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oni ha kyou mo ame o matsu
季節を司る鬼たちの恋愛物語。夏を司る立夏と、梅雨を司る涙。司る鬼の美しさ=季節の美しさということもあって、人物の美しさはもちろんのこと、季節の表現もとても素晴らしいです。立夏の過去、涙との出会い、そして涙の名前の意味。とても感動しました。立夏と涙だけではく、小鬼たちの可愛さ、ほかの鬼たちの美しさも必見です。作者さんがイラストレーターさんでもあるということで、漫画好きさんだけでなく、イラスト好きさんにもとてもお勧めな本です。
季節を司る「季鬼」のいる世界で、邪氣を失った夏の鬼、立夏を助けながら暮らす新入りの梅雨の鬼、涙。2人で過ごす何度目かの夏、涙に甦る昔の記憶と立夏が邪氣を失ったその理由が明かされて…。とても美しい絵と季鬼が人間の世界の自然を巡らせている麗しい設定。
意地悪キャラの愁が関西弁なところとか、宿敵冬牙の格好良さとかツボが満載!何より立夏と涙のお互いへの想いが、切なくて愛おしくて。
何とも優しくて美しいその世界観の中、そぼ降る雨にしっとりと包まれて心地良くなってしまう、そんな素敵な作品。他のキャラ視点での続編などもぜひに〜!
季節を司る鬼たちの切なくも愛に溢れた物語!
もう美しくて何度も読み返しては感極まっています。
強くて美しくて誰よりも何よりも涙の事が大切で大好きな立夏にキュン♡
涙が健気で鈍感で無自覚エッchiでとにかく可愛すぎるでした。
そんな2人の甘く(時に切なく)美しい恋物語。
ラストはナミダとニヤニヤが止まりませんでした!!!!
絵がすごく繊細で綺麗で、ストーリーも優しくて、読み終わった後にすごく優しい気持ちになるお話でし。
琥珀や小鬼たちも可愛くて癒されました。
素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。
あまりにも美しい表紙で、一目惚れ購入してしまいました。
表紙だけでなく作画もとても美しく、特に季節を司る鬼達(季鬼)の衣装が和風な中にもオシャレで美しく、それぞれの個性も引き出された素晴らしい衣装だと思いました。
名前なんですが、季節に因んだ鬼達の名前そして一緒に居る動物達の名前もとても素敵です。
そして、主人公の名前にはただ美しいだけでなく、命名した人物の尊い気持ちが込められていたのも、とても心に響きました。
お話としては、新人の季鬼になった涙は梅雨の季節を担当しているんですが、夏の季節の立夏の力が弱まっているので、彼のお世話をしながら、梅雨から夏にかけて人間界に降りてきて二人で過ごしているという設定です。
そして涙は季鬼になる前の記憶が無いんです。
それでも季鬼になって何年目かで涙は美しく成長して、立夏の身体を見るとドキドキしていて。そんな涙に鬼の力を効率的に取り戻すには他の鬼からの邪氣を取り入れると良い言われ。少しずつエッチな行為をしていくんです。
立夏も涙もお互いを大切に思っている気持ちは凄く分かるんですが、その気持ちがいつから芽生えたのか?というのが、過去の回想から分かってきます。
ずっと泣くのを我慢して健気に生きている少年が、初めて涙をみせる相手に選んだのは?
涙が鬼になった経緯を知ると、とても二人の純愛のような気持ちを感じました。
最後まで読んで再度表紙絵を見ると、ここでの涙の顔がとても美しく描かれている理由が分かりますし、この表紙をもっとずっと好きになりました!
二人の今後も見てみたいし、他の季節の鬼も皆個性が強くてもっとこの鬼達との絡みも見てみたいと思いました。冬牙と立夏の因縁みたいなお話も気になります。読み終わってからしばらくこの美しい世界に浸れます。
BL小説の挿絵などでお目にかかっていたので、初コミックスと聞き、びっくりしました!
ということで、四季を鬼がもたらす世界のお話。
夏を司る鬼の立夏(攻め)をとにかく慕う、新しく梅雨を司る鬼の涙(受け)。
そんな立夏は、もともと強い力を持つ鬼です。
けれどその立夏は、かつての力の半分しか持たないという。
その理由は、、、
とにかくどちらの視点でも切ないです。
けれど、双方にたくさんの愛がある温かいお話でもあります。
とくに涙と立夏の出逢いから、涙が鬼となった経緯は切なすぎて泣けました。
しかもエノ先生の美しい画がより情緒を刺激します。
他の冬の鬼など脇キャラも美しすぎて、美しかなかったですし、他の脇キャラがメインのお話も読んでみたくなりました。
とくにツンデレっぽい(違うかな??笑)冬の鬼!!
お相手は誰なんだろう、、、(勝手にBLにしてしまう)
四季を担うのは神ではなく鬼、という設定。
神自体も存在はしてますが姿は描かれていません。
夏と冬を司る鬼がとにかく美麗です。
そしてそこに5つ目の梅雨を担う涙(るい)が登場します。見た目かわいすぎます。
この時点で何かあるな感があります。
この2人何かある…!
そして涙に過去の記憶がないこと、夏の鬼である立夏が本調子でないこと、邪気不足なこと。
これはもう、そうですねとわかっちゃいたのに泣けました。
子供時分の涙の健気さ、不憫さ、それに癒されて禁忌の術を使う立夏。
ですよね、なんです。
ですよね、なんですが絵柄の美麗さ、それにマッチしたキャラクター、動物のうまさ。
初コミックスだとは…!!!
スラッとしたキャラクターがお好みの方におすすめです。涙もろいことを自覚されているかたは手元にタオル用意してください。
古澤エノ先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ファンタジー 3
可愛い 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。
立夏さん×涙さんのカプです。
邪氣が強く季節を司る鬼「季鬼」その中で夏の鬼、立夏さんはある理由から邪氣が殆ど無い状態になってしまった。そんな立夏さんを梅雨の鬼、涙さんが仕事の手伝いをしていたが、邪氣を効率的に回復させるある提案をされて…。
角は生えていませんが、季鬼と呼ばれる鬼達が、順番に人間界へ行き、それぞれの季節を巡らせていくファンタジー物です。
立夏さんの邪氣を回復させる為、体液を与えることになるのですが、そんな美味しいスケベ展開なのに、あまり描写がなくてちょっと物足りなかったですね。
キス以外の行為だと一度しかないし、物語り終盤の身体を繋げる理由も邪氣の回復ではなくて、想いを通じ合わせる為なので、折角ならもっと邪氣を回復させる為の行為が見たかったです。
季節を司るということなので、立夏さんと涙さん以外にも季鬼が登場します。どのキャラも魅力的でとても気になる存在なので、それぞれのお話が読みたくなりました。個人的には、秋の鬼の愁さんがちょっと喰えない感じで良いですね。
季鬼の格好良さも良いですが、季鬼と一緒にいる動物達などが可愛いです。特に小鬼がめっちゃ可愛いです。小鬼と呼んでいますが、見た目も鳴き声も、一応角が生えていますが、ほぼ子猫なんです。色んな柄の子猫もとい小鬼が登場するだけで可愛くて癒されます。
魅力的なキャラクター達が織り成す素敵な和風ファンタジー物、是非とも読んでほしいです。
先生買い。コミックスの初商業本おめでとうございます\(^o^)/
いやあ素敵ですよねえ、美は勝利する★とすごく思います!ぜひ冬牙様のお話も!
雑誌掲載分+せつ甘描き下ろし10P+あとがき。カバー下無し。
王道ですけど、和風ファンタジー大好きな方、ぜひぜひ!美しいんですってば!
夏の季節を司る立夏と一緒に過ごし支えている、第五の鬼の涙(るい)。今年もいい頃合いになったので、立夏と共に人間界へ降りていき・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人?物は
琥珀(狐の従者)、柘榴(燕の従者)、小鬼(子猫の姿の鬼)5匹ぐらい、乎春、愁、冬牙(春秋冬を司る鬼)、戻(人間の子)。
++好きだったところ
お話は王道なんですけど。とにもかくにも絵、表情が素晴らしく好き!
受け:真っ赤になって照れている顔、上向き視線で「●●・?」という表情(攻めを煽っているとしか思えん)等
攻め:目を細めて「ははっ」って笑っている表情、ニヤって笑っている表情、小鬼たちと風呂(檜風呂に見える)で寛ぐ様子等々。
そうそう攻め様の裸体もよろしいのですよ、がっちむちとまでは言わないと思うのですが、適度な筋肉美!!!!!!!!ちょうど好きな按配なんですようっ
それに加えて、もっふりでっかい琥珀と柘榴(しゃべらない、良き♡)、にーにー鳴いて好き放題する小鬼たち、ああ可愛い。
さらにさらに。
冬牙様がさいこーーーーーーーーーーーーーーっ
さらさらロン毛(銀髪ではないかと勝手に推測)、1ミリも微笑まない氷のような表情+眉間にしわ(笑)。着流しに刀をぶん回し、立夏と空中戦。こえー(笑)。
是非この方で次のお話を読ませていただきたいです。
愁様もよいのですよねえ。眼鏡かけておられて、狐?狸なタイプに、京ことば。ああ腹の中が読めない。
と、あれこれ好きなものが散らばっていて、美しくて、大変楽しませていただいた一冊でした。先生、出版社様、何卒冬牙様をよろしくお願いいたします!
こちら、表紙買いして本当に大正解でした〜!!✨
美麗な表紙と絵、そしてストーリーにのめり込み、読んでいる間中うっとりとため息をついていた気がします。
モフモフ好きな方にも強力プッシュしたい…!可愛い狐、琥珀のもふもふが堪能できます(*´˘`*)♡
ページを開いた初っ端から立夏(攻)をモフッと包んですうすう眠っていて眼福。
紙本で購入したのですが、帯の右下にちょこっと顔を出している小鬼(猫ちゃんにちっちゃいツノが2本生えてます)も可愛くて悶える…
こちら、四季の中の「夏」を司る鬼・立夏(攻)と「梅雨」を司る新人鬼・涙(受)との恋模様が描かれる和風ファンタジーです。
涙の夢の中で、立夏と仲睦まじく話している人間の男の子の正体とは?
”涙”という名前の由来は?どういった経緯で涙は新人鬼として立夏と共に過ごし働くようになったのか?
そんな疑問が後半、二人の出会いの物語と共に明かされていき…
序盤、「邪氣の交換」なんて言ってお誘いをかけた立夏だけれど、自分の大切なものを削ってまでして立夏を手元に置こうする、深い深い愛があったのだなあ。。としみじみ愛を噛み締めました。
梅雨明けもまだで、気分の晴れない天気が続いていたけれど、この作品がきっかけで梅雨と夏の景色を見る目が変わりそうです。
描かれていたそれぞれの季節の風景も、二人のキスシーンやえちも(足元だけフォーカスして描かれているシーンも最高に麗しかった…)、何もかもが美麗でただただうっとりため息もの、の和風ファンタジーでした。美麗…!
古澤エノ先生、コミックスは初だそうですね。本当におめでとうございます。
昨年の秋庭で同人誌の表紙に一目惚れして、ビーボーイゴールドを購読しつつお待ちしていた本作。実際に紙になって拝読すると、なんだかふわ〜と世界に引き込まれるような、そんな気がいたしました。
ストーリーはあまり難しくないです。でもそこに日本の情景とか季節感とか、空気感のようなものが感じられて、自然に引き込まれていきます。先生の感受性のようなものが瑞々しく伝わってきて、この作品の魅力になっている気がします。余白というのでしょうか…入り込める余地があるというのでしょうか。この作品の場合、そこにとても惹きつけられ、良いと思いました。
モノトーンの画中に、鬼の目の赤さや、木立の緑、着物の皺、髪の艶やかさを感じてしまう…その艶やかな世界はシンプルなストーリーを幾重にも魅力的にすると思いました。普段小説ばかり読んでいる者ですが、古澤エノ先生の作品には詩情がありました。1コマ1コマの切り取りが美しく、全部バラバラにしても絵になるな…と思いながらうっとりと拝読いたしました。
ネタバレは避けたいので、是非読んでいただきたい作品!とまとめておきたいと思います。ちょうど季節ぴったりに発刊されましたので、この夏何度も読み返したいと思いました。