スイートスイーツボーイ

sweet sweets boy

スイートスイーツボーイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×24
  • 萌11
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
79
評価数
21
平均
3.8 / 5
神率
28.6%
著者
あきちはや 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344853041

あらすじ

お菓子作りが趣味の養護教員・久世(くぜ)は付き合っていた相手から「お前といたら太る」と理不尽な言葉とともにフラれ、趣味にも恋愛にも後ろ向きになっていた。そんなとき、保健室にやってきた生徒・天宮(あまみや)になりゆきで手作りスイーツを与えたところ、妙に懐かれてしまう。チャラそうに見えた天宮は定時制の4年生。甘味に目がないらしく、保健室に顔を出してはスイーツをねだり「センセってさ、男が好きなの?」と直球で聞いてきて!?

表題作スイートスイーツボーイ

天宮杏月、定時制高校生、18歳
久世初、養護教員、26歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし お前とだけ
  • 番外編
  • カバー下 キャラ紹介

レビュー投稿数6

DK×教師のあま〜いスイーツラブ

お菓子づくりが趣味な保健室のセンセーと、甘いものに目がない定時制DKの話。

でっかいワンコみのあるDKが何の含みもなく口にする「俺毎日センセーのお菓子食いたいから彼女つくんないでね」が可愛くて・・・!尊

純粋にお菓子目当てで毎日毎日通ってくるのかと思ったら、何の含みもないわけではなく・・・“卒業までのお試し”と称してハグのみの関係性を続ける二人。大きな事件もなく、ラストはハピエン。

すごく可愛くてやさしい作品なんですが、もう少しガツンとくる部分があってもよかったな、と思います。

0

好きなことを否定しないで

今回は定時制高校生と養護教員のお話です。

趣味の菓子作りが原因で振られた受様が
菓子で懐いた攻様の恋人になるまでと本編後日談を収録。

受様は菓子作りと料理が趣味の養護教諭で
この春から定時制もある高校の保健室に勤務しています。

恋人にも褒められてせっせとスイーツ作りをしていましたが
甘さ控えめなブラウニーを焼いて食べさせようとしたら
「毎日甘いモノはキツイ」「お前といたら太る」なんて
理不尽な言葉を投げられて振られ続けています。

あまりな言葉に頭にきた受様は
翌日職場にて件のブラウニーを爆食いるも気が収まらず
夜にはスコーンを焼きますが、1人で食べるには多すぎて
またもや職場に持参する羽目になります。

小腹が空いてきた受様はスコーンを食べ始めますが
そこに受様を訪ねて男子生徒がやってきます。
この生徒が今回の攻様です♪

攻様は定時制の4年生で
昨日荷物をもった受様のために職員室のドアを
開けてくれた生徒でしたが

朝からバイトであまり食られずに体調が悪く
昨日すれ違った受様から甘い匂いがしていたので
保険に室にはお菓子があるのでは!?と
やってきたと言います。

お気菓子はないと知るとしゅんとした攻様に
内緒だと受様の焼いた菓子を差し出すと嬉々として食べ
「もっといっぱい食べたい」なんて言われた受様は
つい受様が作ったと口を滑らせます。

「また来てもいいか」という攻様に
「怪我か体調不良なら」と答えた受様ですが
攻様は次の日もねだりになってきて!?

雑誌連載作をまとめての紙単行本化で
養護教諭の受様と4年生の攻様のラブコメディです♪

とは言え受様も攻様に喜んでもらえたのが嬉しくて
次の日もクッキー焼いて持って行っていたりするので
どっちもどっちです (^-^A)

攻様は受様への好意を隠さず「付き合って」と言いますが
7つも上だし、餌付けで懐いているだけではと
イエスとは言えず、お試しでお付き合いをするになります。

でもこの時点では
あまり「先生と生徒」という感覚は無いようなのに
お試しでのお付き合いをしてネックになるのは
「先生と生徒」という関係性なのですよね。

まあ、本当は最初は良くてもいつも振られてきた
トラウマが根深かったってことなので
いろいろテンコ盛りせずにシンプル設定で
良かったような気がします。

カバー下に主役2人の詳しいキャラ設定があります。
本編にない裏設定もあるのでここもチェクして下さいね。

0

何だかちょっと、物足りない……

甘くて、可愛い作品でした♡
お菓子作りが上手な男性って良いですよね〜〜…
恋に臆病な美人お兄さんが、真っ直ぐで愛に一直線な年下くんに絆されていくお話です。

定時制高校の〝生徒×養護教諭〟の設定が新鮮で、〝手作りお菓子〟をキッカケに仲良くなっていく初々しい2人にキュン♡
一応、定時制とは言え【生徒×教師】なので「エッチは卒業までお預けか〜〜…」と思っていたら、あれ?エッチすんのかーい!!(大歓喜)と嬉しい誤算でした!笑

ただ、受け視点で進むので「あれ?攻めはいつ好きになったんだ???」と、天宮くんの求愛が唐突に感じてしまい、若干モヤモヤ。
物語の後半で、好きになった理由が明かされますが「そのエピソード、もう少し早めに欲しかったなぁ…」と思っちゃいました。

キャラデザが最高に好みでキュンとするシーンもありましたが、印象に残るエピソードが余り無く、何だか少し物足りず……(すみません)

折角なら定時制高校の設定を活かして、もう少し天宮君に〝苦労人〟感があっても良かったかな?

間男等は登場せず、登場人物みんな良い人なのでハラハラ展開が苦手な方は安心して楽しめる作品かと思います!

▶︎シーモア/白抜き

0

お菓子が食べたくなる

定時制通うに通う天宮と養護教諭の久世のお話です。

お菓子作りが趣味の久世と甘い物が大好きな天宮なので、作中に沢山お菓子が出てきてお菓子が食べたくなります。
久世の手作りお菓子が食べられる天宮が羨ましいです!

二人の関係は誰にもバレず、すれ違いはあっても波乱はないので安心して読めると思います。

ebookjapanは白抜き修正でした。
定時制とはいっても先生と生徒なので、ハグ以上は卒業してからが良かったなと思いました。

1

さくっと

お菓子作りが趣味で色々なものを作っては彼氏に振る舞っていたけれど、突然腑に落ちない理由でフラレてしまった久世。
そんな彼が保健教諭をしている高校でお菓子をキッカケに知り合った、定時制4年の天宮との恋を描いたお話でした。

甘いものが大好きで"鼻が利く"天宮によって
お菓子を持っていることを突き止められ、めちゃくちゃ美味しそうに食べてくれた彼を見てつい自分が作ったものだと言ってしまった久世。
そこからあっとゆう間に懐かれて恋愛感情を抱いてぶつかってくる天宮にほだされ…という展開に。

ストーリーは良くも悪くも王道という感じである程度先が読めたので、ふたりがすれ違ってしまっても安心して読めたところはありました。
それはそれで良かったのですが上手くいきすぎで逆に物足りない気がしてしまったので、もうちょっとイレギュラーなことが起こっても良かったかなーとも思いました。

「お前といると太るんだもん」なんて雑なフリかたをしてくる人のことが本当に好きだったの…?と、疑問に思ってしまったところもあったし
定時制とはいえ「教師と生徒が恋愛関係になる」という部分をそれほど深く考えていないように見えた久世の考え方が理解できず、萌えきれなかったかもしれません。

とはいえ、最後には幸せそうなふたりを見れてほっこり。王道をさくっと楽しめる作品だったなと思います。

1

絵は綺麗。人物描写は弱い

食べ物が出てくる作品は極力買うようにしています。
というわけで購入。

高校で養護教諭をしている久世と、定時制4年の天宮。
全日制勤務の久世と、定時制通学の天宮には接点がなかったものの、久世が保健室から出ようとしたところで、ぶつかりそうになって…。
という出会いです。

うーん、いろいろ詰め込もうとしたのでしょうか。
教師と生徒とか、久世の過去のトラウマとか、天宮のふだんは笑顔を見せない設定とか。
だけどどれも「うーん?」でした。
大きな山がない。
元カレが出てくることもないし、元カレとの思い出で心の傷に苦しむ久世が描かれているわけでもなく、周囲に対してクールらしい天宮の、それっぽいエピソードも特に掘り下げられているわけでもなく。
もちろん当て馬的な存在もなく、結構平和。
元カレたちが去って行った理由がトラウマになっている久世は、トラウマ云々よりも元々の性格がネガティブな感じなのかな?という印象。
ただ定時制に通う男子校生が、養護教諭と仲良くなって、告白して、大人な方の教諭がちょっと逡巡して、でもやっぱり付き合っちゃおうか、みたいな。
サクッとサラッと読めます。

いろいろな要素を詰め込んだものの、天宮に関しては保健室で懐いている様子か、接客をしている様子がほぼなので、同級生女子の「あ、笑った!」的な小さいセリフで、「あ、笑わない設定?」と気付く程度です。
それに担任の先生と久世の話の中で、何か急に「久世に出会えて、自分の目標により熱意をもって向かうようになった」という感じに読み取れるセリフを担任に言わせているのですが、そもそも自分の夢を叶えるためにバリバリバイトしてがんばってきた子なんだけどなあ、という違和感が生じた次第です。
何というか、2人の出会いによって、お互いに救われることも、変わることもない感じ。
久世のトラウマもそこまで深刻に描かれていないし、教師と生徒という面でも、なぜか個人情報を知る前から「7才違い」と久世は言っているけれど、定時制だから、いろんな年齢のひとがいるわけで、その決めつけも違和感。
実際ストレートで定時制に進学した19歳になる子だったわけですが、これが、大家族で、親に負担をかけられないから一旦中卒で就職したけど、やっぱり夢を諦められなくて、大きな都市に出てきて、美容室で下働きをしながら…なんていう設定だったら、また違ったのかも。
中学を出てすぐ、故郷と離れた街で一人暮らし。
バイトを掛け持ちしながら、専門学校に通うためにお金を貯めつつ、定時制に通うっていう実際の設定よりは、現実味があるような気がしました。
そういう感じで、人物描写が浅いというか、上辺だけをさらっているような。
だから年下である天宮の、年下っぽい面も、年下だけど包容力あります的な隠れた一面を見られることもなく、久世に関しても「お菓子作りが好きで、毎日作るひと」というファーストインプレッションから一歩も動かないままでした。
どちらかでももっと掘り下げられていたら、サクッとサラッと読めずに、何かしらの引っかかりがあって没入できたのかもしれません。

いろいろ深刻にならないで、サラッと進んでいくので、ストレスフリーで読めます。
肝心の食べ物の方ですが、スパイスとしてもそこまで存在感もない感じでした。
絵は綺麗です。
辛口ですみません。

1

この作品が収納されている本棚

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