雨rさんのマイページ

レビューした作品

女性雨rさん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

幸せなふたりが見たかった!

本編は重苦しく苦難ばかりの椎葉と宗近が心を通わせたあと仲良くしてる!本編を読み切ったご褒美のような一冊でした。
番外編集なのでしょうが、それぞれのお話が繋がっていて、短編集という感覚はありません。さまざまな人物の視点からエスという話をより深く知ることができ、実は本編よりも読み返しているかもしれません。
宗近視点の『sleeping beast』は本編中の宗近の胸の内が書かれていてあの時こんなことを思っていたんだと嬉しく思ったり、宗近の密かな葛藤に心苦しく思ったり。
『I missed you』の椎葉のツンデレが最高です。あの恋愛には絶対に堕ちなかった椎葉がデレ……♡
奈良先生のマンガも最高で、私史上最も好きなセリフがあります。行為のあとの、バスルームでの椎葉のひと言。こういうのBLでしか無い愛のセリフだと思います。カッコよくてその裏に隠れてる愛情と宗近の返し!惚れました。
宗近視点『No hestitation』は会えなかったふたりの一年半の出来事が宗近の回想とともに書かれていて、宗近がまさかあんな恐ろしいことを考えていたとは思いもせず、びっくりしました。椎葉、一生独り身で宗近の迎えを待ってたら……。大変大変!
『Distant past』は篠塚兄さんのブラコン具合(語弊)がたまらない話です。
『Keep promiss』は鹿目の献身が苦しくて宗近と再会してほしいと願ってしまいました。
『Unforgettable』は本編の最中で別れを告げなければならなかった人々の回想です。タイトルどおりなのでしょうが宗近がそばにいてくれればきっと大丈夫だと思えるラストでした。
『New Year's kiss』は甘々♡椎葉も可愛いけど、宗近は本当に口がうまい!モテる男はこういう男なんだろうなぁ!
 小説七つ、漫画一つ収録の短めの本なのでしょうが、エス四巻を読んだからには必ず読んだほうがいい一冊です。
 そしてもっとたくさん読みたくなって次の番外編へと手を伸ばすという……沼が深いところがたまりません。先生ありがとうございました。

ひたすらに一途な想いが叶うまで

臆病で、親の決めたレールを進むだけの箱入りな泣き虫リリアスが、テオに出会って自分を見つけていく話です。
7年前のふたりのやりとりも可愛らしくてよかったですが、再会後のふたりの距離感がよくて。素直にならないテオにもどかしさを感じつつ、頑張るリリアスにエールを送りつつ読了!
「仕事が終わったら俺の部屋に来い」と言われて差し出された生け贄みたいな顔をするリリアスのシーンがお気に入りです。
リリアスもテオも明るい性格で、重たい話にはならず、スッキリ読めました。

キャラクターの魅力がぎゅっと詰まった一冊!

小説16本漫画3本という豪華で読み応えのある1冊です。この作品の大ファンなので、絶対に楽しいだろうなぁとワクワクして読んで、期待を裏切らない楽しさで大満足です。
相変わらずのディックの病的な嫉妬心も可愛らしいのですが、個人的に漫画『Happy day off』のキースの笑顔がレアで好きです。その後の話になる、小説『I love you the way you are』の後半のシーンですが、なんとかしてユウトをその気にさせようとするディックに対して、ユウトの地の文「それは無理だよディック、だって俺はキスされる前から、お前のすべてに魅了されているんだから」がとてつもなくキュンとしました。
一番は書き下ろしの『I wish』です。マンハッタンのクリスマスを過ごすディクユウが最高でした。ユウトが浮かれてるのが可愛いくて幸せな気持ちになりました。素敵な話をありがとうございます。

愛し過ぎてしまう攻め×愛されなかった受け

家族にも愛されない、友達もできない、縋りついていた恋人にも振られて絶望、という朔弥がスパダリイケメンに愛される話。
でも朔弥の自己肯定感が低すぎるだけで、実は顔も可愛いし頭もいいという、拗らせくん。
会社役員の征人さんが、完璧なまでのスパダリ!朔弥をめちゃくちゃ甘やかして、でも愛し過ぎて重くならないようにってセーブするところも良かったです。対して愛され慣れてない朔弥が、征人に依存してしまったら、捨てられたときに生きていけなくなると不安になっちゃうのが可哀想だけど、可愛くて。そこから頼らないようにと頑張るところもいじらしくて良かったです。
あと、いろんなシチュエーションで二人の甘々を見られたことがよかったです。キッチンでもよかったですが、蕗谷が仕込んだ『花嫁の涙』のときの朔弥が可愛くて好みでした。
征人には思う存分朔弥を愛してほしいし、朔弥は征人に溺愛されて、ふたりは幸せカプになってほしいです。

チョロ受けの心の中がいつも可愛い!

始まりは悪いことをした悪役令息が国外追放!なのですが、この悪役令息がなんとも可愛らしいんです。
世間知らずなのでしょうが、思考が前向きで基本的に明るい性格。
従者のケイトは毒舌でつれない態度。従者のくせにエマへの口のききかたがなってないところがとてもイイんです。エマもそれを一度も咎めないのが好きです。
このふたりの漫才みたいな掛け合いのあふれる旅路が明るく楽しくて。
つれない態度のケイトが、ちょいちょい「オレが忘れさせてあげましょうか?」などと迫ってくるのがカッコよくてドキドキします。
最後の結末、ケイトの正体は驚きました。
可愛くて、メロンが食べたくなるお話でした。

砦の英雄サディアス将軍の溺愛がたまらない!

「砦に潜り込み、サディアス将軍に催眠術をかけろ。お前を恋人と思い込ませるなり、惚れさせるなりして、求婚を取り下げさせればいい。血まみれ将軍を骨抜きにしてこい」
こんな命令あるんですかね!催眠術師のメリルが兄に命令されてサディアスに恋の催眠術をかけに行くんですが、術にハマったサディアスの溺愛っぷりに、あら、術をかけた側のメリルが本気で好きになってしまうという可愛いらしさ。
兄の命令とはいえ、サディアスを陥れようとしていることに罪悪感を抱えているメリルの葛藤。
好きな人からグイグイ迫られるのに、これは催眠術のせいだと本当は好かれていないんだと悲しみにくれるメリルの切なさ。
それでもサディアスが好きだから、サディアスを助ける。サディアスの愛する砦のためにできることはないかと精一杯頑張る。
メリルが健気で、可愛くて、応援したくなりました。
ラストは大ハッピーエンドで良かった。
サディアス視点の話も、サディアスの違う一面が見られて良かったです。

終わってしまうのがさみしい!

宗近×椎葉の話の最終話です。3巻の終わりがあまりにも気になる終わり方なので、たまらず4巻も読み進めてしまいました。

五堂という、得体の知れない男の懐に飛び込むことになった椎葉が、無の状態で監禁され、心が揺らいでいく様がツラいです。
そんな中、銃を咥えて命を断とうとしたときに、宗近の前でベレッタのモデルガンをしゃぶって見せたことを思い出し、自殺を思いとどまるシーンは胸を打たれました。

精神的に追い詰められながらも、東明を懐柔する椎葉はさすがです。

負傷したまま椎葉を探していた宗近に、椎葉が奪い去られていくシーンも、そのあとの椎葉が裸で一回転しちゃうシーンも好きです。
でもやっぱりふたりが気持ちを通わせるシーン&初夜みたいなセッ……シーンは最高です。ツンな椎葉がデレ始めてもうたまりません!

ふたりが「いつから相手を好きになったか」を検証し合い、イチャつくシーンも好きです。椎葉が可愛すぎますっ!

メインカプのふたりのことばかりではなく、事件のほうも終わりを迎えます。これまた宗近がかっこよく、五堂とのラストシーンでの潔さに、宗近の今まで過ごしてきた過酷な境遇を想ってしまって、じんときました。

メインのふたりは言わずもがな。五堂と東明、宗近と鹿目、宗近と東明、椎葉と篠塚、それぞれの思惑を抱えた男たちの関係性がめちゃくちゃいい! サブキャラもかっこよすぎて惚れました。

エスのすべてに魅了されました。この作品をきっかけにBLというものの存在を知り、それからたくさんのBL小説&漫画を読みましたが、この作品が最も好きです。事あるごとに読み返していますので、もはや聖典(バイブル)です。
BL小説本が聖典だなんて人には言えません。どうしてこんなにエスにばかり惹かれるのか自分でもよく分かりません。とにかく私はこの作品が大好きです。

硬派な世界の男達がかっこいい!

宗近×椎葉の4部作の3作目。起承転結の転にあたる話で、一番話が展開してラストに向かっていく山場です。
すっかり宗近に惹かれてしまった椎葉の、心の内の葛藤が辛いし可哀想だし、めっちゃ切ないー! それを宗近に抱かれたり、優しくされることでさらに苦しくなってもう……。
刑事を辞めて宗近を選びたいとまで想ってるし、ついつい宗近に会いたくなってるし。そんなに好きなのに、迷いや怯えを必死で隠して、姉の仇の為にまだ一連托生のエス関係を続けようとひとり戦う姿がカッコいいし、時に色気あるし、最高ですか!たまりません!
宗近にも抱えていた過去があり、椎葉の姉の事件に関わっていそうな五堂という得体の知れない不気味で狡猾な男の存在もあり、それらの伏線がびっしり張られて、続きが気になって仕方ないです。
相変わらず鹿目は有能で強くて忠誠心の塊だし、東明のバカなイカれ具合も話をすごく面白くするし、主役以外の周りのキャラクターもいいんです。
宗近と椎葉にとって最大の辛い出来事が起きて、耐えてはまたとても辛いことが起きて、その度にお互いを想うがゆえに離れようとするのが切ないし辛い!あー、もうラストの終わり方が、4巻読まないと寝れない終わり方で、そこから徹夜状態でした。
アンダーグラウンドなヤクザや刑事の世界だから話は重いし暗いけれど、その中で矜持を貫く男達の姿は本当にかっこいい!そして何よりすごいのは、超絶かっこいい世界の中の男達がBLしちゃうこと!はぁ、もうダメです。こんな二人がイチャついたり、本気で想い合ったりするのをみて、すっかり心持ってかれました。放心状態、もう「エス」に夢中です。

新参者には嬉しすぎる!

私はDEADLOCKという作品を知ったのが去年なので、この『AGAIN』が、この作者様のファンになって初めての新刊です。過去の特典小冊子などは当然持っておらず、待望の番外編集!
至高でした。本を手に入れてすぐに夢中になって読んでしまいました。あー、これも読みたかった、これも良いわの連続で、あっという間でした。
ディック視点とか、ヨシュア視点とか、こんなふうに思っていたのねとすごく楽しい。本編はユウト視点なのでまた違った角度からお話を楽しめました。
『Happy anniversary』のヘタレディック視点は本当にもう……。ユウト好きすぎてやばい。あと、言葉数が少ない男だからわからなかったけど実はすごく思考しているとわかって愛おしいです。ユウトに「ロブみたい」と言われた後、「ロブはいい奴だぞ」までのグルグル思考しちゃってるの可愛いです。
「駄目だって」と言うユウトを愛撫しつつ、今日はいける。と思ってたりするんだとか、ディックの内面を垣間見るの楽しい!
さらにはこの後のユウトのベッドへの誘い文句! いやー、やられました。ディックと共に私もノックアウトです。
楽しくて何度も読んじゃいます。これは沼れる。

刑事とエス。二人の関係性が切ない!

前巻で、晴れてエス関係になった二人。
今回の二巻では、椎葉は武器庫摘発を狙う永倉の手伝いをすることになります。この物語もうひとつのカップル永倉康介×小鳥遊真生と椎葉の関係がここで生まれます。
導入、宗近と椎葉のエス関係が描かれるのですが、もうここから楽しいんです!艶っぽいふたりの会話と行為。始まってすぐに悶絶しました。本当にこの二人良すぎる!
その後、人の事件なのにワーカホリックな椎葉はすぐに夢中になって事件を追いかけます。宗近にまで、佐上と話をして武器庫の話を聞き出せだの、真生をかくまえだの、頼み事ばかり。
惚れた弱みかエスとしてか、宗近はそれらを不服に思いながらも受け入れてくれます。それを当然の事として享受するように見せかける椎葉。エスとして優位な立場でいなければならないからです。素直に「すまなかった」のひと言すら言えない椎葉の心情がなんとも苦しい!
椎葉も心の矛盾に耐えきれずに宗近のもとへ。宗近の背中に額をつけるシーンがもう堪りません。しかも宗近はそこで優しいキスを返してくる!それに戸惑う椎葉。もうね最高のシーンです!!なんだろこの複雑な二人の関係性!
そして、相変わらず事件に夢中&エス関係を続けることに葛藤している椎葉のせいで二人の関係は少しずつ拗れていってしまいます。
苛々MAXになった宗近に、「飼い主としての責任を果たせ」と言われて、義務感・嫌々抱かれようとする椎葉。そんなお前は抱きたくないと宗近拒否。
事件を解決しながらも、永倉×真生の行末を見てなのか、宗近との関係が怖くなり、椎葉は宗近からどんどん距離を置く。
それを宗近が許すはずもなく、椎葉の家まで車で迎えに来ます。「逃げるな。どうするのかはお前が決めろ」と決断を迫られ、こっ酷くお仕置きされ、その後、武器庫摘発の情報は宗近にとって不利益になるようなものだったと知り、椎葉は反省。覚悟を決める。
改めて宗近に誓いを立てるのでした。


宗近に対して傍若無人な態度の椎葉なのに、それが宗近からしたら可愛くて仕方がないようで、つい言うことを聞いてる様が最高に良い!
「あんな大物をどうやって取り込んだんだ」と永倉をはじめ周囲に驚かれてます。
でも椎葉は本当に強くて可愛くて色っぽい。ふたりの絡みシーンの時の椎葉が、描写も相まってか本当に色っぽいんです!これでは宗近も飼い犬になっちゃいます。

永倉疲れマラのシーン、互いの好きな相手の面影をお互いに重ねてしまうシーンも良かった!宗近には悪いけどもう椎葉を抱いていいよと思ってしまいました。

全編通して椎葉の心情がいつも苦しく切ないです。椎葉はただでさえ色々抱えているものが多いのに、さらに宗近に惹かれているのに本音を言えない辛さまで抱えてしまった。全てに堪えきれず涙する椎葉がなんとも切ない!宗近助けてあげて!と私は心の中で読みながらいつも悲痛。

この二人が本音をぶつけ合う日が来るのか、幸せになれるのか、この巻ではまだわからない。先が気になりすぎて夜中の眠気もふっ飛び、続きに突入!!