いが溢れてきてたまらない気持ちになります。
そんな切ない部分、この物語の壮大な世界観の根幹をなす物語も
素晴らしかったけれど。
クロ×ルカの、愛し合う姿にもまたうっとり、感無量…!!!
妊娠・出産によってなかなかできていなかった二人が
色々な準備の末、待って待って待ってついに…
…二人の間に流れる優しく甘い雰囲気に、足元からどろっと蕩けてしまいそうでした。。//
そして抱き合った翌日。
ルカとハルをぎゅーーーーっと抱きしめた
クロの目から流れる涙に、読んでた私も涙してしまった、、( ; ; )
タイトルにある「愛日」=冬のおひさまのように暖かで深い二人の愛。
その行方を番外編でまだまだ読める喜びを噛み締めながら、
読後の余韻に浸りたいと思います・:*+.
(なんとシリーズは完結でも、”番外編”が続くとのこと!(巻末のお知らせ))
歓喜歓喜です✨
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
太陽と、風と土と水と生きる素朴な営み、
フォークロアなディテールで溢れた世界
大好きな世界観で描かれる本作は
一巻からずっと追って読んでました。
それから、完結巻リリース前の
作家様の配信を視聴したり
ちるちるのインタビューを読んで
また解像度があがった気持ちで
3巻を読んだ次第です。
思えば、王道シンプルなストーリーといえば
そうなんですよね。
神様に嫁ぐΩ受、からの溺愛ターン。
でも、そこに神様、とひとことでは語れない
この世界に存在する生き物の在り方などが
まるで想いがカタチとなって叶っていく様で
語られていて、そこに気持ちが乗っていく
読み応えがある所以なんじゃないかなと思います。
BLを読んでて、オメガバースにも大分慣れましたが笑
その読み慣れた設定でさえ、
この世界観の中でちゃんと点と点が線で繋がるようにして語られていて、もぅ未読の方は(3巻のレビューでいないと思いますが)是非そこら辺も味わって楽しんでいただきたいです。
私はこのオメガバ、一番好きだなぁ。
3巻を読んで、正直大きな事件などはないです。いや、あると言えばあるんですけど。(どっちやねん)
2人の関係は、奇跡のような特別な出来事によってではなく、
誰かと気持ちを交わし、会話を交わすようにして淡々とした日常の積み重ねから出来てくる
当たり前のリアルを、丁寧に描かれている感じです。
今回は、妊娠、出産という局面になるんですが、これ、本当は大変な事件なんだけど、
現実でも当たり前のように取り扱われてたりしますよね。
でもよく考えたら、身体が急に大きく変化していく訳で、しかもルカは母親をそれで亡くしているから怖くなってしまったんでしょうね。(2巻最後から出だしの辺り)
ここで、クロがもう男前過ぎる!
一巻からずっと、クロの朴訥でいて優しさが半端ないところにキュンキュンきてましたが、ほんとカラスの本質も相まってるのか、番に対する献身ともいえる健気さ、ヒトにはないピュアなところに惚れてまう、です。好きだー!
他の神様も、元々は動物だった訳ですが
それぞれ性質が影響してる部分がみえるのも
読んでいて楽しみのひとつ。
また、読む前から気になっていたノアの話は
ウェレに想いを寄せていた、というだけではなくて
ノアがはじめた物語で語られる、この世界の仕組みに関わる話で、全てが線で繋がった時の衝撃みたいなものはあったんですけど
そのショックの後に訪れたのは、切なさであって、ルカの「同じ」という言葉に救われる、彼もまたささやかな存在でいいんだという答えで。
何処にどう、と言葉で言うのは難しいんですけど、
記号のように使われる言葉ではなくて、
そこにちゃんとストーリーがあり、
想いが紡がれていることに、只々胸が熱くなります。
作家様の想像力と、創造するちから。
それから向き合ったもの、その深さと広がり
そうやって出来たのではないか、そう思います。
最後に、他の皆さんも大いに感じ入っていると思いますが、2人のイチャイチャがほんと最高❤︎
エロいといえば、めちゃくちゃエロいんですけど、
土着的といいますか、愛の営みそのものを
こんなに描かれてるのってもう好き過ぎる❤︎
Renta!では、10P丸ごと睦み合いが最高でした。
個人的には、その前の書き下ろしで、ほろ酔いのクロがピュアっぷりをまた暴露したくだりにも爆でした❤︎
是非読まれて、楽しんでいただきたいです!
この作品を最後まで追えて良かったです。(番外も楽しみにしていますね!)
先生は1巻を超えられるかを事前インタビューで心配されてた気がしますが、私の中では事前に期待を軽々と超えていきました。
勿論一巻には一巻の良さ、二巻には二巻の良さ、三巻には三巻の良さがありますが、三巻はもう最高傑作と言っても良い。
ノアとウェレの過去、ルカの思っていたことが通じ、クロがルカに寄り添い、村の人々と交流する。クロがルカにかける言葉の一つ一つが大切で、これもう名言集できますって……。
私実はBLにおける妊娠出産はそこまで性癖というものではないです。ですがこれは…性癖というか……子供が欲しい、どんな名前にしよう、出産で死んでしまったらどうしよう、現実であれば夫婦が感じるであろう葛藤に真摯に向き合った本当のラブストーリーです。ここにもうBLとか関係ねぇんだ!性癖でもねぇんだ!!愛!!!!!愛だよ!!!!!それはそれとして泣き顔は私も性癖です先生。
ファンタジーBLでありながら世界の理をファンタジーにしなかったのもすごいポイント。どうやったら農業の方法が伝わる?どうやったら安全に出産できる?知識のフル動員、登場人物が全員全力を尽くします。二巻でエコーが出てきた時にはびっくりしたけれど、そこに何も違和感もない、ファンタジーでありながら現実を直視したファンタジーです。
これはファンタジーBLとオメガバースの真骨頂と思っています。
いつまでも彼らの物語を見ていたい、でも私たちが見守れるのは一旦ここで終わり。それでもクロ、ルカ、ハルの道は続きます。ノアの道も途切れることなく、ウェレはいつでも見守っている。
最高の物語をありがとうございました。
番外、楽しみにしています。
私のオメガバへの抵抗を削ぎ落してくれた一助となった貴重なシリーズが、、、とうとう完結を迎えました、、、
喜ばしくもあり、そして寂しくもあり、、、
でも、、、
なんと、、、♪巻末に嬉しいお知らせも♫
喜ばしいので先に書いちゃう٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
「番外編」の制作が決定してるんですってーーー‼
最高やないか、、、ヤッター!*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ヒューヒュー!!!
という事を踏まえて本編最終巻のレビューをば、、、♡
え~と…!総ページ数は256ページ‼
でも、ページ数以上のボリュームのあるお話しが詰まりに詰まっておりました…!
凄かった。。。
クロとルカの「これから」を築いていくのに、避けては通れなかった「ノアとウェレの始まりのお話し」が語られます
このお話しがすごくすごく切なくて、愛おしくて、、、
色々考えさせられる事が多かったです
この3巻、というか、このシリーズは本当に色んな側面から楽しむだけではなく立ち止まって考えたくなるような思考や言葉が多く映し出されていました
読みながら沸き起こる「共感」や「驚嘆」そして「愛おしい」という様々な感情が入り乱れます
この全てを引き出していたのが、愛と知をベースとした想像力と創造力に富んだ言葉と作画でした
渚先生はきっとすごく知識欲に溢れ、そしてたくさんの人を知って経験をされた先生なんだろうな~、、、というのを凄く感じます
一方の見え方だけではなく、視点も視座も変えて問題提議を出来るからこそ視野が広がり、柔軟な答えの余裕が生まれた結果がこの作品の中で語られているように感じます
誰かにとっての神様が誰かにとっての異なるもので、それは時にバケモノとなったり、、、
変わりたくないのに変わってしまう心や体に恐怖を覚えたり、、、
苦しむと分かっていてもどうしても手放せなかったり、、、
本当に胸に残る言葉や、物の捉え方が随所に散りばめられていて、、、その上そんな合間合間にクスッとさせてくれるユーモアや可愛らしさ、そして官能的な時間も適宜あるので、、、これらを網羅してレビューを書こうと思ったら、私の技量じゃ到底2400字所では収まらない。゚(゚´Д`゚)゚。
なので、もぉ、、、是非読んで欲しい!!
その気持ちをただただ伝えたい!!
以下、長くなっちゃいそうなので一旦とにかく凄ぇ作品だからみんな読んでくれよな!!って気持ちをココで挟んでおきました(>ω<)
そしてその上でまだ書いちゃいます!!
出来上がったオメガバの世界ではなく、オメガバース創世記のような世界観のお話しです
ノアという知に富んだ孤独な蛇から生まれた世界
聖書の世界を始めとした神様と人の在り方や、そこに化学的な生物の成り立ちの要素も加わるのでほんと、宇宙を感じる世界です
聖書味を感じるのに事の発端が「蛇のノア」という風刺が効いてるのもなんか刺さります←こういうイチイチ感性を刺激されるようなプロットが多くて、、、ほんと、、、めっちゃ語りたくなるエピソードが一杯でした!!
宇宙という異次元の広がりを感じさせながらも、実はその宇宙はすごく身近で日々繰り返される普通の日常の中から生まれる様々な感情やひとつひとつの小さな行動の積み重ねで成り立っている事も気付かせてくれる、、、
まさに森羅万象を感じさせるお話しだったと思います
たくさんの胸に響き、残る言葉がありました
全部は書き出せないけれどいくつか好きな言葉を、、、
>巣を作ろう 大切なものが丸ごと全部入るやつ
>安心して転んで
>尊敬するのにどんな生き物かは関係ない
>愛を知った生き物は みんな必死で愚かになる
>名前の付いた命は重たいな
誰がどんな状況で言ったか?も含めてすごく印象的な言葉たちです
やっとキャラについて、、、
ルカはほんと逞しくなった!!
1人で頑張る自己犠牲ではなく、怖い事を怖いと言えるようになった強さがとても眩しかった(*˘︶˘*).。.:*♡
クロはとても神様らしくなった!!
話をとことん聴く=相手が話す事で己の本音を気付かせる、、、まさに神としての存在( ・ิω・ิ)‼
成長した部分もあるけど、苦い薬でルカが苦しんだのを見たクロがその薬を「ルカの敵」認定してたり、ハルに対して親バカ発揮してたりするルカも可愛すぎて無事昇天www
あ~~。。。ダメだ、、、これ、取り止めがない…
一生続きそう。。。(>ㅅ<)
愛しい日々をありがとう!!!相思相愛の溺愛、、、最高でした♡
番外編!楽しみにしています .゚(→ε←*)゚ .゚‼
ホントの最後の最後に一応注意事項
妊娠、出産に関しての描写が結構ページを割いて描かれておりますので苦手な方はご注意を
また育児に関しての流れもありますのでBLでのお子様が苦手な方もご注意を
修正&濡れ場|ガッツリの濡れ場は1回です 親としての計画性もあってなんだかすごくリアルな展開にちょっとクスッとしながらも生々しさを感じましたw 1回でしたが、その1回が濃厚でした♡ 修正は白抜きですが玉とカリの形分かる白抜きです(シーモア)