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koku no tsuki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
単話で物語を読んでましたが、
コミックスになってまとめて読めて幸せです。
こちらのお話は英田サキ先生作 西本ろう先生作画ということで、普段の西本先生の描くお話と違ってとても新鮮でした。
裏社会のインテリやくざの志堂と妹の死の真相を探る警官の比賀。
二人共お互い本音を隠しつつ体の関係はあるものの、仕事上の関係でこのまま進んでいくのかと思っていたら、どうやら二人は前から接点があったみたいで。
これからどうなっていくのかめちゃくちゃ気になってます。
普段あまり小説を読まないので、こちらの作品で初めて英田先生のお話に触れました。これからはもう少し小説も読んでみようと思いました。
こちら、1巻では二人の関係性が明らかになってきた導入部分で終わっているので、お話はこれから盛り上がるでしょう。既に西本ろう先生の絵がとても良くて、孤独で仄暗い闇社会に生きる登場人物達の表現と、学生時代の過去の明るい姿との対比がとても心を締め付けられながらお話を読みました。
妹の死に関わったかもしれない志堂に近づいて事件の真相を探ろうとしている比賀。志堂は表向きは会社経営者、裏では暴力団の幹部という顔をもつ男。比賀は一度はボディーガードの仕事を断られますが、銃撃に遭う志堂を助けた事で志堂の家に招かれ、ボディーガードのテストと称して体の関係を求められます。
志堂の裸体が艶めかしいんです。普段は隙のないインテリ社長という顔をしながら、ベッドの上で髪を下ろした顔や肌は美しいです。そして、お腹から片足に彫られた刺青のデザインが見事。色々なヤクザの漫画で刺青見てきましたが志堂の刺青はとても凝っていました。脇腹からお尻、太もも、足首まで曲線を利用した刺青がとても妖艶なんです。そこに添えられ花も美しいけど、毒のある美しさだと思いました。
そんな志堂の傍にいるうちに、だんだんと、過去の出来事を思い出し始める比賀。
まだ妹の死の真相等は全く掴めていませんが、志堂も比賀も身体の関係だけは互いに相性が良くなるというか…比賀は初めはノンケだったので志堂の体に乗り気にはならなかったのに、お互いに身体の関係はどんどん深みにハマっていく様子がエロかったです。
比賀にとっては妹の仇かもしれない志堂。志堂にとっては…
ラストまで読むと、最初にボディーガードを断った時、そして、銃撃から身を挺して助けてくれた比賀を志堂はどんな気持ちで見ていたのか?とても気になって読み返してしまいます。
お互いに素性をを隠して敵か味方かも分からない関係なのに、それでも体を重ねて、快感に浸って感じている瞬間だけは本物の表情なんだと思える。そんな関係がとても危うい愛を表現していると感じました。この二人の関係がこれからどうなるのか続きがとても楽しみです。
BL小説を読まない自分でも知ってる超有名作家、英田サキ先生が原作で、独特の雰囲気が好みの西本ろう先生が漫画、ということで、このコンビの作品はすごいに違いない、と購入しました。
英田サキ先生の作品はDEADLOCKのCDを声優目当てで聴き始め、全作追いかけたほど、お話にひきこまれどきどきわくわくしました。
西本ろう先生は発売済の漫画は全作、入手済です。
頭脳ヤクザと元警察官、それぞれ、謎が多く、抱えているいるものも重たいです。
話の入りからとても重厚で、バイオレンス感がたっぷり、ゾクゾクしながら読み進めました。
まだまだ序盤、謎が多いまま、2人の距離は少しだけ近づいたところで1巻が終わりました。
巻末の英田サキ先生の短編小説もよかったです。
早く続きが読みたい作品です。
ヤクザBL好きなので楽しく読ませて頂きました。
ヤメ刑事イケメン×インテリ美形ヤクザ←好みの組み合わせです。
それぞれ過去に事情があり、探り合いながら進んでいく展開もいい。世界観と重厚なストーリーがぴったりですね。
志堂が比嘉を雇うか決めるのがセックスというのがエロいです。伝統的ぽさがありますが。
その前に比嘉の裸体を志堂がチラ見して、そういう流れになるとわかる辺りがいいわね〜となりました。
志堂の顔立ちもですが、片脚全体の蛇の刺青がこれまたエロさが際立ってます。
ストーリー的には比嘉の妹の死因を探るという序盤で、続きがとても気になります。
それだけでなく学生時代に比嘉と志堂が関わっていた…しかも志堂にとって比嘉は大きな存在だったというのがちょっとありがちかなと思ってしまいましたが(すみません)そのことを踏まえた上で比嘉と再会した時の志堂の心理を想像するとおもしろいです。
一旦は比嘉を雇うことを断ったけど、銃弾から守ってもらってときめいたかなとか。
比嘉のいい裸体を見で欲情したのかなとか。
比嘉とセックスした志堂の心のうちはいかばかりのものだったのかとか。
今後、この時の志堂の心情を振り返る場面があるとうれしいです。
まだ序盤ではありますが、2人が相手に対して相当な思いがあるとわかったので続きがますます楽しみです。
ヤクザ的なストーリー、BL的な展開、それらが合わさりどちらの面でもおもしろくなりそうです。
と言うのは内容的にはお話の序章だと思うからです。きっと次巻から物凄く面白くなって来るでしょう。なので期待を込めて萌2とさせて頂きました。英田サキ先生が原作を担当すると知りとても楽しみにしていました。
そして人気絶頂の西本ろう先生の漫画です。否応でも期待が昂ってしまいます。ですが先に述べたようにまさにお話の序章で終わってるので、もっと先を読まないと評価は出来ないです。
比嘉(加藤)の妹の死の謎より、個人的には志堂があそこまで転落した理由が知りたいです。そして志堂が何を隠してるのか気になってしょうがありません。
気になってしまったのが比嘉と志堂の顔がたまに別人に見えることです。画力のある作家さまですがこの筋者を描きなれて無いのか、主役2人が浮いて見えてしょうがないです。DKとかはお上手ですよね。
個人的にはもっとエロシーンを減らしてお話を増やして欲しいですね。
西本先生の美麗な絵に英田先生の緻密に練られたストーリーが重なって、相乗効果でぐっと引き込まれる作品でした。まだまだ謎は多いし、今の比賀と志堂の関係はお互い腹の探り合いの段階で殺伐としていますが、中学時代に思わぬ接点もあったということで、きっと根底には切っても切れない太い絆が横たわっているのだろう、今後それが顕著に浮き出てくるのだろうと期待が膨らみます。個人的に中学生時代の比賀と今の志堂の、ビジュアルと態度がとても好みです。比賀は比賀で当時の面影がかなり薄まっていますが、警察官としていろんな修羅場をくぐってきたら誰でもこんな感じになってしまうのかもしれませんね。今の2人がどのように想いを通わせていくのか、続きが楽しみです。
西本先生は「このキスは記事にできない」が特に好きな作品。英田先生は「DEADLOCK」を拝読し、「ダブル・バインド」のCDを拝聴しました。
お二人のタッグと聞き、試し読みしたらすごく面白そうで読んでみました。
内容は1と付くように続き物で、1巻は謎が多いまま終わります。
あらすじの通り、加藤=比賀の妹、珠月の死の真相とは?!というようなミステリー調なので、前知識少なめで読まれることをおすすめします。なのでネタバレ少なめでレビューします。
西本先生は「ビタープレイメイト」のようなキラキラした作品もありますが、本作のように仄暗い作品の方が好み。訳ありで影のある攻めと受け、しかも雄みのある男前とひやりとした美人で、本作のキャラは自分の好みど真ん中です♪
英田先生原作の、裏社会を描く硬派なストーリーと、西本先生の美しくて繊細な作画が、見事にマッチして素晴らしいです!
後半には主人公の中学時代も描かれます。過去にも薄暗さはありますが、西本先生の描く可愛い学生たちのキラキラした交流が描かれています。
この1冊で色っぽい大人と、可愛らしい若者のキャラ、どちらも楽しめて嬉しかったです。
あと濡れ場!数回描かれます。基本襲い受けで、志堂が比賀に乗っかる感じが多いです。濡れ場では眼鏡を外す志堂が大変艶っぽいです。比賀はノンケなので初めは受け身ですが、徐々に積極的になり、後半の志堂をグイグイ責める濡れ場の色気は素晴らしかったです。特にキスシーン!素敵でした〜♡
しかししかし!!シーモアの修正は真っ白な白抜き!!いかにも抜きました〜って感じにそこだけ真っ白なので、その点はもう萎えました…。美しい作画が台無しだよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。
巻末には英田先生の書き下ろしSS付き。こちらも面白いです!小説だと人物の心情が詳しく語られるので、よく理解できてよかったです。西本先生のエッチな挿絵までついていて嬉しい驚きでした。
1巻はまだまだお話はこれから!ってところで終わります。後半にある事実が明らかになるので、読後はまた初めから読み返したくなりました。
今後どのような真実が明らかになっていくのか?!既に2巻が待ち遠しいですが、楽しみに待ちたいと思います♪
シーモア 白抜き修正(既述の通り、真っ白に抜かれていて、美しい絵柄に対して浮いていて興醒めするレベル。大変残念な修正(泣))
幾重にも張り巡らしたトラップや嘘がそこかしこに…!
攻めにも受けにもこの帳が厚く降りています
いつ?いつから?誰が?誰に?この帳をこじ開けるのか???という来るべき「その時」に備えてお話を読んでいく高揚感がじっとりと続きます
きっとまだまだ序盤
1枚ずつこの嘘とトラップの帳を剥がしていき、その先に広がる虚空を2人で眺める日が来るのかどうか、、、
期待に胸が躍る舞台に痺れます
攻めの比賀(加藤)にも受けの晟(せい)にも引力があります
そしてしっかり広がりを感じさせる脇キャラも程よく出て来ますので彼らが2人の世界とどう交わっていくのか?という所にも注目して読んでいきたいと思います
簡単に読める展開じゃないからこそ読みたくなるストーリーに釘付けです
個人的に1番心を掴まれたのがヤクザもの作品の空気感です
チャラチャラした感じの無い本格的なヤクザものなのが大変嬉しい限りです!!!
この空気感の演出のひとつが「刺青」
実は先生の既刊作品「はじめの恋」のレビューでもこの先生の刺青に心を熱くした旨を書いたのですが、今回もまた先生のチョイスに痺れましたねぇ♡
何てったってしっかり和彫りのシーン入れてくれる拘り方が最高じゃないですか‼
流石ですね!!!このシーン見れただけでも確信です、安っぽさのないしっかり「ヤクザ」を感じさせてくれる作品だ!って事が…!!!
作画良し、ストーリー良しに程良い濡れ場
この世界観のお話を西本先生の作画で楽しめるなんて、、、!
贅沢な作品ですね!!!最高です♡
刑事を辞めた志堂は、妹の自死の原因ではと疑うインテリヤクザの比賀のボディーガードになって彼のことを探ろうとします。
一度は断られたものの狙われた比賀を守ったことによって、怪我を負った志堂は部屋に招き入れられます。そして「俺に抱かれるつもりがあれば弾除けだ」と言われます。え?そっち?と読者もビックリします。もちろん今まで男同士もなければ挿れられる側になるとは思わなかった志堂ですが、妹のために意を決してベッドへ行きます。
ところが口淫されて、上に乗られます。志堂の本気度を試したのか、逃げてほしかったのか……。
男相手に欲情したことがないのに、なぜか比賀には興奮してしまいます。また、普段は澄ましてかっこよく見える比賀が色っぽく妖艶で、腰から足首まで左脚に彫られた蛇の刺青が、よりなまめかしくセックスを演出します。さすがろう先生です。すごく美しい。
実はふたりは中学時代の同級生で妹とも仲が良かったことが途中で判明します。妹とは恋人ではなかったのか、自分の素性を知っているのに懐に入れたのはなぜか。また比賀も志堂が自分のことを思い出したのに気づきますが、互いの嘘と本心を知らないフリをしたまま社長とそのボディーガードとして身体を重ねていきます。
物語ではふたりの中学時代の思い出や比賀の辛い出来事なども描かれています。この頃から比賀は志堂のことが好きだったんだなと感じられます。
妹の死と比賀が転校したわけとその後の転落など謎は深まりつつ1巻が終わります。
さすがサキ先生にろう先生です。物語も絵も最高でした!どうなるのか続きが楽しみです。
そして巻末には「月下の独白」と題して原作者英田サキ先生によるショートストーリーが書かれています。漫画の巻頭で描かれた月を見上げる比賀とタイトルの月にリンクしている物語です。ぜひお読みください。
惹き込まれる重厚感がたまらなかった…!!
単話で2話まで購入してこれ以上ドキドキして待てない… (>ㅅ<)と、豆つぶ忍耐力な私は単行本待ちに切り替えて配信開始をとっても楽しみにしていました
西本ろう先生作品、大好きで1作も漏らさず読んでいますしこれからも読みたい作家さまのお1人です♡
とにかく画力が伝えてくれる先生作品の空気感が必ずあるのが魅力です!
すごい個人的な感覚ですが、どの作品にも作品全体に青白く燃え続ける炎のようなヒリつきをずっと感じるんですよね
青い炎の方が酸素濃度は一定な訳なので安定して進むストーリーの中なのですが、いつかこの均衡を崩すような酸素が足りなくなって真っ赤に燃え盛る不完全燃焼状態に突入してしまうようなギリギリに保たれたヒリつきを感じながら読んでいます
今回は原作のあるサスペンス要素を孕んだお話し
もぉこの設定と先生の画のマッチング具合が桁違いのハマリっぷりです
ハードボイルド味あるサスペンスにふさわしいストーリー軸
「何かがある…!」としっかり序盤から匂わせつつ過去を絡ませ、現時点でのヤクザ関連のしがらみと2人のBL発生への期待感もおざなりにしない構成、、、
シンプルではない為に構成要素は多いのに全くガチャガチャしないまとまりをしっかり感じる
上手すぎる展開に息をするのを忘れてしまう位に熱中します
1巻ではこの作品の大きな輪郭とキャラを知り興味を惹き付けるのに十分なストーリー構成
ますます続きが気になります
すごく続きが気になりますがじっくりゆっくり時間をかけて読んでいきたい…と思わせて下さるシリーズです
この巻だけではなかなか理解出来る事も少ないですがそれでもたくさんのひっかかりを用意してくれているからこそ、次巻までへの布石として考察も妄想も十分に楽しめる仕上がりです
そして何よりもこんなにヒリヒリワクワクして待ちわびる事が出来る作品が始まった事が幸せでならないです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
そんな気持ちも込めての今回は神評価に迷いなしです!!
修正|白抜き、、、いやだなぁーー…せめてトーン修正で見たかった…(シーモア)