陰キャ×陽キャのエキセントリックラブ!

ゆうちゃん

yuuchan

ゆうちゃん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神70
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

169

レビュー数
20
得点
391
評価数
83
平均
4.7 / 5
神率
84.3%
著者
蜂煮 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ヒーローズ
レーベル
Re;zz
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784868230113

あらすじ

高校に入学早々やたらと陽キャのかけるに絡まれ迷惑している陰キャの相澤ゆう。
実は幼馴染みのこの2人、自然淘汰という名のスクールカーストにより関係は断絶しており、ゆうにとっては今更関わりたくもない「スーパー天敵」なのだが…!?
かけるからの思わぬ猛追で状況は大きく変動し始め―!?

表題作ゆうちゃん

高校1年生
高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「ゆうちゃんの悩みごと」

レビュー投稿数20

これぞ令和時代のBL

これまでのBLの固定概念をぶっ壊すような新感覚BL。

これまでたくさんのBL作品を読んできたけど、こんなBL見たことない!
おそろしく個性派で、オリジナリティ溢れる物語は、BLの可能性の広がりをビンビンに感じました。はちゃめちゃオモシロかったです!

少年マンガを彷彿とさせるゆうのエキセントリックな風貌やセリフのクセが強く、一度見たら簡単には忘れることが出来ないパンチのあるキャラクターがこの物語の肝。BLの世界線に生きてるとは思えない強烈キャラに骨の髄からゾクゾクしました。
色々とツッコミどころがあって、情報過多で多少騒々しい感じではありますが、ちゃんとBLの一本筋は通ってます。普通のBL展開とは違う新鮮味や、脇キャラモブたちもこぞって個性的なキャラばかり。隅から隅まで最高にクールでした!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

スパダリ攻めだとか、美人受けだとか、そんな細かい属性はこの主人公たちに当てはまらない。一応、"陰キャ"や"陽キャ"の属性はありますが、うーん…イマイチしっくりこないぞ、と(笑)
ゆうの属性は"ゆうちゃん"
かけるの属性は"かける"  ……これっきゃない!
2人ともに個性がひとり歩きしてるような状態で、強烈なキャラ2人の交際はこれまた奇想天外です。いやー…イイです、2人ともぶっとんでて^ ^

かけるなぞ、ノーマルな雰囲気出してるけど、がタジタジになるほどはっちゃけてて、諦めないゆうへの求愛は激オモロ。個性と個性のぶつかり合いが激しい2人のアツいBLは愉快痛快な恋愛模様です!
ラブコメだけど、ラブコメとも言い切れない不思議でシュールな雰囲気漂う世界観を作り上げた作者さん、お見事です。才能にシビれました。

濃いキャラ性に押されがちけど、過去の後悔と、ありのままの自分を曝け出したい気持ちが溢れるメッセージ性を含んだ深い話になってるところも注目して下さい。


言葉には良い表せない稀有な世界がここにある。気になる方はぜひご一読をヽ(´▽`)/

1

1ページ1ページをまじまじと読んでしまう

ゆうちゃんを読んだら、自分の中の“ゆうちゃん”を見つけたくなります。一見、すごく変わり者で陰キャなゆうちゃん。かけるの押せ押せにより確立されてたキャラが崩壊していきます。
ゆうちゃんとかけるを取り巻く友人達クラスメイトまではちゃめちゃになっていっておもしろいです。

1

かけるもなかなか…(ΦωΦ)フフフ…

ゆうちゃんへの溢れんばかりの愛あるレビュー!
完全同意でしかないです♡

そんなゆうちゃんへの恋心と悔恨を抱えたかける君
彼もやっぱりなかなかな人材でした♪

ゆうちゃんに大きな動揺を与えた女子とかけるの「破廉恥学園」事件
あの女子は「付き合えないならキスして」とかけるに迫りました
そしてこの事の顛末を必死にゆうちゃんに説明したかけるはゆうちゃんにこう迫ります
「付き合えないなら部屋から出さない」

キェェェェェ・・・ですねwww
女子のキスのおねだりなんてかわいいもんでしたw
かけるはゆうちゃんを手放さないという追い込み系
なかなかヤリおるな、かける(ΦωΦ)フフフ…

その後も絶対に別れない男となり、ゆうちゃんの愛を取り戻そうと奔走
遠回りも間違いもあっても、結局南極「最後に愛は勝つ」なんですよね♡

性別とかヒエラルキーとか、様々な枠を超えてでも「この人だ!」って思えた人を必死に手に入れる
そんなかけるの必死な恋にもキュンとした1冊でした

あと、とにかく画力が半端ないしその画力を活かしきるお洒落さがたまんないですね!!
イマドキ感溢れる陽キャ達のお洋服も好きだけど、ゆうちゃんの特に子供時代の昭和感あるファッション、そしてペーズリー柄のカーテンwめちゃ刺さりました♡

3

背表紙と目が合う ゆうちゃん!!(正確には、かけるの瞳の中にゆうちゃんがいる!)

前々から、SNSの試し読みなどでただ事ではなさそうだ!
と、ワクワクしていた作品。


その名も、「ゆうちゃん」。

某学園天国を歌っていた人たちを彷彿させる、昭和な肉厚メガネが印象的な、オタク陰キャDKのゆうちゃん。
そして、同じクラスで陽キャキラキライケメンな、かける。

主な登場人物は、この二人です。

この作品を語る上で大切なテーマは、
陽キャと陰キャ、が恋人となった、ではない。(真顔)

幼なじみだった「オレ」と「かける」が、紆余曲折を経て、高校へ入学して無事に恋人同士となったお話なのです。(同じく真顔)

ちなみにcpは、ゆうちゃん×かける、です。



かけるは幼き頃、ゆうちゃんが憧れの存在だった。
しかし、スクールカーストにより2人の関係は断絶。
ゆうちゃんも、陽キャが大嫌いで関わりたくないのに、かけるからの好き好き攻撃が激しくて、、、
という展開。


蜂煮先生の綺麗すぎる独特の画が(褒め言葉)、エキセントリックな格差BLにぴったりで、迫力? 満点なBLでした。
すべてにおいてセンスがいい作品とは、この作品のことを言うのでは??
と、思ったくらい擬音語からtnkやら、ゆうちゃんの髪型、かけるからの超ド執着愛など、すべてが神がかっていました!


新しいレーベルの開幕に相応しい、こけら落とし的強烈な(褒め言葉)1冊となったのではないでしょうか。

蜂煮先生のこれからが、益々楽しみとなった1冊でした!!

4

祝!レーベル第一号作品!!

新しいレーベルさんの第一号作品なんですね!!
もう、出版社さん大喜びでは???
だってこんな才能溢れる、もとい…才能の塊、才能そのもの‼な作家様に第一弾作品を寄稿してもらえるなんて♡

何はともあれ新刊、本当におめでとうございますであり、届けて下さってありがとうございます‼です(≧▽≦)

すっごく笑いますが、決してギャグではありません
思春期高校生達が抱えるキラキラしてるだけじゃない色んな感情がちゃんと描かれています
それは時にゆうちゃんのセンサーヘアーを通して知る事もありますし(笑)ちゃんと漫画の技術で読み取れる表現もあります

恋心も、また群れを作りたがってしまう友人としての嫉妬なんかもあって、とてもこの年代の学生たちらしいストーリーを読む事が出来ます

とても読んで良かったし、読後の気分が明るくなる1冊でした

全体的に感じた事とは別に、以下は先生の描かれるキャラに関して少し主観強めな語りめで書きたいと思います
(※ストーリー本筋には全く関係ない感想です)

前作でもメインキャラは当然の事として、クセが強めな脇キャラが気になってしまったのですが、今回も同様、先ずとんでもなく攻め受け共にクセが強い強い(笑)
そこに加えて全員がクセ強じゃなく、普通の人々の中に存在するクセ強…大癖キャラのインパクトに興味が尽きない!

そんなキャラの中から2人(1組?)どうしても個人的に気になった事を書いて終わりにしようと思います

ゆうちゃんのイツメン、Shin&Tomoについて。。。
性別も勿論年齢も違うし何も決定的な事もないのだけれど、私には彼らが(現時点で)唯一のM1女性ファイナリストの芸人さんコンビに見えて仕方なかったですwww
勝手に脳内変換して読んでました
この感覚、私だけかな?なんか大らかなやさしさと、迎合しない強さ、みたいな芯を感じる2人
勘違いかもしれないけれどShin&Tomoも私が勝手に変換したお2人もすごく好きな存在です

ほんと、楽しい作品でした!

12月に出る前作の電子特装版も楽しみにしています♡

6

ゆうちゃーーん

蜂煮先生ワールドが炸裂しています。

小学生時代に両想いになったかけるとゆうちゃん。
スクールカーストによって、離れてしまったけれどその事を後悔していたかけるが高校生になり、ゆうちゃんの事が好きな自分らしさを取り戻そうと奮闘し、2人は再び結ばれます。

1ページ目からゆうちゃんのキャラが強烈です。
でも、キャラが強烈というだけではないのです。
随所に笑いはありますが、切なくなるんです。
そして、1番最後のページで心がキュウウゥ〜となりました。

かける、ゆうちゃん、良かったね。

5

No Title

電子で読んでいましたが、とうとう紙で発売されました!
電子の時ももちろん面白かったけれど、蜂煮先生の独特のタッチやコマ割りなど紙面で満喫できて非常に満足です。
内容はもしかしたら人を選ぶもかもしれませんが、かっこ綺麗なカケルとずっとブレない(キモさの)ゆうちゃんの掛け合いがたまらないです。
最初に読んだ時は、え?この2人どうなるの?ゆうちゃんメガネ外すと男前とか?(そんなこともなく、いえ、ゆうちゃんは男前ですが!)この嫌な子結局カケル大好きすぎ!とか、ドキドキしながら引き込まれて。
ラストは最高に面白くて、何度読んでも細かいところの発見が楽しいです。
単行本の書き下ろしもまた最高でした。ゆうちゃんはじけてるしかけるはかっこよくて、なんて素敵な二人でしょう!幸せな気分になれます。

6

まってましたゆうちゃん!!

あれ?ゆうちゃん何処?
タイトル主なのに表紙不在?と思ったら
かけるの瞳の中にいたーーーーwww
強いーーー!

ピクシブから追っかけてました
ゆうちゃんのキテレツぶり
かけるの激重愛ぶり、試し読みから沼です。

ゆうちゃんは陰キャというか
一周まわってもう妖キャです。
見た目ホラーだし
セリフもオタクというより妖怪。
かけるも美しいけどかなりぶっ飛んでます。

なぜそんなにゆうちゃんにこだわるのか
なぜそんなにかけるを憎んでいるのか

過去に遡って納得、そこには恋とすれ違いがあったのですね..せつない!
お互いが傷つけてしまったと思う初体験が痛々しかったです。
「ごめんね」のかけるの涙顔がもう..
蜂煮先生にしか描けない妖艶さ!

カミングアウトで勝負にでたかける。
ゆうちゃんが駆け寄りクライマックスは
教室がステージのようです。
陰キャVS陽キャのテーマが壮大になり
2人をよそにバトルも。
そんなの関係ない!というラストダンスで〆、
ミュージカルを観たような読了感です。

お互いふっきれた後のゆうちゃんは
ラブラブ大暴走。
かけるも愛し愛され幸せそう。
先生の描く受けは顔がかわいくて
肉体はガッチリ、ダイスキです!

サイケでエキセントリックで濃厚な作品でした!

4

純な格差恋愛…だよね?

第一印象。すごいぶっ飛んでて面白い〜‼︎
でもよく考えると、これは幼馴染の長い長い片想いのお話。そしてそこに格差もののスパイスもある。
お姫様が羊飼いに恋をした…みたいな。
だから実はトラディショナルで普遍的なストーリーのはずなんだけど。
ならこのぶっ飛びでシュールでアングラな感覚はどこからくるの?

ゆうちゃんだよ!

まぁ〜〜〜ゆうちゃんのキモいこと。
陰キャっていうより確かに妖怪だよ。妖気が漂ってるよ。
でもお姫様が好きだって言うんだからこれはもうしょうがないのよ。
羊飼いが逃げてもお姫様が追ってくる!
…てな感じで、周囲から陽キャだ陰キャだ、釣り合わない、ヤメロ、等々、何言われても自分の純情、自分の情熱を白日に晒すかけるが根性すわってる。
こんな初恋をやり遂げるかけるの方が実はヤベー奴だと思いました。
基本ギャグが苦手な私ですが、すごく面白かった。「萌x2」で。

2

色々驚きが隠せないΣ(・ω・ノ)ノ!

新作!すごく楽しみにしてました~
良かった・・・読めて♡

凄かった!
エンタメ性に溢れているけれど恋の切なさ、等身大のキャラの未熟さなんかもちゃんと描かれていて楽しいだけではないのがすごく心に残ります

でもレビューで書きたくなっちゃうのはやっぱりゆうちゃんかな~~~w
余りにもインパクトが大きすぎる
ゆうちゃんの百面相に突飛な行動・・・驚きの連続で酸欠で息切れしそう

さらに途中まで帯や作品情報の攻め受けポジを疑ってしまう感じで・・・
結果、あ…やっぱほんとにソッチなんだね!?っていう驚きは、事前に情報を知っていてもいざ”その時”を目にするまでは信じられなくって・・・実際見た時はやっぱり衝撃ありました
しかも…流れ的にもすごくヒヤヒヤしてしまった事もまた別の意味でとてもショッキング・・・
気持ちと体が制御出来ない10代らしさですよね

それにしてもあのカラオケの時のかけるとか、結構攻めポテンシャル高そうだったんだけどな~と思っていたので、やっぱりそこも結構驚きでした(ゆうかけポジに異論はないです!)

でも描き下ろしのかけるの1週間を見て思います
うん、かける君は立派な受けだよ!と・・・♡

そしてそんな誰も知らない魅惑のかける君を引き出すのは我らがゆうちゃん!!
背中に生えた羽が全く違和感なし!
全裸に羽で完全変質者スタイルなのに神々しく見えるゆうちゃん

すごく口も態度も悪いけど、本当に優しいゆうちゃんがすごく好き
かける君の為に自分は身を引いちゃうなんて
その上すごくそれで傷付いて悲しんでるのがお労しい( ;∀;)

幼い頃から出来上がっていくコミュニティって色んな事を学ぶ事も出来るけど、みんなが同じ速度って訳ではないし、感性も違う
学ぶだけでなく失ってしまうものもありますもんね・・・
まさに「失って気付く」
これもまた「学び」なのかな・・・?

しなくてもいい苦労かも知れない
だけどゆうちゃんもかける君も”失くしたままにしたくなかったから”頑張った!
とっても素敵な2人の姿にウルっとしました

衝撃も笑撃も絶え間ないけれど、気付いたら愛おしさが増していく2人の初恋物語
最高にBがLするエモーショナルなBLでした♡

5

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