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permanent yellow deep
レイニ先生の作品は、今作初めて読みましたが、この作品がツボにハマり、今既刊を集めております(笑)色恋試合に勝負あり!もめちゃくちゃ良かったです!!先生の描くツンデレ受けちゃんの照れ顔、泣き顔の破壊力がすごい…。
今作は、ほわほわワンコ攻め×ツンデレ美人受け!大好物の組み合わせです。特にとってもつんつん強がりな七都生の泣き顔が可愛すぎてツボでした。
七都生が劣等感の塊で、そうなった過去の話はわたし的にはちょっと辛かったです。そのことがあり、自己肯定感低すぎる七都生なかなか拗らせてて、鼎の愛を真っ直ぐ受け取れず、すれ違いまくるんですが、最後に最高のハッピーエンドが待っていますので、ハピエン勢安心してぜひ読んでほしいです!
優しく芯があり、ブレない鼎だからか、安心して読めました。体だけでなく心を開いていく七都生がほんとにかわいいです。この2人、ずっと幸せでいて欲しい〜!そして2人のらぶらぶな続編をぜひよろしくお願いします〜!
初めてBL漫画のえちシーンで涙が出たかもしれない。
元来甘えん坊で人懐っこい受けの七都生がゲイビモデルかつ彼氏と思ってた相手に酷い捨てられ方をしたせいで自分の悪いところしか見えなくなって自分を追い詰め、相手にも嫉妬し傷つけ、どんどん負のスパイラルに陥っているのがたまらなく切なく苦しかったです。
誰でもいいから必要とされたくて鼎に縋り付くように抱かれようとしたのに応えてもらえず、でも自分も鼎の気持ちを受け入れようとせず、そのせいで鼎も拾ってもらえない自分の気持ちの行き場がなくて苦しそうで、こんなに印象的なえちシーン初めてだったなぁ…
そして相手からの好きを意識して自分の気持ちを伝えようと必死になる七都生の愛しいこと!
これからはずっと甘々な2人であって欲しいと願うばかりです。
先生作品だと割と根本が健気な受けが多いかな?と思っています
今回の七都生も根はきっと優しくて、繊細な子なんだと思いますが、少々ツンデレ味が強かったように私には感じました
自己肯定感が低くなってしまった理由は同情もするし、元カレのアホさには腹も立ちます!
だけど、そこから卑屈になり過ぎてしまったのはとても痛々しい・・・
鼎との最初の出会いも結構失礼かなって気がしてしまうし、あんなにも真っ直ぐに伝えてくれる鼎の言葉に耳を貸さない、ルームメイトにも甘えてるし・・・
七都生の事だけを想って伝える鼎の言葉は届かないのに、マスターの何気ない一般論の言葉には反応して将来を軽く考えてしまう所には少し「なぜなんだ・・・七都生!!!」と喝を入れたくなってしまいました
決してキライなキャラではないですが好みってタイプの受けでもそこまでなかったかな?と思いました
甘えたさんらしくない甘えたさんなんだと思います
その辺の素が出て来る後半はとても可愛らしくてホクホクしておりました(*'▽')
ページ数もしっかりあるので、この素の部分が出て来るまでのシャーシャー期(猫ちゃんの反抗?威嚇?的なやつ)がやや長かった事で少しだけ七都生評価が上がり切らなかったな~・・・というのが自分の好みを反映した評価です
逆にここを後半に向けての良いフリとして見守れる方にはすごく良い盛り上がりを見せてくれる展開の1冊だったと思います
好きな作家さまです♪綿レイニ先生(♡´∀`♡)
結構作品傾向に幅を感じる先生で色んな気分に合わせて作品を楽しめる先生だなって思っています
今回はキャラの深掘りがしっかりされた上で進むストーリー性とエロのバランスが程良く調和されていて夜明け感のある1冊だったと思いました(*˘︶˘*)
攻めは太陽攻め感強めなワンコさん
太陽と言っても灼熱の夏っぽい太陽や冬の凛とした清らかな太陽という様な強い熱というよりも、日常のうららかな午後の陽だまりやゆっくり明ける朝の始まりのような柔らかさを感じる陽だまりのような太陽攻めっぽさを感じる鼎(かなえ)さん
そんな鼎さんに対して受けは月を感じさせる保護猫味のある七都生(なつき)くん
こちらの月もスーパームーンや皓皓と光を放ち夜道をしっかり照らしてくれるような誰かの耳目を集めたり道標になる満月タイプといよりも、そんな満月になる前のまだ欠けた部分が残る上弦の月や新月前の三日月っぽさを感じるのが七都生くんの月っぽさ
表紙が受けの七都生くん
物語の主人公としても受け寄りかな?と思います
ちょっと変わってるな~と思ったのが彼のバックグラウンド
大学6年生…つまり留年
しかも留年理由が病気とかの不可抗力的なものではなく、結構自業自得な感じなのが人間臭いというか七都生くんの所在なさやまだ完成し切っていない部分を表してるな~と思います
特に”元”ゲイビモデルっていうのも面白い!
結構BLの中で見るゲイビ関係ってエロ特化か寧ろ本格お仕事ものとして扱われるのを見るかな?と思っていたので、七都生くんみたいにそこまで深い理由もなく始めて、結果辞めてるっていう設定はなかなかオリジナリティとリアリティがあるな~と思いました
この辞めた理由や彼の家族との関係性なんかが結構大きく七都生くんの自己肯定感の超低空飛行を助長してる所がパーソナリティとしての肝となってるのが読者の庇護欲を掻き立てます
ひたすらに人も自分も信じ切れない七都生くんがカラダ以外で人と繋がっていく姿を見守る感じのお話しなので、受けが幸せを掴んで行く姿を楽しみたい方にはすごくハマると思います
攻めもすごく安定していながらもしっかりいくつかの顔を覗かせてくれるのもドキっと出来て良かったです♪
おんなじタイミングで同じくらいの幸せを感じ合っているんだろうな~(๑>◡<๑)というのが伝わって来る2人の涙と共に繋がるシーンはとてもエモーショナルで印象的でした♡すごく素敵シーン(ღ˘͈︶˘͈ღ)
素敵なシーンも理解出来る所も多く読み易かったのですが、私の中では「ロストチェリー~」が先生の大好き作品なのでどうしてもそこ基準で評価してしまうという個人的な好みで今回は評価を付けました
解像度が高かった故の七都生くんの未成熟さが少しだけ心配になってしまった所がありました。。。
でも、それでも彼を支えてくれる最高の友人(瑠翔…マジでいいヤツ!!!)や家族、そして鼎さんという人望に恵まれるに足る魅力があるのも彼らしさで素敵な所なんですけどね
彼がその幸運に気付き、受け入れ、今度はそれを還元していけるようになったらいいな~と、、、彼の成長を今後への期待として残しておかせていただきました
修正|白抜き(DMM)濡れ場は特に表情が見所でした♡
元ゲイビモデルで大学留年中の七都生は、近所の家の窓に飾られた花に興味を惹かれていた。
そんなある日、その家の住人と目が合い、さらに声をかけられ、ゲイビに出ていた自分のファンだったと知る。
そのファンは、イラストレーターの鼎と言い、就活に苦労していた七都生にとっては、なんの苦労もしらなそうな年上の男に見えた。
そのせいで、一度だけのつもりで鼎を抱こうと煽ったが、帰って抱かれてしまい、、、
という冒頭。
実際は、鼎も崖っぷちなイラストレーターで、境遇も似ていた。
そして、お互いを知ることで見えてきたお互いの過去の奥行。
お互いがお互いを好きになっている両片想いなのに、勘違いしたらダメだと思ったり、距離が縮んだと思ったのに…などと、葛藤します。
そのすれ違い過程に、切なキュンとさせられました。
こんなにも七都生、鼎に愛されているのにぃぃい!!!!
と、七都生へ向かって叫び出したくなるまりあげは。
そして、鼎のよくないことは続く、、、のシーンにも切なさ増し増しすぎて涙が!
タイトルも含め、たとえるものが秀逸な今作品。
家族との雪解けもあったりしたのは、やはりお互いの存在が、お互いにとって暖色系の色に塗り替えられたからでしょう。
布団の手作り名札のエピソードも、キュンと切なくなるので必読です!
本当はとびきりの甘えたなのに、どう甘えたらいいのかも、そもそも自分が甘えたいのかどうかもわからない人。
そのうえ、自分に自信がなく自己肯定感も低い七都生という青年のギャップにことごとくやられた一冊でした。
作中で七都生が涙を流すたびにざわざわするというか、思わず泣かせたくなる顔というか…
なんだか読んでいてすごく変な気持ちにさせられるんですよね。
泣き顔と甘えん坊な一面が最高にかわいらしかったです。
隣の芝はなんとやら…なんて言葉がありますが、自分の人生が満たされていないと感じる時や、将来や現状に迷いがある時ほど周囲の人々は皆うまくいっているように見えることって、誰しも一度は経験するものなのではないでしょうか。
全員が全員そんなに上手に生きているはずもないのに、なぜかそう思って沈んでしまうことだってありますよね。
七都生の元ゲイビデオモデルの肩書きはあくまでも導入でしかなく、蓋を開けてみればアイデンティティの確立ができていない迷える青年の心が、うっすらとクリームがかったシロツメクサと出逢って寒色から暖かみのある山吹色に変化していく。
そんな素敵な出逢いと成長が見られる、非常にやさしいお話だったように思います。
七都生のネガティブ思考と甘ちゃんな部分がしぶとかったので、いったい彼にどんな過去が…?と思っていたら、ネガティブ配分に対してゲイビデオに出演していた理由も含めて少々説明が足りないなあとスッキリしないところもありました。
けれど、どんな色の花をどこに向かって咲かせようかと迷っていた迷子のタンポポに寄り添い合うシロツメクサの構図は、春になればきっと素朴でかわいらしい姿を見せてくれる素敵な組み合わせになるんじゃないかなと思える、徐々にやわらかい光に照らされていく展開が良かった。
それもこれも、鼎が七都生のことを好きな気持ちをまっすぐに伝えながら、いつでも笑顔を浮かべて隣にいてくれる人だったからなのでしょうね。
やさしさを絵に描いたような攻めでこれまた良かったです。
仕事中に「どした?構ってほしいの?」とほんの少し雑な対応をする鼎の1コマが妙にツボにハマってしまい、今後もこのギャップは引き続き見せてほしいななんて。
その後の幸せいっぱいな2人も追いかけたくなる作品でした。
わー、良かったー!まず表紙がよい!タイトルも納得!
パーマネントイエローディープという色の通り、温かみのあるお話でした!
そして、2人ともギャップのあるキャラクターで、その表現にキュンキュンしました~。
元ゲイビモデルのナツキが偶然出会ったのがゲイビ時代の自分のファンであるカナエ。
就活にも踏み切れず将来を迷いながら自信もなく過ごしているナツキにとって、イラストレーターとして仕事を得ているカナエは「何でも持ってるくせに謙遜する嫌な奴」
タチとして一度だけ抱いてやろうと誘ったら、実はカナエはタチで自分が掘られることに…!?というところから身体の関係がスタート。
ナツキは、元々ゲイビでタチネコ両方やったことがあり、タチで人気出たけどプライベートではネコ寄り。
ぱっと見のナツキはクールでかっこいい。
ただ、カナエや同居人のルイト(友人)と居るときに甘えたな可愛い面が段々と出てきて…ひゃ~~もう、ギャップ萌の嵐。しかもツンデレ。
照れ顔も泣き顔も可愛いんだ。(割とすぐ泣く)
自己評価も低くて、ちょっと拗らせているので割と面倒くさい笑(でも可愛い)
対して、攻めのカナエはというと…
ほわほわっと癒やし系な見た目通り優しくて穏やかで…なんだけど、仕事モードのときはナツキにも塩対応かますし、エッチのときはギラギラだし!いい~このギャップ良い~~~。
セフレ段階でも気持ちがあるかないかきちんと見ているし、自分の気持ちもストレートに伝えられるし線引きができる。
真面目で誠実で常識人。そして、その安定感からの包容力が強い。
なんせナツキがヘタレなので安心で安定感のあるカナエと出会えて本当に良かったです。
これからの2人はそれぞれ経験と自信を付けて良い関係を築いていけるんだろうなぁと思える。
それから、カナエがナツキを甘やかすの腕枕とかスキンシップとかしてて良すぎた!
思いが通じ合ってからのエッチがめちゃくちゃ可愛いし腕枕は最高!ツンデレなナツキが甘えるところ、見てくれ。
元ゲイビモデルで大学生の七都生は、よく前を通る窓辺に花を飾っている部屋の持ち主でイラストレーターの鼎と知り合う。実は鼎はAV時代の七都生(琳)の大ファンで…。
ずっとついてくる過去、将来への不安や焦り、自分が見えず自信が持てない中鼎の優しさと温かさに惹かれていく七都生。でも失う怖さから鼎を傷つけて遠ざけてしまうのが切ない。どちらにとってもただのセフレ以上の存在なのに…。
やっと素直にお互いへの気持ちを告げられた時には幸せしかなかった〜。優しい鼎がエチでスイッチが入った時に見せる雄の眼と、照れながらもいっぱいイッちゃう七都生が可愛い♪
レイニ先生のフィジカル・トークルームやキスで描く一等星が大好きなんだけど、今作の2人もめちゃめちゃ愛おしくて良きです〜。それぞれの仕事も軌道に乗りだした2人の、その後の同棲編とかラブラブなやつをぜひやって欲しい!
ゲイビから3年前に足を洗って、って・・・何歳?大学6年目だから24?25?くらいか!一瞬DKのときから出演していたのかと勘違いし、背景重めの本かと身構えました_(:3 」∠)_
6年在籍しても明確なガクチカ(学生時代に力を入れたこと)はないようで、埋まらないESに悩み就活もままならない日々。そんなとき、気になっていた家の家主に呼び止められる。ゲイビ出演時の名前で。
で、で。早速エッチなんですが、鼎さん!そっちか!!そしてナツキくん(リンくん)もプライベートはウケ寄り・・・運命だな(スーパー軽い運命判定)。
で、流石はファンだけあってイイトコ順調に攻めてくるんですが、それに気づいたナツキくん、フラッシュバックで・・・その後いろいろあってしばらくエッチおあずけ。で、もう一回あまあまなやつするんですが、、ナツキくんのなかで元カレが結構しっかりめにトラウマになっていて切ない_(:3 」∠)_
そんなことがありながら、少しずつ距離を縮めていく二人。それぞれの不安定な生活基盤も、お互いを欲するのに役に立ったのかもしれない(共依存系苦手ですがこのくらいなら・・・)。
そして就活をはじめるも、現実の苦さに直面するナツキ。ギリギリのところでセックスを強請って。自分を好いて優しくしてくれる相手の気持ちが信じられなくて、身体だけほしいと言って。でもいざそうされると心が軋む。抱いている鼎くんもきっと苦しくて・・・こんなに切ないセックスシーンなかなかない・・・読んだらこっちまで泣いちゃう。
ラストはめちゃくちゃ素敵なハピエンです。拗れていた家族との関係もそれぞれ解決に向かい・・・元々そんなにひどい関係ではなく、シンプルに子を心配する親と劣等感を抱えてしまった子のすれ違いだったんだろうなあ。
セックスシーンもどれもエロい!とかではなくて感情が乗っていてじんわり楽しみました。もちろんエロくもあるんですが、鼎くんの欲を孕んだ目と、ナツキくんの常とは違う色っぽさ、可愛さがたまらない。
久しぶりに迷いなく神!と言える作品です。
綿レイニ先生の作品は昔から好きでして、私にとって「フィジカル・トークルーム」「色恋勝負に勝負あり!」「琥珀色の熱視線」に続いて4作目になります。
今回のお話も私の癖に刺さっちゃいました(//∇//)
受けの七都生くん
元ゲイビ男優(しかもタチ寄り)のイケメンさんとか最高すぎます! のちのち分かってくるけど、見た目はカッコよくてキラキラしてるのに、内面は劣等感の塊なんですよね。過去のトラウマも、受けくんには悪いけど、私好みでとても良い!!!
最初は攻めが何もかも持ってるように見えて嫉妬し、攻めを抱こうとするんですけど一瞬で逆転されます←このシチュ最高!!!
攻めの鼎くん
何処と無くオタク味を感じる攻めはとても好物です。琳くんの出演ビデオ全て見てるとは、なかなかやりますな。優しそうに見えて、時折激しいHするの堪らないです。
いや本当にこの2人の恋模様は見ていて、ときめいたり切なくなったりと、とても楽しかったです。七都生くんが会えたのが鼎くんで良かったね!
あとHシーンが本当にエロいです。_:(´ཀ`」 ∠):
七都生くんがHするたびにトロトロにされていくのが良すぎて、何度も読み返しています。泣き顔が堪らん!本当に人気タチモデルだったのかな(´⊙ω⊙`)もっと可愛い顔が見たいな、、、
続編でも何でもいいので、また彼らのお話を読みたいです!!!
印象的なタイトルが気になって調べてみると
「パーマネントイエローディープ」は絵具の色の名前で、あたたかみのあるオレンジよりの黄色な色味。
これがどんな意味を持つのだろうか?という部分を知るのも楽しみに読み進めました。
鼎と出会ったときの七都生は"劣等感の塊"という感じ。
自分に対するどんな言葉も真っ直ぐに受け取れなくて浮上できない…
そんな彼を見ているのはとてもツラかったので、鼎と出会ったことで気持ちが揺れながらも少しずつ意識が変わっていく様子が感じられたのが本当に嬉しかったです。
ずっとマイナスなところにいる七都生には鼎の嘘のない好意もすんなりと伝わらなくて、すれ違ったり拗れたりを繰り返すことにはなるのですが。
それでも鼎のあたたかい気持ちはしっかりと七都生のもとへと届き、それが前へ進むチカラにも自分の想いを伝えにいく勇気にもなるわけです。
離ればなれになる寸前だったところからこんなに幸せな結末になるなんて…!と、胸がいっぱいになりました。
すぐ俯きがちになってしまう七都生を包む鼎の優しさにとても救われて、本当にいい出会いをしたなぁと改めて感じます。
七都生を例えた花も色もとても素敵で、タイトルも作品にぴったりだなぁとしみじみ思ったのでした。
めちゃくちゃ強がりなのに意外にも泣き虫な七都生の可愛いギャップも最高にツボで、泣き顔を見るたびキュンキュンしてしまいました(笑)
優しくて芯のある鼎との相性も色々とバッチリなのも伝わり、とっても満たされた作品でした。
受も攻もギャップが良い!
受:ゲイビでタチをしていた七都生。大学留年していて就活中。
攻:七都生のファンな鼎。お仕事少ないイラストレーター。
ご近所さんでお花をキッカケに出会った2人。七都生は就活中で自己肯定感が低く、鼎との会話でコンプレックスを刺激されてしまい、自分のファンだという鼎を抱いてやろうと誘いますが、実は鼎はタチ。しかも、その行為で七都生のトラウマが蘇り…。というお話。
普段ふわふわした感じの鼎のイラストのお仕事中の真剣な表情とか、オスみとか、鼎のギャップも良い!
七都生は、斜に構えた感じなのに気を許した相手には甘えただったり、自己肯定感低すぎだったり、可愛かったー
自信のない2人が互いの背中を押し合ってる感じが好みでした。えっちシーンも多めですが、2人の日常…というかお仕事だったり心の動きが良かったので「神」です。表紙に惹かれて読んでよかったー!
ギャップのある受が好きな人、えっちシーンも見たいけどあったかい話が読みたい人にぴったりだと思います!
あらーー(〃∀〃)
タチかと思ってたら、まさかのウケ。
そう言えば、表紙の絵にそんなメッセージ感あるなぁと後で気付いて、思わぬギャップにウヒヒとなった私です(笑)
セフレ関係を鼎に求めておきながら、心の奥では恋愛関係を期待している七都生の気持ちがズクズクと響くストーリーは、やるせなさや切なさがいっぱいでした。
元カレとのトラウマや家族との関係、就活のこととかが色々重なってネガッてる七都生が救われていく物語とでもいいますか……鼎との出会いで身も心も幸福に満たされていく展開がめっちゃ良かったです。
ゲイビ俳優をやっていた七都生のファンだった鼎との出会いは最初あまり良いものではなかったけど、七都生を理解し評価してくれる鼎の包容力に次第に惹かれていく流れにキュン。鼎の七都生への好きの気持ちがとても優しくて温かくて、萌え心に超ヒットでした( ´∀`)
しかしながら。臆病な七都生は鼎の想いを敢えて拒否しちゃったりして、何やっとんねん七都生!?((((;゚Д゚)))))))…なわけです。苦しい展開もあって、焦ったいしもどかしいけど、そんな2人の複雑な恋愛模様はすんげー面白い。
七都生のネガ思考はなかなかに粘着質で、好きなくせに素直にならない、鼎から告白されても受け入れない……一体何をどうして欲しいのかよく分からない謎の諦めムーブがギンギンなのには困りました(・・;)
少々面倒くさいメンタルなんですよね、七都生は。
"俺って誰にも愛されない可哀想なヤツ"に浸ってる感じがしなくもなく、同居人の友だちの言葉にしても悪い方に反応しちゃうのも、うーん…でした。なんでそう考えちゃうかなって。
七都生が意外と泣き虫さんなところはギャップがあって良かったけど、メソメソ感がちょい強めなせいか、共感性を持てないところがチラホラ。好きならドーンといったれ!と思う私からすると、背中がかゆくなるジレモダですが、素直と頑固がせめぎ合っているところは七都生の内面描写の見どころでもあるんですよね。
押したり引いたりの感情の駆け引きは、ドキドキとハラハラの二重攻めで楽しかったですヽ(´▽`)/
素直になった七都生の甘えモードは無敵なので、ますますのギャップをどうぞご堪能あれ。
華美な花じゃなくても、珍しい色じゃなくても、気付けばいつも側にあるような身近な花や色を特別だと思い合える2人の姿がとても素敵でした^ ^
たっぷりの幸福感に包まれて大満足。たくさんのギャップをいっぱい楽しむことができて、素晴らしい読後感でした♪( ´▽`)
年上×年下、新進イラストレーターと元ゲイビモデルで留年大学生の恋。
タイトル回収に「なるほど!」と唸ったし、作中に出てくる花々も素敵、
そして強がっているけれど寂しがりやな受け・七都生(なつき/ナツ)もとてもとても可愛かった…!
…のですが、、
一点、最後まで自分の中でモヤモヤしてしまったところがあって;
それは、年上攻め・鼎(かなえ)が”年下ワンコ攻め”にしか見えない(自分には)、
という点。
しゅんとして落ち込んだり、グイグイ引っ張っていくわけではない
”寄り添う姿勢”がどうも自分のイメージする「年上」とは違っていて、
気持ちがそこまで盛り上がっていかなかったのです;
完全に自分の好みの問題です。。すみません;
人(鼎)のことを妬んだり羨んだりしていたナツが、
自分の持っているカードとその価値に気付き、夢をやり直していくー
というストーリーはとても素敵。
二人の出会いのシーンも、ドラマチックなんだけれど
「ひょっとしたら、そんなことあるかも?」なんて思えてしまう
とても印象的な出会いで、期待感高まる始まりでした。
意外と打たれ弱く、えち中にもひんひん泣いちゃうナツは可愛くて
庇護欲的なものを掻き立てられたのですが、攻めにもうちょっと優しさだけではない
余裕(2歳差だから、そこまで違わないんですが;)みたいなのが欲しかった…と
思ってしまいました。
自分の期待した”年上萌え”とはちょっとツボが違ったのですが、
自己肯定感と評価の低いナツが鼎との出会いによってそっと殻を破っていくー
そんな切なくも優しい物語でした。
★修正:白短冊(紙本)
【鼎さん、男とヤった経験ある?(七都生)】
エロス度★★★★★★★
おやおや。劣等感を刺激してきたファンを腹いせで抱いてやろうとしたら逆転されてしまうのがかわいいですね。
鼎と七都生が紡ぐ祝福の恋物語で、最初の接触は最悪でしたが2人の距離が縮まり、手を出してこない鼎にムラムラMAXで誘ってしまう七都生がバリかわです。
また、お互いに両片想いの焦ったさ・トラウマから鼎の気持ちが信じられない七都生の面倒くさい感じが切なくてツボり、本当は寂しがり屋で甘えん坊なダメっ子全開な七都生を溺愛する鼎の愛にも悶えました。
心・体の空白を色で埋めていく愛が素晴らしいです。
鼎×七都生
恋のトラウマ、才能への葛藤、仕事の悩みを抱える2人が、
お互いの力になって、一歩ずつ恋も人生も進んでいく過程が、
シリアスでありながらも重すぎない。
2人の感情が生き生きと伝わってじんわり、
綿レイニ先生が描く表情の変化が可愛くて、
エッチの魅力もたっぷりで、 大満足!
足を洗った元ゲイビデオモデル(タチもネコも経験済み)で、
留年中の大学4年生・七都生(24)(表紙の子)が出会うのは、
彼のゲイビデオ時代の大ファンで、
植物を描くイラストレーター・鼎(26)。
体という取り柄しかないと自分を卑下する七都生が、
鼎の才能に対する劣等感に煽られ、
「泣かせたい」と鼎を抱こうとするところが、
ふわふわ癒し系に見える鼎が、見た目によらずガチタチ!ギャップ!
ガン攻め未遂の七都生だが、
感じてしまい絆されてしまうプライド崩壊!という最初の展開に悶絶!
そんな七都生、過去の恋が残した隠れた傷、
その「触れちゃいけない部分」に鼎が優しく触れることで、
いじけたように揺れ動く強気さがデレデレ化しながら、
どんどん鼎を好きになっていく変化が見どころ!
鼎のゲイビデオモデル七都生への「好き」が、
七都生のことを知ることで、七都生自身への真剣な「好き」へと変わって、
七都生を傷つけることなく、穏やかな男前な一面が心地いい。
じわじわと縮まっていく2人の距離感と同時に、
好きだからこそセフレ関係のままでいいと進めない七都生と、
本気で好きだからこそセフレ関係が嫌な鼎。
すれ違いと、その優しくないエッチにも胸ギュン!
自分の気持ちを押し込めようとする七都生が、
心の隙間が少しずつ埋められていく様子がまた見どころ!
七都生の同居人(ゲイビデオモデル時代の友人)が、
めちゃいい子で、頼れる存在で、
彼の恋も見てみたい!スピンオフで描いてほしい。
鼎にとって七都生はタンポポ、どんな場所でも咲き誇る力強い、
七都生にとって鼎はソロツメクサなら、鼎は寄り添って一緒に咲ける。
花に例えられるのが素晴らしい!
2人がこれからもしっかり根を張り、癒し合う関係性になれると信じさせる進化が尊い!
『パーマネントイエローディープ』の温かさが、読んでいるうちに広がってくる。
七都生が鼎の「好き」と鼎への「好き」によって、
最初の自信のなさから確固たる信念を持つ姿への変化が最高で、
胸キュンしっぱなしの一冊でした!